ブラック企業かも…面接を受けるべき?

面接に行く会社がブラック企業とネットに載っていました。どうしたらいいでしょう。

面接に行く会社の評判を見ていると、ネットにブラック企業と載っていました。ネット上の評判や口コミについて、どこまで信じていいのかが分かりません。もしブラック企業だったらと思うと、面接に行くのも不安です。こういう時はどうしたらよいのでしょうか?

インターネットでは匿名の書き込みをはじめとする、様々な意見が見つかります。いずれも原因があったにせよ、ネガティブな意見を投稿する人も多いです。ネットの情報を鵜呑みにせず、実際の意見も参考にして面接に臨みましょう。

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ネットにある企業の評判……その真偽は?

ブラック企業かも…面接を受けるべき?

インターネットは匿名の書き込みや意見が散見される場です。
誰でも気軽に書き込めることから、信ぴょう性の低い情報があることも。企業の評判に関する書き込みは退職者や関係者がしている場合も多く、意見が偏ってしまうことがあります。

「職場できちんと評価がしてもらえない」「給与が低い」といったように、待遇などが書き込みをする人の期待を下回っていると、ネガティブな意見に繋がることが多いようです。実際にその通りの会社という可能性もありますが、正社員への待遇に高い期待を持ちすぎてしまった結果、落胆が大きくなったというケースもあるのではないでしょうか。
あなたが面接を受ける企業も、ブラック企業という書き込みがあるということは、誰かの期待に添えなかったのかもしれません。

例えば、以下のような会社についての書き込みや口コミが大量にあるとしましょう。

・従業員数が10,000名規模、設立から30年以上の会社
・従業員数が100名以下、設立から10年以下の会社

1つ目に挙げた規模の大きな会社であれば、設立からの歴史に比例してネットの書き込みが増えている可能性が高いです。よほど書き込みに偏りがなければ、ある程度信頼が置ける情報ではないでしょうか。
2つ目の会社では、書き込む可能性のある退職者や関係者も少なく歴史も浅いです。特定の出来事に対して書き込みがされている可能性が高く、会社に問題がある場合も多いでしょう。
あくまでも例ですが、企業の規模によってネットの書き込みがどの程度信頼できるのか、判断することも可能ではないでしょうか。

聞きたいのは生の声、実際の意見も参考にして面接を!

その企業に勤めている人や、同じ業界で働いている人にも意見を聞いてみましょう。仕事の実情やその人の考えなど、ネットに書き込まれていた内容よりも、身近な人に聞いた情報の方が信頼できます。そのほか、就活イベントなどで聞ける機会があれば、積極的に質問してみましょう。ネットの書き込みを見る際や面接を受ける時の参考にもなります。

上記のようなチャンスがない場合は、就職・転職支援サービスの担当者に聞いてみるのも1つの手です。職業柄、業界に対しての情報収集を常に行っているため、リアルタイムの情報が聞けることでしょう。
また、それらの支援サービスでは、企業の審査を行うため、求職者の不利益になるような求人を扱っていません。支援サービスから紹介された求人は、その時点である程度は安心できるものと考えられます。
紹介された企業などの傾向をもとに、ブラック企業ではない会社がどういったものか知っておくと、フリーターからの就職や今後の転職を考えた際も役立つでしょう。

情報収集はインターネットの書き込みだけに頼らず、人とのやり取りを通して知識を身に付けていくことをおすすめします。

そもそもブラック企業とは?別の視点から見るとメリットがあることも

ブラック企業と呼ばれる会社には、特徴的な要素があります。
「収入が低すぎる」、「勤務時間が長すぎる」、「残業代が出ない」、「仕事内容がつらすぎる」など、その内容は多岐にわたります。複数の要素を含む職場は、働きにくい環境だと言ってよいでしょう。これらの特徴は正社員だけでなく、フリーターとして働く人も感じることがあるため、イメージしやすいのではないでしょうか。

しかし、程度によってはこれらの要素がポジティブにとらえられることもあります。負荷の高い仕事だが実力がつく、勤務時間は長いが給与が高い、収入は低いが仕事が簡単といった具合です。
個人の好みもありますが、自分の条件次第では、ブラック企業と違って社員が成長できる企業だと言えるのではないでしょうか。

ブラック企業だと思っていた会社を違う目線から捉えることで、新しい一面を発見できることも。
あなたがどんな条件の仕事を避けたいか明確にしているのなら、それを指標に就職活動をおこなうことで後悔しない企業選びができるでしょう。
自分に合う企業を見つける力が身につくように正しい知識を蓄えて、今後の面接や就活に活かしましょう。

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