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大学中退からの就職事情と成功のコツ!おすすめの仕事や体験談もご紹介!
更新日
この記事のまとめ
- 2021年度は学生全体の約2割が大学を中退している
- 大学を中退した場合、金銭的な不安から就職を決める人が多い
- 大学中退からの就職は、年齢が若いうちはそれほどハードルが高くない
- 大学中退からの就職活動では、大卒向けの求人への応募が難しい点がデメリット
- 大学中退後の就職先としておすすめの仕事は営業職やSE、公務員など
「大学中退後の就職は厳しい?」「大学中退者におすすめの就職先は?」と、就活に不安を感じる方もいるでしょう。就職市場では若い年代の柔軟性やポテンシャルが評価されやすいため、大学中退の経歴を気にしない企業が多くあります。このコラムでは、大学中退からの就職事情や仕事探しのポイントを解説。また、おすすめの職業や大学中退後に活用できる就職支援機関も紹介しているので、参考にしながら就活をスタートさせましょう。
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大学中退からの就職事情
はじめに、大学中退した方の割合と、どのようなきっかけで就職活動を始めたかをご紹介します。就職を目指すきっかけは人それぞれなので、一つの参考としてご覧ください。
大学中退者の割合【2021年度】
文部科学省が2022年に発表した「学生の修学状況(中退者・休学者)等に関する調査【令和3年度末時点】(令和4年6月3日)」によると、2021年度の4~3月の大学中退者数は5万7,875人でした。学生数に占める大学中退者数の割合は1.95%です。このうち、新型コロナウイルス感染症が流行したことによる影響で中退した人の割合は0.09%でした。
大学中退者の主な就職理由
ハタラクティブの「若者しごと白書2023」によると、フリーターが就職活動・転職活動を始めるきっかけの第1位が、「金銭的な不自由、不安」でした。5位までのランキングは以下のとおりです。
引用:ハタラクティブ「3-4.就職活動・転職活動を始めたきっかけ(23p)」
上記のアンケート結果を見ると、雇用の安定性や、やりがいのある仕事を求めて就職を目指す方も多いことが分かります。また、面接では「就職したいと思ったきっかけは?」といった質問を受ける場合も。回答のコツは、「面接で就職のきっかけを聞かれたら?興味をもった理由の回答例も紹介」のコラムでご紹介しているので、参考にしながらスムーズに説明できるよう準備しておきましょう。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2023
文部科学省
学校に関する状況調査、取組事例等 経済的支援・中退・休学などの状況
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年齢が若い大学中退者の就職のハードルはそれほど高くない
大学中退後の就職活動では、年齢が一つのポイントになります。男性・女性にかかわらず、年齢を重ねるほど応募者にスキルや実績を求める企業は増える傾向に。10代・20代であれば、「物事を柔軟に捉えられる」「成長スピードが早い」「長期的な活躍が見込める」といった点を評価されやすいため、就職のハードルはそれほど高くありません。「学歴不問」や「未経験者歓迎」の求人に注目しながら、年齢が若いうちに就職活動をスタートさせましょう。
新卒扱いしてくれる会社もある
厚生労働省の「卒業後3年以内の既卒者は「新卒枠」での応募受付を!」により、企業に向けて高校卒業後3年以内の大学中退者を「新卒として採用する努力をするように」といった指針を出しています。ただし、大学中退者を新卒扱いするかどうかは企業によって異なるため、新卒向けの求人の中に応募したい企業がある場合は、大学中退者を受け入れているかを直接問い合わせてみましょう。
参照元
厚生労働省
青少年の雇用の促進等に関する法律(若者雇用促進法)について
大学中退から就職活動をするデメリット
大学中退から就職活動をする場合は、「大卒向けの求人に応募するのが難しい」「大学中退の経歴を気にする会社がある」「面接で大学中退理由を説明しづらい」といったデメリットも。以下では、独立行政法人 労働政策研究・研修機構の「大学等中退者の就労と意識に関する研究(105p)」を参考に、大学を中退した方がどのようなときに「就職活動は難しい」と感じるかを解説します。
大卒向けの求人に応募するのが難しい
大学を中退すると、たとえ仕事をこなす能力があったとしても「大卒以上」と記載がある求人へ応募しにくいのが実情です。また、「面接の際に大学中退を理由に採用を断られた」といった大学中退者の声もあります。このことから、大学中退後に就職するのは難しいと感じる方もいるようです。一方、近年では応募者に大学中退という経歴があっても、さほど気にしない企業もあります。求人を見るときは、応募したい企業が何を重視しているかに注目することも重要です。
大学中退の経歴を気にする会社がある
中退の経歴がある場合、「嫌なことがあるとすぐに辞めてしまうのでは?」と懸念し、採用を避ける会社はあります。人材募集や育成にはコストがかかるため、より長期的に働ける人材を確保したいと考えているからです。その半面、大学中退の経歴があったとしても、働く意欲やポテンシャルに期待し採用を決定する企業も多くあります。面接の際は懸念点を払拭するよう、継続力をアピールすることが就職成功へのカギとなるでしょう。大学中退の経歴が面接でどう見られるかや継続力を示すときのコツについては、「求人に応募するとき大学中退の経歴はどう見られる?」で詳しく解説しています。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは大学中退からの就職サポート実績があり、経歴や学歴関係なく応募可能な求人を取り扱っています。興味のある方は、下記のリンクから実際の求人をチェックしてみてください。
面接で大学中退理由を説明しづらい
大学中退後に就職を目指す方のなかには、「面接で中退理由を上手く説明できず、理解を得られなかった」という方もいます。特に、「勉強が嫌になった」「通うのが面倒になった」などネガティブな理由で大学を中退した場合、事実のみを伝えて採用につなげるのは難しいでしょう。
大学中退の経歴はどうすれば好印象に変えられる??
大学中退の経歴を面接で説明するときは、事実を正直に伝えたうえで、反省点や入社意欲などを付け加えるのがポイントです。ポジティブな印象を与える中退理由の伝え方が知りたい、あるいは大学中退からの就活の進め方に不安がある場合は、就職エージェントに相談してみるのがおすすめ。エージェントでは求人紹介だけでなく、面接対策や履歴書の添削などを一貫してサポートしてもらうことが可能です。就職・転職サイトにある情報だけでは、「どんな求人に応募したら良いか分からない」と迷っている場合も、就職エージェントでアドバイスがもらえます。中退理由を面接官に伝えるときのコツは、「大学中退のその後は?選択肢や就職する場合の成功のヒントを解説します!」でもご紹介しているのでチェックしてみてください。
参照元
独立行政法人 労働政策研究・研修機構
調査シリーズNo.138大学等中退者の就労と意識に関する研究
大学中退者が就職活動を成功させる3つのヒント
大学中退後の就職活動では就職の動機を明確にしたり、中退理由を前向きに伝えたりすると採用担当者から高評価を得られる可能性があります。ここでは、大学中退者が就職活動を成功させるヒントを3つ紹介するので、ポイントをしっかり押さえましょう。
1.正社員として就職する動機を明確にする
大学中退後に就活を成功させるには、まず「なぜ就職したいのか」を明確にすることから始めましょう。たとえば、「安定した収入を得るため」や「10年後のキャリアを見据えて」など、就職を目指す動機はさまざまです。正社員になる目的や入社後に成し遂げたいことを一つずつ整理し、それを採用担当者にきちんと伝えられれば、「採用してもすぐ辞めてしまうかも…」という不安を払拭しやすくなります。また、目的を持つと就職活動のモチベーションを維持しやすくなるので、行動を起こす前にじっくり考えてみてください。
2.大学中退理由を前向きに伝える
面接で大学を中退した理由を聞かれたときは、できるだけネガティブな言葉は避け、大学生活および中退によって得たものや、大学中退後に取り組んだことなどをアピールするのが効果的です。たとえば、「学びたい方向性が変化して中退しましたが、現在○○の資格取得に向けて勉強中です。今後は○○のスキルを活かして御社の○○事業に貢献したいです」といった回答なら、前向きな印象を与えられるでしょう。「大学中退理由は嘘でもいい?「経済的理由」のように伝えるべき内容を解説!」では中退理由の回答例を紹介しているので、参考にしながら作成してみてください。
大学中退者の主な中退理由
文部科学省の「令和4年度 学生の修学状況(中退者・休学者)等に関する調査結果」によると、2022年度の4~3月における大学中退者の中退理由は「転学等」が最も多く、次いで「学生生活不適応」「就職・起業等」という結果でした。ほかの中退理由については以下の表をご覧ください。
大学中退理由 | 大学中退者の割合 |
---|---|
転学等 | 17.8% |
学生生活不適応・修学意欲低下 | 16.8% |
就職・起業等 | 14.2% |
経済的困窮 | 13.1% |
学力不振 | 8.0% |
引用:文部科学省「令和4年度 学生の修学状況(中退者・休学者)等に関する調査結果」
なお、2022年度における大学・短期大学の生徒全体に占める中退者の割合は1.94%でした。2021年度は1.79%であったため、比較すると全体的に増加傾向にあるようです。
中退理由別の回答例や履歴書の書き方は、「大学中退の理由ランキング!面接や履歴書での伝え方・書き方も紹介」のコラムで紹介しているので、就活時の面接対策に役立ててください。
参照元
文部科学省
学生の修学状況(中退者・休学者)等に関する調査
3.大学中退後の空白期間をできるだけ短くする
大学中退後、ニートやフリーターをしている場合は、その期間をできるだけ短くすることをおすすめします。大学中退後の空白期間が長いと、面接の際に「就職せず何をしていたのか」「将来をしっかり考えていないのでは」と、ネガティブな印象を持たれる可能性もあるからです。就活をスタートするタイミングに迷っている方は、ハタラクティブの「若者しごと白書2023」に記載されている以下のデータをご参照ください。
いつ頃までに正社員になりたいか
引用:ハタラクティブ「4-2.いつ頃までに正社員になりたいか(36p)」
引用:ハタラクティブ「4-2.いつ頃までに正社員になりたいか(36p)」
高卒フリーターは3~4年以内、大卒フリーターは1年以内に正社員就職を目指す方が多いようです。大学中退の理由は人それぞれなので、一概に「●●年以内に就職しなければならない」とは言い切れません。しかし、すぐに就職先が決まらなかった場合、空白期間が長期化する恐れも。就職時期の目安を決め、計画的に就活を進めることが大切です。
空白期間が就職活動に与える影響については、「フリーターの期間が長いと正社員への就職は難しい?」のコラムで詳しく解説しているのでチェックしてみてください。
募集が活発な時期に就職活動を始めよう
大学を中退した方が中途採用枠で応募する場合は、求人募集が活発に行われる1〜3月ごろを狙うのがおすすめです。この時期は、3月の決算時期を経て、年度初めの4月から働ける人材を求める企業が多く、求人数が増えると考えられます。「転職する時期は何月が良い?おすすめや避けるべきタイミングを解説」でも、求人が増えやすい時期を紹介しているので参考にご覧ください。参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2023
大学中退者と大卒者の就職活動の違い
大学中退者と大卒者では最終学歴や就職内定率、給与などに違いがあります。具体的にどのような違いがあるかは以下でご確認ください。
最終学歴
大学中退者の最終学歴は「高卒」、大卒者の最終学歴は「大卒」です。最終学歴が高卒の場合は、「大卒以上」や「大学新卒者」と記載のある求人に応募することが想定されていません。一方、大卒者はこれらの求人に応募できるのはもちろん、大学在籍中から「卒業見込み」として、新卒枠での就職活動が可能です。多くの企業が新卒一括採用を行っている日本では、大卒者のほうが応募できる企業の数や種類が豊富といえるでしょう。
「大学中退」の履歴書への書き方
大学を中退した場合、履歴書の学歴欄には以下のように記載しましょう。○○年○○月 ○○大学○○学部○○学科 入学
○○年○○月 ○○大学○○学部○○学科 中途退学
大学中退の経歴に不安があっても、「●●大学卒業」と嘘をついてはいけません。事実を隠すことは「経歴詐称」に該当し、内定取り消しや就職後の懲戒解雇につながる恐れがあるからです。大学中退した方が、履歴書や面接で好印象を与えるコツについては、「大学中退を履歴書に書かないとバレる?好印象を与える理由や書き方を解説」で紹介しています。
就職内定率
文部科学省の「統計情報」によると、2023年度の高等学校・大学卒業予定者の就職内定率は、大卒・高卒ともに90.9%でした。年度によって就職内定率は変動しますが、大卒者であっても高卒者であってもあまり大きな差はないようです。「学歴が高いほうが就職内定率が高いとは一概にいえない」と認識しておきましょう。
参照元
文部科学省
令和5年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況(令和4年10月末現在)に関する調査について
令和4年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(2月1日現在)
給与
大学中退者と大卒者では、大卒者のほうが給与が高い傾向にあります。以下は、厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査 学歴別」を参考に作成した学歴・男女別の平均賃金です。
学歴 | 男性の平均賃金 | 女性の平均賃金 | 男女計の平均賃金 |
---|---|---|---|
高卒 | 29万7,500円 | 22万2,900円 | 27万3,800円 |
大卒 | 39万2,100円 | 29万4,000円 | 36万2,800円 |
引用:厚生労働省「第3表 学歴、性、年齢階級別賃金及び対前年増減率」
大学中退者を含む高卒男性と大卒男性では、約10万円の賃金差があります。女性の場合、賃金差は約7万円です。高卒と大卒で平均賃金に差が発生する理由としては、「学歴によって基本給が異なる(社内規定による)」「大卒は、大学で得た知識やスキルを活かしてキャリアを積みやすい」などが考えられます。とはいえ、入社後の努力次第で高卒者が昇給することは十分可能なので、「大学を中退しているから…」と悲観する必要はありません。
参照元
厚生労働省
令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況
大学中退者の就職先におすすめの5つの仕事
大学中退者におすすめの仕事は、営業職や事務職、SE(システムエンジニア)などです。以下でそれぞれの職種について解説するので、大学中退後に何をするか迷っている方はぜひご覧ください。
1.公務員
公務員とは、国や地方公共団体が運営する施設において、非営利目的で働く人のことです。公務員として勤務するには、希望する分野の公務員試験を受験し合格する必要があります。受験資格には、「大卒程度」または「高卒程度」と記載があるものの、これは実際の学歴ではなく「大卒/高卒相応の学力」ということを示しているため、大学を中退した方も条件を満たしていれば受験可能です。ただし、国家公務員は基本的に「30歳まで」、地方公務員は「29~30歳まで」と、年齢制限が設定されていることが多いので、受験する時期には十分注意しましょう。
大学中退者が公務員として就職するには?
公務員就職を目指す場合、筆記試験と面接試験に通過する必要があります。筆記試験対策は、公務員試験に特化した予備校への通学や参考書による独学が一般的です。公務員試験の面接では、「公務員になりたい理由」や「公務員になってどのような仕事がしたいか」を明確に伝えましょう。大学中退後、公務員を目指したい方は「大学中退者が公務員試験を突破するには」もお役立てください。
2.営業職
営業職は顧客となる企業や個人に対し、自社の商品やサービスを提案し契約につなげるのが仕事です。学歴よりもコミュニケーション能力や提案力が重視されやすいため、人と会話することが好きな方におすすめ。就職先によっては売上ノルマが設定されている場合もあるので、忍耐力があり計画性をもって業務に取り組みたい方に向いているでしょう。また、接客のアルバイト経験があれば、営業職の仕事で活かせます。詳しくは「大学中退者の営業職への道!仕事内容や必要なスキルを紹介」のコラムもご参照ください。
正社員
不動産コンサルティング営業
年収 420万円 ~ 672万円
-
未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり
3.事務職
事務職の主な仕事は、書類管理・電話対応・受付などです。学歴不問で応募できる企業も多いので、大学中退後も挑戦しやすいでしょう。基本的なパソコンスキルや「MOS」「秘書検定」といった実用的な資格、事務のアルバイト経験などがあると選考で評価してもらえる可能性があります。事務職で役立つ能力を選考前に身につけたい方は、「大学中退後に事務職の正社員を目指す!向いている人や就職成功のコツを解説」もあわせてご一読ください。
正社員
事務職
年収 302万円 ~ 346万円
-
未経験OK,賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり,土日祝休み
4.SE(システムエンジニア)
SEとは、「要件定義」「設計」「開発」「テスト」「運用・保守」など、システム開発全体に携わる職種です。近年はIT業界の人材不足が課題となっており、経験・学歴不問で求人を出している会社もあります。SEが活躍できる就職先や具体的な業務内容は、「大学中退から目指すSEの仕事」のコラムでご確認ください。
正社員
フィールドエンジニア(設備保守・メンテナンス業務)
年収 330万円 ~ 510万円
-
大手企業,安定的な仕事,未経験OK,学歴不問
5.販売・接客スタッフ
販売・接客スタッフは、来店したお客さまに声をかけたり、商品を販売したりする仕事を指します。学歴よりも人柄やコミュニケーション力が重視されやすいのが特徴。また、特別な資格を必要としない求人が多いので、販売・接客の経験がない人もスタートしやすいでしょう。「大学中退者にオススメの販売・接客業」のコラムでは、販売や接客に向いている人の特徴や就活に有利なスキルをまとめているので、ぜひご覧ください。
大学中退者が目指しやすい業界は?
大学中退からの就職で注目したい業界は、「介護業界」「IT業界」「建設業界」などです。介護業界は、日本の少子高齢化の影響によって慢性的な人手不足の状態にあるため求人が豊富。IT業界は技術の急速な発展および需要の拡大により、業界未経験者を受け入れている企業も増えています。建設業界は、学歴を重視しない会社が比較的多いため、大学中退後に挑戦しやすいでしょう。「大学中退から希望職種の正社員になるには?就職成功のポイントをご紹介」では、希望の職種へ就職するポイントを分かりやすくまとめているので、あわせてチェックしてみてください。大学中退後の就職活動で求人を選ぶ際の3つのポイント
大学中退後に就職先を探すときは、「未経験者歓迎や学歴不問の求人に注目する」「大学時代の得意分野が活かせる就職先を探す」「大会社や有名企業以外にも目を向ける」の3つを意識してみましょう。以下で、それぞれのポイントについて詳しく解説します。
1.未経験者歓迎・学歴不問の求人に注目する
未経験者歓迎・学歴不問の求人は、経験・スキル・学歴よりも人柄やポテンシャルで採用されやすい傾向があります。また、研修や資格取得支援制度を整えている企業もあるので、就職後のスキルアップが期待できるでしょう。「大学中退から就職!未経験歓迎の仕事とは?」のコラムでは、未経験者を受け入れている求人にはどのような特徴があるか紹介しています。
ブラック企業に注意しよう
ブラック企業では違法な長時間労働を課せられたり、残業代が支給されなかったりする恐れがあります。仕事探しをするときは、「同じ職種の他社と比べて給与が高すぎる」「具体的な業務内容が書いていない」など求人内容に不自然な点がないか確認しましょう。ブラック企業の見分け方は、「ブラック企業の特徴とは?入社前に見極める方法と対処法を解説」をチェックしてみてください。2.大学時代の得意分野が活かせる就職先を探す
大学を中退した場合、在学中に学んでいた分野に関連する就職先を選ぶと、その知識やスキルが歓迎されるでしょう。企業は、「学んだことを活かして業務に貢献してくれそう」「即戦力としての活躍が期待できる」と採用のメリットを感じるからです。大学でどのような分野に取り組んだか、何をするのが得意だったかを整理し、応募企業を探してみてください。
応募企業で役立つ資格を取得するのも効果的
大学中退後に仕事で活かせる資格を取得しておくと、就活時の選考で評価してもらえる可能性があります。たとえば、経理職を目指す方は簿記資格、金融系であればFP(ファイナンシャル・プランナー)のように、自分の志望職種に合う資格を選ぶと良いでしょう。ただし、「資格取得=就職成功」とは言い切れません。資格はあくまでもアピールポイントの一つと捉え、取得を目的としないように注意しましょう。資格取得を検討している方は、「大学中退後の就職に役立つおすすめの国家資格」も要チェックです。3.大会社や有名企業以外にも目を向ける
大学を中退した方は大手や有名企業に絞らず、視野を広げて就職活動を行うのがおすすめです。人気が高い企業は選考基準を厳しく設定している場合があるので、ライバルも多くなかなか採用につながらない可能性も。どうしても大会社や有名企業で仕事をしたい方は、ほかの会社へ就職し経験やスキルを身につけてから再度挑戦するのも一つの手です。「大学中退者が求人を選ぶポイントは?就職サイトを使うときのコツを紹介!」のコラムでも、大学中退後の求人の選び方について紹介しているのでご覧ください。
大学中退から就職を目指すときは支援機関を活用しよう
大学中退後の就職活動を1人で進めることに不安がある場合は、ハローワークや就職・転職エージェントを利用するのがおすすめです。以下でそれぞれの特徴を解説するので、自分に合った求人を見つけられるよう上手に活用しましょう。
ハローワーク
ハローワークは国営の就職支援機関です。全国各地にあり、地元企業の求人を多く取り扱っているのが特徴。ハローワークでは、求人検索をはじめ窓口での職業相談や応募書類の添削、模擬面接といった就職支援を無料で受けられます。また、大学中退からあまり年月が経過していない20代の方には、35歳までの若年層を対象とした「わかものハローワーク」もおすすめです。ハローワークの利用方法は、「大学中退からの就職にハローワークは使える?正社員になるための活用法」でご確認ください。より多くの求人の中から仕事探しをしたい場合は、就職・転職サイトと併用するのがおすすめです。
就職エージェント
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大学中退の学歴は就職に不利ですか?
大学中退が就職に不利になるとは言い切れません。近年では、学歴よりも若さや就業意欲といったポテンシャルを評価してもらえる企業も多くあるからです。ただし、なかには中退の経歴を理由に採用を見送る企業もあるので、応募の前に確認することをおすすめします。大学中退者の就職事情については、「大学中退者の就職は不利?」をご参照ください。
大学中退は甘えですか?
大学を中退する理由は人それぞれ異なるため、「中退=甘え」というわけではありません。「学習意識の変化」「人間関係に対する悩み」「家庭の経済状況」など、やむを得ない事情で大学を中退する場合もあるからです。大学中退が就職にどのような影響を及ぼすかは、「大学中退は後悔する?ポジティブな捉え方や就職への影響を紹介」で解説しているのでご覧ください。
大学中退して資格なしです…就職は難しいですか?
資格がなくても就職は可能です。一方で、業務に活かせるスキルや資格があれば、選考で有利になることも十分考えられます。「大学中退者は資格なしでも就職できる?おすすめの資格を紹介」を参考に、どのような資格を取得すれば就職時に評価されやすいか、あるいは自分が持っている資格を活かして働ける仕事は何かを知りましょう。
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