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フリーターが就職しやすい職種とは?おすすめの職業と業界を紹介
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この記事のまとめ
- フリーターが就職しやすい職種は、未経験歓迎の求人も探せる営業職やIT系の技術職など
- フリーターから就職しやすい業界の主な特徴は、「資格・スキル不要」「人材不足」など
- フリーターの方が正社員就職を目指す際は、自分に合った求人選びや就活対策が重要
- 正社員になると雇用が安定するため、フリーターから収入アップを目指しやすくなる
- フリーターの方は、エージェントを利用しながら就活すると就職しやすい可能性がある
「フリーターから就職しやすい職種とは?」と気になる方もいるでしょう。フリーターの方が就職しやすい仕事には、未経験者を歓迎している、人手不足であるといった特徴があります。そのため、これらの特徴に合致する職種を探すのがおすすめです。
このコラムでは、フリーターが就職しやすい傾向がある仕事をまとめました。おすすめの業界やフリーターから正社員へ就職するメリットも紹介します。正社員を目指しているフリーターの方は、ぜひご一読ください。
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フリーターから就職しやすい職種13選
フリーターの方のなかには、「正社員就職を目指したい」という方もいるでしょう。フリーターから正社員就職を目指す場合は、未経験歓迎や学歴不問の求人を中心に探すのがおすすめ。また、バイト経験を具体的なスキルや成果として、就活でアピールすることがポイントです。
ここでは、フリーターから正社員に就職しやすい傾向がある職種をご紹介します。以下の職種はあくまで一例ですが、正社員の仕事を探す際の参考にしてみてください。
1.事務職
フリーターから就職しやすい職種には、事務職が挙げられます。未経験者を歓迎する企業も存在するため、フリーターの方の就職に適しているといえるでしょう。仕事内容は、データ入力や書類作成、電話応対などの業務が中心です。
事務職を目指すなら、パソコンの基本操作やWord、Excelといったソフトの使い方を学ぶことで、就職のチャンスが広がるでしょう。事務職は多くの業種で必要とされるため、求人も豊富です。
事務職に興味がある方は、「未経験から事務職を目指すには?転職成功のコツや志望動機の書き方も解説」のコラムもあわせてご一読ください。
2.営業職
営業職も、フリーターの方が就職しやすい職種です。営業職には、新規開拓営業やルート営業、訪問・テレアポ営業など、さまざまな種類があります。また、営業職は特別な資格や経歴を求められにくい傾向があるようです。営業職として働くことで、基本的なビジネスマナーを身につける機会がある点や、意欲・スキルによって収入アップを目指しやすい点がおすすめといえます。
詳しくは、「営業職とは何をする仕事?業務の内容やメリット・デメリットを解説!」のコラムをご覧ください。
3.接客業
接客業に該当する職種は、主に飲食店のホールスタッフやアパレルショップの販売員、ホテルのフロントなどが挙げられます。接客業は、お客さまのニーズを捉え、希望に答えられるように対応することが大切な仕事です。もしフリーターとして接客業に携わった経験があれば、今まで働いて身につけてきた知識やスキルを発揮しやすいでしょう。
接客業に就職したいフリーターの方は、「接客業とは?どんな職種がある?必要なスキルや志望動機の書き方も解説」のコラムを参考にしてみてください。
4.コールセンター
フリーターの方が就職しやすい職種には、コールセンターもあります。多くの企業が電話対応や顧客サポートのために人材を必要としているため、求人も豊富です。コールセンターの仕事は研修制度が充実しているため、未経験であっても入社後に必要な知識を学べます。
また、仕事を通じてコミュニケーション能力や問題解決能力を身につけられるため、将来的にほかの職種へ転職する際にも役立つでしょう。
5.IT系の技術職
IT系の技術職とは、プログラミング言語を使用してシステムを作ったり、エラーを修正したりする仕事のことを指します。IT業界は急速な需要の高まりによって人手不足が続いており、未経験者も積極的に募集している企業があるようです。未経験者を歓迎する企業であれば、充実した研修制度を設けていることも。これは未経験からチャレンジする人にとってメリットになり得ます。
IT系の技術職では、専門知識やスキルだけでなく、「採用後も新しい技術や知識を学び続ける姿勢があるか」といった点が重視される傾向にあるため、未経験から目指す際は自身の意欲を就活でしっかりとアピールしましょう。
6.ドライバー
ドライバーには、軽貨物ドライバー、長距離ドライバー、ルート配達などが該当します。近年はインターネットショッピングが一般化しており、需要が急激に高まっている仕事の一つです。運転免許があればスキルや経験は問われない求人もあるため、フリーターから正社員になりやすい仕事として挙げられます。
また、ドライバーは荷物を指定の場所に送り届けるのが主な仕事のため、一人で黙々と作業がしたい方におすすめ。作業をコツコツ進めることが得意な場合は検討してみましょう。
7.土木作業員
土木作業員も、フリーターから就職しやすい職種であるといえます。土木作業員とは、道路や橋、河川やダム、用水路・排水路の整備など、土木工事に関わるさまざまな作業を行う人です。体力に自信がある人や運動が好きなフリーターの方は、体を使って仕事をする土木作業員に向いている可能性があるでしょう。
詳しい仕事内容については、「土木作業員とはどんな職業?仕事内容や年収などを徹底解説!」のコラムをご覧ください。
8.施工管理
施工管理は、建設現場での工事の進行や品質、安全、予算などを管理する役割を担う職種です。未経験者を歓迎している企業では、一般的に教育制度が整っているため、最初はサポート業務や補助的な業務から始めて、経験を積みながらスキルを磨くことができます。そのため、未経験者やフリーターの方が就職しやすいと考えられるでしょう。
また、資格取得支援制度がある企業もあり、資格を取得することでキャリアアップがしやすくなるため、将来的に安定した収入を得るチャンスも広がります。
施工管理の仕事内容や年収などは、「施工管理の仕事」もあわせて確認してみてください。
9.工場作業員
フリーターの方が就職しやすい職種として、工場作業員が挙げられます。仕事内容は、主に製造業の現場で製品の組み立てや加工、検査、梱包、倉庫内での運搬などさまざまです。工場作業員の仕事は、特別な資格や高度な専門知識を必要としない場合もあり、未経験者が比較的採用されやすい職種です。簡単な作業から始めていき、慣れるにつれて徐々に仕事の幅を広げていくこともできるでしょう。
工場での仕事については「工場に就職するメリットを紹介!仕事内容と向いている人の特徴も解説」のコラムを参考にしてみてください。
10.警備員
警備員の仕事は、特別な資格や経験がなくても始めやすいのが特徴です。仕事内容は施設の出入り口でのチェックや巡回業務、イベント会場での誘導、トラブルの未然防止、交通整理など、多岐にわたります。勤務はシフト制や夜勤ありの場合も多く、自分のライフスタイルに合わせて働けるでしょう。アルバイトで警備員の仕事の経験があれば、面接でアピールポイントにもなります。
警備員の仕事に興味のある方は、「警備員の仕事」のコラムをご一読ください。
11.清掃員
清掃員の仕事は、オフィスビルや商業施設、病院、ホテル、公共施設など、さまざまな場所で清掃業務を行うことです。特別な資格や経験が求められることは少なく、仕事を通じて身につけられるスキルもあるため、フリーターから就職を検討している方にも適しています。仕事内容は、床の掃除やゴミの処理、トイレや廊下の清掃、ガラス拭きなど。施設ごとに異なる作業もありますが、どの作業も少しずつ慣れていくことで効率良くこなせるようになるでしょう。
清掃員の仕事を詳しく知りたい方は、「清掃の仕事とは?仕事内容・やりがい・年収・将来性を解説!」のコラムもあわせて参考にしてみてください。
12.ビルメンテナンス
ビルメンテナンスは、オフィスビルやマンションなどの建物を安全に維持するための仕事です。仕事内容としては、日常的な清掃業務、空調設備や電気設備の管理、建物の巡回点検、設備の簡単な修理などが挙げられます。未経験者向けに研修制度を整えている企業もあるので、フリーターから正社員になりたい方にとっては、就職しやすい職種といえるでしょう。また、オフィスビルやマンションなどの建物は定期的にメンテナンスが必要になるため一定の需要があり、景気の影響を受けにくいのも魅力です。
ビルメンテナンスの仕事に興味があるフリーターの方は、「ビルメンの仕事内容とは?きついって本当?年収や役立つ資格を解説!」もあわせてご一読ください。
13.ブライダルコーディネーター
ブライダルコーディネーターは、結婚式の企画から運営までを担当する仕事で、新郎新婦の希望を形にする役割を担っています。主な仕事内容は、式の内容やプランを決めるために新郎新婦と打ち合わせを行い、会場の手配や装飾、音楽、料理、衣装など、結婚式に関わるあらゆる要素を調整することです。また、式当日はスタッフと連携して進行管理を行い、トラブルが起きた場合はその対応を迅速に行うことも求められます。気配りや柔軟性、コミュニケーション能力に自信のあるフリーターの方は、就職しやすい職種といえるでしょう。
ブライダル業界の仕事については「ブライダル業界の仕事」のコラムでご紹介しているので、あわせてご覧ください。
フリーターから正社員になるのは難しい?
フリーターから正社員就職を目指すことは可能ですが、今まで正社員として働いた経験がなかったり、フリーターのままある程度年齢を重ねていたりすると、就職が難しくなることも考えられます。そのため、できるだけ年齢が若いうちに就活を開始することが、就職成功のカギといえるでしょう。
フリーターの現状を詳しく把握したい方は、「フリーターの割合は全人口でどれくらい?正社員になるためのコツも紹介」をご覧ください。フリーターが就職しやすい業界3選
フリーターの方が就職しやすい主な仕事や業界としては、「特定の資格やスキルが必要ない」「人手不足の傾向にある」「研修が充実している」の3点が挙げられます。以下で詳しく解説するのでぜひチェックしてみてください。
資格やスキルが問われにくい業界
特定の資格やスキルを必要とされない傾向がある仕事は、フリーターから正社員として就職しやすい可能性があります。資格やスキルを問われにくい主な業界は、以下のとおりです。
- ・飲食業界
- ・小売業界
- ・サービス業界
特に、アルバイトとして働いたことがある場合、経験を評価されることもあるようです。飲食業界や小売業界、サービス業界は、基本的に働きながら接客マナーや業務の基礎を学ぶ機会があるようなので、スキルアップを図るのにも適しているでしょう。
人材不足の業界
人材不足の問題を抱えている業界は、需要に対して働き手が足りておらず、スキルや経験を問わず意欲的に働ける人を求めている傾向があるでしょう。
なかには、未経験で入社して経験を積みながら研修も行うことで、資格取得を目指せる企業もあるようです。人手不足の業界で正社員となれば、長きにわたって活躍できる可能性が高いでしょう。
研修制度がある業界
IT業界や医療業界のように、研修や実務経験を積む機会があり、新たなスキルや経験を身につけながら働ける傾向がある業界もフリーターの方が就職しやすい業界といえます。
特にIT業界は、さまざまな産業にIT技術が採用されており、新しい技術も生まれている状態のようです。需要の高まりに対して人材不足の傾向があるため、研修制度を設けて就職してからエンジニアを育てる企業も。IT業界の人手不足については、「IT業界が人手不足とされる理由とは?」のコラムでもご確認いただけます。
フリーターが就職しにくい仕事の特徴はある?
フリーターの方が就職しにくいのは、専門的なスキルが求められる職種や、新卒採用がメインの企業などです。募集枠が少なかったり、なかなか募集されない仕事を狙って就職するのも、難易度が高いでしょう。また、既卒枠で就職活動を行うフリーターの場合、そもそも既卒者の応募が不可能な求人もあるため、求人検索の際は募集要項をしっかり確認することが大切です。フリーターから正社員へ就職する5つのメリット
フリーターから正社員になることで、雇用が安定するため収入や社会的信頼を得やすくなる可能性があります。また、スキルアップの機会が増えるため、将来の選択肢が広がるのも正社員のメリットといえるでしょう。
1.収入が安定する
正社員へ就職することで収入が安定するのは、フリーターの方にとって大きなメリットです。フリーターとして働いている場合、収入はアルバイトのシフトによって変化します。しかし、正社員になれば月々の給与が一定になるので、生活設計がしやすくなるでしょう。将来の計画を立てたり貯蓄をしやすくなったりするメリットもあり、経済的な不安を軽減できます。
2.将来の不安が減る
フリーターから正社員になって得られるものの一つは、安定です。雇用期間に限りがあるフリーターとは違い、正社員は無期雇用のため、収入だけでなく将来への不安も軽減される可能性があります。さらに、正社員として長期的にキャリアや経験を積むこともできるでしょう。
また、会社の福利厚生や社会保険、退職金などもフリーターの働き方と比べると充実している場合があるようです。「フリーターと正社員の収入の違いはどれくらい?就職のためのコツも解説」のコラムでは、フリーターと正社員の収入差についてまとめているので、参考にしてみてください。
3.社会的な信頼を得やすくなる
フリーターから正社員になることで、社会的な信用も得やすくなるようです。フリーターは雇用が不安定になりがちで継続的な収入があるとは限らないと判断されやすく、賃貸契約や高額ローンにとおらない可能性もあります。
正社員は無期雇用であり、基本的に希望する限り働き続けられるため社会的信用があり、住宅ローンやカーローンなどを組みやすいでしょう。
4.将来の選択肢が広がる
アルバイトの場合はスキルアップの機会が少ない傾向にあるため、フリーターの方が就職を検討する際にスキル不足によって選択肢が狭まることもあるようです。一方、正社員であれば企業も長期雇用を前提としているため、社員の育成に力を入れる可能性があります。仕事に関わる研修はもちろん、自分の興味のある分野について、福利厚生を利用して学ぶ機会を得られる場合もあるでしょう。
また、仕事を経験して実績やスキルを高めれば、正社員として培った経験・スキル・実績・人脈などを活用して転職や独立することも可能です。
5.プレッシャーや焦りから解放される
フリーターの友人・知人が就職したり、家族から就職するように言われたりして、プレッシャーや焦りを感じることもあるでしょう。「ほかの人が就職したのに自分はフリーターのまま…」「早く就職しないと家族からのプレッシャーが…」といったストレスは、フリーターの方によくある悩みといえます。正社員になればプレッシャーや焦りから解放されることも、就職のメリットといえるでしょう。
フリーターから正社員になるデメリットもある
フリーターから正社員へ就職すると、働き方が変わります。フリーターは比較的自由な働き方ができるのに対し、正社員は企業に労働時間を定められているのが一般的です。また、正社員として就職すると、会社の看板を背負って立つ意識を求められやすくなるため、フリーターと比べると責任がより重くなります。それに応じて、ストレスが増えることもあるでしょう。就職したくてもなりたい職業がないフリーターはどうする?
フリーターの方のなかには、「就職したくてもなりたい職業がない…」とお悩みの方もいるでしょう。ここでは、フリーターの方が就職したい仕事を見つけるための方法をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
なりたくない仕事は何か考える
なりたい職業がないフリーターの方は、「なりたくない仕事は何か」を考えることで、就職したい仕事を見つけられる可能性があります。たとえば、体力的に厳しい仕事や、長時間の残業が常態化している職場など、自分にとって嫌だと感じる職業や環境はあるでしょう。自分に合わない条件を排除していくことで、よりミスマッチの少ない仕事を探しやすくなります。
就職先への希望条件を書き出す
なりたい職業が見つからないフリーターの方は、就職先への希望条件を明確にしてみましょう。職場環境や勤務体制、給与や福利厚生など、自分が求める水準を明確にしておくことが重要です。自分の求める条件に合った求人を中心に検索すれば、より満足度の高い職種を見つけられる可能性が高まるでしょう。
なりたい仕事が見つからずにお悩みの方は、「やりたい仕事がない・分からない理由とは?年代別に見つけ方を紹介!」のコラムをご一読ください。
フリーターから就職しやすくなる5つのポイント
ここでは、就職しやすくなるポイントやコツをお伝えします。これから正社員就職を目指すフリーターの方は、ぜひチェックしてみてください。
1.自己分析を徹底的に行う
就職活動を始める前に、まずは自分としっかり向き合いましょう。今までフリーターとして働いてきたなかで「何が得意だったか」「好き・興味がわいたことは何か」などを自己分析し、自分の強みや弱みを把握することが大切です。そのうえで、未経験からも挑戦・就職しやすい業界や職業と照らし合わせ、自分に合う仕事を探しましょう。
フリーターから正社員就職を目指す場合は、「正社員になれない原因とは?フリーターから就職するためのコツを紹介」のコラムもご一読ください。
2.就職したい理由を言語化する
フリーターの方が就活を始めるにあたって、就職したい理由を言語化することも大切といえるでしょう。フリーターから正社員になりたい場合、「なぜ就職したいのか」は面接でよく聞かれる質問だからです。
就職したい理由の例には、「安定した収入が欲しい」「キャリアを築きたい」「社会的信用を得たい」などの理由が考えられます。自分に当てはまる理由を言語化し、企業への志望動機と関連付けられる形にすると、面接官に熱意が伝わりやすくなるでしょう。
3.未経験OKな求人を中心に応募する
フリーターの方で正社員経験なしから就職を目指す場合、未経験OKな求人に積極的に応募しましょう。就活ではフリーター期間を職歴と見なさない企業もあるため、正社員としての勤務歴がないと一定の実績やスキルを求められる求人に応募しても不利になる可能性があります。しかし、「未経験歓迎」「経歴不問」といった条件の求人は、経歴やスキルよりも人柄や仕事に対する意欲が重視される傾向がみられるため、フリーターから挑戦しやすい可能性があるでしょう。
「未経験でもできる仕事は?正社員として就職しやすいおすすめの業界・職種」でも求人の探し方を紹介しているので、参考にしてみてください。
4.自分の強みを活かした履歴書を作成する
選考に向けて、自分の強みを活かした履歴書を作成することも大切です。もし入りたい企業や目指す職種で活かせる強みや経験がある場合は、自己PR欄に記載して積極的にアピールしましょう。就活でフリーター経験は職歴と見なされない場合があると前述しましたが、応募先の仕事に役立つアルバイト経験であれば強みになり得ます。
具体的に履歴書の書き方を知りたい方は、「フリーターの空白期間は転職にどう影響する?アルバイト歴を伝えるコツも!」もご参照ください。
履歴書と職務経歴書の違いは?
履歴書は、応募者の氏名や住所、学歴、職歴、資格といった個人情報をまとめた書類です。応募者の基本的なプロフィールを記載し、企業が経歴を一目で把握できるようにします。
一方、職務経歴書は、これまでの職務経験や業務内容をまとめた書類です。具体的には、各職場での役割や実績、担当したプロジェクト、スキルの習得状況などを記載します。応募者がどのような経験をもち、どのような貢献ができるかを企業にアピールするためのツールといえるでしょう。5.応募企業に合わせて面接対策をする
フリーターの方が就職するには、応募企業に合わせた面接対策も綿密に行いましょう。まずは、企業の求める人物像を理解することが重要です。企業のWebサイトや求人情報を通じて、どのような人材を求めているのかをリサーチし、自分の性格やスキル、経験がどのように合致するかを考えます。
また、面接の際に自分の強みをアピールできる経験や具体的なエピソードがないかも深掘りしてみましょう。正社員としての経験ではなくても、たとえば顧客対応やチームで協力して成功させた業務などは、職種によっては仕事に関連するスキルとしてアピールできます。
フリーターの就職活動に役立つサービス
ここでは、フリーターの方の就職活動に役立つサービスをご紹介します。「1人で就活を行うのが大変…」とお悩みの方は、ぜひ利用を検討してみてください。
就職サイト(求人サイト)
就職サイトでは、就活を行っている人向けに非常に多くの求人を掲載しています。職種や業界も幅広く、サイト内の検索機能を使って自分の希望する条件の仕事を気軽に探せるのがメリットです。パソコンはもちろん、スマホがあればいつでも求人を探せるので、休憩時間や公共交通機関での移動時間といったスキマ時間にも、スムーズに就活を進めることができるでしょう。
業務内容に対する希望は絞り過ぎないようにしよう
求人を検索するときは、業務内容に対する希望はあまり絞り過ぎないようにしましょう。「絶対にこの仕事じゃないとだめだ」と考えると、選択肢が狭まってしまい、ヒットする求人の数が減ってしまいます。「この業務に関連している仕事を探そう」という程度に条件を緩め、探す職種の幅を広げてみましょう。就職エージェント
「就活に不安を感じる」「誰かに就活をサポートしてほしい」とお悩みのフリーターの方は、就職エージェントの利用がおすすめです。就職エージェントとは、求職者の就活をサポートしてくれる民間のサービスのこと。キャリアアドバイザーが求職者の希望やスキルをヒアリングして、一人ひとりに合った求人を提供してくれます。就職エージェントは多種多様な企業や業界の情報を把握しているため、まだやりたい仕事が決まっていない場合もアドバイスをもらえるでしょう。
就職エージェントは、履歴書の書き方や面接対策などのアドバイスを行い、求職者が自分に合った職場を見つける手助けをします。また、企業側にとっても、必要な人材を効率的に見つけることができるため、双方にとってメリットのあるサービスです。さらに、エージェントは業界のトレンドや求人市場の動向についての情報を持っているため、求職者にとって有益なアドバイスを提供することができます。
「フリーターが就職しやすい職種ってなんだろう?」「就活の進め方が分からない…」というフリーターの方は、就職エージェントのハタラクティブをご利用ください。ハタラクティブは若年層のフリーターや既卒、第二新卒の方に向けて、求人紹介や面接対策などのサービスを行っています。「自分にどんな仕事が向いているか知りたい」とお悩みの方も、専任のキャリアアドバイザーが丁寧なカウンセリングを行うため安心です。ハタラクティブのサービスはすべて無料なので、就活を成功させたい方はぜひお気軽にご相談ください。
フリーターが就職しやすい職種に関するQ&A
ここでは、就職したいフリーターの方に向けてよくある質問をまとめました。
フリーターに対する企業の不安要素とは?
企業はフリーターに対して、「すぐに辞めてしまわないか」「正社員の仕事を覚えられるか」といった懸念を抱くことがあります。特に、フリーター歴が長かったり、アルバイトであっても早期退職が多かったりする場合、上記のような不安を抱かれやすいでしょう。
転職回数や早期退職についてお悩みの方は、「短期間で転職を繰り返す理由は?自分に合う会社を見つける方法も解説!」のコラムを参考にしてみてください。
フリーターとはどのような人を指しますか?
厚生労働省の「主な用語の定義」によると、フリーターとは、「15~34歳でアルバイトまたはパートの方」とされています。なお、15〜34歳のなかには学生や主婦は含まれません。また、「フリーアルバイター」が正式名称のようです。
参照元
厚生労働省
主な用語の定義
フリーターからすぐ正社員になれる仕事はありますか?
すぐ正社員になれるかどうかは、企業研究や面接対策をしっかり行っているか、面接で適切なアピールができるかによっても異なります。しかし、単純に職種として比較したときに採用されやすい仕事には、飲食業や小売業、IT系の職種などが挙げられるでしょう。これらの職種は未経験歓迎の求人が多い傾向があり、正社員経験のないフリーターの方も採用されやすいといえます。
フリーター時代に身につけたスキルは就職しても活かせますか?
フリーター時代に身につけたスキルは、就職後にも十分に活かせます。たとえば接客業の経験がある場合、同業種に就職すれば、コミュニケーション能力や顧客対応のスキルを正社員の仕事にも活かせるでしょう。
「自分がフリーターの間に得た経験がどんな仕事に役立つか分からない」という方は、就職エージェントのハタラクティブにご相談ください。プロのキャリアアドバイザーが丁寧なヒアリングを行い、あなたの強みを活かせるお仕事をご紹介します。
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※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。