- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- お役立ち記事TOP
- したい仕事がないフリーターが就職するコツとは?おすすめの職種もご紹介!
したい仕事がないフリーターが就職するコツとは?おすすめの職種もご紹介!
更新日
この記事のまとめ
- したい仕事がないフリーターの就活では、楽しかった経験や得意不得意を考えてみる
- フリーターの方が「仕事がない」と思うのは、就職のハードルを上げ過ぎている場合がある
- やりたいことがないフリーターの方におすすめなのは、雇用や収入の安定が見込まれる仕事
- フリーターから正社員就職を目指すなら、早めに就活を始めるのがおすすめ
- 「したい仕事がない」と悩むフリーターの方は、就職・転職エージェントに相談してみよう
フリーターとして働く方のなかには、「正社員になりたいけど、したい仕事がない」とお悩みの方もいるでしょう。就職のポイントや「やりたいことがない」と思う理由を知ることで、悩みが解消される可能性があります。
このコラムでは、したい仕事がないフリーターの方が正社員を目指すコツを解説。「やりたいことがない」と思う原因やおすすめの仕事もご紹介します。就活の際に使えるサービスもまとめたので、ぜひご一読ください。
自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう
性格でわかる
私の適職診断
したい仕事がないためにフリーターを続ける人もいる
「働きたいのにやりたいと思える仕事がない」「したいことやできる仕事がない」と感じているフリーターの方は少なくありません。以下で、フリーターを含む非正規雇用労働者が、正社員以外の雇用形態を選択した理由を紹介します。
正社員以外の雇用形態で勤務している理由
厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況」によると、学校卒業後の1年間に「正社員以外の労働者として勤務した人」の割合は全体の19.2%でした。これらの人々が正社員以外の労働者として勤務した主な理由の上位5位は、下記の通りです。
順位 | 理由 | 割合 |
---|---|---|
1位 | 元々、正社員を希望していなかった | 19.6% |
2位 | 正社員求人に応募したが採用されなかった | 18.2% |
3位 | 自分の希望する条件に合わなかったので正社員として勤務しなかった | 12.9% |
4位 | 自分の希望する会社で正社員の募集がなかった | 12.3% |
5位 | 資格・技能などを身につけるため勉強したかった | 8.7% |
参照:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況/イ 正社員以外の労働者として勤務した理由(p.17)」
こちらのデータを見てみると、正社員以外で勤務した理由で最も高い割合は「元々、正社員を希望していなかった(19.6%)」でした。一方で、「正社員求人に応募したが採用されなかった(18.2%)」、「自分の希望する条件に合わなかったので正社員として勤務しなかった(12.9%)」などの理由も少なくありません。「就職したいけどできない」「正社員の雇用形態でしたい仕事がない」という事情から、フリーターを続けている方も一定数いることが分かります。
「フリーターの割合は全人口でどれくらい?正社員になるためのコツも紹介」のコラムでは、日本におけるフリーターの割合や就職するためのポイントを解説しているので、こちらもあわせてご覧ください。
新卒時の就職でやりたい仕事に就けた人はいる?
実際にどれくらいの新卒者が希望する仕事に就けたかは、正確には分かりません。働く人のなかには、「新卒時の就職で本当にやりたい仕事に就けなかった」という方もいるでしょう。しかし、はじめは理想の職場でなくても、働いているうちに仕事に面白さを感じて「やりたい仕事」になる可能性もあります。その仕事が自分のしたい仕事かどうかは、実際に働いてみるまで分からない部分もあるでしょう。
参照元
厚生労働省
令和5年若年者雇用実態調査の概況
したい仕事がないフリーターの方が正社員を目指すコツ
「正社員になりたいけれど、やりたい仕事が思い浮かばない…」と悩んでいるフリーターの方は、これまでに楽しいと感じた経験や、自分の得意不得意なことから考えてみるのがおすすめです。以下に正社員を目指すコツについてまとめたので、興味のある仕事を見つける際の参考にしてみてください。
1.これまでに楽しかった経験を考えてみる
自分のやりたい仕事が分からないときは、学生時代やアルバイトの経験を振り返ってみて、楽しかったことや夢中になったことを洗い出してみましょう。
たとえば、飲食店でキッチンスタッフのアルバイト経験があるなら、調理そのものや自分が作った料理でお客さまが喜ぶ姿に楽しさを感じたことがあるかもしれません。このような過去の経験をもとに考えると、仕事を探す際に「料理に関連する仕事を調べてみよう」という選択肢の広がりが期待できます。
2.仕事を通して身につけたいスキルを考える
フリーターから正社員を目指す際に、気になる職種・業界・企業などが思いつかない場合は、「仕事を通してどのようなスキルを身につけたいか」を考えるのも一つの方法です。接客スキルならサービス系の職種、マネジメントスキルなら生産管理職など、身につけたいスキルを明確にすることで、自分のしたい仕事が見つかる可能性もあります。
「スキルに自信がなくて就職できるか不安…」というフリーターの方は、「フリーターでスキルなしでも就職可能?スキルアップの方法も紹介!」のコラムをご一読ください。
3.「向いている仕事」を軸にして選ぶ
フリーターから就職活動するときは、「やりたい仕事は何か?」を考えるのではなく、「向いている仕事」を軸にする方法もおすすめです。「なんとなくやってみたい」という漠然とした意識で仕事に就くと、「思っていた感じと違う」という理由で転職を繰り返してしまう可能性があります。早期離職のリスクを減らすためにも、向いている仕事を軸に考えてみるのも手です。
向いている仕事が分からないときは、家族や友人に自身の性格について聞いたり、過去のアルバイト経験から得意分野を洗い出したりする方法が挙げられます。「『自分に向いてる仕事が分からない…』適職の見つけ方や診断方法をご紹介!」のコラムでは自分に向いている仕事の探し方を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
4.やりたくないことや向いていないことを把握する
仕事でやりたくないことや自分に向いていないことを把握し、職種や業界を絞ったうえで就職先を探す方法もあります。たとえば、「立ち仕事や力仕事は体への負担が大きいから避けたい」と思うのであれば、パソコン作業がメインの事務職を選ぶのも一つの手です。
反対に「オフィスワークが苦手」という方は、パソコンを扱う機会が少ない飲食店や工場での仕事を選択肢に入れてみましょう。これまでの学生生活やアルバイト経験から、苦手なことを洗い出してみてください。
5.仕事内容よりも「どのように働くか」を重視する
フリーターから就職したい仕事が思い浮かばないときは、「どのように働くか」を重視して考えるのも効果的です。就職・転職エージェントのハタラクティブが実施した調査「若者しごと白書2024」をもとに、フリーターの方が仕事で一番大切にしている価値観の上位5位を表にまとめました。
項目 | 総数 | 男性フリーター | 女性フリーター |
---|---|---|---|
プライベートを大切に働けること | 41.3% | 32.4% | 43.7% |
人間関係の良い職場環境で働くこと | 19.7% | 16.7% | 20.5% |
自分らしい生活ができること | 14.8% | 14.8% | 14.8% |
より多くのお金をもらうこと | 7.3% | 11.4% | 6.2% |
人や社会の役に立つこと | 3.8% | 6.2% | ー |
参照:ハタラクティブ「若者しごと白書2024/2-5. 仕事で一番大切にしている価値観」
上記の結果を見ると、全体の約4割のフリーターの方が、働くうえで「プライベートを大切にできるかどうか」を重視しているのが分かります。自分の理想の働き方を考えることは、就職後の充実感ややりがいにつながりやすいというメリットも。「ワーク・ライフ・バランスの充実」「時間を掛けてキャリアアップを目指す」など、自身を客観視して、希望する働き方について整理してみましょう。
希望条件が複数ある場合は優先順位をつける
就職先に求める希望条件が複数ある場合は、譲れないものから優先順位をつけることが重要です。希望条件が多くなるほど、すべてを満たす求人を見つけるのは困難になります。条件の優先度を明確にすることで、「土日休みは譲れないけれど、残業の有無はこだわらない」といった就職の方向性が見えてくるでしょう。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
6.特定の職種や業界にとらわれずに仕事を探す
「したい仕事がない」とお悩みのフリーターの方は、特定の職種や業界にとらわれず視野を広げて仕事を探すことも大切です。仕事探しをする際、業務内容や業界、職種を絞り過ぎてしまい「希望に合う正社員求人がない」と悩む方もいます。
こだわりが強過ぎるあまり、ほかの職種や業界への応募を見送り続けてしまうと、結果的にフリーター期間が長くなる場合も。自分の可能性を広げるためにも、あらゆる職業について情報収集を行い、世の中にある多くの仕事を知ることが重要です。
7.気になる企業のインターンシップに参加する
基本的にインターンシップは学生を対象に行われますが、企業によってはフリーターや既卒者のインターンを募集しているところもあります。気になる企業で実際に働くことで就職後のイメージを掴みやすくなるため、インターンシップを実施している企業があれば募集対象を要確認のうえ、参加してみるのも手です。
詳しくは、「フリーターがインターンに参加するのはあり?参加のメリットとデメリット」のコラムを参考にしてみてください。
8.アルバイトから始めてやりたい仕事を見つける
アルバイトを通してやりたい仕事を見つけるのも、フリーターの方が正社員を目指すコツの一つです。アルバイトは正社員と比べて採用されるハードルが低いため、就職する前に興味がある職種や業種に挑戦しやすいというメリットがあります。なかには、正社員登用制度を採用している企業もあるため、気になる仕事のアルバイト情報はチェックしておくのがおすすめです。
フリーターから正社員就職を目指すコツについては、「フリーターとは?意味やアルバイトとの違いを簡単に解説します!」のコラムもあわせてご一読ください。
失敗を恐れず前向きな気持ちで取り組むことが大事
「したい仕事がない」と思うフリーターの方のなかには、過去の就活や正社員の仕事で失敗した経験がある人もいるでしょう。一度失敗を経験すると、「また同じことになるのではないか」とネガティブな気持ちが働いてしまい、なかなか就職に踏み出せない場合があります。しかし、事前にしっかり企業研究を行ったり選考対策をしたりすれば、自信をもって就活に臨めるほか、入社後のミスマッチを避けられる可能性も。1人で就活を進められるか不安な方は、就職・転職のプロであるエージェントに相談してみましょう。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
フリーターの方が「やりたい仕事がない」と思う6つの理由
ここでは、フリーターの方が「やりたい仕事がない」と思う主な理由をまとめました。自分に当てはまるものがあるかチェックしてみましょう。
フリーターの方が「やりたい仕事がない」と思う理由
- 自己分析ができていない
- 仕事に求める条件が多過ぎる
- 業種や職種に関する情報が不足している
- 仕事探しの視野が狭い
- 就職に対するハードルを上げ過ぎている
- 理想の働き方と現実にギャップを感じている
1.自己分析ができていない
自己分析ができていないフリーターの場合は、「したい仕事がない」と感じやすい可能性があります。自己分析とは、自身の強みや弱み、物事に対する興味・価値観などを深く理解するための作業です。
自己分析が不十分だと、自分がどのようなことに興味・関心があり、どのような強みをもっているかを正確に把握するのが難しくなります。やりたい仕事を探すうえで自己分析は大切なプロセスのため、過去の経験や感情を振り返り、就職活動に活かせるポイントを探してみましょう。
自己分析の方法が分からない方は、「自己分析が大事!『やりたいこと探し』の方法とは」のコラムをご参照ください。
2.仕事に求める条件が多過ぎる
「年収△△万円以上」「残業なし」「各種手当が充実」など、仕事に対する希望条件が多ければ多いほど、仕事探しが難航してしまいます。求める条件を整理しないまま就職活動をすると、結果的に「やりたい仕事がない」状態に陥ってしまうでしょう。
このコラムの「希望条件が複数ある場合は優先順位をつける」でも述べたように、就職先に求める条件が複数ある場合は、譲れないものと妥協できるものに分けて優先順位をつけることが重要です。ただし、妥協し過ぎると入社後にミスマッチが起きる可能性があるので注意しましょう。
3.業種や職種に関する情報が不足している
「どのような業種や職種があるのか」といった情報が不足していることも、フリーターの方が「したい仕事がない」と感じる理由の一つに挙げられます。仕事の情報が不足していたり特定の分野だけに偏っていたりすると、「自分の適職ややりたいことが分からない」という悩みにつながる場合も。あらゆる業種や職種について知れれば、自分の可能性の幅や、活躍できる場を見つけられるチャンスが広がるでしょう。
世の中にどのような仕事があるかについては、「仕事の種類を知って適職を探そう!系統別に職業一覧をご紹介」を参考にしてみてください。
4.仕事探しの視野が狭い
仕事探しの視野が狭いと、やりたい仕事が見つかりにくくなる恐れがあります。たとえば、大手や有名企業ばかりに目を向け過ぎている場合は、中小企業やベンチャー企業の求人を探してみるのも手です。
中小・ベンチャー企業では、入社してすぐに裁量権のある仕事を任せてもらえたり、職務の垣根を越えて幅広い仕事に挑戦できたりする可能性があります。多様な業務を経験するうちに、自分にとって「やりたい仕事」になることもあるでしょう。
5.就職に対するハードルを上げ過ぎている
したい仕事がないフリーターの方のなかには、「スキルがない自分に就職は難しい」「経験がないからできる仕事がない」と思い込み、就職に対するハードルを上げ過ぎている人もいるようです。企業によっては、未経験者歓迎の求人を出していたり、資格取得支援制度を導入していたりするところがあります。働きながら実務経験を積めるほか、社内制度を利用してスキルを身につけられる場合があるので、「フリーターから正社員への就職は難しい」と考え過ぎず積極的にチャレンジしてみましょう。
6.理想の働き方と現実にギャップを感じている
理想を追い求め過ぎて現実とのあいだにギャップを感じると、「したい仕事がない」という悩みにつながりやすくなります。「自由な働き方を選べる」や「好きな仕事だけできる」など、最初から理想通りの仕事を見つけるのは難しいのが実情です。
理想の働き方と現実にギャップを感じる場合は、両者の溝を少しずつ埋めていく取り組みからスタートしてみましょう。はじめは「やりたい」と思えない仕事でも、就職後に達成しやすい目標をいくつか設定し成功体験を積んでいくことで、理想と現実のバランスを整えられる可能性があります。
「したい仕事=向いている仕事」とは限らない
「したい仕事」が、必ずしも自分に向いているとは限らない点も理解しておきましょう。そもそも「したい仕事」とは、得意不得意や向き不向きに関係なく、自分の興味や関心が強い仕事のこと。一方で「向いている仕事」とは、自分がやりたいかどうかよりも、性格や経歴に合っていたり強みを活かせたりする仕事のことです。したい仕事があっても、その業務のなかに自分の苦手な作業や不足している経験などがあれば、「したい仕事に向いている」とは判断しにくいでしょう。「したい仕事」と「向いている仕事」のどちらを選ぶほうが良いかは人それぞれですが、将来的なキャリア形成や現実的な課題など、総合的に考えたうえで判断するのが望ましいといえます。
やりたいことがないフリーターの方におすすめの仕事
この項では、「したい仕事がない」「決め手に欠けて行動を起こせない」とお悩みのフリーターの方におすすめの仕事を紹介します。就職先の選択肢としてどのような仕事があるのか、以下を参考にしてみてください。
雇用や収入の安定が見込まれる仕事
安定が見込まれる仕事とは、主に時代の変化に左右されにくい仕事や、変化に順応していける仕事などを指します。また、「経営状況が安定している」「給与が安定している」といったことも安定した仕事の特徴です。
具体的な業界の例としては、電気・ガス・エネルギーなどのインフラ業界や食品業界などが当てはまるでしょう。これらの業界は今後も高い需要があると考えられるため、「腰を据えて長く働きたい」という安定志向の方におすすめといえます。
手に職をつけられる仕事
手に職をつけられる仕事とは、専門的な知識や技術、経験を用いて従事する職業のこと。一定の知識やスキルが必要なため、「需要はあるものの職務に就ける人材が足りない」といった悩みを抱えている企業もあるようです。専門性が高いぶん、業務に役立つ資格や知識、経験を獲得すれば、就職だけでなく将来転職や独立をする際に強みになりやすいというメリットがあります。
どのような仕事があるかについては、「フリーターから挑戦できる!手に職がつく仕事一覧」のコラムをご参照ください。
「珍しい」といわれる仕事
「幅広い職種や業界から仕事探しをしても、興味をもてるものがない」というフリーターの方は、一般的に募集が少ない「珍しい」といわれる仕事に目を向けてみるのもおすすめです。珍しい仕事には、探偵や遺品整理士、ドローン操縦士、ひよこ鑑別士などが挙げられます。
「珍しい仕事39選!高収入&正社員として働ける職種や求人の探し方も紹介!」では、世の中の珍しい仕事をまとめているので、こちらもぜひご覧ください。
汎用的なスキルを身につけられる仕事
汎用的なスキルを身につけられる仕事とは、特定の職種や業種にとらわれず、多くの場面で活躍が期待できる「ポータブルスキル(持ち運びできるスキル)」を身につけられる仕事のことです。ポータブルスキルには、論理的思考力やコミュニケーション能力、問題解決能力などが挙げられます。
トレーニングでスキルを獲得することも可能ですが、営業職やコンサルタント職、販売・接客業などで働きながら身につけられる場合も。幅広い分野で活躍できる人材を目指すフリーターの方におすすめの仕事といえます。
ポータブルスキルについては「転職に役立つスキル一覧!ポータブルスキルとそのアピール方法も紹介」で詳しく説明しているので、あわせてご確認ください。
成果を出すことでやりがいにつながる可能性もある
売上目標を達成できたり、関わったプロジェクトが成功したりと、成果を出すことで仕事にやりがいを感じられる可能性があります。「自分が本当にやりたい仕事ではない」「なんとなくこの仕事に就いた」という場合も、良い結果を収めれば高評価を受けられるでしょう。経験を重ねることで、自信やモチベーションアップにつながりやすくなるのもメリットです。したい仕事がないフリーターの方に向いているサービス
ここでは、「したい仕事がないけれど正社員を目指したい」とお悩みのフリーターの方に向いているサービスを紹介します。初めての就職活動を丁寧にサポートしてくれるサービスもあるので、ぜひ活用してみてください。
したい仕事がないフリーターの方に向いているサービス
- ハローワーク
- 就職・転職サイト
- 就職・転職エージェント
ハローワーク
ハローワークは、厚生労働省が運営している雇用サービス機関です。求人の紹介や情報検索、就職に関する相談、セミナーへの参加などの就労サポートを受けられます。地域に特化した求人を取り扱っているため、「地元で就職したい」「今住んでいる地域で働きたい」と考えるフリーターの方におすすめです。
ハローワークを利用する際の流れについては、「ハローワークを活用した就職活動とは?応募の流れや注意点を解説」のコラムをご参照ください。
就職・転職サイト
就職・転職サイトとは、人材を募集している企業の情報や求人情報が掲載されているWebサイトのことを指します。気になる求人があれば直接応募できるため、自分のペースを崩すことなく仕事探しや選考対策を行えるのが特徴です。アルバイトを続けながら就職活動を進めたいフリーターの方に向いているでしょう。
「既卒におすすめの就活サイトとは?特徴やエージェントとの併用方法もご紹介」のコラムでは、フリーターを含む既卒向けの転職サイトの特徴を解説しています。あわせて参考にしてみてください。
就職・転職エージェント
就職・転職エージェントとは、求人紹介や選考対策、企業との面接日程の調整、給与交渉など、就職活動を総合的にサポートしてくれるサービスです。
ハタラクティブの「若者しごと白書2024/3-10. 就職活動・転職活動を始めるときの不安度(39p)」によると、「就職/転職の相談、サポートしてくれる人がおらず不安」と回答したフリーターの方の割合は、「非常に不安」「やや不安」を合わせて52.9%と、半数を超える結果でした。「初めての就活でやり方が分からない」「1人で就職を成功させられるか不安」という方は、求人応募から内定獲得まで手厚くフォローしてくれるエージェントの利用を検討してみましょう。
就職・転職エージェントが行っているサービス内容の詳細は、「就職エージェントとは?利用できるサービスやおすすめの活用方法を解説!」のコラムで解説しています。効果的に活用するコツもご紹介しているので、ぜひご一読ください。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
就職したいフリーターの方は早めに行動を起こそう
「正社員就職したい」と考えているフリーターの方は、できるだけ早めに行動を起こしましょう。年齢が若いうちは、スキルや実績よりもポテンシャルや将来性を評価されて内定を獲得できるチャンスがあります。
反対に、年齢を重ねるほど、就職・転職の際は企業から即戦力になる経験を求められるのが現状です。応募先企業の平均年齢が自分の年齢を大きく下回る場合、採用担当者から「職場になじめるか」「仕事に対する伸びしろがあるか」といった懸念を抱かれる恐れもあります。フリーターから正社員を目指すなら、なるべく早めに就職活動を始めることが大切です。
「正社員になりたいけど、就職活動の進め方が分からない」「1人で就職活動を行うことに不安がある」とお悩みのフリーターの方は、就職・転職エージェントのハタラクティブをご利用ください。
ハタラクティブでは、フリーターや既卒、第二新卒などの若年層に特化した就職・転職活動のサポートを行っています。
専任のキャリアアドバイザーが求職者一人ひとりと丁寧に向き合い、希望条件や特性からぴったりの求人を厳選してご紹介。応募書類の書き方のアドバイスや面接対策、企業とのやり取り代行といったサポートも万全です。未経験歓迎や学歴不問の求人も豊富に扱っているため、経歴に自信がない方も安心してご利用いただけます。サービスはすべて無料のため、ぜひお気軽にご相談ください。
したい仕事がないフリーターの方に向けたお悩みQ&A
ここでは、「したい仕事がない」と悩むフリーターの方に向けて、よくある質問とその回答をQ&A形式でまとめています。以下を参考に疑問を解消し、前向きに就活をスタートさせましょう。
フリーターから就職して何をしたいか分かりません…
就職先に迷うときは、「したいこと」ではなく「向いていること」を考えるのも一つの手です。強みを活かせる仕事ならば、周囲から高い評価を得られたり、モチベーションを維持して長期的に働けたりする可能性があります。
詳しくはこのコラムの「『向いている仕事』を軸にして選ぶ」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
フリーター向けの就活のポイントを知りたいです
就職しなかった理由を明確にし、フリーターとして働くなかで得た強みや活かせる経験などをアピールすることがポイントです。説得力のある志望動機を考えたり、面接でよく聞かれる質問への回答を用意したりして、万全の体勢で選考に臨みましょう。
「今から就活を始めるのは難しそう…」とお悩みの方は、「既卒就活の成功ポイント!プロによる面接対策のコツや実際の体験談をご紹介」をご参照ください。
仕事の「適性」とはなんですか?
仕事における適性とは、「業務に活かせる能力があるか」「企業の社風と自分の価値観が合っているか」などを指します。適性がある仕事に就けば、得意分野を活かしてスムーズに仕事ができたり、やりがいを感じられたりといったプラスの要素が期待できるでしょう。
適性についての詳細は、「自分の適性に合う仕事の探し方とは?」のコラムでも解説しています。
「好き」を仕事にできますか?
好きなことや趣味を仕事にすることは可能です。「好き」という気持ちは、仕事のモチベーションや成功につながりやすい側面があります。とはいえ、いざ働いてみると「仕事にするほど好きではなかった」「担当する業務と自分の望むことが違う」といった結果も考えられるため、リスクやデメリットを考慮したうえで検討しましょう。
「好きなことを仕事にするには?辛いって本当?メリットや就職の実現方法」のコラムでも「好き」を仕事にすることについて解説しているので、あわせてご一読ください。
自分に合う仕事の探し方を知りたいです
自分に合う仕事を探すには、これまでの経験で楽しかったことや仕事を通して身につけたいスキルを考えてみて、関連する職種や業界を洗い出してみましょう。「どうしてもやりたいことが思い浮かばない」「したい仕事が分からない」というフリーターの方は、就活のプロに相談するのがおすすめです。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、経験豊富なキャリアアドバイザーによる丁寧なカウンセリングのもと、あなたの適性にぴったりの求人をご紹介します。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。