既卒就活を成功させるには?プロがおすすめする就活のやり方や体験談を紹介

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この記事のまとめ

  • 既卒の就活は歓迎されているため、「難しそう」「不利かも」と諦めなくて良い
  • 既卒就活は「新卒枠に応募可の場合がある」「若手不足の企業で需要が高い」などが特徴
  • 既卒者が内定を獲得するには、自分に合った就活方法や必要な対策をとることが大切
  • 既卒の就活のやり方が分からない場合、ハローワークやエージェントの活用がおすすめ
  • 面接では既卒になった理由を正直に答え、前向きに就活していることをアピールしよう

「既卒の就活は厳しい?」「既卒での就職は無理そう…」と不安な方もいるでしょう。既卒の就活は企業からの需要が伸びている実態もあり、「既卒になったから人生終了なのかも…」と考える必要はありません。このコラムでは、既卒の就活のやり方や体験談をご紹介します。ハタラクティブでは既卒の方の就職サポートの実績が多数!既卒ならではの強みを一緒に探していきましょう。就活を成功させたい方はお気軽にご相談ください。

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既卒の就活は厳しい?既卒は就職・転職市場で歓迎されている!

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既卒の就活は「厳しい?」「新卒と比べると不利なのでは」といったイメージをもつ人もいるでしょう。しかし、若い働き手として既卒に期待を寄せる企業は多いため、既卒での就職は十分に可能です。既卒として就活を進めていくには、自身の立ち位置を理解したうえで、しっかりと対策することが求められます。

既卒を新卒で応募可能とした企業は69%

厚生労働省の「労働経済動向調査(令和4年8月)の概況」によると、新卒採用枠で「既卒の応募が可能だった」企業は69%でした。この結果から、既卒の就活は市場的に歓迎されていることが分かります。新卒採用枠に「既卒者も応募可」としている企業の割合が高い業界は、以下のとおりです。

産業新卒採用枠で「既卒者も応募可」としていた企業の割合
医療・福祉86%
生活関連サービス業・娯楽業84%
金融業・保険業76%
情報通信業74%
宿泊業・飲食サービス業73%

参照:厚生労働省「労働経済動向調査の概況(3)既卒者の応募可否および採用状況(14p)

上記のデータによると、新卒枠に既卒者が応募できる割合の高い業界は、「医療・福祉」でした。
また、医療・福祉業界は「既卒者の採用にいたった」と回答した企業の割合でも47%で2位となっています。なかでも介護職は人手不足の傾向があるため、既卒者のような若い人材のニーズが高いといえるでしょう。
既卒就活の実態は「既卒の就活は厳しい?就職は無理?内定獲得のためにすべきことをご紹介」でも解説しています。

参照元
厚生労働省
労働経済動向調査(令和4年8月)の概況

既卒フリーターの場合も6割以上が正社員に

独立行政法人 労働政策研究・研修機構の「労働政策研究報告書No.213(P.124、図表4-28)」によると、就職しようとした25〜34歳のフリーターのうち、正社員になれた割合は66.6%でした。調査対象者のすべてが既卒とは限りませんが、多くのフリーターが正社員になっていることが分かります。既卒者が正社員を目指すときは、自分の特性や希望に合った働き方を実現できる環境を探し出しましょう。

参照元
独立行政法人 労働政策研究・研修機構
労働政策研究報告書No.213

「既卒=人生終了」は思い込み

厚生労働省の指針により、卒業後3年以内の既卒者を新卒扱いとする企業は増えつつあります。厚生労働省の「労働経済動向調査(令和4年8月)(P.14)」によると、新卒枠で既卒者を応募可能とした事業所は全体の69%でした。そのうち、既卒者が採用されたのは38%という結果になっています。既卒になったからといってネガティブに捉えるのではなく、前向きに正社員就職のチャンスを掴みましょう。

参照元
厚生労働省
青少年の雇用の促進等に関する法律(若者雇用促進法)について 若者雇用促進法に関するリーフレット集
労働経済動向調査(令和4年8月)の概況

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既卒におすすめな就活のやり方

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この項では、既卒者に向いている就活の取り組み方をご紹介いたします。軸に沿った就活を心がけたり、必要とされる選考対策を行ったりすることで、就職成功に一歩近づけるでしょう。

1.既卒の強みを理解する

既卒ならではの強みを把握していれば、就活を効率的に進められます。既卒者の主な強みは以下のとおりです。

・新卒就活を経た学びがある
・卒業後の社会経験(アルバイトやそのほかの取り組み)がある
・企業の希望する入社時期に合わせられる

若い人材の柔軟性や将来性は、既卒のアピール材料になります。「新卒就活での学び」や「卒業後の社会経験」もあわせて伝えれば、個人の意欲や成長性を重視する企業から歓迎されるでしょう。

既卒と第二新卒の違い

「既卒」と「第二新卒」は、学校を卒業後に正社員として働いた経験があるかどうかに違いがあります。既卒は「一度も正社員としての社会人経験がない人」、第二新卒は「一度でも正社員として就職した経験がある人」です。それぞれの定義は、「既卒とは?いつまでを指す?就活のやり方や成功のコツを解説します」で詳しく説明しています。

2.自己分析をして就活の軸を見出す

既卒者が就活の軸を見出すためには、自己分析が欠かせません。自己分析を通じて向き不向きや興味関心といった要素を見出すと、働きたい業界やスキルを活かしやすい職場を掴みやすくなります。自己分析によって就活の軸が定まれば、就職後のミスマッチを防ぐことも可能です。
自己分析のやり方は、「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」をご覧ください。

3.既卒を意欲的に募集している求人を探す

「未経験者歓迎」「未経験OK」「学歴不問」などの求人であれば、経験や学歴に関係なく働けるため、既卒者も歓迎されるでしょう。また、若年層向けの就職・転職サイトや就活エージェント、わかものハローワークなどの就職支援サービスを利用すれば、既卒向けの求人を見つけやすくなります。最近では、求人や就活イベントのスケジュールといった情報をまとめてチェックできる就活アプリもあるので活用するのも手です。

企業探しの手段・利用サービス

ハタラクティブの若者しごと白書2023によると、高卒・大卒フリーターの多くが、企業探しの手段として転職サイトやハローワーク、エージェントを利用しています。

 高卒フリーター大卒フリーター
1位求人・転職サイト(64.9%)求人・転職サイト(70.1%)
2位ハローワーク(19.3%)就職・転職エージェント(8.9%)
3位家族や親戚からの紹介(5.9%)ハローワーク(8%)

引用元:ハタラクティブ「若者しごと白書2023(25p)

なかでも転職エージェントは、アドバイザーがキャリアカウンセリングを実施したうえで、一人ひとりに合った求人を紹介してくれるのが魅力です。就職・転職エージェントのハタラクティブでは、既卒の方におすすめな未経験歓迎の求人を多数ご用意しています。「既卒は就職が難しい?おすすめの仕事と就職を成功させるコツ」も参考に、自分に合ったやり方で既卒向けの求人を見つけましょう。

参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2023

【既卒向け】未経験歓迎の

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4.大手以外の企業にも目を向ける

大手企業は新卒一括採用を取り入れているところが多く、倍率も高い傾向にあります。そのため、大手だけでなく中小企業に目を向けると、就職先の選択肢が広がるでしょう。大手企業ばかりを狙っていると就職のタイミングを逃してしまう可能性もあり得るため、自分の希望条件が叶えられる職場を見つけることが大事です。

5.選考通過につながる書類を作成する

既卒が就活を行うときは、履歴書の準備にも注意が必要です。既卒者の場合は、学校で配布された履歴書の使用を避けるようにしましょう。
アルバイト経験のある方は、履歴書の職歴欄にその経歴を書くのがおすすめです。通常、職歴欄に記載するのは正社員経験からですが、空欄で出すよりも「社会で働いた経験がある」とアピールできるでしょう。履歴書作成のコツは「既卒の履歴書はどれがおすすめ?書き方のポイントや自己PRの例文も紹介!」もご確認ください。

就活を辞めたいと悩んだときの対処法

内定がなかなか得られず「もう就活を辞めたい…」と悩んでいる既卒者は、一度就職活動から離れ、気持ちをリセットするのがおすすめです。休息を取ってリフレッシュすれば、物事の捉え方が変わったり、新たな思いで就職活動と向き合えるようになったりする場合があります。今後について考えたい方は、「就活しない生き方はアリ?大学生が就職以外で選べる進路を紹介」のコラムも参考にしてみてください。

既卒就活における面接対策の3つのポイント

既卒就活における面接対策の3つのポイントの画像

既卒の就活における面接対策のポイントは、「既卒になった理由を明確にする」「応募先企業ごとの志望理由を述べる」「既卒ならではの強みをアピールする」の3つです。以下でまとめた内容を参考に、万全の体勢で面接に臨みましょう。

1.「既卒になった理由」を明確にする

既卒者が面接に挑む際は、自分が「なぜ既卒になったのか」という理由を明確にしましょう。採用担当者が知りたいのは、就活におけるあなたの姿勢や考え方です。企業側は応募者が既卒になった理由を聞くことで、「入社してもすぐに辞めないか」「強い意志で就活に臨んでいるのか」といった要素を確認しています。
面接本番で考えながら発言するとうまく答えられない可能性があるため、回答は事前に考えておくのがコツです。「既卒者の面接でよく聞かれる7つの質問とは?成功させるポイントも紹介」を参考に、面接でよくある質問への回答も用意しておきましょう。

2.「その企業だからこそ」の志望理由を述べる

既卒者が面接で話す志望動機は、「その企業だからこそ働きたい」という熱意が伝わる内容にまとめるのがポイントです。どこにでも通用するような曖昧な志望動機では、「この会社以外でも良いのでは」と思われ、採用担当者に好印象を残せません。相手が納得できるよう、応募先企業と自分のマッチ度の高さをアピールしましょう。

3.実績の代わりに「意欲」を伝える

既卒の就活では、実績の代わりに仕事に対する意欲を伝えることが大切です。厚生労働省の「平成30年若年者雇用実態調査の概況」によると、企業が新規学卒者の正社員採用選考で重視する上位3つは下記のようになりました。

※新規学卒者:学校卒業後3年以内で、新規学卒者採用枠で採用された人(在学中を除く)

 新規学卒者(既卒3年以内)の採用選考で重視されること
1位職業意識/勤労意欲/チャレンジ精神(77.9%)
2位コミュニケーション能力(71.1%)
3位マナー/社会常識(61.0%)

参照:厚生労働省「平成30年若年者雇用実態調査の概況(7p)

既卒者を積極採用している企業では、スキルが重要視されておらず、「仕事に対する姿勢」や「対人能力」をチェックしていることがわかります。就職意欲があることや既卒経験から学んだことを積極的にアピールし、選考通過を目指しましょう。
就職活動のやり方に悩んでいる既卒者は、「既卒1年目の就活は厳しい?就職を成功させるポイントを解説!」も参考にしてみてください。

参照元
厚生労働省
平成30年若年者雇用実態調査の概況

既卒で空白期間がある場合の就活は厳しい?

学校卒業後の空白期間が長引くほど、就活が厳しくなる可能性があるでしょう。長い空白期間があると、企業に「働く意欲に欠けるのでは」「仕事が長続きしないのでは」といった懸念を抱かれやすくなります。企業の懸念を払拭するために、就職しなかった理由や空白期間に取り組んでいたことをしっかりと説明しましょう。既卒で空白期間がある場合の就活のやり方については、「既卒で空白期間があっても就活に影響はないの?面接対応の仕方も解説!」を参考にしてみてください。

 

就活で「既卒になった理由」を答えるコツをプロが解説!

この項では、既卒になった理由を面接で聞かれたときの回答のポイントを、就職・転職エージェント「ハタラクティブ」の就活アドバイザーである今澤 由起(いまざわ ゆき)さんが解説します。

就活で「既卒になった理由」を答えるコツをプロが解説!の画像

<今澤 由起(いまざわ ゆき)>

2014年にレバレジーズへ入社。ハタラクティブの就職エージェントとして、年間700件以上の若者の就職・転職支援を担当。モットーは「求職者一人ひとりに働く楽しさを伝える」こと。一人でも多くの既卒者やフリーターの就職先を見つけるべく、求職者の声にしっかり耳を傾けながらカウンセリングを行っている。

今澤さんは、「ハタラクティブを利用する既卒者のタイプは、大きく6種類に分けられる」と語ります。

【理由1】大手を中心に受けて内定を貰えずに卒業した

新卒の就活で大手の企業ばかりに応募していた場合、就職できないまま既卒になることが多いようです。答え方のポイントは、新卒での就活の問題点を振り返った内容を盛り込むこと。反省点を述べたうえで、「本当にやりたいことが分かった」「キャリアプランが明確になった」などと前向きな内容を伝えると効果的です。

回答例

「新卒時には大手金融業界に絞って就活していましたが、なかなかうまく行かず、現在も既卒として就活を続ける結果となってしまいました。いまとなっては、人気の高い業界にこだわり過ぎた点を反省しております。現在は視野を広げ、アルバイト時代に培ったコミュニケーション能力を活かすべく、営業職としての就職を目指しています。」

【理由2】新卒時に就活に力を入れていなかった

「新卒就活への取り組み方が甘かった」と感じている既卒者は、就職に活かせる自身の行動や努力を伝え、就職活動に積極的な姿勢をアピールする必要があります。アルバイトやサークル活動というように、就活以外に取り組んでいたことがあれば回答に入れ込んでみてください。そうすることで、新卒の就活には情熱を傾けられなかったものの、ほかのことに打ち込む熱意があったとアピールできます。

回答例

「正社員として働く自信がなく、就活には消極的で既卒になってしまいました。現在は卒業と同時に始めた飲食店でのアルバイト経験を活かしたいと考えており、接客業・販売業を中心に就活を行っています。今後は内定がいただけるまで諦めず前向きに行動したいと思います。」

就職への努力は具体的にアピールしよう

既卒の就活では、就職に向けて努力していることを具体的にアピールしましょう。たとえば、「就職活動のイベントに参加している」「スキル不足を補うために資格の勉強をしている」といった内容が効果的です。実際に行動を起こしていることを伝えれば、就職への意欲や努力を評価されやすいでしょう。

【理由3】アルバイトに熱中し過ぎていた

アルバイトに熱中し過ぎていた既卒者は、学生時代に「どのようにアルバイトを頑張ったのか」を、実績を交えて具体的に伝えるのがポイントです。バイト先の規模や1週間の勤務日数、リーダー経験があるなら何人くらいをまとめていたかなど、就活まで手が回らなかった理由を織り交ぜてみましょう。ただ遊んでいて就活しなかったわけではないことを伝える大切な材料になります。

回答例

「大学時代は居酒屋チェーンのアルバイト副店長として週4日働き、約10名のスタッフをまとめていました。奨学金の返済が始まったこともあり、せっかくの新卒採用という機会を棒に振り、既卒になってしまったことは非常に反省しております。現在はアルバイトでの副店長経験で培ったコミュニケーション力や判断力を活かして、企画職に就きたいと考えています。」

仕事で活きる経験は積極的に伝える

応募先企業で活かせそうなアルバイト経験は、既卒の就活で積極的にアピールするのがおすすめです。たとえば、営業職を志望する場合、飲食店のホールや販売職で得た接客スキルは評価される可能性が高いでしょう。志望先の業務と関連する内容を伝えられれば、採用担当者へ好印象を与えられます。

【理由4】単位に追われて就活がままならなかった

大学1〜3年生にかけて遊びやサークル活動などを優先して授業にあまり出ていないと、4年生で多くの単位を取る必要が生じます。それが原因で就活に手が回らず、既卒になる場合もあるでしょう。「なぜ新卒で就職しなかったのか?」と聞かれたときは、何に熱中して大学に通えなかったのか、4年生でどれくらいの頻度で大学に通い就活できなかったのかを、できるだけ明確に伝えることがポイントです。

回答例

「大学3年までサークル活動やアルバイトに熱中して、学業をおろそかにしてしまいました。そのため、4年の就活時期に50単位以上取らなくてはならず、週5日、朝から夕方まで授業に出ていて就活に専念できず既卒になってしまいました。計画性を持たず大学生活を過ごしてしまい反省しております。今後はサークル活動やアルバイトで身につけた経験を少しでも活かしながら、新しいことにも積極的に挑戦し、いち早く御社の事業に貢献できる人材になれるよう尽力してまいります。」

【理由5】家庭の事情で就活を断念した

経済的な問題や家族の介護のように、家庭の事情で学生時代に就活ができず、やむを得ず既卒になったという方もいるでしょう。このような場合、話せる範囲内で自身が置かれている状況を具体的に説明してください。介護や経済的な問題は暮らしに関わる重要なことであり、企業側も理解を示してくれるでしょう。

回答例

「大学4年のときに父が脳梗塞で倒れ、後遺症で半身マヒになりました。妹がまだ中学生で、母は仕事があったため、私が自宅で約1年間父の介護をしていました。トイレの介助から食事の用意、ヘルパーさんの手配まで行っていたなか、就活ができない状態が続き、新卒として就職できませんでした。この度、父が施設に入り自宅で介護する必要がなくなったため、既卒として就活をしています。社会人として後れを取っているため、入社となった際には人一倍努力し、いち早く御社に貢献できるよう、仕事に励みたいと考えています。」

【理由6】夢を追っていて就活しなかった

歌手やスポーツ選手というように、新卒の就活時期に夢を追い、既卒になった人もいるでしょう。「なぜ新卒で就職しなかったのか?」にうまく答えるコツは、夢を諦めた決意を明言することです。企業が確認したいのは、本当にその夢を諦めたのかどうか。内定を出した人材が、入社後「やっぱり夢を諦められません」と辞めてしまったら、会社にとっては大きな痛手になります。そのため、夢に見切りをつけたことを、質問される前に自分から伝える姿勢が必要です。

回答例

「学生時代はプロミュージシャンを目指して音楽活動に熱中していたので、就職は考えていませんでした。しかし卒業後、音楽を仕事にする厳しさを身をもって知りました。今となっては、仕事と趣味を分けて考えられず既卒になったことを後悔しており、もっと早く就活すべきだったと反省しております。音楽活動は今後、趣味として続けていきたいと考えています。これまでの甘えた環境から抜け出し、できるだけ早く御社のシェア拡大に貢献できる人材になれるよう努めてまいります。」

企業に安心感を与える内容を意識しよう

夢を断念した理由は人それぞれですが、「夢を趣味として続けていく」「環境が変わり夢を追う気がなくなった」のように説明すると、企業に安心感を与えやすいでしょう。また、期限付きで夢に取り組んでいた場合は、そのこともあわせて伝えるのがおすすめです。採用担当者に「目標設定ができる人材」と評価してもらえる可能性があります。

既卒就活を成功させた人の体験談

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ここでは、就職・転職エージェントのハタラクティブを利用し、既卒の就活を成功した人の体験談をまとめました。既卒から正社員就職を目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。

【体験談1】Eさん(21歳・短大卒)の場合
「Eさんは納得できる就職がしたいと新卒内定を辞退し、卒業後も就活を続けていました。上京を視野にハタラクティブへ登録したものの、就活の軸は定まっていなかったそうです。最終的にCADオペレーターの仕事に決められたのは、ハタラクティブのアドバイザーが就職への不安を一つひとつ取り除いてくれたからと振り返っています。」

Eさんの体験談の詳細は、「新卒内定を断ったのにやりたいことがない…キャリアを重視した21歳の就職成功談」をご覧ください。

【体験談2】A・Yさん(25歳・大卒)の場合
「大学卒業後は接客のアルバイトをしていたA・Yさん。就活を始めたのは、安定した収入を得たいと思ったのがきっかけでした。何をしていいか分からず、サポートを求めてハタラクティブに登録。アドバイザーから仕事探しや面接対策の支援を受けられたことが、スムーズな就職につながったと語っています。A・Yさんは接客経験が評価され、ホテルのフロントスタッフに内定しました。」

A・Yさんの体験談については、「ほしかった“就活の手助け”を得て、古着屋のバイトから正社員でホテルのフロント係に」をチェックしてみてください。

既卒就活はエージェントの手厚いサポートを受けるのも効果的!

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就職・転職エージェントのハタラクティブでは、既卒や第二新卒をはじめとした20代の方を中心に就職支援を行っています。無料で利用でき、未経験OKの求人も全体の約8割と充実しているのが特徴です。就活アドバイザーがじっくりお話を伺ったうえで、一人ひとりに合った仕事をご紹介しています。

非公開求人を多数取り揃えている

ハタラクティブでは、既卒向けの非公開求人を多数有しています。あなたの希望をヒアリングしたうえで、条件にぴったりの求人をご紹介することが可能です。ここにしかない求人や企業情報をお伝えすることで、ミスマッチを防ぎながら叶えたい働き方を実現できます。

本番を意識した面接対策ができる

就活のプロであるアドバイザーが企業目線で面接対策を行うため、応募先ごとにより良い回答を用意できるのもメリットです。「なぜ新卒で就職しなかったのか?」といった答えにくい質問も、企業の面接傾向に詳しいアドバイザーが一緒になって考えます。本格的に就職活動を始めるのが初めてという方もトータルサポートいたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

既卒の就活に関するお悩みQ&A

ここでは、既卒の就活に関するお悩みをQ&A方式で解消していきます。

既卒の就活はどれくらいの期間がかかりますか?

3ヶ月程度が一般的です。ただし、新卒枠と中途枠とでは、選考スケジュールが異なるため注意しましょう。どちらの場合でも、余裕をもって準備することが大切です。既卒の就活にかかる時間については、「就活の時間配分は?自己分析・企業研究にかかる期間や面接の長さを解説!」を参考にしてみてください。

新卒と既卒はどちらの方が就活に取り組みやすいですか?

既卒よりも新卒の方が就活に有利なのが現状です。とはいえ、若さやポテンシャルを重視している企業なら、既卒の採用も視野に入れている傾向にあります。既卒の就活事情は、「既卒は新卒枠に応募できる?内定獲得につながる強みや注意点をご紹介」で詳しく解説しているので、ぜひご一読ください。

既卒として扱われるのはいつからいつまで?

既卒に決まった年齢制限はありませんが、多くの企業では「学校を卒業して3年以内の人」を既卒として扱うようです。既卒とは、高校や大学・大学院、専門学校などを卒業後、一度も正社員就職していない人のこと。正社員経験のないフリーターやニートも既卒に含まれる場合があります。就活における既卒の扱いについては、「既卒とは?言葉の意味や就活の方法を知って就職を目指そう」をご覧ください。

既卒1年目の就活方法は?

既卒1年目は、ポテンシャルを重視している求人に注目して就活を進めましょう。企業によっては、新卒として応募できる求人を出している場合もあります。新卒枠での応募は年齢が若いほど有利になる可能性があるため、少しでも早く就職活動を始めるのがおすすめです。

既卒2年目の就活の進め方は?

既卒向けの転職サイトやエージェントに登録すると効率的です。「既卒2年目はまだ間に合う!内定を勝ち取る就活の進め方とポイントをご紹介」を参考に、既卒2年目における就職のコツを掴みましょう。就職・転職エージェントのハタラクティブでは、既卒や第二新卒を対象とした就職支援サービスを提供しています。ポテンシャル採用に積極的な求人もご紹介しているので、お気軽にご相談ください。

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