新卒と既卒の違いとは?就職活動に与える影響

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この記事のまとめ

  • 新卒とは、大学や専門学校を卒業する見込みがある学生のこと
  • 既卒とは内定がないまま学校を卒業し、正社員経験がない人のこと
  • 既卒と新卒の違いは、卒業後すぐに正社員として働き始めるかどうか
  • 企業によっては、既卒者が新卒扱いになることもある
  • 既卒が就職を成功させるにはエントリーする企業を増やし、エージェントを利用しよう

新卒と既卒の違いについて知りたい方は多いでしょう。新卒とは、大学や専門学校、高校を卒業後、すぐに企業へ入社する学生を指します。既卒は、内定がないまま学校を卒業し、社会人経験がなかった人が初めて就職をする際に用いられる言葉です。このコラムでは、新卒と既卒の違いを詳しくご紹介。また、既卒者が内定を獲得するための方法も解説しています。既卒でこれから就職活動を始める人は、参考にしてみてください。

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新卒と既卒の違いとは?

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「新卒」とは、主に高校・大学・専門学校などをその年の3月に卒業する見込みのある学生を指します。年齢は22〜23歳が一般的ですが、決まった定義はありません。一方「既卒」とは、内定がないまま卒業し、正社員経験がない人を指します。読み方は「きそつ」です。
詳しい違いは「新卒とは?高卒や専門学校卒も含まれる?就活における意味を解説」をご覧ください。

既卒と第二新卒との違い

「第二新卒」とは、新卒として一度は就職したものの、事情により退職をして3年以内の場合である人を指します。第二新卒にも明確な基準はありません。前職を退職し、改めて転職活動を始める25歳前後を第二新卒と呼ぶことが多いようです。
「既卒」と「第二新卒」との違いは、「既卒と第二新卒の違いは?どちらが有利?定義やメリット・デメリットを解説」でも詳しくご紹介しているので、あわせてご覧ください。第二新卒にはない既卒者のメリットとデメリットについても解説しています。

既卒になると人生終了?

既卒になったからといって今後の人生が終わるわけではありません。正社員として就職していなくても、しばらくはアルバイトで生計を立てられるでしょう。また、家庭の事情や健康面などを理由に、就職を選ばなかった人もいます。既卒から就職に成功した人は多く存在するものの、新卒よりも内定獲得率が低くなってしまうのも事実です。そのため、既卒で正社員への就職を望む場合は早めに行動を始めるようにしましょう。
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既卒が新卒に比べ就職が不利になるといわれる理由

既卒が新卒と比較して就職が不利になるといわれる理由には、卒業後すぐに働かなかったことに対して不安要素を持たれやすいことがあるようです。ここでは、具体的な理由について解説します。

何か問題があるのではと不安を覚えるから

既卒が就職で不利になりやすいといわれる理由として、「新卒で就職していない=何か問題がある」と思われてしまう傾向があるためです。新卒で就職する人が多いこともあり、企業によっては、新卒で就職していない既卒に対してマイナスなイメージも持つ場合も。また、既卒歴が長くなるほど、企業が抱える不安は大きくなる可能性があります。

働く意欲が少ないと思われるから

既卒は新卒に比べ働く意欲が低いと思われることもあり、就職に不利になる場合も。既卒者になった理由は人によってさまざまです。しかし、企業によっては「働きたくないから就職しなかったのでは?」と思うこともあり、「既卒=就業意欲が低い」と判断されてしまう可能性も考えられます。

新卒に比べ既卒の就職が不利になるといわれる理由は、「既卒は就職に不利って本当?その理由と対策まとめ」のコラムでもご紹介しています。既卒が就職するための対策も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

既卒者の不利な点を把握することが大事

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既卒の就職は、企業側の不安をどう払拭するかがポイントとなります。多くの場合、面接で「なぜ在学中に就職しなかったのか」「既卒としての期間はどう過ごしていたのか」という質問をされるので、上手く答えられるよう事前に準備をしておかなければなりません。自己分析をしっかりしたうえで、至らなかった部分を率直に反省し、反省点を克服するためにどのような努力をしてきたかをアピールしましょう。自分の状況を客観的に理解し、既卒の経験を糧にしていることをアピールできれば、「挫折をバネにして成長するポテンシャルを持っている」などのプラスの印象を与える可能性もあります。

既卒が就職を成功させるには、しっかりとポイントを押さえることが大事です。「既卒の就職は無理じゃない!難しいといわれる理由と就活ポイントをチェック」のコラムでは、既卒者が就職を成功させるためのポイントをご紹介。これから就活を始めようと思っている既卒者は、ぜひご覧ください。

既卒者が新卒扱いになる場合もある

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近年では「既卒も新卒として扱うように」という国の働きかけもあり、既卒3年以内なら新卒扱いとして応募を受け付ける企業が増えています。中途採用で多くの企業が求めている人材は、実務経験豊かな即戦力です。既卒のフリーターはその条件のなかで、「中途採用」枠として正社員からの転職組と競わなければならないので、必然的に採用を勝ち取る確率は低くなってしまうことも。しかし、新卒採用に応募できることによって既卒者の就職機会が大きく広がっています。

既卒者が就職活動を成功させる方法は「既卒は就職が難しい?おすすめの仕事と就職を成功させるコツ」のコラムでも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

参照元
厚生労働省
青少年の雇用の促進等に関する法律(若者雇用促進法)について

既卒者が内定を獲得するための5つのコツ

既卒者が内定を獲得するための5つのコツの画像

ここでは、既卒者が内定を獲得するためのコツを5つご紹介します。以下の内容を参考に、就職・転職活動を始めてみましょう。

1.ポジティブな就活を心掛ける

就職活動に対して前向きな気持ちで取り組みましょう。既卒者のなかには、「既卒だから内定獲得は厳しいだろう…」「どうせ受からない」など、後ろ向きな思考をもっている人も少なくありません。マイナスな感情を抱いたまま就活を進めても、面接でうまく返答ができなかったり声が小さくなってしまったりして、採用担当者に不信感を与えてしまう恐れがあります。「既卒」という経歴についてあまり悲観せず、自信をもって就職活動に挑んでください。

2.未経験歓迎や既卒者歓迎の求人に応募する

未経験歓迎や既卒者歓迎の求人に応募するのも方法の一つです。未経験者を対象とした求人は、特別なスキルや経験が必要ない場合が多く、比較的内定を得やすいといえます。既卒者が求人を探す場合には、転職サイトやハローワークなどがメインになるため、その際に求人内容をきちんとチェックし、企業が求めている人材の情報を確認しておくことが大切です。

3.就業する意欲をアピールする

「働きたい」という強い意欲をアピールしましょう。先述したように、企業側が既卒者にもつ懸念点を払拭できないと、採用率も低くなってしまいます。既卒者が内定を得るためには、「就職活動を始めた理由」「キャリアプラン」「仕事に対する思い」などを具体的に伝えることがポイントです。数字を盛り込んで話すと、相手もより想像しやすくなるでしょう。

4.エントリーする企業を増やす

既卒者が内定獲得に近づくには、エントリーする企業を増やしてみましょう。企業に求める条件が多いと、エントリー数も少なくなってしまいます。企業に求める条件に対して優先順位をつけておき、エントリー数を増やすことを意識してみるのがおすすめです。

5.就職・転職エージェントを利用する

既卒者が就職を成功させるには、就職・転職エージェントの活用も一つの手です。エージェントでは、自分の希望に合った求人を紹介してもらうことが可能。面接対策や応募書類の添削といった手厚いサポートを受けられるので、効率良く就職活動を進められます。

「就職活動を始めたいけど何からすれば良いか分からない」「既卒だから自信がない…」とお悩みの方は、ハタラクティブにご相談ください。就職・転職エージェントのハタラクティブでは、既卒や第二新卒、フリーターなどの若年層を中心に就職・転職活動を支援。プロのアドバイザーがヒアリングを行い、求職者の性格や適性に合ったお仕事のみをご紹介します。選考対策から内定後のフォローまでを一貫してサポートするので、初めての就職活動も安心です。サービスの利用はすべて無料。まずはお気軽にご相談ください。

こんなときどうする?既卒に関するお悩みQ&A

ここでは、既卒の方向けのお悩みをまとめました。Q&A方式で分かりやすくお答えしているので、ぜひご参考にしてください。

既卒と新卒の違いとは?

「新卒」とは、主に高校・大学・専門学校などを卒業する見込みのある学生を指す、新規卒業(者)の略語です。年齢は22〜23歳が一般的ですが、決まった定義はありません。一方「既卒」は、内定がないまま卒業し、正社員経験がない人を指します。詳しい違いは「既卒は中途採用を選ぶべき?新卒との違いや就職成功のコツをご紹介!」をご覧ください。

既卒は就職活動に不利ですか?

そうとも限りません。既卒を積極募集する企業も多く、チャンスは十分にあります。既卒は、他社に染まっていない素直さ・柔軟性や若さを評価されます。卒業後にフリーターをしている既卒の方は、ぜひ若いうちに正社員就職を目指しましょう。既卒の就活方法は「既卒の就活方法は?職歴の書き方やおすすめの支援サービスをご紹介!」のコラムを参考にしてみてください。

既卒から大手企業への就職は目指せる?

目指せます。ただし、アプローチ方法で工夫が必要になることがあるでしょう。大手企業への就職を目指す際、新卒の場合はインターンシップ参加が選考につながることもあり、インターンを受ける学生が多いようです。既卒者もインターンに参加できますが、時間的コストを考えると得策とはいえません。そのため、インターンの時間を企業の面接に使いましょう。より多くの企業を受ければ、それだけ採用のチャンスが増えます。

既卒のフリーターが就職するためには?

エージェントの利用がおすすめです。既卒フリーターの就職活動では、長いブランクを「肯定的な評価」につなげるエピソードを伝え、自分の強みをアピールする必要があります。企業にアピールできるエピソードが思い浮かばない方は、エージェントにアドバイスを求めてみましょう。若年層向けの就職エージェントであるハタラクティブでは、専任アドバイザーが全面的な就職サポートを実施。就職に不安を感じている方はお問い合わせください。

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