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未経験でもできる仕事は?正社員就職におすすめの業種と就活のコツを解説
更新日
この記事のまとめ
- 未経験でもできる仕事には「販売・接客業」「介護業界」「運輸業」などがある
- 未経験でもできる仕事では柔軟性や将来性、人柄などを求められる
- 成長業界は増員のため積極的な採用を行うので、未経験でもできる仕事を見つけやすい
- 資格が必要な仕事や経験が重視される仕事は、未経験からチャレンジしにくい
- 未経験から就職するためには自己分析や企業研究、面接対策が重要
「未経験でもできる仕事って?」「未経験から正社員になれる仕事は少ないかも…」と悩んでいる方もいるでしょう。未経験者を歓迎する企業も多くあるので、正社員を目指すことは十分に可能です。このコラムでは、未経験から挑戦しやすい仕事や狙い目の求人の特徴を解説します。また、就活を成功させるためのコツもご紹介。特に20代は未経験の仕事でも採用されやすいので、内容を参考に積極的に行動を起こしましょう。
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未経験から正社員を目指せる仕事って?
未経験からでも就職・転職できる仕事はあります。求人を見るときは、「未経験歓迎」「経験不問」と記載されている業種や職種に注目するのがコツです。未経験の人材を正社員として受け入れている会社は、人材を育成する前提で募集をかけている場合が多いため、採用のハードルが低い傾向に。ただし、「未経験」には3つの分類があります。ここでは、その違いを簡単にご紹介するので、自分がどの「未経験」に該当するかをチェックしましょう。
「未経験」には3つの分類がある
就職・転職サイトに記載されている「未経験」には、明確な定義はないものの「業界未経験」「職種未経験」「完全な未経験」の3つに分類されることがあります。対象となる人材がそれぞれ異なるので、以下で確認していきましょう。
1.業界未経験
「業界未経験」とは、募集している職種で働いた経験はあるものの、その業界は未経験である場合に使用されます。たとえば、食品業界の営業から医療業界の営業へ転職するときは「業界未経験」に該当。就職・転職活動の際は、これまで仕事を通じて身につけた知識やスキルをアピールすると、即戦力としての活躍を期待してもらえるでしょう。
2.職種未経験
「職種未経験」は、同じ業界内で未経験の職種へ転職する場合を指します。たとえば、アパレル業界の事務職として働いていた方が、アパレル業界の人事職へ転職するときは「職種未経験」に該当。業界の役割やニーズなどを理解しているので、その知識と経験を活かした就職・転職活動が可能です。
3.完全な未経験
業種・職種ともに未経験の仕事に就く場合は、「完全な未経験」として就職・転職活動を行います。具体的には、「学習塾の講師からIT業界のエンジニアへの転職を検討している」「新卒のため正社員として働いた経験がない」といった状況を指すでしょう。完全な未経験の場合、入社直後は最低賃金からスタートすることがほとんど。選考の際は、忍耐力やコミュニケーション能力といったポータブルスキルをアピールするのが就職成功のコツです。
なお、就職・転職サイトでは、「業界未経験」「職種未経験」と記載がある場合と、「未経験歓迎」とだけ記載されている場合があります。求人に記載されている「未経験」がどのような意味を持つのか、応募前にしっかりと確認しましょう。何を求められているかを理解したうえで、自分の強みを発揮できる仕事に応募することが、内定を獲得するための近道といえます。未経験の仕事へ挑戦するのに不安がある方は就職・転職エージェントに相談してみるのもおすすめです。
企業が未経験者を募集する3つの理由
企業が未経験者を募集するのは、「人材を確保したい」「他業界での経験を活かしてほしい」「若さを求めている」などの理由があります。以下では、それぞれの詳細についてまとめました。
1.人材を確保したい
一般的には、需要が伸びている業界や、新卒の一括採用で思うように人材確保ができなかった企業などが、未経験者を募集する傾向にあるようです。厚生労働省の「学歴別就職後3年以内離職率の推移」によると、大卒の新卒として就職し3年以内に離職した人の割合は2019年で31.5%でした。3年以内の離職率が30%を超える状況は2010年から続いています。そのため、未経験であっても人材を確保してから、仕事ができるようになるまで長期的に育てたいと考える企業が増えているようです。ただし、離職率が高い企業のなかには、労働環境が悪く人材が定着していない場合も。応募前に企業研究を行い、「なぜ未経験者を募集しているのか?」を調べることも大切です。
参照元
厚生労働省
新規学卒者の離職状況
2.他業界や他業種での経験を求めている
社内で新部署や新規事業を立ち上げる際に、あえて他業界・他業種からの転職希望者を募集する企業もあります。なぜなら、これまで仕事で培った知識と経験を自社で活かして欲しいと考えているためです。特に接客や営業経験がある方は、「お客さまと直接関わる」という点は共通しているので、たとえ業界未経験でも採用される可能性は高いといわれています。就職・転職サイトを見るときは、前職で得たスキルを活かせる他業界の求人にも注目してみてください。
3.ポテンシャルや若さを求めている
体力が必要な業界や後継者不足の会社では、20代~30代の未経験者を募集しているようです。たとえば、運輸業界のドライバー職や建設業界の職人、製造業の技術者などが挙げられます。ポテンシャルを重視する企業では、スキルや経験よりも意欲や素質を評価される傾向にあるでしょう。また、柔軟性や成長性に期待し未経験者を受け入れている企業も多くあります。求人に「やる気/人柄重視」と記載されている場合は、ポテンシャル採用を行っている可能性が高いでしょう。
「人柄重視」の求人では社風とのマッチ度がポイント
企業はミスマッチによる早期離職を避けたいと考えるものです。そのため業界・職種未経験の応募者を受け入れる際、自社の社風や企業理念に合った価値観を持っているかや、ほかの社員との相性をチェックされるでしょう。就職・転職先を選ぶときは、企業のWebサイトでどのような人物が求められているかを確認し、自分に合うか検討することが大切です。
未経験でも挑戦しやすいおすすめの仕事9選
この項では、資格なし・未経験からでも比較的スタートしやすい業種や職種を紹介します。
・販売、接客業
・運輸業
・介護、福祉関連
・美容、ブライダル関連
・営業職
・事務職
・IT関連の技術職
・カスタマーサポート
・工場スタッフ
「未経験でもできる仕事は何がある?」「どのような職種を選べば良いか分からない…」と悩んでいる方は、以下を参考にしてみてください。
1.販売・接客業
販売・接客業は、お客さまに向けて商品やサービスを販売・提供する業種です。具体的には、飲食店や商業施設のスタッフ、アパレルの販売員などが該当します。専門スキルや資格を必要としない場合が多く、未経験からチャレンジしやすい仕事の一つです。また、会社によっては、異業種やアルバイトの接客・販売経験を高く評価してくれる場合もあります。完全な未経験の場合でも、「商品知識や接客スキルは日々の業務で身につければ良い」とされるのが一般的です。自分が好きなブランドや店舗などで働けば、仕事へのモチベーションも維持しやすいでしょう。接客業については、「接客業とは?どんな職種がある?必要なスキルや志望動機の書き方も解説」のコラムで詳しくまとめています。
販売・接客業で求められるスキル
接客が主な仕事なので、言葉遣いや礼儀などのマナーはもちろん、コミュニケーション能力が重視されます。「人と明るく接することができる」「笑顔に自信がある」「初対面の人とも臆せず会話できる」などの特徴は、就職活動において良いアピール材料となるでしょう。
2.運輸業
運輸業は商品の在庫管理・梱包・運送・荷下ろし作業など、扱っている商品がお客さまの手元に届くまでの過程全般に関わる仕事です。昨今のインターネット通販の利用者数増加にともない、運輸業界の需要が高まっています。また、物流拠点の拡大や新サービスの展開のために、業界未経験者を積極的に採用する企業も増えているようです。運輸業については「運輸業界の仕事」で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
運輸業で求められるスキル
運輸業では重い荷物を運んだり、天候に関係なく屋外で作業する仕事もあるため、体力に自信のある人が歓迎されるでしょう。また、急なスケジュール変更もあるので、状況に応じて臨機応変な対応ができる柔軟さも求められます。納期や配送時間を守るため、スピード感を持って正確に処理する能力も重要です。なお、準中型免許やフォークリフトの運転免許があると、活躍の幅を広げられる可能性があります。
3.介護・福祉関連
介護・福祉関連の仕事は少子高齢化による人材不足が顕著なため、採用活動が積極的に行われています。応募時に専門的な技術や資格を必要としない求人も多いので、未経験でもできる仕事としておすすめです。介護・福祉関連でキャリアアップを目指したい方は、資格取得支援制度を導入している職場を選ぶと良いでしょう。介護職の仕事内容や働くメリットについては、「ニートから介護職に挑戦できる?就職方法と業務内容」のコラムで詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
介護・福祉関連の仕事で求められるスキル
常に人と接しながら働く介護の仕事では、周囲に気を配りながら思いやりを持って働ける人が求められます。チームで仕事をすることも多いため、協調性や前向きな姿勢をアピールすると良いでしょう。
4.美容・ブライダル関連
美容業界のなかで未経験から挑戦しやすいのは、エステティシャンや結婚式場スタッフ、化粧品売り場の美容部員などです。実際の業務を通じて専門的な知識を身につける場合が多いので、未経験からでもスタートしやすいでしょう。近年では、女性だけでなく男性も美容に対する意識が高まっているので、性別問わず採用を行う企業が増加しているようです。美容業界に興味がある方は「美容業界の仕事」、ブライダル業界は「ブライダル業界の仕事」のコラムも参考にしてみてください。
美容・ブライダル関連の仕事で求められるスキル
美容・ブライダル関連の仕事に就く場合は、目指す分野に対し高い探究心があることを求められるでしょう。また、お客さまと信頼関係を築くための人柄や、コミュニケーション能力も重視されます。お客さまの話を丁寧に聞きつつ、問題を解決できるような提案力も大切です。
5.営業職
営業職は顧客に商品やサービスを提案し、契約につなげるのが仕事です。人柄やコミュニケーション能力を重視する企業が多いため、新卒や営業未経験でも内定獲得のチャンスがあります。会社の利益拡大のためには営業職の仕事は必要不可欠。そのため、幅広い業種で営業担当者を募集しており、未経験から転職しやすいのも特徴です。なお、営業職は「個人営業か法人営業か」「単独制かチーム制か」などによって、仕事の進め方が異なります。自分の適性に合う営業の種類が何か、「営業の仕事の種類はどんなものがある?」で事前に確認しておきましょう。
営業職に求められるスキル
営業職に求められる資質は、顧客と信頼関係を築くための礼儀やマナー、コミュニケーション力などです。会社によっては、お客さまのニーズに迅速に応えるためのリサーチ力や、マーケティング力が求められることもあるでしょう。また、インセンティブ制や歩合制を導入している会社もあるので、努力次第で収入アップができるのを楽しめる人に向いています。
6.事務職
データ入力や総務などの事務職はルーティーンワークがメインで、未経験からチャレンジしやすい仕事として人気です。事務作業は業界・業種を問わず会社に必要な仕事なので、求人の選択肢が多いのも魅力。30代・40代と年齢を重ねるにつれて、選考時に経験やスキルを求められることが増えるので、未経験から事務職を目指すなら20代~30代前半までに就職・転職するのがおすすめです。事務職に興味がある方は、「未経験から事務職を目指して大丈夫?業務内容と求められるスキルをチェック」もご覧ください。
事務職に求められるスキル
事務職には、コツコツと物事を進めたり正確に作業したりする能力が求められます。資格やスキルを必須とする求人は少ないものの、簿記・MOSなど事務職で活かせる資格や、基本的なパソコンスキルを身につけておくと評価してもらえる可能性があるようです。
7.IT関連の技術職
IT関連の技術職には、プログラマーやシステムエンジニアなどがあります。専門知識やスキルを使って、システムやサービスを生み出すのが仕事です。日々成長を続けるIT業界は人手不足の傾向にあり、未経験歓迎の求人が多いのも特徴。研修制度や資格取得支援制度が充実している会社もあるため、未経験から手に職をつけたい人におすすめです。また、身につけたスキルと人脈を活かし、起業する人もいます。IT関連の職種については「IT企業とは?その意味や含まれる職種を分かりやすく解説!」のコラムで紹介しているので、ぜひご一読ください。
IT関連の職種に求められるスキル
IT業界は技術の進化スピードが速く事業領域の拡大も顕著なので、常に勉強し続ける姿勢、新しいことを吸収する意欲が大切です。実務未経験でも、独学で身につけた技術をポートフォリオとして提出すると、採用担当者に評価してもらえる可能性があります。
8.カスタマーサポート
カスタマーサポートは、商品やサービスに対するお客さまからの問い合わせに電話・メールで対応します。カスタマーサポートセンターを設けている企業・業種は多いため、求人数も比較的豊富です。細かい対応は問い合わせ内容によって異なるものの、基本的となる仕事の流れはマニュアル化されているので、未経験でも挑戦しやすいでしょう。カスタマーサポートを経験すると、敬語の使い方やビジネスマナーが身につくため転職の際も役立ちます。
カスタマーサポートに求められるスキル
カスタマーサポートはお客さまと直接やり取りするため、コミュニケーション能力が重視されます。また、臨機応変かつ冷静に対応できることや、スピード感を持って正確に処理することも重要です。カスタマーサポートについて詳しく知りたい方は「カスタマーサポートとは?仕事内容は?働く魅力や向いている人の特徴も紹介」も参考にしてください。
9.工場スタッフ
一般的に工場スタッフは資格やスキルが必要なく、マニュアルに沿って作業を進められるので、未経験からでも始めやすい仕事といえるでしょう。仕事内容は、商品の製造・組立・検査・梱包・マシンオペレーターなどさまざまです。ほかのスタッフと接する機会が少ない工場もあるので、1人で集中して仕事をしたい方におすすめ。工場スタッフの働き方については、「工場に就職するメリットを紹介!仕事内容と向いている人の特徴も解説」で確認できます。
工場スタッフに求められるスキル
工場では安全や効率が重視されるため、マニュアルに沿った作業を慎重に行う能力が重視されます。集中力や正確性、細かい作業をコツコツと行う能力などが求められるでしょう。また、フォークリフトや危険物取扱者の資格を取得すると、手当がつく会社もあるようです。
未経験者が狙うべき求人3つの特徴
未経験の業界や職業で正社員を目指すときは、「成長が期待できる業界」「専門知識や技術が不要な仕事」「教育制度が整っている企業」などの求人に注目するのがおすすめです。就職・転職を考えている方は、以下を参考にしてみてください。
1.成長が期待できる業界
業界全体が成長している場合、事業拡大や従業員の増員のために採用活動が積極的に行われます。そのため、未経験歓迎の求人も増える傾向にあるようです。また、成長が期待できる業界では「未経験者の新しい視点を事業拡大に活かしたい」「多種多様な経歴を持つ人を集めて、自社の成長につなげたい」と考え、あえて実務未経験者を受け入れている企業も。「人気が高い企業は未経験者にチャンスはないのでは?」と諦めず、どのような人材を求めているかを調べてみましょう。
2.専門知識や技術が不要な仕事
「実務未経験でもできる仕事」を就職・転職サイトで探すときは、応募時の専門知識や技術が不要な職業に注目するのがおすすめです。「未経験でも挑戦しやすいおすすめの仕事9選」でもご紹介したように、営業職や販売・接客業、事務職などが挙げられます。ただし、なかには医薬の専門知識が必要な営業職や、簿記検定3級以上を取得していることを前提とした事務職を募集している場合も。求人を見る際は「未経験歓迎」だけでなく、資格が必要かどうかも確認しましょう。
資格やスキルを身につけてから選考に臨むのも手
業務に活かせる資格を取得してから選考に臨むと、面接時にアピールできる要素が一つ増えるのでおすすめです。資格は独学で学ぶほか、ハローワークの職業訓練に参加する方法もあります。ただし、資格取得までに年月が掛かってしまうと、そのぶん就職・転職が遅くなる恐れも。資格取得までに必要な期間や、難易度が自分に合っているかを事前によく検討しましょう。職業訓練については、「ハローワークの職業訓練を受けるには?具体的な内容や申し込みの流れを解説」のコラムを参考にしてください。
3.教育制度が整っている企業
未経験者向けの研修や教育制度を設けている企業は、これまでの経歴よりも将来性を重視する傾向にあります。また、未経験入社の従業員を、積極的にサポートしようとする社風があるのも特徴。周囲の人の助けを受けつつ、ステップアップが目指せるでしょう。企業によっては、「未経験者は柔軟で伸びしろがある」と評価してもらえる場合もあるようです。
応募する前に教育制度について確認しよう
未経験の仕事に就職・転職するときは、どのような教育体制があるかを応募前に調べるのがポイントです。新入社員の教育方法は職場によって異なります。なかには、直接指導はあまり行われず「先輩の背中を見て学んでほしい」といったやり方の会社も。入社後に、「思ったより研修が少ない」「教育体制がなく仕事を覚えにくい」という事態を避けるためにも、企業説明会や面接で確認しましょう。また、就職・転職エージェントを利用すれば、制度活用の実態も確認できるのでおすすめです。
未経験からチャレンジしにくい仕事の特徴
未経験から挑戦しにくい仕事には、「資格を必要とする仕事」「経験が重視される仕事」が挙げられます。その理由を以下で簡単に解説するので、求人を見る際の参考にしてください。
資格を必要とする仕事
応募の段階で何らかの資格を保持していることを求められる職業は、資格取得に時間が必要になります。そのため、早急に就職・転職先を決めたい方にはおすすめできません。また、正社員就職は年齢が若いほど求人の選択肢が多いのが一般的。勉強をスタートする年齢によっては、取得後に応募可能な求人数が少なくなってしまう可能性もあります。なかには、業務で資格が必要な仕事でも、入社後に資格取得支援制度を利用し取得可能な会社もあるため、求人の内容をよく確認しましょう。
経験が重視される仕事
経験が重視される仕事も、未経験からは挑戦しにくいでしょう。たとえば、音楽業界のプロデューサーや広告業界の企画職のように、複数の部門で経験を積み、業界の知識を得たうえで就く仕事が該当します。このような仕事は未経験からいきなり担当するのは難しいので、まずは業界内のほかの職種で就職を目指しましょう。「キャリアアップとは?成功させるためのポイントなどを詳しく解説!」のコラムでは、キャリアアップの方法やスキルアップとの違いについて解説しているので、ご一読ください。
未経験でもできる仕事に挑戦する際の5つの注意点
未経験の仕事への挑戦は、自分のキャリアの幅を広げるチャンスです。しかし、就活を進めるうえで気をつけなければいけない点もあります。注意すべきポイントを以下で確認しておきましょう。
1.最初から高待遇で採用されることは少ない
実務未経験・正社員未経験でもできる仕事に就く場合、規定内の最低賃金で設定されるのが一般的。なぜなら、従業員の賃金は経験やスキル、実績などをもとに決められることが多いからです。未経験者は将来を期待されての採用となるため、スキルを身につけながら徐々に昇給・昇進を目指します。
未経験者に対し高待遇の企業は危険な可能性もある
極端に賃金が高く設定されていたり、待遇が良すぎたりする企業は、職場環境が悪い恐れがあるので避けるのが無難です。「未経験でも稼げる仕事」は一見すると魅力的に感じてしまいますが、安易に判断せず仕事内容をよく確認しましょう。1人で判断するのに不安を感じる方は、就職・転職エージェントを利用するのがおすすめです。
2.年齢が上がるにつれて就職の難易度は高くなる
一般的に未経験者を受け入れている企業では、長期勤務による成長に期待しているため、若い人材を採用する傾向にあります。内定を獲得するためには、できるだけ早く行動を起こすことが重要です。20代よりも30代、30代よりも40代と年齢を重ねるごとに未経験からの正社員就職はハードルが上がるので、20代のうちに就職・転職活動をスタートすると良いでしょう。
30代・40代から正社員を目指す場合は工夫が必要
30代・40代から未経験の仕事で正社員を目指す場合は、社会経験や人生経験を積極的にアピールするのがポイント。たとえば、マネジメント力や問題解決力などは業種を問わず活かせます。体力に自信のある方は、面接時にアピールするのも良いでしょう。30代からの就活については「30代から目指せる職業を紹介!男女別におすすめの仕事を解説」でも詳しく解説しています。30代・40代を対象とした就職・転職エージェントもあるので、活用するのもおすすめです。
3.労働環境が悪い企業もある
未経験でもできる仕事のなかには、労働環境が悪い企業もあります。特に、「いつ見ても求人が掲載されている」「残業や休日が記載されていない」といった企業には注意が必要です。就職に焦っていると良い条件にばかり目がいってしまいがちですが、同業他社と比較するのを忘れないようにしましょう。「ブラック企業の見極め方は?求人から分かることや面接で注意すべきポイント」ではブラック企業の特徴を紹介しているので、あわせてご確認ください。
4.入社直後はストレスを感じる場合もある
未経験の仕事に就職・転職すると、周りの社員と自分を比較してしまい、落ち込んだりストレスを感じたりすることもあるでしょう。しかし、気持ちが沈んでしまうと、余計に仕事がはかどらなくなる恐れもあります。経験者と自分を比較せず、「今日は●●ができたから、次は△△を覚えよう」と目標を立てて前向きに仕事に取り組んでみてください。
5.未経験歓迎の求人も不採用になることはある
「『未経験歓迎』の求人であれば必ず採用される」とは限りません。面接官に「社風に合わない」「求めている資質とは異なる」と判断されれば、不採用になることもあります。選考に臨む際は自己分析や企業研究をしっかりと行ったうえで入社意欲や、経験がないなかでどのように貢献したいかを述べましょう。
未経験からの就職・転職を成功させる5つのポイント
未経験からの就職を成功させるためには、押さえておくべきポイントが5つあります。以下の内容を確認し、自信を持って就活を進めましょう。
1.自己分析を行い適職を知る
就職・転職活動の際は、志望する職業が未経験かどうかにかかわらず、自己分析を行うことが大切です。自己分析とは、自分の過去の経験や思考から「長所・短所」「得意・不得意」「価値観」などを客観的に分析する作業。自己分析を行うと就活の方向性が定まるので、適職を知るだけでなく志望動機や自己PRを考えるときにも役立ちます。自己分析の方法を知りたい方は「自己分析のやり方が知りたい!ノートを使った簡単でおすすめの方法をご紹介」をご参照ください。
2.応募先企業が求める人物像を理解する
未経験の仕事に就きたい方は、企業研究を十分に行うことが重要です。応募企業のWebサイトや口コミサイトを見たり、会社説明会に参加したりして、どのような人材を求めているかを把握しましょう。また、「業務内容」「会社の雰囲気」「労働条件」などを確認しておけば、就職後のミスマッチを防げます。企業研究の目的や具体的な方法については「企業研究ってどうやるの?基本的なやり方と目的を解説」でも解説しているので参考にしてみてください。応募前に企業の詳しい情報を知りたい場合は、就職・転職エージェントを利用するのも良い方法です。
3.目指す業界や仕事に関する知識をつける
就活対策の一つとして、目指す業界や仕事について勉強しておくことも大切です。業務に早く慣れるためにも、最低限必要な基礎知識は身につけておきましょう。「未経験でもできる仕事だから大丈夫」と何もしないと、面接で意欲がないと見なされる恐れもあります。基礎知識があることをアピールして、教わるのを待つのではなく自分から勉強する姿勢を示しましょう。また、どのような仕事を選ぶとしても、基本的なビジネスマナーやPCスキルなどを勉強しておくと役立ちます。
ビジネスマナーを身につけたい方は、「仕事での立ち振る舞いのマナーとは?就活に活かせるコツをご紹介」や「就活のお礼メールの基本!件名や返信は?ビジネスマナーを身に着けよう」のコラムをお役立てください。
4.20代は若さやポテンシャルをアピールする
20代で未経験の仕事に挑戦する場合は、若さやポテンシャルをアピールしましょう。若い人材の育成に力を入れている企業は、応募者に対し就業意欲や柔軟性、フレッシュさなどを求める傾向にあります。その点をアピールできれば、専門的な知識や資格がなくても評価してもらえる可能性があるでしょう。「ポテンシャル採用とは?何歳まで適用される?重視されるポイントを解説」のコラムでアピールのコツを解説しているので、参考にしてみてください。
5.就職・転職エージェントを活用する
未経験からの就職を成功させたい方には、転職サイトだけでなく就職・転職エージェントの活用もおすすめです。就職・転職エージェントは、「仕事を探している人」と「人材を求めている企業」のマッチングを行います。カウンセリングをもとに、適性に合う求人を紹介してもらえるほか、きめ細かなサポートをしてもらえるのが特徴です。書類添削や面接対策なども行ってもらえるので、就職・転職活動に自信がない方も安心して就活できます。
「未経験でもできる仕事を探したい」「正社員として就職するのがはじめてで不安…」という方は、就職・転職エージェントのハタラクティブをご利用ください。ハタラクティブは、スキルや経歴に自信がない若年層に特化した就職・転職支援サービスです。新卒・第二新卒・フリーターなど経歴に合った求人紹介をはじめ、自己分析の方法や応募企業に合わせた面接対策などもマンツーマンでアドバイスいたします。サービスはすべて無料なので、ぜひお気軽にご相談ください。
未経験でもできる仕事に関するお悩みQ&A
ここでは、未経験の仕事へ就職する際の疑問にQ&A方式で解決していきます。
正社員未経験のフリーターが就職するには?
「未経験歓迎」「ポテンシャル重視」といった求人に注目しましょう。営業職や販売職なら、経験がなくても応募できる求人が多い傾向にあります。仕事探しの際は、就職・転職サイトやハローワーク、就職エージェントの利用がおすすめです。フリーターから正社員就職を目指している方は、「フリーターから就職する方法は?正社員になるメリットとおすすめの職種!」で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
未経験でもできる在宅ワークはある?
あります。基本的なパソコン操作ができれば、音声の文字起こしやデータ入力といった仕事が可能です。ただし、経験を問われない在宅ワークは、賃金が低く設定されている場合があります。収入面を考慮するなら、就職して必要なスキルを身につけてから、在宅ワーク可能な分野へ転職するのも手です。在宅での仕事が気になる方は、「在宅ワークでニート卒業を目指す!おすすめの仕事や失敗しないコツを解説」のコラムをご一読ください。
未経験でもできる仕事は30代になると減る?
20代に比べると減る傾向にあるでしょう。しかし、30代だからといって未経験の仕事に挑戦できないわけではありません。自分の強みや人柄が、企業が求める人材像とマッチすれば採用してもらえるでしょう。「30代から未経験分野に転職するのは厳しい?おすすめの業界と成功のコツ」のコラムで、おすすめの業界や就職・転職時の注意点を解説しているので参考にしてみてください。
未経験者は職務経歴書に何を書けば良い?
応募先企業で活かせる経歴を記載しましょう。正社員未経験の場合は、アルバイトや派遣の経験を記載するのも一つの方法です。資格の勉強やボランティアの経験があれば、習得したスキルをアピールできます。「職歴なしの職務経歴書はどうすれば良い?書き方のコツを紹介」のコラムで基本的な書き方と例文を確認してみましょう。就職・転職エージェントのハタラクティブでは、職歴がない場合のアピール方法や職務経歴書の添削も行っているので、就活に不安のある方はご相談ください。
就活アドバイザーとして培った経験と知識に基づいて一人ひとりに合った就活に関する提案やアドバイスを致します!
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