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就職できる気がしない!不安なときはどうしたら良い?
更新日
この記事のまとめ
- 「就職できる気がしない」と、大学生や既卒者が不安になるのは自然なこと
- 就職できる気がしないと感じても、まず行動に移してみよう
- 就職を成功させるには、周囲のアドバイスを素直に受け入れることが大切
- 就職できる気がしないときは、ハローワークやエージェントの利用も検討してみよう
「就職できる気がしない…」と悩んでいる新卒・既卒の方は多いでしょう。「就職できる気がしない」と不安になるのは、自然な気持ちの変化といえます。就職活動には、事前準備や不採用だった場合の振り返りなど、さまざまなことに時間が掛かるからです。このコラムでは、就職が決まりにくい人の特徴や頼れる就職支援サービスをご紹介しています。不安な気持ちを払拭して就職活動に取り組みたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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就職できる気がしないと感じても大丈夫!
就職活動中は、選考過程のプレッシャーや将来への不安などからストレスを感じやすい時期です。そのため、「就職できる気がしない」「人生終わりかも…」と感じて就職活動に不安を抱くのは、当然のことといえるでしょう。
「不安なのは誰でも同じ」「どこかに就職できるだろう」と思うことで、気持ちが少し楽になる場合もあります。また、先輩や友人に相談すれば、自分だけが不安を抱えているわけではないと知ることができ、ほかの就活生も不安や焦りを感じていると実感できるでしょう。自分の不安も話すことで共感を得られれば、沈んだ気持ちが軽くなり、就活生同士で良い刺激を受けられます。
就職が決まらず悩んでいる方は、「就職が決まらないときの特徴とは?対処法と不安を軽減する方法をご紹介」のコラムもあわせてご覧ください。不安や焦りを軽減する方法が記載されています。
とにかく行動に移してみよう
就職活動では、周りのペースに合わせ過ぎず行動することが大切です。企業に関する情報を集めたり、興味のある業界の企業について調べたりしてみましょう。資格を取得するために勉強することも有意義な行動です。就職活動が後回しになるほど選考対策に割ける時間が減ってしまう場合もあるので、早めに行動に移すことをおすすめします。- 自分でも丁寧に話を聞いてもらえるかな
- 無理な勧誘されないかな
- 最後までお金はかからないのかな
新卒で「就職できる気がしない」と感じる原因
この項では、新卒で「就職できる気がしない」と感じる原因をご紹介します。就職がなかなか決まらない原因を分析し、書類選考対策や面接対策に役立ててみてください。
新卒で「就職できる気がしない」と感じる原因
- 応募書類のマナーが守れていない
- 身だしなみが整っていない
- 面接での回答がありきたりな内容になっている
- 自己PRや志望動機が企業のニーズとずれている
- そもそも就活について理解できていない
- 大企業ばかりを受けている
1.応募書類のマナーが守れていない
応募書類のマナーが守れていない場合、どんなに内容が良かったとしても内定につながらない可能性があります。これは、新卒に限った話ではありません。
履歴書はPCを使って作成すれば手間が掛からないので、自宅にPCがある場合は使用をおすすめします。誤字があってもすぐに修正できますし、企業に合わせて自己PR欄を書き直せば良いので時間が短縮できるでしょう。
なお、企業によっては手書きでの提出を求められるケースがあります。字が乱雑だと読みにくいので、なるべく丁寧に書くことを心掛けましょう。修正液や修正テープを使うのはマナー違反です。書き損じてしまった場合は、新しい履歴書に書き直してください。
履歴書の修正方法に関しては、「履歴書に訂正印は使用して良い?修正する際のポイントや注意点を解説」で詳しく説明しています。
2.身だしなみが整っていない
身だしなみが整っていないことが原因で、内定が遠のいている可能性もあるでしょう。
履歴書の証明写真や面接では、身だしなみもチェックされています。髪が乱れている、髭が伸びている、スーツにシワがある、靴が汚いといった状態で面接に臨むと、だらしないと思われてしまうことも。身だしなみは清潔に保ち、時間を守って面接に向かうのが最低限のマナーです。
3.面接での回答がありきたりな内容になっている
面接での回答がありきたりな内容の場合、採用担当者の印象に残りづらくなってしまいます。「私の長所は協調性が優れていることです」「学生時代は接客のアルバイトをがんばりました」といったオリジナル性が乏しい内容だと、自分の強みが伝わりません。面接での回答は、できるだけ具体的に、自分の言葉で表現することがポイントです。
4.自己PRや志望動機が企業のニーズとずれている
自己PRや志望動機が企業のニーズとずれていることが原因で就職が決まりにくくなっている可能性もあります。
採用担当者が知りたいのは、仕事に対する理解や適性です。そのため、志望動機を聞かれた際は、企業の良いところを答えるよりも、「入社してから取り組む仕事についての理解」や「自分がどれだけその仕事とマッチしているのか」をアピールすることが重要になります。
志望動機や自己PRは、自分の活躍する姿をイメージしながらアピールするのがポイントです。企業のニーズを無視した独りよがりなアピールにならないように気をつけましょう。
自己PRの作成方法を知りたい方は、「履歴書の自己PR欄はどう書く?新卒向けに書き方を例文付きで解説します!」のコラムを参考にしてみてください。
5.そもそも就活について理解できていない
就職活動をしている人のなかには、「企業がなぜ採用活動を行うのか」という意図を理解できていない方もいるでしょう。
就職活動に臨む際は、書類選考や筆記テスト、面接などを行う意図をきちんと理解することが大切。企業がさまざまな採用試験を実施するのは、会社にとってメリットがある人材かどうか見極めるためです。つまり、面接では「会社にどのようなメリットをもたらせるか」をアピールしなければなりません。
6.大企業ばかりを受けている
大企業ばかりを狙って応募していると、就職が決まりにくいこともあります。大手企業や有名企業は人気が高く就活生の応募が殺到し、競争が激しいからです。中小企業のなかにも優良企業は数多くあります。大手企業に捕らわれず、自分に合った就職先を見つけることが大切です。
競争率が低めな優良企業を探したい方は、「隠れ優良企業の見つけ方とは?特徴や内定をもらうコツをご紹介」もあわせてご一読ください。
既卒で「就職できる気がしない」と感じる原因
ここでは、既卒で「就職できる気がしない」と感じる原因をご紹介します。既卒の場合、採用担当者は新卒と違った視点で評価することもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
「なぜ既卒になったのか」の振り返りができていない
既卒の方は「なぜ既卒になったのか」を振り返り、それを採用担当者に説明できるようにすることが大切です。
面接では、「なぜ新卒で就職しなかったのか」「就職していなかった期間をどのように過ごしていたか」などの質問をされる可能性があります。自分を良く見せようと嘘をつくと、深掘りされた際に答えられなくなってしまうので、素直に事実を答えましょう。既卒になった理由を話し、今後の成長意欲を示した方が就職できる可能性は上がります。
周囲のアドバイスを受け入れない
周囲のアドバイスを受け入れないことで、就職活動が難航している可能性があります。
既卒者のなかには、過去に就職活動を経験しているという理由から、新しい情報を仕入れず就活方法を変えない場合も。偏った考え方や思い込みに捉われ過ぎると、周囲のアドバイスをなかなか受け入れられず、不採用が続いてしまう場合もあるでしょう。過去の経験や情報に固執すると、なかなか良い結果は得られません。
「自分の価値観に合わないことを言われると受け入れにくい」ということも考えられます。しかし、アドバイスを聞き流してしまうと自分の可能性を狭めてしまうことも。考え方を無理に変える必要はないので、参考程度という気持ちで周囲の意見にも耳を傾けてみましょう。
就職が難しく悩んでいる既卒者の方は、「既卒は就職できない?原因と内定獲得のための6つのポイント」のコラムも参考にしてみてください。
新卒枠に応募する場合は難易度が上がる
厚生労働省から「卒業後3年以内の既卒者は、『新卒枠』での応募受付を!」が通達されたことによって、学校を卒業後3年以内の既卒者を、新卒枠で受け入れる企業もあります。ただし、新卒採用枠で就職活動をする場合、新卒者がライバルです。新卒も既卒も社会人経験がない、という点は同じですが、年齢が若いという理由で新卒就活生が有利になる場合もあるでしょう。また、中途採用枠で就職活動をする場合は、社会人経験があるという理由で第二新卒が有利になることが考えられます。
既卒の方が就活をする際は、社会人経験がないという点をカバーできるだけの成長性を示すことが重要です。専門的な知識を身につけるなどの努力を行っていれば、それがアピールポイントになるでしょう。
参照元
厚生労働省
青少年の雇用の促進等に関する法律(若者雇用促進法)について
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
就職できる気がしないときの対処法
就職できる気がしない…と自信をなくしているときは、1人で悩まず、ハローワークや就職エージェントに頼ってみるのがおすすめです。就職するか迷っている段階でも利用できるため、「とりあえず話だけ聞きたい」といった要望にも寄り添ってくれます。
ハローワークで相談する
ハローワークでは、面接対策や応募書類作成のサポートが受けられます。また、求職申込みをすれば、誰でも無料で求人検索が可能です。
ハローワークに訪れたら、総合窓口で初めての旨を伝えましょう。求職申込みが完了すると、ハローワークカードを発行してもらえます。ハローワークカードは窓口相談の際に職員に渡すものなので、毎回持参しましょう。
「ハローワークとはどんなところ?サービス内容と利用の流れを解説!」では、ハローワークの利用の流れや服装・準備するものについて解説しています。興味のある方は、あわせてご一読ください。
就職エージェントを利用する
「専任のアドバイザーと就職活動を進めたい」という方は、就職エージェントの利用がおすすめです。就職エージェントでは、応募先に求める条件や現在の就職活動の状況をヒアリングしたうえで、自分に合った求人を紹介してもらえます。企業に直接足を運んでいるエージェントも存在するので、職場の情報を詳しく聞けるのがメリットです。
エージェントを利用するかどうか検討している方は、「既卒向けの就職支援エージェントとは?就活を成功させるサービスをご紹介!」のコラムも読んでみてください。
「就職できる気がしない」と自信をなくしている方は、新卒・既卒向けの就職エージェントであるハタラクティブを活用してみましょう。ハタラクティブでは既卒者の採用意欲が高い企業の求人を豊富に取り揃え、提出書類の添削から面接対策、ビジネスマナー、仕事に関する考え方までお伝えします。1分程度でできる適職診断をはじめ、すべてのサービスは無料で利用可能です。1人で頑張ろうとせずに、プロのキャリアアドバイザーの力を借りて内定を勝ち取りましょう。
就職できる気がしない方が気になるお悩みQ&A
新卒・既卒を問わず、誰もが先の見えない就職活動に不安は尽きません。ここでは、就職に関するお悩みをQ&A方式で解決します。
就職できる気がしなくて自信をなくしています…
新卒、既卒どちらの場合でも、最初から自信をもって就職活動を行っている方は少ないでしょう。就職活動への不安は誰でも同じです。また、悩みを友人や家族に話すことで「辛いのは自分だけではない」ことが分かり、気持ちが楽になる可能性があります。
就職活動はまず何から始めたら良いですか?
まずはしっかりと事前準備をしましょう。「自己分析」や「業界・企業研究」をはじめ、筆記試験や面接対策も大事な準備です。また、靴やスーツ、証明写真などの必要なものも前もって準備しておくと良いでしょう。
「就活をしてない大学3年生は危険?今すぐにすべきことを解説」では、事前準備のポイントについてそれぞれ解説していますので、ご覧ください。
就職できる気がしない30代も就職可能でしょうか?
30代・40代の方も、業種と職種を絞り過ぎなければ就職できる可能性は十分にあります。30代だから就職できる気がしない…と諦めるのはもったいないでしょう。
「30代は就職できない?フリーター・未経験から就活を成功させる方法を解説」では、30代の方が就職内定をつかむためのコツや挑戦しやすい職種などをまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
就職ができない人の傾向を教えてください
人によってさまざまですが、基本マナーを理解できていなかったり書類の書き方や面接対策が行き届いていなかったりといった傾向があるようです。
「就職できない要因とは?内定が出ない理由や対処法を紹介」でも詳しく解説しているので、そちらもあわせてご覧ください。
就職への不安感を解消する方法はありますか?
「就職できる気がしない…」とお悩みの人は、就職支援サービスを活用してみるのも1つの手です。一人で悩むよりも、ハローワークや就職エージェントなどのサポートを利用することで不安の解消につながるでしょう。
ハタラクティブは、高卒や第二新卒から就職を目指す方などといった若年層向けの就職エージェント。キャリアアドバイザーがマンツーマンであなたに合った求人をご紹介します。所要時間1分程度でできる、性格から分かる適職診断もおすすめです。求人探しや選考対策もすべて無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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