就活してない人が内定を取るには?大学生がやるべき取り組みをご紹介!

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この記事のまとめ

  • 就活してない大学4年生でも内定獲得のチャンスはある
  • 就活してない大学生は、まず自己分析をしてやりたいことを見つける
  • 先輩の話を聞いたり就活グッズを購入したりして、やる気に火をつけるのも一つの手段
  • 就職において新卒は有利な立場なので、就活してないのはもったいない
  • 就活してない状況から抜け出すには、学校や民間企業の就職支援サービスを活用しよう

大学3年生になると多くの学生が就活を始めますが、中にはまだ何の準備もしていない方もいるでしょう。時間が経つにつれて、就活してないことに焦りを感じる学生も少なくありません。そこで、今から内定獲得のためにできる対策や就活を円滑に進めるための事前準備について解説します。何から始めるべきか悩んでいる方は、このコラムを参考に就活への第一歩を踏み出してみてください。

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就活してない人の理由とは

卒論やアルバイトで時間がないことや周りと比べて出遅れてしまったことを理由に、大学3~4年生で就活してない人も少なくありません。まずは就活してない理由を明らかにして対策を考えてみましょう。

卒論や部活などで時間がない

部活やサークル活動、卒論などで忙しく就活の時間が取れない学生もいます。また、アルバイトと大学生活の両立だけで手一杯という人も多く、そこに就活を加える余裕がないというのが原因のようです。
しかし、忙しさが落ち着くのを待っていたら就職先が決まらないまま卒業することになりかねません。就活は丸一日使うわけではないので、しっかり自分のスケジュールを把握できれば、両立も不可能ではないでしょう。日常生活の隙間時間を有効活用すれば、就活も進められるようになります。

やりたい仕事が分からない

「どのような仕事がしたいのかわからない…」という理由で就活してない人もいるでしょう。大学での専攻にもよりますが、明確に将来就きたい仕事が決まっていない学生は一定数います。やりたい仕事が分からないときは、まず自己分析から始めてみましょう。自分が興味あることや嫌いなこと、何を重んじているのかを知ることで、自分に向いている業界や職業が見えてきます。また、書籍やアプリを介して自己分析を進めることも可能。できることから始めてみましょう。

就活に出遅れて諦めている

就活に出遅れて周囲と差がついてしまったことを理由に、既に諦めている人もいるようです。
しかし、就活の出だしが遅くなるほど内定がとりにくくなり、自分が興味ある業界の新卒枠も埋まってしまうでしょう。また、働きたいと思える求人がなければ、更にやる気がそがれてしまうことも。就職市場を知るためには、既に就活を始めている友だちに話を聞いてみたり、企業説明会に参加してみたりすることがおすすめです。

就活してない理由が解消されても、なんとなく「就活って時間もお金も掛かって大変そう…」と考える人もいるでしょう。実際に、多くの就活生は就活がしんどいと感じるタイミングがあるようです。就活が辛くなる理由や対処法は「就活がしんどい?いつ「やめたい」と思う?時期ごとの理由と対処法を紹介」にまとめられているので、ぜひご一読ください。

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就活してない大学生はどうなる?

先述したような対策をとらずに過ごした大学生は、就職先の選択肢が減ったり周囲との差にプレッシャーや焦りを感じたりと、さまざまなデメリットが生じる恐れがあります。
就活してないまま大学を卒業することになれば、フリーターや就職浪人といった選択肢を選ぶことになりかねません。また、大学生のうちに就活しなかった場合は、新卒ではなくなるため、就職のハードルが高くなるでしょう。エントリーすることだけが就活ではないので、最初は自己分析やインターンシップの申し込みから始めるのがおすすめです。
企業は、内定者が増えていけば早めに採用業務を終えてしまうことがあります。業界によっては早い段階から選考を進めているので、希望の職種に就くのが難しくなることも。就職先が見つからないまま卒業を迎えないように、まずは一般的な就活のスケジュールを把握しましょう。

一般的な就活スケジュールを知ろう

今までは経団連が就活ルールを決定していましたが、2021年入社の採用から政府が主導することになりました。少なくとも2022年度までは学生が混乱しないように経団連の就活ルールを維持すると政府から発表されていますが、今後は変更される可能性があるのでこまめにチェックしましょう。
現状の一般的な就活スケジュールは以下の通りです。

・大学3年生の6月~1月:自己分析
・大学3年生の9月~2月:企業研究や冬インターン
・大学3年生の3月~大学4年生の5月:企業説明会やESの提出、企業への選考エントリー
・大学4年生の6月~9月:面接などの採用選考
・大学4年生の10月以降:内定式

一般的な就活ルールに則って採用活動を進めている企業であれば、ここで紹介したようなスケジュールで進んでいきます。ただし、外資系企業やベンチャー企業など経団連に所属していない企業は、一般的なスケジュールより早くからインターンシップや選考を行っているので注意しましょう。特に外資系企業やベンチャー企業は大学3年生の夏にサマーインターンが行われ、秋~冬には企業説明会や採用選考が始まります。興味がある分野があったり、就きたい職種が決まってたりする人は早めに行動した方が良いでしょう。就活しなかった場合や既卒で就職する場合については「就活しない。そこにある選択肢とは?」と「既卒とは?就活難易度や就職するコツを解説」でそれぞれ解説しています。

就活してない人がやるべき6つのこと

就活を始めるときに大切なのは事前準備です。就活してないことに焦りを感じる一方で、やることが多くて何から手を付けていいのか悩んでいる人もいるでしょう。そこで、ここでは就活してない人がやるべき6つの事前準備について解説します。これから就活を始める方は、以下を参考にしてみてください。

1.自己分析をする

就活で採用担当者に好印象与えるためには、自分の強みを活かしたアピールが効果的です。就活することを決めたら、まずは自己分析から始めましょう。自己分析を行うことで自分の性格や適性を正しく理解して、客観的な評価を下せるようになり、自分に適した仕事を探すことができます。ほかにも、自分を知ることでやりたいことや将来の目的、理想の働き方が見えてくるでしょう。
自己分析を行わなかった場合、自己PRや長所・短所のアピールに困ってしまうことが考えられます。一般的な就活スケジュールを参考すると、自己分析は大学3年生の夏ごろまでに済ませておいた方が良いでしょう。企業が提供するテストを受けたり適性検査を受けたりすることで、自己分析を効率的に進められるので活用することをおすすめします。

2.就職サイトへの登録

就職サイトに登録することでたくさんの企業について知ることができます。また、希望の職種や業界がある場合は条件を登録しておくことで、希望に沿った求人情報を受け取れるのでおすすめです。「企業について知りたいけど数が多くて大変…」という方は、いくつか就活サイトに登録することで企業や求人情報を確認してみましょう。就活してない方でも登録を済ませるだけで済むので、時間や手間をかけずに多くの企業情報を手に入れられます。

3.企業研究

就職したい企業や業界が見つかったら、企業研究を行いましょう。企業研究を行うのは入社後のミスマッチを防ぎ、具体的に志望動機を考えるのに重要です。
たとえば、企業説明会に参加することで、会社の経営理念や就職したい業界の内情を知ることができます。合同説明会は複数の企業が参加しているので、効率的に知見を深められるでしょう。ほかにも、企業研究を進めるために求人サイトで検索したり、OB・OG訪問で生の声で社風を聞いたりすることもできます。企業研究を行うときは、以下のポイントを重点的に押さえましょう。

・企業の基本的な情報(仕事内容や福利厚生、教育制度など)
・企業が求める人物像
・給与水準
・企業の将来性
・企業の社風と離職率
・他社と比較した弱点と有利な点

企業研究は、基本的に大学3年生の1月には始めるのが望ましいものの、選考が早い企業・業界を目指しているのであれば、大学3年になってからすぐ行うことをおすすめします。早めに情報を集めて企業研究を進めていけば、知識を蓄えて周囲に差をつけて就活を進めることができるでしょう。

4.Webテスト対策

Webテストは就活生をふるいにかけるための最初の関門で、対策をせずに選考を通過することはほぼ不可能と考えたほうが良いでしょう。
Webテストとは、採用選考の一環で行われるSPIや玉手箱といった適性検査で、自宅のパソコンや指定の会場で受験します。Webテストの対策には問題集を繰り返し解く反復練習がおすすめ。また、適性検査に用いられることが多いSPIは「言語分野」と「非言語分野」に分かれているので、分野ごとに苦手を把握して重点的に勉強することも大切です。WebテストがSPIだった場合、適性検査のほかに性格検査も実施されます。性格検査では企業との相性を図るため、ミスマッチを防ぐために自分の直感で正直に回答しましょう。

5.エントリーシートを書いてみる

エントリーシートは就活を進めるうえで欠かせない書類です。ESと略されることも多く、ほとんどの企業で選考のために提出を求められます。よくある記入項目は以下の通りです。

・学生時代に打ち込んできたこと
・志望動機
・自己PR
・就活で大切にしていること
・苦境を乗り越えた体験

従来は紙に書くことが多かったエントリーシートですが、近年ではWeb提出も珍しくありません。提出形式に関わらず選考を通過するためには、三段論法を意識して記述することや経験談を具体的に書くこと、誤字脱字をしないことが重要です。

6.面接対策

面接対策をおろそかにしていると内定を獲得するのも難しくなります。まずは面接で何を聞かれるのか調べてみましょう。一般的な質問内容は志望動機や学生時代に努力したこと、長所と短所などが挙げられます。面接官に好印象を持ってもらうためにも、事前に聞かれることを予測して回答を用意しておくのがおすすめ。実際に面接を受けた後で反省点が浮き彫りになることもあるので、不採用でも落ち込みすぎずに失敗を次に生かしましょう。
就活してない人は自己分析から始め、段階を踏んで面接対策まで行うと挫折しにくくなります。自己分析について詳しく知りたい方は「やりたい仕事がない新卒者も就職できる!自己分析をして内定をもらおう」を参考にしてください。

就活してない人におすすめの取り組み

就活してないことに焦りを感じている方は、ここで紹介する取り組みを実施してみましょう。一般的には大学3年生から就活を始めますが、「何もしてないまま4年生になってしまった…」という方もなかにはいます。4年生になったばかりであれば巻き返しを図ることもできるので、諦めずに行動を起こすところから始めましょう。

4月~5月なら会社説明会に間に合う

大学4年生でも4~5月であれば、会社説明会を行っている企業はあるのでまずは参加してみましょう。一般的には大学4年生の6月には多くの企業が応募者に内々定や内定を出すため、4~5月を過ぎてしまうと会社説明会の数は大幅に減少する傾向にあります。参加できるうちに会社説明会に行って、企業の方針や仕事内容、社風を把握しましょう。実際に働いている社員に質問できる説明会もあるので、疑問や聞きたいことがある方にはおすすめです。

大学4年生でもインターン参加は可能

インターンシップは大学3年生以下を中心に募集がかけられますが、大学4年生でも参加できないわけではありません。インターンシップにはさまざまな種類がありますが、目的は共通して就職前に実際に働いたり、社風に触れたりして企業を知ってもらうことです。特に大学4年生におすすめなのは長期インターン。内定獲得者も参加することがある長期インターンの魅力は、実際の業務や社内の雰囲気を掴めることです。また、給料が発生するうえアルバイトより高時給なこともあるので、経済的に余裕がない学生でもチャレンジしやすいでしょう。

OB・OG訪問のピークは3月~4月

企業説明会や一般公開されている情報だけでは分からない生の声を聞きたいなら、OB・OG訪問を活用しましょう。社会人として活躍している先輩の話を聞けるため、就活してない方でもモチベーションアップにつなげられます。先輩が働いている企業情報や仕事内容について深く知れるので、積極的に話を聞きにいくと良いでしょう。OB・OG訪問は大学4年生の3~4月にピークを迎えることが多く、話を聞いてから就活を始めるのも一つの手段です。

就活グッズを揃えることから始めるのもOK

いわゆる「形から入るタイプ」の方であれば、やる気を出すために就活グッズを揃えるのも良い方法です。たとえば就活用にリクルートスーツを買ったり、シャチハタではない印鑑を用意したりと必要なものをそろえるうちにやる気が満ちてくることもあります。また、履歴書を作成するためには証明写真が欠かせません。証明写真を撮影するためにきちんと身だしなみを整えたり、写真スタジオできれいな写真を撮ってもらったりすることで、就活を頑張ろうと思える方もいるでしょう。
何か行動を起こすことで、就活してない自分に活を入れることもできます。大学4年生から就活を始めても内定を獲得するチャンスはあるので、諦めずにチャレンジしてみましょう。

就活してない人に伝えたい「新卒は有利」という事実

就活してない期間が長くなるにつれて、就職浪人やフリーターを選ぼうと考える学生も珍しくありませんが、仕事を探すうえで新卒という切り札を失うのはかなりの痛手です。新卒のメリットは多く、安易に就活を辞めてしまうと将来後悔してしまうことも。なぜ就活では新卒が有利なのか詳しく解説するので、就職以外の選択肢をお考えの方は目を通してみてください。

新卒は求人数が多い

新卒で就活するメリットの一つとして求人数の多さが挙げられます。新卒にこだわらず採用活動を行う企業が増えてきた一方、応募条件の必須項目として掲げられることも少なくありません。既卒になってから就活を始めると求人数が少ないだけでなく、企業の条件を満たしていないせいで応募すらできない…ということも考えられます。自分の希望に沿った企業を探したいなら、求人数も選択肢も多い新卒のうちに就活を行うのが得策です。

多種多様な企業を知る機会に恵まれている

多くの企業は新卒向けの就職フェアや企業説明会を開いているため、注目してこなかった業界についても知る機会が豊富です。既卒が就活する場合は企業説明会や求人情報は自分から探す必要がありますが、新卒であれば大学を通して様々な情報を得られます。大学に企業が説明会を開きに来ることもあり、新卒という立場があるだけで企業を知るチャンスがたくさんあるのです。各業界への理解を深め、就職先の幅を増やしたいのであれば、新卒のうちに就活を始めたほうが良いでしょう。

新卒の一括採用は企業にとってメリットが多い

就活で新卒が有利なのは、企業にとってメリットが多いからです。日本の就活では新卒を一括採用することで選考にかかる費用を削減し、社会人経験がなく自社の方針になじみやすい優秀な人材を効率的に確保できます。一方で既卒を採用するとなれば、その都度採用や教育にコストがかかるため、企業の姿勢は慎重なものになるでしょう。既卒は新卒に比べてスキルや経験を求められやすく、内定獲得のハードルは高くなりがちです。既卒の就活事情について詳しく知りたい方は「就職したくない大学生の言い分と既卒の現状」もあわせて確認してみてください。

就活してない人にはエージェントの利用もおすすめ

今まで何もしていなかった大学生が急に就活を始めるのは難易度が高いため、大学の就職支援課や就職エージェントを利用して求人を探すのも一つの手段です。応募書類の添削や面接対策は客観的な視点が必要なので、1人で就活するよりも第三者に手助けしてもらう方が効率的でしょう。さまざまな企業や業界に関する情報を収集できるほか、就活を進めるうえで相談できる存在がいるのは精神的な支えにもなります。

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就活してない大学生のお悩みQ&A

就活に対して前向きに慣れない方に向けて、よくある質問をQ&A形式でまとめました。質問を参考に、就活について理解を深めましょう。

フリーターになると正社員就職しにくい?

新卒と既卒では、正社員求人の数や内定率に大きな差があるといわれています。大学生卒業後、就職せずにフリーターになってしまうと、正社員への道のりは険しくなるでしょう。詳しくは「フリーターから就職する方法は?正社員になるメリットとおすすめの職種!」で紹介しているので、参考にしてください。

就活は何から始めたらいいの?

就活を行うことを決めたら自己分析や企業研究から始めましょう。就活で準備することはたくさんありますが、自分を知ることで興味や適性に合った企業を見つけることができます。このコラムの「就活してない人がやるべき6つのこと」でも就活準備について解説しているのでご覧ください。

大学4年生から就活をスタートしても内定はもらえる?

大学4年生の4月ごろであれば、まだ内定を獲得するチャンスがあります。ピーク時に比べると選択肢は少なくなりますが、大学4年生でも企業説明会に参加可能です。このコラムの「就活してない人におすすめの取り組み」では、大学4年生から就活を始めて内定を獲得する方法をまとめているので参考にしてください。

既卒になるのはいつからですか?

一般的には大学卒業後3年以内の人を既卒と呼びます。新卒で就職しなかった場合は、大学卒業後に既卒として就活を始めることになるでしょう。企業によっては既卒でも新卒向けの求人に応募できますが、内定率が高いとはいえません。既卒の就活事情に関しては「既卒の就活方法は?職歴の書き方やおすすめの支援サービスをご紹介!」で紹介しているのでチェックしてみましょう。

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