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「自己分析のやり方が分からない」方へ、有効な方法や就活への活用を紹介
更新日
この記事のまとめ
- 自己分析の目的は、自分のことを詳しく知り見つめ直すこと
- 自己分析の方法は、自分史やモチベーショングラフ作りなどさまざまある
- 自己分析のメリットは、自分が気づいていない心理に気付ける可能性があること
- 自己分析をするときは、偏った見方や企業が求める人物像を意識し過ぎないよう注意する
- 自己分析で把握した自分の強みや特性に合わせて、志望業界や企業を選ぶのがおすすめ
「就活の自己分析のやり方が分からない…」と悩んでいる人もいるでしょう。自己分析の方法には、自分史やモチベーショングラフの作成、過去の経験の深堀りなどの方法があり、自分のことを客観的に見つめ直すために役立ちます。このコラムでは、自己分析を行う目的やおすすめの方法をご紹介。就活に自己分析の結果をどう活かせるかもまとめたので、自分に合った自己分析の方法を実践し、就活や転職活動にお役立てください。
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自己分析をする目的は?
就活における自己分析の目的は、自分の性格や業務に活かせる強みといった特性を把握するためです。自己分析をすることにより、以下のようなことが掴めるでしょう。
・自分の長所と短所
・得意分野
・自己PRの材料
・適職
・性格(個性)
自分について改めて見つめ直すことで、見えなかった一面を見つけたり、将来の仕事選びの指針を確立したりして、納得のいく就職活動につながるでしょう。また、自分の人となりを理解したうえで選考に臨めば、企業に貢献できる人材であることをアピールしやすくなるので、採用担当者の印象に残る可能性が高くなるでしょう。
自己分析の役割については、「自己分析とは?実施するメリットや簡単に行う方法をご紹介」のコラムでも触れているので、興味のある方はぜひご覧ください。
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自己分析するためにおすすめな9つの方法
ここでは、自己分析を行うときにおすすめの方法をいくつか紹介します。自分にあった方法を選択して、新しい一面を見つけてみてください。
1.自分史を作る
自己分析するためにおすすめの方法の一つは、自分史を作ることです。小学生、中学生、高校生、大学生のことに加え、前職の社会人経験もあれば思い出し、それぞれにおいて「印象深いこと」「悲しかったこと」「頑張ったこと」などを書いていきます。年代ごとの経験や行動、思いなどを書いていくなかで共通点があれば、追記しておくのがおすすめです。
具体的には、下記のように表にしてまとめてみると分かりやすいでしょう。
印象深いこと | 楽しかったこと | 悲しかったこと | 頑張ったこと | |
---|---|---|---|---|
小学生 | ||||
中学生 | ||||
高校生 | ||||
大学生 | ||||
社会人 |
自分史を作成し、自分がこれまで歩んできた自分の人生を振り返ることで、自分の考え方や得意分野、行動パターンなどの特徴を見出しやすくなります。また、各段階ごとに変化した価値観や、反対に一貫して変わらないパターンに注目してみると、自分がどのような軸をもっているのかを発見しやすくなるでしょう。
2.モチベーショングラフを作る
自己分析をするにあたって、モチベーショングラフを作るのも有効な方法です。モチベーショングラフとは、自分が過去に過去に感じた「心の動き」をグラフ化したものであり、たとえば、年齢を横軸、心の動きを縦軸として表記すると分かりやすいでしょう。
年齢ごとの印象深い出来事を書き出したうえで、そのときの心の動きを点数化してグラフに点を打ち、点をつないで曲線にします。このとき、印象深い出来事や点数に加えて、そのことに関する自分自身の想いや感想を書くのがおすすめです。
個人の想いを書くことで、「自分はどんなときに心が動くのか」「どのように感じるのか」などが見やすくなり、より有益な自己分析になるでしょう。
3.過去の経験を「なぜ?」で深掘りする
過去の経験で印象が強かった出来事を一つ思い出し、自分がとった行動や動機などに対して「なぜそうしたのか」「なぜそう思ったのか」などと深掘りしてみましょう。たとえば、人生で一番がんばったと思う経験であれば、下記のような問いに答える形で深掘りしてみてください。
・がんばったと思う出来事は?
・なぜその活動を選んだのか?
・なぜ頑張れたのか?
・なぜ続けられたのか?
・なぜその結果が出たと感じているのか?
・壁に直面したときになぜその対処法を選んだのか?
過去の自分の行動や考え方などを掘り下げて客観的に見つめ直すことで、自分の価値観が把握しやすくなります。深掘りした過去と現在の自分の行動や考え方の共通点が見つかれば、それをもとに将来の仕事や理想のキャリアプランを考えてみるのがおすすめです。
一つの出来事に対して深堀りが終わったら、ほかにも複数の出来事に対して同様に行ってみましょう。
4.他人に自分のことを聞いてみる
自己分析方法の一つとして、他人の意見を参考にするのも良いでしょう。これは、他己分析と呼ばれる方法です。ほかの人から見た自分というのは、自分から見た自分とのギャップが大きい場合もあります。違う視点から自分自身を見つめ直すという点でも、有用な自己分析方法といえるでしょう。
他者に依頼するときに注意したいのは、良い面ばかりを聞かないことです。マイナス面もしっかりとリサーチして、自分の特徴を確認しておきましょう。
他者に聞くときには、以下のような質問をしてみるのがおすすめです。
・私の長所、短所は何ですか?
・第一印象はどうでしたか?
・性格はどんなタイプだと思いますか?
・どんな仕事が向いているように見えますか?
・印象に残っている出来事は?
・ほかの人にどんな風に紹介しますか?
他己分析を行うときは、できれば数人にお願いして、さまざまな視点から自分自身をリサーチすると良いでしょう。
なお、周りに聞ける人がいないという場合には、ハローワークや就職・転職エージェントなどを活用してプロのアドバイスを取り入れるのも一つの手です。
5.Will・Can・Mustフレームで考えてみる
自己分析をする際には、Will・Can・Mustのフレームを活用して考える方法もあります。Will・Can・Mustフレームとは、「Will=やりたいこと」「Can=現在もっているスキルや能力」「Must=求められるスキルや能力」を洗い出すことで、自分のなりたい姿やキャリアの方向性を考えるための方法です。
たとえば以下のように、自分の目標やできることを当てはめて考えてみましょう。
【例】
・Will(やりたいこと):チームをリードして成果を出したい、環境問題に関わる仕事がしたい
・Can(できること):部活でのリーダー経験、エコやサステナビリティに関する知識
・Must(やるべきこと):チームワークと協調性、環境負荷軽減への提案
・理想の姿:リーダーとして環境負荷の軽減や、企業や地域への啓蒙活動、意識改革を進める存在として活躍する
今後やりたいことや理想の働き方を自分自身である程度把握できている人は、Will・Can・Mustフレームを活用することで、より明確に言語化できるでしょう。
6.MBTI診断を参考にしてみる
MBTI診断は、複数の質問に回答することで、自身の性格の特徴や考え方の傾向などが提示される性格検査です。たとえば、自分は外向型か内向型か、論理型か直感型かといったように、自分の思考や行動の傾向を客観的に把握するのに役立つでしょう。また、強みや注意点なども知れるため、面接でのアピールポイントや選考で気をつける点などに気づける場合もあります。
7.ライフラインチャートを作る
自己分析をするために、ライフラインチャートを作成するのも一つの方法です。ライフラインチャートは、過去の経験で感じたモチベーションや幸福度を数値化してグラフにする方法。前述したモチベーショングラフとの違いは、「心の動き」の変動を把握するのがモチベーショングラフであるのに対し、ライフラインチャートは充実感や幸福感などに焦点をあてて分析する方法といえます。
ライフラインチャートを作成することで、自分が充実感や満足感を得やすいポイントが把握でき、前向きに取り組める仕事や熱中できる仕事を探すのに役立つでしょう。
8.キャリアアドバイザーに相談する
自己分析するための方法として、キャリアアドバイザーに相談するのもおすすめです。就活支援において豊富な経験をもつキャリアアドバイザーに相談すれば、プロの視点から適性を教えてもらえます。また、キャリアアドバイザーは各業界や職種に関する知識をもっているため、自分の強みや適性を就活でどのようにアピールすれば良いかアドバイスをもらうことも可能です。
キャリアアドバイザーが就活支援を行う就職・転職エージェントでは、応募書類へのアドバイスや模擬面接も行っているため、活用することで改善できる部分を考えるきっかけにもなるでしょう。
エージェントをうまく活用するポイントについては、「転職エージェントとは?利用の流れや使うメリットなどを紹介」のコラムで紹介しているので、参考にしてみてください。
9.そのほかの自己分析方法
これまで紹介した以外にも、自己分析方法は数多くあります。主なものとしては、以下のとおりです。
・マインドマップを作る
・ジョハリの窓を作る
・SWOT分析をする
・自己分析テストを利用する
・自己分析の書籍を読む
・褒められたことを思い出してみる
・団体行動のときの自分のポジションを再確認する
・20歳以前の人生に触れて自分の本質を探る
さまざまな分析方法のなかから、自分にあった方法を実行してみてください。自分の特性を把握し、強みとなる自己アピールを作成しましょう。
自己分析ノートのテンプレートはある?
自己分析ノートの決まったテンプレートはありませんが、インターネットで無料のテンプレートを検索し、ダウンロードして使用することは可能です。必要に応じて、項目の内容をカスタマイズすることで、自分に合った自己分析ノートを作成できるでしょう。
ノートを使った自己分析のやり方については、「自己分析のやり方が知りたい!ノートやツールを使って実践しよう」のコラムでも詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
自己分析を行うメリット
自己分析を行うメリットには、「自分が気づいていない心理や可能性が見つかる」「企業・業界選びの方向性が定まる」などが挙げられます。以下でそれぞれの内容について説明するので、自己分析のメリットを知り就活に活かしましょう。
自己分析を行うメリット
- 自分が気づいていない心理や可能性が見つかる
- 企業・業界選びの方向性が定まる
- 就職・転職後のミスマッチを防げる
- 自分の価値観を客観視できる
自分が気づいていない心理や可能性が見つかる
自己分析を行うメリットの一つは、自分自身も気づいていなかった心理や可能性を見つけられることです。自分のことはよく理解しているつもりであっても、無意識に考えていることやなんとなく行っていることなど、明確に認識していない心理は誰にでもあるもの。自己分析を行うことで、自分の無意識の行動や価値観を洗い出し、明確に言語化して把握できます。
また、過去の行動や思考を振り返り、「人と話すのが苦手だと思っていたが、複数人で物事を行う場を選ぶことが多かった」といったように、自覚していなかった一面や新たな可能性が見つかることもあるでしょう。
企業・業界選びの方向性が定まる
志望企業や業界を選ぶための方向性が掴めるのも、自己分析を行うメリットです。自己分析で自分の価値観を明確にすることで、企業や業界を選ぶときに「何を大切にしたいか」「妥協できる部分はどこか」など、自分の就活の軸が見えてくるでしょう。企業・業界選びの軸が決まっていれば就職先を選ぶ際にも迷いにくくなり、自分の希望に合った仕事や環境を選択することで、入社後もモチベーション高く働けるでしょう。
就活の軸の見つけ方については、「就活の軸とは?大切な理由と答え方の例文を紹介」のコラムでも解説しているので、あわせてご一読ください。
就職・転職後のミスマッチを防げる
自己分析を行うメリットには、就職・転職後のミスマッチを防止できることも挙げられます。
入社後にミスマッチを感じやすい部分としては、「仕事内容」「雇用条件」「社風」「キャリアプラン」「人間関係」などがあるでしょう。自己分析で自分への理解を深めたり、仕事を選ぶための優先順位を決めたりすることは、納得のいく就職をするために重要なポイントです。自己分析と並行して業界研究や企業研究も進めることで、自分の適性を活かせる仕事が見つかりやすくなるでしょう。
自分の価値観を客観視できる
自己分析を行うことで、自分の価値観を客観的に見られるのもメリットの一つです。自己分析で自分の性質や能力、価値観などを把握できると、「この強みはこの職種で活かせる」「この企業の理念とは価値観が合いそう」というように、客観的な視点で考えられるでしょう。また、自分の価値観が明確になっていると、企業選びで迷いにくくなったり、自分のやるべきことを把握しやすくなったりもします。
社会人の自己分析は転職活動やキャリアアップに役立つ
「自己分析は新卒の学生がするもの」と考える人もいるでしょう。しかし、自己分析は社会人としてすでに働いている人にとっても、今後のキャリアを考えるうえで有益な方法です。
特に転職活動では、自己分析をすることで、自分の強みや適性を選考でアピールできます。過去を振り返った際の具体的なエピソードをあわせて伝えられれば、具体性が高まり説得力も増すでしょう。
また、自分の得意なことや好きなことを把握していれば、自分の適性に合ったキャリアを選択するのにも役立ちます。
自己分析をしたほうが良い時期はある?
自己分析には、「この時期にしなければならない」という明確なタイミングはありません。自己分析は一度で完結するというわけではなく、就活を進めるなかで深めていくことで、新たに発見することや、さらに理解が深まることもあるためです。
以下で、「就職・転職活動を始める前」「就職・転職活動中」「内定を獲得した後」における自己分析のやり方についてまとめたので、それぞれのポイントを確認しておきましょう。
就職・転職活動を始める前
就職・転職活動を始める前の自己分析では、自分がどのような業界や企業に興味があるのかを把握するために、ある程度時間をかけて進めておくのがおすすめです。
就活が本格化してくると企業説明会や書類選考、面接などの予定が入り、スケジュールが立て込んでくるため、自己分析の時間を確保するのが難しくなる可能性があります。じっくりと自己理解を深めるためにも、時間がとれるうちに自己分析を一通り済ませておくと良いでしょう。
就職・転職活動中
就職活動や転職活動中、選考の結果を振り返るために自己分析を行うのも有効です。たとえば、面接で回答に詰まってしまったところは自分の価値観を言語化しきれていなかったり、過去の経験を具体的に振り返れていなかったりすることも。選考を終えてから改めて自己分析をすることで、より対策を強化できるでしょう。
面接がなかなかうまくいかない場合は、「面接がうまくいかない...その原因と対処法をパターン別に解説!」のコラムも参考にしてみてください。
内定を獲得した後
内定を獲得したあとに、納得して就職するために自己分析を行うのも一つの手です。就職・転職活動をとおして企業の印象や自分の考え方が変化することもあります。自分が就職していきいきと働けるかを考えるために、改めて自己分析をしてみると良いでしょう。
自己分析をするときに注意したいポイント
自己分析をするときに注意したいポイントには、「偏った見方をしない」「企業が求める人物像を意識し過ぎない」などが挙げられます。以下でそれぞれの内容について説明するので、参考にしてみてください。
自己分析をするときに注意したいポイント
- 偏った見方をしない
- 企業が求める人物像を意識し過ぎない
- 結果だけでなく過程もメモに残しておく
- 簡単に済ませない
- 自己分析のみで終わらせず就活に活かす
- 具体的に言語化する
偏った見方をしない
自己分析では、偏った分析や根拠のない思い込みをしないことが大切です。たとえば、短所ばかりを探したり、「こうあるべきだ」という思考から自分の考えや行動を否定したりすると、本来の自分とは全く違う人物像になってしまう可能性があります。自分を客観視しづらければ、「自己分析するためにおすすめな9つの方法」で紹介したように、第三者の意見を取り入れてみましょう。
ネガティブな部分を無視しない
自己分析を行ううえで、自分の短所や弱みなど、ネガティブな部分も無視しないことが大切です。苦手なことを弱みや短所と捉えるだけでなく、なぜそう思うのか、克服するために努力していることはあるかなどを考えましょう。
また、ネガティブな部分は状況によって長所になることもあります。面接で短所を伝えるときには、「短所を長所に言い換えよう!面接で評価される伝え方とポイントをご紹介」を参考に、ポジティブな表現に変換して伝えるのがおすすめです。
企業が求める人物像を意識し過ぎない
自己分析をするときには、企業が求める人物像を意識し過ぎないように注意しましょう。企業側からの評価を意識し過ぎると、好印象を与えたいという思いから無意識に自己分析の結果が「企業の求める人物」に寄ってしまいやすくなりがちです。しかし、これも前項と同じように、本来の自己分析結果とは異なってしまう可能性があるでしょう。
結果だけでなく過程もメモに残しておく
自己分析を行うときは、結果だけでなくその過程もメモに残しておくのがおすすめです。自己分析を終えてから時間が経ったあとに結果を見返すと、過程が思い出せず「なぜこのような結果になったのか」と疑問に思う可能性があります。自己分析で考えた過程をメモしておけば、あとから自分が理解しやすいだけでなく、面接で「なぜそう考えたのか」といった質問をされたときにも回答しやすくなるでしょう。
簡単に済ませない
自己分析を簡単に済ませたり一度で終わらせたりすると、自分の強みや適性が十分に把握できない可能性があるため注意が必要です。自分の価値観が不明瞭なまま就活を進めると、面接で志望動機やキャリアビジョンなどを聞かれた際に、説得力のある説明をするのが難しいことがあるでしょう。
また、新卒のときに自己分析をしたとしても、新卒時と転職時では年齢や社会人としての経験が違うため、物事に対する考え方や仕事に対する意識が変わっている可能性が高いです。そのため、自己分析の時間を短縮しようと新卒時の分析結果をそのまま転職活動に使うと、ミスマッチを起こす可能性もあるでしょう。
分析だけに時間を使い過ぎないことも大切
簡単に済ませないことも大切ですが、自己分析だけに時間を使い過ぎないよう注意も必要です。自己分析は、あくまでも就活や転職の準備の一環。自己分析に時間を使い過ぎてしまうと、ほかの対策の時間が足りなくなったり応募が締め切られたりしてしまうことも。自己分析をするときは、時間や期限を決めて取り組みましょう。
自己分析を就職・転職活動に活かす方法
自己分析を就職活動や転職活動に活かすには、自分の強みや特性に合わせて業界や企業を選ぶことや、明確なキャリアプランを作成することが大切です。以下で、それぞれについて詳しく説明します。
自分の強みや特性に合わせて業界や企業を選ぶ
自分が興味のある業界や企業で、自己分析で把握した自分の強みや特性を活かせるかどうか考えてみましょう。やりたいことだからといって自分の適性に合わない仕事に就くと、自分の強みを発揮できなかったりモチベーションが維持できなかったりする可能性があります。やりたいこと以外にも、「自己分析するためにおすすめな9つの方法」で紹介した方法などを活用しつつ、客観的な視点をもって就きたい仕事を考えるのがおすすめです。
明確なキャリアプランを作成する
自己分析を就職・転職活動に活かすことで、キャリアプランを明確にするのにも役立ちます。自己分析では、自分の性質や興味・関心、強みなどを知れるため、それを活かして将来的にはどのように働きたいのかを考える基盤にできるでしょう。自分の性格に合った仕事や興味のある仕事であれば、やりがいや満足感をもって長く働きやすくなります。「キャリアプラン例や具体的な立て方を解説!面接で効果的な答え方もご紹介」のコラムを参考に、5年後、10年後など中長期的なキャリアプランを考えてみましょう。
面接でよくある質問ごとに内容を整理する
面接でよく聞かれる質問への回答を考える際に、自己分析の結果を活用するのも有効です。面接では、志望動機や自己PRのほかにも、学生時代に力を入れたこと、長所と短所といった質問をされることが多いでしょう。自己分析で自分の性格や長所・短所を把握していれば、質問への回答も考えやすくなります。また、自己分析では過去の経験を丁寧に洗い出すため、回答の根拠となる具体的なエピソードも準備でき、説得力のある説明につなげられるでしょう。
自己分析で自分を見つめ直し、就活を成功させよう!
自分のことを詳しく知り、見つめ直すために行う自己分析。自分に合っている職種や企業を探すためにも、就活や転職活動においては欠かせない活動の一つです。
就職後、企業と自分とのミスマッチに気づき、「就活前に自己分析をしておけばよかった」と後悔しないためにも、早いうちに自己分析を行うことをおすすめします。「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」のコラムにも、自己分析の大切さが書かれているので、あわせてご一読ください。
自分自身と向き合ったあとは、仕事選びが待っています。自己分析で見えてきた自分の一面に触れながら、自分の強みや適性に合う仕事・求人を探しましょう。
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自己分析の方法に関するQ&A
ここでは、自己分析の方法について、よくある質問をご紹介します。
第二新卒の転職にも自己分析は必要ですか?
第二新卒の方が転職活動をする際にも、自己分析は必要といえるでしょう。新卒時に自己分析を行っていたとしても、社会人を経験したことで新卒時の就活とは考え方が変わっている可能性があるためです。実際に働いてみて分かった自分の強みや弱み、希望の仕事内容や働き方などを自己分析で整理することで、キャリアプランの見直しや転職活動の軸を定めるのに役立つでしょう。第二新卒の自己分析は、「第二新卒に自己分析は必要?転職時や採用面接に活用できるやり方を紹介」のコラムも参考にしてみてください。
自己分析を行ったら短所ばかり目についてしまいました…
短所をどう克服するかを考えたり、短所を長所に言い換えたりすると良いでしょう。自己分析では長所だけではなく短所も浮き彫りになるため、短所のみに注目するとネガティブに捉えてしまいがち。しかし、自己分析で大切なのは「分析結果をどう活かすか」であり、面接ではポジティブな伝え方を意識することで好印象につなげやすくなります。詳しくは、「短所の一覧と面接で使える例文をご紹介!就活では長所に言い換えるのがコツ」で紹介していますので、面接対策に取り入れてみてください。
いわゆる「自己分析サイト」や「自己分析ツール」を使っても良い?
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その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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