自己分析の方法をご紹介!就活や転職に役立てよう

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この記事のまとめ

  • 自己分析の目的は、自分のことを詳しく知り見つめ直すこと
  • 自己分析の方法は、自分史やモチベーショングラフ作りなどさまざまある
  • 自己分析の方法として、1つの出来事を深掘りするというやり方や他己分析もある
  • 他己分析をしてもらうときは、良い面だけでなくマイナス面もしっかりと聞いておこう
  • 自己分析の方法を間違えると、本来の自分とは違う結果になるので要注意

「どんな仕事に向いている?」「自分にあった職業は何?」求職者にとって、企業研究と同様に大切なことが自己分析といえます。自己分析の方法はいろいろありますが、目的は、自分のことを正しく知り、客観的に自分を見つめ直すことです。このコラムでは、自己分析の方法をいくつかご紹介。自分に合った自己分析の方法を実践して、就活や転職活動にお役立てください。

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自己分析方の方法ややり方はいろいろある

自己分析の方法はいくつかあります。自分にあった方法を選択して、新しい一面を見つけてみてください。ここでは主な4つを中心にご紹介します。

1.自分史を作る

一番ポピュラーな方法です。自分がこれまで歩んできた自分の人生を一つひとつ丁寧に振り返ってみましょう。小学生、中学生、高校生、大学生それぞれにおいて印象深いこと、悲しかったこと、頑張ったことなどを書いていきます。下記のように、表にしてまとめてみると分かりやすいでしょう。書いていく中で共通点があれば、追記しておきます。

 印象深いこと楽しかったこと悲しかったこと頑張ったこと
小学生    
中学生    
高校生    
大学生    

2.モチベーショングラフを作る

モチベーショングラフは、自分が過去に過去に感じた、「心の動き」をグラフ化したものです。年齢を横軸、心の動きを縦軸にすると分かりやすいでしょう。
年齢ごとの印象深い出来事を書き出し、そのときの心の動きを点数化してグラフに点を打ち、点をつないで曲線にします。このとき、印象深い出来事や点数に加えて、そのことに関するあなた自身の想いや感想を書くことをおすすめします。
個人の想いを書くことで、「自分はどんなときに心が動くのか」、「どのように感じるのか」が見やすくなり、より有益な自己分析になるでしょう。

3.がんばった思い出を深掘りする

過去の人生で、一番がんばったと思う出来事を1つ出してみてください。下記のような問いに答える形でそれを深掘りしてみましょう。

・がんばったと思う出来事は?
・その活動を選んだ理由は?
・どうしてがんばることができたのか?
・続けられたのはなぜ?
・どのような問題に取り組んだのか?
・壁に直面したときに選んだ対処法は?
・どうしてその方法を選んだのか?
・結果は?
・結果から感じたことは?
・活動を通して学んだことは?

ポイントは、事細かく思い出すことです。がんばった思い出に焦点をあてることで、1つのストーリーとして客観的に過去の自分の行動を見つめ直すことができます。

4.他人に自分のことを聞いてみる

自己分析方法の1つとして、他人の意見を参考にするのもよいでしょう。これは、他己分析と呼ばれる方法です。他の人から見た自分、というのは自分から見た自分とのギャップが大きい場合もあります。違う視点から自分自身を見つめ直すという点でも、有用な自己分析方法といえるでしょう。
他己分析をしてもらうときに注意しておきたいことは、良い面ばかりを聞かないことです。マイナス面もしっかりとリサーチして自分の立ち位置を確認しておきましょう。
他人に聞くときには、以下のような質問を行います。

・私の長所、短所は何ですか?
・第一印象はどうでしたか?
・性格はどんなタイプだと思いますか?
・どんな仕事が向いているように見えますか?
・印象に残っている出来事は?
・他の人にどんな風に紹介しますか?

長所も短所も含めて自分を知ることが大切です。他己分析を行うときは、数人にお願いして、さまざまな視点から自分自身をリサーチすることをおすすめします。

5.その他の自己分析方法

1~4で紹介した以外にも、自己分析方法は数多くあります。主なものとしては、以下のとおりです。

・マインドマップをつくる
・ジョハリの窓をつくる
・自己分析テストを利用する
・褒められたことだけを思い出してみる
・団体行動のときの自分のポジションを再確認する
・20歳以前の人生に触れて自分の本質を探る

さまざまな分析方法の中から、自分にあった方法を実行してみてください。素の自分を見つけて、強みとなる自己アピールを作成しましょう。

自己分析の方法として、ノートを使ったやり方もあります。詳しくは「自己分析のやり方が知りたい!ノートを使った簡単でおすすめの方法をご紹介」をご覧ください。

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自己分析をする目的は?

就活生や転職活動中の人が自己分析をする目的は、自分の特徴をしっかりと把握するためです。自己分析をすることにより、以下のことが分かります。

・自分の長所と短所
・得意分野
・自己PRの材料
・適職
・性格(個性)

改めて見つめ直すことで、見えなかった一面を見つけることもできるでしょう。
自分を知ることによって、将来の仕事選びの指針として後悔のない選択ができます。また、自己分析をすることで、就活時に特徴のある自己アピールをすることも可能です。自分の人となりを採用担当者に的確にアピールすることによって、印象に残る人物になれるでしょう。

自己分析をするときに注意することは?

自己分析は、やり方を誤ってしまうと、本来の自分とは全く違う人物像になってしまう可能性があります。自分自身をしっかり把握するためにも、多少の時間をかけて一つ一つ丁寧に考察していくことが大切です。

偏った見方をしない

自己分析では、短所ばかりを探す、「自分は△△だ」など、偏った分析や根拠のない思い込みをしないことが大切です。偏った意見を持ったまま自己分析を行っても、それは正しい結果とはいえないでしょう。自分を客観視しづらければ、紹介したように第三者に他己分析を依頼してみましょう。

企業が求める人物像を意識しすぎない

企業が求める人物像を意識しすぎると、どうしても好印象を与えたいという思いから無意識に自己分析の結果が「企業の求める人物」に寄ってしまいます。しかし、これも本来の自己分析結果とは異なる可能性があるでしょう。

分析に時間を使いすぎない

自己分析は、あくまでも就活や転職の準備の一環です。自己分析に時間を使いすぎてしまうと、ほかの対策の時間が足りなくなったり応募が締め切られたりしてしまうことも。自己分析をするときは、時間や期限を決めて取り組みましょう。

簡単に済ませない

自己分析は時間をかけすぎてはいけないものの、簡単に済ませたり一度で終わらせたりするのも良くありません。簡単に済ませてしまうと分析が不十分となり、自分の強みや適性が把握できないまま応募することに。志望動機に説得力がなくなってしまいます。
また、「新卒のときに自己分析をやったから」と、転職時に行わない方もいるようですが、それも間違い。新卒時と転職時では年齢や社会人としての経験が違うため、物事に対する考え方や仕事に対する意識が変わっている可能性が高いです。にもかかわらず新卒時の自己分析結果を使ってしまうと、ミスマッチを起こす可能性は高くなるでしょう。

自己分析で自分を見つめ直そう!

自分のことを詳しく知り、見つめ直すために行う自己分析。自分に合っている職種や企業を探すためにも、就活や転職活動においては欠かせない活動の1つです。
就職後、企業と自分との間にミスマッチに気づき、「就活前に自己分析をしておけばよかった」と後悔する人も多いと言われています。このように後悔をしないためにも、早いうちに自己分析を行うことをおすすめします。「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」のコラムにおいても、自己分析の大切さが書かれておりますので、合わせてお読みください。

自分自身ときちんと向き合ったあとは、仕事選びが待っています。自己分析で見えてきた自分の一面に触れながら、自分の強みや適性に合う仕事・求人を探しましょう。

「自己分析はできたけど、向いている仕事がわからない…」という人は、プロの就活アドバイザーに相談してみましょう。就職エージェントのサービスを利用すると、企業紹介はもちろん、企業研究の方法や面接対策、エントリーシート欄や履歴書の書き方など、さまざまな支援を受けることが可能です。
ハタラクティブでもサービスを提供しており、非公開求人のご紹介も行っています。自己分析を参考にしながら、あなたに適したお仕事をリサーチいたします。

自己分析の方法に関するFAQ

自己分析については、方法や分析結果の活かし方など、疑問点が数多くあります。こちらでは、よくある質問3点にお答えしております。

いわゆる「自己分析サイト」や「自己分析ツール」を使っても問題ないですか?

自己分析サイトやツールは、いくつかのデータを入力するだけで簡単に結果が出るので、利用される方も多いでしょう。しかし、ツールの結果だけでは正確な自己分析を行えない可能性もあります。ツールは補助として使い、この記事でご紹介した方法で、自己分析することをおすすめします。「自己分析サイトの正しい使い方は?自分を知って就職や転職を成功させよう」も合わせてお読みください。

第二新卒の場合も自己分析は必要ですか?

第二新卒の方の中には、「以前にも自己分析を行っているので、今は必要ない」と考えている方もいるかもしれません。しかし、第二新卒の方は「社会人経験」が新たに加わっており、新卒時の就活とは考え方が変わっている可能性が大きいです。出来る限り、再度の自己分析をおすすめします。「第二新卒に自己分析は必要?転職に活用できる方法とやり方」のコラムも参考にしてださい。

自己分析を行ったら短所ばかり目についてしまいました

自己分析では、長所だけではなく短所も浮き彫りになるでしょう。そこで自己嫌悪に陥る人も珍しくありません。しかし自己分析で大切なのは、「分析結果をどう生かすか」です。もし短所が目についてしまったら、短所をどう克服するかを考えたり、短所を長所に言い換えたりするとよいでしょう。「自己分析で自己嫌悪に陥ったときの対処法を解説!」でも詳しく書かれていますので、合わせて読むことをおすすめします。

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