やりたい仕事がない人も就職できる!自分に合った職業の見つけ方

やりたい仕事がない人も就職できる!自分に合った職業の見つけ方の画像

この記事のまとめ

  • やりたい仕事がない理由は「自分に自信がない」「自己分析ができていない」などがある
  • やりたい仕事がない人は、「やりたくない仕事」から適職を見つける方法もある
  • やりたい仕事がないときは、資格取得や業界研究をすると良い
  • やりたい仕事がないときは、福利厚生や勤務時間から職場を探してもOK

やりたい仕事がない…と、就職や転職に踏み出せない人もいるのではないでしょうか。やりたい仕事がないと思うのは、自信のなさや自己分析不足が原因である可能性があります。やりたいと思える仕事を見つけるには、世の中にどんな仕事があるのか調べたり、身に着けたいスキルから仕事を選んだりするのが有効です。コラムでは、やりたい仕事の見つけ方を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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やりたい仕事が見つからないのは普通のこと

小さいときから目標にしてきた職業があるといったケースもありますが、多くの人は就職の段階で明確に「やりたい仕事」があるとは限りません。また、社会人として働いている人のなかにも、「今の仕事がやりたい仕事かどうか分からない」「働きながらやりたい仕事を探している」といった方もいるでしょう。
つまり、就活の段階で明確に「やりたい仕事」が決まっているケースは少ないといえます。やりたい仕事を探すために自己分析や企業研究といった就活を行う、ともいえるでしょう。

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やりたい仕事がないと感じる理由

やりたい仕事がない理由は、「自分に自信がない」「自己分析ができていない」「やりたいことが多すぎる」などいくつか考えられます。以下の項目に心当たりがないかチェックしましょう。

自分に自信がない

自分に自信をもてない人は、やりたい仕事が見つかりづらい傾向にあります。「自分にはできない」と、ネガティブなことばかり想像していると、挑戦したいことがあっても行動に移せず、「やりたい仕事がない」と思い込んでしまいがちです。

失敗したくないという恐れ

失敗を恐れて行動を起こさないことで、やりたい仕事から遠ざかっているパターンがあります。人によっては転職したくても、「自分の経歴では採用される確率が低いから」と、諦めてしまうことも。「やりたい仕事がないから転職しなくて良い」と自分を納得させ、不満はあっても現状維持を選ぶ人もいるようです。

自己分析ができていない

自分の長所や短所などを理解する自己分析ができないと、自分の適性が分からず、やりたい仕事を見つけづらくなってしまいます。

周囲の評価が気になる

「有名な企業に就職しないと周りに尊敬されない」といった思い込みによって、本当にやりたい仕事を目指せない人もいます。

どんな仕事があるか分かっていない

意外とよくあるのが、知っている仕事の種類が限られているために、自分に合った職業を見つけられないというパターンです。世の中にはたくさんの仕事があり、総務省が公開する「日本標準産業分類」によると、以下のような職業があります。

・農業
・工事業
・食料品製造業
・繊維工業
・印刷業
・情報通信業
・運輸業

このほかにも、小売業、金融業、飲食サービス業など、実にさまざまな業界があることが分かります。

参照元
総務省
日本標準産業分類

やりたいことが多すぎて決められない

「やりたい仕事がない」という人の中には、やりたいことや興味があることが多過ぎて何をやれば良いのか決められないという人もいます。

やりたい仕事が密からない人がすべき7つこと

やりたい仕事が見つからないときは、過去を振り返って達成感を得た経験などを洗い出してみましょう。さらに、自分にできることややりたくない仕事もリストアップすることで、自分に合った仕事を見つけられます。

1.楽しかったことや努力したことを振り返る

学生時代の楽しい思い出や努力した出来事が、やりたい仕事を見つけるヒントになります。「何が楽しかったか」また「なぜそう思ったか」を思い出すことで、自分の好みを改めて認識できるでしょう。また、辛いことを乗り越えた経験からは「なぜ努力できたか」「何に対し意欲が湧くか」を読み取れます。
学生時代の部活やアルバイト、勉強などで楽しかったことや努力したことを振り返り、書き出してみましょう。

2.「やりたくない仕事」を書き出す

「やりたくない仕事」を書き出すことで、やりたい仕事を絞れる可能性があります。
たとえば、体力に自信がなく体を動かすのが苦手であれば、建築業やドライバーなどを「やりたくない仕事」とします。会話があまり得意でなければ、接客業や営業職などを避けると良いでしょう。
このように、自分に合わない仕事を挙げていくことで、残った仕事から適職を探す方法もあります

3.「挑戦してみたいこと」をすべて書き出す

漠然と思い描いていることでも構わないので、挑戦してみたいことをすべて書き出します。周囲の目を意識せずに自分の夢や希望を挙げていくことで、本当にやりたいことが見えてくるでしょう。

4.自分が「できること」を考える

やりたい仕事が見つからないときは、自分ができる仕事を探すのも手です。人と比べて得意なことがあれば、その能力を活かせる仕事がないか考えましょう。自分で意識していなくても、よく人から褒められることや、長く続けていても苦にならない作業は、得意分野である可能性があります

5.将来の自分の姿を想像してみる

自分が将来なりたい姿を想像すると、そこから逆算して今すべきことが見えてくる場合があります。イメージした自分になるために必要な経験やスキルは何かを考えると、どんな仕事や企業に就職・転職すれば良いのかが分かるはずです。

6.働くうえで身に着けたいスキルを考える

将来の自分をイメージするのが難しいときは、直近で身に着けたいスキルから仕事を探す方法もあります。たとえば、コミュニケーションやプレゼンのスキルを身に着けたいのであれば、営業職が選択肢に上がるでしょう。

7.適職診断などを受ける

やりたい仕事がない場合は、適職診断の活用も仕事探しのヒントになります。適職診断とは、簡単な質問に回答することで向いている仕事を導く診断のことです。Web上で手軽に受けられる診断ツールもあるので、ぜひ活用してください。

やりたい仕事が見つからないときは自己分析!

自己分析とは、これまでに印象に残った経験などを振り返ったうえで、何をどのように学び、活かしてきたのかを洗い出すこと。これまでの人生を振り返り、自己分析が詳細に進むと、自分の性格や特徴、企業に応募した理由により具体性が現れます。その結果、どのような企業にマッチしているのかを把握しやすくなるほか、企業目線で「マッチしている人材だ」と判断しやすい書類作成が行えます。

やりたい仕事がない人が仕事を見つける4つの方法

やりたい仕事が見つからないときは、視野を広げるために世の中の仕事について深く理解することが大切になります。また、興味のある資格を取得して、関連する仕事を探してみるのもおすすめ。なかなか視野が広がらないときは、就職のプロであるエージェントに相談することも検討しましょう。

1.資格を取得してみる

興味がある資格を取得し、それを活かせる仕事を探す方法があります。また、チャレンジするか迷っている仕事があれば、まずは関連する資格を取得して適性を確かめても良いでしょう。職種によっては、資格をアピールすることで、面接官に良い印象を与えられることもあります。
フリーターにおすすめの資格を職種別に解説!取得時の注意点や勉強法も紹介」では、今から取得を目指せる資格の種類をまとめました。

2.業界や職種について調べる

やりたい仕事がないと悩んでいる方は、自分の知らない仕事にも目を向けてみましょう。インターネットや業界地図などの書籍を使って、世の中にある業界や職種を調べてください。今まで知らなかった仕事で、やってみたいと思える職業が見つかる可能性があります。

3.就職・転職エージェントを利用する

「やりたい仕事がないけど就職・転職はしたい」という場合は、就職・転職エージェントにアドバイスを求めるのも有効です。エージェントは、過去の経験や仕事に求める条件をヒアリングしたうえで、あなたに合った仕事を提案してくれます。第三者の目線で思いもしなかった仕事が見つかることもあるので、まずは相談だけでも利用してみると良いでしょう。

4.今の仕事でやりたいことを探す

「今の仕事に不満があるから転職したいけど、やりたい仕事はない」という場合は、現在の職場で自分の仕事を見直すことも大切です。仕事でやりがいを得るには、仕事の目標を設定したり、ライバルや憧れの先輩を見つけるのが効果的。上司に相談して仕事の割り振りを見直してもらうのも良いでしょう。
そのうえで転職を決意した際は、転職のスケジュールを立てたり、キャリアの棚卸しをしたりする作業が必要です。「転職でやることをチェック!準備リストに沿って手続きを効率良く進めよう」では、これから転職する人が気をつけたいポイントを紹介しています。

やりたい仕事が密からないときは希望条件から探してみる

やりたい仕事が見つからない人は、福利厚生や勤務時間など、職場に求める条件から仕事を探すのも手です。以下に、職場に求める条件としてよくあるものを紹介します。

福利厚生

福利厚生とは、家賃補助や通勤費補助、医療費補助、家族手当など給料とは別に受け取れる報酬、または利用できる制度を指します。
また、最近は保育園補助や旅行補助など、いくつかのなかから希望の手当を選べる制度(カフェテリアプラン)を取り入れる企業も。どんな福利厚生があるかは企業によって異なるので、確認しましょう。
福利厚生の充実度が経済面や生活に与える影響は大きいため、福利厚生の内容は企業選びの基準の一つとなります。

勤務時間

「9時~18時」「10時~19時」というように、勤務時間は会社によって異なります。早く出社して仕事を終わらせたいなら始業が早い会社を、朝起きるのが苦手なら始業が遅い会社を選ぶなど、生活リズムに合った働き方を選択すると良いでしょう。
また、企業によっては自分で始業・退勤時間を決められる「フレックスタイム制度」を導入している場合があります。特に、仕事と家庭を両立したい人や、プライベートの時間を大切にしたい人は、勤務時間の自由度は注目したいポイントです。また、育児や介護を行う社員に対して「短時間勤務制度」を適用する企業も多くあります。希望の時間で働けるかどうかも、やりたい仕事を見つける重要なポイントとなるでしょう。

働く場所

働く場所も仕事を選ぶうえでは大切な要素です。「都会で働きたい」「地方が良い」「自宅の近くが良い」といった観点から、自分にとって理想的な勤務場所を考えましょう。住んでみたい土地があれば、そこにある企業から就職先を選ぶことも可能です。故郷を離れて暮らしている人は、就職・転職を機に地元に帰る選択肢もあるでしょう。
また、希望の勤務場所から仕事を探すときは、転勤の有無を確認するのも大切です。企業によっては数年ごとに転勤を命じられる場合も。「転勤は良いが、引っ越したくない」、あるいは「転勤そのものをしたくない」と考える方は、よく確認してから応募しましょう。

働き方

やりたい仕事がない場合、「会社から出ない働き方が良いのか・社外に出て移動する働き方が良いのか」といった働き方から仕事を選ぶのも良いでしょう。ほかにも、「社員同士の距離感がある職場」「アットホームな職場」といった社風から働く先を選ぶと、自分の性格に合った環境で働けます。

希望条件がたくさんある場合は優先順位をつけましょう。譲れない条件を満たす職場を探すことで、満足度の高い就職・転職につながります。
また、希望条件を満たす職場であっても、業務内容や会社の雰囲気は必ず確認してください。たとえ会社の制度が整っていても、向いていない仕事や不得意な仕事は長続きしないからです。

就職・転職エージェントのハタラクティブでは、やりたい仕事がないとお悩みの方に向けて求人を提案しています。面談で希望をヒアリングしたうえで提案するので、1人で求人を探すよりも効率的な仕事探しが可能です。「自分に何が向いているか分からない」といった悩みにもアドバイスを行います。サービスはすべて無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。

やりたい仕事がない人に向けたQ&A

やりたい仕事がない方が抱えがちな悩みを解決します。

やりたい仕事がないのですが、どうすれば良い?

「やりたくない仕事」から就職・転職先を考えるのも効果的です。また、将来なりたい姿や身に着けたいスキルから仕事を選んでも良いでしょう。世の中にある業界や職種を多く知ることも大切です。その際は、ハタラクティブの「業界図鑑」が参考になります。

「やりたい仕事」と「できる仕事」のどちらを選ぶべき?

強い意思をもってやりたいと思える仕事がない場合、「できる仕事」に就くのも良いでしょう。やりたい仕事がある場合はチャレンジしてみる手もあります。「やりたい仕事が駄目だったときは、できる仕事を探せば良い」と考えるのもありでしょう。

やりたい仕事を見つけるときに気をつけることは?

理想を追い求めすぎないことが大切です。今の仕事に不満があるからといって、安易な転職は避けましょう。転職活動は、次の仕事に求める条件を明確にしたうでスタートするのが賢明です。「転職のありがち失敗例と成功する人のポイントとは」では、転職の失敗・成功パターンをまとめているので、参考にしてください。

福利厚生を基準にやりたい仕事を見つけても良い?

福利厚生からやりたい仕事を探してみるのも一つの手です。一般的な社会保険の例としては、健康保険や雇用保険、介護保険、厚生年金保険などがあります。ほかにも、家賃援助や資格取得支援制度など、企業によって制度はさまざまです。「福利厚生を理解しよう。制度や種類の詳細について」を参考に、自分の生活に合った福利厚生を調べてみましょう。

第三者からアドバイスを受けてやりたい仕事を探したい

アドバイスを受けながら仕事を探したい方には、就職・転職エージェントの活用がおすすめです。ハタラクティブでは、アドバイザーによるカウンセリングを行い、あなたに合った求人を紹介します。実際の職場の雰囲気や詳しい業務内容もご説明するので、適性にあった求人を見つけられるはずです。

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