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業界研究のやり方を解説!情報収集の方法やノートへのまとめ方も詳しく紹介
この記事のまとめ
- 業界研究とは、業界全体や各業界の特徴を調べて理解を深めるための方法
- 業界研究の具体的なやり方は、全体像を把握して特徴を深掘りしながら将来性に注目する
- 業界研究のやり方を試す場合、就活情報サイトや本などのツールの活用がおすすめ
- 業界研究では業界研究ノートを作成すると、比較しながら志望業界を絞り込める
- 業界研究のやり方がわからないときは、就職・転職エージェントに相談しよう!
あなたにおすすめ!
就職や転職を検討していて、業界研究をしようと考えているものの「やり方がよくわからない」と悩む方もいるでしょう。業界研究のやり方を押さえて就活すると、業界への理解が深まるだけでなく、志望する業界や職種を絞り込むときにも役立ちます。
このコラムでは、業界研究のやり方やおすすめのツールをまとめました。業界研究ノートも作成方法や各業界の種類と特徴も紹介しているので、ポイントを押さえて業界研究を行いましょう。
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業界研究の基本
就職活動や転職活動を成功させるためには、業界研究が欠かせません。具体的なやり方をご紹介する前に「そもそも業界研究とはどんなことを指すのか」「企業研究とは何が違うのか」といった業界研究の基本から解説していきます。
業界研究とは
業界研究とは、業界の種類や特徴を詳しく調べて、客観的に分析しながら理解を深める方法です。各業界に属する企業の基本情報や立ち位置がわかるため、やってみたい仕事を探したり、入社して働きたい企業を見つけたりする際に役立ちます。
自分がもつ職種のイメージのみでは、先入観があり就職先の選択肢を狭めることになりかねません。業界研究を徹底して行い、就活の方向性を明確にすると、やりたい仕事を絞り込みやすくなるでしょう。業界研究で各業界の職種や特徴・規模などを調査して、自分に合う仕事を探してみてください。
業界研究と企業研究の違い
業界研究のほかにも「企業研究」があります。業界研究とは、前述したとおり業界の特徴や業界内の企業を調査することです。一方で企業研究とは、ひとつの企業に絞って詳しく調査を行うことを指します。
業界研究で理解を深め、気になる企業をピックアップしたうえで企業研究を行うと、やりたい仕事を見つけやすくなるでしょう。企業が設定しているターゲットの顧客層や強み、同業他社との違いを把握しながら志望する企業を決めていきます。
企業研究のやり方も押さえておこう
企業研究のやり方にはいくつかの方法があります。たとえば、気になる企業のWebサイトにアクセスすると、企業理念や事業内容、求めている人物像などの基本的な情報の確認が可能です。ほかにも、会社説明会に参加したり、就活サイトに掲載されている内容を確認したりする方法があります。
企業研究をして調べた情報は、項目を分けながら企業ごとにリスト化しておきましょう。リスト化しておくと、客観的な視点で各企業の比較ができるのでおすすめです。
企業研究のやり方について詳しくは、「企業研究のやり方を解説!調べることや就職・転職活動への活かし方も紹介」のコラムを参考にしてみてください。「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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業界研究の目的
業界研究は理解を深めるだけでなく、志望業界を絞り込んだり、自分に合った業界を見つけたりするために行います。興味や関心のある業界を絞り込むことで、入社後にミスマッチが起きるのを防ぎ、集めたデータを参考にして応募先の企業にアピールも可能です。以下で、業界研究の目的を詳しく解説します。
志望する業界を絞り込むため
業界研究をすることで、調べた分野の特徴とある程度の職種が把握できます。自分に合った仕事に就いて、モチベーションを維持しながら働き続けるためにも、各業界の特徴を確認して興味や関心がある分野を絞り込みましょう。
志望する業界が明確になれば、企業研究で調べる企業も絞り込みやすくなります。就活の方向性を決めて取り組めるので、「何をしたいか全くわからない」「やりたい仕事が全然見つからない」などと悩まずに進められるでしょう。
入社後のミスマッチを防ぐため
もともと抱いていたイメージのみで就職や転職先を決めると、入社後に「思っていた仕事内容と違った」「社風が自分の価値観に合わなかった」などと後悔する可能性があります。就職や転職のミスマッチは、その後のモチベーションやキャリアプランに関わるため、事前に業界を研究して認識のギャップを防ぐことが大切です。
業界の特徴をあらかじめ把握できていると、入社してからも納得して働きながらキャリアアップしていけるでしょう。
志望する企業へアピールするため
業界研究で各分野の特徴や将来性を把握することで、就活の志望動機をより具体化できます。志望する業界で得られるメリットやデメリット、求められるスキルなどを詳しく理解して、自分の強みと照らし合わせながら就活でアピールできる自己PRを考えましょう。
自己PRについて詳しく知りたい方は、「自己PRとは?面接で話せる効果的な書き方を例文とあわせて紹介」のコラムもご一読ください。
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業界研究の具体的なやり方
業界研究では、まず業界の全体像を掴んで理解していくことから始めます。その後、業界の特徴や将来性について深掘りしていきましょう。ここでは、業界研究の具体的なやり方をまとめているので、就活をする際の参考としてお役立てください。
業界の全体像を理解する
業界研究ではまず始めに、すべての業界を洗い出しましょう。この行程を行うと、世の中にどのような業界や職種が存在するのか把握できます。社会全体を見渡して、広い視野をもちながら志望する業界を絞り込んでいけるでしょう。
さまざまな業界や職種を知ることで、就職先の選択肢や自分の可能性を広げられます。
業界ごとの特徴を深掘りする
業界の全体像や種類を把握したら、それぞれの特徴を掘り下げていきましょう。以下の内容に注目して調べると、業界について深堀りできます。
- ・業界の市場規模や動向
- ・各業界の代表的な企業
- ・取り扱う商品やサービス
- ・対象となる顧客
- ・業界全体に共通する仕事内容
- ・平均年収と平均年齢
- ・業界に関する最新情報
項目ごとに詳しく調べ、自分が働く姿のイメージを膨らませましょう。また、すべての業界を同じ項目で調べることで違いがわかり、比較しやすくなるメリットもあります。
業界の将来性に注目する
業界研究では、各業界の将来性にも注目しましょう。就活が成功して希望の企業に入社できても、業界自体が衰退していると、長期的に働くのが難しくなる可能性があります。業界の将来性については、以下のポイントに注目してみてください。
- ・流行に左右されないかどうか
- ・生活に必要不可欠な商品やサービスを提供しているか
- ・今後も需要がありニーズが見込まれるか
- ・人手は十分に足りているか
- ・AIでは代替できない仕事か
上記以外にも、企業が発信している業界情報や新聞に記載されている内容などを参考に、業界の将来性に注目してみましょう。
「将来性のある仕事とは?業界や職業とあわせて就くためのポイントも解説」のコラムでは、将来性のある仕事を探すときに検討したい業界を解説しています。こちらもぜひご参照ください。
業界研究での情報収集のやり方
業界研究するにあたり、何を利用してどのように情報収集すべきかわからない方もいるでしょう。ここでは、業界研究のやり方を試す際に役立つおすすめのツールを紹介します。どのような方法があるのか、業界研究をする際の参考にしてみてください。
業界研究のやり方を試す際に役立つおすすめのツール
就職・転職情報サイト
業界研究のやり方に、就職・転職情報サイトを利用して調べる方法があります。就職・転職情報サイトでは、求人情報以外に各業界の特徴や業界研究セミナーの開催情報など、就活に役立つ幅広い情報を入手可能です。
「さまざまな業界について知りたい」「就活に関する情報も押さえておきたい」と考えている方は、ぜひ就職・転職情報サイトの活用をしてみてください。
業界団体のWebサイト
業界研究のやり方には、各業界団体が運営しているWebサイトで調べる方法もあります。業界団体のWebサイトでは近況を発信しているときもあるので、業界における必須知識から最新ニュースまで、より現場に近い情報を収集できるのが魅力です。
志望業界の特徴を把握するだけでなく、就活時に企業へのアピールとして使える場面もあるため、必ずチェックしておきましょう。
本や雑誌
業界研究のやり方に、本や雑誌を読んで理解を深める方法があります。各業界の動向を詳しくまとめた「業界地図」や「就職四季報」は、業界の把握に活用できる書籍の一つです。「業界地図」で興味のある業界を絞り込めたら、「就職四季報」で企業の情報を確認しましょう。
また、業界によっては業界専門誌を発行しています。興味・関心がある特定の業界について知識や理解を深めたい場合、あわせてチェックしておくのがおすすめです。
四季報について詳しくは「四季報は転職でも必要?会社四季報・就職四季報の違いと活用法を解説」のコラムをご一読ください。
新聞やニュース
業界研究のやり方の一つに、新聞やニュースを活用する方法があります。新聞やニュースは、業界の情報をタイムリーに把握できるツールです。社会情勢や景気、円相場の変動を確認すれば、業界の動向や将来性も予測できます。
近年では紙面だけでなく、各新聞社のWebサイトやスマートフォンのニュースアプリから情報収集することも可能です。さまざまな媒体の情報を比較しながら情報を集め、業界研究をしてみましょう。
会社説明会や合同説明会
会社説明会や合同説明会に参加する方法も、業界研究のやり方の一つです。説明会に参加すると、より詳しい企業の情報を入手できます。新卒向けや中途採用者向けで分かれている説明会もあるため、事前に詳細を確認しておくと安心です。就活中は積極的に説明会に参加して、企業の情報を収集を行いながら業界内での立ち位置や強み、動向などに注目してみましょう。
「会社説明会に参加するメリットとは?服装や質問するときのポイントを解説」のコラムでは、会社説明会に参加するときの服装や注目すべきポイントについて解説しています。会社説明会について気になる方は、ぜひご覧ください。
業界研究セミナー
業界研究には、業界研究セミナーに参加するやり方もあります。業界研究セミナーでは、業界の動向やトレンド、将来性などについて知ることが可能です。主に学生向けのイベントになっており、企業や大学、自治体が主催しています。
キャリアセンターや就活サイトなどで開催情報を確認できるため、興味のある業界研究セミナーがあれば参加してみましょう。
OB・OG訪問
業界研究のやり方として、OB・OG訪問を活用する方法があります。OB・OG訪問では、実際に企業で働いている先輩社員の話を聞けるため、より具体的に業界や仕事内容のイメージがしやすいでしょう。
OB・OG訪問の探し方には、キャリアセンターを利用したり、会社説明会や合同説明会で知り合った社員にお願いしたりするなどの方法があります。OB・OG訪問をする際は、自分なりに業界研究を行い、実際に質問したい内容をまとめておきましょう。
OB・OG訪問については「OB・OG訪問におけるマナーとは?好印象を与えるためのポイントを解説」のコラムでも解説しています。気になる方は参考にしてみてください。
エージェントに相談して情報収集するのも手
業界研究のやり方がわからないときは、エージェントに相談して情報収集するのも手です。キャリアアドバイザーが業界研究のやり方を教えてくれるため、アドバイスを受けながら業界研究に取り組んでいけるでしょう。また、業界の動向や求人市場に関する情報も教えてもらえるので、業界に関する知識や理解が深まります。
エージェントでは情報収集だけでなく、履歴書の添削や面接対策などのサポートも充実しているため、就職や転職を考えている場合は積極的に活用する方法がおすすめです。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス業界研究ノートを作成しよう
業界研究で得た情報を整理してわかりやすくまとめるには、ノートを作成するやり方がおすすめです。業界研究ノートを作成すれば、異なる業界の情報を比較しながら整理できます。特徴や今後の見通し、自分の能力が活かせるかを業界ごとにまとめることでさらに理解が深まり、就活でアピールする場合も役立つでしょう。
ここでは、業界研究ノートの作成方法を紹介していきます。ポイントを押さえながら、自分だけの業界研究ノートを作成してみましょう。
業界研究ノートに記載する項目
整理された業界研究ノートを作るため、項目を統一して視覚的にわかりやすくします。記載する項目は自分で考えてもよいですが、基本情報として以下の項目も盛り込みましょう。
- ・業界名と規模
- ・業界の特徴と強み
- ・主な仕事内容
- ・業界が抱える課題と将来性
- ・業界内で気になる企業
- ・競合の業界
気になるポイントや魅力に感じたこともあわせてメモしておくと、職種の絞り込みをする際にも役立ちます。
業界研究ノート作りのポイント
業界研究ノートの作り方には、いくつかのポイントがあります。ポイントを押さえることで、見たときにわかりやすい業界ノートを作れるでしょう。以下で具体的に説明していきます。
同じフォーマットでまとめる
業界研究ノートを作るときは、同じフォーマットでまとめましょう。業界ごとに書き方を変えてしまうと、業界の比較をするときにわかりにくくなってしまいます。記載する項目を決めて、同じ内容と順番にしてノートを作ってみてください。
同じフォーマットで作成すると、比較したときに「△△業界は□□業界と比べて今後もニーズがありそう」「◎◎の業界では自分の強みを活かせそう」などがわかるでしょう。
自分の考えも記載する
業界研究ノートでは、自分の考えを記載することも大切です。業界研究で調べた情報とあわせて自分が感じたこと、気づいたポイントなどを記載しておきましょう。自分の考えを記載すると、調べてから時間が経過しても、ノートを見れば何を感じたり気づいたりしたのかを思い出せます。
また、疑問に思うことを記載すれば、企業説明会や就活イベントなどに参加した際に企業へ質問できるでしょう。自分の考えを積極的に記載して、オリジナルの業界研究ノートを作ってみてください。
新しい情報を記載する余白を残しておく
業界研究ノートを作る際は、余白を残しておくのがポイントです。余白を残さず作成すると、新しい情報を知った場合に追記できなくなってしまいます。たとえば、新しい情報の追記を想定して全体的に余白を残す、特定の場所をメモ欄として準備するなど、自分がまとめやすいと思う方法で余白を残しておきましょう。
テンプレートを活用して業界研究ノートを作ろう
業界研究ノートは手書きだけではなく、テンプレートを活用して作る方法もおすすめです。たとえば、パソコンを使って自分でオリジナルのフォーマットを作成したり、Webサイト上にあるテンプレートを使用したりする方法があります。テンプレートを活用して業界研究ノートを作ると、新しい情報を追記するときも簡単に余白を増やして入力が可能です。自分に合った方法で、業界研究ノートを作ってみましょう。就職や転職に役立つ!各業界の特徴と一覧
ここでは、各業界の特徴を一覧で紹介します。どのような業界の種類や特徴があるのかを知り、業界研究に役立てましょう。
メーカー業界
メーカー業界とは、材料を仕入れて加工し、製品を製造する業界です。「製造業」と呼ばれる場合もあり、自動車や家電、食品、化粧品など、幅広い種類に分類されています。仕入れから製造、供給まで業務内容が多岐にわたることから、さまざまな職種に挑戦できるでしょう。
また、メーカー業界で働くと、お店で製品が販売されているのを見つけたり、広告で製品を目にしたりする場合があるため、仕事に対するモチベーションアップに繋がります。商品企画や営業、資材調達、製造などの職種があるので、ものづくりに興味のある方におすすめの業界です。
メーカー業界について詳しく知りたい方は、「メーカーとは?どんな業種がある?主な仕事内容や転職を成功させるコツを紹介!」のコラムも参考にしてみてください。
商社業界
商社業界とは、世の中にある幅広い商品やサービスを扱い、売り手と買い手の仲介役として販売する業界です。商社業界には、多種多様なものを扱う「総合商社」と、特定の分野に特化したものを扱う「専門商社」が存在します。
商社業界では、国内だけでなく海外と取引を行う機会もあるため、グローバルに活躍したいと考えている方におすすめです。志望する場合は、英語力を身につけたり、簿記や貿易に関する知識を身につけたりしておくと役立つ可能性があります。
「総合商社とは何か分かりやすく解説!仕事内容や就職・転職成功のコツも紹介」のコラムでは、総合商社の事業内容や職種を紹介しているので、気になる方はあわせてご一読ください。
流通・小売業界
流通・小売業界とは、卸売業者から商品を仕入れて、商品を必要とする消費者の手元に届ける業界です。商品の仕入れや販売、マーケティングなどの幅広い職種が存在しています。
流通・小売業界の主な種類の例は以下のとおりです。
- ・コンビニエンスストア
- ・スーパーマーケット
- ・ドラッグストア
- ・ホームセンター
流通・小売業界では、世の中の動向やトレンドを意識して、消費者が求めているニーズを把握するスキルが求められます。また、店舗で働く場合はコミュニケーションスキルが役立つでしょう。トレンドに敏感な方や、人と関わるのが好きな方に向いている可能性があります。
小売業界について詳しく知りたい方は、「小売業界の仕事は?今後の課題は?具体的な業態や職種も解説」のコラムもご覧ください。
物流業界
物流業界とは、陸路や海路、空路を活用して目的地まで荷物を運ぶ業界です。荷物を運ぶ乗り物には、トラックや鉄道、航空機、船などの種類があります。荷物を運ぶだけでなく、運ぶまでの間に保管する倉庫業も物流業界にとって欠かせない存在です。
インターネット通販の普及や利用の高まりにより、今後もニーズが見込まれる業界の一つといえるでしょう。また、物流業界の職種の中でも、トラック運転手は人手不足の傾向にあります。若手の人材を積極的に採用している企業も存在するので、物流業界に興味のある方は詳しく調べてみてください。
「物流業界の仕事とは?将来性や向いている人の特徴も紹介」のコラムでは、物流業界の現状や将来性について紹介しています。物流業界に興味のある方は、ぜひご覧ください。
インフラ業界
インフラ業界とは、電気やガス、水道、交通などのサービスを提供している業界です。インフラ業界は、私たちが社会生活を送るうえで欠かせない分野といえます。
インフラ業界の代表的な分野は、以下のとおりです。
- ・生活インフラ
- ・交通インフラ
- ・空間インフラ
- ・エネルギーインフラ
社会生活を送るうえで欠かせない業界のため、景気に左右されにくい傾向があります。社会に貢献して役に立ちたい、専門的な知識を身につけて働きたいと考える方に向いているでしょう。
インフラ業界について詳しくは、「インフラ業界とは?主な職種一覧や向いている人の特徴、将来性などを解説」のコラムもご一読ください。
建設業界
建設業界とは、建物を建設して私たちの暮らしや企業を支えている業界です。オフィスビルや商業施設、マンション、家、学校、病院など、さまざまな建物を建設しています。建設業界では、大工や施工管理のような専門スキルを活かして活躍する職業のほか、営業やショールームスタッフなど、幅広い職種が存在しているので、挑戦できる仕事の幅は広いでしょう。
建設業界で働くと、仕事が目に見える形として残ります。自分が携わって完成した建物を見ることで、やりがいや達成感を感じられるでしょう。なお、建設業界は現場で働く作業労働者の高齢化により、人手不足が課題の一つ。若年層や未経験者を積極的に採用している企業もあるようです。
「建設業界とは?現状の課題や将来性・仕事内容を紹介」のコラムでは、建設業界の仕事内容や将来性について紹介しています。気になる方はあわせてご覧ください。
金融業界
金融業界とは、企業や個人に対してお金を貸し出したり金融資産の管理をしたりと、お金に関するサービスを提供して経済を支えている業界です。さまざまな業種と職種が存在するため、挑戦できる仕事の幅は広いでしょう。
金融業界には、主に以下の種類があります。
- ・銀行や信用金庫
- ・政府系金融機関
- ・証券会社
- ・保険会社
- ・クレジットカード会社
- ・リース会社
金融業では、お客さまと関わる機会が多いので、コミュニケーションスキルが役立つでしょう。また、細かいところまで目が行き届く注意力や倫理観、勉強熱心な姿勢も必要なスキルとして挙げられます。
金融業界については、「金融業界の仕事」のコラムも参考としてご一読ください。
IT業界
IT業界とは、さまざまなIT技術を活用しながら新しくシステムを開発したり、サービスを提供したりする業界を指します。IT業界は新しい技術が生まれやすく、働きながら知識やスキルを身につけてキャリアアップしていけるでしょう。
IT業界には、主に以下の種類があります。
- ・Web業界
- ・通信業界
- ・ソフトウェア業界
- ・ハードウェア業界
- ・情報処理業界
IT業界で働くためには、専門的な知識やスキルが必要です。しかし、企業によっては未経験から技術職の応募をしている場合があります。IT業界に携わりたい方や、専門的な知識やスキルを身につけたいと考える方に向いているでしょう。
IT業界について詳しくは、「IT業界の仕事」のコラムも参考にしてみてください。
広告・マスコミ業界
広告・マスコミ業界とは、テレビやインターネット、羅時をなどのメディアを通して幅広い情報を発信している業界です。記者や編集者、プロデューサー、アナウンサー、マーケティング、営業など、さまざまな職種が存在しています。
広告・マスコミ業界は、仕事を通してほかの業界や職種の人と関わる機会が多い傾向にあるのが特徴です。また、早い段階でトレンドに触れられるため、新しい情報を得ながら働きたい方に向いているでしょう。広告・マスコミ業界では、コミュニケーションスキルや粘り強さ、臨機応変に対応できる柔軟性などのスキルが役立つと考えられます。
広告業界については、「広告業界とは?具体的な職種や向いている人の特徴を紹介」のコラムもご参照ください。
サービス業界
サービス業界とは、形のないサービスを顧客に提供する業界です。サービス業界にはさまざまな種類があり、ジャンルごとに特徴は異なります。
サービス業界にある主な種類は以下のとおりです。
- ・生活関連サービス業、娯楽業
- ・宿泊業、飲食サービス業
- ・情報通信業
- ・運輸業、郵便行
- ・不動産業、物品賃貸業
- ・教育、学習支援業
- ・医療、福祉
- ・サービス業(他に分類されないもの)
サービス業界は、世の中の動向やトレンド、ニーズの変化が反映されやすい傾向があります。また、人と関わる仕事がメインになるため、コミュニケーションスキルや臨機応変な対応が求められるでしょう。流行に敏感な方やコミュニケーションスキルに自信のある方は、サービス業界に向いている可能性があります。
「サービス業の仕事内容って?職種一覧や向いている人の特徴を紹介!」のコラムでは、サービス業の種類や特徴を紹介しています。こちらもぜひご覧ください。
医療・介護業界
医療・介護業界とは、患者や利用者に対して医療や介護サービスを提供している業界を指します。病院や介護施設だけでなく、薬局や医療・介護サービスを提供する一般企業など、種類はさまざまです。医療・介護業界といえば患者や利用者と直接関わる仕事をイメージしますが、間接的にサポートしている職種も存在します。
困っている人の役に立ちたい、医療や介護に興味のある方に向いているでしょう。なお、一般的に医療・介護業界では、国家資格の取得が必要です。ただし、職種によっては資格がない未経験から挑戦できる場合もあります。どのような職業があり、何の資格が必要なのかも調べておくと役立つでしょう。
「医療業界の仕事!主な職種・将来性・今後の課題・志望動機の例文などを紹介」のコラムでは、医療業界の市場規模や将来性を紹介しています。
「未経験から介護職に転職したい!無資格で大丈夫?志望動機の例文も紹介」のコラムでは、未経験から介護の仕事を目指す方法を紹介しているので、気になる方はご覧ください。
官公庁・団体業界
官公庁・団体業界とは、公的機関や公共性のあるサービスを提供している業界です。具体的には、中央省庁や各都道府県に設置している市役所などの行政機関が当てはまります。営利目的をもつ一般企業とは異なり、公共性を重視して業務を行っているのが特徴です。
官公庁・団体業界は雇用や給与が安定しているため、腰を据えて長く働ける環境が整っています。ただし、入職して働くためには国や地方自治体が実施している試験に合格しなければなりません。希望する場合は、試験を見据えて計画的に学習に取り組むことをおすすめします。
「公務員になりたい!社会人採用の試験内容や難易度などについて解説!」のコラムでは、社会人採用で公務員就職を成功させるコツについて解説しています。気になる方は、参考としてご一読ください。
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業界研究のやり方に関するFAQ
ここでは、業界研究のやり方についてよくある質問をQ&A形式でまとめました。業界研究のやり方を知りたい、疑問がある方は参考としてお役立てください。
業界研究と企業研究の違いを教えてください
業界研究とは、業界の種類や特徴を調べ、業界に属する企業の立ち位置や基本的な情報を把握して、理解を深める方法を指します。
一方、企業研究とは、ある業界に属する個別の企業について調べることです。就職先を探したり、面接対策に役立てたりする目的で行われます。
業界研究と企業研究のどちらも、就活を行ううえで欠かせない対策のため、就職や転職を検討している場合は徹底して行いましょう。コラム内の「業界研究と企業研究の違い」で解説しているので、あわせてご覧ください。
業界研究で自分に合った仕事を見つけるには?
志望業界がなかなか絞れないときは、調べた中で興味をもった業界の共通点を洗い出してみてください。「toCが多い」「無形のサービスを提供している」など、気になる業界の共通点が見つけられると、自分が志望する職種の方向性が見えてきます。そのポイントに絞って探すことで、就活したい企業が自然とピックアップできるでしょう。
自分に合った職種がわからないときは「自分に合った仕事の見つけ方とは?適職が分からないときの探し方を解説」のコラムも参考にしてみてください。
業界研究ノートはどうやって作るの?
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公務員の業界研究のやり方を知りたいです
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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