就活しない。そこにある選択肢とは?

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この記事のまとめ

  • 就活をしない理由は、就職や仕事に対するマイナスイメージが原因の一つ
  • 就活しない生き方として、「フリーター」「起業する」「フリーランス」などがある
  • 既卒の就活は、新卒より難しくなると考えよう
  • 新卒は、社会人経験なしであらゆる企業に入れる唯一の機会!
  • 今就活が辛くても、貴重なチャンスを捨てるのはもったいない

就活をしない自由。就活をすることで得られること。 就活を迷っている方は、今より少し視野を広げて今後の方針を立てていきましょう。今回のコラムでは、就活をしたくない原因と、就活をしない生き方について解説。これからのヒントにお役立てください。

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就活をしない理由

就活をしない原因の一つは、就職や仕事に対するマイナスのイメージではないでしょうか?

ブラック企業や過労の問題は、ニュースの報道でたびたび取り上げられる話題。正社員として働くとプライベートがなくなり、仕事のために人生を犠牲にしなければならないというイメージを持っている方も少なくないでしょう。

"自分の時間を自由に使えるフリーターから、わざわざ正社員になるメリットが見出せない" 

"結婚する予定もないし、このままフリーターでも構わない"

上述のように正社員へのマイナスイメージが先行すると、積極的に就活をしようという意識は生まれません。なかには、就活の過程が面倒だと感じていたり、具体的なやり方がわからず二の足を踏んでいる方もいるのではないでしょうか。

また、一度は就活に取り組んだことがあるという人でも、“みんなで一斉に同じ服を着て同じことをしなければならないことに疑問を感じたから止めた”“履歴書と数十分の面接だけで人柄や能力が分かるはずがない”と経験を通して就職活動は不要であると判断する人もいるようです。

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就活をしない生き方

もちろん、世の中には就活をしないで生きていく方法があります。

今回はその3つの例を挙げて、それぞれの仕事に必要な能力や、メリット・デメリットをみていきます。3つの職業を比べながら、自分には就活が必要か、そうではないのかをよく考えてみてください。

フリーター

就活をしないでお金を得る手段の1つが、フリーターとして働くことです。 どのアルバイトを選ぶかにもよりますが、ほかの生きていくための方法と比べれば、必要となるスキルや経験は少なめ。未経験者を歓迎していることも多く、仕事内容や業種、勤務時間も自分の希望に合うものを選べます。

メリット

フリーターのメリットは、勤務時間の制約が少なく、比較的自由に自分の時間を持てる点。

ほかにやりたいことがある、自分のペースで働きたいという人にとって理想的な働き方を叶えられるでしょう。

また、前述したように未経験者を歓迎していることが多いので、気になる仕事を始めやすいというメリットもあります。

デメリット

正社員と比べて昇給や昇進は少なめ。基本的にはボーナスもないため、貯蓄が難しいという点。

また、アルバイトでも、年齢が上がると求人数は減少する傾向にあるのが実状です。明確に年齢制限の記載はなくても、「高年齢だと業務に必要な体力や能力と、その伸び代が期待できない」という理由から採用を控える企業が多め。

1つの場所で長く勤めるから大丈夫、と思っていても、人員の充足や店舗・企業の閉店・閉業、トラブルなどによって退職を余儀なくされるケースもあります。

現在は問題がなくても、将来的な雇用の不安定さは大きな心配要素といえるでしょう。 さらに、フリーターとして経験を積んでも、正社員求人へ応募した際に職歴として扱われないという点にも注意しましょう。

起業する

自らリーダーとなり企業を設立すれば、就活をする必要はありません。

起業には必要となる資格や経験もないため、誰でも簡単に事業を起こすことが可能です。

メリット

自身が主軸となるため、理想的な職場環境を整え、やりたいことに対して自由に取り組めます。

自分の実力がそのまま事業の収益に関わるので、高収入を得ることも可能です。

定年も自分で決められます。

デメリット

起業自体は誰でも気軽にできますが、維持するのは難しいのが現実です。

起業後の事業を成功させるためには、経営者になる能力や資質が不可欠。実力次第では、収入が減ったり、事業が失敗したりすることもあるでしょう。失敗やトラブルも全て自分の責任となります。

さらに、起業するためにはある程度の資金も必要です。

資金繰りや勉強など、あらゆる準備を整えてから臨む必要があるでしょう。

フリーランス

フリーランスとは、特定の企業に属さず、クライアントと個人で契約を結び仕事する人のこと。クライアントに直接自分のスキルを売り込む必要があります。

最初にある程度の資金が必要となる企業に比べてハードルが低く、チャレンジしやすいという面から近年では増加傾向にあるようです。

メリット

打ち合わせや営業はクライアントの都合に合わせる必要があるものの、作業時間は自分で自由に調整できます。

フリーターと同様に生活の自由度が高いのが魅力といえるでしょう。

報酬に関しても自分で決められるので、実力や案件の選び方次第では高収入を得られます。

職場の人間関係がないこともメリットと捉える人もいるようです。

デメリット

高収入が期待できる一方、実力によっては収入に波があることも。

また、職場の人間関係はありませんが、人脈がなければ仕事に繋がりません。

自身のスキルや人柄を知ってもらうために、積極的に交流の場に赴き、自分を売り込む必要があります。

もちろん、「依頼したい」と思ってもらえるような高いスキルも重要です。       

既卒の就活は新卒より厳しい!

「学生時代の就活に疲れたから、卒業してから考えなおそう…」

今の就職活動に疲れ、そんな風に考えている人はいませんか?

確かに就活は人によってはスケジュールがハードですし、不採用が続くとモチベーションを維持するのも大変です。

しかし、卒業後に心機一転して就活をしようとしている、またはしばらくフリーターとして生活しようとしているなら、今ここで考え直してみましょう。

人材市場では内定がないまま卒業した人を「既卒」と呼称しており、最近では国の働きかけもあって既卒を募集する企業は増加傾向にあります。

ただ、新卒採用をする全ての企業が既卒を募集するわけではありませんし、世の中には、新卒で充足するためほとんど中途採用を行わないという企業も存在します。
気になる企業が求人を出していなくて、就活できないということも少なくありません。

日本には「新卒一括採用」の文化があり、新卒は実務上のスキルがなくても、さまざまな企業に入れるチャンスに恵まれています。企業は新卒に対して積極的に説明会やインターンを行い、採用に意欲的。社会人経験なしで大企業や有名企業に採用されるのは、新卒ならではでしょう。

このように既卒でも新卒の時と同じように就活できるのであれば問題ありませんが、実際には中途採用枠での応募となり、実務経験が求められるのが基本です。ポテンシャル採用が期待できる新卒より、就活のハードルが上がると考えましょう。

また、既卒はどんな面接でもほとんど「なぜ学生時代に就職しなかったのか?」を尋ねられます。
ここで面接官の納得いく回答ができなければ採用は難しいですし、なかには「新卒で失敗したのには、何か能力的な問題があるのでは?」と疑いを持つ面接官もいるでしょう。

さらに、既卒枠があるとはいっても、既卒のライバルは企業ニーズの高い新卒と、社会人経験がある中途の転職者。この点も既卒の就活が厳しくなる理由となります。

「就活が辛くて挫折しそう」という人は、今が踏ん張りどき。新卒の就活は辛くても、一生に一度の大きなチャンスなのです。
もちろん、卒業してから就活を成功させる人もいますが、今あるチャンスを使わないのはもったいないと思いませんか?

長期的な視野で考えると、就職に有利な在学中に諦めずに就活するのが良いのではないでしょうか。

就活するならハタラクティブ

今までのコラムを読んで、就活に対する考え方は変わったでしょうか? 

フリーターと比べ、正社員の生活は仕事が占める割合が多く、自由な時間が減るというデメリットは存在します。
しかし、正社員には安定した収入のほかに、仕事のやりがいや喜び、責任のある立場でしか味わえない充実感があることも事実。
自分がやりたい仕事や希望に合う会社が見つかれば、今までのマイナスイメージを払拭するような結果が待っているかもしれません。
 そんな企業に出会うには、業界や企業研究、そして自己分析が不可欠です。

これからの自分の将来を考えた上で就職活動をしてみようという方は、ぜひ就職・転職支援のハタラクティブにご相談ください。

ハタラクティブなら、就活の経験が全くない、あるいは過去に挫折した経験がある方に対して、就職活動の初歩からサポートを行います。
就活アドバイザーによるカウンセリングはもちろん、面接対策や書類作成の指導を実施。面接日程を決める企業とのやり取りなど、就活で戸惑いがちな過程を代行しています。

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