転職活動にはどれくらいかかる?長引く要因や短期間で終わらせるコツを解説

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この記事のまとめ

  • 転職にかかる期間は約1~2ヶ月
  • 転職にどれくらいかかるかは、転職活動の進め方によって大きく異なる
  • 引継ぎ準備や入社手続きなどを在職中に済ませておくと、転職がスムーズに進みやすい
  • 目的を明確にしないで理想ばかり追っていると、転職活動を長引かせる可能性が高くなる
  • 転職活動にかかる期間を短くしたい方は、転職エージェントを利用するのがおすすめ

転職を検討している方のなかには、転職活動の期間がどれくらいかかるか気になる方もいるでしょう。一般的に、転職活動にかかる期間は1~2ヶ月程度といわれています。ただし、人によって転職目的は異なるので、平均値にとらわれず、自身でゴールを設定してスケジュールを立てるのがおすすめです。このコラムでは、転職までの流れや活動期間を短くするコツなども解説しているので、ぜひ転職活動にお役立てください。

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転職するまでにはどれくらいの期間がかかる?

転職活動にかかる期間は1ヶ月から3ヶ月ほどといわれています。転職活動には、求人情報のチェックや応募、書類作成、面接、退職の手続き、引継ぎ業務などさまざまな工程が含まれるため、一定の期間を要するようです。

転職活動を始めてから離職するまでの期間

厚生労働省の「令和2年転職者実態調査の概況」によると、転職活動を始めてから離職するまでの、期間別の転職者割合は以下のとおりです。

  転職活動期間なし 1ヶ月未満 1~3ヶ月 3~6ヶ月
20~24歳 25.1% 15.5% 37.4% 13.5%
25~29歳 18.0% 17.7% 29.6% 18.5%
30~34歳 23.4% 14.6% 26.8% 19.4%
35~39歳 21.1% 17.9% 30.0% 14.8%
40~44歳 22.7% 22.4% 23.9% 16.7%
45~49歳 18.8% 20.2% 29.2% 16.5%
全年齢計 23.6% 18.3% 28.8% 15.7%

参照:厚生労働省「令和2年転職者実態調査の概況 表19(20p)

上表から、どの年代でも、転職活動にかかる期間を「1~3ヶ月」と回答した人の割合が最も高いと分かるでしょう。一方で、「転職活動期間なし」と回答している転職者の割合も高く、在職中に転職活動を終わらせる人の多さが窺えます。

離職してから新しい職場に転職するまでの期間

同調査によると、離職してから次の職場に転職するまでの期間は、以下のとおりです。

  離職期間なし 1ヶ月未満 1~2ヶ月 2~4ヶ月
20~24歳 16.3% 28.2% 17.5% 12.9%
25~29歳 21.5% 30.6% 12.5% 18.1%
30~34歳 33.9% 25.1% 11.6% 13.8%
35~39歳 31.5% 29.7% 11.3% 10.6%
40~44歳 27.2% 30.1% 14.7% 9.8%
45~49歳 30.0% 30.6% 11.5% 9.9%
全年齢計 26.1% 27.6% 13.3% 12.9%

参照:厚生労働省「令和2年転職者実態調査の概況 表20(21p)

離職してから新しい職場に転職するまでの期間は、「1ヶ月未満」もしくは「なし」の人が多いと分かります。離職から転職までは、提出書類や持ち物の準備、予備知識の習得などを行う場合が多いため、1ヶ月程度の期間がかかるようです。なお、必要な手続きをすべて企業側がやってくれることもあり、その場合は「離職期間なし」となります。

現状に合わせて転職期間の目処を立てよう

転職を検討している方は、自分の現状に合わせて転職期間の目処を立ててみてください。たとえば、現職に大きな不満がなく、「もっと良い条件があったら転職したい」と考えているなら、希望条件に合う求人が見つかるまで気長に転職活動をすると良いでしょう。しかし、現職の管理体制に問題があったり、心身に影響が出ていたりするなら、転職に向けてすぐにでも行動を起こすべきといえます。自分が置かれている状況を加味して、無理のないスケジュールを組みましょう。

転職活動をいつから始めるべきか悩んでいる方には、「転職活動はいつ始める?必要な期間の目安とは」のコラムがおすすめです。ぜひ、転職活動にお役立てください。

参照元
厚生労働省
令和2年転職者実態調査の概況

転職活動の流れ

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転職活動の流れは、就職活動と基本的に同じです。最初に自己分析や企業研究をして、自分の能力が活かせる企業に応募します。その後、書類選考や面接を経て内定が出たら、現職の会社に退職願を提出。退職日が決まったら、退職手続きや業務の引継ぎを行います。
各段階ですることの詳細は下記にまとめたので、参考にしてみてください。

1.転職準備

準備期間には、転職の軸を明確に定めましょう。「どのような仕事がしたいのか」「転職で何を実現したいのか」「なぜ転職するのか」というように、目的を深掘りするのが転職成功のポイントです。転職の軸が明確に定まれば、希望条件も自ずと見えてきます。「今より条件が良い仕事」「今の仕事に飽きたから」など、明確な目的がない転職活動は長期化しやすく、成功度や満足度も低くなりやすいので注意してください。なお、準備期間は2週間~1ヶ月程度が目安です。

自己分析・企業研究

転職の準備期間には、自己分析や業界・企業研究も並行して行いましょう。自分や企業への理解を深めれば、転職の軸がより明確になります。自己分析の方法は、「自己分析とは?就活や転職活動での必要性を解説!方法やメリットもご紹介」、企業研究のやり方は「企業研究ってどうやるの?基本的なやり方と目的を解説」のコラムに載せているので、ぜひご一読ください。

必要なアイテムもそろえておこう

転職活動をできるだけスムーズに進めるためには、必要なアイテムを事前にそろえておくことも大切です。たとえば、履歴書・職務経歴書・スーツ・靴・カバンなどが挙げられます。必要な持ち物がそろっていないと、希望の求人が出たときにすぐ動き出せず、選考のチャンスを逃してしまう可能性があるので注意しましょう。必要な持ち物や服装について詳しく知りたい方は、「これで面接は完璧!持ち物リストと準備のポイント」のコラムも要チェックです。

2.求人への応募

転職先の企業に求めるものや条件を洗い出したら、希望に合う求人を探します。求人情報は刻々と変化するので、定期的にチェックし、気になる求人が見つかったら応募しましょう。転職活動を効率的に進めたい方は、複数社にまとめて応募するのがおすすめです。ただし、応募し過ぎてしまうとスケジュールを管理しきれなくなる恐れがあるので、最高でも5社程度に抑えましょう

応募書類の内容は企業ごとに変えよう

応募書類に書く志望動機の内容は、必ず企業ごとに変えましょう。どの企業にも通用するようなありきたりな内容だと、使い回しを疑われ、「転職できるならどこでも良いのでは…?」と思われる可能性があるので要注意です。なかなか書類選考に通過できないときは、「書類選考に通らない…そんな時気をつけたいポイントとは」のコラムを参考に、作成方法を見直してみてください。

3.面接・内定

書類選考に通過したら、面接に進みます。転職活動における平均的な面接回数は3回程度です。1次、2次面接では経歴やスキル、人柄などを見られます。2次面接では、1次面接よりも深掘りした質問をされるのが特徴です。最終面接は、企業が求職者を採用するかどうかの最終的な判断をするために行われます。大きな責任を伴うため、重役の方が面接官となる場合が多いようです。
それぞれの段階によって面接官が重視しているポイントは異なるので、「転職成功の鍵!一次面接と二次面接、最終面接の違いとは」のコラムを参考に、事前に対策して臨みましょう。なお、応募から内定までの期間は、1~2ヶ月程度です

4.退職に向けた準備

無事に内定をもらったら、退職に向けた交渉や手続きを行います。
内定連絡への返答は2~3日以内が目安で、遅くても1週間以内に返答するのがマナーです。同時期に、上司への退職報告も行いましょう。内定承諾や退職報告が済んだら、業務の引き継ぎや関係各所への挨拶を行います。

退職の手順や手続きに関する理解を深めたい方は、「会社の辞め方や手順を解説!退職する際の注意点や理由例も紹介」のコラムをご確認ください。
できるだけ早く転職活動を終えたい方には、「最短で転職を成功させるなら、全体の流れを押さえよう!」のコラムもおすすめです。

転職活動を行うのは働きながら?仕事を辞めてから?

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金銭的・精神的な余裕を重視する方は働きながら、時間的な余裕を重視したい方は、仕事を辞めてから転職活動をすると良いでしょう。以下では、働きながらの転職活動と、仕事を辞めてからの転職活動のメリット・デメリットを解説するので、自分にどちらが向いているのか考えてみましょう。

働きながら行う場合

働きながら転職活動を行うメリットは、「経済的に安定しているので転職活動が長引いても焦らずに済む」「退職後にブランク期間を作らずに済む」などです。一方、「転職活動に集中する時間が取りにくい」「面接のスケジュールが合わせにくい」などのデメリットもあります。

仕事を辞めてから行う場合

仕事を辞めてから転職活動を行うメリットは、「時間的な余裕があるのでスケジュールを調整しやすい」「転職活動に集中できる」などです。デメリットとしては、「収入が途切れてしまうため金銭的な負担が大きい」「ブランクが長引くのを恐れた結果、妥協して転職先を決めてしまう可能性がある」といった点が挙げられます。

仕事を辞めてからの転職活動は長引きやすいので注意

退職してからの転職活動は、時間に余裕があることから、長引いてしまう場合が多いようです。転職活動をするうえで心に余裕を持つことは大切ですが、空白期間が延び過ぎてしまうと採用されづらくなる可能性があるので注意しましょう。ブランク期間が転職に悪影響をおよぼす理由は、「空白期間が半年から1年以上あると転職に不利?履歴書にはこう書く!」のコラムで解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。

転職活動にかかる期間を長引かせる3つの要因

転職活動は、短期間で終わらせるのが得策です。長引いてしまうと、転職に対する意欲の低下や焦りが生まれ、思うような結果にならない可能性があります。以下では「転職が長引く要因」を紹介しているので、転職活動を始める前にチェックしておきましょう。

1.下準備をきちんとしないまま転職活動を始める

転職準備が不十分だと、転職活動にかかる期間は長くなってしまいます。このコラムの「転職活動の流れ」で紹介したとおり、転職の軸が定まっていなければ、どの企業が自分に合っているのか上手く判断できません。自分に合わない企業に応募してしまうと、たとえ内定をもらえても、入社後にミスマッチが起こり、離職につながる可能性があるので気をつけましょう

2.目的が不明確なまま理想だけを追いかける

具体的な目的のない転職活動は難航しがちです。たとえば、「今よりも好条件の職場で働きたい」と考えている場合、現職の労働環境にもよりますが、該当する企業が多過ぎて絞り込めない可能性が高いでしょう。また、明確な目的がないまま応募すると、企業に就業意欲が伝わらず、採用が遠のくこともあるので注意が必要です。転職の目的が見つからない方は、「転職の目的がないままで良い?職場を変える理由を整理する方法を解説!」のコラムを参考に、自分の考えを整理してみてください。

3.ゴールを設定していない

「○月までに転職活動を終わらせる」というゴールを決めないと、いつまで経っても転職活動が終わらない可能性があります。情報収集や選考対策には終わりがなく、極めようと思えばいくらでも時間を掛けられてしまうからです。期間を決め、そのなかで全力を尽くして準備することが大切といえます。

転職活動にかかる期間を短くする5つのコツ

転職活動を短い期間で終わらせるには、大まかなスケジュールを立てることが大切です。そのほか、退職意思の伝え方や引き継ぎ方法なども、転職活動にかかる期間を左右します。自分のモチベーションを保つためにも、以下を参考にしながら、転職期間を短くしましょう。

1.大まかなスケジュールを立てる

転職活動の期間を短くしたい方は、最初に大まかなスケジュールを立てましょう。
スケジュールの立て方は以下のとおりです。

ゴール:来年の4月から新しい会社で働く
→4月から働き始めるために、2月には内定をもらって退職意思を伝える
→2月に内定を取るために、年末には応募先を決めておく
→年末に応募先を決めるために、10月から準備を始める

上記のように、ゴールから逆算してスケジュールを組みます。どの段階でどれだけの期間が必要か、現職の労働時間や自分が抱えている業務などを考慮して予定を立てましょう。

2.引き継ぎの準備をしっかり行う

働きながら転職活動を行う方は、転職先が決まったらすぐに退職できるように、業務の引き継ぎの準備を事前にしておきましょう。自分が担当していた業務のマニュアル作成や取引先の整理など、できることから始めるのがコツです。業務をスムーズに引き継ぐ方法は「後任者も企業も安心!スマートな仕事の引き継ぎ方とは」のコラムで詳しく解説しているので、ぜひご一読ください。

3.退職の意思は強く伝える

上司に退職の旨を伝えるときは、強い意志を持ちましょう。気持ちが定まっていないままだと、引き止められたときに揺らいでしまう可能性があるからです。また、退職の交渉に時間がかかると、入社時期がずれたり、最悪の場合は内定取り消しになったりすることも。引き止められたときにどうすべきかは、「退職を引き止められた時の対処法」で解説しているので、上司の意見に流されて転職をあきらめてしまいそうな方は、事前にチェックしておきましょう。

4.応募方法を工夫する

早く転職先を決めたい方は、できるだけ多くの求人に応募することをおすすめします。ただし、闇雲に応募するのではなく、自分の能力やキャリアビジョンに合致する企業を選別しましょう。希望する業界・職種だけを見て手当たり次第に応募してしまうと、社風や価値観が合わない場合があるので気をつけてください。

5.転職エージェントを利用する

転職期間を短くしたい方には、転職エージェントの活用もおすすめです。
転職エージェントは、利用者の希望や適性に合った求人を紹介してくれるので、自分で応募先を探す手間が省けます。また、書類提出や面接といったスケジュール管理も基本的にエージェントが行ってくれるため、自分で日程調整を行う必要がありません。「転職活動にかける時間が取れない」「何から始めたら良いか分からない」といった方は、ぜひ活用してみましょう。

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転職活動の期間に関するQ&A

この項では、「内定後、入社まで何ヶ月待ってもらえる?」「応募から内定まではどれくらいかかる?」といった、転職活動の期間に関するお悩みを解決します。

応募から内定までの期間はどれくらい?

応募から内定までの期間は約1~2ヶ月です。この期間に、応募書類の作成や面接対策、実際の面接を行います。面接回数は企業によって異なるため、1ヶ月以内で内定が出ることもあれば、2ヶ月以上かかることもあるでしょう。内定までの流れやかかる期間は、「内定がでるまでの期間は?転職活動の流れや手続きまとめ」でも紹介しているので、あわせてご参照ください。

内定をもらったあと、入社まで何ヶ月待ってもらえる?

1〜2ヶ月、長くても3ヶ月程度なら待ってもらえる場合が多いようです。入社時期は、最終面接や内定後の面談で決める場合が多いので、入社を待ってもらいたい場合はその際に相談しましょう。面接で入社日を聞かれたときの対処法や、入社日の変更方法が知りたい方は、「メール?電話?入社日の伝え方とポイント」のコラムをチェックしてみてください。

転職活動がうまくいかないときは?

転職活動がうまくいかない場合は、「転職活動から少し離れてみる」「転職活動のやり方を見直す」「プロに頼る」といった方法をとりましょう。転職活動から少し離れてみると、気持ちがリフレッシュするだけでなく、自分のやり方が適切だったかを見直すきっかけにもなります。少し休んで再スタートすれば、転職活動がスムーズに進むこともあるでしょう。自力で改善するのが難しい場合は、転職活動のプロに頼るのもおすすめ。転職エージェントのハタラクティブには、経験豊富なアドバイザーが多数在籍しているので、ぜひ利用を検討してみてください。

20代と30代で転職にかかる期間は変わる?

転職活動を始めてから離職までにかかる期間は、20代・30代で差がありません。ただし、離職から転職までの期間は、30代のほうが短い傾向にあります。入社手続きを在職中に済ませていたり、入社に係る手続きを転職先がすべて行ってくれたりすることによって、転職までの期間が短くなっているようです。年代別の転職期間が詳しく知りたい方は、このコラムの「転職するまでにはどれくらいの期間がかかる?」をご覧ください。

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