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転職における会社選びの決め手は?複数内定で迷ったときの入社先の決め方
更新日
この記事のまとめ
- 転職先の決め手は「仕事内容」「待遇」「社内の雰囲気」のなどが多い
- 決め手がない場合は、「企業選びの軸を確認」「面接で質問」すると転職が失敗しにくい
- 転職先の決め手がないまま複数内定をもらった場合は、内定保留にして考える
「何を決め手に転職先を選んだら良いか分からない」と悩んでいる人もいるでしょう。会社選びの決め手が分からない人は、転職を決断した理由を振り返ってみるのがおすすめ。このコラムでは、決め手が分からない状態で企業選びをするコツや、できるだけ希望条件を満たす会社から内定をもらう方法についても解説しています。転職を決断した人はもちろん、迷っている人も参考にしてみてください。
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転職の決め手となる6つの基準
転職の決め手になるのは「仕事内容」や「待遇」が多いでしょう。人によって重視するポイントは異なりますが、多くの方が今の仕事より良い条件・満足できる仕事を求めて転職します。転職先の決め手になりやすい6つの基準を確認してみましょう。
1.仕事内容・やりがい
仕事内容ややりがいが転職の決め手になった人は多いでしょう。前職での経験を活かして働ける職場を選ぶ人もいれば、あえて未経験の業界にチャレンジする人もいるようです。
前職で配属の希望が叶わなかったことが転職の理由である人は、仕事内容を重視して選ぶと有意義な働き方ができる可能性があります。
2.給与・待遇
給与や待遇を重視して転職先を選んだという人もいます。「給与を上げたい」「ワークライフバランスを重視したい」など、理想の働き方は人それぞれ。単に収入が上がるだけでなく、「安定した収入が見込める」「インセンティブがあり頑張りが給与に反映される」といった理由も決め手になり得ます。「高収入の仕事に就くにはどうしたら良い?稼げる職業の共通点も紹介!」のコラムでは、高収入が期待できる仕事をご紹介しています。転職先の候補に挙げてみてはいかがでしょうか。
3.職場の雰囲気
人間関係の悩みを抱えている人や社風が合わないと感じる人は、職場の雰囲気を重視することが多いようです。社内の雰囲気や人間関係は、入社前になかなか把握しにくいもの。可能であれば職場見学をしたり、実際に働いている人に話を聞いてみたりすることで、自分に合う雰囲気がどうか判断しやすくなるでしょう。子育て中の方は、仕事との両立に理解のある職場かどうかも重要です。
4.勤務地
転職先の決め手が勤務地の人も少なくありません。自宅から乗換なしで通勤できる、短時間で通勤できるのは決め手として大きいようです。家庭の事情で転勤や引っ越しができない方もいるでしょう。また、近年では完全リモートで働ける企業もあるため、出社の必要がなければ好きな地域に住むことも叶います。「気になる!通勤時間の平均や長い場合のメリットとは」のコラムで、通勤時間の平均を確認してみてください。
5.福利厚生
福利厚生が充実している企業に対して、「社員を大切にしている」「働きやすい環境作りに積極的」といったポジティブな印象を抱く方が多いでしょう。実際に、福利厚生が充実していれば手当金や働きやすさなどに差が出るため、転職の決め手とする方は多いようです。具体的な福利厚生については「私生活も充実する?福利厚生とは」のコラムでご確認ください。なお、ハタラクティブでは諸手当を設けている企業の求人もご紹介しています。
6.勤務環境
残業が少ない、休日が多い、フレックスタイム制が活用できるなど勤務環境を転職の決め手にする方も多いでしょう。特に、結婚や出産、介護など生活環境に変化があった人は、働き方を重視して転職先を選ぶ傾向があります。ハタラクティブでは、ワークライフバランスが取りやすい求人をご紹介しています。
決め手がないときの転職先選びのコツ
「企業選びの決め手が自分でも分からない」という人は、判断の軸や希望条件を改めて確認してみましょう。決め手がないまま転職活動を進めると、選んだ企業に一貫性がなくなり、より志望順位に迷うという結果に。コツを知って、希望の働き方を叶えましょう。
判断の軸を明らかにする
まずは、自分の理想に合った企業かどうか判断する軸を決めましょう。自身が希望する条件を書き出し、優先順位をつけることで企業選びがしやすくなるはずです。決め手を考える際は、以下の具体例も参考にしてみてください。
・現職、前職の課題や不満を解消できるか
・自分のなりたい姿に近づけるか
・職場の居心地は良さそうか
・自分の考える待遇の基準を満たしているか
・残業が多いなど仕事がハード過ぎないか
・長期的な視野で考えてキャリア形成につながるか
どんな基準で企業を選べばいいか分からなければ、自己分析を行うのがおすすめ。「企業選びの軸の見つけ方!人柄や社風から探すべき?企業へはどう伝える?」を参考にしながら、自分がどんな条件や判断基準で仕事をしたいか、考えてみてください。
希望条件に優劣を付ける
希望を挙げようとすると、つい「あれも、これも」となってしまいがちですが、ここでは"絶対に譲れない条件"を明らかにすることが大切です。希望条件をそこそこ満たしていても、譲れない条件が満たされていなければ、不満を感じる可能性があります。
気になったことを面接で質問してみる
決め手が見つからない場合でも、入社後に「想像と違った」という事態を避けるため、気になったことは面接時に質問しておきましょう。聞きづらいと感じる人もいるかもしれませんが、ミスマッチの可能性を減らすためには大切なこと。以下のポイントについても聞くと、より自身に合った企業の判断がしやすくなるでしょう。
・どんな仕事を任せてもらえそうか
・職場見学させてもらえるか
・実際に働く社員と話ができるか
求人では分からない内容について聞くことで、新たな情報を得られる可能性があります。特に、入社後の話を聞くと、より転職後のビジョンがはっきりし、企業選びがしやすくなるはずです。また、自分に合った転職が見つからないとお悩みの方は、転職先の選び方や失敗しないポイントをまとめたコラム「転職先が見つからない!原因と自分に合った求人の探し方を解説」を参考にしてください。
転職先に内定をもらったあとに決め手に迷う原因は?
すでに内定をもらっている状態で決め手が分からない場合は、いくつか原因が考えられます。内定が出たあとに迷う原因は以下のとおりです。
・周りの意見に影響されやすい
・内定先で実際に働いているイメージを持てない
・予想外のことに慌ててしまう
希望条件が揃っている会社であるにも関わらず、周りの意見によって決め手を失う人もいるようです。また、第一志望の選考結果よりも先に他社の内定が出たことで迷う人もいます。
転職で複数内定をもらったときの決め手の選び方
複数内定をもらったら、どのように動くべきかご紹介します。複数内定が出るとうれしい反面、迷いが生じるもの。希望が叶う企業に転職できるよう、以下で紹介するポイントについてよく考えてみましょう。
決め手となる条件を比較する
内定が複数社から出たら、それぞれの条件を比較してみましょう。内定先を選ぶ際に着目したほうが良い点は以下のとおりです。内定承諾までの期間は、2週間~1ヶ月が一般的とされているので、その間にじっくり考えましょう。
・転職の理由が叶うかどうか
・自分の優先順位に基づいて比べる
・転職の目的により合致するほうはどちらか
・辞めても次の職場につなげられそうか
内定先を選ぶとき、つい待遇や福利厚生ばかりに目がいってしまいがちですが、まずは自身の軸からブレていないか確認することが重要。将来に活かせる仕事かどうか考えておくのもポイントです。
内定が出た後に迷ったら、希望条件と口コミを照らし合わせながら考えるのも良いでしょう。ただし、口コミを全て鵜呑みにすると、余計に決め手に迷う場合もあるので注意が必要です。
決め手に迷って内定保留したいときは?
すぐに内定承諾の返事ができないときは「内定保留」にしましょう。内定保留はマナー違反ではないので、安心してください。内定保留をするときは、失礼のない伝え方をすることが大切です。
保留する理由を伝える
まずは、内定保留にする旨を採用担当者に伝えましょう。「他社の選考結果を待っている」など、事実をそのまま伝えます。他社の選考のことを伝えづらいからと、嘘の理由を伝えることは避けましょう。嘘だと見抜かれた場合、信用が失われる恐れがあります。
期日を明らかにする
理由を伝えたら、いつまでに返事ができるのかも伝えましょう。他社の結果が分かる日にちを確認し、それ以降の期日を設定します。内定保留ができるのは長くても1週間程度です。他社の選考も考慮しながら、しっかりスケジュールを管理しておくようにしましょう。
入社する気持ちがあることを伝える
内定保留を伝えるときは、入社する気持ちがあることもしっかり伝えます。先述のとおり、内定保留はマナー違反ではありませんが、採用担当者に「入社意欲が低い」という印象を与える可能性もあります。「御社には大きな魅力を感じている」と伝えるなど、入社に対して前向きな姿勢であることを示しましょう。
電話での内定保留の伝え方の例
内定の連絡が電話で来たら、そのまま内定を保留にしたい旨を伝えます。以下の例文も参考にしてみてください。
(例)うれしいご連絡をいただいたところ大変恐縮なのですが、○日までお返事を待っていただくことは可能でしょうか?御社には大きな魅力を感じているのですが、後悔のないようしっかり考えてからお返事をしたいと考えております。
メールでの内定保留の伝え方の例
選考の結果がメールで来た場合は、内定保留もメールで伝えれば問題ありません。メールで内定保留にする際の文例は以下のとおりです。
(例)
株式会社○○ 人事部 採用担当○○様
お世話になっております。
○月○日に内定のご連絡をいただきました、○○と申します。
先日は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。
大変恐縮なのですが、他社の選考を受けていることもあり、お返事を○月○日までお待ちいただくことは可能でしょうか?
貴社には大きな魅力を感じておりますが、大きな決断となりますので、しっかり考えてからお返事をさせていただきたいと考えております。
誠に勝手なお願いではございますが、ご理解いただけますと幸いです。
宜しくお願い申し上げます。
転職の決め手で悩んだときの対処法
転職に悩んだ場合の対処法をご紹介します。転職を決断できない理由別に紹介するので、思い当たるものを参考にしてみてください。
人間関係が原因で転職する場合
人間関係にストレスを感じている場合は、まずは状況の改善を試みたうえで、転職を決断するのがベター。人間関係がストレスの原因になっていることを、信頼できる上司に伝えてみましょう。
また、上司に話してもなかなか理解が得られない場合もあります。そのときは諦めずに何度も伝え、どうしても取り合ってもらえないようであれば、人事に相談しましょう。
人間関係がうまくいかない理由が自分にある可能性もあります。過敏になりすぎていたり、自己中心的な考え方になったりしている場合は、自分では気づきにくいもの。人間関係に不満があるときは人に話し、対処法を客観的に判断をしてもらうのもおすすめです。
人間関係の改善を試みたうえで、変化が見込めないようであれば転職を考えてみても良いでしょう。ただし、人間関係は実際に働いてみないと分からない部分も多く、転職することで改善するとは言い切れません。人間関係が原因で転職する場合は、転職先の情報をより慎重に確認する必要があることを頭に入れておきましょう。
人間関係以外の条件も忘れずに
人間関係が原因で転職を決断した人は、つい職場の雰囲気のみで転職先を決めてしまいがち。職場の雰囲気を確認することは大切です。しかし、残業時間や給与など、そのほかの条件確認がおろそかにならないよう気をつけましょう。多少の妥協が必要な場合もありますが、あくまでも目標とすべきは"働き続けられる会社を選ぶこと"です。年齢で転職を迷っている場合
なかには自分の年齢を考えて転職をためらっている人もいるでしょう。「転職は何歳まで?気になる年齢の話」でも述べているように、年齢が上がれば上がるほど、転職は厳しくなるといわれています。とはいえ、絶対に転職ができないというわけではありません。多少苦労する可能性もありますが、それでも働き方を改善したいという人は、転職活動に踏み切っても良いでしょう。
第二新卒は転職しやすい
まだ社会人経験の浅い第二新卒は転職がしやすいといわれています。基本的なマナーが身についている、柔軟な対応や考え方を持っている、ポテンシャルがあるといった理由から第二新卒はニーズが高め。早期退職による懸念を払拭しなければならない難しさはありますが、比較的転職はしやすいでしょう。第二新卒に該当する時期は短いので、転職を考えている人は早めに決断するのが成功のカギです。
会社選びに迷ったら信頼できる人に相談しよう
転職先を選ぶときの決め手がなかなか決まらない人は、1人で悩まず、家族や友人に相談してみることをおすすめします。客観的に見てもらうことで、自分では気づいていない適性が見えてくることも。信頼できる人の意見が決め手になることもあるでしょう。
キャリア形成のことはプロに相談するのもおすすめ
将来のキャリアプランについて相談したい場合は、転職エージェントを利用するのが良いでしょう。
転職エージェントでは、就活のプロが将来設計の相談に乗ってくれます。描いている将来のビジョンを実現したいという人は、エージェントに相談してみましょう。
ハタラクティブは、20代の方や第二新卒の方など若年層の就活に特化した転職エージェント。実際に取材した企業の求人のみを扱っているので、入社後のキャリアプランや社内の雰囲気なども詳しくお伝えできます!
「転職先の決め手が分からない」「企業選びの軸がブレてしまう」というお悩みを抱えている方は、ぜひ一度ご相談ください。
サービスは全て無料で提供していますので、安心してご相談いただけます。
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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