高収入の仕事とは?無資格・未経験も挑戦できる?良い仕事に就くには

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この記事のまとめ

  • 高収入の仕事といわれる目安は、年収850~1,000万円程度
  • 高収入の仕事の代表例として、医師や弁護士といった士業が挙げられる
  • 専門知識や難関資格の取得も、高収入の仕事につながる場合がある
  • 高収入の仕事に就きたいなら、エージェントに相談するのがおすすめ

仕事を選ぶ際、できるだけ高収入を希望するのは自然なことです。このコラムでは、「高収入の仕事にはどんなものがあるの?」「高収入の仕事に就くにはどうすれば良い?」などの疑問を持つ方に向けて、高収入の仕事について詳しく解説しています。さらに、お金を稼ぐために必要なポイントもご紹介。「できるだけ高収入の仕事に就きたい」という方は、ぜひご覧ください。

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高収入の仕事の基準とは

高収入の明確な基準はありませんが、年収が1,000万円を超えていれば世間一般的には高収入といわれるケースが多いようです。ただし、高収入かどうかは、対象となる人の年齢によっても異なります。たとえば、新卒1年目が毎月30万円手取りでもらっているなら高収入と判断できるものの、新卒よりも社会人経験が長い40代で手取り30万円だと、高収入とは言い切れないでしょう。また、「その人がどのような生活を送っているのか」や「どのような価値観を持っているのか」によっても、高収入の基準が変わります。

850万円を高収入のラインと考えることもできる

税制上では、給与所得控除額が減ったり、税金が増えたりする対象の基準は、年収が850万円以上の人となっています。そのため、年収850万円以上を「高収入」と捉える人もいるでしょう。

日本人の平均給与

国税庁の「令和3年分 民間給与実態統計調査」によると、令和3年の平均給与は、443万円(男性545万円、女性302万円)でした。よって、年収が850万円あれば単純に平均の2倍近い給与をもらっていると考えられるため、高収入と判断できるでしょう。年齢階層別の平均給与については、以下のとおりです。

年齢階層男性女性
20~24歳287万円249万円
25~29歳404万円328万円
30~34歳472万円322万円
35~39歳533万円321万円
40~44歳584万円324万円
45~49歳630万円328万円
50~54歳664万円328万円
55~59歳687万円316万円

引用:国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査(21p)

男性は40代、50代と年齢が上がるにつれて平均給与も高くなり、55~59歳の階層が最も高くなっていますが、女性は年齢による給与の変動があまり大きくないということが分かります。

参照元
国税庁
令和3年分 民間給与実態統計調査

平均給与の高い業界ランキング

厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況(5)産業別にみた賃金」によると、高収入を目指せる平均給与の高い仕事の業界ランキングは、以下のとおりです。

順位業界平均給与
1位電気・ガス・熱供給・水道業40.2万円
2位学術研究、専門・技術サービス業38.6万円
3位情報通信業37.9万円
4位教育、学習支援業37.8万円
5位金融業、保険業37.4万円
6位鉱業、採石業、砂利採取業34.7万円
7位不動産業、物品賃貸34.0万円
8位建設業33.5万円
9位卸売業、小売業31.5万円
10位製造業30.2万円

引用:厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況(5)産業別にみた賃金

業界別に見ると、「電気・ガス・熱供給・水道業」が最も高収入を目指せる業界といえるでしょう。次いで、「学術研究、専門・技術サービス業」「情報通信業」の平均給与が高いということが分かります。

参照元
厚生労働省
令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況

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高収入の仕事に共通している特徴

高収入の仕事に共通している特徴

  • 代わりがいない
  • リスクが高い
  • 生活に必要不可欠
  • 専門知識や資格の取得が必要

高収入を期待できる仕事の特徴は、「代わりがいない」「リスクが高い」「必要不可欠」など。ここでは、それぞれの特徴について詳しく解説します。

代わりがいない

代わりの人材を見つけるのが難しい仕事は、需要に対して供給が少ないため、一般的に高収入になりやすいといわれています。希少性の高さから、自然と給与が高くなる傾向があるようです。

リスクが高い

医師やパイロットなど他人の命に責任を持つ仕事も、給与が高くなる場合が多く、高収入を目指しやすい仕事といえるでしょう。ほかに、警察官や消防士といった仕事もリスクが高いため、高収入が望めるようです。

生活に必要不可欠な仕事である

インフラや金融、建設、製造などといった生活に欠かせない仕事も給与が高い傾向にあります。需要の高さや経営の安定性が高収入につながるようです

専門知識や資格の取得が必要な仕事

資格があるということは、その業務に対して専門知識やスキルを持っているということ。また、医師や弁護士などは「業務独占資格」のため、資格がないと業務を行えません。また、資格のなかでも取得が困難といわれるものを持っている人ほど高収入の仕事に就きやすいでしょう

無資格・未経験の人が目指せる高収入の仕事もある

資格を持っていなかったり、未経験だったりする場合も、高収入を目指せる仕事はあります。特に、「営業職」「IT・デザイン職」などは、特別な資格がなくてもチャレンジしやすく、高収入を狙える職種といえるでしょう。

代表的な高収入の仕事

日本の仕事のなかでも、医師、弁護士、公認会計士などの「士業」と呼ばれる職種は、高収入が見込める仕事の代表格です。いずれも難関資格を取得する必要があり、就職難易度の高い仕事といえるでしょう。
たとえば、医師になるには大学の医学部に進学し、6年間勉学に勤しむ必要があります。卒業後、医師国家試験を受験。合格すると、臨床研修医として2年以上の実務経験を経た後、晴れて医師となれます。また、弁護士は、司法試験に合格することが必須です。司法試験の受験資格は、法科大学院修了者、もしくは法科大学院を修了していない人を対象とした予備試験合格者に対してのみ与えられます。多くは大学の法学部を経て法科大学院に進学した後、司法試験に備えるというスタイルが一般的です。
加えて、「医師や弁護士として仕事を始めても、常に勉強し続ける必要があること」「仕事に対しての責任が非常に大きなこと」なども、高収入となる要因と考えられるでしょう。年齢が若いうちに高収入な仕事に就きたい方は、「20代で月収50万は可能?高収入を得やすい仕事も解説」もぜひご参照ください。

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高収入を目指せる仕事一覧

医師や弁護士は高収入が見込めるものの、就業するまでに多大な時間を要します。ここでは、営業職やコンサルタントなど、一般的な就活で目指せる高収入の仕事をまとめました。

1.営業職

特別な資格や経験を問わずに働ける営業職は、「インセンティブ」と呼ばれる成果に応じて支給される報奨金によって、高収入を叶えられる仕事です。特に不動産のように扱う商品が高額であれば、インセンティブも高くなる傾向があります
また、完全歩合制の営業も、結果を出した分だけ収入に反映されるため、やる気や適性によっては高収入を得られる可能性があるでしょう。一口に「営業」といっても、多くの種類に分けられます。営業の種類や適性について詳しくまとめた「営業職とは何をする仕事?業務の内容やメリット・デメリットを解説!」も併せてご覧ください。

2.コンサルタント

コンサルタントとは、クライアントの依頼解決を目的にアドバイスを行う仕事のことです。「経営コンサルタント」「戦略コンサルタント」「人材コンサルタント」のように、サポート分野によって業種が異なります。
コンサルタントは担当する業務が多く、資料作成やデータ分析といったスキルが必要です。さらに、提供するのは形のないサービスで完成形が定まっていないため、労働が長時間化しやすいことも。業務量の多さと労働時間の長さに見合った高収入を得られる仕事のようです。詳しくは、「コンサル業界の仕事」でご確認ください。

3.総合商社

広範囲にわたる商品を世界各地で取引する総合商社。業務量の多さに加え、出張や海外赴任が多いのが特徴です。そのため収入も高くなる傾向があります。「総合商社とは何かわかりやすく解説!仕事内容や就職・転職成功のコツも紹介」では、総合商社の概要や年収を紹介していますので、ぜひご参照ください。

4.不動産鑑定士

不動産鑑定士は、土地や建物の資産価値を評価する不動産のプロ。建物そのものだけでなく、地域環境や社会情勢といった条件も含めて、不動産の価値判断ができる唯一の資格のため、需要が高い仕事です。就業するためには、不動産系のなかでも、特に難しい資格を取得しなければいけません。資格の難易度の高さや勤務先の選択肢の多さから、収入は高くなる傾向があるようです。不動産関連企業だけでなく、コンサルティング会社や金融機関、官公庁でも活躍できます。

5.MR

MRは英語の(Medical Representatives)の頭文字で、医薬情報を提供する担当者のことです。主に製薬会社に勤め、医療関係者に対する自社製品(医薬品)の販売を行うのが業務。仕事としては営業と似ていますが、価格交渉などは行いません。MRになるために必須の資格はありませんが、公益財団法人MR認定センターの実施する「MR認定証」を取得するのが一般的。医薬品という専門性が求められる仕事であるため、収入も高いようです

6.公務員

公務員の給与は民間企業の水準に則って決まるため、高収入といわれる民間企業従事者に比べると給与が高いとはいえないことも。ただし、公務員は勤続年数に応じた昇給とボーナスがあるので、勤続年数が長くなるほど高収入になると考えられます
公務員について詳しく知りたい方は、「大学中退者は公務員になれる?面接の通過方法や給料事情をご紹介!」を参考に、公務員の仕事内容や学歴との関係性を確認しましょう。

7.動画クリエイター

動画クリエイターとは、映像制作に関わる仕事をしている人のこと。主に動画共有サイトに投稿を行う方々が該当します。撮影から編集までを一人でこなすことが多く、再生回数に応じた収入が基本。近年では動画共有サイトにとどまらず、テレビに出演する機会も増えていて、実力があれば1,000万円をはるかに超える高収入を得ることが可能な仕事です
動画クリエイターをはじめとする新しい仕事に興味があるなら、「これからの新しい仕事を考える!注目されている職種や働き方をご紹介」のコラムがおすすめです。

8.宅地建物取引士

宅地建物取引士は、不動産売買や仲介の際に、重要事項の説明や書類作成などを請け負います。不動産関連の業務のなかには宅建を持っていなければ行えない仕事があり、いわゆる独占業務資格の一つです。また、不動産取引を行う事業所では、従業員の3人に1人の割合で宅地建物取引士の有資格者を常駐させる義務があるため、需要の高い仕事といえるでしょう。資格手当にも期待できることから、宅建士は高収入の仕事といわれています。

9.ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーは、FPという略称で呼ばれることも多い仕事で、生活に関わるさまざまなお金についてのプランをお客さまに提案するのが主な業務内容です。FPの資格の難易度は、3級から1級まであります。3級であれば、独学で勉強しても合格を目指せるため、未経験者にもおすすめです。FPの資格を活かせる業界として、保険業界、金融業界、不動産業界などが挙げられます。独立も可能なため、人によっては年収1,000万円以上の高収入を目指すことも可能なようです。

人と関わらない高収入の仕事はある?

高収入の仕事を目指す人のなかで、周囲の人と関わりたくないという人もいるでしょう。近年、インターネットがあれば勤務が可能な仕事も多く、人と関わらなくても収入を得られます。たとえば、家にいながらプログラミングの仕事を請け負う「在宅プログラマー」や、ホームページなどを運営し、広告により収入を得る「アフィリエイト」など、人と関わらない働き方も増えているようです。

仕事で高収入を得るために必要なこと

仕事で高収入を得るために必要なこと

  • 学び続ける姿勢を忘れない
  • 他人に差をつける
  • 何事にも挑戦する

高収入の仕事に就くためには、常に学び続ける姿勢や他人に差をつけるための努力などが大切。専門知識や資格を取得し、ほかの人材より需要の高い人材になるのが高収入のポイントです。

学び続ける姿勢を忘れない

高収入を得るには、専門性を高めたり、時代に合わせた知識やスキルを得たりすることが必要。高収入を目指せる仕事に就いた後も、現状に満足せず、常に学び続ける姿勢が大切です

他人に差をつける

知識やスキルで他者と差をつけるだけでなく、難易度の高い資格を取得したり、誰も目を向けない分野に注目したりと、他人と異なる視点を持つこともポイント。難易度が高い資格は取得者が少ないため、需要に対する供給量から給与が高くなりやすいと考えられます。人とは違う視点を持って隙間産業を切り開ければ、競合の少なさから成功の確率は高まるでしょう。

何事にも挑戦してみる

高収入の仕事に就いている人は、好奇心旺盛でチャレンジ精神を持っているという特徴がある人も多いようです。さらに、何事もすぐ実行できる行動力も持ち合わせている人は、仕事においてもタイミングを逃さずに結果を残せる傾向があるでしょう

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高収入の仕事に就きたいならエージェントに相談しよう

高収入の仕事に就きたい人は、就職エージェントに相談してみると良いでしょう。仕事を始めるうえで、高収入を得たいと考える人は多いようです。しかし、実際に高収入の仕事に就くには、資格やスキルの取得など、想像以上の努力が伴います。学歴や経歴が収入を左右することも多いため、フリーターやニート、既卒といった方々は「高収入は難しいのでは?」と考えてしまうでしょう。
学歴や経歴に自信がなくても、就活をサポートしてくれる就活エージェントを利用すれば高収入の仕事に就ける可能性は高まります。学歴や経歴に不安があるものの高収入を目指したいと考えている方は、「高卒でも取れる資格はある?高収入を目指す方法やおすすめの職種も紹介!」も併せてご確認ください。

「高卒やフリーターも高収入の仕事に就ける」とはいっても、就活に対して不安を感じる方も多いでしょう。そんなときは就職支援サービスのハタラクティブをご利用ください。ハタラクティブは、ニートやフリーター、高卒など学歴や経歴に不安がある方をメインユーザーとする就職・転職エージェント。未経験可・学歴経歴不問の求人を多く扱っているのが特徴です。専任アドバイザーが仕事に対する考え方をヒアリングし、希望や適性を考慮した求人をご紹介いたします。企業情報の詳細や企業に合わせた選考対策を実施し、内定まで一貫してサポート。サービスはすべて無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

高収入の仕事に関するFAQ

最後に、高収入の仕事に就くにはどうすれば良い?と考えている人によくある質問を紹介します。

資格がなくても高収入の仕事に就けますか?

資格がない場合や未経験の場合も、高収入の仕事に就けます。たとえば、「営業職」などインセンティブが収入に含まれる仕事は、無資格で高収入を目指すのにおすすめです。「無資格・未経験でできる仕事とは?高収入の目指し方や求人を探す方法も紹介」では、無資格から挑戦しやすい仕事をほかにも詳しく紹介しているので、併せてご覧ください。

高収入が目指せる仕事探しの方法はありますか?

仕事を探す際、まずは自己分析を行うことが大切です。客観的に自分を見つめることで、「仕事を選ぶうえで譲れないこと」や「将来どうなりたいか」などを再認識すれば、自分の求める条件を満たす求人を探しやすくなるでしょう。仕事探しの方法について詳しく知りたい方は、「仕事探しのコツを詳しく解説!正社員求人で事前に確認すべきポイントも紹介」も参考にしてみてください。

高収入の仕事に就く方法を知りたいです

高収入の仕事を探す際に一人でどうすれば良いか分からない場合は、就職エージェントに相談するのがおすすめです。ハタラクティブでは、専任のアドバイザーが正しい就活方法や企業選びのコツをアドバイスしますので、抱いている悩みや問題を解決できます。希望年収に近い求人紹介も可能なので、ぜひハタラクティブにご相談ください。

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