稼げる資格で収入アップを目指すには?挑戦しやすい資格をご紹介

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【このページのまとめ】

  • ・稼げる資格の特徴は「需要が高い業務独占資格」と「資格手当などが支給される資格」
    ・稼げる業務独占資格には、「公認会計士」「看護師」「司法書士」などがある
    ・比較的挑戦しやすいのは「宅建士」「FP技能士」「ケアマネージャー」
    ・持っていると就職に役立つ資格は「簿記」「MOS」「介護職員初任者研修」
    ・資格を選ぶ際は、仕事に役立つかどうか見極めるとともに受験資格の有無に注意する

「稼げる資格」を取得して、高収入の仕事に就きたいと考えたことはありませんか?稼げる資格には、需要の高い業務独占資格、資格手当が貰える資格の2種類があります。資格を手当たり次第取得しても、実際の業務に役立たなければ収入につながりません。このコラムでは、稼げる資格の特徴とおすすめの資格をまとめました。資格を取得して年収アップを目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。

◆稼げる資格の2つの特徴

「稼げる資格」には大きく分けて2種類あります。

【需要が高い「業務独占資格」】

文部科学省の資料によると、業務独占資格とは「有資格者以外が携わることを禁じられている業務を独占的に行うことができる資格」を指します。国が認定する国家資格の中でも、上位に分類される資格です。
独占業務の仕事をするには資格が必要なので、できる人自体が限定されます。独占業務ではない仕事に比べると、競争率は低め。そのうえ、実力次第で独立開業する道もあり、稼ぎやすい資格であるといえるでしょう。
代表的な業務独占資格をいくつか挙げたので、チェックしてみてください。

・医師
・歯科医師
・看護師
・助産師
・薬剤師
・診療放射線技師
・臨床検査技師
・気象予報士
・一級建築士
・宅地建物取引士
・フォークリフト運転者
・司法書士
・税理士
・弁護士
・公認会計士
・社会保険労務士

上記は業務独占資格のごく一部ですが、よく耳にする職種が多いのではないでしょうか。
医師や看護師といった高度な専門知識を保有していないと人体を脅かしかねない仕事、弁護士や司法書士といった人の権利や財産に影響を与える仕事などを行うのに必要な資格が、業務独占資格であることが多いです。
ただし、業務独占資格の全てが稼げるというわけではありません。あくまで「需要」と「実力」がなければ稼ぐことはできないので、よく調べましょう。

参照元
文部科学省 
国家資格の概要について
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/014/shiryo/07012608/003.htm

【保有することで収入アップが見込める資格】

保有することで資格手当がついたり、昇給が認められたりする資格があります。
企業にもよりますが、資格が業務に直接関わる場合や、役立つと判断した場合、資格手当を支給する場合が多いようです。
具体的には以下のような資格を保有していると手当がつくことがあるので、参考にしてみてください。

・日商簿記検定(民間資格)
・秘書検定(民間資格)
・TOEIC(民間資格)
・インテリアコーディネーター(民間資格)
・宅地建物取引士(国家資格)
・社会保険労務士(国家資格)
・危険物取扱者(国家資格)
・介護福祉士(国家資格)
・理学療法士(国家資格)
・管理栄養士(国家資格)
・電気工事士(国家資格)

民間資格よりも国家資格の方が難易度が高く、手当の金額も比較的高い傾向があります。
手当の支給以外にも、受験料の支援や合格時のお祝い金の支給など、企業によって資格に対する取り組みはさまざま。資格に関する手当や制度の有無については事前に確認しておくと良いでしょう。

◆挑戦しやすいおすすめの稼げる資格3選

この項では、取得するのに一定の大変さはありますが、比較的挑戦しやすく、努力次第で稼げる資格を3つご紹介します。

【1.宅地建物取引士(宅建士)】

宅地建物取引士の主な業務は、不動産に関わる専門知識や売買経験がない人が不当な契約を結んでしまわないよう、お客さまに重要事項を説明すること。宅地建物取引業にはなくてはならない存在のため、安定して働くことができるでしょう。年収は400~500万程度といわれていますが、管理職や独立開業により高収入を目指せます。国家資格ですが、難易度は中程度、受験資格は不問です。資格を持っていると、不動産業界への就職にも有利になるでしょう。

【2.ファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)1級】

ファイナンシャル・プランニング技能士は、お客さまの人生設計に沿った資産運用のアドバイスを行うお金の専門家。ファイナンシャル・プランナーに関する国家資格で、保険業界などで活躍することができます。難易度は宅建士よりやや上。成果報酬となる場合が多いので、年収は300万円~1000万円程と幅が広いようです。同資格は1~3級まであるので、最初は2級を目指すと良いでしょう。

【3.介護支援専門員(ケアマネージャー)】

ケアマネージャーは、介護保険制度に基づき、障害を持つ方の自立した生活をサポートするためのケアマネジメントを行う民間資格。年収は400万円前後とそれほど高くありませんが、将来的な需要があるので安定して稼ぐことができるでしょう。ただし、受験資格として、指定業務5年以上かつ500日以上を満たす必要があります。そのため、現在介護業界で働いている、なおかつキャリアアップを考えている、という方におすすめの資格といえるでしょう。

◆高難度だけど稼げる「業務独占資格」5選

高収入の傾向があるのは、高い知識や技術を必要とする業務独占資格。取得には一定の難しさがありますが、持っていれば収入に活かせる可能性が高いので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

【1.公認会計士】

公認会計士の仕事は、企業の税務業務や監査業務、コンサルティング業務など。年収は800~1000万円程度といわれ、高収入が見込めます。超難関といわれるほど難易度は高いですが、受験資格の制限がないので誰でも挑戦することが可能です。

【2.看護師】

看護師は、保健師助産師看護師法に基づき、医師の診察、手術の手助けや、患者さんの回復のサポートを行います。勤務先は病院や診療後、介護施設、健康センターなどさまざまあり、需要は非常に高いです。年収は勤務先や役職によっても変わりますが、500~700万円程といわれています。看護学校や大学などを卒業し、看護師国家試験に合格する必要がありますが、比較的安定した収入を目指すことが可能でしょう。

【3.司法書士】

司法書士は、司法書士法に基づき、裁判所や検察庁、法務局などへ提出する書類を作成・提出するのが主な業務です。年収は600万円前後といわれていますが、独立して年収1000万円を超える人もいるようです。学歴や年齢の制限がないため、誰でも挑戦することができますが、難易度は非常に高め。取得するには、相当の努力が必要でしょう。

【4.一級建築士】

一級建築士は、二級建築士の上位資格。建築物の設計や工事監理を行います。受験資格を得るには、4年制大学の建築学科を卒業し、2年以上の実務経験を積むのが最短コースでしょう。
取得までに時間がかりますが、資格保有者が比較的少ないため需要は高め。年収は600万円程度で、開業すれば1000万円以上稼げることもあるようです。

【5.社会保険労務士】

社会保険労務士は、いわば、労働や社会保険の問題の専門家。労働保険・社会保険諸法令に基づき、行政機関へ提出する書類を作成、各種手続きなどを行います。年収は500万円前後と前述の職種に比べるとやや低めですが、人によっては800万円程稼ぐ人も。また、独立開業により高収入を狙うことも可能でしょう。学歴や実務経験に関する受験資格が定められているので、事前確認が必要です。

◆持っていると就職に役立つ需要が高い資格5選

保有していると就職に有利になったり、資格手当が期待できる需要が高めの資格を5つご紹介します。何の資格を目指したら良いか決めかねている方は、ぜひチェックしてみてください。

【1.日商簿記検定】

日商簿記は企業の経営活動を記録、計算し、経営成績と財政状態を明確にするための民間資格。1~3、初級の4段階ありますが、就職に有利といわれるのは2級以上です。業界問わず需要が高いため、広い選択肢を持つことができるでしょう。

【2.MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)】

MOSは、マイクロソフト社の製品であるMicrosoft office(マイクロソフトオフィス)スキルを証明する民間資格です。IT業界だけでなく、ExcelやWord、PowerPointといったソフトを使った事務系の職種を目指すなら、取得しておいて損はありません。

【3.医療事務管理士】

医療事務管理士は、病院でのカルテ管理や会計、診療費の請求などを行う医療事務を目指している方におすすめの民間資格です。勤務先は病院以外にもクリニックや保険調剤薬局、健診センターなどさまざま。活躍の場が多いのが魅力でしょう。

【4.介護職員初任者研修】

介護職員初任者研修は、介護職員として働く上で必要となる基礎的な知識・技術を習得する研修のこと。研修課程を修了し、試験に合格する必要があります。取得すれば、資格手当の支給が受けられることも。年々介護に対する需要は高まっているので、就職先に困ることはないでしょう。

【5.登録販売者】

登録販売者は、ドラッグストアや薬局などにおいて、一般用医薬品(第2類・第3類のみ)を販売するために必要な、医薬品販売専門の資格。正社員のほか、アルバイトやパートでも資格手当がつく場合があるため、主婦の方にも人気があります。年齢や実務経験などの制限がないため、未経験者でも取得しやすい資格です。

◆稼げる資格を目指す際に気をつけるべき4つのポイント

「稼げる資格」の取得を目指す際は、以下のポイントに注意しましょう。

【1.受験資格に気をつける】

資格の取得を目指すときは、必ず「受験資格」を確認してください。
資格によっては、年齢制限や学歴、実務経験などを指定している場合があります。
せっかく勉強をはじめたのに受験資格がなかった…ということのないように気をつけましょう。

【2.仕事に役立つ資格かどうか見極める】

あらかじめなりたい職業が決まっているなら、業務に役立つ資格を選んでください。
手当り次第に資格を取得しても、実際の業務に関係がなければ役に立ちません。
介護職なら「介護職員初任者研修」などの介護系資格、不動産関係なら「宅地建物取引士」、事務職なら「日商簿記検定」や「MOS」がおすすめ。比較的取りやすい資格から段階別に取得していくとスムーズです。

【3.取得にかかる時間と労力を考える】

就職活動と資格の取得を同時進行で行う場合は、「いつまでに資格を取得する」「いつまでに就職する」という期限を設けると、「就職」という目的を見失わずに済みます。
資格取得に時間がかかりすぎてしまうと、就職のチャンスを逃す恐れがあるので注意してください。就職はできるだけ早くした方が有利です。取得にかかる時間と労力を考慮して、計画的に行いましょう。

【4.資格はあくまで手段の1つ】

「資格を取らなければ」と必死になりすぎると、就職する、一定の収入を得る、といった本来の目的を見失ってしまう可能性があるので、気をつけましょう。資格は、あくまで就職やステップアップの手段の1つ。業務独占資格でなければ、他の強みをアピールすることで十分就職を目指せるはずです。
万が一、資格の勉強がうまくいかなかったり、スケジュールの関係で期日までに取得できなかった場合は、就職してから再度、資格取得を目指すのも手。自分の就職活動で、本当に資格が必要かどうか、今一度考えてみましょう。


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