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取りやすい国家資格9選!取得のメリットや選ぶときのポイントを解説

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【このページのまとめ】

  • ・取りやすい国家資格には、「危険物取扱者」「登録販売者」などがある
  • ・国家資格は取りやすいだけでなく、仕事に繋がる内容のものを選ぶことが重要
  • ・国家資格は取りやすいものでも、国から認定されているため社会的信用度が高い

監修者:室谷彩依

就活アドバイザー

就活アドバイザーとして培った経験と知識に基づいて一人ひとりに合った就活に関する提案やアドバイスを致します!

「国家資格を取りたいけど、なんだか難しそう…」という方に向けて、取りやすい国家資格を紹介します。「難易度が低い」「通学の必要がない」「厳しい受験条件がない」ことを目安に、9個の国家資格について解説。また、国家資格の取得を考えるときは、取りやすさだけではなく、仕事に活かせるかどうかも大切です。自分に合う国家資格をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

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取りやすい国家資格の3つの条件

取りやすい国家資格かどうかは、「難易度」「勉強のしやすさ」「受験における制限の有無」で判断すると良いでしょう。取りやすい国家資格であれば、仕事の合間を縫って勉強し、取得することが可能です。
取りやすい国家資格については、下記で詳しく説明しています。

1.難易度が高くない

国家資格と聞くと「ハードルが高い」「難しい」というイメージを抱く方もいるでしょう。しかし、国家資格のなかにも難易度がそれほど高くないものもあります。
難易度が高い国家資格はその分就職に有利にはなるものの、勉強だけで多くの時間を費やす必要があったり、合格率が低かったりすると、取得に時間がかかる可能性も。
難易度が低めな国家資格は、勉強をしていれば高確率で取得できるでしょう。

2.独学で取得できる

独学で取得できることも、取りやすい国家資格の条件の1つ。
スクールに通う、あるいは卒業する必要がある場合、仕事や求職活動の状況によってはスケジュールの調整に苦労することもあるでしょう。そのため、資格の勉強と両立したい場合は独学で取得できる国家資格がおすすめです。

3.厳しい受験条件が設定されていない

国家資格の取得を考えているなら、厳しい受験資格が設定されていないものを選びましょう。
国家資格の中には、学歴や実務経験などの条件を満たしていないと受験できないものもあります。
そのため、自分が受けようとしている国家資格に条件が設けられてないかよく確認しておきましょう。

そもそも国家資格ってどんなもの?

国家資格とは、国の法律によって、個人の能力や知識が判定される資格です。取りやすさに関係なく、国家資格を持つ人は、知識や技術が一定水準以上に達していることを国から認定・保証されています。
国家資格を有していると、その資格に関連する分野への就職や転職がしやすくなるため、自身のスキルアップやキャリアチェンジとして取得を目指す人が多いようです。また、国家資格でも取りやすいものであれば、在職中でも取得できるでしょう。さらに、取りやすい国家資格以外に、民間資格や公的資格について知りたい方は「転職に資格は必要?使える資格とは」をご覧ください。

取りやすいけど持っていると便利な国家資格9選!

比較的取りやすく、持っていれば就職や実務にも役立つ取りやすい国家資格を9選ご紹介します。取りやすい国家資格を取得しても、自身の仕事に活かせなければ意味がありません。これから紹介する取りやすい国家資格の中で、自身に合うものがないかチェックしてみましょう。

1.普通自動車一種免許

普通自動車一種免許は、公道で車を運転するために必要な免許であり、取りやすい国家資格の代表といえるでしょう。運転手以外にも運転免許を必要とする仕事は多数あるため、取得しておけば応募できる求人の範囲が広がります。
教習所に通う必要があるため独学では難しいですが、教習のスケジュールは自分の都合に合わせて組むことが可能です。教習は交通ルールなどを学ぶ筆記の講習と、実際に車を運転する実技の2種類があります。仮免試験と本免許試験に合格することで免許取得となります。普通自動車一種免許は、きちんと教習に通っていれば取りやすい国家資格といえるでしょう。

2.危険物取扱者

危険物取扱者とは、ガソリンや石油など、火災の危険性のある物質を取り扱うことができる人を指します。化学工場やガソリンスタンドのほか、塗装や印刷関係でも活かせる資格です。職場によっては資格手当がつく場合も。
種類はガソリンや軽油などの油類のみを取り扱える丙種(へいしゅ)、1~6に分類された危険物を取り扱える乙種(おつしゅ)、危険物全般を取り扱える甲種(こうしゅ)の3つに分かれており、中でも乙種の乙1~6は合格率が高めのため、取りやすい国家資格でしょう。。
なお、甲種のみ受験には学歴や実務経験、あるいは4種類以上の乙種を有しているという条件が設けられているため注意が必要です。

3.衛生管理者

衛生管理者は、労働者の健康障害や労働災害を防止し、快適に働ける職場づくりに貢献する役目を担います。事務や総務を目指している方におすすめの国家資格です。
労働安全衛生法では、労働者が50人以上いる職場には衛生管理者を1名以上置くように決められています。しかし、有資格者の少なさから設置できていない企業が多いようです。そのため、取得していれば企業で重宝されるうえ、転職や定年後の再就職にも有利になる可能性があります。さらに国家資格の中では比較的合格率も高めのため、取りやすいといえるでしょう。

4.防火管理者

防火管理者は、火災発生の防止や、火災発生後の被害を最小限に抑える役割を担います。介護施設や病院、飲食店など、人の出入りが多い職場で活躍できる国家資格です。
乙種、甲種、甲種再講習の3種類の講習があり、修了すれば取得できます。講習の期間も1日~2日と短いため、独学が苦手な方や忙しい方も取りやすいでしょう。

5.2級ボイラー技士

2級ボイラー技士は、冷暖房がある建物の空調管理を行うために必要な国家資格。ボイラーは資格がある人だけが扱えるため、幅広い場所で活躍でき、定年後の再就職にも活用できます。
制限はないため誰でも受験でき、試験も筆記のみで毎月1~2回のペースで行われているため、国家資格としては取りやすいでしょう。ただし、実務がない方の場合、免許の発行には試験合格後に実技講習を受ける必要があります。

6.登録販売者

登録販売者は、2009年の薬事法改正とともに創設された、一般医薬品の第2種・第3種を販売および説明・服薬指導するために必要な国家資格です。薬局やドラッグストアだけでなく、スーパーやコンビニなど、一般医薬品の第2種・第3種を販売している場所で活かせます。
平成27年から受験資格が撤廃されたため、年齢や学歴問わず誰でも受験することが可能です。試験は年1回のみですが、取りやすい難易度のため、しっかり勉強をしておけば取得できるでしょう。
ただし、正式に登録販売者として登録されるには、試験合格から5年以内に通算2年以上の実務経験を積む必要があります。その際は「正式な登録販売者または薬剤師の指示を受けていた」ことが必須となるため、必ず登録販売者か薬剤師が在籍している職場を選びましょう。

7.キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントは、学生や求職者、在職中の人などを対象に、個々の適性に応じた職業選択や能力開発を効果的に行う専門家のことです。2016年から国家資格として規定されました。
この資格は、企業の人事部や大学のキャリアセンター、公的就業支援機関、人材紹介会社などで必要とされます。
試験は学科試験と実技試験の2種類が実施され、両方に合格することが取得の条件です。なお、試験合格後は厚生労働省への新規登録の申請をしなければ、キャリアコンサルタントと名乗ることはできません。

8.ITパスポート

ITパスポートは「iパス」ともいわれており、ITに関する基礎知識を証明するための国家資格です。エンジニアやプログラマーなど、IT系の職業を目指している人の入門的な取りやすい資格といえるでしょう。
AIやIoTなどの技術関連や、経営戦略やマーケティングなどの経営関連、セキュリティ関連など、社会生活に役立つ幅広い知識を身につけられます。そのため、IT系だけでなく、多くの企業や職種で活用できるでしょう。
試験はパソコンを使用するCBT方式で、複数の会場で随時実施されているため、都合に合わせて受験できます。

9.FP技能士

FP技能士は、税金や投資、住宅ローンなどのお金にまつわる専門的な知識を身につけられる国家資格です。金融に関する知識が身につくため、ビジネスシーンでも活用できます。特に、金融業界や不動産業界では必要とされている資格のため、これらの業界に転職や就職を考えている方にはおすすめの国家資格です。試験は筆記試験で、マークシート方式と記述式があります。2級3級の試験は年に3回あるため、自身の都合に合わせて受験することが可能です。FP技能士2級は合格率が約40%のため、取りやすい国家資格といえるでしょう。ほかにも、国家資格だけでなく、手に職がつけられる資格を探したいという方は「手に職をつけたい人向け資格一覧!女性や20代・30代へのおすすめを紹介」をご覧ください。

国家資格で転職が有利になる?

国家資格は、ないよりもあったほうが転職・就職に有利になりやすいといえるでしょう。
国家資格は国または国が認定する機関が認めている資格です。そのため、職業的な地位が保証されていることや、社会的信用度が高さなど、国家資格には豊富なメリットがあります。

国家資格を取るメリット

国家資格を取る具体的なメリットについては、以下のとおりです。

社会的信用度が高い

国家資格は難易度の高いものが多く、「国が認めている」というブランドイメージもあるため、社会的信用を得やすいのがメリットの1つです。
また、比較的取りやすい資格であっても、何もしないで簡単に取れるというわけではありません。取得のためには相応の労力や努力が必要です。そのため、取りやすい国家資格でも取得していると就職・転職活動の際には勤勉さや真面目さのアピールになる可能性もあります。

仕事の選択肢が広がる

取りやすい国家資格でも取得していれば、仕事を探す際に選択肢が広がるのも大きなメリットといえるでしょう。
国家資格には、取得していなければ仕事に就けない「業務独占資格」、資格を取得していなければ職業名を名乗れない「名称独占資格」、特定の事業を実施する際に有資格者を置かなければいけない「必置資格」の3種類があります。該当する職業としては、業務独占資格は弁護士や医師、名称独占資格は保育士や保健師、必置資格は危険物取扱者や学芸士などです。
このように国家資格を持っている人しか就けない・名乗れない職業があるため、取得すれば仕事選びの際に困らないでしょう。資格を得るとほかにどのような影響があるのか知りたい方は、「資格の有無は就職活動にどう影響する?」もあわせてご覧ください。

国家資格以外にも!おすすめの取りやすい資格5選

国家資格は取得していれば職業選択や社会的信用度の面で有利になりますが、だからといって民間資格や公的資格が劣っているというわけではありません。試験日が多く独学で取得できる取りやすい資格もあります。
先述したように、資格はただ持っているだけでなく、自分にとって必要だと思えることが大切です。取りやすい国家資格ばかりにこだわらず、就きたい仕事や業界に合っているかどうかで選びましょう。
ここでは取りやすい国家資格以外にもおすすめできる5種類の資格を紹介しているので、参考にしてください。

1.日商簿記検定

日商簿記検定は、商工会議所が実施する試験のことです。
簿記とは仕入れや企業の活動や取引を資産や利益の増減とともに帳簿に記入すること。日商簿記検定はこの簿記の能力を証明するために必要な資格で、特に経理の仕事を希望する方におすすめです。簿記を勉強しておけば、お金の流れや会社の財政状況なども理解できるようになります。
就職・転職活動でのアピールや実務の活用に望ましいのは2級ですが、簿記の基礎知識をつけるためにもまずは3級から取得するのが良いでしょう。
なお、1級は非常に難易度が高く、税理士や公認会計士へのキャリアアップや、経営者を目指している方に向いています。2級と3級は難易度が低く取りやすいため、初めて受験するときは2級か3級がいいでしょう。

2.MOS

MOSは、「マイクロオフィススペシャリスト」の略称であり、ワードやエクセル、パワーポイントなど、パソコンを使う業務に欠かせないソフトのスキルを証明できる資格です。職場や職業を選ばず、幅広いフィールドで活用できます。一般レベルと上級(エキスパート)に分かれており、前者は難易度がそれほど高くなく、パソコンを持っていれば独学でも十分取得可能で取りやすい資格です。
MOSの勉強法は、テキストに付属しているCD-ROMに収録された問題を繰り返し行うのが効率的といえます。
また、試験は随時行われており、会場数も多いため、都合の良いタイミングに最寄りの会場で受験すると良いでしょう。

3.秘書検定

秘書検定は、社会人としてのビジネスマナーが身についていることの証明になる資格です。言葉遣いや立ち振舞い、状況に合わせた対応など、さまざまなビジネスシーンに活用できる知識を身につけられます。
3級は基本的なビジネスマナーが中心となり取りやすい難易度ですが、2級からはシチュエーション設定が複雑になり、臨機応変さが求められることも。検定名にある「秘書」だけでなく、幅広い業界や職業で役立つ資格でしょう。
試験は3級・2級は年3回、準1級・1級は年2回実施されています。

4.TOEIC

TOEICは、ビジネスにおける英語能力を測るテストで、リスニングとリーディングが実施されます。結果は合否ではなく、10点~990点のスコアで示されるのが特徴です。受験資格はなく、試験の実施日も多いことから取りやすい資格といえるでしょう。
一般的に、仕事で英語を多く使う企業であれば600点以上、外資系であれば800点以上が理想的なスコアとされています。明確な根拠はないものの、TOEICの平均点が590点前後、TOEIC公式では仕事用のメモを解読できるのが600点からとされていることを考えると、目安としては妥当といえるでしょう。
テストは基本的に2月と8月を除く1月~12月の期間に行われます。開催頻度は地域によって異なるため、最寄りの会場の実施日をよく確認しておきましょう。

5.ビジネス実務法務検定

ビジネス実務法務検定は「ビジ法」ともいわれており、ビジネスに必要な法律の知識を学べます。法務部門を目指している方はもちろん、営業や総務など、幅広い職種におすすめの資格です。
契約時のトラブルや不祥事など、ビジネスにはさまざまなリスクの可能性がついて回ります。法律について正しい知識が身についていれば、そのようなときも適切に対処できたり、事前に回避したりできるでしょう。
試験は全国で年に2回実施。3級は社会人として最低限知っておくべき法律の基礎知識で、2級からは実務に応用できる内容になるため、まずは取りやすい3級に挑戦するのがおすすめです。国家資格だけでなく、より多くの資格について知りたいという方は「中卒の方におすすめの資格とは?」をご覧ください。

国家資格を選ぶときは仕事に活かすことを想定しよう

どんな国家資格を取得しようか考えるときは、取りやすいかどうかだけでなく、仕事に活かせるかどうかも重要なポイントです。国家資格は取りやすいことに関係なく、「転職のときにアピールする」「現職でのキャリアアップを目指す」などの活かし方があります。資格の内容が、直接仕事に活かせない場合は、会社からプラスの評価は得られません。
また、取りやすい国家資格であっても、ある程度の時間は必要です。費やした時間が無駄にならないように、転職先や今の仕事の内容に沿った資格選びをしましょう。資格の選び方に不安があるという方は「フリーターにおすすめの資格と取得時の注意点を解説!」もあわせて参考にしてください。

資格だけじゃない!転職・就職成功のために必要なこと

転職・就職活動を成功させるために必要なのは、資格だけではありません。取りやすい国家資格に注目し、ほかの対策を疎かにしないよう気をつけてください。
もちろん、取りやすいものでも国家資格があれば就職・転職に有利になる可能性もありますが、内定を保証するものではないことも頭に入れておきましょう。
国家資格だけにとらわれず、選考を勝ち抜くための対策を考えることも大切です。また、入社後のミスマッチを防ぐために企業のリサーチも徹底する必要があります。
「取りやすい国家資格の取得を考えているけど、ほかにはどんな対策が必要なんだろう…」と1人の就職活動が不安な方は、転職エージェントの利用を検討してみてはいかがでしょうか。就職・転職の経験が少ない方や初めての方も、プロの就活アドバイザーがフォローしてくれます。
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