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【このページのまとめ】
・できる仕事がないと感じる理由は「仕事についていけない」「やりたい仕事がない」など
・就職や転職に対する不安や焦りから視野が狭くなっている可能性もある
・できる仕事がないと感じたら、自己分析で自分の強みや価値観を洗い出してみよう
・できる仕事がない人におすすめの仕事は「事務」「ルート営業」「ビルメンテナンス」
・できない理由から「できそうな仕事」を探す方法もある
・「仕事ができない」「就活がうまくいかない」と悩んでいるなら、誰かに相談すると良い
就活や転職活動がうまくいかないと、「自分にはできる仕事がない…」と不安になる人は多いのではないでしょうか?できる仕事がないと感じる原因は、経験不足や「できない」という思い込みである場合がほとんど。不安や焦りがあっては、求職活動もうまくいきません。本コラムでは、できる仕事がないと感じる理由や対処法などをまとめました。ネガティブな気持ちを払拭して、就職・転職活動を成功させましょう。
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「できる仕事がない」と感じる主な理由は次の3つ。多くの人が、いずれかのパターンに当てはまるのではないでしょうか。
正社員として就職したものの「ミスや失敗が続いている」「周りのレベルが高く、業務についていけない」と不安になり、「できる仕事がない」と感じてしまう場合があります。
失敗が続いていたり、仕事の難しさを感じていたりするのは、経験やスキル不足が原因であることがほとんど。入社したばかりの頃や新しい業務を任されたときなどは、単純に仕事に慣れていない状態です。業務を遂行する十分な能力が備わっていないため、「仕事についていけない」と感じることがあるでしょう。
経験値を上げ、研修の受講や資格の取得でスキルアップを図れば、徐々に改善していく可能性も。仕事に慣れるまで、しばらく様子をみるのがおすすめです。
「会社という組織に縛られたくない」「コミュニケーションが苦手」などを理由に「自分は会社員に向いていない」と考える人もいます。
この場合は、たとえ企業へ就職するのが難しくても、仕事ができないわけではありません。後述しますが、世の中にはフリーランスや在宅ワークといった多様な働き方が存在します。コミュニケーションが苦手なら、警備員や工場の作業スタッフなど、人と関わることの少ない仕事を選ぶことも可能です。
「会社員はダメだ」と偏った見方をしていると、どうしても選択肢が狭まります。「自分に合った仕事や働き方を見つければ良い」という前向きな気持ちで、「できる仕事」のイメージを広げてみてください。
就職活動中によくあるのが「やりたい仕事がない」「向いている仕事が分からない」というパターンです。このような傾向のある人は、自分の能力や価値観をきちんと理解していない可能性があります。自分について十分に理解していなければ、やりたい仕事も分からないでしょう。
また、就職後に「仕事が合わない」「やりがいを感じられない」という気持ちになった人は、業務内容と、本来持っている能力とのミスマッチが起きている恐れがあります。
自分に合わない仕事を続けるのは、働くモチベーションの低下に繋がり、早期離職の原因になることも。どうしても合わないと感じるなら、部署異動や転職など、できるだけ早い対策が必要です。
「できる仕事がない」と考えてしまう人の特徴を3つご紹介します。自分に当てはまるものがないか、チェックしてみましょう。
就職活動中、なかなか内定が貰えなかったり仕事でミスが続いたりすると、自信をなくし、うまくいかないことばかり考えてしまうでしょう。
ネガティブな気持ちのままでいると、「自分を必要とする会社はない」「自分には仕事をする能力がない」とさらに自分を追い込む恐れも。落ち込むことは誰にでもありますが、必要以上に自分を追い込むのは良くありません。
「できれば働きたくない」「働かずに楽をしたい」と考えていると、仕事はなかなか見つかりません。「できる仕事はない」という以前に、働きたくないという気持ちがある人は、仕事も求職活動もうまくいかないでしょう。
若いうちは親の収入などがあり、働かなくても生活ができるかもしれませんが、金銭面に困ってから働こうと思っても、年齢が高ければ選択肢はさらに限られてしまいます。仕事を選べる若いうちに就職しておくのがおすすめです。
就職活動をするうえで、「自分にはこの企業しかない」「この業界じゃないとダメ」というような思い込みは、視野を狭める要因になります。
「就活の軸」として、自分が携わりたい仕事や業界を絞る工程はある程度必要ですが、あまりに限定しすぎていると、かえって就職に悪影響を及ぼすことも。希望する企業の内定が得られないと、「自分にはもうできる仕事がない」と自信をなくす恐れがあります。
大切なのは、広い視野を持ち自分の選択肢を広げること。自分が知らなかった仕事や興味のなかった業界まで視野を広げれば、適職が見つかるはずです。
「できる仕事がない」と感じたら次の対処法を試してみてください。
「できる仕事がない」と感じる場合、自己分析がしっかりできていない可能性があります。自己分析は、自分の価値観や性格、能力、強みなどを把握するのに必要です。自己分析の簡単なやり方をご紹介するので、実践してみてください。
まず始めに、自分の過去の経験を棚卸しし、「良かったこと・悪かったこと」「好きなこと・嫌いなこと」などを自由にリストアップします。
次に、リストから自分の強みや弱み、価値観などを洗い出してください。
自分の強みや価値観が分かったら、それを活かせる仕事を考えてみましょう。
自己分析が難しい人は、他社の意見を聞く「他己分析」でもかまいません。
心身の不調を抱えた状態で、求職活動や仕事をするのはリスクがともないます。今の状況をこれ以上続けるのは難しい…という場合は、一定期間リフレッシュ休暇を取ってみることをおすすめします。
不安や焦りで思いつめている人は、一旦冷静になり今の自分の状態を受け入れてみましょう。
リフレッシュのポイントは、期間を決めておくこと。あらかじめ期間を設けておけば、だらけてしまうのを防げます。「1週間休んだら、自己分析をはじめてみよう」というように、目標を一緒に設定しておけば、さらに効果的です。
「できる仕事」を探そうとすると、かえってうまくいかない人もいます。
そんなときは、「できない原因」から「できそうな仕事」を探ってみてはいかがでしょうか。
以下、「できない原因」からみるおすすめの職種をまとめました。ご参考にしてください。
コミュニケーションが苦手な場合は、できるだけ人と接しない仕事を選ぶのがおすすめ。完全に人と関わらないのは難しいですが、人と接する機会が少なめの仕事を選べば負担も減ります。
警備員や品質管理スタッフ、工場の軽作業スタッフといった裏方メインの仕事や、データ入力、Webデザインなどの在宅ワークを選んではいかがでしょうか。
また、少しでも苦手を克服したい!という人は、事務職もおすすめ。接客業や営業に比べ対人業務は少なめなので、少しずつコミュニケーションに慣れることが可能でしょう。
「会社員に向いていない」「育児や介護など、事情があって会社員になれない」という人は、自分に合った働き方ができる企業を探してみましょう。
会社員になるからといって、「自由がなくなる」というマイナスイメージを持つ必要はありません。在宅勤務やテレワーク、フレックスタイム制、短時間勤務制度などを導入する企業を選べば、多様な働き方が可能です。
プライベートと仕事を両立できる企業は多くあるので、まずは自分に合った働き方とは何なのか、考えてみてください。
体力に自信がない、疲れやすいという人は、デスクワークを中心に仕事を探すのがおすすめです。
事務はもちろん、受付やデータ入力、コールセンターのオペレーターなど、デスクワークメインの仕事はたくさんあります。また、自動車教習所の指導員や図書館スタッフ(司書)、美術館スタッフなども比較的座って仕事をする時間が多いようです。職場によっては残業がなく定時に帰れることもあるので、探してみると良いでしょう。
人によって難しいと感じる基準は異なるでしょう。「難しい仕事は避けたい」という人は、自分にとっての「難しい」とは何か考えてみてください。
仕事を探すときは、「ノルマがあると大変そう」と考えるならノルマがない仕事、「複雑な業務な覚えられない」というひとならルーティンワーク中心の仕事、というように考えるのがコツです。
「経験がないから仕事ができないかも…」と不安な方は、未経験者OKの求人から探してみるのも一つの手です。
ここでは、未経験からはじめやすい仕事を3つご紹介します。
事務の主な業務は、書類作成やデータ入力、電話対応などです。一般事務や医療事務、学校事務、営業事務(営業担当のサポート)などがあり、職場や配属先によって業務内容は異なります。
仕事はデスクワークが中心。営業や接客業に比べて定時で帰りやすいのが特徴です。パソコンを使った作業を行うので、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)などのパソコンスキルがあると役立つでしょう。
ルート営業は、すでに取引のある顧客や会社に対し営業を行います。一般営業とは異なり、飛び込み営業や電話営業といった新規開拓をすることはほとんどありません。積極的にコミュニケーションを取るのが苦手な人にも向いているでしょう。
取引先へ回るのに営業車を使う場合があるので、普通自動車免許が必要かどうかを事前に確認しましょう。
ビルメンテナンスの主な仕事は、ビルの保守・管理です。現場にもよりますが、1人で作業を行うことが多いので、コミュニケーションが苦手な方にも適しています。
必須となる資格は特にありませんが、幅広い知識は必要。第二種電気工事士や危険物取扱者乙種第4類、二級ボイラー技士、第三種冷凍機械責任者などの資格があると優遇されることがあります。
単純作業に興味のある方や、1人で黙々と働きたい方には、以下の3つの仕事がおすすめです。
「新しい業務を覚えるのが苦手」という人にも適しています。
工場や倉庫での軽作業員は、仕分けやピッキング、梱包など出荷前の商品をまとめる作業や、ものづくりにおける工程の一部を担当するのが一般的。工場や倉庫のよって作業内容は異なります。
1日をとおして同じ作業を繰り返し行う場合が多いので、1人で黙々と作業したい人に適しています。
普通自動車免許を取得済みで、運転が苦にならないという人は、配送ドライバーがおすすめ。宅配便のダンボールの積み下ろしや配達などが主な仕事です。
普通自動車免許では小型トラックまでですが、準中型自動車免許、中型自動車免許、大型自動車免許を取得することで、長距離ドライバーなどを目指すことも可能でしょう。
清掃スタッフの活躍の場は、商業施設やオフィスビル、ホテルなど幅広いのが特徴です。開店前の店舗の掃除や、ショッピングモールのトイレ掃除、ホテルのベッドメイキングなど、需要は多いでしょう。人と接する機会も少なく、自分のペースで作業できます。
「できる仕事がない」という不安が大きく、1人ではどうしても解決できない場合は次の方法を試してみてください。
1人で悩みや不安を抱え続けると、心身の負担に繋がります。つらいときは、親や友人など、身近な存在に話を聞いてもらうと、気持ちが落ち着くこともあるでしょう。
知り合いに相談しにくい場合は、ハローワークの相談窓口や就職・転職エージェントのアドバイザーといった第三者に相談するのも手。気持ちが楽になる方を選択しましょう。
できる仕事が見つからないのなら、就職・転職活動の方法から見直してみるのもおすすめです。企業選びの段階で視野が狭くなっていると、その後の選考もうまくいかないもの。就職・転職エージェントのアドバイザーとなどへ相談し、プロの目で求職活動のやり方を根底から見直してもらってはいかがでしょうか。
就職・転職エージェントのハタラクティブは、専任の就活アドバイザーがカウンセリングから内定までをトータルサポートいたします。
「できる仕事がない」とお悩みの方にも、適性や希望を考慮したうえで求人のご紹介が可能です。
さらに、ハタラクティブでは、応募書類の添削や面接対策、選考のスケジュール調整など幅広いサービスがご利用いただけます。
1人で悩んでている方、仕事探しの方法が分からない方は、ぜひお気軽にご相談ください。
ここでは、働く際に必要な能力が自分にはないと悩んでいる方に向け、能力についてのお悩みをQ&A方式で解決していきます。
仕事ができない人でも正社員になれますか?
「仕事ができない人」の捉え方は人それぞれ違うので、仕事への熱意ややる気が伝われば正社員になれる可能性は高まります。仕事をしているうちに自分の能力に気づくこともあるでしょう。また、未経験の若手人材の育成に積極的な企業も増えています。詳しくはこちらの「ポテンシャル採用でチャンスをつかむには?」で、ポテンシャル採用について紹介しているので参考にしてみてください。
コミュニケーションに自信がなくてもできる仕事は?
完全に人と関わらないのは難しいですが、工場の軽作業スタッフといった裏方メインの仕事や、データ入力、Webデザインなどの在宅ワークは対人業務が少なめです。詳しくは「コミュ障向けの仕事&就職方法とは?」に、コミュニケーションが苦手な方向けの職業が記載されているので、参考にしてみてください。
能力を高めるにはどうしたらいいですか?
資格を取得するのも一つの手です。資格は自分の能力を客観的に証明してくれます。IT業界であればMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)、事務職ならば日商簿記検定、不動産業では宅建(宅地建物取引士)などが挙げられるでしょう。資格については「就職に役立つ資格大集合!あなたはどれを選ぶ?」でも詳しくまとめているので、ぜひご覧ください。
自分の能力がわかりません。
まずは自分を知ることが大切です。これまでの人生を振り返り、自己分析をしてみましょう。今までのキャリアや学生時代の部活動、アルバイト経験から自分の能力が見つかることもあります。詳しくは「自己分析が大事!「やりたいこと探し」の方法とは」のコラムで紹介しているので、参考にしてみてください。また、ハタラクティブではプロのアドバイザーが丁寧なカウンセリングを行っています。お気軽にご相談ください。
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