- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- お役立ち記事TOP
- 転職のSPI対策をしよう!アプリは活用すべき?重要度や問題傾向も解説
転職のSPI対策をしよう!アプリは活用すべき?重要度や問題傾向も解説
更新日
この記事のまとめ
- SPIとは、転職希望者の能力や人物像を判断するための適性検査である
- 転職時SPIの目的は「応募者を絞る」「組織への適応力を確認する」など
- 転職時のSPIは対策によって正解率を高められる
- 転職時はSPI対策なしでも採用の可能性はある
- 転職時は問題集やアプリを活用してSPI対策をしよう
転職の採用試験で実施されるSPI対策に頭を悩ませる人は多いでしょう。中途採用で実施されるSPIは「SPI3-G」で、新卒時のものとは異なります。問題集やアプリなどで繰り返し問題を解き、出題形式に慣れておくことが大切です。このコラムでは、転職におけるSPIの位置づけやテスト内容、対策方法をご紹介します。志望先企業の選考を突破できるよう、転職時のSPIの特徴を押さえておきましょう。
自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう
性格でわかる
私の適職診断
就職・転職でお困りではありませんか?
当てはまるお悩みを1つ選んでください
転職で実施されることもあるSPIの内容
SPIとは、応募者の持つ能力や人物像を判断するための適性検査です。「性格検査」と「能力検査」で構成されており、性格検査は約300問で試験時間は30分~40分。能力検査の出題数は約40~97問で試験時間は35分~70分です。
SPIについては「SPIを行う意味とは?知っておくべき試験内容とポイント」でも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
性格検査
応募者の行動の基となる「性格の特性」を測るための検査です。応募者と企業の相性が良いかを確認する検査なので、性格検査に模範解答はありません。日頃の行動パターンや考え方、物事に対する姿勢などに対して質問されます。
一つの設問に対していくつか選択肢が用意されているので、自分の考えに最もあてはまるものを選びましょう。質問数が多いため、直感的に素早く回答しなくてはなりません。
能力検査
能力検査とは、業務に必要な知的能力を調べるために行う検査です。問題は「言語分野」と「非言語分野」の二つで構成されています。言語分野では国語の基礎能力を試される設問が出題され、非言語分野では計算や論理的思考などが求められる問題が出ます。企業によっては英語問題を出題する場合もあるでしょう。どのくらいの能力を求めるかは企業によって違います。
- 向いてる仕事なんてあるのかな?
- 避けたいことはあるけれど、
- やりたいことが分からない・・・
転職の採用試験でSPIを行う4つの理由
転職の採用試験でSPIを行う目的として、「応募者を絞り込む」「職務や企業への適応力を確認する」などが挙げられます。
転職の採用試験でSPIを行う理由
- 応募者を絞るため
- 職務・組織への適応力を確認するため
- どんな性格かを知るため
- 入社後の育成に活用するため
1.応募者を絞るため
企業がSPIを行うのは、結果をもとに応募者を絞るためです。特に大企業の場合、多くの応募者が殺到してしまいます。企業が採用活動にかけられるリソースは限られているため、応募者を何らかの手段で絞らなくてはなりません。その判断材料の一つに使われているのがSPIです。経歴・面接の評価が同程度の応募者がいた場合、最後の決め手としてSPIの結果を参考にする企業もあります。
2.職務・組織への適応力を確認するため
SPIを実施するのは、職務や組織への対応力を確認するためでもあります。SPIでは対人スキルや協調性などが数値で示されるため、企業は応募者の職務・組織への適応のしやすさを把握することが可能です。「どんな仕事を任せるか」「職場の風土に馴染めるか」などの判断材料として使われます。
3.どんな性格かを知るため
SPIは、応募者の性格の特徴や人物イメージを知るためにも使われています。面接のやり取りだけでは、応募者の性格を掴み切れません。そこでSPIのような適性検査が役立ちます。SPIの結果をもとに、面接時の質問を変える企業もあるでしょう。
4.入社後の育成に活用するため
SPIは入社後の育成にも活用できるツールの一つです。SPIの結果からは、応募者の性格や行動の傾向を把握できます。それぞれの性格に合わせた教育や指導に活用することも可能です。
転職でSPIが行われるタイミング
転職時にSPIが行われるタイミングは、一次面接の前か一次面接と同じ日が一般的です。一次面接の前に行われる場合は、応募者を絞ることを目的としており、一次面接と同じ日に行われる場合は、企業との相性を確かめる意味合いが強いでしょう。SPIの結果で転職の選考に落ちることはある?
転職時のSPIがボロボロで「落ちたのでは」と悩む人も多いでしょう。そこでSPIが転職の選考に及ぼす影響について紹介します。
転職におけるSPIの目的
転職でのSPIは、前述したように性格や特徴など、個人の人物イメージを理解するために行われることが一般的です。面接の評価と総合的に見て自社に合った人物なのかを判断するので、SPIが出来なかったからといって選考に必ず落ちるとは限りません。
ただし、合格には一定の水準が求められるでしょう。企業によって基準値は異なりますが、高くて5割、低くても3〜4割程度の正解率は必要です。3割を切ると選考落ちとなる可能性が高くなるといわれているので、注意してください。
転職におけるSPIの重要度
SPIの結果をどれくらい重要視するかは、企業によって異なります。転職の採用試験において、SPIの結果だけで不採用が決まる可能性は低いでしょう。ただし、SPIでは「社会人としての一般的な能力・適性」も見られているので、あまりにも低い点数だと問題視される恐れがあります。
選考先がSPIを行う目的は、開示されないことがほとんどです。SPI対策なしだと不採用につながる可能性もあるため、できる限り対策しておくことをおすすめします。
「SPI性格検査とは?無料でできる対策法や問題例を解説」ではSPIの性格検査について紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
SPIの種類は中途と新卒で異なる
新卒採用でもSPIが実施されていますが、中途採用で受ける場合とは種類が異なります。SPIにはバージョンがあり、「SPI」の直後に付いている数字は現在のバージョンです。そして末尾に付くアルファベットにより、以下のように中途向け・新卒向け・高卒向けに分かれています。
・中途採用…「SPI3-G」
・新卒採用…「SPI3-U」
・高卒採用…「SPI3-H」
一般的に転職の採用試験で利用されるのは「SPI3-G」となりますが、異なる企業もあるようです。必ず形式を事前確認し、対策に備えましょう。
どのSPIでも、言語分野と非言語分野で出題される問題は中学卒業レベルの難易度ですが、中途採用の「SPI3-G」は、新卒採用のSPIと比べると言語分野が難しく、非言語問題がやや簡単に設定されているといわれています。
出題傾向の違いは、「SPI3-G」では「地図の縮尺・方角」という資料解釈問題が出題されることです。資料を使いながら回答する問題であることを念頭に置き、転職者向けのSPI対策本・対策サイト・対策アプリなどで慣れておくのがおすすめです。
「適性検査とSPIの違いとは?テストの内容や受検の注意点も解説」では、SPIの種類や科目などを解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
SPIの実施方法4つ
SPIの実施方法は「テストセンター」「インハウスCBT」「WEBテスティング「ペーパーテスティング」の4つです。受検時に焦らなくて済むよう、受け方を事前に把握しておきましょう。
SPIの実施方法
- テストセンター
- インハウスCBT
- WEBテスティング
- ペーパーテスティング
1.テストセンター
性格検査は自宅のパソコンおよびスマートフォンでWEB受検し、能力検査をテストセンターで受検する方法です。テストセンターとなる会場はSPI提供元の企業が用意しています。全国の主要都市に常設会場があるため、受検日は自分の都合に合わせて選ぶことが可能です。
「テストセンターの合格ボーダーは?金融は高い?効果的なSPI対策も紹介」のコラムでは、テストセンターの対策方法を解説していますので、ぜひチェックしてください。
2.インハウスCBT
採用を実施する企業内で受検する方法です。選考先の会社が用意したパソコンを使ってSPIを受検します。同日に面接を組めるので、中途採用においてよく利用されている方法です。
3.WEBテスティング
自宅などのパソコンからインターネットに接続して受検します。受検しやすい方法であるため、応募者が在職中の可能性がある中途採用で使われるケースが多めです。
4.ペーパーテスティング
応募先の企業が用意した会場に足を運び、回答をマークシートで記入する方法です。パソコンは使用しません。企業説明会やセミナーのあとに続けて行われるパターンが多いです。
転職時のSPIに効果的な5つの対策法
SPI受検前には、テストの実施時間と出題範囲を確認し、問題集で対策を行いましょう。近年は対策アプリもあるので、取り組みやすい方法がおすすめです。また、SPIは受検方法が特殊なので、可能な限り事前に出題方法や回答方法に慣れておくのがポイントです。
転職時のSPIに効果的な対策法
- 受検時間と出題範囲を把握する
- 問題に慣れて早く回答できるようにする
- SPIの問題集を解く
- SPIの対策アプリを利用する
- 転職エージェントを利用する
1.受検時間と出題範囲を把握する
SPIの種類や実施形式によって出題される問題の傾向や数、制限時間などが異なります。自分の受けるテストがどれになるかを事前に確認してください。種類や形式が分からないようなら、念のためすべての種類をチェックしておくと安心です。
2.問題に慣れて早く回答できるようにする
SPIは性格検査・基礎能力検査ともに問題数が多い検査です。さらに、パソコンを使用する受検方法の場合は、1問ごとに制限時間が設定されており、制限時間を迎えると未回答でも問題が切り替わります。
スピーディーに回答していかないと「時間切れで最後まで答えられなかった」となる恐れもあるので、受検予定の形式において、どう解いたら効率が良いのか調べておきましょう。
3.SPIの問題集を解く
SPIの問題集やWebでの対策サイトなどをチェックして、例題を繰り返し解きましょう。問題を解いていくうちに、問題の傾向や解き方のコツを把握できます。問題集1冊分は解いておくのがおすすめ。すべて解き終わったら、間違えた問題を中心に復習してください。インターネット上には無料で確認できる例題もあります。
4.SPIの対策アプリを利用する
問題集と併用して、SPIの対策アプリをダウンロードして利用するのがおすすめの対策です。自分が苦手とする問題や出題頻度が高い問題を出題してくれるため、効率良く勉強できます。通勤中のようなスキマ時間で気軽に対策できることも、アプリを利用するメリットです。
5.転職エージェントを利用する
SPIに苦手意識を持っているのなら、転職エージェントを活用してみましょう。企業によって、SPIの実施形式や性格検査の有無などが異なるためです。転職エージェントは各企業のSPIの情報を持っており、活用すれば的を絞った対策ができます。
「中途採用でもSPI?!転職するなら対策必須!」でもSPIについて紹介していますので、ぜひご覧ください。
ハタラクティブは、20代のフリーターや第二新卒、高卒といった若年層向けに就職・転職支援を行うエージェントです。専任のアドバイザーがマンツーマンで仕事探しから内定までをサポートします。企業ごとに書類選考対策や面接対策を行っており、SPIについてもアドバイスいたします。サービスのご利用はすべて無料です。まずはお気軽にご連絡ください。
転職のSPI対策に関するよくあるQ&A
転職のSPI情報は新卒と比べ、少ないのが実情です。そのため、不安になる転職希望者も多いでしょう。最後に転職のSPI対策でよくある質問3つに回答するので、ぜひ参考にしてください。
転職のSIP対策が間に合わないときはどうすれば良いですか?
SIP対策の勉強時間は30〜60時間が理想とされています。
前日だと厳しいですが、遅れを取り戻すのは不可能ではありません。「スキマ時間を利用して勉強時間を確保する」「問題集や模試で実戦形式に慣れる」「苦手分野を見極めて改善する」といった点を意識して取り組みましょう。
SPI対策なしでも転職できますか?
SPI対策をしなかったからといって、不採用になるとは限りません。
企業が中途採用でSPIを実施する目的は、個人の能力や人柄を客観的に把握して、自社に合っているかを判断するためです。そのため、能力検査(言語問題・非言語問題)の結果が悪くても、職務経験とスキルが企業の求める水準をクリアしていれば問題ない可能性もあります。
「面接の質問と回答例について解説!答え方のコツと注意点とは」では面接について解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
転職のSPIを受けたのですが、ボロボロでした…落ちますか?
結果がボロボロでも落ちるとは断言できません。
中途採用では、3〜4割程度の正解率が一般的な合格基準とされています。他の選考材料を含めた総合的判断を下す企業であれば、合格できる可能性はあるでしょう。しかし、採用時にSPIを重視する企業であれば、多少なりとも結果が選考に影響すると考えられます。「選考落ちはSPI結果だった」と後悔しないためにも、一般的な合格基準をクリアするための対策には取り組むようにしてください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
この記事に関連する求人
未経験から始められる研修体制◎通信環境の点検などを行うルート営業☆
ルート営業
滋賀県/京都府/大阪府/兵庫県…
年収 228万円~365万円
完全週休2日制◎人材紹介会社でライター・取材担当を募集中!
ライター・取材担当
東京都
年収 315万円~360万円
未経験者が多数活躍★人材紹介会社で営業職として活躍しませんか?
営業
東京都
年収 328万円~374万円
完全週休2日制☆マーケティングアシスタントとして活躍しませんか?
マーケティングアシスタント
東京都
年収 315万円~360万円
転勤なし☆成長中の販売代理店で、ショップスタッフのお仕事!
ショップスタッフ
埼玉県/千葉県/東京都/神奈川…
年収 228万円~319万円