就職エージェントとは?活用するメリットやデメリットを知ろう

就職エージェントとは?活用するメリットやデメリットを知ろうの画像

この記事のまとめ

  • 就職エージェントとは、求人紹介から内定まで一貫した支援をしてくれるサービス
  • 就職エージェントでは、履歴書の添削や面接対策などのサポートを受けられる
  • 就職エージェントを活用するメリットは、交渉代行やアフターフォローなどがあること
  • 複数の就職エージェントに登録すると、自分に合った求人を見つけやすい
  • 一人での就活に不安を感じたら、就職エージェントの活用がおすすめ

「就職エージェントって何をするところ?」と疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。就職エージェントとは、専任のアドバイザーが就職活動を全面的に支援してくれるサービスです。このコラムでは、就職エージェントのサービス内容を詳しく紹介しています。また、就職エージェントを利用するメリット・デメリットや活用のコツなども解説。就職エージェントの利用に興味がある方は、ぜひご一読ください。

こんなお悩みありませんか?
例えば
  • 自分に合った仕事を見つけたい
  • なんとかうまく生きていきたい・・
  • どうすればいいか教えて欲しい・・
不安な仕事探し、私たちが0からサポートします!
ハタラビット

ハタラクティブは
20代に特化した
就職支援サービスです

\もう学歴・経歴に困らない!/

自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう

性格でわかる
私の適職診断

就職エージェントとは?

「就職エージェント」とは、求職者一人ひとりに専任のアドバイザーがつき、プロの視点から就職活動を包括的に支援してくれるサービスです。「就活エージェント」と呼ばれることもあります。個別カウンセリングでアドバイスをしてくれるほか、求人紹介や履歴書添削、面接対策など幅広いサポートを受けることが可能です。

未経験OK多数!求人を見てみる

就職エージェントが提供する4つのサービス

就職エージェントが提供する主なサービスは、「求人先の紹介」「個別カウンセリングの実施」「書類作成のサポート」「面接対策の実施」です。ここでは、それぞれどのようなサービス内容なのかを詳しく説明します。

1.求人先の紹介

就職エージェントでは、ヒアリングした求職者の希望条件や経歴を踏まえて、担当のアドバイザーが求人を紹介してくれます。民間の人材派遣会社が就職エージェントを運営していることも多く、このような場合は企業とのコネクションがあるのも強みです。求職サイトでは公開されていない求人を紹介してもらえたり、企業の実情を教えてもらえたりする可能性もあります。自分一人で就活するよりも、希望に合った求人と出会う確率を高められるでしょう。

2.個別カウンセリングの実施

就職エージェントでは一人ひとりに面談を実施しており、個々の状況や希望をヒアリングしたうえで就活に関する相談に乗ってくれます。個別面談なので、プライベートな事情も相談しやすいのがメリットです。

3.書類作成のサポート

就職エージェントでは、履歴書やES(エントリーシート)の添削を行っています。アドバイザーは企業がどのような人材を求めているかを熟知しているため、的確なアドバイスをすることが可能です。就職エージェントを通して履歴書・ESを添削してもらうことで、書類選考の通過率アップが期待できます。

4.面接対策の実施

就職エージェントでは、面接に関するサポートも受けられます。専任のアドバイザーが面接マナーやよく聞かれる質問などを教えてくれるので、しっかりと準備をしたうえで面接に臨めるでしょう。また、本番を意識した面接練習に対応してくれる就職エージェントもあります。

応募先企業に合わせた選考対策が可能

就職エージェントでは、一般的に選考ごとの対策を行います。応募先企業の特色や採用ニーズを踏まえたうえで、応募書類の添削や模擬面接のアドバイスを受けられるでしょう。
就職エージェントを利用すると、効率良く就活を進めることが可能です。就職エージェントのメリットについては「就活エージェント利用のメリットとは?」でも説明していますので、あわせてご覧ください。

就職エージェントを利用する8つのメリット

就職エージェントを利用すると、プロの専門的な意見を聞きながら、効果的な選考対策が行えるメリットがあります。就職エージェントの良さを活かして就職活動を行えれば、自分に合った企業と出会える可能性が高まり、内定獲得にも繋がりやすくなるでしょう。

1.就活のプロに相談できる

就職エージェントでは、就活の相談を幅広く聞いてもらえるのがメリットです。「自分の強みを活かしてこんな企業に就職したい!」という将来を見据えた内容だけでなく、「自分の強みが分からない」「何がやりたいのか分からない」といったキャリアプランが明確ではない場合の相談にも応じてもらえます。目指したい職種・業界がある人はもちろん、何から始めたら良いか分からず足踏みしている人にとっても、プロの意見を聞ける就職エージェントの利用はおすすめです。

2.見つけにくい優良求人に出会える可能性がある

就職エージェントを利用すれば、自分だけでは見逃しがちな優良求人に出会える可能性もあるでしょう。数ある求人のなかから、プロのアドバイザーが求職者の適性や悩みを加味した仕事を見つけてくれます。より多角的な求人探しが可能になるため、思いもよらなかった企業とマッチングすることも。相性の良い企業に出会えれば、自分の可能性を広げられるきっかけにもなり得るでしょう。

3.充実した選考対策やセミナーが受けられる

就職エージェントでは、履歴書やES、面接などの選考対策を受けることが可能です。多くの求職者を内定に導いてきた就活のプロなので、的確なアドバイスをしてくれるでしょう。就職エージェントのアドバイザーは実際の企業の雰囲気を知っているため、より具体的な内定のコツを教えてもらえます。また、就活セミナーを実施しているところも多く、就職活動のスキルを向上しやすいのもメリット。自己分析をサポートするセミナーや、面接力を上げるためのセミナーなどを受けられます。

4.短期間で内定を獲得できる可能性がある

就職エージェントを通じて選考対策を行えば、比較的短い期間で内定を獲得できる可能性があるでしょう。前述したとおり、就職エージェントでは求職者にマッチする求人を紹介してくれるとともに、応募先企業に合わせた的確なアドバイスをもらえます。ポイントを押さえた効率的な就職活動が行えるため、内定率アップに繋がるでしょう。

5.求人先との交渉を代行してもらえる

求職者の代わりに、就職エージェントが企業とやりとりしてくれるのもメリットの一つ。年収の交渉や面接日程の変更、内定辞退など企業に直接言いにくいことも代わりに伝えてくれるので、比較的気楽に選考を進めることが可能です。また、複数の企業の選考を進めている場合、面接日程の調整も代行して行ってくれます。

6.基本的に無料で利用できる

ほとんどの就職エージェントは、最初から最後まで無料で利用できます。無料で利用できる理由は、就職エージェントの会社が紹介先の企業から契約料を受け取っているからです。多くの場合、紹介した求職者の内定が確定した際に、企業が就職エージェントに対価を支払います。そのため、求職者が無料であらゆるサービスを利用することができるのです。

7.求人先のリアルな情報を入手できる

就職エージェントの多くは、実際に会社に出向いて企業情報を得ているため、入社前に応募先企業の実情を知ることが可能です。「入社してみたらイメージと違った…」というミスマッチを防げます。企業に紹介した求職者が早期退職してしまうのは、就職エージェントも避けたいと考えていることです。そのため、就職エージェントは企業の様子をできる限り詳細に伝えてくれるでしょう。

8.アフターフォローが受けられる

就職エージェントを利用していれば、選考後にフォローを受けられるのも利点でしょう。就職エージェントでは、専任のアドバイザーが求職者に対し、面接の手応えやつまずいた回答についてヒアリングし、フィードバックをしてくれます。次の選考に進んだ場合や別の企業の選考を受ける際、前よりも成長した状態で面接に臨めるでしょう。

就職エージェントを利用する3つのデメリット

就職エージェントの利用にはメリットだけではなく、デメリットもあります。就職エージェントを利用するデメリットを以下で確認し、自分にできる対策や改善策を事前に考えておきましょう。

1.求人先紹介がアドバイザーの裁量に左右される

就職エージェントを使った場合、基本的にはアドバイザーから紹介してもらった求人のみに応募することになります。紹介可能な求人数や希望職種・業界によっては、かえって選択肢が狭まってしまう恐れもあるでしょう。紹介してもらった企業以外に応募したい求人がある場合は、就職エージェントに紹介可能かどうか聞いてみてください。もし紹介できないと言われたら、スケジュール調整に配慮しながら別のルートで選考を進めるのも一つの手です。

2.自分の希望どおりの求人が紹介されるとは限らない

就職エージェントとの最初の個別カウンセリングですり合わせがうまくいかなかった場合、自分の希望に沿わない求人を紹介されてしまう可能性があります。「就職エージェントに紹介してもらった求人だから大丈夫」と過信せず、本当に自分の希望条件と合っているかを確認しましょう。希望条件とは異なる求人の紹介が続く場合は、もう一度個別カウンセリングを打診してみるのもおすすめです。

3.扱っている企業数が少ない場合もある

就職エージェントによっては、求人数が少ないこともあり得ます。取り扱っている紹介先企業は各就職エージェントで異なるため、あらかじめ紹介企業の数を確認しておくと良いでしょう。また、特定の業界・職種の求人紹介を得意としている就職エージェントもあり、自分の希望と合わない就職エージェントを選ぶと、紹介してもらえる求人が減ってしまう場合もあります。「自分が求めている求人を紹介してもらえない」という事態を避けるためには、それぞれの就職エージェントの特徴を把握したうえで登録することが大切です。

転職エージェントとハローワークの違いを比較!併用は可能?利用方法も紹介」では、エージェントとハローワークを比較した際の長所・短所を紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。

就職エージェントを活用するための4つのコツ

就職エージェントをうまく活用するには、「複数の就職エージェントを併用する」「積極的にアドバイスを求める」などのコツがあります。以下で就職エージェントを活用するコツを掴み、納得のいく就職ができるようにしましょう。

1.複数の就職エージェントに登録する

複数の就職エージェントに登録しておくと、自分に合った求人を見つけやすいでしょう。就職エージェントでは、登録者しか知り得ない非公開求人などを取り扱っています。専門職を得意とする就職エージェントもあるため、複数に登録することでより豊富な情報を得られるでしょう。

2.対応が悪い担当者は変えてもらう

担当アドバイザーとの相性が合わないと感じたら、早めに変更をお願いしてみましょう。担当するアドバイザーとの相性も、就職エージェントで就活をするにあたって大事なことです。アドバイザーのなかには、スキルが高くても高圧的な態度で対応してきたり、電話やメールのレスポンスが遅かったりする担当者がいる場合もあります。

3.希望しない企業の紹介は断る

就職エージェントでは、希望していない条件の企業求人を紹介されることもあります。その場合は断ることが可能です。また、断る理由もあわせて伝えることで、次回からの求人紹介では、より自分の希望に沿った求人に絞ってもらいやすくなるでしょう。

4.積極的にアドバイスを求める

就職エージェントには経験豊富なアドバイザーがいるため、積極的にアドバイスを求めるのがおすすめです。就活に関する基本的な知識や希望する求人の知りたい情報があれば、遠慮せず聞いてみましょう。自分から質問することで、アドバイザーとの信頼関係の構築にも繋がります。

就職エージェントを利用する流れとは?10のステップ

ここでは、就職エージェントを活用する流れを10のステップに分けて紹介します。就職エージェントに登録する前に全体の流れを大まかに把握し、スムーズに就活を進めましょう。

1.就職エージェントに登録する

まずは、希望する就職エージェントに会員登録します。ほとんどの就職エージェントでは、PCやスマートフォンからWeb登録が可能です。現在の就活状況や希望する職種、年収、勤務地などを入力してます。ここで入力するのは、自己分析を踏まえたものにすることがおすすめです。登録後に修正することもできますが、自分に合った求人に早く出会うためには正確に入力するのが良いでしょう。

2.担当者とコンタクトを取る

登録後に、就職エージェントの担当者から電話やメールで連絡が来るのが一般的な流れです。登録内容の確認やサービスの内容について簡単な説明があったのちに、面談の方法や日程の調整をすることができます。できる限り早いタイミングで会えるように調整をしましょう。

3.個別面談によるヒアリングを受ける

予約した面談日に、オンラインや電話、対面などの方式でアドバイザーとの面談があります。これまでの経歴や今後の希望する職種、仕事をするうえでの思考・価値観などのヒアリングが行われるでしょう。ここでも、自己分析を踏まえての現在の状況を伝えられるようにしておいてください。事前に準備できることはしておいて、プロの目で判断してもらいましょう。
就職エージェントとの面談については、「転職エージェントの面談に必要な持ち物は?質問すべきことについても解説」もぜひ参考にしてください。

4.求人の紹介を受ける

就職エージェントのアドバイザーが面談で聞き取った内容をもとに、豊富な案件のなかから希望に合った求人を紹介してくれます。応募を希望する場合は、書類作成や面接対策などの準備に入ることが多いでしょう。前述のように、紹介求人が自分の希望に合わない場合は断ることもできます。就職エージェントはあくまでも就職活動をサポートする存在なので、絶対に従わなければいけないわけではありません。

5.応募書類の作成をする

応募先が決まったら、応募書類の作成をします。アドバイザーが豊富な就活ノウハウをもとに添削をしてくれるため、書類選考の通過率アップが期待できるでしょう。

6.求人先に応募する

応募書類が完成したら、就職エージェントから求人先へ応募書類を提出する流れです。書類選考が通った場合は、その後の面談日程の調整も就職エージェントが代行してくれます。

7.面接の対策をする

就職エージェントでは、応募先の企業が求めている人材や企業の社風といった情報を踏まえたうえで、必要な面接対策もしてくれるでしょう。なかには、模擬面接を行ってくれる就職エージェントもあります。

8.応募先企業の面接を受ける

書類選考に通過したら、応募先企業の面接を受けます。面接では就職エージェントで取り組んだ選考対策を存分に活かし、自信をもって挑みましょう。

9.採否の確認をする

面接後、就職エージェントのアドバイザーより採否の連絡が来ます。結果が分かるまでには、1週間ほど掛かることが多いようです。企業によってはそれ以上掛かる場合もあるので、連絡が遅いと感じたらアドバイザーに相談してみましょう。

10.内定後のサポートを受ける

就職エージェントでは、内定が決まったあとも就業までのサポートをしてくれます。労働条件の確認や入社日の調整なども代行してもらえるでしょう。就職エージェントによっては、入社後も長期的にフォローしてもらえます。内定が決まったら、入社に関して気になることや不安なことなどを相談しましょう。もしも、自分が抱いていたイメージと異なる部分があったり内定を辞退したかったりしても、真摯に向き合ってくれるはずです。

就職エージェントを活用して内定を獲得しよう

自己流で就活をしていると、なかなか内定がもらえず不安になる方も多いでしょう。そのようなときは、就職エージェントの活用も視野に入れてみてください。就職エージェントでは一般公開していない求人を扱っている場合もあるため、より多くの有益な情報獲得を期待できます。プロのサポートを受けて効率的に就活を進められれば、短期間で内定をもらえる可能性が高くなるでしょう。

「就職活動の進め方に自信がない」「なかなか内定をもらえず悩んでいる」という方は、ぜひ就職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、フリーターや既卒、第二新卒など、20代を中心とした若年層の就職・転職をサポートしています。豊富な経験から得たノウハウをもとに、一人ひとりの適性や悩みに沿った求人をご提案。専任の就活アドバイザーがマンツーマンで丁寧に対応するため、気兼ねなく相談が可能です。今までの経歴・経験から、アピールポイントや向いている仕事をともに考えます。サービスはすべて無料のため、まずはお気軽にお問い合わせください。

就職エージェントに関してよくある質問

最後に、就職エージェントに関してよくある質問をまとめました。

就職エージェントとは?

就活エージェントは、就職活動をサポートする存在です。就職エージェントを利用すれば、プロの目線から的確なアドバイスをもらったり、就職活動に関わる些細な疑問や悩みも相談できたりするので、心強い存在になるでしょう。就職市場に精通したアドバイザーとともに就活を進めたいという方には、就職エージェントがぴったりです。これからエージェントを利用する方は「転職エージェントの面談では何を話す?電話やオンラインでの質問内容とは」のコラムを読み、面談の流れをイメージしてみてください。

就職エージェントにかかる費用は?

基本的に、就職エージェントの利用料は無料です。そのため、すでに退職していて収入がない場合や貯金を切り崩している場合などでも気にすることなく利用できます。就職エージェントへ出向くための交通費は自己負担となりますが、それ以外は基本的にかかりません。

悪質な就職エージェントってあるの?

なかには悪徳な就職エージェントもいます。たとえば、自分が望んでいない業界や職種への就職をしつこく案内してきたり、就職するために必要なものであるとして教材の購入を強要してきたりするなどです。最初から「エージェントだから大丈夫」とすべてを信頼するのはやめましょう。就職エージェントは、利用者の望まないことはしないはずなので、異変を感じた場合には利用を停止することをおすすめします。特に悪質なケースだと、マルチ商法への勧誘や無理矢理入社させられるといったことも。実績や口コミなどは、事前に調べておくと良いでしょう。

就職エージェントはどこからお金をもらっている?

応募者とマッチングさせた企業から報酬をもらっています。就職エージェントに求人公開をしている企業は、ハローワークや求人サイトではなく、就職エージェントから紹介される人材を採用したいと考えているもの。就職エージェントからの紹介で入社へつながれば、支払いが発生するという仕組みです。

この記事に関連するタグ