ESが通らない理由は6つ!高学歴でも意識するべき対処法とは

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この記事のまとめ

  • ESとは就職活動で求められる応募書類で、人柄などを見るために用いられる
  • ESが通らない原因は「ズレた回答をしている」「空白が目立つ」など
  • ESが通らないときは「結論を最初に述べる」「具体性を持つ」などの基本に気をつける
  • 高学歴でESが通らない場合、自己分析をやり直したり言葉の見直しをしたりする
  • ESが通らないと悩んだときには、添削してくれる仲間を見つけよう

時間を掛けて用意したESが通らないと、就活そのものが嫌になるもの。何社も続けて落ちれば、落ち込む方も多いでしょう。しかし、ESが通らないのには理由があります。大切なのはその理由を知って、具体的に対策することです。このコラムでは、ESという書類の特徴から通らない理由、すぐに実践できる対処法を紹介。「高学歴なのにESが通らない」という方向けの情報もまとめているので、参考にしてみてください。

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ES(エントリーシート)とは

ESとは、就職活動時に提出が求められる応募書類のこと。履歴書と同様、選考の第一段階で用いられる書類で、ESの良し悪しで書類選考を通過できるかが変わるといっても大げさではありません。

履歴書との違いは?

ESは人柄や価値観などを確認するための書類で、採用選考時にのみ用いられます。なお、公的な文書ではありません。ESは志望企業から郵送などで手に入れるか、企業のWebサイトからダウンロードしたり直接採用ページからESに記入して送信したりします。
一方、履歴書は人柄や価値観などに加えて、個人の経歴や基本情報も求められます。選考時のほか、入社後の人事などで用いられることも。印鑑の捺印も必要で、公的な文書として扱われます。コンビニやスーパーなど身近な販売店で購入できるほか、インターネットからダウンロードしたり自分で作成したりすることも可能です。

中途採用にもESを求める企業も

これまでは一般的にESの提出が必要なのは新卒のみとされ、ほとんどの企業では中途採用に対してESの提出は求めない傾向にありました。しかし、近年はWebサイトから簡単に手続きや申し込みができるようになったことから、中途採用に対してもESの提出を求める企業が徐々に増加。今後も増える可能性は十分あるといえるでしょう。
エントリーシートの基本について学びたい方は、「【違いは何?】エントリーシートと履歴書」のコラムも併せてご覧ください。履歴書との違いから書き方まで、分かりやすく解説しています。

ESが通らないのはなぜ?6つの理由

ESが通らない理由には、「質問の意図に合った回答ができていない」「求める人物像とマッチしていない」「空欄がある」などがあります。そのほか考えられる6つの理由を以下にまとめました。

1.回答が質問の意図に合っていない

ESで聞かれている質問に対して、ピントのずれた回答を述べている可能性があります。自分の中では「ちゃんと質問に答えられている」と思っていても、いざ読み返してみると話がそれてしまっていることもあります。
採用担当者はこの質問を通して何を知りたいと考えているのかを踏まえて回答すること、提出前に読み返してズレた内容を伝えてないか確認することを徹底しましょう。

2.企業が求める人物像とかけ離れている

アグレッシブな人材が活躍する企業に保守的な内容のESを提出するなど、企業の求める人物像から外れていると落とされてしまう可能性が高いです。ESの自己PRでは、その企業で活躍できることをイメージしてもらうことが大切。「企業や職種に必要な能力を備えている」と判断してもらうためにも、その企業ではどのような人材を求めているのかを把握しておく必要があります。
自己PRで企業が求める人物像とズレが生じないよう、企業のWebサイト、採用ページをよく確認するなど企業研究を行いましょう。

3.空欄がある

記入欄が埋まっていないことも、ESが通らない理由の1つ。空欄があると「思い浮かばない=熱意がない」と判断される可能性が高くなるからです。
また、空欄でなくても、「余白が多い」「回答の指定文字数に達していない」というような場合も意欲の低さを懸念されます。
ESの記入欄は9割以上埋めると企業側に自分の熱意を伝えられるので、できるだけ埋めるよう意識して書きましょう。

自由記入欄も同様に、「特にありません」と記載するのは避けてください。
ESで触れられなかった点の補足や、業種や仕事内容に関する質問を書くなど、自由記入欄をうまく活用すれば、自身の魅力ややる気を、より深く伝えられるはずです。詳しくは「履歴書の自由記入欄には何を書く?役割を知って転職活動を円滑に進めよう!」のコラムも参考にしてみてください。

4.内容が抽象的

内容が抽象的だと、アピールしたい強みが何なのか分かりません。後ほど「魅力的なESを書く4つのポイント」で詳しく解説しますが、志望動機や自己PRでは、自分の経験の中からアピールしたい内容に沿ったストーリーを1つ選び、具体的に紹介するのがコツ。1番伝えたい部分をエピソードを交えて細かく書くようにしましょう。

ただし、アピール内容が「ただの自慢話」にならないように注意してください。
ESでは「他の就活生よりもこんなに魅力がある」と具体的に伝えることが大切ですが、伝え方によっては「他者に配慮できない」「自信過剰な人」と思われてしまうリスクもあります。また、まだ業務を行っていない学生の立場で、安易に「できる」と断言するのも危険です。
採用担当者から、「いったい何を分かっているのだろう?」と思われてしまうと、書類選考通過は難しくなってしまいます。それぞれの企業が求める人材をリサーチした上で、それに沿った形で、具体的かつ好感を持てるアピール方法を模索しましょう。

5.誤字脱字がある、読みづらい

どれだけ内容が良くても、乱雑な字や小さな読みにくい字で記入していると評価が下がってしまうことも。まずは、相手に読んでもらうことを意識して、読みやすい字で丁寧に書くことを心掛けましょう。
また、誤字脱字も「ケアレスミスをしそう」「書類作成ができない」という印象を与えてしまいます。完成後は最初から終わりまで一通り見直しをし、誤字脱字や抜け漏れがないかチェックしましょう。

6.学歴フィルターに引っかかっている

どれだけ魅力的なESを書き上げていても、落ちるときは落ちます。
ES提出は書類審査の一環として行われるものです。企業によっては、書類審査における「足切りライン」を設定しているところも。企業が求めるランクに達していなければ、ESに目を通されることなく「不合格」となる可能性もあるでしょう。ESが通らない原因が学歴フィルターの場合、残念ながら、今からできる対策はありません。
学歴フィルターが原因で不合格になった場合も、就活生側にその事実が知らされることはないでしょう。このため、「自分のESのいったいどこが悪かったのか?」と、考え込んでしまう方も多いものです。自身のESに足りなかった点を分析することは必要ですが、1つの不合格に落ち込みすぎるのは避けましょう
「ESをしっかり作り込んでもでも落ちる可能性はある」ということを頭に入れたうえで、より魅力的なESに近づけられるよう、工夫を重ねるのがおすすめです。

「なぜ不採用なの?」と思ったときには「不採用の理由は企業に聞いてもOK!選考で落ちやすい原因と対策」のコラムもご覧ください。対処法も解説しています。

魅力的なESを書く4つのポイント

書類選考を通過するために、「結論を最初に書く」「志望企業でなければならない理由を明確にする」など4つのポイントを覚えておきましょう

1.結論を1行目に書く

「私の強みは、◯◯です。」というように、結論は1行目に記入します。これは、先に結論を述べることでこれから「何を伝えるのか」を明確にするため。いきなりエピソードから入ると何に注目して読めば良いか分かりづらく、場合によっては読み直さないと魅力が伝わらないこともあるからです。
結論を述べたら、そう思う理由と理由を裏づけるエピソード、強みや経験を活かして志望企業でどう活躍したいのか、という順で記入していきます。

2.競合他社にも当てはまる内容は避ける

採用担当者が知りたいのは「自社でなければならない理由」です。競合他社でもいえてしまうような志望動機は避けるようにしましょう
そのためには、「なぜこの企業でなければいけないのか」を考える必要があります。説得力を持たせるためにも、会社独自の魅力やシステムをしっかり把握した上で、自分の強みが志望企業のどんなところで活かせるのか、企業が求める人物像や能力とマッチするところがあるかを述べましょう。

3.具体的な内容を記載する

先述したように、具体性がない志望動機・自己PRではアピールしたい内容が伝わりにくいです。過去の経験から「何がきっかけでそれを始めたのか」「どう考えてどう動いたのか」「その結果どんな成果を得たのか」などを具体的に述べましょう。強みの裏づけができるだけでなく、人柄や考え方、物事に対する姿勢なども伝えられるからです。
もし何かを達成した際、「営業部で前年比15%アップした」など数値で表せるものがあれば積極的に記入します。

ただし、文章量が長くなり過ぎないように注意しましょう。具体的なエピソードを入れる際に、「あれもこれも」と欲張ってしまう就活生も多いもの。しかし、長過ぎる文章や、まとまらないエピソードは、「情報を端的に伝えるのが苦手な人」という印象を与えてしまう可能性もあります。文字数が決められている場合は、当然それに倣いますが、決められていない場合は300字~400字にまとめられるよう意識してみてください。

4.第三者に添削してもらう

回答が質問の意図に合っていなかったり読みづらかったりするのは、自分でどれだけ読み直しても気づきづらいもの。志望動機などで伝えるエピソードも、実際には話が前後していたり結論と紐づいてなかったりするというように、自分では気づきづらい点があります。
ESが完成したら提出する前に第三者に添削してもらいましょう
「誰に添削を頼めば良いのか分からない」と悩んだときには、以下の条件に当てはまる人を頼ってみてはいかがでしょうか。

・同時期に就活をしている友人
・すでに就活を終えている先輩
・希望の業界で働いているOBやOG
・学校の就活サポート窓口のスタッフ
・ハローワークや就職エージェントなどの支援サービス

友人同士であれば、気軽に添削を頼みやすいでしょう。お互いに指摘し合うことで、より良いESを効率良く目指していけます。
また、ぜひ味方につけておきたいのが、過去に多数のESに目を通している経験者の方々です。先輩やOB・OGにお願いするのはちょっと…と思う方もいるかもしれませんが、遠慮している暇はありません。周囲の人を上手に頼ることも、社会人に求められるスキルの1つです。
自分で書いたESを、仲間の目でチェックしてもらい、指摘された点を修正していきましょう。何度も繰り返すことで、より魅力的な書類に仕上がっていきます。
こうした作業は、時間に余裕がなければできないもの。提出日目前で慌てることがないよう、計画的に準備を進めていきましょう。
また、添削してくれる人は、複数確保しておくのがおすすめです。「今は忙しくて添削できない」と言われてしまった場合でも、別の人からアドバイスをもらえます。
「暇なときだけでも大丈夫なので」とひと言添えておけば、先輩やOB・OGにも、添削を依頼しやすくなるでしょう。

ハローワークや就職・転職エージェントといった就職支援サービスを利用するのもおすすめです。支援サービスでは応募書類の添削や模擬面接などを実施しているので、すでに卒業している第二新卒の方や既卒の方でも利用しやすいのが特徴。サポートしてくれる人が見つからずに困っている方は、ぜひ検討してみてください。ESの志望動機や自己PRの書き方で悩んだら、「エントリーシートの書き方を解説!志望動機や自己PRの例文」がおすすめ。例文つきで解説します。

高学歴なのにESが通らないときの対処法

高学歴で書類選考が通過できない場合は、自己分析のやり直しやESの見直しが必要です。普段使っている言葉についても振り返っておきましょう。

自己分析をやり直す

自己分析を行った際、「誰かに評価されたい」「より高く評価してほしい」という気持ちが先行し、正確な自己分析ができていなかった可能性が。本当に自分が興味があったものとは違う分野を選んでしまった場合、熱意がうまく伝えられていない恐れがあるでしょう。
また、本来の自分の魅力とは異なる強みをアピールしていたことで、志望動機の内容などに矛盾が生じている人は少なくありません。

不採用になったときは必ず振り返りを行う

ESは提出する前にコピーをしておき、手元に残しておきましょう。もし不採用になった際は、コピーと企業のWebサイトを照らし合わせ、なぜ駄目だったのか振り返ってみるのがおすすめです。読みづらい文章になっていたなどをはじめ、採用ページに「◯◯の経験がある人歓迎」と書かれていたのに自分にはその経験がなかった、というように小さなことでも気づきがあるはずです。

実際に、採用試験を突破した先輩のESを参考にするのも良いでしょう。いわゆる「ESの成功事例」を目にすることで、自分のESに何が足りていなかったのか、冷静に分析できるはずです。身近な先輩に頼るのも良いですし、ネット上で公開されているES事例も多くあります。できるだけ多くのESに目を通し、自身のESと比較していきましょう。

安易に分かりづらいワードを使っていないか確認する

高学歴の場合、知識の豊富さから「一般に浸透していないワード」を日常的に使ってしまっていることも。ESでも「知識のない人にも分かりやすいように伝える」ことよりも、つい使い慣れた言葉で伝えることを選ぶ人は多いようです。就職活動時によく見かける「Win-Win」「グローバル」「レバレッジ」など世間に浸透しつつあるワードでも、企業や採用担当者によっては好まれない場合もあるので気をつけましょう。

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