書類選考の時点で採用は決まってる?通過率や結果が来るまでの期間を解説

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この記事のまとめ

  • 企業が書類選考を行う主な理由は、応募者を絞り込むこと
  • 書類だけで応募者の人柄は分からないため書類選考の時点で採用が決まってるといえない
  • 書類選考の通過率は、一般的に3割程度といわれている
  • 書類選考の結果が来るまでは、約1~2週間程度が目安
  • 書類選考では「入社意欲」「経験やスキル」「企業とのマッチ度」を確認される
  • 書類の誤字脱字や空欄は不採用に繋がるので注意が必要

「書類選考の時点で採用って決まってる?」と考えたことがある方もいるのではないでしょうか。履歴書や職務経歴書などの書類は、就職・転職活動において大事な要素の一つ。しかし、書類だけでは、応募者の人柄は分からないため、書類選考の時点で合否が決まることはないといえるでしょう。このコラムでは、企業が書類選考を行う理由や結果が遅いときの連絡方法について紹介。書類選考を突破するポイントなども解説しています。

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書類選考の時点で採用は決まってる?

企業が採用を行う際、書類選考は応募者を見極める大切な要素の一つです。しかし、書類だけでは、応募者の人柄や、自社とマッチした人材かどうかなどは分かりません。そのため、書類選考の時点で合否が決まることはないといえるでしょう。書類選考は、応募者の「絞り込み」や「応募資格を満たしているかの確認」を目的に行われることが多い傾向にあります。もちろん、書類選考に参加した応募者すべてを面接する企業もあるようですが、書類選考で人数を絞るのが一般的。採用活動も限られたコスト・リソースで行われています。書類選考であらかじめ企業が定める採用水準を満たしている人だけを絞り込めば、効率よく採用活動を行えるのです。

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書類選考の通過率

書類選考の通過率は、一般的に3割程度といわれています。ただし、書類選考でどれだけの人数を合格にするかは企業によって異なるもの。応募者の半分など一定数まで絞り込むのを目的とする企業もあれば、求める条件や良いと思った人材全員を通過させる企業もあるでしょう。そのため、「3割」がすべての企業に該当するわけではないと捉えてください。書類選考の通過率については、「書類選考の通過率はどのくらい?通らない履歴書の特徴と通るための対処法」のコラムでも紹介しています。

書類選考の結果が来る期間

書類選考の結果通知は、企業にもよりますが、1~2週間程度が目安といわれています。そのため、結果が遅いと、「不合格なのでは」「応募書類が届いていないのでは」と不安になることもあるでしょう。しかし、応募が予想より多かった、担当者がほかの業務で忙しいなどの理由で、結果の通知が遅れている可能性もあります。企業によっては、あらかじめ「書類選考の結果は3週間後」など、長くなる場合は通知してくれることも。10日程度は結果を待ちましょう。

なかなか選考結果が届かないときは

あまりにも長い間通知が来ない場合は、企業に問い合わせても問題はありません。このとき、「まだですか?」など、急かすような言い方はマナー違反。いつどのように書類を送ったかを伝えたうえで、「お手元に届いていますか?」と確認を取る形で問い合わせると良いでしょう。書類選考の問い合わせ方法や対応については、「書類選考の連絡が来ない!問い合わせても良い?失礼のない方法を解説」のコラムで詳しく解説しています。

書類選考で企業が見ているポイント

企業は「経験やスキル」「自社とのマッチ度」「仕事に対する姿勢」を書類から読み取っています。書類選考の通過率を上げるには、企業が注目するポイントを知り「会ってみたい」と思わせる内容にすることが大切といえるでしょう。以下では、書類選考で企業が見ているポイントについて、具体的に解説していきます。

経験やスキル

特に転職者で重視されるのが、募集内容に合った経験やスキルがあるかどうかです。即戦力を求める場合は、これまでの経験やスキルから「採用してすぐ活躍できるか」を判断しています。経験やスキル以外にも、資格など募集内容の必須条件を満たしているか確認する企業は多いでしょう。

若年層ではポテンシャル採用が多い

ポテンシャル採用とは、経験やスキルではなく、人柄や将来性といった「成長の見込み」を評価して採用すること。年齢が若いとスキルや経験がないぶん、柔軟性や将来性に期待ができます。入社後に育成することを前提として行う採用方法です。

企業や条件とのマッチ度

経営理念やビジョン、社風とのマッチ度も書類から確認されます。どれだけ優秀な人材でも、会社の方針や考え方に合わなければ活躍は難しいと判断されるでしょう。同じように、勤務条件とマッチするかも企業が注目するポイントです。

仕事に対する姿勢や熱意

応募書類の自己PRや志望動機からは、仕事に対する姿勢をはかっています。特に「入社後に活躍できるか」「定着するか」といった点に注目。アピールの際は「頑張ります」だけの抽象表現は避け、具体的かつ相手が納得する内容を意識しましょう。

書類選考で落ちやすい内容は?

何回も連続で書類選考に落ちてしまうなら、内容を改める必要があります。誤字脱字など、少しの注意で書類の印象は大きく変わるもの。これから書類を作成する方も、以下に注意して好印象を与える書類を作成してみましょう。

誤字脱字が多い

誤字脱字は必ずチェックするようにしましょう。些細なことのように思えるかもしれませんが、応募書類で誤字脱字が多いと「社内の書類も誤字脱字が多いのでは」「書類の重要性を分かっていない」とマイナスイメージを与えてしまうことも。社会人として誤字脱字をしないのは基本のため、放置していると評価を大きく下げる要因となってしまいます。見落としを避けるため、ダブルチェックを心がけましょう。

字が雑で見にくい

手書きで書類を作成する場合は、字は丁寧に書きましょう。雑で見にくい字だと、それだけで印象を下げてしまう可能性があります。採用担当者は、「字の綺麗さ」を見ているわけではありません。雑に書いた字は「急いで作成した」「適当に書いた」という印象を与えてしまいます。字に自信がなくても、丁寧に取り組み、相手が読みやすいか意識してみましょう。特に使うボールペンによっても字の綺麗さは左右されるので、あわせて「履歴書で使うボールペン選びは重要!選ぶポイントとは?」も確認してみてください。

ネガティブな内容

書類にネガティブな表現が並んでいると、選考に落ちる可能性が高まります。前職に対してマイナスなことや嫌なことを並べると人事は「同じことがあればまた辞めるのではないか」と思い、書類選考の段階で落ちる可能性が上がってしまいます。新たな目標ややりたいことを叶えたいなど、ポジティブな理由であれば人事の評価も上がり書類選考を突破できる確率も上がるでしょう。書類を提出する際はなるべくネガティブな理由を控え、ポジティブな理由に置き換えるようにしましょう。

空欄がある

応募書類に空欄があると、「記入漏れ」と見なされる恐れがあります。また、欄に対して空白が大きいと「意欲が低い」と捉えられてしまう恐れも。欄の8割を目安に、埋められる項目はすべて記入しましょう。本人希望記入欄は、特に書くことがなければ「貴社規定に従います」と表記しておけば問題ありません。本人希望欄については「履歴書の本人希望欄は「特になし」でもOK?好印象を与える書き方とは」のコラムも参考になるでしょう。ぜひご一読ください。

書類選考を突破して内定を獲得するポイント

繰り返しになりますが、書類選考を突破するには、企業側に「会いたい」と思わせる内容にすることが大切です。自分のスキルや強みに合った企業研究は、志望動機にも活かせるうえ入社熱意の裏付けとして活用できるので必ず行いましょう。

書類は丁寧に作成する

前項で述べたように、適当に書いた印象を与える字の書類は避けるべきです。採用担当者は、美しさではなく丁寧さを見ています。パソコンで作成する場合も「枠に文字が収まっているか」「フォントや大きさは統一されているか」などを意識することが大切です。また、書類を扱う際は、インクが擦れていないか、折曲がりや汚れがないかを確認しましょう。

応募書類は証明写真にも気を配ろう

応募者の第一印象を左右する写真は、雰囲気から自分の人柄を伝えることができます。数百円程度で撮れる簡易的な証明写真を利用する方が多い傾向にありますが、書類選考を突破したいならプロのカメラマンや写真館で撮影する証明写真も選択肢に入れましょう。第三者から写り方や印象に関するアドバイスをもらえるほか、データを受け取れるので必要に応じて証明写真を印刷できます。証明写真についての詳細は「履歴書の写真のベストな貼り方は?」でも紹介しているのでぜひ確認してください。

自分に適した求人を選ぶ

書類選考を突破するには、自分が不採用になりづらい求人を選択することも大切です。応募の必要条件を満たしているか、これまでの経験やスキルを活用できるか、社風やビジョンと合っているかなど、仕事内容に限らず勤務条件なども含めて「自分に合っているか」を考えてみましょう。

入社意欲をアピールする

入社意欲を効果的にアピールするには、企業研究が欠かせません。競合他社もあるなかで「なぜその企業なのか」を具体的かつ説得力をもって伝えるためにも、企業研究をしっかりと行って「その企業ならではのポイント」「その企業でないと成し得ないもの」などを見つけましょう。「企業研究は転職でも必ず行おう!情報の集め方と活用のポイント」のコラムでは、企業研究の基本や情報の集め方についてまとめています。また、自分なりに将来のビジョンを持つことも大切。ただ漠然と入社後に頑張りたいという考えよりも、この会社に入って将来どうなりたいのか具体的に考えたほうが入社意欲は伝わります。企業によっては、採用サイト上にキャリアパス紹介も掲載されているので、事前に確認し、将来この会社でどうなりたいのか具体的に考えてみましょう。人事にも「この企業での将来像」を伝えれば、入社意欲が高いと評価されやすくなります。

書類は提出する前に、第三者に確認してもらうのがおすすめ。家族や友人などに見てもらい、客観的な目線から評価してもらいましょう。
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