職歴なしでも就職はできる?成功させるコツや履歴書の書き方を紹介

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この記事のまとめ

  • 職歴なしの期間が経過するほど、正社員就職率は低下傾向にある
  • 職歴なしの30代や40代でも、粘り強く就活を続けていれば就職できる可能性は高まる
  • 職歴なしでもアルバイト経験を履歴書に書けば、アピールにつながる場合がある
  • 職歴なしの人が面接に臨む際には、人柄の良さをアピールするのがおすすめ

「職歴なしだと正社員就職が難しいのでは」とお悩みの人もいることでしょう。職歴なしの場合でも正社員就職は可能です。職歴なしの人は、今までの経験やアルバイトで身につけたスキルなど、経歴以外のアピールを充実させましょう。このコラムでは、職歴なしの人が就職するときのコツや履歴書の書き方をご紹介しています。「職歴なしだけど正社員就職を成功させたい!」という方はぜひ参考にしてみてください。

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職歴なしの定義とは?

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「職歴なし」とは、学校卒業後に正社員や契約社員としての就業経験がない人のことを指します。職歴なしの場合、履歴書や職務経歴書で就業経験を記載できません。正社員雇用を目的とする就活では、履歴書や職務経歴書の職歴欄に契約社員以上の経験を書くからです。

職歴なしでも就職できる?

職歴なしでも就職はできます。ただし、職歴なしの期間が長ければ長いほど、正社員就職率は低下するため注意が必要です
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)の「労働政策研究報告書 No. 199『大都市の若者の就業行動と意識の分化-「第4回若者のワークスタイル調査」から-』(128p)」によると、フリーター期間、すなわち「職歴なし」の期間が長くなるにつれ、正社員移行率は減少傾向に。職歴なしの期間が5年以上経過するころの正社員移行率は、男女ともに40.0%を下回っています。
職歴なしで正社員を目指す人は、1日でも早く行動を起こしましょう。

参照元
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)
労働政策研究報告書 No.199『大都市の若者の就業行動と意識の分化-「第4回若者のワークスタイル調査」から-』

職歴なしの30代・40代は就職可能?

職歴なしの30代や40代でも、就職は可能です。独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)の「資料シリーズNo.217『若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③―平成29年版「職業構造基本調査」より―』(72p)」には、非正規雇用の正社員移行率が以下のように掲載されています。

  男性 女性
20‐24歳 38.4% 32.7%
25‐29歳 40.1% 25.5%
30‐34歳 34.3% 18.1%
35‐39歳 29.8% 15.5%
40‐44歳 27.1% 15.6%

引用:独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)の「資料シリーズNo.217『若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③―平成29年版「職業構造基本調査」より―』(72p)

上表はあくまでも「非正規雇用からの正社員移行率」なので、すべての方が「職歴なし」に当てはまるわけではありません。また、20代前半に比べて30代や40代の正社員就職率は低下傾向です。しかし、30代や40代でも男性の場合は30%前後、女性の場合は15%前後の正社員移行率があります。そのため、職歴なしの30代や40代でも、対策をしっかり取れば正社員就職は十分可能です
職歴なしの方が就職を成功させるポイントは、「職歴なしでも正社員になれる?就職成功のコツをご紹介」のコラムで紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

参照元
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)
資料シリーズ No.217若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③―平成29年版「就業構造基本調査」より―

30代前半であれば職歴なしでも既卒者扱いになる!

職歴なしでも、30代前半までは既卒者として扱ってもらえます。既卒者とは、「職歴なしで35歳未満の人」です。厚生労働省の「労働経済動向調査(令和3年8月)の概況(14p)」では、「学校卒業後すぐに調査対象事業所に就職しなかった35歳未満の人(勤務経験の有無は問わない)。」と定義されています。企業によっては既卒者を積極的に募集している求人もあるので、30代前半で職歴なしの人は既卒枠の仕事を狙って就活すると良いでしょう。
30歳職歴なしのニート・フリーターは正社員になれる?就職成功のコツは?」でも、職歴なしの30代が就職するコツを紹介しているので、あわせてご確認ください。

参照元
厚生労働省
労働経済動向調査(令和3年8月)の概況

職歴なしの場合の応募書類の書き方

職歴なしの場合の応募書類の書き方の画像

ここでは、職歴なしの人が履歴書や職務経歴書の学歴・職歴欄を書く方法をご紹介します。履歴書や職務経歴書に書く職歴は「正社員経験があるもの」が一般的なため、アルバイト経験は当てはまりません。ただし、職歴なしの場合は記入しても問題はないようです。応募企業の職種に関連する仕事をしていた場合は、「職歴なし」と書くよりも高評価に繋がる可能性があります。具体的な記入例は以下の項目でご確認ください。

履歴書

職歴なしの人が履歴書の学歴・職歴欄を記載する方法は以下のとおりです。

アルバイト経験がある場合

履歴書の職歴欄にアルバイト経験を書く場合は、「入社年月」「会社名」「『アルバイト入社』の文言」「所属(ポジション)」の順に記載してください。所属ポジションに加え、行っていた仕事内容を簡単に説明すると、より効果的なアピールになります。次の行には、「退社年月」「会社名」「退職理由」を記入しましょう。

アルバイト入社であることを明記しよう

冒頭で述べたとおり、アルバイト経験は厳密にいうと職歴ではありません。企業との認識違いでトラブルが起きるのを防ぐためにも、「アルバイト入社」であることを明記しましょう。
アルバイト経験を上手くアピールする方法については「就職にバイト経験は活かせる?志望動機や面接でのアピール方法を解説!」のコラムで詳しくご紹介しています。アルバイト経験をどう伝えるか悩んでいる方は、参考にしてください。
アルバイト経験がない場合

履歴書で「職歴なし」の旨を示すときは、学歴のみ記載する場合と、学歴を書いたあとに「職歴なし」と記載する場合があります。どちらの記入方法を選んだ場合でも、最後に「以上」の文言を記入してください。「以上」は、書き終わりを示すだけでなく、改ざんを防止する目的があります。履歴書を書くときのマナーなので、書き忘れないように注意しましょう。
履歴書における「職歴なし」の書き方をより詳しく知りたい方は、『「職歴なし」の履歴書はどう書く?バイトを記載すべき場合やアピール方法も』をご覧ください。

職務経歴書

次に、職歴なしの人が職務経歴書の学歴・職歴欄を記載する方法をご紹介します。

アルバイト経験がある場合

アルバイト経験がある場合は、経歴や職務内容を正社員の職務経歴書と同様に記載しましょう。記入する際には、「アルバイト経験を通してどんな成果を得たか」「アルバイトで工夫したことは何か」「応募先企業で活かせる経験やスキル」といった具体的な内容にすることが大事です。具体的に記すことで、志望先企業に入社意欲の高さをアピールできます。

アルバイト経験がない場合

ニートや無職の状態が続きアルバイト経験がない場合は、資格やスキル、自己PRなどの項目から自分の強みをアピールしましょう。自己PRには「働いていなかった期間に取り組んでいたこと」「志望動機」「入社後はどう活躍したいと思っているか」などの内容を盛り込むのがおすすめです。職歴なしであったとしても、自己PRを通して企業から高評価を得られる可能性があります。

職歴なしでの就職が厳しいといわれる3つの理由

職歴なしでの就職が厳しいといわれる理由は、「忍耐力がない」「社会人のマナーが身についていない」「スキルや経験が不足している」と思われやすいからです。以下では、それぞれの理由を詳しく解説します。

1.忍耐力がないと思われやすい

職歴なしから正社員就職する場合、面接官から「採用しても長く続かないのでは」と思われる可能性があります。たとえば「やりたい仕事がなかった」「就職が上手くいかなかった」といった理由は、「興味がなくなったり、仕事が上手くいかなくなったりしたら辞めてしまうかも」と判断されることがあるようです。

2.社会人のマナーが身についていない

「職歴なし」を「社会人経験がない状態」と定義した場合、職歴なしの人は社会人としてのマナーが身についていないといえます。企業側は職歴なしの人を採用すると、一から社会人としてのマナーを教えなければなりません。そのため、企業によっては職歴なしの状態をマイナスに捉えることもあるようです
面接でのマナーに自信のない方は「面接マナーは大丈夫?転職でマナーが重視される理由とは」でご紹介しているので、ぜひチェックしてください。

3.スキルや経験が不足している

職歴なしの場合、スキルや経験不足していると判断され、就職が厳しいと感じることもあるようです。職歴なしの人の就職は、新卒採用のような全員が経験0の状況とは異なり、中途採用での就活になります。中途採用枠の求人では、スキルや経験のある人とも争うことになるので、職歴がないことで不利になることも考えられるでしょう。企業側の中途採用枠では、スキルや経験があり、即戦力となる人材を求めている場合が多いためです。

職歴なしの人が面接で好印象を与える4つの方法

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ここでは、職歴なしの人が面接で好印象を与える方法をご紹介。職歴なしの人が採用を得るには、経験のある人以上に自分の魅力をアピールする必要があります。

1.説得力のある志望動機を作成する

職歴がなくても説得力のある志望動機を作成すれば、面接官に好印象を与えることは可能です。企業に対するやる気や熱意が伝われば、面接で高評価を得られる可能性もあります。志望動機を作成するときは、「自分がなぜ応募先に入社したいのか」を明確にしましょう。

2.人柄の良さをアピールする

職歴なしの場合、人柄や性格といった職歴以外の面でアピールするのも効果的です。協調性やコミュニケーション能力があることは、企業に好印象を与えられる可能性が高いといえます。自分の長所となる部分を上手く伝えることを意識しましょう。

3.仕事に活かせるスキルや経験を述べる

志望先企業の職種で活かせるスキルや経験をしている場合は、自己PRや志望動機でアピールしましょう。職歴なしの人でも、何か一つのことに打ち込んだり、責任感を持って物事に取り組んだりとプライベートやアルバイトでさまざまな経験をしているはずです。仕事で活かせるものはないか一度整理してみましょう。

4.企業の求める人物像に合った自己PRを行う

面接で好印象を与えるには、企業が求める人物像や雰囲気を把握したうえで、自己PRを行いましょう。企業目線で自己PRの内容を考えれば、自身の強みを効果的にアピールできます。企業によって求める人物像は異なるので、事前に調べておくことが大事です。

履歴書がなくても職歴なしの人が就職することは可能?

就職支援サービスや就職・転職エージェントでは、履歴書を用意しなくても面接が行える場合があります。就職・転職エージェントでは職歴なしの人が就職できるよう、面接対策や応募書類の添削といった支援を実施。就職に向けてさまざまな角度からサポートしてくれるので、不安なことや疑問点もすぐに解消できる魅力があります。

自分に合う仕事が分からない方や職歴なしで就職できるのか不安な方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。
就職・転職エージェントのハタラクティブは、既卒や第二新卒、フリーターなどの若年層を対象に就職・転職支援を行っています。経験豊富なアドバイザーがカウンセリングで適性を把握しながら、求職者一人ひとりに合う求人をご紹介。また、応募書類の添削や面接対策といったサポートをマンツーマン体制で実施しています。サービスのご利用はすべて無料なので、就職活動に関するお悩みがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

職歴なしの人によくある質問

ここでは、「就職前に資格を取るべきか」「職歴なしの人におすすめの就職先はあるか」といった、職歴なしの人が抱えるお悩みに回答します。ぜひ参考にしてみてください。

職歴なしでも就職できる?

職歴なしでも就職することは可能です。職歴なしの人が就職するには、自己分析・企業研究を行うことや職歴以外をアピールすることが効果的。また、既卒枠を狙って就職活動をするのもおすすめです。職歴なしの人が就職を成功させるコツは「29歳職歴なしのフリーター・ニートが正社員就職を成功させる方法を解説!」でも解説しているので、あわせてご覧ください。

職歴なしの人は就職前に資格を取得すべき?

資格取得よりも就職活動を優先しましょう。基本的に、年齢の上昇やフリーター期間の経過によって正社員就職率は下がります。そのため、資格取得が応募要件になっていない限りは就職を優先するのがおすすめです。資格や職歴なしの状態で就職するコツが知りたい方は、「資格なしでも就職できる!企業が重視するポイントを解説」をご覧ください。

職歴なしだと就職は厳しい?

就職が厳しい場合もあります。職歴なしだと「忍耐力がない」「社会人としてのマナーが身についていない」と思われやすいからです。しかし、好印象を与えることを意識すれば、就職できる可能性は十分にあります。このコラムでご紹介した「職歴なしの人が面接で好印象を与える4つの方法」や「社会人経験なしの人が正社員就職を成功させるための準備やコツを紹介!」を参考にし、就活を進めてみてください。

職歴なしの人におすすめの就職先は?

営業職や介護職、IT系などがおすすめです。これらの仕事は未経験歓迎の求人が多く、職歴なしの人でも就職しやすいでしょう。職歴なしの人にもおすすめの仕事は「30歳無職・職歴なしから脱却しよう!就職におすすめの仕事を解説」のコラムでもご紹介しているので、仕事探しをする際の参考にしてください。

職歴なしでも職務経歴書を作成すべき?

職歴なしの方は、無理して職務経歴書を作成する必要はありません。ただし、アルバイト経験がある方は、職務経歴書に書くとアピールになる場合があります。職務経歴書を1人で書くのが不安な方は、ハタラクティブをご利用ください。ハタラクティブでは、職務経歴書を含む応募書類の添削をマンツーマンでサポートします!

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