23歳から就職はできない?高卒や大学中退など学歴別に方法を紹介

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この記事のまとめ

  • 23歳からの就職は、ポテンシャルを評価してもらいやすいのが強み
  • 23歳は就活市場において若手であり、企業側からも重宝される人材
  • 23歳からの就職は、未経験者歓迎の求人を中心に探して応募するのがおすすめ
  • 23歳で就職活動をする場合は、生活リズムの調整や入念な自己分析を行うのが大切

「23歳は就職しないとやばい?」「就職できるのか」という不安をもっている方はいるでしょう。23歳は、年齢的に若いことからポテンシャル採用をされやすく、キャリアを積み始められる求人の幅は広いといえます。
このコラムでは、23歳からの就職が可能な理由や成功させるためのコツなどを解説。就職に失敗しやすい特徴もまとめています。正社員として新たな一歩を踏み出したい場合は、参考にしてみてください。

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そもそも23歳から正社員として就職できるのか?

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23歳から正社員として就職することは、十分に可能です。ポテンシャルが高く体力もある若い年齢なので、活躍できる場は多いといえます。

ハタラクティブの「若者しごと白書2023(30p)3-9. 就職活動・転職活動を始めるときの不安度」によると、フリーターの方の37.9%が「自分の経歴で就職/転職できる仕事があるかが不安」と思っていることが分かります。また、フリーターとしての非正規の働き方に慣れると、なかなか正社員としての就職に意欲が湧かないこともあるでしょう。

しかし、「意欲が湧かないから」と正社員就職を先延ばしにしていると、内定獲得の難易度は上がってしまいます。ポテンシャルが評価されやすい年齢である20代のうちに動き出し、正社員就職を目指しましょう。「23歳の就職活動は何から始める?フリーターが正社員になるコツを解説!」のコラムも参考にし、23歳からの就活を成功させるコツを取り入れてみてください。

参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2023

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23歳からの就職が十分可能な理由

ここでは、23歳からの就職が可能な理由を解説します。
就活に自信がない方や「新卒でないと就職は難しい?」と不安に思う方は、以下で23歳で就活を行う強みをぜひ参考にしてみてください。

フレッシュさを求めている会社が多い

フレッシュさを求めている会社が多いことは、23歳から就職を目指すうえで有利だといえます。
若年いうちは、活気や体力、新しいスキルの吸収力が高いことが多いため、今後の成長を見込んで積極的に採用する企業も。業務に直結すること以外にも、柔軟性やコミュニケーション能力の高さ、あるいはほかの企業のやり方に染まっていないなどを理由に、「若者は教育がしやすい」と考える企業は多いでしょう。
そのため、「正社員で働いた経験がないから…」と、23歳で就職を諦める必要はないといえます。

人件費を削減できる

企業側が人件費を削減できる点も、23歳から就職しやすい理由でしょう。
中年層や経験者といったベテランを雇うには、スキル相応の賃金を提示しなければなりませんが、これから育つ若手を採用すれば、初期コストを抑えることが可能です。
企業にとって利益は必須なもの。採用コストを抑えられ、かつ自社の考えに合った人材に育つ可能性が高い若手を求めている企業は多くあります。

23歳から正社員就職を目指す方法

ここでは、23歳から正社員就職を目指す方法を学歴ごとにご紹介。
就職までの過程や方法は人によって異なるため、ぜひ自分に合う方法があるかを参考にしてみてください。

大学を卒業している場合

大卒ですでに就職経験がある場合は、第二新卒枠に応募するのが良いでしょう。第二新卒とは、新卒入社後3年以内の方を指し、新卒のようにポテンシャルを評価してもらえるのが特徴。23歳であれば大学卒業から1年程度しか経過していないことがほとんどのため、第二新卒枠として選考に臨むことが可能です。

大学卒業から正社員就職をしないまま1年経過している場合も、悲観し過ぎる必要はありません。ブランクがあっても、23歳という若さであれば、ポテンシャルを評価してもらいやすいと考えられるでしょう。

大学中退の場合

大学中退の場合は、高卒枠や既卒枠で応募できる求人を見つける必要があります。
また、中退に至った過程を振り返り、「なぜ中退したのか」「中退して何を得られたのか」などを明確にし、面接でしっかり答えられるように対策することが大切です。過去を反省したうえで企業研究、キャリア計画などへの強い意思も伝えると、「自分の行動を客観視できる」「分析力がある」と感じてもらいやすくなる可能性があります。

中卒・高卒の場合

中卒・高卒の場合は、学校卒業から23歳になるまでに経験したアルバイトやボランティア活動などで培ったスキルをアピールすると良いでしょう。アルバイトの経験から学んだことや、掲げた目標、その結果など、具体的かつ分かりやすく面接官に伝えると効果的です。その経験を活かしてなりたい正社員像もあわせて伝えられると、「将来のビジョンがある」と好印象に繋がりやすいでしょう。

自己分析を徹底することで、自分の得意分野や長所・短所を把握でき、面接の自己PRにも役立ちます。自分を客観視することで、反省点や課題も見えるため、就職への近道のひとつになるといえるでしょう。
過去の経験の振り返りや自己分析の方法を知りたい方は、「自己分析のやり方が知りたい!ノートを使った簡単でおすすめの方法をご紹介」のコラムをあわせてご覧ください。

23歳からの就職に失敗しがちな場合の特徴

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23歳からの就職活動で失敗してしまう場合は、具体的な目標設定がなかったり、結果を先回りしてしまったり、企業研究を怠ってしまったりするのが原因として考えられます。
ここでは、就職に失敗する場合の特徴についてまとめているので、自身の行動を振り返ってみましょう。

内定が出る前にアルバイトを辞める

内定が出る前にアルバイトを辞めてしまうと、金銭的に就活をする余裕がなくなってしまう可能性があります。「受かるだろう」とアルバイトを辞めて採用見送りになってしまった場合、再びアルバイトを探し直すことになりかねません。そうなってしまうと、収入が得られず生活が厳しくなり、就活に集中できなくなってしまうこともあり得るでしょう。

就活中のアルバイトについては「就活中のバイトはいつまでにやめるべき?有利になる職種や両立のコツを解説」のコラムで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

具体的な目標や「こうなりたい」がない

具体的な目標がないと、入社意欲が面接官に伝わらず、失敗に繋がりやすいでしょう。目標やなりたい自分像を明確にしておけば、企業とのミスマッチを防げます。
面接官は、求職者の「内定後の働く姿」をイメージしたり適性があるかを考えたりしながら面接をしていることがほとんど。目標やキャリアプランがなく漠然と「内定が欲しい」と思っているだけでは、「働く意欲がある」「自社とのマッチ度が高い」とは評価してもらえないでしょう。

目標を明確に提示することで、入社に対しての本気度が伝わります。たとえば、以下のような内容が具体的で、選考されやすいでしょう。

・仕事には目標と対策を必ず立てる
・率先して先輩とのコミュニケーションを取る
・□□年後までに△△の資格を取得する

23歳の就職活動では、どのような人材を求めている会社かを考え、そのためにどのような点をアピールすべきかを整理すると良いでしょう。

企業研究を怠らず、逆質問も準備しておこう

企業研究を怠ると、企業に対する質問が思い浮かばず、面接の際に黙り込んでしまうことになりかねません。企業のWebサイトをすみずみまで把握したうえで、企業理念や概要、事業紹介などを調べておく必要があります。深くリサーチすることで疑問点も生まれやすくなり、企業への関心度が高いことをアピールできるでしょう。

23歳から就職したい人におすすめの職種

23歳という若さを活かして活躍できる職種は多くあります。就職活動をする際は客観的に自分の得意分野を把握したうえで、自分に合った職種を見つけましょう。

営業職

訪問をメインとする営業職は、就労経験がない23歳の方におすすめ。営業職を必要とする業界は、保険業や金融業、介護業界など多様です。いずれにせよ、外で体を動かしながら働くための「体力」と、顧客や取引先との交渉を円滑に進めるための「コミュニケーション能力」が求められるでしょう。
個人が会社の窓口となり、直接人と関わることが多いため、現場の声や情報を収集する立場でもあります。

事務職

23歳からの就職は、事務職もおすすめ。デスクワークが主な働き方で、企業によっては、社内の給与計算や経費精算などといった業務も行う重要なポジションです。医療事務や人材派遣業、不動産事務など、多くの業種で必要とされる職種のため、幅広い業界でキャリアを積めるでしょう。計算やパソコンスキルを活かせる就職先を希望している23歳の方に向いているといえます。

エンジニア(技術職)

「パソコン操作やIT関連、情報処理が得意」という方は、人気のエンジニアなどIT系の技術職もおすすめ。自分の得意分野で働くことで成長意欲も湧きやすく、向上心をもちながら働けるでしょう。
専門的用語や知識を必要とする職種ですが、未経験者を歓迎している企業も多く、特別な資格がない状態から挑戦しやすいことが魅力です。若手の需要が多いといわれている職種であるため、おすすめといえます。

20代前半から就職をしようか考えている方は、「20代前半から正社員へ!体験談」をチェックしてみてください。正社員就職をした方々の体験記を読んで、23歳で行う就活のイメージをしてみましょう。

23歳からの就職を成功させるための4つのコツ

23歳で就職するためには、普段の生活や自己分析、時間の使い方の工夫など、さまざまなコツがあります。
以下を参考に、就活準備を始めてみてください。

1.生活リズムを整える

就職を成功させるためには、午前7時や8時といった通勤時間を想定した時間に起床し、規則的な生活を送るようにしてみましょう。働いていない状態では、日中のうちに外に出る時間が少なかったり「気付いたらお昼まで寝ていた」という事態になったりすることも。
生活リズムを整えると、就活のスケジュールも組みやすくなったり、仕事に行くことを意識できるようになったりするため、面接での受け答えもスムーズになるでしょう。また、生活リズムを整えておけば、出社が始まり朝早い起床になっても、通勤が苦になりにくいことが考えられます。

2.強みを明確にする

自分の得意分野や強みを明確にしておくと、自分が働く姿を想像しやすくなったり、企業に好印象を残しやすくなったりするでしょう。
また、面接では「就職していない間は何をしていたか」「なぜ23歳まで就職しなかったのか」と聞かれることがほとんど。自分の強みを明確に伝えられれば、空白期間があることで生まれる「同世代とスキルや知識に差がある」といったマイナスイメージも払拭できるでしょう。

3.生活の優先順位を考える

アルバイトではなく、就活を優先する生活に切り替えましょう。
アルバイトをすれば金銭的余裕が生まれますが、選考対策をする期間の確保や企業との日程調整をしにくく、就活の妨げになる場合も。シフトを入れ過ぎてしまったり、朝から晩まで休みなく働いていたりする状態では、求人を探すのも困難になることがあります。
あわただしく余裕のない就活や焦って内定承諾をするといった事態にならないためにも、アルバイトと就活のバランスをしっかりと考え直してみましょう。

4.就職エージェントを利用する

23歳から未経験として就職活動を行うことに不安がある場合は、就職エージェントを利用するのも良い方法です。就職活動は、多くの時間や費用、プレッシャーがかかるため、心身ともに疲れてしまうこともあるでしょう。
就職エージェントでは、希望条件にあった求人の紹介だけでなく、応募書類の添削や模擬面接など選考のサポートもしてもらえます。就職活動に関する悩みを相談できるので、1人で抱え込むことなく就活に取り組めるでしょう。

ハタラクティブは、若年層に特化した無料の就職支援エージェントです。担当のキャリアアドバイザーが、マンツーマンで適性の分析や求人紹介をします。働くうえでの希望に応えながら、適性に合ったおすすめ企業や、未経験歓迎の求人などをご提案します。書類作成の指導や面接対策にも注力しており、入社後も手厚くサポート。1分程度で受けられる適職診断もご用意しています。
23歳からの就職や若年層での転職を考えている方は、ぜひ一度お問い合わせください。

23歳からの就職活動に関するQ&A

ここでは、23歳からの就職活動に関するよくある疑問をまとめています。進学することや高卒者の転職についても触れているので、ぜひチェックしてみてください。

23歳で大学に再入学するか就職するか迷っています

学びたい内容が明確だったり将来のビジョン達成のために勉強が必要だったりする場合は、もう一度大学に入るのは良い方法でしょう。しかし、そうでない場合は、自分の適性や希望を洗い出したうえで、就職をするのがおすすめです。
将来の進路を複数の選択肢で迷っている方は、「大学中退のその後は?選択肢や就職する場合の成功のヒントを解説します!」のコラムもあわせてご一読ください。

23歳で就労経験がないので「人生詰んだ...」と思ってしまいます

「詰んだ」「終わった」と思う必要はありません。23歳はポテンシャル採用をしてもらいやすい年齢。年齢を重ねるとスキルや経験を重視されるようになるため、年齢が若いうちに就活に踏み切ることをおすすめします。
職歴なしから就職することにハードルの高さを感じる場合は、「ニートで職歴なしの人は就職できる?おすすめの仕事や就活の進め方をご紹介」のコラムをご覧ください。

転職するときに「高卒」であることはマイナス評価になりますか?

大学進学をしなかった理由を明確に自分の言葉で説明できれば、「高卒」という学歴がマイナスになることは少ないでしょう。また、大卒者よりも若いうちから社会人としてのキャリアを積み始めた経験は、強みになり得ます。前職で培ったスキル、経験なども説明できるようにしておくのがおすすめ。
転職において「高卒」であることが不安な場合は、「転職のやる気を出すには?一歩を踏み出せない理由や対処法を紹介」のコラムをチェックしてみてください。

将来的にはフリーターを卒業したいです

フリーターを卒業するために、若年層向け就職エージェントの力を借りてみましょう。20代の第二新卒や既卒、フリーター、ニートの就職支援を行うハタラクティブでは、専任のキャリアアドバイザーが適性に合った求人を紹介します。自己分析の深堀りや選考対策だけでなく、就活に関する些細な疑問も気軽に質問できるため、不安をクリアにした状態で選考に臨めます。
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