20代のボーナス事情。業界ごとに異なる平均支給額

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この記事のまとめ

  • ボーナスの支給は景気や業績に左右される
  • 近年では支給している企業自体が縮小傾向にある
  • ボーナスの支給額は、業界によって大きな差が見られる
  • 仕事探しの際に大切なことは、ボーナスの支給だけではない

給料とは別に、特別に支給される特別手当であるボーナス。 ここでは20代がもらうボーナスの平均額や業界について考えてみましょう。 

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◆ボーナスとは

給料とは別に、特別に支給される特別手当のことです。決まった時期に支給されるのが給料で、それ以外の特別な報酬を指します。

・ボーナスの基本的な概念

日給や月給など定期的に支払われる給料以外の臨時収入で、賞与とも呼ばれています。

夏と冬の年2回、もしくは年に1回支給している企業が多く、会社員にとっての収入源の1つともいえるのがボーナスです。

しかし、ボーナスそのものを支給していない企業があるのも事実。企業によって支給条件には幅があり、勤続年数や役職の有無でも差があるようです。

・経営状態によっては支給されないこともある

一般的には、企業ごとに基本給の何ヶ月分と支給額が定められていますが、景気や業績の変動で金額が増減するケースも少なくありません。

業績や経営状態よっては支給されない場合もあります。ボーナスは、給料のように支払いが義務付けられているものではないためです。

ボーナスの支給額や支給そのものの有無は、景気や企業の業績に比例する傾向にあります。

・近年は縮小傾向

大企業になるほどボーナスの安定した支給が見込めますが、社会全体はまだまだ不景気のさなかといわれています。現在業績が安定している企業でも、確実に先の見通しが立たないのが現状です。

ボーナスの支給自体をカットする企業が年々増加し、夏と冬の年2回、年3回など安定して支給している企業は縮小傾向にあるといえます。

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◆20代がもらえるボーナスの平均額ってどれくらい?

働く20代がもらっている、業種別の賞与額を見てみましょう。

数ある業種と、その平均賞与額をいくつかを順不同でピックアップします。

【看護師:63.5万円】

【技術士:75.7万円】

【公認会計士、税理士:91.4万円】

【美容師:4.9万円】

【ミシン縫製工:9.7万円】

【自動車整備工:57万円】

【弁護士:165.5万円】

【ホームヘルパー:25万円】

【保育士(男女):44.7万円】

【一級建築士:122.4万円】

【家具工:28.4万円】

【大工:36.5万円】

【航空機操縦士:108.3万円】

【デザイナー:28.1万円】

厚生労働省の調査結果では、ボーナスの年間支給額が最も多い業種は、弁護士の165.5万円というデータがあります。逆に最も低い業種は美容師で、平均支給額は4.9万円です。

同じ20代でも業種ごとに大きな差があることが分かります。

参照元:厚生労働省 平成28年賃金構造基本統計調査 http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/chinginkouzou.html

◆20代、ボーナスの使い道

ボーナスを支給されたとき、まず使い道について考える方が多いのではないでしょうか。

・買い物

自分へのご褒美として、ショッピングを楽しむ方も多いです。ボーナスの支給は、電化製品やインテリア、ブランド品など金額が大きめのものを購入できるチャンスでもあります。

高級な時計やバッグといった、普段から身につけられるものもよく選ばれているようです。

・旅行

非日常感を味わえるため、ボーナスの使い道を旅行にあてることも。仕事や日常から離れ、束の間のリフレッシュタイムを楽しみたいという声も多い傾向にあります。

・貯蓄

結婚や引っ越しなど、今後大きな費用がかかる予定があったり、将来のビジョンを明確に描いていたりする場合には、それに向けて貯蓄をするという方も少なくありません。

家庭を持っている方は特に、教育費や住宅ローンにボーナスを回すケースも多いようです。

◆本当にやりたい仕事に就くには

自身が本当にやりたい職種が決まっている場合は、そのほかには何を基準に職場選びをするべきか考えてみましょう。

・ボーナスはあくまでも労働に対する賞与

定期的に支払われる給料とは違い、ボーナスは労働者への支払い義務がありません。したがって、職場の就業規則にボーナスの支給についての定めがないのも通常のことだといえます。

現在ボーナスを支給している企業でも、今後も継続されるのかは不透明なところです。景気や業績次第では、減額や支給の停止も免れません。

労働への対価といえるのがボーナスであり、企業側からの厚意であるとも捉えられます。

先の見通しが立たないボーナスに期待して資金計画を立てては、思いがけないトラブルに発展することも。仕事探しの際には、ボーナス=安定・継続してもらえる収入ではないこと念頭に置いておくとよいでしょう。

・仕事にやりがいを見いだせることの方が大切

就職や転職の際、収入面も大きな条件の1つという方が多いのではないでしょうか。

給料にプラスしてボーナスがあれば、モチベーションも上がるはず。しかし、前述の通りボーナスはあくまで支給が不透明な報酬です。

長い目で見れば、職場の雰囲気や自宅からの距離、やりたい職種で活躍することなど、ボーナス以外の条件を優先させることが大切だと考えられます。

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ボーナスは変動する要素が強いとはいえ、譲れない条件の1つだという方もいらっしゃることでしょう。希望される業界のボーナス事情や動向についても、経験と知識を備えたスタッフがしっかりと情報収集するため安心です。

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