ロスジェネ世代の特徴とは?ほかの世代との違いを解説

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【このページのまとめ】

  • ・ロスジェネ世代とは、就職氷河期に就職活動を行っていた世代
  • ・ロスジェネ世代は仕事に熱心で貯金を好み、優秀な人材が多いという特徴がある
  • ・ロスジェネ世代は非正規雇用者が多く、正社員が少ないのが問題
  • ・ロスジェネ世代を支援するための支援プログラムや助成金の支給が行われている

ロスジェネ世代に当てはまる方にはどのような特徴があるのか解説します。ロスジェネ世代以外の「団塊」「ゆとり」などの世代とどのような違いがあるのかについてもまとめました。
ロスジェネ世代が抱える問題や転職の際の強み、活用できる支援プログラムについても紹介しているので、これから転職を考えている方はぜひご覧ください。

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ロスジェネ世代とは?

ロスジェネとは「ロストジェネレーション」の略で、直訳すれば"失われた世代"となります。ロスジェネ世代と呼ばれるのは、バブル崩壊後のおよそ10年間に社会人になり就職活動を行っていた人たちなので、1970年から1982年頃に生まれた人が当てはまるといえるでしょう。
就職氷河期といわれた厳しい時代に就職活動を行っており、正社員雇用を望んでも非正規雇用として働かざるを得なかった人が多い世代です。

ロスジェネ世代が誕生した背景

ロスジェネ世代が誕生した背景には、バブル経済の崩壊があります。1986年から1991年にかけて、日本国内では土地などの資産の価値が急激に上昇、それに伴って株価も上昇し好景気となりました。この時期に企業は大量雇用を行い、非常に多くの人が正社員として働くことができていたのです。
しかし1991年3月から1993年10月にかけてバブル経済は崩壊。不動産価格の下落に伴い多くの企業が倒産しました。倒産を免れた企業もリストラを敢行したり、雇用を控えたりすることで生き残りを図ったのです。もちろん、新卒採用にも大きな影響を及ぼします。バブルが崩壊したあとは就職氷河期と呼ばれるほど新卒採用が落ち込み、結果として就職難となる「ロスジェネ世代」が誕生しました。

ロスジェネ世代が生まれた背景については、さらに詳しく書かれたコラム「就職氷河期の原因と結果から学ぶ!就職活動のコツ」をご覧ください。

ロスジェネ世代の4つの特徴

ロスジェネ世代は、就職氷河期を経験しているので「仕事に前向き」「新しい知識やスキル取得に意欲的」といった特徴がみられます。また、就職が難しかった背景から優秀な人材が多いのも特徴でしょう。

1.仕事への姿勢が前向き

ロスジェネ世代は、仕事への姿勢が非常に前向きです。
ロスジェネ世代は、就職したくても就職できなかった経験から、仕事を大切なものと思い意欲的に取り組む傾向があります。就活を行う時期にリストラや企業が倒産するのを見てきたため、会社で必要な人材と判断してもらえるように、より専門的な知識や技術を身につけることに力を入れてきた人が多いのも特徴の一つです。

2.貯金好き

ロスジェネ世代は、貯金を好むという特徴もあります。バブル経済の崩壊を目の当たりにしたり、正社員として働けなかった経験があったりするため、将来に不安を感じやすいのが要因でしょう。
同時に、消費に対しても消極的で、バブルの時代に生きた世代と比較すると娯楽への興味が薄く、車離れやアルコール離れが顕著に表れたのもこの世代からです。

3.優秀な人材が多い

ロスジェネ世代の別の特徴は、優秀な人材が多い点です。
就職氷河期の中で就活をしていたため、厳しい競争を勝ち抜いてきた人が多いと考えられます。さらに、大企業が大幅に採用を減らす中、確実に正社員として就職できるように希望企業のランクを落として就活を行ったという人も少なくないため、社内で優秀といわれる人も多いようです。
資格取得にも積極的で、向上心があり、会社に大きく貢献できる人材が多い世代でしょう。

4.IT企業の創設者が多い

ロスジェネ世代が就職活動を行っていた時代は、ITが急激に発達していた時期と重なります。
そのため、就職活動ではなく起業した人も多くいました。IT企業を設立して成功を収めている起業家や実業家も多く、優秀な人材が多いことを証明しています。
会社に必要な人材となるため、ITについて勉強したり技術を身に着けたりする人もロスジェネ世代から増えていきました。

ロスジェネ以外の世代について

ロスジェネ世代以外にも、「団塊世代」「ゆとり世代」などその時代や特徴に合わせた呼び名が付けられています。各世代、ロスジェネ世代とは大きく異なる特徴を持っているので、それぞれの特徴について理解しておくとよいでしょう。
ロスジェネ世代以外にはどのような世代があるのか、年齢層や傾向、考え方などについて解説します。

1.団塊世代

ロスジェネ世代よりも前にあったのが団塊世代です。
第一次ベビーブームが起きた1947年から1949年に生まれた世代で、「戦後世代」や「第一次ベビーブーム世代」とも呼ばれています。同年代の人口が非常に多いため、激しい競争を経て就職活動を行いました。
企業に就職すれば年功序列や終身雇用が一般的であり、上下関係や会社への忠誠心を重んじてきた世代です。女性は家庭に入るものといった考えが根強く残っており、専業主婦が多い世代でもあります。

2.新人類

ロスジェネ世代から10年ほど前には、「新人類」と呼ばれる世代があります。1955年から1964年に生まれた世代で、高度経済成長期に子供時代を過ごし、学生運動などの政治熱が冷めたころに就職活動を行っていました。
高度経済成長期で日本が比較的豊かな国になりつつあった時期を過ごした世代です。

3.バブル世代

ロスジェネ世代の一つ前が、「バブル世代」です。
1965年から1969年に生まれ、1988年から1992年に社会人になった世代で、日本が好景気に沸いていた時期に新入社員となった世代を指します。
企業の大量雇用により、就職活動で苦労した経験があまりないため、将来を楽観視する人が多くいる世代です。
さらに、インターネットが普及していない頃に学生時代、新入社員時代を過ごしてきたため、コミュニケーション能力に優れています。長時間労働や勤務時間外の接待などを当たり前と受け入れ、パワフルであることも特徴の1つです。

4.ゆとり世代

ロスジェネ世代の次にやってきたのが「ゆとり世代」です。
2002年から新たに施行された、豊かな人間性の育成を目的とする学習指導要領によって教育された世代を指します。いわゆる「ゆとり教育」を受けてきた人々で、1987年から2004年生まれの人です。
自分で考えて動くというよりは、失敗を恐れるが故に指示待ちの姿勢であることが特徴で、どちらかというと仕事よりプライベートの時間を重視している傾向があります。

5.さとり世代

ゆとり世代とほぼ同じであるものの、もさらに欲がなく、結婚や恋愛に対する興味が薄い人たちを指すのが「さとり世代」です。現実を悟っているかのような気質が見受けられることからこの名が付けられました。
仕事においても大きな夢や上昇志向を持つ人が少ないのが、この世代の特徴です。無駄な努力や争いを苦手とし、平和や安定を求める傾向があります。

ゆとり世代やさとり世代については、さらに詳しく書かれたコラム「さとり世代とは?対象となる年齢や特徴を理解して良い関係を築こう」をご覧ください。

ロスジェネ世代が抱える問題とは?

ロスジェネ世代には、「非正規雇用者が多い」という特徴があり、近年問題視されています。新卒時に正社員になれずに非正規として働き続け、スキルを伸ばせず非正規のまま働くロスジェネ世代は多いようです。
2019年に内閣府が発表した「就職氷河期世代支援プログラム関連参考資料」によれば、就職氷河期世代の中心層となる35~44歳は2018年時点で約1,689万人いました。そのうち正社員として働くことができていたのは約54%の916万人にすぎません。

就職氷河期世代の中心層となる35~44歳の雇用形態等内訳(2018年:1,689万人)の画像

引用元:内閣府「就職氷河期世代支援プログラム関連参考資料

一方、非正規雇用者として働いている人の人数は371万人、非労働力人口は219万人です。しかも、この中には正社員として働きたいと願っているのに非正規雇用者としてしか働くことができない人が50万人、非労働力人口のうち家事も通学もしていない、いわゆるニートが40万人含まれています。
働き盛りのロスジェネ世代の中でもかなりの人数の人が正社員として働くことができないのが、大きな問題となっているのです。

参照元
内閣府
就職氷河期世代支援プログラム関連参考資料

会社側もロスジェネ世代不足

団塊世代がすでに現役を引退しつつある中、その後を任せることができるロスジェネ世代の正社員がいない企業も多くあります。高度な技術の後継者がいない中小企業もあり、後継者不足を解消する目的で、ロスジェネ世代を雇用しようとするケースもあるほどです。

ロスジェネ世代を支援する3つの対策

ロスジェネ世代の現状を踏まえて、就職氷河期を経験した人々を支援するための対策が講じられています。非常に利用しやすい制度や施設が準備されているので、ロスジェネ世代の方はぜひチェックしてみましょう。

1. 就職氷河期世代支援プログラム

ロスジェネ世代の方のために2019年5月に内閣から発表されたのが、「就職氷河期世代支援プログラム」です。
正規雇用者として働きたいものの非正規雇用者で働かざるを得ない方や短期間の離職を繰り返している方、ニートやひきこもりの方などを対象としています。ハローワークに無料相談窓口が設けられ、正社員就職や転職を目指すロスジェネ世代の方が適切なアドバイスを受けられる体制を整えているのもこのプログラムの一環です。
加えて、短期間で資格を取得し転職に活かせるような支援や、職場実習プログラムを通してリカレント教育を行い、採用の増加を目指します。企業に対してはロスジェネ世代の方を採用するメリットについて啓発活動が行われ、今後の就職活動がスムーズにいくように支援が行われているのです。

参照元
内閣官房
就職氷河期世代支援プログラム

2.就職氷河期世代活躍支援プラン

ロスジェネ世代の方を支援するために厚生労働省が実施しているのが、「就職氷河期世代活躍支援プラン」です。
現在の雇用状況を見直したい方、無業から就職を目指す方、社会とのつながりを持って社会参加からスタートしたい方など、フェーズごとに適切な支援を提供。
ハローワークを中心に、サポステやひきこもり地域支援センターといった専門機関を活用し、一人ひとりの目標に合わせたサポートを提供するプランです。

参照元
厚生労働省
就職氷河期世代活躍支援プラン

3.企業への助成金やインセンティブ制度

ロスジェネ世代の方を積極的に雇用する企業を応援するために、さまざまな助成金やインセンティブ制度も設けられています。
ロスジェネ世代の方を試行的に雇用する場合にはトライアル雇用助成金、正社員経験がない方を正社員として雇用する場合には特定求職者雇用開発助成金といった具合に、企業の努力に応じて助成金が支給されるのです。ロスジェネ世代の方がよりやりがいのある仕事に就けるように、国も企業も努力を払っているといえるでしょう。

正社員として働きたいロスジェネ世代の方が利用できる支援機関については、さらに詳しく書かれたコラム「中年ニートや引きこもりでも就職できる?挑戦しやすい仕事や支援機関を紹介」をご覧ください。

ロスジェネ世代の就活ポイント

ロスジェネ世代が就活するときは、就職氷河期を乗り越えていれば存分にアピールしましょう。どんな就活だったのか、何が大変でどう乗り越えたのかなど、厳しい状況を切り抜けた経験は好印象につながります。
正社員として働く機会に恵まれなかった場合は、仕事やスキルアップへの意欲がアピールポイントになるでしょう。非正規として働く理由を正直に伝えたうえで、正社員への意欲や熱意を伝えます。

ロスジェネ世代の方の中でも、働きたい意思はあるものの自分がどんな仕事に向いているのかわからない、何に興味があるのかわからないと感じている方におすすめしたいのが、就職支援サービスです。
就職支援サービスである「ハタラクティブ」では、専門的な知識と豊富な経験を持つ就活アドバイザーが企業選びや自己分析などを親身にサポート。正社員未経験の方から転職活動を効率良く進めたい方まで、幅広く対応しています。
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