20代社会人の平均年収はいくら?

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この記事のまとめ

  • 20代前半の平均年収は233万円
  • 年齢を重ねるごとに年収は上がり、50代でMAXになる
  • 勤続年数が長くなると年収が上がり、勤続30~34年目がMAXになる
  • 20代平均年収では都内で暮らすと貯金が難しい
  • 年収アップに向けて転職を視野にいれてもOK

自分の年収が同年代の平均年収と比べて、高いのか低いのか気になる方も多いと思います。同年代の平均年収を知って、年収アップの刺激にしても良いでしょう。現在年収が低いと感じる人でも、年齢を重ねると年収があがることもあります。年齢や入社後の年数(勤続年数)でどのように年収がアップしていくのかなど、気になる年収にまつわる情報をお伝えします。

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20代の平均年収はどのくらい?

年収とは、ボーナスや諸手当などを含めた税引き前の総支給額を指しています。
20代は教育機関を卒業後、あまり年数が経過していないこともあり、その他の年代よりも年収は全体的に低めです。
国税庁の平成27年度の「民間給与実態統計調査結果」による数値をチェックしてみましょう。
毎月、生活費にあまり余裕がないと感じる人は、他の同年代の平均年収がどのくらいなのか気になることもあるのではないでしょうか。同年代の年収を知ることは、仕事のモチベーションを上げることにもつながる可能性があります。

20代前半(20~24歳)

20代前半の年収は他の年代よりも低めです。20代前半の全体的な平均年収は233万円です。
男性に限った平均年収は271万円、女性に限った平均年収は253万円です。
20代前半であれば、男女の年収差もあまりないことがわかります。入社してまだ日が浅く、仕事の内容も難易度が低かったり、仕事への責任も軽めである場合が多いでしょう。

・20代前半 平均年収233万円(男:271万円 女:253万円)

参照元
国税庁
民間給与実態統計調査結果

20代後半(25~29歳)

20代後半の年収も他の年代よりも低めですが、20代前半よりも年収が少し上がっています。
20代後半の全体的な平均年収は306万円で、男性に限った平均年収は383万円、女性に限った平均年収は352万円です。男性の平均も女性の平均も、20代の前半と後半とでは、100万円程度アップしていることが分かります。
20代前半の時よりも少し仕事に慣れてきて、難しい内容でなければ自分で判断して仕事を進められるようになる頃です。

・20代後半 平均年収306万円(男:383万円 女:352万円)

参照元
国税庁
民間給与実態統計調査結果

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年齢や入社年数と年収の変化

年齢や入社してからの年数(勤続年数)によっても年収には大きな差があります。
30代前半では、男性の平均年収は451万円、女性の平均年収は397万円であるのに対し、40代前半では男性の平均年収は567万円、女性の平均年収は461万円です。
年齢を重ねるにしたがって、平均年収も上昇する傾向があり、男女ともに50代前半が最高値になります。
ちなみに、50代前半男性の平均年収は670万円、女性の場合は509万円というデータが出ています。
年収に比例して、仕事の難易度も徐々に上がっていきます。

・30代前半 男:451万円 女:461万円
・40代前半 男:567万円 女:461万円
・50代前半 男:670万円 女:509万円

参照元
国税庁
民間給与実態統計調査結果

入社してからの年数(勤続年数)によっても年収に違いがでます。
勤続年数1~4年目が一番低く、男性平均年収371万円、女性平均年収299万円です。勤続年数が10~14年目までは男性平均年収が534万円、女性平均年収が437万円、勤続20~24年目になると男性平均年収670万円、女性平均年収581万円、勤続30~34年目になると男性平均年収754万円、女性平均年収669万円になります。

勤続年数が長くなるほど仕事の内容が難しくなったり、仕事で負う責任も増えたりするため、勤続年数が長くなるほど平均年収も上がる傾向があります。

・勤続年数1~4年目 男:371万円 女:299万円
・勤続年数10~14年目 男:534万円 女:437万円
・勤続年数20~24年目 男:670万円 女:581万円
・勤続年数30~34年目 男:754万円 女:669万円

参照元
国税庁
民間給与実態統計調査結果

20代前半の平均年収233万円はどのような生活?

20代前半の人の中には、結婚やその他の将来設計のために貯金をスタートさせたい人もいると思います。
実際に20代前半の平均年収233万円とはどのような生活になるのでしょうか。毎月の貯金額はいくらくらい確保できるのでしょうか。
都内に住む独身者を想定して、実際に数字を使ってシミュレーションしてみましょう。
今回は、計算がしやすいようにボーナスの支給がないものとし、年収を単純に12か月で割った金額で計算してみます。
年収233万円の人の場合は、月収にすると、約19万4000円です。その額から法定控除分を差し引くと、手取りは約16万円になります。

家賃や光熱費、携帯電話の通信費で合計8.5約万円、食費を3万円だと計算すると、合計11.5万円の出費になります。
残りの内訳は生命保険や医療費に1万円、服飾や美容代に1万円、残りの2.5万円で娯楽費や趣味、交通費などを支払わなければならない状態になります。
貯金はしたくても1万円程度を確保するのが精いっぱいといったところではないでしょうか。

毎月の出費の中でウェイトを占めるのはやはり家賃です。実家暮らしで家賃がかからない場合はお金の流れにゆとりができることもあり、貯金もしやすくなるでしょう。
また、今回は都内に住んでいることを想定しましたが、都内ではなく地方に住んでいる場合には、家賃や食費がもう少し減らすことができるでしょう。

ライフプランと今の収入は合ってる?

自分の年収を考える時は、仕事の難易度や仕事の量、仕事での責任に対してこの収入は見合っているのか、という視点で考えがちです。でも実際に生活をするうえでは、仕事に対する収入のバランスという点で考えるのではなく、仕事とのバランスの他にも、自分のライフスタイルと収入のバランスも考える必要があります

例えば、道具などが必要な趣味は比較的お金がかかる傾向にあります。
しかし、趣味は人生を豊かにするひとつのエッセンスであり、お金がないからやめなければならないとなると、ストレスが溜まってしまう人もいることでしょう。
資格取得を目指している人であれば、受講料や教材費なども必要になります。収入をアップさせるために必要なものでも、手元の軍資金がなければ実現できないこともあります。
仕事とプライベートな生活の理想の両方をバランスよく手に入れたい場合は、収入アップのための転職を検討してみましょう。

前述のデータ通り、20代後半以降は、比較的年収がアップしやすい傾向にあります。しかし、20代特に前半の場合は、収入の差があまりなく総じて低めの傾向があることが分かります。
収入アップを目指して転職する場合は、勤続年数が短く比較的年齢の若い間にしておくことをおすすめします。
20代前半は、仕事にまだ慣れていない部分も多く、仕事を覚えることで精いっぱいで、ライフスタイルの確保という話まで考える余裕がないというケースもあります。

しかし、気が付かないまま年齢を重ねてしまっては、いざ転職しようと思った時が来ても、条件的に不利になってしまうケースもあります。仕事とプライベートの両面から将来を見据えた行動を早めに起こすことが重要です。
転職のタイミングに悩んだら転職エージェントを活用してみても良いでしょう。

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