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自分の適職が分からない…向いている仕事を見つける方法とは?
更新日
この記事のまとめ
- 自分の適職が分からないのは、やりたいことや自分の強みを把握していないのが主な要因
- 自分の適職を診断したいときは、興味の深堀りや性格の振り返りといった方法を試そう
- 自分に向いている仕事を探す際は適職診断ツールや就職エージェントを活用するのも有効
- 自分の適職が分からないときは、家族や友人から客観的な意見を聞くのも一つの手
「自分の適職が分からない」とお悩みの方もいるでしょう。今の仕事を好きになれなかったり会社に不満があったりすると、「自分に向いている職業ってあるのかな…」と不安になるものです。自分の適職を知るには、「興味を深堀りする」「知っている仕事を増やす」「第三者に診断してもらう」などの方法があります。このコラムで自分に向いている仕事の見つけ方を知り、後悔しない職探しを行いましょう。
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自分の適職が分からない理由
適職とは、自分のスキルや性格とのマッチ度が高い仕事のこと。「適職が分からない」と感じる主な理由には、「自分の強みが分からないから」「今の仕事や会社に馴染めないから」といった理由が考えられます。
自分の適職に悩み、就職・転職活動を進められずにいる方は、以下で自分に当てはまる理由がないかを確認してみましょう。
自分の適職が分からない理由
- 自分の強みが分からないから
- 今の仕事や会社に馴染めないから
- 自分のやりたいことが分からないから
- 業界や職種についての知識が不足しているから
1.自分の強みが分からないから
自分の強みや得意なことが分からないと、どのような仕事が適職かも分からないでしょう。強みを発揮できるような自分の適職を見つけるには、自身の能力や性格傾向を理解することが大切です。
会社の待遇だけで就職先を選んでしまったり、不得意な仕事に就いてしまったりすると、会社や仕事内容にミスマッチが生じる恐れがあります。
2.今の仕事や会社に馴染めないから
自分の適職に悩む方のなかには、今の仕事や会社に馴染めず「自分に向いていない」と感じる場合があるようです。
「なかなか仕事で評価されない」「会社の風土に順応できない」といった状態が続けば、働くこと自体に自信を持てなくなる場合も。その結果、「ほかの仕事もうまくいかないかも…」という不安から、自分の適職が分からない状態に陥ることがあるでしょう。
3.自分のやりたいことが分からないから
自分のやりたいことや好きなことが分からないと、自分の適職も見出しづらくなります。
自分に向いている職業かどうかは、やりたいことと得意なことの掛け合わせで決まることが多いもの。そのため、たとえスキルに見合った仕事だったとしても、自分自身が関心のある分野でなければ、自分の適職とは感じられない可能性があります。
4.業界や職種についての知識が不足しているから
業界や職種についての知識不足から、「適職が分からない」という状態に陥っている可能性も。世の中には多くの仕事が存在しているため、自分の適職にまだ出会えていないという場合も十分あり得るでしょう。
就職・転職サイトをチェックしたり、業界誌を読んだりして、世の中の仕事を知ることから始めてみることをおすすめします。
「自分に向いてる仕事が分からない!適職の見つけ方とタイプ別のおすすめ職種」のコラムでも、向いている仕事が分からない理由をご紹介しているので、あわせてご覧ください。
自分の適職に悩む人は意外と多い
自分の適職に悩む方は意外と多い傾向があります。
ハタラクティブの「若者しごと白書2024(p.39)」によれば、転職・就職活動を開始するにあたって「自分に向いている仕事(適職)が分からず不安だ」と答えた人の割合は、フリーターで64.0%、正社員では58.3%でした。この結果から、自分に向いている仕事が分からない状態であることは、珍しいことではないといえるでしょう。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
- 自分でも丁寧に話を聞いてもらえるかな
- 無理な勧誘されないかな
- 最後までお金はかからないのかな
「向いている仕事」とは?
向いている仕事は、自分の性格や知識・スキルが仕事内容に合っており、大きなストレスを感じることなく取り組める仕事です。向いている仕事であれば自分の強みを活かして成果を出すことができ、上司や同僚からの評価を得やすいでしょう。
また、向いている仕事に就くことで高いパフォーマンスを発揮でき、楽しさややりがいを感じられます。仕事が楽しければモチベーションが高まり、意欲的に取り組むことでさらに結果を出せるでしょう。
自分の適職が分からない!仕事選びでは何を重視する?
ハタラクティブ「若者しごと白書2024」では、就職・転職活動をする若年層は「仕事内容」を重視して仕事選びをする傾向が見られました。
同資料をもとに、若年層が「仕事選びで重視していること」の1~3位を表にまとめたので、自分の適職が分からないと悩んでいる方は以下を参考にしてみてください。
フリーター | 正社員 | |
---|---|---|
1位 | 希望する仕事内容かどうか | 希望する仕事内容かどうか |
2位 | 希望の労働時間で働けるか/理想的な勤務時間や休日数か | 希望する収入が得られるか |
3位 | 希望する収入が得られるか | 理想的な勤務時間や休日数か |
引用:ハタラクティブ「若者しごと白書2024(p.25)」
フリーター・正社員ともに仕事選びで重視していることの1位は、「希望する仕事内容かどうか」でした。2位にはフリーターが「労働時間」や「勤務時間・休日数」、正社員が「収入」と続き、3位はフリーターが「収入」、正社員が「勤務時間や休日数」です。
仕事選びをする際は、あなたが仕事に求める条件のなかで優先順位をつけるのがおすすめ。適職の見つけ方は、「自分に合う仕事が分からない!適職の上手な見つけ方と注意点を解説!」のコラムで解説しているので、あわせてご覧ください。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
自分の適職を知るための7つの方法
ここでは、自分の適職を知るための方法を7つご紹介します。自分に向いている仕事が分からない場合は、以下のような方法を試してみてください。
1.転職先の希望条件に順位付けをする
自分の適職が分からないときは、自分が仕事に求める条件を書き出し、そのなかで優先順位をつけてみましょう。そうすると、就職・転職活動で自分が何を重視して仕事を選べば良いのかが見えやすくなります。
就職後のミスマッチを少しでも防げるよう、業務内容だけでなく、働き方や会社の待遇などにも目を向けることが大切です。
2.業界・企業研究を行い知っている仕事を増やす
自分に向いている職業が分からない場合は、業界の種類や特徴を把握し、世の中にある会社や仕事を知って、自分の視野を広げることも大切です。前述のとおり、社会にどのような会社や仕事が存在しているかをあまり知らない状態では選択肢が狭いため、自分の適職を見つけづらくなってしまいます。
また、会社によって社風や業界での立ち位置、動向などは異なり、同じ職種でも役割や仕事の進め方は違うのが実情です。企業研究を行わず、職種名だけで自分の適職かを判断するのは早計でしょう。
業界・企業研究をとおして一つひとつの職種に対する見識が深まれば、自分に向いている仕事のイメージも湧きやすくなります。
3.自分の興味を深掘りする
自分に向いている仕事に出会えるよう、自分の興味・関心分野は深掘りしておきましょう。同じ分野の仕事であっても、会社や職種によってそれぞれの細かい業務内容は異なる場合があるからです。たとえば、アパレルの仕事に興味がある場合、販売員とデザイナーでは、働き方が違います。
「自分は何が好きか」「好きなこととどのように関わりたいか」を明確にすれば、自分の適職を知るヒントになるでしょう。
4.自分の苦手なことを明らかにする
苦手分野を把握するのも、自分の適職を知るための大切な作業です。業務内容や会社の待遇は気に入ったとしても、仕事自体が苦手では成果が出にくいことがあるでしょう。
自分の苦手なことを明確にしておけば、好きなことや得意なことが分からなくても、消去法で仕事を探す手掛かりにできます。世の中にある職業のなかから自分の苦手分野を除外していき、自分に向いている仕事を絞るのも一つの方法です。
5.自分の得意なことを考える
自分の適職に悩むときは、得意なことから仕事を探す方法もあります。得意なことであれば仕事上の作業も苦になりにくく、本来の力を発揮しやすいでしょう。仕事で成果を出して周囲の評価も得られれば、よりモチベーションを高く持って働ける可能性があります。
6.自分の「楽しい」という気持ちを大切にする
自分の適職が分からない場合は、自分がどのようなことをしているときに「楽しい」と感じるのかを考えてみましょう。楽しいと思いながら物事に取り組めることは、職業選びにおいて大切な要素です。
たとえば、「黙々と一つのことに取り組むことが楽しい」なら事務職やプログラマー、「あちこち動き回って業務をすることが楽しい」なら、営業職が向いている可能性があるでしょう。
7.自分の性格を振り返ってみる
自分の性格を振り返るのも、自分の適職を知る方法としておすすめです。自分に向いている仕事が分からない場合は、自身の長所・短所や行動傾向をできるかぎり挙げてみてください。その結果をもとに、「自分の長所を活かせる仕事か?」「自分の短所をカバーしながらできる仕事か?」と職業を絞り込んでいくと良いでしょう。
自分に向いている仕事の見つけ方は、「適職の見つけ方を解説!好きなことだけでなく得意なことを探そう」のコラムでも詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
転職・就職活動に自己分析は欠かせない
転職・就職活動で自分の適職を知るためには、自己分析を行うことが大切です。自己分析とは、自分の性格や価値観を洗い出し、自分についてより深く把握するための作業を指します。これまでの経験を振り返り、自分が成果を挙げたことや苦手意識を感じることを書き出してみましょう。
私たちハタラクティブでは、専任のキャリアアドバイザーがあなたのお仕事探しをしっかりとサポートいたします。会社の詳しい情報や就職・転職市場の動向などもお伝えできるので、お気軽にご相談くださいね。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
自分の適職を知りたい!タイプ別の向いている仕事
ここでは、性格のタイプ別に考えられる、主な適職や仕事における適性を解説します。
自分の適職が分からないときは、自身の性格のタイプや行動傾向と照らし合わせ、向いている仕事を考える際のヒントにしてみてください。なお、以下はあくまで一例で「絶対に当たる」というわけではないため、参考程度にチェックしてみましょう。
タイプ1.人を助けるのが好き
人を助けることが好きなタイプの特徴には、「困っている人を放っておけない」「人の役に立つことに喜びを感じる」といったものがあります。長所には「優しい、思いやりがある」、短所には「ほかの人を優先し過ぎて自分のことが疎かになりやすい」などが考えられるでしょう。そのようなタイプの主な適職には、以下の職種が挙げられます。
- ・介護職
- ・保育士
- ・教師
- ・消防官
- ・カウンセラー
- ・事務職
人を助けるのが好きなタイプで自分の適職にお悩みの方には、人をサポートする職業や、チーム単位で取り組む仕事などが向いている可能性があるでしょう。また、事務職といった間接的に他者をサポートする仕事もおすすめです。
タイプ2.すぐに行動できる
すぐに行動できる人の特徴は、「判断力に優れる」「瞬発力に優れる」など。長所には「スピード感がある」、短所には「計画性に欠けるところがある」といった側面が挙げられます。そのようなタイプの主な適職は、以下のとおりです。
- ・営業職
- ・接客業
- ・企画職
- ・デザイナー
すぐに行動できるタイプで自分の適職に悩んでいる方には、フットワークの軽さが求められる仕事が向いている可能性があります。また、企画職のように、時代のトレンドを読み取り、素早く反映することが必要な仕事にも適性があるといえるでしょう。
タイプ3.自分のペースを大事にする
自分のペースを大事にする人の特徴には、「自己主張がはっきりしている」「自分の裁量で取り組むのが得意」といったものがあります。長所には「仕事にプライドを持って取り組む」、短所には「人の意見を取り入れるのが苦手な場合がある」などが考えられるでしょう。自分のペースを大事にするタイプの主な適職としては、以下のようなものが挙げられます。
- ・プログラマー
- ・イラストレーター
- ・長距離ドライバー
- ・コンサルタント
- ・ライター
- ・研究職
自分のペースを大事にするタイプで自分の適職が分からない方には、自分一人で完結する仕事や黙々とできる仕事がおすすめです。また、コツコツ取り組む能力にも優れている傾向があるので、研究職も向いている可能性があるでしょう。
タイプ4.アイデアを形にしたい
アイデアを形にしたい人の特徴は、発想力や実行力があることです。長所は「ほかの人と違った視点で物事を考えられる」「チャレンジ精神がある」で、短所は「細部までこだわり過ぎてしまうことがある」が挙げられます。アイデアを形にしたいタイプの適職の例は、以下のとおりです。
- ・デザイナー
- ・イラストレーター
- ・ライター
- ・プログラマー
「アイデアを形にしたい」という思いはあっても自分の適職が分からないという方は、デザイナーやライター、プログラマーなどを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。それぞれ自分のこだわりを大切にしてアイデアを形にできる職種なので、自身の知識・スキルや興味・関心と照らし合わせて適職であるか考えてみましょう。
タイプ5.物事を分析するのが得意
物事を分析するのが得意な人の特徴は、論理的思考力が高いことです。長所は「問題解決能力が高い」「筋道を立てて説明できる」で、短所は「直感的に行動するのが苦手」が例として挙げられます。物事を分析するのが得意なタイプの主な適職は、以下のとおりです。
- ・マーケター
- ・コンサルタント
- ・アナリスト
物事を分析するのが得意な方は、マーケターやコンサルタント、アナリストが向いている可能性があります。それぞれの職種の仕事内容は業界・企業によって異なるので、詳しく調べたうえで自分の適職か考えてみましょう。
タイプ6.人とコミュニケーションをとるのが好き
人とコミュニケーションをとるのが好きな人の特徴は、社交性があることです。長所は「積極的に情報共有できる」「初対面の人にも臆せず声を掛けられる」で、短所は「自分が話し過ぎてしまうことがある」が例として挙げられます。人とコミュニケーションをとるのが好きな方の主な適職は、以下のとおりです。
- ・営業職
- ・接客業
- ・介護職
- ・教師・塾講師
人とコミュニケーションをとるのが好きな方で自分の適職が分からない場合は、人をサポートしたり直接サービスを提供したりする仕事を選ぶのがおすすめです。コミュニケーションをとって働くなかで「役に立てた」「喜んでもらえた」と実感できたときは、やりがいを感じられるでしょう。
タイプ7.目標達成に向けて取り組むのが好き
目標達成に向けて取り組むのが好きな人の特徴は、向上心があることです。長所は「コツコツと努力を続けられる」「チャレンジ精神がある」で、短所は「完璧主義な考え方がストレスになる場合がある」が例として挙げられます。目標達成に向けて取り組むのが好きな方の主な適職は、以下のとおりです。
- ・営業職
- ・販売職
- ・研究職
- ・開発職
目標達成に向けて取り組むのが好きで、「目に見える成果がやりがいにつながる」という方は、売上や契約数などの目標が設定されることの多い営業職・販売職が向いている可能性があります。また、目標に向けて長期的にコツコツと取り組むのが得意な方は、研究職や開発職が自分の適職となる場合もあるでしょう。
自分の適職に就く4つのメリット
自分の適職に就くメリットは、「仕事で良い結果を出しやすくなる」「着実にキャリアを積める」「前向きな気持ちで仕事に取り組める」などです。以下で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
自分の適職に就くメリット
- 仕事で良い結果を出しやすくなり、昇給・昇進を図れる
- 仕事に対して前向きな気持ちで取り組める
- モチベーションを維持しやすく早期退職を防げる
- 転職市場での価値が上がる
仕事で良い結果を出しやすくなり、昇給・昇進を図れる
自分の適職ではスキルを存分に発揮でき、良い結果を出しやすくなります。良い結果を出すことでモチベーションが高まり、より意欲的に仕事に取り組めるようになるでしょう。結果が適正に評価されれば、昇給や昇進に結びつく可能性もあります。
仕事に対して前向きな気持ちで取り組める
自分の適職に就くことで、前向きな気持ちで仕事に取り組めるようになるでしょう。前述したように、自分に合った仕事だと良いパフォーマンスを発揮しやすいと考えられます。「仕事が楽しい」「やりがいを感じる」という気持ちがあれば自主的に新しいスキルや資格を身につけたり、難題にぶつかっても乗り越える努力をしようと思えたりするでしょう。
モチベーションを維持しやすく早期退職を防げる
自分の適職に就くと結果を出しやすく、周りからの評価を得られるため、「今後も頑張ろう」とモチベーションが高まって早期離職を防げます。モチベーションを維持して主体的に仕事に取り組めれば、目標達成や生産性アップが図れて仕事への満足度が高まるでしょう。
転職市場での価値が上がる
自分の適職に就いて実績を積めば、将来的に転職市場での価値が上がる可能性もあります。自分にマッチしていて続けやすい仕事に就いたとしても、会社の将来性や自分自身のキャリアビジョンによっては転職をしたいと考える人もいるでしょう。
仕事での活躍の場を通して即戦力になり得るようなスキルを身につけておけば、いざ転職したいと思った際に、好待遇で受け入れてくれる会社に出会いやすくなります。
自分の適職に就けないデメリットは?
自分の適職に就けないと、「業務内容にやりがいを感じない」「努力しても成果が出ない」といったミスマッチを感じながら働き続けることになります。仕事に対するモチベーションが下がるだけでなく、「自分は何をしてもダメだ」と自己肯定感が低くなってしまう恐れもあるでしょう。
自分の適職が分からないときに活用できるサービス
自分の適職が分からない場合は、第三者の手を借りるのも一つの方法です。自分の適職を探せるサービスにどのようなものがあるのか、以下で詳しく確認してみましょう。
適職診断ツール
Webサイト上で公開されている適職診断のツールを利用する方法があります。適職診断ツールは無料で使えるものも多く、いくつかの質問に答えれば手軽に自分の適職を診断できるのがメリット。質問数は約30~60問と幅広く、なかには100問以上のツールもあります。登録なしで利用できるものもあれば、登録後に利用可能になるものもあるので、事前に確認しておきましょう。
このコラムの上部にも無料の適職診断ツールが設置されています。所要時間1分程度で簡単に結果が分かる診断ツールなので、自分の適職を知りたいとお考えの方は、ぜひチェックしてみてください。
ただし、適職診断の質問にウソの回答をすると正確な診断結果が出ない点に注意が必要です。また、適職診断の結果だけで自分に向いている仕事を判断するのは、自身の可能性や視野を狭めるリスクがあるためおすすめできません。仕事探しの参考程度に使用することが大切です。
自分に向いている仕事や適職診断の有効性については、「自分に合ってる職業とは?適職診断でわかることや就活・転職のコツを紹介」もぜひご参照ください。
就職・転職エージェント
自分の適職が分からない場合は、就職・転職エージェントの就活アドバイザーに相談してみるのも有効です。就活アドバイザーは、カウンセリングを通じて求職者に向いている仕事を紹介してくれます。就活のプロなので、業界や就活事情に詳しく、豊富な経験から適切な職業を診断してくれるでしょう。
周囲の人に適性を判断してもらうのも手
家族や友人といった身近な人に、仕事における自分の適性について相談してみることも大切です。自分のことをよく知る第三者であれば、自分では気づけずにいた性格や行動傾向の特徴を把握している可能性があります。客観的な視点を取り入れることは、自分の適職を探す際のヒントになるでしょう。
自分に適性がある仕事かどうかを判断する際の注意点
自分の適職であるか判断する際は、「少しの情報だけで適性があると決めつけない」「適性診断ツールの結果や人のアドバイスを鵜呑みにしない」といったことに注意しましょう。ここではそれぞれの注意点について解説するので、仕事選びをする際の参考にしてください。
少しの情報だけで適職だと決めつけない
業界・企業研究をしたり具体的な仕事内容を調べたりせず、イメージを優先して適職だと判断するのはやめましょう。少しの情報だけで仕事を選ぶと、就職できたとしても「思っていたのと違う」とギャップが生じ、モチベーションが下がって早期離職につながる恐れがあります。
詳しい情報をもとに自分の適職を判断できるよう、業界に関する本を読む、企業の公式サイトを見る、OB・OGから話を聞くといった方法を実践してみましょう。
適性診断ツールや人のアドバイスを鵜呑みにしない
適性診断ツールの結果や家族・友人などからのアドバイスは参考程度に留め、自分の適職の最終的な判断は自身で行うようにしましょう。適性診断ツールや第三者からのアドバイスにとらわれてしまうと、かえって仕事の選択肢が減ったり就職後のミスマッチにつながったりする恐れがあります。
自分の性格や価値観などをよく知っているのは自身であることを念頭に置き、アドバイスは一つの捉え方として受け止めるようにしましょう。
やりたい仕事と向いている仕事が異なる場合は?
やりたい仕事と向いている仕事が異なる場合、どちらを選ぶかは自分の職業選びの基準によって変わります。成果や評価よりも自分の興味・関心を優先して働きたいのであれば、やりたい仕事にチャレンジするのも一つの手です。しかし、「思うように結果を出せないと仕事自体がつらくなってしまいそう」と感じるなら、向いている仕事を選ぶほうがよいと考えられます。
「自分の適職って?」「自分に向いている仕事が分からない」とお悩みの方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブでは、20代を中心とした若年層の方に向け、ポテンシャルや人柄を重視する会社の求人をご紹介しています。
専任のキャリアアドバイザーが丁寧なカウンセリングを行い、一人ひとりの適性や要望に合った仕事をご紹介するので、エージェントの利用が初めてという方も安心。応募書類の添削や面接対策なども行っています。ご登録・ご利用はすべて無料のため、どうぞお気軽にお問い合わせください。
自分の適職が分からないときのQ&A
ここでは、自分の適職が分からないというお悩みに対し、よくある質問と回答をまとめました。自分の適職を探すツールやできることについて触れているので、ぜひチェックしてみてください。
自分の適職を探すためのツールはありますか?
自分の適職を探すためのツールとして、適職診断があります。
適職診断は多くのWebサイトで公開されており、無料・登録なしで利用できるツールも。自分に向いている仕事が分からない場合は、就職・転職活動における仕事選びの参考に利用してみると良いでしょう。適職診断については、「やりたいことがない人向け!仕事探しで適職診断を活用してみよう」のコラムもあわせてご参照ください。
自分に向いている仕事がないような気がします…
自分に向いている仕事がないような気がする原因には、「知っている職業の数が少ない」「自己分析が不足している」などが挙げられます。
視野を広げてできるだけ多くの職業を検討したり、自分の強み・弱みを書き出したりしてみましょう。自分の適職を見つけたい方は、「自分に向いてる仕事に転職したい!選び方の4つのポイントを解説」のコラムもぜひご覧ください。
自分の適職を見つけるためには何をしたら良いですか?
自分の適職を見つけるためには、「自分の得意なこと・苦手なことを明確にする」「自分が楽しいことは何かを把握する」「人生における優先順位を考える」などに取り組むのがおすすめです。
「自分に向いてる仕事が分からないときはどうする?適職の見つけ方を解説」のコラムでも、自分の適職を見つけるための方法を詳しくご紹介しているので、あわせてご参照ください。
自分に向いている職業に就くための近道はありますか?
自分に向いている職業に就くための近道の一つは、第三者の力を借りることです。
客観的な視点を取り入れることで、自分の適職により早く辿り着ける可能性があるでしょう。特に、就職・転職エージェントでは、就活のプロが豊富な知識と経験を駆使し、あなたに合った求人の紹介や有益なアドバイスをしてくれるのでおすすめです。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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