クリエイティブ職の適性とは?仕事内容や未経験からの転職方法もご紹介

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この記事のまとめ

  • クリエイティブ職とは、新しいものを創造し提供する職種のこと
  • クリエイティブ職には大きく分けて「クリエイター職」と「プロデューサー職」がある
  • クリエイティブ職に求められる適性には、表現力やコミュニケーション力などがある
  • クリエイティブ職の転職において、ポートフォリオはスキルや適性を測る重要なツール
  • 適職診断を活用して、自分の適性に合ったクリエイティブ職を探すのがおすすめ

適性として創造力やセンスなどを問われるイメージが強いクリエイティブ職。「自分はセンスがないからクリエイティブ職には向いていないかも…」と思っている人もいるでしょう。しかし、クリエイティブ職に求められるのはセンスだけではありません。これまでに身につけたビジネススキルを武器に、未経験からクリエイティブ職に転職する道もあります。このコラムを参考に、自分の適性に合ったクリエイティブ職を見つけましょう。

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クリエイティブ職とは

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クリエイティブ職とは、新しいものを創造し提供する職種です。クリエイティブ職に分類される職種は、Webデザイナーやゲームディレクター、インテリアデザイナーなど多岐に渡り、一口に「クリエイティブ職」といっても活躍できる業界や業務内容はさまざま。クリエイティブ職は自身の適性に合わせて、幅広い分野で活躍できる職業といえるでしょう。

クリエイター職とプロデューサー職の違い

新しい何かを作り上げる仕事全般をクリエイティブ職と呼びますが、制作過程のどの部分に関わるのかによって「クリエイター職」と「プロデューサー職」の2つに分けられます。

クリエイター職

クリエイター職はデザインや記事の執筆など、自分の手で何かを生み出すことが仕事です。クリエイター職と呼ばれる主な職種には、Webデザイナーやライター、インテリアデザイナーなどがあります。芸術作品などを見た際に心を動かされ、「自分も何か作りたい、表現したい」と思う人は、クリエイター職への適性が見られるでしょう。

プロデューサー職

企画立案やスケジュール管理、クリエイターの監督など、プロジェクトの総指揮をとるのがプロデューサー職です。直接作品を作るわけではありませんが、ものづくりに関わる職種としてプロデューサー職もクリエイティブ職に含まれます。芸術作品などを見たときに「自分ならどう作り、どう改善するか」と自然に考える人は、プロデューサー職の適性が見られるでしょう。プロデューサー職の主な職種には、Webプロデューサーやゲームディレクター、広告プランナーなどがあります。

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クリエイティブ職の主な9つの仕事

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クリエイティブ職の仕事には、Webプロデューサーやゲームディレクター、インテリアデザイナーなど、各業界ごとにさまざまな仕事が存在します。以下では主なクリエイティブ職の業務内容をご紹介するので、気になる職種があればチェックしてみましょう。

1.Webプロデューサー

依頼されたWebサイトの企画から制作、運営までのすべてのフローを統括管理するのがWebプロデューサーの仕事です。具体的な業務内容は、Webサイト制作に取り掛かる前のコンセプト設定や企画書の作成・コスト算出・スタッフ選定などさまざま。プロジェクトが動き出した後は、成果物のクオリティチェックや制作スケジュールの調整などをしつつ、適宜クライアント側と共有します。

正社員

WEBプロデューサー

  • 年収 277万円 ~ 353万円

  • 賞与あり,学歴不問,昇給あり

2.Webデザイナー

Webデザイナーの仕事は、クライアントの希望に沿ったWebサイトのデザインをすることです。主な業務内容はWebサイトのアイコンやバナーの制作ですが、フリーランスや小規模の会社で働く場合は、ディレクションやコーディングまで担当することもあります。見た目の美しさだけでなく、ユーザーの使いやすさや見やすさを意識したデザイン力が必要とされる仕事です。

3.ゲームディレクター

ゲームディレクターはゲームの企画段階からプロジェクトに関わり、開発の総指揮をとります。具体的な業務内容は、企画段階でのアイデア出しや開発に関わるクリエイターの取りまとめ、スケジュール管理などです。主に、プロジェクトに関わる各スタッフがスムーズに業務を行えるようフォローする役割を担っています。また、発生したトラブルやアクシデントへの対応もディレクターの大切な仕事の一つです。よって、いつでも冷静な判断と的確な指示を行える人がディレクターに適性があるといえるでしょう。

4.インテリアデザイナー

家具や照明、カーテンといった内装全般の企画・設計に携わるのがインテリアデザイナーの仕事です。扱う空間は個人宅だけではなく、オフィスやホテル、学校など多岐に渡ります。主な業務内容は、クライアントの希望をもとに部屋全体の色味や造作、音などを監修し室内空間を演出することです。 インテリアデザイナーはデザイン事務所や設計事務所、家具メーカーなどへの勤務が一般的。しかし、リフォームやリノベーションなどの需要も増えていることから、施主から直接注文を受けるフリーランスのインテリアデザイナーも活躍し始めています。

5.コピーライター

商品や企業の宣伝・ブランディングを目的としたキャッチコピーを提案するのがコピーライターの仕事。短い言葉で印象強いキャッチコピーを作るにはセンスやひらめきだけでなく、アイデアを数多く出し続ける根気強さが求められます。また、ターゲットや商品の魅力を把握したうえで訴求ポイントを見極める力も必要です。キャッチコピーがブランドイメージに大きく影響することもあるため責任は重大ですが、そのぶん仕事のやりがいも大きいでしょう。

6.ライター

依頼された企画内容に合わせた記事を書くのがライターの仕事です。記事を掲載する媒体は、雑誌やフリーペーパーなどの紙媒体からニュースサイトといったWeb媒体まで幅広く存在します。掲載媒体の編集担当者から依頼を受けて記事を執筆するのが基本的な仕事の流れです。依頼を受けたあとは記事執筆に必要な資料集めや取材、調査を行います。場合によっては、ライターが取材対象者へのインタビューを担当することも。
従来、特に紙媒体の記事を担当するライターには専門知識や高いライティングスキルが求められる傾向があったため、以前はハードルが高そうなイメージのある職種でした。しかし、最近ではブログの代筆といった比較的取り組みやすいWeb媒体の仕事も増えていることから、初心者や未経験者が参入しやすくなっているといえます。

正社員

自社オウンドメディアの取材ライター兼取材職

  • 年収 253万円 ~ 323万円

  • 賞与あり,学歴不問,昇給あり,諸手当あり,未経験OK

7.校正者

校正者は各種原稿を確認し、修正点を指摘するのが仕事です。主なチェックポイントは誤字脱字や用語の不統一、文章や文脈の矛盾がないかどうか。印刷業界の校正者として働く場合は、校正紙と原稿の読み合わせで誤植を確認したり、レイアウトをチェックしたりする作業もあります。自分の知らない言葉や文字があれば都度調べて確認する必要があるため、地道な作業であっても淡々とこなせる忍耐力と集中力が求められる仕事です。

8.編集者

編集者は、書籍や雑誌の掲載記事を企画したり出版やサイト掲載までの行程を管理したりする仕事です。主な仕事内容は記事の企画やスタッフの選定・予算設定・スケジュール管理など。また、漫画や小説の編集者は、作家へのアイディア出しなどの創作協力が必要とされる場合も。
編集者に求められるスキルは多岐にわたり、多くの人に読まれる企画を作るための情報収集能力やマーケティング力が重要視されています。

正社員

編集スタッフ

  • 年収 356万円 ~ 454万円

  • 未経験OK,賞与あり,昇給あり,土日祝休み,残業少なめ,プライベート重視

9.広告プランナー

広告プランナーは、広告の企画や立案が主な仕事です。クライアントのサービスや商品、企業のコーポレートカラーなどを世の中にどう伝えるかを企画する「プランニング」や、企画後に広告が形になるまでの制作進行を担当する「進行管理」といった業務があります。広告プランナーにはクライアントのニーズを聞き出す傾聴力や、制作チームのメンバーと協力しながらスムーズに作業を進めていく調整力などが必要です。
クリエイティブ職についてより詳しく知りたい人は「クリエイティブな仕事がしたい!未経験から就職する方法や向いている人とは」も参考にしてみてください。

クリエイティブ職と呼ばれる職業は幅広い

上記でご紹介した職種以外にも、イラストレーターやマーケター、グラフィックデザイナー、学芸員など、クリエイティブ職と呼ばれる職業は幅広く存在しています。クリエイティブ職は多くの人の生活に密接しており、多種多様な業界で活躍しているのです。

クリエイティブ職に適性がある人の5つの特徴

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クリエイティブ職に適性がある人には、ものづくりを好む、色彩や数学的なセンスがあるといった特徴が見られます。以下で詳しく解説していくのでチェックしてみましょう。

1.ものづくりを好む

クリエイティブ職に適性がある人は、ものづくりを好む傾向があります。実際に絵を描いたり文章を書いたりするのが好きな人は、クリエイティブ職を志すことも多いようです。たとえ技術やセンスがあっても、ものづくり自体を好んでいなければ、クリエイティブ職にやりがいを感じるのは難しい可能性があるでしょう。

2.色彩や数学的なセンスがある

色彩や数学的なセンスがある人は、クリエイティブ職に適性があるでしょう。色彩感覚や数学的な感性は、主にデザイナーの仕事で必要とされる要素。たとえば、インテリアデザイナーであれば、部屋全体の雰囲気や造形に適切な色を選ぶ色彩感覚が必要です。
数学的なセンスは、デザインの作成に役立ちます。数学的感性のある人は、ロゴやグラフィックのデザインを、文章と余白のバランスを考えながら作成できる人が多いようです。

3.論理的思考がある

論理的思考を有する人もクリエイティブ職に適性がある人です。良い物を作り出すためには、客観的な視点が不可欠。論理的思考は、第三者が見ただけで分かるような客観性を伴うデザインを作成するのに役立ちます。

4.情報処理能力がある

情報処理能力がある人も、クリエイティブ職向きの人といえます。クリエイティブ職が関わる仕事は流行の影響を受けやすいため、日々移り変わる情報の整理は不可欠です。そのうえで、ものづくりでは必要な情報を取捨選択できる力も必要になるでしょう。

5.独創性がある

自分の世界観を持ち、独創性がある人には、クリエイティブ職に適性がある人が多いでしょう。自分の世界観を持っている人は、他人が思いつかない独創的なアイデアを出せる可能性が高いといえます。

もし上記でご紹介した特徴に自身が当てはまっていなくても、クリエイティブ職に適性がないということではありません。ただし、就職・転職先を決める際には、自分の適性を正しく知ることが大切なので、就職活動や転職活動ではしっかり自己分析を行うようにしましょう。「向いている職業はどう探す?わからないときは自己分析を」では、自分に向いている職業の探し方を紹介していますので、ご一読ください。

クリエイティブ職では短所が長所になることも

自分では短所だと思っている個性が長所になる可能性があるのが、クリエイティブ職の特徴の一つ。たとえば注意力が散漫な人は「周囲のあらゆるものに気を取られている」と捉えられることも多いでしょう。しかし、クリエイティブ職では多くの情報にアンテナを張り、アイデアに融合させることが求められます。そのため、多くのものに気を取られることは一概に短所とはならず、むしろアイデアを生むための長所として活かせることがあるでしょう。

クリエイティブ職に求められる3つの適性

クリエイティブ職に求められる主な適性は、表現力やコミュニケーション能力といったものです。それぞれ、以下で詳しく解説します。

1.表現力

クリエイティブ職には、自分のアイディアや考えを形にしていく表現力が必要とされます。自分の作りたいものではなく、クライアントが要求しているものを作るのがクリエイティブ職の仕事です。そのため、クリエイティブ職には相手の持つ抽象的なイメージを具体化していく作業が求められます。クライアントの希望を把握したうえで適切な表現方法を選べる人は、クリエイティブ職として活躍できる適性があるでしょう。

2.辛抱強さ

コツコツと地道に頑張れる辛抱強さを持った人も、クリエイティブ職に適性があるといえます。優れた企画力や発想力があっても、すぐに飽きたり途中で投げ出したりしては良い作品を完成させられないでしょう。そのため、クリエイティブ職にはセンスだけでなく、試行錯誤しながらもより良いものを作り出そうとする根気強さが求められます。

3.コミュニケーション能力

クリエイティブ職が活躍する仕事には多くのスタッフが関わるプロジェクトもあるため、コミュニケーション力も求められます。特に制作チームを統括・指揮するプロデューサーやディレクターといった立場には、高度なコミュニケーションスキルが必要とされるでしょう。

クリエイティブ職以外の適性が見られる人

前述のようにクリエイティブ職への適性がある人もいますが、クリエイティブ職以外で力を発揮できる特徴や個性を持った人もいます。以下で解説する直感的な人、主観的な人は、クリエイティブ職以外の適性を秘めている可能性があるでしょう。

直感的な人

クリエイティブ職ではその場の直感が大切な場面もありますが、勢いだけで仕事を進めると、クライアントが求める良いアイデアは生まれにくいといえます。「3.論理的思考がある」でも解説したように、クリエイティブ職には論理的思考で物事を考えることが必要。自分のアイデアにどのような利点があり、なぜそのデザインにしたのかまで説明しなければならないため、クリエイティブ職では直感だけに頼らないことが大切です。

主観的な人

クリエイティブ職は自分の主観や趣味嗜好に捉われず、客観的な視点でアイデアを出す必要があります。こだわりが強く主観的な考えに偏ってしまうと柔軟なアイデアが生まれず、クリエイターとしてやりがいを見い出せない可能性があるでしょう。

飽きやすい人

飽きやすい性格の人は、クリエイティブ職以外の仕事に適性がある可能性があります。クリエイターは、非常に地道な仕事です。同じ作業を繰り返すことも多いですし、うまく行かない場合は最初から作り直すことも多くあります。そのため、クリエイティブ職に就くには根気強さも必要です。クリエイターには華やかなイメージもあり、憧れからクリエイティブ職を目指す人もいるでしょう。しかし、努力が求められる職であることは認識しておきましょう。

未経験者が応募できるクリエイティブ職の求人はある?

未経験者が応募できるクリエイティブ職の求人は存在します。未経験者を採用するクリエイティブ職の求人の場合、未経験者に求められているのは高いビジネススキルです。「3.コミュニケーション能力」で触れたように、クリエイティブ職にはものづくりのセンスだけでなく、クライアントと円滑に仕事を進めるためのコミュニケーション能力や、制作スケジュールの調整といったタスク管理能力も必要。ビジネススキルの高い人材であれば、クリエイティブ職が未経験であっても、力を発揮できる可能性があります。そのため、専門スキルや知識にあまり自信がない人は、面接でビジネススキルをうまくアピールしてみると良いでしょう。

デザイナーに未経験で就職は厳しい?グラフィックやWebに関わる仕事とは」ではクリエイティブ職の一つであるデザイナーを目指す方法をまとめているので、あわせてチェックしてみてください。

未経験からクリエイティブ職に就くために必要なこと

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未経験からクリエイティブ職へ転職するには、前述したビジネススキルに加え、その職種に関する最低限の知識や技術も身につけていたほうが、採用の可能性はより高くなります。よって、未経験からクリエイティブ職を目指すのであれば、以下のスキルを身につけておくのがおすすめです。

クリエイティブ職に必要な基礎知識と基本技術の習得

PhotoshopやIllustratorなどの編集ソフトは、クリエイティブ職では頻繁に使用するので使えるようにしておきましょう。未経験OKの求人でも、主な編集ソフトの操作は実務経験者と同等レベルを求められることもあります。仮に知らない操作でも業務に支障をきたさないよう、自力で解決できるレベルのスキルを習得しておくと安心です。
プロジェクトの全体統括がメインのプロデューサー職であっても、編集ソフトの操作スキルは最低限必要なため、早いうちからソフトを使う練習をしておくと良いでしょう。

魅力あるポートフォリオの作成

ポートフォリオの作成は、クリエイティブ職への転職活動で不可欠です。ポートフォリオとは、自分の制作物をまとめた作品集のようなもの。主にクリエイターが自分の実績や経歴などをPRするために活用しています。クリエイティブ職の就職や転職では、スキルを確認するためにポートフォリオの提示を求められることが多いでしょう。
ポートフォリオはただ作品を載せれば良いというわけではなく、載せる作品の数や順番、配置など一つひとつにこだわって作成する必要があります。ポートフォリオの内容で適性を判断する企業もあるので、企業側に「適性がある」という印象を与えるためにも、説得力のあるポートフォリオ作成を心掛けましょう。

ポートフォリオの作り方に決まりはある?

ポートフォリオには決まった形はありませんので、クリエイターとして他者とは違いを生み出すチャンスにもなります。履歴書のようなものになりますので、ここでアピールをすることができれば、クリエイターとして仕事を手に入れることができますので、工夫やこだわりなどを入れて、魅力的なものにしましょう。

クリエイティブ職に有利な7つの資格

クリエイティブ職に就くための必須資格はありません。しかし、未経験でクリエイティブ職を目指す場合、熱意をアピールするために資格取得に挑戦するのも一つの手です。以下、クリエイティブ関連の資格を7つご紹介するので参考にしてみてください。クリエイターとしての活躍を考えるのならば、取得をおすすめします。

1.色彩検定

色彩検定は、公益社団法人色彩検定協会が実施する色彩に関する技能や知識を問う試験です。資格の勉強を通じて、色彩が人間や社会環境に与える効果や配色理論などを学べます。日本国内には色に関する検定が多数存在しますが、その中でも色彩検定は知名度が高いのが特徴です。試験は1級から3級までのレベルに分かれており、最上級の1級は難関とされています。
元々はアパレル関係者のスキル向上が目的でしたが、現在ではインテリアや照明、環境設計など幅広い分野に関する色彩知識を学べるため、多くの職種で活用できる資格といえるでしょう。

2.カラーコーディネーター検定

カラーコーディネーター検定も色彩検定と同様、色に関する知識や技能を問うもので、東京商工会議所が実施しています。色彩検定との違いは、役立つ分野が異なる点です。色彩検定がファッション分野に強いのに対し、カラーコーディネーターは工業的分野や学術的分野に強いとされています。
合格するには色の性質や与える影響、作用について深く学ぶ必要があるため、実践的な知識をしっかり身につけられるでしょう。

3.インテリアコーディネーター

インテリアコーディネーターは、インテリアと住まいのスペシャリストであることを証明する資格です。インテリアに関する知識が身につくので、クライアントに対して快適な住空間を作るための計画を立てたり、商品選択のアドバイスを行えたりするようになります。
資格認定を行っているのは、経済産業省が管轄する公益社団法人インテリア産業協会。インテリアコーディネーターは民間資格ですが、インテリア業界では知名度の高い資格です。資格を取得すると、建築設計事務所やデザイン事務所、住宅メーカーなど、住まいに関する業界を中心に活躍の場が広がるでしょう。

4.DTP検定

DTP検定は、パソコンを使った各種印刷物の制作技術を証明するための試験です。この検定には企画・編集職や広報職向けの「DTPディレクション」と、すべてのビジネスパーソンに向けた「DTPビジネス」の2つのコースがあります。シチュエーション別にコースが分かれているため、試験勉強を通じてより実践的な知識と技術を身につけられるでしょう。
印刷物制作に関する総合的な知識を得られるため、クリエイティブ職を目指す人には「DTPディレクション」の受験がおすすめです。

5.Illustratorクリエイター能力検定試験

Illustratorソフトの実務能力を測るのが、Illustratorクリエイター能力検定試験です。試験には、Illustratorで編集したデータを提出するといった実践問題が含まれます。そのため、初心者にとっては少し難しいと感じることも。しかし、しっかり対策すれば誰でも合格の可能性がある試験です。将来DTP業界で活躍したい人にとっては、この資格が就職や転職に役立つでしょう。

6.Photoshopクリエイター能力検定試験

プロのクリエイターに必要な写真・画像の加工編集スキルを証明するのがPhotoshopクリエイター能力検定試験です。この試験では操作の習熟度にくわえ、課題をスムーズかつ的確に処理する能力が問われますPhotoshopに関する実践的なスキルを身につけられるため、写真やイラストなどを扱う仕事を目指す人におすすめの資格です。

7.校正技能検定

校正技能検定とは、校正者に必要な知識や技能を認定するための試験です。初級と中級があり、それぞれ校正に必要な知識を問う学科試験と実際に校正作業を行う実技試験の2つに分かれています。勉強を通じて誤字や脱字、文章の矛盾点などに気づく力が養えるので、文章に関する仕事に携わる人すべてに役立つ検定といえるでしょう。

自分に合うクリエイティブ職に就くには?

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クリエイティブ職に就きたいと思ったら、まずは自分が「クリエイター職」「プロデューサー職」どちらになりたいかを考えてみましょう。希望する仕事や業界を絞りながら将来なりたい姿や適性を明確にすることが、クリエイティブ職への第一歩です。適性診断や転職エージェントを利用することがおすすめなので、この項目でそれぞれを詳しく紹介します。

適職診断を活用する

自分に適性のある職業を知りたいなら、適職診断の活用がおすすめ。適職診断とは、求人紹介サービスが求職者を対象に行う検査のことです。検査を通じて自分がクリエイター気質かどうか、向いている職業は何かを診断でき、クリエイティブ職に興味を持っているならば、一度適職診断を受けてみると良いでしょう。
職種の印象だけで仕事選びをすると、自分の抱いているイメージと現実とのギャップで挫折してしまうこともあります。そのため、適性診断を受けて自分に向いているのはどのような仕事なのかを考えることも大切。診断結果が全てではありませんが、診断結果は自分の方向性を示してくれるものとなります。自分のしたい仕事をすることは魅力的ですが、入社後に企業とのミスマッチが起きてしまうこともあるでしょう。ミスマッチのリスクを下げるために適職診断を活用したり、企業研究をしっかり行ったりして、自分に本当に合った企業かどうかを見極めることが大切です。

転職エージェントに相談する

クリエイティブ職への就職・転職を検討しているのであれば、適性診断に加えて、転職エージェントへの相談も検討してみましょう。転職エージェントでは、登録者の希望や適性を考慮した求人を紹介してもらえます。また、履歴書・職務経歴書などの応募書類やポートフォリオ作成のサポートも受けられるので、転職活動自体に不安を持つ方も自信を持って就職・転職活動に臨めるでしょう。

20代向け転職エージェントのハタラクティブでは、キャリアアドバイザーとの面談であなたの強み・弱みや向いている仕事のタイプなどを詳しく分析できます。その結果からあなたにぴったりのお仕事をご紹介するので、自分の適性を把握してから転職活動を進めたいという方は、お気軽にご相談ください。適性診断についても転職エージェントで相談できます。
また、転職活動の進め方が分からない方には就活アドバイザーによるマンツーマンのサポートが有効です。履歴書のチェックや面接の練習など、ハタラクティブがあなたの転職活動を全面的にバックアップします。

自分に適性はある?クリエイティブ職に関する疑問Q&A

クリエイティブ職の仕事はセンスや才能の影響が大きいため、適性の有無を不安に思う方は多いようです。ここでは、「クリエイティブ職に適性がある人の特徴は?」「クリエイティブ職に適性がない人もいる?」など、クリエイティブ職に関するお悩みをQ&A方式で解決していきます。

クリエイティブ職に適性がある人の特徴は?

クリエイティブ職に適性がある人の特徴は「センスや個性、表現力がある」「コミュニケーション力が高い」「辛抱強い」といったものです。また、スケジュール管理能力も高いのも大きな特徴。自分が当てはまるのかは適性診断をしてみましょう。クリエイティブ職への適性についてはこのコラムの「クリエイティブ職に求められる3つの適性」でも詳しくまとめていますので、ご一読ください。

クリエイティブ職に適性がない人もいる?

適性診断を受けた結果を受けて、自分には向いていないと感じる場合はあるかもしれません。一概に適性がないとは言い切れないものの、直感的な人や主観的な人は、個性をクリエイティブ職に活かすことが難しい場合があります。クリエイティブ職には論理的思考力や客観的なアイデアが求められるため、直感や主観を重視して物事を進めると、仕事で最も大切なクライアントの要望を叶えられない可能性が出てきてしまうでしょう。

クリエイティブ職への転職でも職務経歴書は必要?

クリエイティブ職に限らず、一般的な企業では履歴書に加えて職務経歴書の提出が必要です。職務経歴書が必要ない場合は、求人票に「履歴書のみ持参(郵送)」「履歴書のみでOK」「職務経歴書不要」などの表記があります。職務経歴書の書き方は「デザイナーを目指したい!職務経歴書の書き方とは?」のコラムを参考にしてください。

自分にクリエイティブ職の適性があるか知りたい。

クリエイティブ職の適性があるかどうか知りたい方は、ハタラクティブの適職診断をご活用ください。また、ハタラクティブでは専任のアドバイザーが丁寧なカウンセリングをもとに、一人ひとりに合った求人もご紹介しています。クリエイティブ職を目指すためのアドバイスも行っていますので、お気軽にご相談ください。

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