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「楽しい仕事」と思える条件は?探し方のコツやおすすめの職種を紹介!
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この記事のまとめ
- 楽しい仕事は、人それぞれの適性や感性、価値観などによって異なる
- 楽しい仕事を見つけるには、自分が何に楽しさを感じるのか明確にすることが大切
- やりがいや業務内容、会社の将来性などが楽しい仕事を見つける条件として挙げられる
- 業界や職種を研究して視野を広げ、楽しい仕事を見つけよう
- 今の仕事が楽しくない人は、転職を検討してみるのも一つの手段
転職を検討する際、「楽しい仕事を見つけるには?」と悩む方も多いのではないでしょうか。「楽しい仕事がしたい」と考えているなら、自分にとって「楽しい仕事とは何か」を把握することが大切です。楽しさを感じる要素は、適性や価値観によってそれぞれ異なります。このコラムでは、楽しい仕事を見つけるためのポイントや、仕事を楽しめない人の特徴などを詳しく解説。「自分にとっての楽しい仕事とは何か」を探してみましょう。
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「楽しい仕事」とは?
「楽しい仕事」とは、適性や感性、価値観の違いなどで変わります。何を「楽しい」と捉えるかは、その人の感じ方・考え方次第です。業界や職種そのものに楽しさを見出す人もいれば、業務にやりがいを見出す人もいるでしょう。そのため、一概に「この職種は楽しい/楽しくない」と振り分けることはできません。
自分にとっての楽しい仕事とは?
自分が「楽しい」と感じられれば、それで問題ありません。ほかの人から「辛い仕事」「大変な職種」と評価されたとしても、自身が楽しいと捉えているなら気にする必要はないでしょう。たとえば、営業の仕事は多くの人と接する機会があります。人と話すことが好きな人であれば「楽しい」と感じる一方で、コミュニケーションが苦手だったり、押しが弱かったりする人には苦痛に感じることが多いでしょう。大事なのは、自分の「楽しさの基準は何か」を把握することです。
「楽しい仕事」と思える条件8選
一般的に「やりがいがある」「スキルや技術を高められる」「業務が好き」といった条件で「楽しい仕事」と感じる人は多いようです。ここでは、仕事を楽しいと思える条件について詳しく解説します。
1.やりがいがある
やりがいや達成感を得るときに、「仕事が楽しい」と思う人もいるでしょう。とはいえ、やりがいを感じるポイントは人それぞれです。自分自身の成長やスキルアップに達成感を得る人もいれば、人からの感謝や誰かのサポートにやりがいを感じる人もいます。「楽しさ」と同様、自分にとってのやりがいとは何かを明確にしておけば、楽しい仕事に出会えるでしょう。
2.スキルや技術を高められる
自分の能力を発揮できる仕事は、やりがいがあり楽しいと感じる人もいるでしょう。さらに、仕事を通じて自分の能力や技術を成長させることにより、仕事の難易度が上がったり専門的な仕事に挑戦できたりと、業務の幅が広がることで楽しさを感じられます。
3.業務が好き
業務そのものが好きなことも、仕事を楽しく感じられる理由の一つ。「コツコツと数字やデータと向き合うのが好き→事務作業」「人と話しながら仕事をしたい→接客業」というように、自分の適性に合った業務を選ぶことで、楽しい仕事になるはずです。
4.会社に将来性がある
勤めている企業に将来性があると、仕事への楽しさが増す場合もあります。業績が伸び盛りであれば、昇給の昇進を見込めるでしょう。具体的なキャリアアッププランを持つ人ほど、将来性のある会社に所属することで仕事が楽しくなるようです。
5.給与や待遇が良い
満足のいく給与や充実した福利厚生も、楽しい仕事には必要です。給与は、その人の働きぶりを示す重要な要素といえます。自分の成果や努力に対して、正当な評価と感じられる収入をもらえている人は、仕事に対する満足度が高いでしょう。また、福利厚生の充実は社員にとって安心感があり、働きやすい環境といえます。「会社から大切に扱われている」と感じられると、仕事への楽しさも増すでしょう。
6.社会の役に立てる
困っている人や企業をサポートして貢献することに楽しさを感じることもあります。仕事が大変で辛いときも、お客さまから「ありがとう」「助かりました」という言葉を聞くと「やって良かったな」と感じることも多いでしょう。感謝の言葉を直接聞けると、モチベーションが保ちやすくなります。このように、人のためになる仕事が楽しいと捉える人も多いようです。
7.人間関係や職場の雰囲気が良い
楽しい仕事には同僚や上司との関係が大切です。一緒に働く人との関係が良好だと、それだけで仕事が楽しくなることもあります。チームで仕事をする職種の場合は、特に大切な要素です。「仲間のために頑張ろう」といった連帯感や「上司に認められたい」といった気持ちが芽生えると、仕事へのモチベーションも自然と高まるでしょう。
8.公私共に充実している
仕事とプライベートは、対極にあるようで実は密接につながっています。どちらか一方だけが充実していても、ふとした瞬間に物足りなさを感じてしまいがちです。公私共に充実させると双方に良い影響を与えるため、全体がうまく回って楽しいと感じられるでしょう。まずは小さな目標を見つけ、それを達成できるように行動するのがおすすめです。
「仕事が楽しい」と思えない7つの理由
現在の仕事が楽しいと思えない場合は、いくつかの原因が考えられます。ここでは、仕事が楽しいと思えない7つの理由を紹介するので、自分が当てはまっていないかチェックしてみましょう。
1.タスクの量が自分の力量と合わない
与えられたタスクの量が適切ではない場合に、仕事が辛いと感じてしまうことがあります。人手不足の職場だと、1人に任せられる仕事量が多くなりがちです。仕事が少な過ぎも退屈ですが、量が多い場合は1人で抱え込むことになり、ストレスに感じてしまうでしょう。
2.得意・興味のある仕事ではない
業務内容が得意ではない、または興味のある仕事ではないときに、つまらないと感じてしまうでしょう。そもそも希望の職種に採用されない場合や、希望の職種に就けたものの配属された部署では自分のやりたい仕事ができない、という場合なども当てはまります。仕事に対して苦手意識があると、つまらなさを感じてしまうことも多いようです。
3.実績を残せていない
思うように実績を残せていない場合、仕事が楽しくないと感じてしまうでしょう。会社ではどうしても成果や実績を出すことが求められます。しかし、どんなに頑張ったとしても、目に見える実績を残せないこともあるでしょう。その場合は評価もされないため、努力するのがむなしく感じてしまうこともあります。
4.毎日の作業に変化がない
毎日の作業に変化がない仕事だと、退屈に感じてしまう可能性もあります。いつも同じ仕事内容だったり、タスクの量に変化がなかったりするとすぐに慣れてしまい、物足りなくなるからです。そのため、仕事を通じて自分を成長させたいと思っている人にとっては、苦痛を感じてしまうでしょう。
5.コミュニケーションが足りない
社内のコミュニケーションが希薄な状態では、「十分な連携が取れない」「フォローし合う体制が整備できない」など、業務に良くない影響を及ぼす可能性が考えられます。さらに、気持ちの面でも内向きになってしまい、結果として仕事を楽しいと感じられなくなってしまう可能性も高くなるでしょう。
6.スキルが足りない
業務を遂行するのに必要な十分なスキルを身につけていないと、当然こなせる仕事が限られてしまいます。こなせる仕事が少ないと、達成感を得られず「つまらない」と感じてしまうことも。また、特別なスキルが必要のない業務でも、自身の適性に合っていないと楽しめない場合があります。スキル不足のままでいると、「楽しい仕事」とは思えないでしょう。
7.目標がない
明確な目標設定ができていないと、ただ機械的に日々の業務に取り組むだけになり、仕事をしてもやりがいを見出だせなくなってしまいます。「ゆくゆくはこの仕事をこなせるようになりたい」「こういうことを成し遂げたい」など、具体的な目標を設定するのは、楽しい仕事をするうえで大切です。
「楽しい仕事」をする5つのメリット
仕事の内容や職種などに対して「大変そう」「楽しくない」といったイメージを持つこともあるなかで、仕事を楽しむことで生まれるメリットもあります。ここでは、楽しい仕事をするメリットを5つまとめました。
1.やる気を保てる
自分にとって楽しいと思える仕事をすると、やる気を保てるようになります。また、向上心も強くなるため、仕事のために資格や技術を磨こうという気持ちが芽生えることも。やる気があれば、たとえ困難な課題にぶつかっても諦めずに解決できるでしょう。
2. ストレスが抑制される
楽しい仕事をすることで、日々の生活で生じるストレスが抑制されるでしょう。自分が楽しいと思える仕事はポジティブに取り組めるため、ストレスを感じにくいといえます。
3.効率的になる
仕事を楽しいと感じている人は、気持ちに余裕があるぶんやり方を工夫して、効率的に仕事をしている人が多いようです。一つひとつの仕事が早く終わるため、新たな仕事へのチャレンジ精神も湧いてくるでしょう。
4.前向きになれる
楽しい仕事をしている人は、前向きな気持ちになれます。成功経験が自己肯定感を高め、ポジティブ思考になれるからです。些細なことで自分を責め過ぎないため、前向きな気持ちが持てます。
5.コミュニケーション力が身につく
人間関係を円滑にこなしている人はストレスが少なく、仕事が楽しいと思っている人が多いようです。周囲の人と良好な関係を築けていると、自然と会話も増えてコミュニケーション力が身につくでしょう。
仕事が楽しいと感じている人の6つの特徴
ここでは、実際に「仕事が楽しい」と感じている人の特徴を6つ解説します。
1.自分の成長を実感できている
仕事を楽しんでいる人は、自分の成長を実感している人が多いでしょう。たとえば、目標を達成したときや、以前はできなかったことがスムーズにできるようになったときなどが挙げられます。仕事にやりがいを見つけるとモチベーションアップにつながるため、楽しく仕事ができるでしょう。
2.目標が定まっている
自分の仕事に対してしっかりと目標が定まると、仕事を楽しめるようになるでしょう。目標を明確にすると、仕事に意義を見出せます。何のために仕事を頑張るのかは人によってそれぞれ異なりますが、目標に向かって努力をすると仕事が楽しくなることも多いようです。
3.給料に満足している
自分の働きに見合った給料をもらっている人は、仕事が楽しいと感じているでしょう。頑張った成果が給与面に反映されるならば、多少業務がきつくてもモチベーションを保てます。そのため、仕事を選ぶ際は、業務内容と給与がしっかりと見合っているものを見つけることが重要です。
4.人に感謝される喜びを味わえている
仕事を通じて人に感謝される喜びを味わえている人は、楽しく仕事ができているようです。「人の役に立つこと」は、仕事に対するやりがいや充実感を与えます。自分の働きが人のためになっていると感じられれば、モチベーションの維持もしやすくなるでしょう。
5.興味・関心のある仕事ができている
自分にとって興味・関心のある仕事ができている人は、仕事が楽しいと感じる傾向にあるでしょう。そのため、もし失敗することがあっても、前向きに取り組んで解決できます。反対に、まったく興味・関心のない分野だと、やりがいを見つけられず苦痛に感じてしまうこともあるようです。
6.ゼロからものを生み出す達成感を味わえている
仕事を楽しんでいる人は、ゼロベースからものを生み出す達成感を味わえている人だといえるでしょう。今までの経験や枠組みに乗っ取ったまま続けていく業務が多いなか、プロジェクトなどに携わり、自分たちの力で一つのものを作り上げたときの達成感はひとしおです。達成感を得る仕事をするためには、常に新しいことに挑戦している企業を見つけることをおすすめします。
楽しい仕事かどうかは男女で違う
楽しい仕事は、男女によっても違いがあります。ここでは、男女それぞれがどのような仕事を楽しいと感じるのか紹介します。ただし、ここで挙げる特徴はあくまでも一例なので、「男性だからこの仕事は楽しい」「女性だからこの仕事は楽しめない」などということはありません。
男性にとって楽しい仕事の特徴
まず、男性として楽しい仕事はどのようなものがあるか、代表的な3つの特徴を紹介します。
1.スキルを高められる
男性が楽しいと感じる仕事として、スキルを高めていくことができる仕事があります。一つの仕事で経験や知識を身につけていくことによって、自分がスキルアップする過程を楽しめるようになるでしょう。一つの仕事を極めれば自信や経験につながるので、転職をする場合にも有利に働く可能性があります。
2.給与が高い
続いては、お金を稼ぐことができる仕事です。男性は家計を支える立場になることが多いので、家族が不自由なく暮らせる仕事をしたいと考えるのでしょう。近年は共働き家庭も多いですが、出産や子育てなどによっていつ共働きが解消されるのかは分かりません。そのため、少しでも給料の高い仕事をすることで、喜びや楽しさを感じられる傾向が強いです。
3.将来性がある
自分や家族の生活を守るために、将来的に活躍ができる仕事に就きたいと考える方も多いようです。将来性に不安がある企業や業界の場合は、次第にモチベーションが保ちづらくなり、仕事のクオリティにも影響が出るかもしれません。将来性がある仕事に就くと稼ぎ続けられる可能性が高いため、経済的な不安を抱える必要がなくなります。
女性にとって楽しい仕事の特徴
続いて、女性が「仕事を楽しい」と感じる具体的な例を紹介します。
ワークライフバランスが保てる
ワークライフバランスとは、仕事とプライベートの両立ができること。子育てと仕事を両立させるためには、職場の理解が必要です。ワークライフバランスが保てる職場では仕事に力を入れられるので、楽しいと感じる余裕があるでしょう。また、ワークライフバランスの両立に加えて、急な休暇にも柔軟に対応してもらえるかどうか、といった部分も重要です。
クリエイティブである
きめ細かな作業や気配りなどが必要となる「クリエイティブ職」も女性が楽しいと感じる仕事の一つです。たとえば、デザイナーや手芸などが挙げられます。自宅でできるクリエイティブな仕事であれば、家庭との両立がしやすいでしょう。
タイプ別!おすすめの「楽しい仕事」
楽しい仕事がしたいなら、「何に楽しさを感じるか」を洗い出すのが大切です。ここでは、楽しさのタイプ別におすすめの仕事をご紹介します。自分に当てはまる楽しい仕事は何か、ぜひ参考にしてください。
コミュニケーションを取るのが楽しい人
人と話すのが好きな方は、コミュニケーションをとる機会が多く、人と関わることが中心の仕事に向いています。
営業職
初対面でも緊張せずにコミュニケーションを取れる人や、会話が楽しいと感じる人には営業がおすすめです。営業は、お客さまに自社の商品やサービスを売り込むのが仕事。「この人なら買ってもいいな」「また会いたいな」と思わせる魅力を持つ方には、特に向いています。人から「話しやすい」といわれる人は検討してみても良いでしょう。「営業職とは何をする仕事?業務の内容やメリット・デメリットを解説!」では営業職の種類ややりがいをご紹介しています。こちらもぜひご一読ください。
接客業
接客業は、お客さまと対面で接する仕事全般が該当します。「お客さまを直接おもてなししたい」「相手の喜ぶ顔を見たい」といった方には楽しいと感じる仕事です。具体的な職種としては、販売スタッフや飲食店のホールスタッフ、旅館やホテルの受付などが挙げられます。「接客業とは?どんな種類がある?必要なスキルや志望動機の書き方も解説」では、身につくスキルや業務内容について解説していますので、あわせてご覧ください。
広報
会社の知名度やブランドイメージを高めるのが「広報」の役割。広報はテレビ局、マスコミ、ラジオ局などの各種メディアへ情報を発信し、会社の業績アップを目指すのが仕事です。チームで協力して長期的な業績アップを目指すので、外部の人と協力するのが楽しい方にとっては、成果が現れると大きな喜びにつながるでしょう。
コンサルタント
「誰かの人生に寄り添うのが楽しい」と感じる人に向いているのがコンサルタント。コンサルタントは、主にクライアントの業績アップを目指し、業務改善のアドバイスをする仕事です。また、「キャリアコンサルタント」の場合は、事業や業務ではなく、クライアントのキャリアについて助言します。いずれの職種でも、毎回異なるクライアントと仕事をし、企業や個人に寄り添って成果を挙げるという業務。誰かの将来を変えるきっかけにもなりうる仕事です。
塾講師
問題が解けるようになった、成績が上がったなど、学習面での「生徒の成長」をサポートするのが塾講師の仕事です。また、受験生を指導する際は、担当する生徒が志望校に合格できるようにアドバイスをします。日々の指導について生徒や親から感謝されることが多いので、やりがいを感じやすいのも特徴。一人ひとりに寄り添い、子供の人生に影響を与えることのできる重要な仕事だといえるでしょう。
1人でコツコツ取り組むのが楽しい人
基本的には1人で黙々と作業に取り組める人に向いている仕事は、下記のようなものがあります。
ITエンジニア
「パソコンを触るのが楽しい」といった人には、ITエンジニアが最適。ITエンジニアは、コンピューターのシステムを構築する作業が中心の仕事です。とはいえ、システムを設計するSE(システムエンジニア)とプログラマーでは業務の幅が異なることも。SEはクライアントにヒアリングを行ったうえで、相手が求めるものを的確に設計書に落とし込むのが仕事です。そのため、依頼者のニーズを正確に汲み取るコミュニケーション能力が必須となります。1人で黙々と仕事に集中したい方は、SEが作った設計書をもとにプログラミングを行うプログラマーを目指しましょう。詳しくは「エンジニアとは何をする人?仕事内容や求められる能力をわかりやすく解説!」もご参照ください。
ライター
ライターは、Webや雑誌など、あらゆる媒体で記事を書く仕事です。文章を書いたり読んだりするのが好きな人にとっては、楽しい仕事といえます。取材や打ち合わせ以外の時間は基本的に1人で進められ、対人ストレスを感じる場面は少なめです。ただし、ある程度の文章力や日本語力は必要となるでしょう。
コピーライター
コピーライターは、一般的なライター業とは種類が異なり、商品やサービスに対して購買意欲を促す文章やキャッチコピーを作る仕事です。短い文章でその商品の魅力を伝え、人々の記憶に焼きつくキャッチコピーを考えます。周りとは違ったものの考え方と、大衆にフィットする言語感覚を持ち合わせた人にとっては、楽しい仕事といえるでしょう。
エンターテイメントが楽しい人
人々の娯楽になるようなものを提供する仕事は、創造性やセンスが必要とされます。
AD
ADは「アシスタントディレクター」の略称で、テレビ番組制作のディレクターの補佐をする仕事です。ディレクターが演出業務に集中できるよう、雑務や補助業務を行います。実務経験を数年間積み、能力が認められれば、その後ディレクターやプロデューサーなどに昇格するのが一般的なキャリアパス。未経験からも挑戦できるのが魅力であり、ときには憧れの芸能人と仕事をできるため、楽しいと感じる人が多いようです。
照明
照明は舞台の演出意図に応じて、出演者やセットを照らす仕事です。照明器具の種類や光の強さ、色、当て方などにより、視聴者が番組へ抱く印象は変わります。専門知識、経験、センスが問われる奥深い仕事といえるでしょう。専門学校を出て番組制作会社へ就職し、テレビ局の仕事を受注している人が多いようです。「エンターテイメントの裏側から支えるのが楽しい」と思える人に向いています。
作曲家
ギターやピアノが弾けて、コードに関する知識があれば作曲家を目指す道もあります。作曲家は、レコード会社や音楽会社・プロダクションから依頼を受け、テーマやコンセプトに合わせた曲を作る仕事です。作曲家になるには音楽業界で仕事して認められたり、専門学校に通って人脈を作ったりと、センスや運が必要。現在はSNSや動画サイトで自身の曲を広める機会が多くあるので、努力次第では脚光を浴びる可能性もあるでしょう。音楽に携わりたい人にとっては、楽しいと感じられる仕事です。
小説家・脚本家
自身の想像力でゼロから物語を考えることが楽しい人には、小説家や脚本家という選択もあります。一口に小説家といっても、SF、恋愛、ミステリー、エッセイなど、創作のジャンルはさまざまです。自分の得意ジャンルで取り組めば、楽しさと同時にやりがいも感じられるでしょう。また、小説はそれだけで完成品になりますが、脚本の場合は映像化や舞台化を前提とした創作物です。書き方の技術も異なるため、自分に向いているのはどちらか検討してみるのもおすすめです。
ものづくりが楽しい人
一つのものを作り上げて、人々に提供する仕事です。専門的な技術や発想力が必要とされるでしょう。
建設作業員
現場で働きながらものを作るのが楽しいと感じる人には、建設作業員が向いています。住宅や施設をはじめ、道路工事、災害時の交通インフラ整備など、日常生活に必要なさまざまな設備を形にするのが建設業です。数あるものづくりのなかでも、「構造物作り」という規模の大きな仕事をできるのが魅力といえるでしょう。また、技術職のため、一つの会社に頼らずに生きていける点もポイントです。低所得のイメージを持たれることが多い職種ですが、中堅以上になると収入はある程度高くなります。「建設作業員の仕事内容とは?平均年収や求人の特徴も解説」では建設作業員の目指し方や仕事内容について詳しく触れていますので、ぜひご一読ください。
建築士
建築士は、住宅や施設の設計をする仕事です。建造物の骨組みを考えるのが楽しいと感じる人に最適でしょう。ときには、歴史的建造物の設計を手掛けることもあります。建物が完成したときの達成感はひとしおであり、満足感から「楽しい」と感じることが多いようです。就職先としては、建築設計事務所や建設会社、工務店などが一般的。建築士は資格が必要な仕事であり、この資格を取るためには学歴、試験合格、実務経験の3つが必要です。
デザイナー
何かをデザインするのが楽しいと感じる人には、デザイナーがおすすめ。一口にデザイナーといっても、Webサイトのデザインから服飾デザインまで、さまざまな仕事があります。インテリアや空間など、デザイナーが扱うものの種類は多岐に渡りますが、どの仕事内容にも共通している点は、自分の発想からモノを作ることです。決まったルールや固定概念に囚われず、柔軟な発想ができる人こそ、楽しく向き合える仕事でしょう。
編集者
作家が描きたいものを汲み取ってアドバイスをしたり、自分自身で書籍や漫画の企画を考えたりするのが編集者の仕事。また、デザイナーや印刷会社といった外部の方とやりとりを重ね、発刊までの進捗やスケジュールを管理するのも大切な業務です。活躍の場は主に出版社や編集プロダクション。なかにはフリーランスで働く人もいます。本や漫画が好きで、「ヒット作を生みたい」と考えている人には楽しいと感じる仕事です。
社会貢献するのが楽しい人
人のために役立つ仕事が多く、専門的な知識や資格が必要とされます。
公務員
社会の役に立つ仕事につきたい人や、誰かのために働くのが楽しい人には公務員がおすすめです。公務員は役所に勤めているイメージを持つ人もいますが、自衛隊や消防士、警察官、国会議員などさまざまな職種があります。社会貢献性の高い仕事も多いため、やりがいを感じながら働けるでしょう。公務員の魅力としてよく挙げられるのが、収入面の安定さです。勤め先は社会的信用の高い組織が多く、民間企業に比べ、突然の倒産などのリスクが少ないので、長く働きたい人から人気があります。
医者
人命を救う医者は、社会貢献性の面で非常にやりがいが大きく、満足度の高い仕事です。高収入なので、憧れを持つ人が多いのも特徴。医者になるためには、医師国家試験に合格して医師免許を取得する必要があります。簡単にチャレンジできる仕事ではありませんが、興味とやる気がある人は挑戦してみても良いでしょう。
薬剤師
薬剤師は、主に医者の指示で薬を調合し、患者へ処方する仕事です。医者が指定した薬の特性から患者の症状を推察し、薬の効能や飲み方について患者へ分かりやすく説明します。患者と直接関わることが多いため、「患者とのやりとりを通して楽しい仕事」と感じる場合もあるようです。薬剤師になるには、医者と同じく国家資格が必要ですが、その分収入も高いのがポイント。薬科大学を卒業して就業する人が多いようです。
「楽しい仕事」を見つけるには?
先述したとおり、楽しい仕事への就職・転職を考えるときは、自分自身がどんなことを「楽しい」と感じ、どんなことを「辛い」と感じるのか知ることが大切です。以下では楽しい仕事を探す方法をご紹介します。自分自身の適性や、仕事に対する考え方を掴むのに役立ててみてください。
今の仕事の楽しさを再確認する
既に仕事をしている人は、まず現在の仕事のなかで楽しいと思うポイントを見つけましょう。今の仕事で具体的に何が楽しいのかを考えることで、自分がどのような働き方をしたいか分析できます。ほかの仕事ばかりに目をやるのではなく、まずは目の前の仕事から楽しさを発見して、自己分析につなげましょう。
自己分析を行う
これまで従事した仕事や、学生時代の部活・バイト・サークル活動、習い事、受験・留学といった過去の経験から、「楽しかったこと」「やりがいを感じたこと」「頑張れたこと」を振り返ってみてください。楽しかった思い出が見つかったら、「何に楽しさを感じたのか」をさらに掘り下げてみましょう。たとえば、「留学先のホームステイが楽しかった」という思い出だったとしても、「ステイ先の家族が温かく迎えてくれたのが楽しかった」のか「知らない文化に触れるのが新鮮で楽しかった」のか、楽しさを感じるポイントは人それぞれです。なぜ楽しさを感じたのか、自分なりの理由を探し出しましょう。
やりたくない仕事をはっきりさせる
楽しいと思える仕事を見つけるには、反対に、楽しいと思えない仕事を把握することも大切です。たとえば、数字や計算が苦手な人は経理の仕事は楽しくないと感じるでしょうし、新しいこと好きな人は入力作業などの単純作業は楽しくないと感じるでしょう。このように、自分がやりたくないと思う仕事をはっきりさせることで、転職の際も条件を絞り込めます。
自分に向いている環境を探る
自分に向いている環境を知ることも、楽しい仕事を見つける方法の一つです。仕事において職場環境はとても大切な要素。同じ職種でも、職場によって業務の進め方や雰囲気が違います。業務内容自体は楽しくても、職場に馴染めなくて辞めてしまうケース人も少なくありません。「年齢の近い人達と一緒に仕事をしたい」「落ち着いた雰囲気の職場が好き」「マニュアルに沿って業務が行える環境が望ましい」など、自分に合う環境を明確にして、より楽しく働ける職場を選びましょう。
業界や職種を研究して視野を広げる
先にも少し触れましたが、自分に合った楽しい仕事を探すためには、業界や職種に対する知識を深めるのも大切です。世の中の仕事を知ることで選択の幅が広がり、思わぬ出会いに恵まれることもあるでしょう。業界・職種研究の方法について、「何から始めれば良いのか分からない…」とお悩みの方は、「業界図鑑」や「職種図鑑」をご活用ください。
「楽しい仕事」にするための5つのポイント
現在「楽しくない」と感じている仕事でも、ほんの少しの工夫で「楽しい仕事」に変わる場合もあります。以下に、楽しみながら働くためのポイントを挙げました。ぜひ自身の仕事にも取り入れてみてください。
1.自分へのご褒美を用意する
仕事へのモチベーションを維持するために、「ノルマを達成したら欲しかった洋服を買う」「目標成果に達したら行きたい国に旅行をする」など、仕事を頑張りたくなるような計画を立てると効果的です。大きなことでなくても、「休憩時間に美味しいコーヒーを飲む」「行きたかったお店のランチに行く」など、仕事をするなかでモチベーション向上につながるご褒美を用意してみましょう。次第に、業務に取り組むこと自体も楽しいと感じられるようになります。
2.今までの仕事のやり方を変える
毎日の仕事がルーティンワーク化し、単純作業ばかりで物足りないと感じている人は、仕事のやり方を変えてみるのも良いでしょう。まずは、単純作業を自動化して時間を捻出することが大切です。そして、具体的な目標や数値を設定してPDCAサイクルを回しましょう。試行錯誤を繰り返し、成果を出せれば達成感ややりがいを感じられます。
3.小さな目標を立てて成功体験を積む
仕事自体にやりがいを感じられない場合は、小さな目標を設定してみるのがおすすめです。まずは「企画資料の作成時間を30分減らす」「社員から1日に10回『ありがとう』と言ってもらう」など、些細なことを目標にするのがポイント。自分の課題をコツコツとこなすことで、達成感を得られるでしょう。達成した目標が増えれば、楽しい仕事に変わっていくはずです。
4.自分の特技を見つける
仕事を楽しむためには、自分の特技を見つけることも大事です。特別な資格が必要だというわけではなく、得意な趣味や、性格的な長所などを見つけると良いでしょう。たとえば、手芸が得意なら集中力や表現力、スポーツが得意なら協調性、友達が多いのならば人とコミュニケーション力などがあります。自分の得意なことを今の仕事に活かせれば、新たな楽しさややりがいに気づけるでしょう。
5.自分に合った働き方を考える
どんな手段を使っても現在の仕事を「楽しい」と思えない場合、その仕事が合っていない可能性があります。そのようなときは、転職を検討するのも一つの手です。今一度、自分が「楽しい」と思える働き方や職場環境を考えてみましょう。
「楽しい仕事がしたい」「自分が本当に楽しめる仕事を見つけたい」という方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、20代を中心に若年層の就活・転職をサポートしているエージェントです。経験豊富なアドバイザーが、就職・転職に関するお悩みを解決します。カウンセリングや企業への訪問などにより、一人ひとりに合った楽しい職場を提案。自己分析の指導や丁寧なカウンセリングを実施するので、自分に合う仕事が見つかります。サービスへの登録・利用料は無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
こんなときどうする?楽しい仕事に関するお悩みQ&A
仕事は1日の時間の大半を占めるため、「どうせなら楽しい仕事がしたい」と考えている方もいるでしょう。ここでは、楽しい仕事に関するお悩みにQ&A方式でお答えします。
楽しい仕事とは何ですか?
「楽しい仕事」の定義は人それぞれ異なるため、一概に断言できません。自分の特技や趣味を活かした仕事を「楽しい」と考える方もいれば、やりがいのある業務に対して「楽しい」と感じる方もいるでしょう。「楽しい仕事」という漠然としたイメージだけでなく、自分が仕事で「楽しい」と思えるポイントを把握しておくことが大切です。
好きな仕事に就ければ楽しいですか?
好き、あるいは憧れの仕事に就けたとしても、必ずしも楽しいとは限りません。好きという気持ちだけで入念なリサーチをせずに就職してしまうと、「思っていたのと違った」「やりたいことができない」などのミスマッチを起こす恐れがあります。入社後のミスマッチを防ぐには、業界研究や企業研究が必須です。「業界研究のやり方から情報収集の仕方・ノートのまとめ方まで徹底解説!」や「企業研究のやり方をマスターして理想の転職を勝ち取ろう」のコラムで、具体的なやり方をご紹介しています。
仕事を楽しくするには?
目標を立てる、ご褒美を用意するなど、小さな工夫を重ねてみると良いでしょう。仕事が大変なときでも、終わったあとのご褒美があるとモチベーションの向上につながります。また、目標を立ててコツコツと達成していくことで、自信をつけられるでしょう。仕事を楽しくする方法については、「仕事を楽しくする方法とは?楽しくない原因や成果を上げるコツも解説」もご覧ください。
自分に合った仕事を見つけるには?
自分に合った仕事を見つけるには、自己分析や業界・企業研究などを行う、キャリアプランを練るなどの方法がおすすめです。仕事を見つけるうえで、まず自分のことをよく知っておくことが大切なポイント。これまでの経験を振り返り、仕事で楽しいと思った瞬間ややりがいを感じたポイントを洗い出しておくと良いでしょう。ハタラクティブでは、アドバイザーが丁寧なカウンセリングを行い、あなたに合った企業をご紹介します。
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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