仕事のやりがいとは?見つける方法や面接で聞かれる理由も紹介

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この記事のまとめ

  • やりがいとは、物事に対して充足感や手応えを感じること
  • 仕事におけるやりがいとは、「報酬」「評価」「将来性」の3つに分けられる
  • やりがいとは、無理に見つける必要はないが、モチベーションを保つうえで必要
  • 面接で聞かれるやりがいとは、仕事に対する姿勢や意欲のこと

仕事におけるやりがいとは何か、考えたことはありませんか?やりがいを感じるのは、充実感や達成感を味わえるときです。やりがいは人によってさまざまなため、なかなか見つからないという人もいるでしょう。このコラムでは、仕事でやりがいを感じる瞬間や見つける方法をご紹介。また、面接でやりがいを聞かれたときの回答例やポイントについてまとめました。

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やりがいとは?

やりがいとは、「物事をする価値」および「それにともなう気持ちの張り」を意味する言葉です。また、「やりがいがある」という表現は、充足感や手応えを感じられる事柄に対して使われます。やりがいを感じやすいシチュエーションとしては、「能力を十分に発揮できる場所にいる」「かけた労力に対して成果が見える」といったときでしょう。

やりがいが人によって異なる

やりがいは、その人の性格や価値観によって感じ方が異なります。たとえば、「料理」の場合「短時間で仕上げる」「味付けの工夫」「栄養バランスを考える」など、やりがいを感じるポイントは人によってさまざまです。また、趣味にはどれだけ時間をかけてもやりがいを感じるが、仕事にはあまりやりがいを感じないという人もいるでしょう。やりがいは、それぞれの仕事、趣味、人間関係といった分野によっても違いが出てきます。

人によって異なる仕事のやりがい…本当に必要なもの?」でも、仕事のやりがいについて触れいています。

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仕事における7つのやりがい

仕事でやりがいを感じる7つのポイントについて紹介します。やりがいを感じるために自分に合った方法を見つけて取り組んでみるのも一つの方法です。ぜひ参考にしてください。

1.仕事に合った収入を得られる

仕事におけるやりがいの一つに、仕事に合った収入を得られるということがあります。この場合の収入とは給与だけではありません。たとえば、顧客からの感謝や上司からの信頼、目的を達成したときの達成感なども収入になります。さまざまな形の収入があることを知り、充実感が得られるようになることで、仕事のやりがいへとつながっていきます。

2.自分の仕事を評価をしてもらえる

自分の仕事を評価されると、やりがいを感じるでしょう。
仕事への評価は、昇進や昇給、新規の依頼などの要素で判断ができます。自分のやりたい仕事と正当な評価があれば、仕事にやりがいを感じられるでしょう。

3.将来性が見えてくる

仕事に合った収入が得られたり、仕事への評価をしてもらえることで、経験値が上がりスキルも磨かれます。自分の貢献によって利益が上がったり、事業が拡大したりするなど企業の成長や将来性が見えてくることでやりがいが感じられます。

4.仕事に対する達成感がある

仕事をやり遂げたり、目標を達成したりするなど、達成感を味わうことで仕事へのやりがいが感じられます。達成感を味わうことで自信がつき、「もっと上を目指そう」「次も頑張ろう」という前向きな気持ちで目標に向かって頑張れるでしょう。

5.自分が持っている知識や能力を発揮できる

自分が持っている知識や能力が発揮できたとき、やりがいを感じるという人も多いのではないでしょうか。他人にはできないことができたとき、自身にとって大きな自信や強みになります。

6.自分自身の成長を感じられる

キャリアプランや将来のビジョンが明確な人ほど自分自身の成長が感じやすくなり、仕事にやりがいを見出すことができます。成長するためにはどうしたら良いのかを意識しながら仕事をすることで、自分自身の成長をより感じられます。

7.誰かの役に立っているという実感が得られる

誰かの役に立っているという実感が得られると仕事にやりがいを感じられます。たとえば、社内や社外の人から頼られたり、感謝されたりすることで、自分が役に立っているという実感が得られます。また、上司や同僚にありがとうと感謝の言葉をかけてもらえるだけでも、やりがいを感じられるでしょう。

仕事でやりがいを感じるのはどんなとき?

ここでは、仕事にやりがいを感じるときと、そうでないときについてご紹介します。

やりがいを感じるとき

仕事でやりがいを感じられるのは、主に下記のようなことがあるときです。

・「人の役に立っている」「感謝されている」という自覚がある(報酬)
・プライベートを充実させる時間的な余裕があるため、心にもゆとりがある(報酬)
・チームワークが良く、一体感を味わえる(報酬)
・上司から信頼され、昇給のための推薦がもらえた(報酬・評価)
・顧客からの評価を得て、新規の契約を結んだ(評価)
・新しいプロジェクトのチームリーダーを任された(評価・将来性)
・スキルアップしたことにより、2号店の店長を任された(評価・将来性)

上記のように、仕事におけるやりがいとは、「報酬」「評価」「将来性」が重なり合って感じるようです。自分が何を得たときに充実感や楽しさ、満足感を覚えるのか、考えてみましょう。

やりがいを感じられないとき

やりがいを感じられないときは、主に以下のような場合です。

・給料が少ない、または業務に見合ってない
・働くモチベーションが続かない
・仕事に誇りを感じられない
・自分の意見をなかなか聞き入れてもらえない
・活躍できる場面が少ない
・昇進や昇給がない

上記のような状況が重なると、何のために働いているのか分からなくなり、ネガティブな気持ちに陥ってしまいます。長く働き続けるためには、仕事に対する面白味や達成感を得たいと考えるのが一般的です。
やりがいは、自分の考え方や働き方を変えることで見つかる場合もあります。「いつもの業務が10分短縮できた」「資料の書き方を工夫したら見やすいと褒められた」など、些細な業務からやりがいを探してみても良いでしょう。

仕事にやりがいを見出だせなくて困っている方は、「仕事にやりがいを感じない時はどうする?原因や対処法を知ろう!」もあわせて参考にしてください。

仕事のやりがいを見つける方法とは?

ここでは、仕事におけるやりがいを見つける方法について紹介します。まず、自分は日常生活や仕事においてどんなときに達成感を感じることができるのか価値観から分析していきましょう。たとえば、「人からほめられたとき」「成果を認められたとき」「目標を達成したとき」などが挙げられたとしたら、そこから労働価値を見出していきます。

やりがい探しのコツは「自己分析」
やりがいを探すためには、まず自分の価値観を知ると良いでしょう。そのためのヒントとして、自己分析が有効です。自己分析によって、考えてもいなかった適性が見つかる可能性もあります。
また、自分自身を客観的に見つめ直すことで、「何がしたいのか」「自分のやりがいとは何か」に気づける場合もあるでしょう。

仕事を楽しむには?工夫次第で辛い仕事もやりがいが得られる!」では、仕事のやりがいを見つけて楽しく働く方法について解説していますので、こちらも参考にしてください。

面接で「やりがい」を聞く意図は?

面接で「仕事のやりがい」を聞く意図は、応募者の仕事観や、仕事に対する意欲がどのようなものかを知るためです。仕事のモチベーションを保つうえで、どんなやりがいを持っているのかを確認するのは企業にとって重要なポイントになります。

回答例

「仕事でやりがいを感じるのはどんなときですか?」という質問に対しての回答例や、答えるポイントについて考えてみましょう。

仕事の達成感がやりがいの場合

「私は任された業務をやり遂げたときに、達成感と同時に仕事のやりがいを感じます。業務を任されたときは期日より早めに仕上げ、修正がある場合でも焦らずに対応できるように心がけています。経験がない業務を任されたときには壁にぶつかることもありますが、それを乗り越えたときには大きな充実感があります。また、自分の成長を実感できるため、やりがいを感じます。」

お客さまの笑顔がやりがいの場合

「私にとって仕事のやりがいとは、お客さまの心からの笑顔です。お店に入ったときのワクワクしている笑顔や楽しそうな笑顔を見ると、やりがいを感じます。そのため、毎月テーマに沿ってお店のインテリアを考え、お客さまが笑顔になる空間を意識しました。お客さまが笑顔で満足していただけると売上にもつながります。売上が良かったときのインテリアを振り返ったり、さらに満足していただけるためにはどうしたら良いかを考えるのにもやりがいがあり、次の企画に力が入ります。」

売上がやりがいの場合

「私は売上の数字があがると仕事のやりがいを感じます。売上がすべてではありませんが、営業で外回りを頑張ったり、商品の良さを伝えられたりした結果が数字として表れるため、達成感を味わうとともにやりがいを感じます。私にとって売上の数字は、良くても悪くても仕事のモチベーションにつながっています。」

具体例を述べるのがポイント

仕事のやりがいについて答えるときは、具体的な例を用いて述べるのがポイントです。実際に自分が経験して感じたことを踏まえ、「仕事におけるやりがいとは~です」というように結論から述べるようにします。そのあとに、実体験で感じたことを簡潔にまとめて話すと良いでしょう。なお、面接では「給料」や「プライベートの時間の充実」に関するやりがいは避けるようにします。企業が知りたいのは、あなたの仕事の取り組み方やモチベーションの保ち方です。いかに企業に貢献できるかをアピールするために、「達成感」「目標」「感謝」「チームワーク」などに関するやりがいが適しています。
また、仕事に限らず「あなたがやりがいを感じるのはどんなときですか?」という質問の場合には、日常生活や学生時代の経験から具体例を述べても良いでしょう。

今の職場にやりがいを感じないなら転職も視野に

今の仕事にやりがいを感じず不満が溜まっている方や、職場環境が合わずに悩んでいる方は、自分の適性に合っていない仕事についている可能性もあります。自己分析や価値観から、やりたいことを見つけたり、新たな自分を発見したりできたのであれば、転職を検討するのも一つの手段です。

やりがいを感じる職場に転職したいと考えているのであれば、この機会に就職・転職エージェントを利用してみてはいかがでしょうか。
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仕事のやりがいに関する疑問Q&A

転職の採用面接では、「仕事のやりがい」について聞かれることがあります。仕事のやりがいは普段から意識していないと、すぐに思いつかない可能性もあるでしょう。ここでは、想定される仕事のやりがいに関する疑問をQ&A方式で解決していきます。

仕事にやりがいを感じないのはなぜ?

今の仕事にやりがいを感じないのは、「業務自体に飽きてしまった」「正当に評価してもらえていない」「キャリアアップが見込めない」といった原因が考えられます。やりがいを感じるには、仕事へ取り組む姿勢を見直したり、上司へ相談して働きやすい環境を整えたりするのも手です。そのほかの対処法については、「仕事にやりがいを感じない時はどうする?原因や対処法を知ろう!」を参考にしてみてください。
 

仕事にやりがいを感じるにはどうしたら良い?

やりがいを感じられるようになるには、目的意識を持ち、業務に積極的に取り組むことが大切です。やりがいを感じられない要因としては、「仕事がつまらない」「結果を出しても評価してもらえない」などが挙げられます。努力してもやりがいを感じられない場合は、転職を視野に入れてみるのがおすすめです。やりがいを持つヒントをお探しの方は、「仕事にやりがいを感じるかどうかは自分次第ってホント?」の記事が参考になるでしょう。
 

仕事にやりがいって必要ですか?

仕事を続けるうえで、やりがいは働くモチベーションになります。やりがいを持つことは、仕事に対して楽しさや充足感、手応えなどを感じている証拠です。ただ業務を行うよりも、やりがいを感じられたほうが向上心や目的意識を持てるので、より良い結果につながると考えられるでしょう。詳しくは、やりがいの必要性についてまとめた記事、「人によって異なる仕事のやりがい…本当に必要なもの?」をご覧ください。
 

やりがいのある仕事はどうしたら見つかりますか?

やりがいのある仕事を見つけるには、まず自分がどのような事柄にやりがいを感じるのかを知る必要があります。自己分析を徹底して、自分の性格や価値観を洗い出しましょう。やりがいのある仕事の見つけ方は「どうやって探す?やりがいのある仕事の見つけ方」の記事でも解説しています。また、転職エージェントを活用するのも効果的。ハタラクティブなら、丁寧にカウンセリングをしたうえであなたにピッタリの求人をご紹介します。

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