- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- お役立ち記事TOP
- 会社員に向いていないと感じたらどうすれば良い?主な要因や対処法を解説
会社員に向いていないと感じたらどうすれば良い?主な要因や対処法を解説
更新日
この記事のまとめ
- 会社員に向いていないと感じたら「向いていない理由」に応じた対処法を取ろう
- 会社員に向いていないと感じる原因は、「一人が好き」「組織のルールが苦手」など
- 職場環境が合わない場合は、企業理念や事業内容に注目して転職先を探すのがおすすめ
- 「会社員に向いていない…どうすれば」と悩んだらフリーランスや起業の選択肢もある
- 会社によって職場環境や仕事内容は異なるため、自分の強みを発揮できる会社もある
「会社員に向いていない気がする…どうすれば良い?」と悩む方もいるでしょう。特に、人付き合いが煩わしく感じたり、自分のペースで仕事を進めたりしたい場合は、会社員に向いていないと感じる場合も。しかし、自分では会社員に向いていないと思っていても、たまたま職場環境が合わなかっただけの可能性もあります。「会社員に向いていなくてつらい」と感じる方は、このコラムを読んで進路を考えてみてください。
自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう
性格でわかる
私の適職診断
会社員に向いていないと感じたときはどうすれば良い?
会社員が向いていないと悩んだら、まずは「なぜ向いていないと思うのか」を考えましょう。向いていないと感じる原因が分かれば「どう対処すれば良いか」が分かるためです。
一時のミスや心情で「向いていない」と思っているのか、長期間に渡って悩んでいるのかによっても解決策は異なります。勤務先や担当している仕事が向いていないのか、会社員やサラリーマンという働き方自体が向いていないのかなど、悩みの根幹を明確にしましょう。
仕事がうまくいかず「自分は社会人に向いていないのでは…」と悩んでいる方は「社会人に向いていないと感じるのは甘え?悩む方の特徴や解決方法を解説」のコラムも参考にしてください。
会社員に向いていないと感じる5つの主な要因
この章では、会社員に向いていないと感じる主な要因を紹介します。「会社員に向いていない」と感じる理由が曖昧な場合は、以下を参考にしてみてください。
会社員に向いていないと感じる主な要因
- 大勢より一人が好き
- 上司に評価されるのが苦手
- 組織のルールに縛られるのが苦手
- 叶えたい夢がある
- 環境が合っていない
1.大勢より一人が好き
集団行動より一人でいることを好む場合は、「会社員に向いていない」と感じる可能性があります。
会社では、役割を分担してチームで連携を取りながら行動するのが基本です。そのため、個人での行動を好む方にとっては、組織やチームで連携して行う仕事に苦手意識を感じる場合があります。
2.上司に評価されるのが苦手
上司から評価されることに対し苦手意識があると「会社員に向いていない」と感じる場合があるでしょう。会社に属する以上、上司から評価される場面は多々あります。上司から評価されるのが苦手な人は、その度にプレッシャーを感じてしまうようです。
3.組織のルールに縛られるのが苦手
組織のルールに縛られるのが苦手な場合も「会社員には向いていない」と感じる可能性があります。会社で働くうえで、基本的にルールや慣習に従うことが求められるでしょう。しかし、自分の考えを発信しながら枠にとらわれずに働きたい場合は、会社のルールや古い習慣に縛られることに息苦しさを感じる場合もあります。
4.叶えたい夢がある
確固たる信念があり、具体的に叶えたい夢がイメージできている状態だと、会社員として働くなかで「自分が目指している最終的な目標を達成できない」と感じてしまう場合があります。その結果「会社員に向いていない」という考えに至るようです。
5.環境が合っていない
職場環境や労働条件が自分に合っていないと、会社員に向いていないと感じる場合があります。たとえば「人間関係が悪い」「収入が労働に見合っていない」「労働時間が異様に長い」といった状態だと、いくら業務内容が好きでも「合わない」と感じてしまうでしょう。
今の業務が自分に向いているのか悩んでいる方は「仕事の向き不向きを見極めるには?」のコラムもチェックしてください。
【理由別】会社員に向いていないと感じるときの対処法
ここでは、会社員に向いていないと感じるときの、主な理由別の対処法を紹介します。それぞれについて以下で詳しく解説するので、どうすれば良いのかお悩みの方はぜひ参考にしてください。
勤務先や担当業務などの環境が合わない場合
勤務先や担当業務が合わず、会社員に向いていないと感じる場合は、企業理念や事業内容・働き方に注目して仕事を探すのがおすすめです。
企業理念や事業内容に注目して仕事を探す
仕事を探す際に、企業理念や事業内容に注目して仕事を探してみましょう。同じ業界や職種であっても、会社によって職場環境や具体的な業務内容などは異なるからです。
今の会社で「会社員に向いていないかも」と思ったとしても、ほかの会社では楽しく働ける可能性もあります。働く上で何を重視して業務に取り組むかといった「価値観」が近い企業を選ぶのが重要です。
自分に合った職業の見つけ方については「自分に合った職業の見つけ方や仕事を探す際のポイントをご紹介!」のコラムも参考になるので目を通してください。
理想の働き方に注目して仕事を探す
自分に合う業務の携わり方や働き方に注目して、仕事を探すのもおすすめです。「チームで協力して業務を進める」「交代制勤務で比較的自分の希望の出勤時間が通りやすい」など、企業により働き方は異なります。
また、最近ではリモートワークを積極的に取り入れている企業もあるようです。人との関わりを最小限にしたい方に向いた働き方といえるでしょう。
一時的な感情なのか否か確かめるのも大事
「会社員に向いていないかも…どうすれば」と悩んだときは、それが一時的な感情なのか、長期的な悩みなのかを見極めましょう。一時的な感情の場合、すぐに転職の判断をしてしまうと、辞めてから後悔する可能性があるからです。長期的に向いていないと感じている場合は、そのまま同じ職場にいても問題が改善されないと考えられるため、転職を視野に入れても良いでしょう。副業や複業が許可されている会社の場合は、今の会社に勤めたまま別の仕事を始めてみるのもおすすめです。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス。
会社員の働き方が合わない場合
企業に所属することや社内規定にある勤務時間に合わせることなど、正社員としての働くのが向いていないと感じたときは、自分にとってどのような働き方が理想なのかを考えるのが大切です。この章では、以下の対処法をおすすめします。
多様な働き方を取り入れる企業を探す
会社によっては、柔軟性の高いフレックスタイム制や裁量権が大きい外勤などを取り入れていることがあります。「会社員だから決まった時間と場所で働かなくてはいけない」とは限りません。
「週3日勤務の正社員は存在する?働き方やメリット・デメリットを解説」では、週休4日の正社員について解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。
会社員以外の生き方も視野に入れる
会社員やサラリーマンに向いていないと感じる場合は、会社員以外の生き方を選ぶのも一つの手です。たとえば、起業したりフリーランスとして働いたりするなどが挙げられます。独立することで、本来のパフォーマンスを発揮できる可能性もあるでしょう。
自営業や個人事業主、フリーランスなどの定義の違いは「自営業とは?確定申告は必要?個人事業主との違いや税金・社会保障を確認!」で詳しく解説しているので、会社に属さない働き方に興味がある方はぜひご覧ください。
また、今の仕事が自分に合っているのかどうか悩んでいる方は「仕事が向いていないというのは甘え?悩み解決のヒントや対処法を紹介」のコラムも要チェックです。
会社員として仕事をする3つのメリット
会社員として働くメリットの一つは、安定した収入を得られる点です。そのほか、福利厚生が充実していたり、社会保険に加入できたりするのも、会社員の強みといえます。会社員以外の働き方を探す前に、ここで会社勤めの良いところを整理してみましょう。
会社員として仕事をするメリット
- 安定した給与を得られる
- 福利厚生が充実している
- 社会保険に加入しやすい
1.安定した給与を得られる
会社員として働けば、安定した給与を得られるメリットがあります。アルバイトやフリーランスの場合は、基本的に出勤した日数や働いた分の給与しか得られません。
会社員に向いていないと感じても、収入の安定という点では、会社に勤めるのはメリットの一つといえます。
2.福利厚生が充実している
充実した福利厚生がある点も、会社員として働くメリットの一つです。福利厚生として、社員寮や社員食堂を完備している会社もあります。会社員に向いていないと感じる場合でも、福利厚生を検討材料に加えて仕事を探してみると、働きやすい会社に出会える可能性があるでしょう。
3.社会保険に加入しやすい
社会保険に加入できるのも、会社員として働くメリットです。アルバイトや派遣社員などの非正規雇用も社会保険に加入できますが、勤務形態や労働時間によっては加入条件を満たすのが難しい場合があります。
社会保険に加入できるメリットは、老後の年金受給額が増えたり、保険料の半分を会社側が折半してくれたりする点です。社会保険のメリットをより詳しく知りたい方は「社会保険とはどんな制度?アルバイトやパートでも加入対象になる?」も一読ください。
会社員として仕事をする2つのデメリット
会社員として働くにはデメリットもあります。どのようなデメリットがあるのか、以下で確認していきましょう。
時間や規則に縛りがある
時間や規則に縛りがあるのは、会社員として働くデメリットといえるでしょう。週5日8時間働いたり、服装や髪型などに縛りがあったりすることに対して、「会社に縛られるのは嫌だ」と感じる方も。会社員になると、基本的には「勤務時間を自由に選べず、時間や規則に拘束されることが多い」と考えられます。
しかし、フレックス制やリモートワークを採用している会社も一定数あるでしょう。会社員として柔軟な働き方を叶えたい場合は、上記の取り組みを行っている企業を重点的に探してみるのがおすすめです。
人間関係が固定されやすい
人間関係が固定されやすいのも、会社員のデメリットの一つです。先述のとおり、会社員は時間や規則に縛りがあるのが一般的で、その多くの時間を上司や同僚・後輩といった社内の人と過ごします。たとえ波長が合わない人がいても、業務を進めるうえでは上手く付き合っていく心構えが必要です。
「正社員のメリット・デメリットとは?派遣や契約社員についても解説!」では、その他の正社員のデメリットについて解説しています。あわせて参考にしてみてください。
会社員に向いていない?別の働き方を選択する前に確認したいこと
「会社員に向いていない」と感じても、よく考えずに退職をしたり、別の働き方を選択したりするのはおすすめできません。会社員以外の働き方を選んで後悔しないよう、ここで一度立ち止まって、以下のことを確認してみてください。
フリーランスにもリスクがある
会社員に向いていないからといって、フリーランスの働き方が合っているとも限りません。フリーランスは「場所や時間に縛られずに働ける」「人間関係の悩みから開放されやすい」など、会社員にはないメリットがありますが、同時に「収入が安定しない」「人脈をつくるのが難しい」などのリスクもあります。
「会社員に向いていないから」と衝動的にフリーランスや起業といった道を選ぶのではなく、会社員にはない大変さや自分の適性を考慮して、慎重に選択する必要があるでしょう。
会社員以外の働き方を目指したい方は「就職しない生き方はある?正社員以外の選択肢とメリット・デメリットを解説」のコラムも参考にしてください。
自分の強みを発揮できる会社もあるはず
会社員に向いていないと感じる場合は、現在の会社が自分に合っていない可能性があります。前述したように、会社員と一口にいっても、業種や職種・仕事内容は多種多様であり、求められるスキルも企業によっても異なります。自分の強みを活かせる仕事や希望する職場環境に転職すれば、会社員の働き方が自分に合うと感じられる場合もあるはずです。
フリーランスや起業といった会社員以外の働き方を考えてみるのも一つの手です。しかし、その考えだけにとらわれず、就職・転職先の間口を広げたり、自分の希望する条件が叶う会社がないかどうか検討したりするのも良いでしょう。多くの会社を知ることで、自分に合った会社に巡り会える可能性が上がるといえます。
自分に合った働き方を見極める
「会社員」「フリーランス」「起業」「会社員+副業」などのさまざまな働き方のなかから、自分に合った働き方を選択するのが大切です。「会社員に向いていない…どうすれば」とお悩みの方は、「仕事の決め方が分からない!どんな働き方をしたいのか自分の基準で考えよう」のコラムも参考にしながら「自分を知る」「働き方の理解を深める」の2つを意識して今後の働き方を選択してください。
とはいえ、「自分一人で見極められるか分からない…」と不安を抱えている方もいるでしょう。ハタラクティブの「若者しごと白書2024(p.39)」によると、就職・転職活動をする際に「自分に向いている仕事が分からず不安を感じる」という方が半数以上いるという結果に。多くの求職者が、自分に合った仕事や働き方を掴めていないことが分かります。
「自分が会社員に向いているのか分からない」「どうすれば自分に合った会社に出会えるのかを知りたい」という方は、就職・転職エージェントを利用してみるのも良いでしょう。就職・転職エージェントでは、経験豊富なアドバイザーがキャリアカウンセリングを行ったうえで、あなたの強みを見出すサポートをしてくれます。応募先企業の傾向や採用ニーズに沿った選考対策のアドバイスももらえるため、就活の進め方や未経験職種への就職に悩む方におすすめのサービスです。
効率よく就活を進めたいという方は、若年層向け就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブでは、専任のキャリアアドバイザーが丁寧なカウンセリングを行ったうえで、一人ひとりの適性や希望に合った仕事を厳選して紹介しています。20代を中心とする若年層のサポートに特化しており、未経験OKの求人を多数取り扱っているのが特徴です。また、1分程度で性格から分かる適職診断を活用して仕事を探せるほか、応募書類の添削や模擬面接といった選考対策も受けられます。サービスはすべて無料のため、一人で解決できない悩みがある方はお気軽にご相談ください。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
会社員に向いていない場合はどうすれば良いの?よくある悩みQ&A
ここでは、会社員に向いていないと感じている方によくある悩みをQ&A方式で解決します。
会社員に向いていないと感じるのは主に何が原因ですか?
「一人でいることを好む」「組織のルールに縛られることが苦手」と感じるときに、会社員に向いていないと思う場合が多いようです。会社で働くうえでは、周囲の人と協力して仕事を進めなければなりません。一人で黙々とこなす作業を得意とする方は、やりづらさを感じる可能性も。また、会社に属する以上、組織のルールに従うことが求められるので、規則に縛られるのが苦手な方は息苦しさを感じる場面もあるでしょう。
会社員に向いていない人は働けない?
会社員に向いていないからといって、働けないとは限りません。会社員として働くのではなく、起業をしたりフリーランスを目指したりするという選択肢もあります。個人事業主として働くには、運用資金を貯める準備や、自身のスキルアップを目指して行動を起こす意欲が大事です。このコラムの「【理由別】会社員に向いていないと感じるときの対処法」でも対処法を詳しく解説しているので、チェックしてください。
会社員として働き続けるメリットは何?
会社員として働くメリットは、継続的な給与を得られる点です。アルバイトやフリーランスの場合、基本的に出勤した日数や働いたぶんの給与しか得られません。しかし、完全月給制の会社に勤めることで、毎月決まった金額の給与を得られるので、収入が安定するでしょう。ほかにも、「社会保険に加入できる」「充実した福利厚生を受けられる」などのメリットもあります。会社員のメリットについては「正社員のメリットを解説します!非正社員との違いは?」でも紹介しているので、あわせて参照ください。
どうすれば自分に合う会社に出会える?
自分に合った会社を見つけるには、どのような働き方をしたいのか考えるのが大切です。労働時間や給与など、自分が満足できる労働条件を洗い出しましょう。「自分に合う仕事が分からない!適職の上手な見つけ方と注意点を解説」では、自分に合う仕事の探し方を解説しているので、ぜひ一読ください。効率よく就活を進めたい方には、ハタラクティブの利用もおすすめです。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。