正社員のメリット・デメリットは?同一労働同一賃金についても解説!

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【このページのまとめ】

  • ・正社員のメリットは「福利厚生が充実している」「社会的信用が高い」など
  • ・正社員のデメリットは「異動や転勤の可能性がある」「責任が重い傾向にある」など
  • ・非正規雇用労働者の大きなメリットは、ワークライフバランスが取りやすいこと
  • ・非正規雇用労働者のデメリットは、「雇用が不安定」「社会的信用を得にくい」など
  • ・同一労働同一賃金の導入によって正社員のメリットはなくなる可能性がある

「正社員のメリットって何?」「非正規雇用のままではいけないの?」と考える人は多いでしょう。正社員のメリットは、福利厚生が充実していたり、社会的信用が高かったりすることなどです。しかし、正社員や非正規雇用労働者にはそれぞれにメリット・デメリットがあり、「どちらが良い」とは一概にいえません。このコラムで、両者のメリット・デメリットを比較し、正社員になるべきか判断してみてください。

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なぜ正社員がいいのか?6つのメリット

正社員の主なメリットは、「福利厚生が充実している」「社会的信用が高い」「収入が高い傾向にある」などです。また、正社員は基本的に会社と無期雇用契約を結んでいるので、よほどのことがない限り解雇されることもありません。「いつ解雇される分からない」といった不安がないので目の前の仕事に専念でき、1つの職場でキャリアアップしていくことも可能でしょう。
以下では、正社員のメリットをより詳しく解説するので、参考にしてみてください。

1.福利厚生や待遇が充実している

正社員のメリットは、福利厚生や待遇が充実していること。厚生労働省の「第18表 福利厚生制度の種類別企業数割合」によると、福利厚生の種類は以下のとおりです。

・住宅手当および家賃補助
・社宅および独身寮
・持家援助
・健康診断
・メンタルヘルスケア
・育児休業
・介護休業および看護休暇
・慶弔および災害見舞金
・遺族年金や遺児年金および遺児英年金
・余暇施設
・文化や体育およびレクリエーション活動支援
・公的資格取得および自己啓発支援
・リフレッシュ休暇
・財形貯蓄制度
・社内預金や持株会
・個人年金への補助
・社員食堂および食事手当

いくつか福利厚生の例を挙げましたが、正社員が受けられる福利厚生の種類は企業によっても異なります。福利厚生によるメリットを求めて正社員就職する人は、自分の望む福利厚生が応募企業にあるかどうか、応募前に確認しておきましょう。

福利厚生は正社員だけのメリットではなくなる?
上記で紹介したような福利厚生は、基本的に正社員しか受けられないのが現状のようです。しかし、厚生労働省の「パートタイム・有期雇用労働法周知リーフレット」で、2020年の4月に「パートタイム・有期雇用労働法」の施行が発表されたことにより、正社員と非正規雇用労働者の間に理不尽な待遇差をつけることが禁止されました。そのため、福利厚生や待遇の充実具合は、今後正社員だけのメリットではなくなっていく可能性があります。

参照元
厚生労働省
第18表 福利厚生制度の種類別企業数割合
パートタイム労働者、有期雇用労働者の雇用管理の改善のために

2.雇用が安定している

雇用が安定していることも正社員のメリットです。冒頭で述べたとおり、正社員とは、会社と無期雇用契約を結んでいる人のことを指します。そのため、「あまりにも勤務態度が悪い」「経歴詐称が発覚した」などのことがない限り、基本的に正社員が解雇されることはありません。解雇の心配をせずに仕事へ専念できたり、収入源が確保されている安心感を得られたりするのは、正社員の大きなメリットといえるでしょう。

正社員以外も無期雇用契約に転換できる?
2013年の4月に「無期転換ルール」が施行されたことにより、正社員以外の労働者も無期雇用契約に転換できるようになりました。無期転換ルールは、厚生労働省の「無期転換ルールのよくある質問(Q&A)(1p)」で「同一の使用者(企業)との間で、有期労働契約が更新されて通算5年を超えたときは、労働者の申込みにより、期間の定めのない労働契約(無期労働契約)に転換できるルール」と定義されています。

参照元
厚生労働省
有期契約労働者の無期転換ポータルサイト

3.社会的信用がある

正社員は、社会的信用が得られやすいのもメリットです。社会的信用が高いと、クレジットカードやローンの審査に通りやすくなります。そのため、住宅や車などの購入を検討している人にとっては大きなメリットとなるでしょう。

社会的信用は、主に経済力や社会的地位の安定感によって得られます。正社員は収入が基本的に安定しており、社会的地位も十分と認識される傾向にあるため、社会的信用を得やすいといえるでしょう。

4.収入が高い傾向にある

収入が高い傾向にあるのも正社員のメリットです。正社員は、賞与がもらえたり昇給や昇進のチャンスがあったりするので、非正規雇用労働者に比べて収入が高い傾向にあります。仕事の成果によって報奨金が支払われる場合もあるようです。また、正社員は月給制の場合が多いため、月の休日数によって収入が変動しないのもメリットといえます。

5.転職活動で有利になる

正社員には「転職活動で有利になる可能性がある」といったメリットもあります。正社員としてある程度の経歴を積んでいると、社会人のマナーやスキル、実務経験などが身についていると判断してもらえるからです。特に、即戦力を求めている会社に転職するときは、有利になる可能性が高いでしょう。

6.教育制度が充実している

教育制度が充実していることも正社員のメリットです。正社員は基本的に長期雇用を前提として雇われるため、長期的なキャリア形成に力を入れている会社が多くあります。正社員への教育制度として代表的なのは、OJT(実地訓練)やOFF JT(外部研修)と呼ばれるものです。

厚生労働省の「能力開発基本調査(12.13.17p)」によると、2019年度のOJT実施率は正社員が64.5%、正社員以外が29.0%となっています。また、OFF JTの実施率は正社員が75.1%、正社員以外が39.5%です。いずれの場合も正社員のほうが高い値となっており、教育に力が入っていると分かります。「OJT とは?気になる企業の教育制度について解説!」では、教育制度を受けることによるメリットを紹介しているので、あわせてご参照ください。

参照元
厚生労働省
能力開発基本調査:結果の概要

正社員の5つのデメリット

正社員のデメリットは「異動や転勤の可能性がある」「責任が重い傾向にある」などです。詳しくは以下をご覧ください。

1.異動や転勤の可能性がある

正社員のデメリットは、異動や転勤の可能性があることです。正社員は、会社から異動・転勤の通達があった場合、やむを得ない事情がない限りは応じなければなりません。転勤や異動をすると、人間関係や仕事内容、居住環境などが大きく変わってしまいます。そのため、環境の変化に弱い方や、家族と同居している方にとっては大きなデメリットとなるでしょう。

2.責任が重くプレッシャーがかかる

正社員は、非正規雇用労働者よりも責任が重い立場にあり、プレッシャーを感じやすいのがデメリットです。長く働いていると、後輩の育成や大きなプロジェクトなどに携わる機会も増えていきます。やりがいを見出しやすい反面、あらゆる責任が伴うことをストレスに感じる人もいるようです。

3.プライベートを優先しづらい

プライベートを優先しづらいのも正社員のデメリット。正社員の平均的な就業時間は、休憩を含めて約9時間です。残業がある場合は、さらに拘束時間が長くなります。もちろん、職場によっては、仕事とプライベートの区別がしっかりしているところもあるでしょう。しかし、業務の進捗状況や繁忙期、取引先の都合などによって、残業や休日出勤に対応しなければならないこともあります。
正社員就職を目指す人は、上記のデメリットを踏まえて、応募する前に残業時間や休日出勤の有無をチェックしておきましょう。

4.副業できない場合がある

正社員のデメリットは、副業できない可能性があることです。多くの会社は、従業員が本業に専念できるよう、副業を禁止しています。本業の収入が十分でない人にとっては、副業できないことがデメリットに感じるでしょう。

会社によっては、副業を認めている場合もあります。ただし、競合の会社に属したり、企業秘密の公開を禁じたりするといった「条件付き」の場合もあるので、就業規則をよく確認しましょう。正社員として働きながら副業したい人は、「正社員でも副業してOK?会社にバレる理由や働く際の注意点について解説」もご一読ください。

5.自分のやりたい仕事ができない可能性がある

正社員は、自分のやりたい仕事ができないこともあります。選考時に希望職種を伝えていても、全員が希望した職種につけるとは限らないからです。そのため、特定の職種に強いこだわりがある人にとってはデメリットとなるでしょう。

正社員以外の雇用形態のメリット・デメリット

この項では、正社員以外の雇用形態におけるメリット・デメリットを紹介します。正社員以外の主な雇用形態とは、「アルバイト」「派遣社員」「契約社員」などです。正社員は正規雇用労働者、正社員以外は非正規雇用労働者と呼ばれます。

非正規雇用労働者のメリット

正社員以外の雇用形態には以下のメリットがあります。

・ワークライフバランスが取りやすい
・副業できる可能性が高い
・大きな責任を伴わない

非正規雇用労働者は、勤務日数や労働時間、雇用期間の融通が利きやすく、ワークライフバランスを取りやすいのが大きなメリットです。また、正社員と比べて副業が認められやすいので、さまざまなジャンルの仕事に挑戦できます。

非正規雇用労働者のデメリット

正社員以外の雇用形態におけるデメリットは以下のとおりです。

・福利厚生が充実していない
・雇用が不安定
・社会的信用が得られにくい
・高い収入が見込めない

非正規雇用労働者は、基本的に会社と有期雇用契約を結んでいるため、経営状況が悪化した場合、正社員より先に雇用契約を切られる恐れがあります。また、時給制の場合、支給される給与は働いた時間分のみなので、欠勤した分だけ給与が減ってしまうのもデメリットです。
非正規雇用労働者が正社員と同じ無期雇用契約に転換する方法は、このコラム内の「2.雇用が安定している」内で紹介しています。ぜひご一読ください。

正社員と派遣社員の違いは?
正社員と派遣社員の大きな違いは、雇用主です。正社員は就業先の企業と直接雇用契約を結ぶのに対し、契約社員は人材派遣会社と雇用契約を結びます。「派遣社員とは何か?種類や正社員との働き方の違いを解説」では、正社員と派遣社員の違いやメリット・デメリットを詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。

同一労働同一賃金の会社では正社員のメリットがない?

同一労働同一賃金の会社では、このコラム内の「なぜ正社員がいいのか?6つのメリット」で紹介したような正社員のメリットがないといわれています。なぜ正社員のメリットがないとされているのか、以下で確認してみましょう。

同一労働同一賃金とは

同一労働同一賃金とは、正社員と非正規雇用労働者の待遇差をなくす制度のこと。厚生労働省の「同一労働同一賃金特集ページ~雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保について~『同一労働同一賃金とは』」に掲載されている定義は以下のとおりです。

「同一労働同一賃金の導入は、同一企業・団体におけるいわゆる正規雇用労働者(無期雇用フルタイム労働者) と非正規雇用労働者(有期雇用労働者、パートタイム労働者、派遣労働者)の間の不合理な待遇差の解消を目指すものです。」

つまり、同一労働同一賃金の導入によって、「賞与」「各種手当」「福利厚生」「教育制度」といった正社員特有のメリットが、非正規雇用労働者にも適用されます。そのため、正社員であるメリットがなくなるといわれているようです。ただし、同一労働同一賃金はあくまでも非正規雇用労働者の待遇改善を目的とした制度なので、正社員が損をするわけではありません。正社員と同様の成果を出している非正規雇用労働者にチャンスが巡ってくる制度だと認識しておきましょう。

自分に合った働き方を選ぶのが重要
正社員を目指している人もそうでない人も、ここまで紹介したメリット・デメリットを踏まえて、自分に合った働き方を選びましょう。たとえば、趣味や娯楽などプライベートの時間を優先したい人には非正規雇用、将来家庭を持つために安定した収入や社会的信用が得たい人には正社員が合っています。自分にとって何がメリット・デメリットなのかを判断して、正社員になるかどうかを決めてみてください。

参照元
厚生労働省
同一労働同一賃金特集ページ~雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保について~

正社員のメリットが魅力的に感じたら就職活動をしよう

正社員のメリットを魅力的に感じた人は、正社員就職を検討してみましょう。就職活動をする際は、以下のサービスを使うのがおすすめです。

ハローワーク

ハローワークは、設置されているパソコンで気になる求人を検索し、窓口の職員に選考の申込みをしてもらいます。地元企業だけでなく、全国各地の正社員求人を探せるのがメリットです。求人数が非常に多いので、幅広い選択肢の中から自分に合った正社員の仕事を選べます。ただし、平日の夜間や土日は閉庁している施設が多いので、在職中の人は利用しづらいでしょう。

ハローワークの開庁日や開庁時間は施設によって異なるので、利用前に開庁状況を調べておくのがおすすめです。

就職エージェント

就職エージェントは、専属のアドバイザーが就職活動をサポートしてくれます。「正社員になりたいけど1人で就職活動を進めるのが不安」と悩む方は、就職エージェントを利用してみましょう。基本的には初めにカウンセリングを行うため、自分が何をしたいかわからない状態からでも、安心して正社員の仕事を探せるのがメリットです。

就職・転職エージェントのハタラクティブは、プロのアドバイザーによる丁寧なカウンセリングや応募書類の添削、面接対策など、就職・転職活動のサポートが充実しています。「未経験歓迎」の求人を含めて、常時2,300件以上のお仕事をご用意しているので、一人ひとりに合った求人の紹介が可能です。サービスはすべて無料なので、自分に合った正社員の求人を見つけたい人は、ぜひハタラクティブにご相談ください。

正社員の定義やメリットに関するお悩みQ&A

ここでは、正社員の定義や正社員のメリットに関するお悩みを解決します。

非正規雇用は会社側にメリットがあるの?

会社側が非正規雇用労働者を受け入れるメリットは、「人員不足の解消」「人件費削減」などです。非正規雇用労働者は基本的に雇用期間が定められているので、会社側は繁忙期に限定して人員を募集することもできます。また、賞与や退職金を付与しない場合が多いので、人件費の削減にもつながるといえるでしょう。非正規雇用への理解を深めたい方は「正社員と非正規社員の働き方の違いを知ろう」もチェックしてみてください。

女性が正社員になるメリットは何?

女性が正社員になるメリットは、「育児休暇中の手当がもらえる」「出産後に復職しやすい」などです。これらのメリットは、非正規雇用労働者にも当てはまる場合があります。しかし、基本的に正社員よりも取得条件が厳しいようです。女性が正社員になるメリットは「正社員のメリットとデメリットを解説!非正規社員とのちがいは?」でも触れているので、確認してみましょう。

フリーターでも正社員になれる?

フリーターでも正社員になることは可能です。ただし、基本的に年齢を重ねるほど正社員就職は難しくなります。そのため、正社員になると決めたら、できるだけ早めに行動を起こしましょう。フリーターが正社員就職するコツは「フリーターからの就職は難しい?女性は厳しい?就活方法やおすすめの職種!」で紹介しています。1人で就職活動をするのが不安な人は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。

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