正社員の平均年収とフリーターの現状

2016/10/08

スタートラインから差のある正社員とフリーターの収入

正社員の平均年収は、フリーターが就職せずにアルバイトのみで働いた場合と比べてどの程度差があるのでしょうか?

まずは初任給で比較をしてみましょう。
厚生労働省の統計によると、2015年の高校卒業者の初任給が平均で16万9千円、短大・専門学校卒で17万6千円、大学卒で20万2千円、そして、大学院修士課程終了後に卒業した者は22万8千円となっています。

参照元:厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/15/01.html

それに対して、フリーターは1日8時間、時給1,000円で週5日働いたとして月収は16万円~17万円ほどです。
今度はこれらを年収で換算すると正社員は大卒で240万円程度となり、フリーターは月17万円として年収は204万円になります。これを見る限り、差は大きくないと感じるかもしれません。

しかし、一般的に正社員に用いられる年収・月収とは、予め税金や年金、社会保険料などを天引きされて支払われた給与のことを指します。
一方で、フリーターはこの年収・月収から、各種税金や国民年金、社会保険料などを自分で払わなければなりません。

つまり、アルバイトで月収17万円を稼いだとしても、実質的な月収は12~13万円、年収で150万円ほどという計算になるということ。
手取り金額に差を感じなくても、実際には万単位での開きがあることになります。
このことから、正社員とフリーターでは同じ勤務時間でもスタートの時点で差がつく可能性があることがわかるでしょう。

想像以上に大きな差がつく生涯賃金

スタートの時点で正社員と大きな差がつけられることがあるフリーターですが、本当に問題なのはその先です。

正社員の給料は、勤続年数やキャリア、スキルを積むと次第にアップしていきます。
対して、フリーターの時給は上がりにくく、1度の昇給時の金額は10円~100円、200円程度と少なめ。

その結果、すべての年齢層における正社員の平均年収が約415万円に対して、フリーターの平均年収が約170万円という大きな差になって現れてきます。
年収は、65歳までに正社員が稼ぐお金の合計「生涯賃金」に大きく影響することがわかるでしょう。

参照元:平成27年賃金構造基本統計調査の概況 http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2015/dl/13.pdf

若い間は年収が低くても生活できるかもしれませんが、年を取ると体力が低下してできる仕事が限られてしまい、退職を余儀なくされたり、短時間勤務や休日を増やしたりしなければならないことも。
フリーターは時給制であることから、退職や時短勤務はそのまま収入の減少を意味します。
ケガや病気になっても保障がなく、貯蓄も少ないため、いざという時に困窮するケースも少なくありません。

さらに、正社員が厚生年金に入っていると、老後に平均で約22万円の支給がありますが、フリーターのほとんどは国民年金で、支給額は6万5千円ほどとなっています。

もちろん、個別で個人年金を積み立てるのは可能ですが、収入が少なめのフリーターの方は生活にゆとりがなくなってしまうかもしれません。
フリーターは老後に対して大きな不安を抱えていることになります。

将来の安定を考えるなら正社員への早めの転職がおすすめ

平均年収など、収入面で大きな差がある正社員とフリーターですが、この差を埋めることは可能でしょうか?

例えば、フリーターの仕事は基本的に時給ですから長く働けばそれだけ収入も増えることになります。
仮に、時給1,000円のアルバイトを毎日掛け持ちで1日12時間休みなしにこなせば年収は432万円となり、正社員の平均年収を上回ることが可能です。

しかし、そんなことをすれば体を壊す不安があり、時間を自由に使えるというフリーターのメリットを失ってしまいます。
何より、年を取ってからこのような働き方をするのは困難といえるでしょう。

ほかには、資格を取得して時給をアップさせる方法があります。
専門分野に特化した職種として、非常勤の医師や薬剤師、業務管理や土木工事の仕事などは非正規でも高い報酬を得られるでしょう。
ただ、そのためには多くの時間を資格の受験勉強に当てなくてはならない上、資格や専門知識を手に入れても、その職種に就けるという保証がないのが現実です。

これらを考えると、安定した生活を送りたい、将来への不安をなくしたいというのであれば、早めに就職活動を行って正社員を目指すのが賢明と言えるでしょう。

正社員と言えば、自由がないイメージがありますが、現代では働き方も多様化しています。
若手を育てていきたいという企業の求人も多く、若年層のフリーターであれば正社員への転職も十分可能です。

正社員への就職活動の際に有効なのは、転職エージェント。
転職エージェントのハタラクティブは、20代を中心とした就職サポートサービスで、既卒・フリーター、第二新卒などを対象に就職支援活動を行っています。
サービスはすべて無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。

職歴がない、バイト歴が長い方も大丈夫!事実、多くの方が就職に成功されています。

関連記事

無料就職カウンセリングの申込み

お電話でのお問い合わせ

平日 9:00~18:00

ハタラクティブとは

面接対策会

先輩インタビュー

お悩み相談室

19卒乗り遅れた

フリーター就職のコツまるわかりガイド

生活のぷちコラム

お悩み相談室

フリーターの就職支援
サービス紹介

ページトップへ