ホテルの正社員はきつい?未経験から正社員になれる?年収や仕事内容を解説

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この記事のまとめ

  • ホテルの正社員の仕事内容は、フロントのほか料理部門や管理部門など多岐にわたる
  • ホテルの正社員は、クレーム対応やシフトの不規則さにより「きつい」といわれやすい
  • ホテルの正社員には、キャリアアップや月給アップを図れるといったやりがいも多い
  • ホテル業界は求人数が多く、未経験でも正社員を目指すことは十分可能
  • きつい職場を避けるコツは、働き方や会社の雰囲気が自分に合ったホテルを選ぶこと

ホテルへの正社員就職に興味があるものの、「仕事がきついのでは」「未経験での就職は難しそう」と不安を抱いている人もいるでしょう。しかし、未経験でもホテルの正社員になることは可能です。このコラムでは、ホテルの正社員における仕事内容や月給事情をご紹介。また、きついといわれる理由や仕事のやりがい、未経験で求人詳細をチェックするポイントなども解説しています。

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ホテルの正社員はきつい?

ホテル業界で正社員として働くのは「きつい」といわれています。宿泊業は入職率よりも離職率が高いため、「きつい」というイメージで見られるようです。

ほかの産業に比べて離職率は高め

厚生労働省の「令和4年雇用動向調査結果の概要」によると、2022年の「宿泊業、飲食サービス業」の離職率は26.8%で、産業別に見て2位の割合でした。

図3-1 産業別入職率・離職率(令和4年(2022))のグラフの画像

引用:厚生労働省「令和4年雇用動向調査結果の概要

入職率は34.6%で第1位の高さです。離職率は26.8%で第2位の高さであり、辞める人が多いということも分かります。常用労働者の平均離職率は15.0%なので、「宿泊業、飲食サービス業」の離職率は平均より11.8%も高いです。ホテルは24時間365日営業しており、不規則な勤務形態や休日の少なさから、一般的に「きつい」といわれています。
しかし、ホテルの職種や配属先によって仕事内容や働き方は異なるため、一概にすべてが「きつい」というわけではないでしょう。また、何を「きつい」と感じるかは人によって違うので、自分にとってきつくない職場を探すのが大切です。ホテルの正社員が「きつい」といわれる理由については「ホテルの正社員がきついといわれる5つの理由」の項で詳しく解説します。

参照元
厚生労働省
令和4年雇用動向調査結果の概要

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【部門別】ホテルの正社員の仕事内容

【部門別】ホテルの正社員の仕事内容の画像

きついといわれることもあるホテルの正社員は、配属される部門によって仕事内容が変化します。ここでは、ホテルの正社員における主な仕事を5つの部門ごとにご紹介。ホテル業界でどのような業務が展開されているのか、詳細を確認しましょう。

1.宿泊部門

ホテルの宿泊部門には、フロントやドアマンといった仕事があるのが特徴です。宿泊部門の正社員は、ホテルの顔として利用客を迎え、快適な滞在時間を提供する役割を果たします。

ホテルフロント

ホテル業界のフロントは受付に立ち、利用客のチェックイン・チェックアウトや会計、電話対応などを担当します。ほかの部門と連携を図りながら、利用客をスムーズに案内することがフロントスタッフの重要な役割です。ホテル業界ではフロントからキャリアをスタートさせる会社も多く、求人情報を見つけやすい傾向にあります。

正社員のホテルフロントはワンランク上の対応が必要

正社員のフロントスタッフは、インフォメーションセンターのような役割を担う場合もあります。ホテル利用客のトラブルを解決したり、交通案内や観光地の紹介をしたりする場面もあるでしょう。マニュアル通りではなく、相手のニーズに応じた臨機応変な対応が必要です。

コンシェルジュ

コンシェルジュは、利用客の相談内容に合わせてホテル外のサービスを案内します。観光地の案内や航空券の予約、記念日もサプライズの依頼など、幅広いニーズに対応できる経験が必要です。利用客が旅先で充実した時間を過ごせるよう、日々の情報収集が求められます。

コンシェルジュを配置していないホテルもある

中小規模のホテルでは、フロントスタッフがコンシェルジュを兼任する場合が多くあります。コンシェルジュ業務を担当したい人は、大規模ホテルや外資系ホテルへの就職が望ましいでしょう。コンシェルジュへの正社員就職は経験者が優遇されるため、どのような依頼にも柔軟に対応できるよう業務経験を重ねることが重要です。

ドアマン

ドアマンはホテルの玄関に立ち、ゲストの車を誘導したり、荷物を持ってフロントまで案内したりする職種です。タクシーの手配や玄関の警備といった業務も担当します。フロントよりも先に利用客と対面するため、ホテルの印象を左右する立場として、正しいマナーや言葉遣いを身につけることが重要です。

ドアマンの求人詳細はこまめに確認しよう

ドアマンを配置しているホテルは、大規模ホテルや外資系ホテルがほとんどです。会社の採用枠は少なめなので、ドアマンの正社員を目指したい方はこまめに求人情報をチェックする必要があります。

ハウスキーピング(清掃)

ハウスキーピングは、客室の清掃やベットメーキング、家具・備品の管理などを行います。備品の貸し出しや、ランドリーサービスもスタッフの担当業務です。利用客と直接顔を合わせる機会は少ないものの、ホテルの印象を左右する清潔感はハウスキーピングの手腕にかかっているといえます。

清掃の正社員はリーダーシップが欠かせない

ホテルの清掃は、アルバイトや派遣社員、契約社員向けの求人も豊富です。非正規雇用者が多く活躍するため、正社員のハウスキーピングは周囲をまとめる能力が求められるでしょう。「清掃業の仕事内容とは?メリット・デメリットと向いている人もご紹介」のコラムでは、清掃に携わる人の向き・不向きをご紹介しているので、ご参考にしてください。

2.料理部門

ホテルの料理部門の仕事には、レストランのウェイター・ウェイトレスや調理師、ワインの選定を行うソムリエなどがあります。レストランの質の高さを売りにしているホテルも増加傾向にあるため、専門性を活かせるでしょう。未経験で料理部門に正社員就職する場合は、サポート業務から経験を積む必要があります。洗い場や簡単な盛り付けといったサポート業務は、アルバイトや契約社員が担当する場合も多いようです。

料理部門の正社員は調理関係の学歴や下積みが必要

ホテルの料理部門では、調理系学校の学歴や資格を求められる場合があります。未経験からでは就職が難しい場合もあるため、求人詳細をよく確認しましょう。ほかの業界で調理スタッフをしていた経験があれば、優遇される可能性もあります。

調理スタッフ

調理スタッフは、ホテルのレストランで提供する料理を作る仕事です。調理スタッフの正社員求人は、調理師免許や実務経験のある方を優遇する場合があります。食事を楽しみにホテルに来ている利用客のために、味も見た目も魅力的な料理を作る技術・工夫が欠かせません。

ウェイター・ウェイトレス

ウェイター・ウェイトレスは、ホテル内のレストランで利用客の注文を受けたり、料理を運んだりする仕事です。レストランのランク・ジャンルによっては、料理の提供順や食器のセッティングのマナーといった知識が求められます。また、利用客の食事の進み具合を確認したり、困りごとにいち早く気づいたりする気配りも重要です。

ソムリエ

ソムリエは、レストランにおけるワインの専門家です。利用客の好みやどの料理に合うかを考慮し、最適なワインを選定します。ワインそのものだけでなく、接客や料理の知識も大切です。
なお、ホテルのソムリエは高いホスピタリティが求められるため、雇用形態は正社員が一般的。ホテルに就職してウェイター・ウェイトレスの経験を積み、ソムリエの資格を取得する必要があります。

バーテンダー

バーテンダーは、ホテル内のレストランやバー、ラウンジでお酒を提供する仕事です。ホテルでは、一般的なバーよりも利用料金が高めに設定されています。そのため、質の高いサービスや技術を提供できる人が正社員就職で優遇されるでしょう。

3.宴会部門

ホテルで開かれる宴会やパーティーといったイベントは、調理師・バーテンダー・ホールスタッフなどが連携してサービスにあたります。また結婚披露宴では、ウェディングプランナーを中心に準備を進めるのが一般的です。イベントを滞りなく進めるため、チームワークが非常に重要な業務といえます。

正社員のホールスタッフはまとめ役を担う

ホールスタッフはアルバイトや派遣社員、契約社員が務めることも多い仕事です。そのため、正社員はチームをまとめる役割を任される傾向にあります。

4.運営部門

ホテル業界も一般の会社と同様に、人事・経理・企画などの運営部門が存在します。運営部門の正社員として就職するには、現場である程度のキャリアを積むことが必要です。実際の現場で活躍し、ホテル業界でどのようなサービスが求められているかを掴みましょう。

運営部門への正社員就職は未経験者には高難度

ホテルの運営部門への就職は、フロントスタッフや宴会部門を経験してから異動する場合が多いようです。未経験者向けの求人は少ないため、最初から会社の運営部門へ就職するのはやや難しいといえます。ただし、経理や運営の専門知識を持っていれば、接客経験がなくても会社で優遇される可能性があるでしょう。

5.管理職

各部署のマネージャーや支配人といった管理職は、一般的に正社員が就く仕事です。ホテル業界の会社における管理職の選考では、現場で十分な経験を積んだ人材が優遇されるでしょう。ホテルの管理職を目指すのであれば、現場で一からキャリアアップする必要があります。

ホテル未経験者も支配人を目指せる可能性がある

チェーンのビジネスホテルであれば、マネジメント経験者を優遇する形で支配人の求人を出している場合があります。そのため、会社でプロジェクトを管理したりチームをまとめたりした経験があれば、ホテル業界未経験でも正社員就職のチャンスを掴めるでしょう。

上記のほかにも、旅館をホテルの一つとして数えるならば、女将や仲居、板前などの仕事が挙げられます。ホテルへの正社員就職を考えている人は、希望する仕事や提供したいサービスの内容を整理したうえで、各会社の求人詳細をチェックしましょう。

ホテルの正社員がきついといわれる5つの理由

ホテルの正社員がきついといわれる5つの理由の画像

ホテルの正社員はやりがいのある仕事である一方、「きつい」と思われる要因もあるようです。この項では、ホテルの正社員が「きつい」といわれる5つの理由を解説します。

1.景気の変動に影響されやすい

ホテル業界は、景気の変動に影響されやすいのがきついといわれています。景気によって会社の業績が悪くなれば、昇給や賞与に影響が出たり、廃業につながったりする恐れも考えられるでしょう。反対に、景気が良くなってホテルの利用客が増大すると、極端に業務量が増える場合もあります。年収や仕事の忙しさが景気に左右されると、心身のストレスにつながる可能性もあるので注意が必要です。

2.クレーム対応がある

ホテルの正社員に限らず、クレーム対応は多くの接客業でぶつかりやすい壁といえます。明らかに利用客側に非がある場合でも、冷静に受け止めて適切な対処をとることが求められるため、きついと感じる人が多いようです。また、正社員は、アルバイトや派遣社員、契約社員では対処できないクレームを任されるので、苦労する場面も増えるでしょう。

3.大勢のパート・アルバイトのまとめ役を担う

ホテルはアルバイトや契約社員が数多く働く場所です。そのため、ホテルの正社員になると、非正規雇用者のまとめ役を任される可能性もあるでしょう。上司としての責任感を持ち、頼れる存在として積極的にコミュニケーションを取ることが必要です。リーダー業務が苦手な人や、正社員経験が浅い人にとっては、きついと感じる理由の一つといえます。

4.シフトが不規則になりがち

最初の項で述べた通り、ホテルの正社員は、業務の終了時間やシフトが不規則になり、きついと感じる人も多いようです。自分の本来のシフトと人員補充としての出勤が重なって連勤になったり、続けて夜勤に入ったりする可能性もあるでしょう。24時間365日営業のホテルで長く働くには、体調管理に十分気を配る必要があります。

体力勝負の仕事も多い

ホテルの仕事は立ち仕事が多く、体力勝負といわれています。立ち仕事の代表格であるフロントやドアマンはもちろん、宴会部門の仕事でも会場のセッティングに体力が必要です。また、清掃スタッフも慣れないうちはスピーディーに動くのに苦労し、ベットメイクによる腰痛に悩む人も少なくありません。立ち仕事や不規則なシフトに対応できる体力のある人は、就職の際に優遇されるでしょう。

5.管理職になると残業代が出ない場合がある

ホテルの正社員に限らず、会社の管理職に就くと残業代が出ない場合があります。
これは、労働基準法(第41条)の「監督もしくは管理の地位にある者は労働時間、休憩及び休日に関する規定を適用しない」という記述に基づくものです。一定の条件を満たし、管理職に相応しい月給(基本給)や手当が支払われていれば、残業代の未支給は違法になりません。ホテル業界は残業が多い傾向にあるため、収入が割に合わず「きつい」と感じることもあるでしょう。

給与に疑問を感じたら詳細を確認しよう

違法に残業代を支払わない会社も存在するため、専門家への相談や転職が必要な場合もあります。ホテルの業務量と収入の関係に違和感があれば、すぐに労働契約内容を確認し、会社の上司や人事部に申告しましょう。

参照元
e-Govポータル
労働基準法(昭和二十二年法律第四十九号)

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ホテルの正社員がきついのは月給・年収が要因?

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ホテルの正社員の月給は、就職する会社の規模や役職によって異なります。新卒者の初任給は、大卒で月給20万前後、短大・専門学校卒で月給17万円前後に設定されている場合が多いようです。ホテルの正社員における平均年収は300~400万円台といわれており、全業種の平均額よりもやや低い傾向があります。質の高いサービスの提供を求められながら高収入が狙いにくい点も、ホテルの正社員が「きつい」といわれる要因の一つと考えられるでしょう。

前述の通り、年収アップを目指すには、会社で長く勤めて経験を十分積むことや、スキルを磨いて役職を目指すことが欠かせません。就職するホテルを選ぶ際は、長く勤められそうな環境か、キャリアアップできる評価制度が整っている会社かどうかも確認するのが重要です。ホテル業界における月給事情の詳細は、「ホテル業界へ就職するには学歴は必要?仕事内容や給与事情なども解説!」でもご紹介しています。ホテル業界の正社員が該当する宿泊業・飲食サービス業の平均年収も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

高い年収を目指すなら福利厚生が整ったホテルを選ぼう

ホテルの正社員が十分な収入を得るには、残業手当や深夜手当、資格手当などがきちんと整った会社を選ぶのがポイントです。待遇が良いホテルであれば住宅手当や社員寮といった福利厚生も用意されており、生活費を補えるでしょう。ホテル業界で高い年収を得るなら、月給だけでなく福利厚生も求人詳細でチェックすることが大切です。

きついだけじゃない!ホテルの正社員になるメリット

きついだけじゃない!ホテルの正社員になるメリットの画像

ホテルの正社員はきついという意見もありますが、年収アップやキャリアアップを狙えるメリットも存在します。下記では、ホテルの正社員になる3つのメリットをまとめました。

1.正社員は高待遇の傾向にある

ホテルの正社員になれば、アルバイト・契約社員・派遣スタッフなどの非正規雇用者よりも、高待遇で働けます。
非正規社員の多くは時給制のため、けがや病気でシフトに入れない日が続くと収入を得られなくなる可能性も考えられるでしょう。正社員の場合は、月給制の導入が多く手当も充実しており、収入が途切れる心配もありません。また、無期契約で雇用が安定している点や、定期的に昇給し賞与(ボーナス)が支給される点は、正社員ならではのメリットといえます。

アルバイトや契約社員にはない福利厚生も受けられる

ホテル業界には、正社員向けの優遇サービスが充実している会社もあります。社員専用のパーティーでレストランの食事を楽しめたり、系列ホテルやテーマパークを安く利用できたりするのは、正社員の特権です。ホテル業界の正社員がどのような待遇を受けられるかは、気になる会社のWebサイトや求人詳細をチェックしましょう。

2.年収アップが狙える

先述の通り、ホテル業界の平均年収は全業種と比較するとやや低い傾向があります。しかし、正社員として大規模ホテルや外資系ホテルに就職したり、役職に就いたりすれば、年収アップは十分に狙えるでしょう。
マネージャーや支配人といった管理職に就けば、年収1000万円以上を目指せる場合もあります。ただし、会社の昇給制度や評価制度によっては給与が上がりにくい場合があるため、就職・転職先は慎重に検討しましょう。求人詳細を見る際は、経験者や有資格者への優遇がある会社か、積極的にキャリアアップに挑戦できるかといったポイントを確認するのが重要です。

3.キャリアアップを目指せる

幅広い方法でキャリアアップが狙えるのも、ホテルの正社員のメリットです。未経験からでも就職しやすいだけでなく、経験を積めば積むほどキャリアの選択肢が広がります。
各部署の仕事を経験して管理職を目指したり、専門スキルを極めたスペシャリストになったりすれば、社内で昇給も狙えるでしょう。また、より好条件で働けるホテルに転職する道や、自分で宿泊施設を開業する道を選ぶことも可能です。たとえ異業種の会社に転職することになったとしても、ホテル業界で得た上質なサービスを提供する能力は、多くの職場で活かせます。

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ホテルの正社員が得られる4つのやりがい

ホテルの正社員が得られる4つのやりがいの画像

ホテルの正社員のなかには、「きついことがあっても、やりがいがあるから乗り越えられる」と感じながら働いている方もいるでしょう。ここでは、ホテルの正社員が得られるやりがいをご紹介します。

1.感謝の言葉をもらえる

利用客から直接感謝の言葉をもらえることは、ホテルの正社員にとって最大級のやりがいといえるでしょう。厳しいクレームや対応の難しい依頼に苦労しても、「ありがとう」の言葉を糧に仕事を頑張れる人もいます。ホテルスタッフとして一人ひとりの好みに合ったオーダーメイドのサービスを提供できれば、利用客の感謝や喜びにつなげることが可能です。

2.日々の変化を楽しめる

ホテルには年代や国籍を問わず幅広い利用客が訪れるため、常に新鮮な気持ちで仕事に臨めます。臨機応変に仕事がしたい人は、日々変化するホテルの仕事に楽しく取り組めるでしょう。また、ホテルの正社員になると部署移動を経験する機会が増えます。現場で多種多様な経験や知識を得られるのも、ホテルの正社員のやりがいです。

3.語学力が活かせる

ホテルの正社員になると、語学力を活かす場面が増えます。語学力に自信がある人や、海外の方と積極的にコミュニケーションをとりたい人にとっては、大きなやりがいを感じられるでしょう。また、入社時は日常会話レベルの語学力しかなかった人も、ホテルで働くうちにスキルを伸ばせる可能性があります。

4.自分らしいサービスを追求できる

自分らしいサービスを追求することは、ホテル業界における正社員のやりがいの一つです。最低限のマナーを学んだあとは、スタッフ一人ひとりが「どうすればお客さまを喜ばせられるか」を考え、実行する必要があります。自身の創意工夫がサービスの改善や感謝の言葉につながれば、成長を感じたり、モチベーションを上げたりできるでしょう。

ホテルの正社員に向いている人の5つの特徴

ホテルの正社員に向いている人の5つの特徴の画像

未経験からホテルの正社員就職は目指せますが、一定のコミュニケーション能力や機転の良さといった要素が必要です。ここでは、ホテルの正社員に向いている人の特徴を5つご紹介します。以下の内容に当てはまる人は、就職活動で積極的にアピールしましょう。

1.ホスピタリティがある人

ホスピタリティ、いわゆる「おもてなしの心」は、ホテルで働く人にとって欠かせない特徴の一つです。相手を喜ばせるのが好きな人、人が喜んでいる姿を見ると自分も嬉しくなる人はホテルの正社員に向いているでしょう。正しく丁寧な言葉遣いはもちろん、利用客の声にしっかりと耳を傾けることが重要です。

2.臨機応変に対応できる人

ホテルの仕事では、利用客が何を求めているのか、どのようなことをすれば喜んでもらえるかを考えることが求められます。思いがけないクレームや依頼を受けることも考えられるため、冷静に状況を見極め、自発的に工夫したり行動を起こしたりできる臨機応変な人がホテルの正社員に向いているでしょう。
反対に、マニュアル通りに作業したい人や、計画性を重視したい人には向いていないといえます。

3.話しかけやすい雰囲気の人

ホテルの正社員は、困っている利用客にとって話しかけやすい存在であることが大切です。そのため、普段から親しみやすい雰囲気を持つ人や、頼られたり相談を受けたりすることが多い人は、ホテルの正社員に向いているといえます。仕事を通じて人間性に磨きをかければ、人を惹きつける魅力が高まるでしょう。

4.相手の気持ちを感じ取れる人

相手の気持ちを一番に考えられるのも、ホテルの正社員として優遇される能力です。ホテルのスタッフは、利用客それぞれのニーズを丁寧にヒアリングしたり、表情やちょっとした会話から状況を判断したりする必要があります。相手の状況次第では、「あえて話しかけない」「希望以外のサービスを提供する」といった、マニュアル外の対応も求められるでしょう。

5.協調性がある人

ホテルの利用客に上質なサービスを提供するには、各部門の連携が欠かせません。そのため、協調性のある人は正社員として活躍できるでしょう。単に自分の仕事をこなすだけでは、利用客の満足度が下がり、クレームにつながる恐れも考えられます。
協調性については「協調性の意味をわかりやすく解説!ある人の特徴や自己PRの例文も紹介」もあわせてご一読ください。ビジネスシーンにおける協調性の意味合いを解説しています。

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ホテルへの正社員就職で優遇されやすい資格

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ホテルへの正社員就職に必須の資格はありません。ただし、取得を通じてスキルをアピールでき、就職活動で優遇されやすい資格はあります。以下の資格を有していると、ホテルの正社員就職で有利になりやすく、諸手当の支給で優遇される場合もあるでしょう。

ホテルビジネス実務検定

この試験を受けると、ホテルの実務に関する知識がどのくらい身についているかが分かります。検定にはベーシックレベルの2級と1級、マネジメントレベルの3種類があり、宿泊業務や宴会業務に関する問題や、マーケティングや経理についても問われる内容です。管理職を目指す人は、マネジメントレベルを目指すと良いでしょう。

ホテル実務技能認定検定

ホテル勤務に必要な基礎知識と語学力を測る検定です。個人では受験できず、団体受験のみになります。検定には初級と上級があり、上級では苦情処理に関する知識や、法令に関する知識も必要です。

レストランサービス技能検定

顧客満足度を高めるための接客技能を測る試験です。1級・2級・3級の3等級があり、学科と実技の試験が行われます。受験するためには、大学や専門学校でレストラン等における規定の飲料サービスに関する学科を修了している、一定の実務経験を積んでいるなど、条件があるようです。

サービス接遇検定

言葉遣いや話し方、話すときの表情といった、接客業で求められる接遇スキルが身につく検定です。1級・準1級・2級・3級があり、1級の試験では筆記に加えてロールプレイングも行われます。ホテル業界への正社員就職に役立つ知識が得られるのはもちろん、心構えを知るうえでもおすすめです。

マナー・プロトコール検定

プロトコールとは、国際儀礼のことです。この検定では、社会常識やビジネスマナーのほか、レディーファーストや宗教上の配慮についての知識が身につきます。海外からの利用客が多いホテルへの正社員就職を目指す場合は、受験してみると良いでしょう。1級・準1級・2級・3級があり、1級に合格すると講師として活躍することも可能です。

TOEICや英検

TOEICや英検は、英語でのコミュニケーション能力を示すのに役立ちます。転職の選考では、TOEICなら少なくとも600点以上、英検なら2級以上の合格が必要です。TOEICについては「TOEICは就職に有利?取得しておきたい点数やアピール方法を解説」のコラムで詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。

上記の資格のほか、運転免許があればゲストの車の移動や、旅館の送迎業務に役立てられます。なお、料理部門への正社員就職では、調理師やソムリエなどの資格取得が必須条件になっている場合もあるので注意が必要です。

日常会話レベルの語学能力があれば採用時に優遇される

資格を有していなくても日常会話レベルの語学能力があれば、外資系ホテルや海外の観光客が多いホテルで優遇・評価されます。英語・中国語・韓国語などを話せる場合は積極的にアピールしましょう。

ホテル業界で優遇されやすいスキルの詳細は、「ホテル就職に必要な資格はある?有利になるスキルと重視されるポイント」でもご紹介しています。自分の有している能力がホテル業界で活用できるかどうか照らし合わせてください。

未経験からホテルの正社員になるのはきつい?

未経験からホテルの正社員になるのはきつい?の画像

ホテルの高質なサービスや格式高いイメージから、「未経験でも正社員になれるのか?」「専門知識がないと就職できないのでは?」といった疑問を抱く方もいるでしょう。ここでは、未経験からホテルの正社員に就職できるのかどうか、就職するにはどうすれば良いかを解説します。

未経験からホテルの正社員就職は可能

未経験からホテルの正社員に就職することは十分可能です。ホテル業界は経験や学歴を問わない求人も多く、高卒から挑戦しやすい業界ともいわれています。ただし、一部の高級ホテルでは「ホテルスタッフ専門学校卒」という応募条件を設けている場合があるので注意しましょう。
高卒でホテルに就職できる?仕事内容や採用試験について解説」のコラムでは、高卒でホテル業界に就職した人のやりがいや苦労していることをまとめています。働くイメージを固めたいと考えている方は、ぜひご一読ください。

アルバイト・契約社員・派遣社員から正社員になる道もある

ホテル業界は、アルバイト・契約社員・派遣社員の求人詳細も多く見られます。そのため、正社員登用制度が適用されるアルバイトや、紹介予定派遣のスタッフから正社員を目指す道も選択可能です。正社員登用制度がある会社や紹介予定派遣の求人なら、未経験でもホテルの正社員になりやすいでしょう。

ホテル業界の有効求人倍率

ホテル業界は人手不足といわれているのが現状です。国土交通省観光庁の「観光や宿泊業を取り巻く現状及び課題等について(p.37)」によると、宿泊に関する職業の有効求人倍率は2017年度で6.15倍でした。詳細は以下のとおりです。

職業分類(小分類)有効求人数有効求職者数有効求人倍率(求人/求職)
旅館・ホテル支配人6,311人2,794人2.26倍
飲食物給仕係92万4,027人12万8,972人7.16倍
旅館・ホテル・乗物接客員22万3,721人5万5,859人4.01倍
合計115万4,059人18万7,625人6.15倍
(参考)職業計2899万7,798人2098万2,347人1.38倍

引用:国土交通省観光庁「観光を取り巻く現状及び課題等について(p.37)

ホテルを含む宿泊関連の有効求人倍率は、全職業計の1.38倍と比較しても高いといえます。宿泊の需要に対してホテルのスタッフは足りていないと考えられるため、正社員になれば業界人からも歓迎されるでしょう。

参照元
国土交通省観光庁
観光庁Webサイト

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ホテルの正社員求人できつい職場を避けるコツ

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ホテルの正社員を目指す場合は、就職先を十分に検討する必要があります。自分に合った働き方ができる会社かどうかをよく確かめないまま入社してしまうと、「きつい」と感じる場面も増えてしまうでしょう。以下で紹介する3つのポイントを参考に、正社員として長く働けるホテルを探してみてください。

1.どのタイプのホテルの正社員を目指すのか考える

ビジネスホテルやリゾートホテルというように、ホテルにはさまざまな種類があります。どのタイプのホテルに就職したいのか、イメージが曖昧なまま就職活動を進めると、ミスマッチを引き起こす原因になりかねません。以下に主なホテルの種類を挙げるので、自分の志望先をイメージしてみましょう。

ビジネスホテル

ビジネスホテルは、出張中の滞在先を前提としている施設です。シングルの部屋がメインで、アメニティやサービスを最小限にして宿泊料を抑えています。パソコンやプリンターといったビジネスパーソン向けの設備が充実しているのが特徴です。立地は駅周辺が多いため利便性が高く、出勤のしやすさがメリットといえます。

ビジネスホテルはフロントや清掃の求人が多い

サービスを最小限にしている分、業務内容が絞られるため、ビジネスホテルの正社員求人はフロントやハウスキーピング(清掃)が多い傾向です。コンシェルジュやドアマンとして正社員になりたい人には向かないでしょう。

シティホテル

シティホテルは、ビジネスや観光など、幅広い目的で使われる都心の宿泊施設です。客室の種類もシングルやダブル、ツインルームと幅広く、ビジネスホテルより室内も広い傾向があります。また、レストランやバー、エステなどを併設したり、ドアマンを配置したりと、各種サービスが充実しているのが特徴です。

高級シティホテルは経験者を優遇する場合も

高級シティホテルでは質の高いサービスを提供するため、経験者を優遇する求人が多い傾向にあります。ただし、レストランのホールスタッフや、新規オープンのホテルのフロントなどは未経験で応募できる正社員求人も。未経験から正社員に挑戦したい人は、求人サイトをこまめにチェックして、チャンスを逃さないようにしましょう。

リゾートホテル

リゾートホテルは、スキー場やビーチ、テーマパークの近くなどに建てられた観光・滞在に特化した施設です。プールやスパ、エステなど、ゆったりと過ごすための設備が充実しています。立地している環境によってホテルの雰囲気は異なり、家族向けや大人数向けを目的としているのが特徴です。「リゾート(リゾートホテル従業員)の仕事」では、リゾートホテルでの働き方や志望動機例を紹介しています。リゾートホテルの正社員を検討している方はぜひチェックしてください。

リゾートホテルは住み込み勤務や社員寮完備が多い

都市部から離れたリゾートホテルには、正社員用の寮が用意されており、住み込みでの勤務が可能なことが多いようです。毎日の通勤時間が短縮できるのがメリット。シフトが不規則でも「つらい」と感じず働ける可能性があるでしょう。また、まかないが付いたり、光熱費を会社が負担してくれたりするホテルもあるので、リゾート地で働きながら一人暮らしをしてみたい方におすすめです。

2.会社ごとの離職率や平均年齢を確認する

ホテルの求人情報を見る際は、会社ごとの離職率や平均年齢を確認するのも大切です。離職率や平均年齢からは正社員の定着率をうかがい知れるため、給与や福利厚生とあわせて忘れずにチェックしましょう。
正社員の離職率が高いホテルや、ほかの会社と比較して平均年齢が低いホテルには注意が必要です。人材が定着しにくい何らかの原因があると予想され、入社後に「きつい」と感じる場面が増える恐れがあります。

3.勤務時間が固定の求人を探す

ホテルの正社員求人に応募する際は、シフトを十分に確認しましょう。先述のとおり、ホテルの正社員はシフトの不規則さにより「きつい」といわれがちです。そのため、体力に不安がある人は、なるべく勤務時間が固定されている会社の求人を見つけるのがおすすめといえます。たとえば、ブライダルサロンや管理部門は、比較的勤務時間が固定されやすいでしょう。また、夜勤のないフロントの募集もあります。求人数は絞られますが、自分らしい働き方を実現するために積極的に検索してみましょう。

4.第三者の力を借りて企業研究を行う

従業員満足度の高さや職場の雰囲気、ホテルの社風などは、求人情報だけでは分からない部分があります。そのため、きつい職場を避けるためには、入念な企業研究が欠かせません。ホテルのWebサイトや業界誌などで情報収集するのはもちろん、OB・OG訪問や企業説明会などで実際に働いている社員の話を聞き、就職後のイメージを具体化しましょう。
また、転職エージェントを利用して、職場の実態を教えてもらうのもおすすめです。転職エージェントは人事担当者に話を聞いたうえで求人を紹介しているため、社員の特色や求める人物像、企業の考え方などを把握しています。1人で企業研究を行うのに比べて、ミスマッチを避けやすいのがメリットです。

自分に合った職場を選べばきついとは限らない

仕事が「きつい」と感じるかどうかは、企業の価値観や仕事の進め方などが自分に合っているかによるでしょう。シフトが不規則で体力勝負の仕事でも、「居心地が良い」「楽しい」と思える職場なら、きついと感じる可能性は低いです。まずは自己分析で自分の特性や転職先に求める条件を洗い出し、自分に合ったホテルを選ぶのが重要といえます。

ホテルの正社員の将来性

国土交通省観光庁の調査「宿泊旅行統計調査(令和5年10月・第2次速報、令和5年11月・第1次速報)」によると、ホテル業界は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け、経営が不安定になっていましたが、回復傾向にあることが伺えます。2023年10月の延べ宿泊者数は、2019年10月の+7.9%。特に、外国人の宿泊者数は、+19.5%と激増しています。
外国からの宿泊者が増加傾向にあり、今後、ホテル業界の需要はあらためて拡大が見込まれるでしょう。将来を見据えて新規の宿泊施設を開設している会社もあります。また、ホテル利用客のニーズも景気や時代に合わせて変化していくことが考えられるでしょう。ホテルの正社員は、利用客が特別な時間を過ごせるよう、質の高いサービスを提供していく姿勢が求められます。業界・業種を問わず幅広い経験のある人や、即戦力として活躍できる人が優遇されるでしょう。

参照元
国土交通省観光庁
宿泊旅行統計調査(令和5年10月・第2次速報、令和5年11月・第1次速報)

ホテルや接客・サービス業の正社員就職に興味がある方は、ハタラクティブへの相談もおすすめです。ハタラクティブは、若年層への支援を中心とした就職・転職エージェント。専任のアドバイザーが丁寧にカウンセリングを行い、相談者に合いそうな求人や会社をご紹介します。未経験者歓迎の求人も数多く取りそろえているため、初めて就職する人も安心です。また、取り扱っている求人はすべて会社に直接取材したもののため、職場の雰囲気や実際の勤務状況といった詳細な内部情報もお伝えできます。さらに、面接対策や応募書類の添削、選考日程の調整なども一貫してサポートしますので、ホテル業界への就職・転職を目指す方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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ホテル正社員就職に関するQ&A

ここでは、ホテルへの正社員就職を考えてる人が抱きやすい疑問を解説します。

ホテルのなかでもホテルフロントがきついって本当?

フロントには多くの利用客が訪れるため、トラブル対応や想定外の要望を受けることもあることから「きつい」と感じる場合があるようです。しかし、「ホテルの顔」としてワンランク上の接遇スキルが身につくため、フロントの仕事にメリットを感じる人もいるでしょう。「接客業とは?どんな職種がある?必要なスキルや志望動機の書き方も解説」のコラムで紹介しているように、コミュニケーション能力や柔軟性も磨かれ、将来の転職にも役立ちます。

未経験からホテルの正社員を目指すには?

仕事への適性や意欲を示せば、正社員になれる可能性があります。未経験でも、異業界で働いた経験があるなら、仕事への考え方や実績をアピールしましょう。フリーターの方はアルバイト経験をアピール材料にしてもOKです。「フリーターは未経験から正社員に就職できる?おすすめの仕事や求人を紹介!」では、未経験の応募者がアピールすべきポイントを解説していますので、参考にしてみてください。

ホテルの正社員に必須の条件はある?

特にありません。応募条件は各ホテルによって異なりますが、基本的には専門知識やスキルがなくても、適性があれば正社員として就職できる可能性は十分にあるでしょう。ホテル業界で求められる適性は「ホテル就職に必要な資格はある?有利になるスキルと重視されるポイント」で詳細を紹介しています。

外国人向けのホテルの正社員の求人はある?

外国人が日本のホテルで働くためには、適切な就労(在留)資格が必要です。 また、ホテルで働くことができても、就労(在留)資格の種類によっては従事できない業務があります。
「永住者」、「定住者」、「日本人の配偶者等」、「永住者の配偶者等」の在留資格を持つ外国人の方は日本のホテルで働けます。 居住資格には就労制限がないため、他の資格のように仕事内容を制限されません。

ホテルの正社員求人の探し方は?

転職サイトでも探せますが、転職エージェントの利用がおすすめです。ホテル業界は人手不足のため、求人数は多い傾向にあるものの、「未経験歓迎」の正社員求人を探すのは難しい可能性があります。転職エージェントなら、応募者の状況や希望に合った求人を探してくれるのほか、非公開求人を紹介してくれる場合も。転職エージェントを利用するメリットは「転職エージェントのデメリットは?いらないといわれる理由やメリットも解説」のコラムで紹介しています。ハタラクティブは20代を対象とした転職エージェントなので、未経験でホテルの正社員就職を目指したい方に向いているでしょう。

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  • 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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