契約社員から正社員になるには?登用は難しい?確率の上げ方や就職するコツ

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この記事のまとめ

  • 契約社員から正社員を目指すことは可能
  • 契約社員は転勤の可能性が低いことや未経験の仕事に挑戦しやすいのがメリット
  • 契約社員から正社員になるには、「登用試験」「転職」「紹介予定派遣」などの道がある
  • 正社員登用試験では、明確なキャリアプランが伝わる志望動機を伝えよう
  • 面接では、契約社員から正社員を目指す動機を具体的に示すことが重要

将来の安定を求めて、契約社員から正社員を目指す人は多いでしょう。正社員になるには、登用試験や転職、紹介予定派遣などいくつかの手段があります。このコラムでは、契約社員から正社員になるための方法をご紹介。また、正社員登用試験における面接対策や、志望動機のポイントについても解説しています。契約社員から正社員になるための心構えとしてご一読ください。

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契約社員から正社員になるのは難しい?

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契約社員から正社員になれる可能性はあります。とはいえ、会社に正社員登用制度があっても諸条件は企業によって異なるので、正社員になれる確証はないのが実情です。同じ会社で契約社員から正社員への登用が見込まれるのは、一定期間勤務した場合。たとえば、半年間の契約社員として入社し、半年経過後に正社員に登用されるといった形があります。

ただし、正社員の採用に慎重な会社に勤めている場合は、長期間働いてもステップアップが難しいことも。そのため、契約社員から正社員を目指すなら、まずは会社で「正社員になれる道筋が整っているか」「登用実績があるか」などを確認して、確実性の高い情報を集めることが必要です。

契約社員から正社員になれない原因は?

契約社員から正社員になれない主な原因として、社会人としてのマナーが不十分、会社が正社員登用制度を設けていないといったことが挙げられます。ビジネスマナーが身についていないと相手に悪印象を与えてしまい、正社員登用が遠のいてしまう恐れも。一度これまでの勤務態度やマナーに問題がないか振り返ってみることが大切です。
 

また、会社に正社員登用制度がないと、仕事で成果を出しても契約社員から正社員になることは難しいでしょう。そのような場合は、転職を検討するのがおすすめです。

非正規雇用社員から正社員になれる確率

厚生労働省の「労働経済動向調査(令和5年2月)の概況」によると、契約社員やアルバイト、パートなどの非正規雇用社員から正社員になった登用実績は、以下のような結果が出ています。

【正社員登用制度の有無と登用実績】
 登用実績あり登用実績なし
正社員登用制度あり39%39%
正社員登用制度なし6%15%
合計44%54%

引用:厚生労働省「労働経済動向調査(令和5年2月)の概況(13P) 表12

上記の結果から、正社員登用は正社員登用制度の有無にかかわらず全体の4割~5割程度の範囲で行われていることが分かります。会社の登用制度に応募したいと考えている方は、自社に正社員登用制度があるかどうかのほかに、登用実績があるかどうかも確認しましょう。

契約社員から正社員登用される確率を上げるには?

契約社員から正社員登用される確率を上げるためには、登用試験の対策を十分にしておくことが大切です。登用試験は書類選考や小論文、面接などがあります。面接でよく聞かれる質問への回答や志望動機を考えておきましょう。企業側が納得できるような回答を用意することで、正社員登用される可能性が高まるはずです。
 

志望動機の対策については「契約社員から正社員を目指すときの志望動機のポイント」で後述しているので、あわせてご覧ください。

参照元
厚生労働省
労働経済動向調査(令和5年2月)の概況

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契約社員から正社員になる3つの方法

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契約社員から正社員にステップアップするには、元々所属している会社で正社員を目指すか、ほかの企業に転職するといった方法があります。以下にそれぞれについて詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

1.同じ会社で正社員を狙う

現在所属している会社で正社員を目指す場合は、まず会社に正社員登用制度があるか確認してみましょう。会社で正社員登用を行っている場合、契約更新の時期に合わせて交渉してみるのも一つの手です。

会社にもよりますが、形式的に契約更新を行っており、正社員登用の時期になっても気付いてもらえないことがあります。雇用契約書に雇用期間が明記されているにもかかわらず、契約期間が過ぎても声を掛けられない場合は、自分から話を切り出してみましょう。相談するタイミングとしては、契約更新が近づいてきたころが適切です。

正社員登用試験ではどんなことをする?

正社員登用試験の内容や形式は、企業によってさまざまです。書類選考や筆記試験、面接など中途採用選考と変わらない試験を実施する企業もあれば、役員との面接だけで終わる企業もあります。これまでの働きぶりが評価されていたり、既に一定程度の実力が備わっていたりすると、役員面接のみで採用される場合もあるようです。ただし、基本的には適性検査として一般常識やSPI、小論文などが出題されるため、一通り対策をしておいたほうが良いでしょう。
 

正社員登用制度の概要や試験については、「正社員登用制度とは?読み方や必要な実績・試験について解説!」でも紹介しているので、詳しく知りたい方はこちらも参考にしてください。

2.勤続5年で無期契約に転換する

2012年に労働契約法が改正されたことで、パートや契約社員といった有期契約労働者が通算5年以上同じ会社で働くと、無期雇用契約を申告できます。ただし、無期雇用に転換したからといって、必ずしも正社員になれるとは限りません。確実に正社員を目指すのであれば、正社員雇用契約を約束したうえで無期雇用契約への転換を希望してみることをおすすめします。また、無期雇用契約への転換は雇用者側から申し出ない限り有期雇用のままになってしまうので、注意しましょう。

参照元
厚生労働省
無期転換ルールについて

3.転職して違う会社で正社員を目指す

契約社員から正社員になるなら、今所属している会社とは別の企業で正社員を目指すのも一つの手です。新しい会社で一からスタートすることに不安を感じる方もいるでしょう。しかし、いつ正社員登用されるか分からないまま契約社員の期間が長引いてしまうと、その分就職に不利になる恐れがあります。現時点で正社員登用される見通しがない場合は、自身の経験やスキルと合致する企業を見つけ、転職したほうが正社員になれる可能性が高いでしょう。

直接雇用を前提とした紹介予定派遣を利用する方法もある

契約社員から正社員への移行を検討しているなら、紹介予定派遣を利用するのも有効な手段です。紹介予定派遣は派遣期間後に直接雇用されることを前提としています。紹介予定派遣の派遣期間は最大で半年と定められているため、スムーズに直接雇用へと移行できるのが大きなポイントです。また、大手企業への求人も多く、大手の優良企業で働ける可能性が高いのも魅力。そのため、近年は紹介予定派遣で正社員を目指す方も多く、企業側の需要も高まっています。

契約社員のままでいるメリット・デメリット

「契約社員のまま働き続けたい」と考えている方は、メリットとデメリットを知り、自分に合った働き方かどうかを判断するのがおすすめです。

契約社員のメリット

契約社員の主なメリットは、以下のとおりです。

・転勤の可能性が少ない
・未経験の仕事も採用されやすい

契約社員は有期雇用であるため、会社側の都合で引っ越しを伴う転勤を求められる可能性は極めて低いといえます。そのため、急な環境の変化やライフスタイルへの影響を心配する必要はないでしょう。

また、契約社員は正社員と比べると未経験の仕事も採用されやすい傾向にあるようです。正社員は採用にあたって経験やスキルが求められることがありますが、有期雇用の契約社員は求められる経歴やスキルのハードルが下がります。そのため、やりたい分野の仕事の経験を積みやすくなるでしょう。

契約社員のデメリット

契約社員にはメリットだけでなく、以下のようなデメリットもあります。

・社会的な立場が不安定
・正社員に比べると待遇が十分でない

契約社員は非正規で雇用が安定しないため、社会的な立場が不安定になりやすいことが大きなデメリットといえるでしょう。契約社員は正社員よりも融通がききやすい反面、契約満了や経営難を理由に雇用契約を解除されるリスクがあります。また、雇用の不安定さから社会的信用度が低い傾向にあり、クレジットカードやローンの審査も通りにくいようです。

さらに、契約社員は正社員と比べると待遇が充実しておらず、ボーナスや昇給、昇進のチャンスは原則ありません。そのため、キャリアアップや収入アップを目指しにくい傾向があります。

契約社員から正社員になれるのはどんな人?

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契約社員から正社員になれる条件や資質などは、企業によって異なりますが、多くの企業に共通する主な条件や特徴を把握しておけば、今後の指標にできる可能性があります。以下で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

意欲的に仕事に取り組む人

仕事に意欲的に取り組んでいれば、契約社員から正社員になれる可能性が高まります。上司や先輩など、周囲の人と積極的にコミュニケーションを取り、仕事に意欲的に取り組んで成果を出せば、正社員への登用を認めてもらいやすくなるでしょう。普段から自分にできる仕事はないか、サポートできることはないかなど、周囲に積極的に声掛けをするのがおすすめです。

持っているスキルが企業とマッチしている人

持っているスキルが企業の事業や業務などにマッチしている人は、契約社員から正社員になれる可能性が高いといえます。正社員登用を目指している方は、現在自分が持っているスキルが企業が求めているスキルと合っているか、スキルをどのように伸ばしていくべきか確認しましょう。

将来のビジョンが明確な人

明確な将来のビジョンを持っている人も、契約社員から正社員になれる確率が高まるでしょう。将来のビジョンがあれば、それに基づいたキャリアプランや目標を立てることができ、達成するための行動に移しやすくなります。たとえば会社で将来なりたいポジションがある、ゆくゆくやりたい仕事があるといった場合は、それらを実現するために仕事で成果を上げやすくなる可能性も。仕事で着実に実績を積んでいけば、正社員として登用される確率を上げられるでしょう。

契約社員から正社員を目指すときの志望動機のポイント

正社員登用試験として書類選考がある場合、高確率で志望動機を書く機会があります。契約社員から正社員を目指している方は、志望動機を作成する前に以下のポイントを押さえておきましょう。

1.在籍する職場での役割を説明する

履歴書に書く志望動機では、現在自身が担っている役割について先に説明し、企業側にこれまで行ってきた仕事や実績を伝えます。「私は現在、契約社員として○○職についています。3年間○○などの業務に携わってきました。」といった説明文を添えると良いでしょう。

2.正社員登用制度に応募した動機を述べる

「これまでの経験を活かし、○○や○○など業務の幅を広げたいと考えるようになり、正社員登用試験に挑戦しました。」というように、正社員登用制度に応募した動機を明確に述べましょう。「より安定した雇用で働きたい」「キャリアアップを図りたい」「高い裁量を持って仕事に取り組みたい」など、前向きな姿勢をしっかりアピールするのがおすすめです。これまでの経験を踏まえたうえで、具体的に志望動機を述べるとより好印象を与えられる可能性が高まります。

3.具体性のあるキャリアプランを述べる

正社員登用試験で伝える志望動機では、「どのように成長したいか」「どのような仕事に取り組んでいきたいのか」など、正社員になってからのキャリアプランを具体的に伝えることも重要なポイントです。「私もリーダーを目指し、ゆくゆくは○○のような仕事にも携わっていきたいと考えています。」というように、分かりやすく述べましょう。回答の具体性を上げるためにも、正社員として働くうえで必要な知識について事前に勉強しておくと安心です。

4.正社員への意気込みをアピールする

契約社員から正社員を目指す際、キャリアアップに対する熱意を伝えることも大切です。企業側に「この人なら正社員として採用したい」と思ってもらえるような意気込みをアピールしましょう。正社員になりたい気持ちを伝えるだけでなく、「正社員として採用された暁には、○○で貢献していきたい」というように、会社に貢献したい意欲もあわせて伝えると効果的です。

契約社員から正社員を目指す際の志望動機の例文

「私は現在、貴社の契約社員として勤務しており、3年間事務職に従事してきました。WordやExcel、PowerPointを用いた資料の作成、お客さまの対応などの業務を担当し、円滑な業務をサポートできたと自負しています。しかし、契約社員という性質上、担当できる範囲が限られており、サポートの幅を広げていきたいと考えるようになりました。今以上に幅広い業務をサポートし、業務経験を積んでいきたいと思い、正社員を志望しました。正社員として採用された暁には、これまでの経験を活かして効率化を図り、業務を円滑に進められるよう貢献していきたいと考えています。」

契約社員から正社員になるために考えるべきポイント

契約社員から正社員になるために考えるべきポイントの画像

契約社員から正社員を目指している方のなかには、正社員登用試験の面接で何を聞かれるのか不安に思っている人もいるでしょう。正社員登用試験の面接で定番となっている質問は、「正社員になりたい理由は何か」「正社員になったらどのようなことを実現したいのか」といった内容です。きちんと回答できるようにするためにも、あらかじめ下記の様なポイントを考えておきましょう。

1.正社員になりたい理由は何か

正社員登用試験の面接では、「正社員として応募した理由」を明確にしておく必要があります。たとえば、「携わりたい仕事があるが、契約社員のままでは難しいから」「もっと会社に貢献したいが、契約社員のままではできる仕事が限られているから」など、応募先の会社で正社員になろうと思った理由を、今後のキャリアプランを交えながら回答すると良いでしょう。

2.契約社員として培った自分の強みは何か

正社員登用試験の面接対策として、契約社員としてどのような強みを培ったかをアピールできるようにしておきましょう。契約社員時代に担当していた業務を通してどのような経験やスキルを身につけたか、それらをどのように役立てていきたいかを整理しておくのがおすすめです。

3.今の会社で正社員になって実現したいことは何か

正社員登用試験の面接に向けて、今の会社で正社員になってどのようなことを実現したいかを考えておきましょう。たとえば、正社員になって目指したいポジションや、どのように会社に貢献していきたいかなど、具体的にまとめておくのがおすすめです。

今の会社でなくても実現可能な内容なら転職がおすすめ

正社員になってやりたいことが今の会社でなくても実現できるような内容なら、転職を検討するのも良いでしょう。正社員を目指して転職する場合は、転職エージェントを活用するのがおすすめです。転職エージェントは、アドバイザーによるヒアリングの結果に基づいた求人の紹介や面接対策など、転職のサポートを受けられます。

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契約社員から正社員への登用に関するお悩みQ&A

契約社員から正社員になりたいと考えている人もいるでしょう。ここでは、契約社員から正社員への登用を目指している方のお悩みや疑問にQ&A形式でお答えします。

契約社員から正社員になりたいけど登用制度がありません…

企業の規定によっては、契約社員から正社員になるのが難しいことも考えられます。現在所属している企業で契約社員から正社員への登用制度がない場合は、登用実績があるかを確認しましょう。もし今の会社で正社員を目指すことが難しい場合は、ほかの企業を探すのも手です。

契約社員から正社員への登用制度については、「契約社員から正社員登用は本当に可能?」も参考にしてみてください。

契約社員から正社員になるにはどれくらいかかる?

契約社員から正社員になるまでにどれくらいかかるかは、企業によって異なります。たとえば、契約社員として働く期間が「試用期間」の場合は、正社員登用までにおよそ3~6ヶ月ほどかかるでしょう。元々契約社員として入社した企業で正社員を目指す場合は、年単位の期間がかかると見ておくのが無難です。また、正社員になるために相応の実績を積んでおく必要があります。

契約社員は非正規雇用社員ですか?

契約社員の雇用形態は非正規雇用です。契約社員は正社員と同様にフルタイムで勤務する場合が多いですが、「雇用期間に定めがある」という決定的な違いがあります。そのため、特に大きな理由がなくても雇用期間満了と同時に契約を解除される可能性もあるでしょう。正規雇用で安定した働き方を考えている方は、正社員としての就職を検討するのがおすすめです。

契約社員から正社員になるには?

契約社員から正社員になるには、元々所属している会社の正社員登用制度に応募する、転職して正社員としての就職を目指す、紹介予定派遣を利用するなどの方法があります。転職して正社員を目指す場合は、転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。プロのアドバイザーが書類添削や面接対策などの転職サポートを行います。

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