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契約社員と正社員の違いは何?自分に合う働き方を選ぶには

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【このページのまとめ】

  • ・契約社員は、雇用期間が限定されるという点で正社員と違いがある
  • ・社会保険や有給取得など、正社員と同じ待遇を受けられる部分もある
  • ・契約社員と正社員とで、利用できる福利厚生に違いがある
  • ・契約社員は、自分のスキルを仕事に活かせることや副業ができるメリットがある
  • ・正社員は契約社員と違い、雇用や収入面の安定や出世の機会が多いのが強み

監修者:吉田早江

キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントとして数々の就職のお悩み相談をしてきました。言葉にならないモヤモヤやお悩みを何でもご相談下さい!

契約社員と正社員では、雇用形態や働き方に大きな違いがあります。正社員の方が収入面や福利厚生がしっかりしていて、安定しているというイメージを持つ方も多いはずです。しかし、契約社員のように正社員とは異なる雇用形態の求人も多くなっており、働き方の選択肢が増えています。
このコラムを通じて、契約社員と正社員の違いを知り、自分に合った働き方を選びましょう。

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契約社員とは?

契約社員とは、期間に定めがある労働契約を結び、職務に従事する労働者のこと。この契約を有期雇用契約といい、雇用期間は最長で3年間と決まっています。そのため、雇用期間を過ぎたときには契約を終了して退職するか、更新して働き続けるかの選択を迫られることになるでしょう。
いずれの場合も企業と労働者双方の意思によって決められ、働きぶりが評価されれば正社員として登用されることも。企業によっては「非常勤」「準社員」「嘱託」「臨時社員」など呼び方が異なる場合もありますが、雇用期間に定めがある雇用形態は、すべて契約社員です。

契約社員と正社員の違い

契約社員と正社員の大きな違いは、会社と雇用契約を結ぶ際に「雇用期間に定めがあるかどうか」です。待遇面では、一般的に契約社員は賞与や退職金は支給されない場合が多く、有給休暇はあっても傷病休暇はないことも。また、契約社員と正社員では、利用できる福利厚生に違いがある場合もあります。
しかし、契約社員は雇われる期間が決まっているというだけで、条件面では正社員と変わらない部分が多くあります。たとえば、社会保険への加入や有給休暇の取得は契約社員でも可能です。社会保険とは厚生年金、健康保険、労災保険、雇用保険のこと。社会保険は一定の規定を満たした会社はすべて加入する義務があるため、正社員でも契約社員でも完備されています。
有給に関しても、所定労働日の一定数以上勤務をしていれば契約の形態を問わず支給されるため、支給日数も正社員と変わりません。また、解雇についても、労働基準法による解雇予告の義務が適用されるので、「明日から突然職を失う」といったことはなく、正社員の場合と同様、30日前には予告されます。

契約社員と正社員では、給与や働き方にどのような違いがあるのか詳しく知りたい人は「契約社員と正社員の違いとは?責任の範囲は?給与や働き方も比較!」も合わせて確認してみてください。

正社員のメリット

この項目では、正社員として働くことのメリットをご紹介します。どのようなメリットがあるのか以下で確認してみましょう。

雇用が安定している

正社員は雇用が安定しており、基本的に解雇されることがありません。自ら辞めるか、会社が倒産することがなければ雇用は継続されます。雇用が安定していることで、仕事にも専念でき、自分のスキルアップにも繋がるというメリットもあります。

賞与や退職金など収入が安定する

正社員は、勤める会社によっては賞与や退職金がもらえます。昇給に伴い収入が上がる会社や成果に応じて報奨金を支給している会社もあるようです。また、正社員は毎月決まった給与を受け取れるため、収入面の安定が期待できるでしょう。

社会的な信用度を得やすい

正社員の場合は、長期的に収入や雇用が安定していることから、社会的な信用を得やすい傾向にあります。社会的信用度の高さから、正社員はクレジットカードや住宅購入の長期ローンも審査が通りやすいようです。

出世のチャンスがある

正社員は会社で長期的に働くことになるため、出世の機会が多い傾向にあります。
正社員として同じ会社に長く勤めることで昇給・昇進できるチャンスがあるでしょう。働き始めたばかりの場合でも、成果を出せば早い段階で出世できることもあるようです。

福利厚生が受けられる

正社員は契約社員と違い、利用できる福利厚生の範囲が広くなっています。会社によっては、住宅手当や通勤手当などの福利厚生は正社員のみ利用できる場合も。充実した福祉厚生を受けられれば、自分の希望するワーク・ライフ・バランスを実現できるでしょう。

正社員として働くことには、収入の安定や福利厚生の充実など契約社員にはないメリットがあります。正社員のメリットをより詳しく知りたい人は「正社員で働くメリットは?フリーターとの違い」も参考にしてみてください。

正社員のデメリット

一方で、正社員として働くことにはデメリットもあります。デメリットの内容を以下で確認してみましょう。

転勤や異動の可能性がある

正社員の場合、急な転勤や部署異動が起こる可能性があります。会社の命令には原則従わなければいけません。場合によっては、海外転勤で生活環境が大きく変わることも考えられます。

長期休暇を取りづらい

正社員として働く場合、責任のある仕事を任されることが多く、長期休暇を取りづらい傾向にあります。休暇中であっても仕事の電話が来たりメールの対応をしなくてはならなかったりと、休んだ気にならないと感じる場面もあるようです。

副業ができない

正社員の場合、副業できない可能性が高いです。就業規則によって副業を禁止している会社は多く、正社員としての収入だけで生活をする必要があります。

自分のやりたい仕事ができないこともある

正社員として働くにあたり、自分の希望している部署に配属されず、やりたい仕事に就けない場合があります。正社員は契約社員と違い、会社内の配置変更の範囲が広いのが特徴です。そのため、必ずしも自分のやりたい仕事ができるとは限りません。

休日出勤や残業がある

正社員の場合、業務の進行状況によっては、休日出勤や残業が発生することがあります。会社への拘束時間が増えると、自分の時間を満足に確保するのは難しいと考えられるでしょう。

正社員は転勤の可能性があることや休暇が取りづらいことなど、契約社員に比べると自由度が低い傾向にあります。正社員として働くことを視野に入れている場合は、デメリットがあることを把握しておきましょう。正社員のデメリットについて詳しく紹介している「正社員のメリットとデメリットを解説!非正規社員とのちがいは?」も確認してみてください。

契約社員のメリット

この項目では、契約社員として働くことのメリットをご紹介します。どのようなメリットがあるのか以下で確認していきましょう。

自分のスキルを活かせる

契約社員は、専門的なスキルや知識などを活かして働くことが可能です。特定のスキルを持っている人を契約社員として雇いたいと考えている会社もあります。自分のスキルや知識が会社に求められるものであれば、それを活かして働けるでしょう。

正社員に比べ面接のハードルが低め

雇用期間が定められている契約社員の場合、正社員に比べると面接のハードルが低めとなっています。そのため、希望の業界・職種で契約社員として働き、キャリアップを図ったり、正社員登用を目指したりすることも可能です。

副業ができる

正社員とは違い、会社によっては契約社員の副業が認められていることもあります。副業ができると、自分のスキルの幅を広げることはもちろん、収入が増やせるというメリットがあります。

プライベートを大事にできる

正社員と違い、契約社員は自由な時間を確保しやすいです。契約社員の場合は、残業時間が少ない傾向にあり、趣味や育児などプライベートと仕事の両立ができるでしょう。会社によっては、契約社員は時短勤務が可能な場合もあり、ワーク・ライフ・バランスを保ちながら働けます。

人間関係が固定しない

契約社員の雇用は流動的であることから、人間関係も変化していきます。契約社員は正社員と違い、同じ人と長年働くことはありません。そのため、社内の複雑な人間関係に悩むことは比較的に少ないといえるでしょう。

上記のように契約社員として働くことにもメリットは多数あります。ほかにも、契約社員として働くうえでどのようなメリットがあるのか知りたい人は「契約社員のメリット・デメリットとは」もご一読ください。

契約社員のデメリット

契約社員として働くことには、デメリットもあります。詳しいデメリットの内容を以下で確認してみましょう。

長期雇用が難しい

契約社員は、長期雇用が難しいというデメリットがあります。契約社員の場合、基本的に3年以上の契約期間を設定できません。何度か契約更新があったのにも関わらず、急に更新がなくなることも考えられます。働く側が継続して働くことを希望していても、契約が更新されないこともあるようです。

退職金が出ず賞与が少ない

契約社員の場合、退職する際に退職金が出ないことや賞与が少ないというデメリットがあります。退職金は正社員のみもらえることが多く、契約社員はもらえない可能性が高いでしょう。また、正社員に比べるともらえる賞与も少ない傾向にあります。

福利厚生が充実していない

契約社員は正社員に比べると、利用できる福利厚生が限られています。特に会社独自の福利厚生は、正社員のみが利用できることも多いようです。

出世できる可能性が少ない

契約社員は、昇給・昇進できる機会が少ない傾向にあります。契約社員の場合は、契約満了後に契約が更新されるまでは昇給しないのが一般的です。契約更新時に昇給・昇進について交渉できることもありますが、要望通りになるとは限りません。業績を残しても、評価が正確に反映されない可能性もあるでしょう。

責任感のある仕事が回ってこない可能性がある

契約社員は正社員と比較し、重責な仕事を任されることが少ないようです。そのため、正社員をサポートしながら円滑に業務を進めるアシスタントのような立ち位置になることも。キャリアを積みたいと考えている人にとっては、業務内容に満足できない可能性があります。

契約社員として働くことを考えている場合は、デメリットがあることも念頭に置いておくことが大事です。契約社員として働くデメリットをより詳しく知りたい人は「契約社員とは?契約社員として働くメリットとデメリット」もチェックしてみてください。

契約社員に向いている人の3つの特徴

この項目では、契約社員に向いている人の特徴をまとめました。以下でその特徴について確認してみましょう。

1.プライベートと仕事を両立したい

プライベートと仕事を両立したいと考えている人は、契約社員に向いています。契約社員は正社員と違い、勤務時間が雇用契約によって異なるため、自分の希望に合った条件で働くことが可能です。家庭や趣味などのプライベートと仕事を両立させたいという人には、適している働き方といえるでしょう。

2.決められた仕事を確実にこなしたい

決められた仕事をこなしたい人は、契約社員が向いています。契約社員は正社員と違い、業務範囲が増えることは少ないようです。そのため、ある程度決められた業務範囲で仕事をこなしたいと考えている人には、契約社員の働き方が合っているでしょう。

3.多くのスキルや経験を得たい

契約社員の業務は契約時に決定していることが多いため、業務内容に特化してスキルアップできます。雇用期間も短期間であることから、一つの会社に縛られることなく、自由に職場の選択が可能です。さまざまな職場で自分のスキルや経験を積みたいと考えている人は、契約社員としての働くのも一つの手でしょう。

契約社員から正社員になれる?

契約社員から正社員を目指したいなら、正社員登用制度のある会社を選びましょう。正社員登用制度とは、非正規雇用から正社員に登用する制度のこと。最初から正社員になるのが不安な場合は、契約社員として働きながらキャリアップすることができます。
正社員として会社に就きたいと考えている方は、ハローワークや就職エージェントといった支援機関を活用しましょう。ハローワークや就職エージェントを利用することで、自分に合った職種や業界を探すことができます。
就職エージェントのハタラクティブでは、20代の若年層を中心に求人の紹介や面接対策などの就職活動を丁寧にサポート。未経験OKの求人も多数取り扱っているので、社会人経験がない方でもチャレンジできます。「正社員として働きたい」と考えている方は、まずはお気軽にご相談ください。

契約社員と正社員どちらの働き方が良い?よくあるお悩みQ&A

ここでは、契約社員と正社員どちらの働き方が良いかお悩みの方は多いでしょう。ここでは、契約社員と正社員の働き方に関するよくある質問をQ&A方式で解決していきます。

働くなら契約社員と正社員どちらが良いですか?

自分のライフスタイルや将来の目標を考えたうえで、働き方を選ぶことが大切です。長期的に見れば正社員の方が安定した生活を送れるでしょう。しかし、正社員は拘束時間が長く、自分の時間を満足に取れない可能性があります。「プライベートを充実させたい」「目標があるので経験を積みたい」と考えている人は、契約社員として働き、仕事とのバランスを取りながら働くのもおすすめです。

正社員と契約社員の福利厚生にどのような違いがある?

会社によって異なりますが、長期的に勤めてくれることを前提とした住宅手当や扶養手当などは、正社員のみが利用できる場合が多いようです。契約社員は雇用に定めがあることから、利用できる福利厚生に制限があると考えられます。「福利厚生には何があるの?」では、福利厚生についてより詳しく解説しているので、合わせて一読ください。

契約社員のまま働き続けることはできる?

契約満了時に再び契約更新できれば、契約社員として働き続けることはできます。しかし、労働者が契約更新を希望していても、会社からの合意がなければ更新はできないので注意が必要です。契約更新されない場合のことも考え、転職に役立つスキルや知識を身につけておきましょう。

契約社員はボーナスがもらえない?

基本的に契約社員にボーナスを支給する会社は少ない傾向にあります。会社によっては、正社員でもボーナスが支給されないこともあるため、契約社員がボーナスをもらえる可能性は低いといえるでしょう。「契約社員はボーナスなしの会社が多い!法律や収入アップの方法を解説」でも詳しくご紹介しているので、合わせてご確認ください。

契約社員から正社員になることは可能?

正社員登用制度を導入している会社であれば、契約社員から正社員を目指せます。しかし、正社員登用制度があっても、必ず正社員になれるとは限りません。実際、正社員登用制度がある場合でも、登用実績がない会社もあるようです。「正社員登用制度とは?特徴や注意点」では、正社員登用制度について詳しくご紹介しています。

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