ベンチャー企業で働くメリット6選!中小企業との違いも併せて解説

ベンチャー企業で働くメリット6選!中小企業との違いも併せて解説の画像

この記事のまとめ

  • ベンチャー企業とは、独自のアイデアや技術により新たなビジネスを展開している企業
  • ベンチャー企業には、多様な種類の仕事を経営者の近くで行えるメリットがある
  • ベンチャー企業への就職は起業、独立を目指す人や向上心のある人にもメリットがある
  • ベンチャー企業のデメリットは経営の不安定さや給料、福利厚生への不満など
  • ベンチャー企業を選ぶ際は「事業内容」「過去数年の業績」「社風」などを確認しよう

「ベンチャー企業の定義とは?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?
ベンチャー企業は、主に新しいビジネスに挑戦する企業を指します。このコラムでは、ベンチャー企業の定義やほかの用語との違いといった特徴をまとめました。
また、ベンチャー企業で働くメリットや向いている人の特徴、会社選びのポイントも解説しているので、転職を検討している方はぜひ参考にしてください。

ハタラビット

ハタラクティブは
20代に特化した
就職支援サービスです

求人の一部はサイト内でも閲覧できるよ!

「ベンチャー企業」に定義はある?

ベンチャー企業に明確な定義や基準はないものの、一般的には設立してからおよそ5年以内で成長過程にあり、中小企業に近い規模の会社を指します。また、ベンチャー企業は独自のアイデアや技術を用いて、新たなサービスやビジネスを展開していることも多いでしょう。
ベンチャー企業は若い人材が集まって作るイメージが強いですが、社員の年齢層はあまり関係ありません。通常ベンチャー企業は設立して日が浅いので、社長も若い人が多く、周りにも若い人材が集まりやすいといえます。以下で、ベンチャー企業の特徴についてさらに詳しく見ていきましょう。

新たなビジネスモデルを模索している

ベンチャー企業の大きな特徴の一つは、新たなビジネスモデルを模索している点です。たとえば、コミュニケーションアプリや、クラウドソーシングサービスなどが該当します。
大企業ではややリスクがあり挑戦しにくい経営を行い、新技術や高度な知識を活用した事業を展開している企業も多いようです。時代ごとに変化するニーズに合わせて新たなサービスを生み出し、急成長を遂げる可能性が見込めるのは、ベンチャー企業の魅力であり働くメリットでもあります。

大企業より資金力が低めなことが多い

ベンチャー企業のすべてが資金力に乏しいわけではありませんが、投資機関からの援助を受けている企業もあるでしょう。ベンチャー企業は成長過程によってシード・アーリー・エクスパンション・レイターという4つの段階に分類でき、ステージごとに事業が安定していく場合がほとんどです。
シードはまだ製品開発をしている段階のベンチャー企業であり、事業が完全には立ち上がっていない状態を指します。アーリーは製品の製造が始まり、販売活動を始めたばかりの状況のこと。
エクスパンションは事業がやや安定し販売量が増加しつつある状態で、レイターは持続的なキャッシュフローが確立された状態を意味します。
特に、シードやアーリーの段階では事業がまだ不安定で資金力に不安があり、個人投資家や投資機関からの資金援助が必要なことも多いようです。

トップダウン型の経営が多い

ベンチャー企業の別の特徴は、トップダウン型の経営が多い点です。トップダウンとは「上意下達」という意味で、企業のトップや上層部が意思決定をし、現場の組織が実行するという運営方針を指します。
トップダウン型のメリットは、意思決定から実行までのスピードが早いことといえるでしょう。ベンチャー企業は、より素早く商品やサービスを提供することが求められやすいもの。トップダウン型の経営を行えば、会社が一気に成長する可能性が高まります。
ベンチャー企業への転職を視野に入れている方は、「転職するならベンチャー企業?それってどんな会社なの?」のコラムもご覧ください。

ベンチャー企業で働く6つのメリット

ベンチャー企業で働くメリットには、「責任の大きな仕事に携われる」「仕事の成果が待遇面に反映されやすい」などが挙げられます。ベンチャー企業への転職を検討している方は、どんなメリットがあるのかを知りましょう。ここでは、ベンチャー企業で働く6つのメリットをご紹介します。

1.個人の裁量が大きくやりがいがある

ベンチャー企業の大きなメリットの一つは、個人の裁量権が大きい点です。
特に、中小企業の規模に近いベンチャー企業では、従業員の人数が少なく、個人に与えられる裁量権が大きい傾向があります。若い従業員や経験の浅い従業員でも、多くの決定を伴う仕事を任せてもらえる可能性があり、やりがいを感じられるでしょう。
一般的な企業の場合、若手が裁量権を持つ機会は少ないので、ベンチャー企業に魅力を感じる人が多いといえます。

2.多種多様な業務に携われる

ベンチャー企業では、事務や広報など限られた業務だけでなく、営業やマーケティング、カスタマーサポートなど幅広い業務に携われるメリットもあります。
あらゆる業務に携わることができれば多くの視点から仕事を学べ、一般の企業ではなかなか得られない経験ができるでしょう。経験が浅い社員でも、やる気次第で大きなプロジェクトを任される場合もあります。

3.昇進や昇給が早い可能性がある

ベンチャー企業の魅力は、昇進や昇給のスピードが早い可能性がある点です。
ベンチャー企業では一般的な企業よりも成果が重視される傾向があり、自分の裁量で大きな利益を上げれば、若手社員であっても収入アップが期待できます。勤続年数や年功序列といった枠に囚われず昇進や昇給が可能なのは、ベンチャー企業の大きなメリットです。

4.経営者の近くで仕事ができる

ベンチャー企業では経営者の近くで、あるいは経営者とともに仕事ができるというメリットもあります。
大企業の場合、経営陣と従業員が顔を合わせたり意見を交換したりする機会は少ないため、従業員の意見が経営に反映されにくいことも。一方、ベンチャー企業では経営者と一緒に仕事をする機会もあり、ビジネススキルや経営の考え方を直に学べます。今後に役立つ貴重な経験を得られる可能性があり、経営者に自分の意見が認められると仕事に反映されやすいでしょう。

5.成長の機会に恵まれている

ベンチャー企業は大企業や中小企業よりも、成長の機会に恵まれているといえます。ベンチャー企業は会社自体が成長途中のため、業務でも試行錯誤を繰り返すことが多いでしょう。問題解決力や対応力、マルチタスク能力などはベンチャー企業で磨きやすく、社会人としてスキルアップしやすいのもメリットの一つです。

6.社内のルールを作ったり変えたりしやすい

ベンチャー企業は会社としての歴史が浅めで、社員数が少ないことも多く、社会情勢や要望に対応してルールを作ったり変えたりしやすいでしょう。大企業で社内ルールを大きく変えようとすると、社員への通達や浸透までに時間と労力がかかると予測できます。ベンチャー企業であれば、もし新しいルールがうまくいかなくても、以前の体制に戻すことは大企業より容易です。より良い環境になるよう模索しながら働けるのは、ベンチャー企業ならではのメリットといえるでしょう。

ベンチャー企業で働く3つのデメリット

ベンチャー企業には、「経営が不安定な側面もある」「人によっては独自の組織風土に慣れない」といったデメリットもあります。メリットとともにデメリットについても詳しく理解しておくと、転職活動に役立つでしょう。
ここでは、ベンチャー企業で働く3つのデメリットをご紹介します。

1.経営が不安定な企業もある

設立されて日が浅いベンチャー企業は、経営が不安定であるケースもあります。成長が著しいベンチャー企業であっても、社会的な信用が低めであるのはデメリットといえるでしょう。
経営が不安定である以上倒産の可能性は否定できず、転職してもすぐに会社がつぶれてしまうリスクはあります。

2.給料や福利厚生で不満を感じることがある

ベンチャー企業では、転職直後の高い給料や手厚い福利厚生を期待しにくい点もデメリットです。
過去に大企業や中小企業で勤務していて、転職後にベンチャー企業で働き始めた方は、給料の少なさに不満を覚えることもあるでしょう。
ベンチャー企業で働く6つのメリットで触れたとおり、ベンチャー企業は成果次第で昇給が期待できますが、転職直後の給料はそれほど高くない場合も。資金力で不安を抱えるベンチャー企業は、大企業や中小企業ほどの給料を得られないことがあり、同様の理由で福利厚生も充実していない可能性があることは覚えておきましょう。

3.独自の企業文化になじめないことがある

ベンチャー企業独自の企業文化があると、会社になじめない可能性があるのもデメリットの一つです。
大企業とは異なり、ベンチャー企業は経営者の個性が経営や社風に強く反映されます。経営者の個性や方針に共感できる場合は問題ありませんが、会社になじめないと長く働き続けるのは難しいでしょう。
ベンチャー企業のメリットやデメリットについてさらに詳しく知りたい方は、「新卒でベンチャー入社ってあり?メリットデメリットとは」をご覧ください。

ベンチャー企業とほかの企業の違い

ベンチャー企業と混同されやすいものには「中小企業」「スタートアップ企業」「社内ベンチャー」「メガベンチャー」などがあります。ベンチャー企業は、ほかの形態の企業や用語と混同されることが珍しくありません。ベンチャー企業とほかの企業との違いについてはっきり理解しておくことで、本当に働きたい職場がどのような会社か見極めるのに役立つでしょう。

ベンチャー企業と中小企業の違い

ベンチャー企業と中小企業との違いは、分類の方法です。
ベンチャー企業が新しいサービスや商品の展開を目指す企業なのに対し、中小企業は会社の規模を表しています。中小企業は中小企業基本法によって、資本金の金額や従業員数などが定められているのです。
「ベンチャー企業イコール中小企業である」というわけではなく、中小企業よりもはるかに規模が大きなベンチャー企業も存在します。

ベンチャー企業とスタートアップ企業の違い

ベンチャー企業とスタートアップ企業の違いは、「どれほど新しいビジネスモデルを成長させているか」です。
ベンチャー企業のうち、新しいビジネスモデルを短期間で著しく成長させている会社を「スタートアップ企業」と呼びます。ベンチャー企業の中には中長期的な目標を設定して堅実に利益を上げていく会社もありますが、スタートアップ企業は短期間で大きな利益を上げることを目指している場合が多いです。スタートアップ企業は組織の形態もさまざまで、法人ではなく個人事業主の場合もあります。

ベンチャー企業と社内ベンチャーの違い

ベンチャー企業と社内ベンチャーは、企業と一部門という違いがあります。
社内ベンチャーとは、会社の中で新規事業を手掛ける独立した部門や事業部隊を指す言葉であり、企業全体がベンチャー企業であるとは限りません。
新しく商品やサービスを展開する場合も、部門や事業部隊に属するのは社内で実績を上げた社員で、ノウハウもすでに獲得しているものを利用するのが一般的です。社内ベンチャーの場合は一部門にすぎないため、ベンチャー企業のように法人登記されることはありません。

ベンチャー企業とメガベンチャーの違い

ベンチャー企業とメガベンチャーの違いは、企業としての規模です。メガベンチャーは、社員数が1,000名を超えるような大企業で、上場の有無が一つの基準となります。
ベンチャー企業というと経営が不安定なイメージを抱く人もいますが、メガベンチャーは非常に知名度が高い場合も多く、経営も安定していることが大半です。

ベンチャー企業への転職に向いている人の特徴6つ

ベンチャー企業に向いている人の特徴には、「チャレンジ精神が旺盛」「プレゼンテーションが好き・得意」などが挙げられます。転職を考えている方は、自分がベンチャー企業に向いているのかどうかを知っておきましょう。
ここではベンチャー企業に向いている人の特徴を6つ紹介しますので、参考にしてみてください。

1.仕事を楽しめる

ベンチャー企業では未経験であってもさまざまな仕事を任される傾向があるため、「与えられた仕事を楽しんでできる人」は向いているといえます。
仕事に対して「やることが多くて大変」「責任が重すぎて疲れる」と考えるのではなく、「仕事が忙しくなるメリットは成長の機会が増えること」と思える人は、ベンチャー企業でも成功する可能性が高いです。
ベンチャー企業ではいきなりプロジェクトの方向性が変更されることもあるため、大きな変化にも臨機応変に対応できる人は、ベンチャー企業に向いているでしょう。

2.新たなことに挑戦する気持ちがある

ベンチャー企業は新しい商品やサービスを展開することが多いので、前例のないことにも果敢に挑戦する気持ちのある人を求める傾向にあります。固定概念に囚われず、新しい価値観や自分の考えをどんどん提案できる積極性のある人は、ベンチャー企業に向いているでしょう。
ベンチャー企業では、経験が少なくても大きなプロジェクトに加わる必要があったり、企画開発を任されたりすることもあり得ます。「失敗を恐れずに挑戦できる」という人は、ベンチャー企業で働いても活躍できる可能性が高いでしょう。

3.自分で考えて仕事がしたいと感じている

上司からの指示を待つだけでなく、自分で考えて動きたいと思っている人はベンチャー企業に向いているでしょう。ベンチャー企業では、問題点の改善や「商品・ビジネススタイルに成長の見込みがあるか」などを自ら考えられる人を求める傾向にあります。向上心があり常に新しいものを生み出したいと考えている方にとって、新しく斬新なアイデアを求められるベンチャー企業は適しているといえるでしょう。

4.将来的に独立や起業を考えている

ベンチャー企業では経営者と働く機会も多いので、将来的に独立や起業を考えている方にはメリットとなるでしょう。独立や起業には多くの知識や経験、ノウハウ、人脈などが必要になり、ベンチャー企業で働ければこれらの点を経営者から学べる可能性が大いにあります。
ベンチャー企業での仕事は自分で物事を決める機会も多いので、将来的に起業したときに必要なスキルも身に付けられるでしょう。

5.プレゼンテーションが得意

ベンチャー企業は取引先や市場に対して売り込みをしていく必要があるため、プレゼンテーションが得意な人も重宝されます。また、普段から相手に分かりやすく話をするよう意識していたり、メリットの提示や説得が得意であったりする人もベンチャー企業で活躍できるでしょう。プレゼンテーション能力は面接でも発揮されるため、ベンチャー企業の選考を受けるときはアピールしてみるのがおすすめです。

6.自己管理能力がある

仕事の優先順位やスケジュールをしっかり把握し計画的に進められる自己管理能力は、多くの仕事を任せられるベンチャー企業では特に必要とされます。「ベンチャー企業は大手よりも自由に働けそう」と思う人もいますが、仕事をマネジメントする自己管理能力があるからできることです。ベンチャー企業でワークライフバランスを重視したい場合は、より高い自己管理能力が求められるでしょう。
自分がベンチャー企業に向いているかどうか詳しく知りたい方は、「ベンチャー企業への転職に向いているのか…知りたい方へ」のコラムもご覧ください。

自分に合ったベンチャー企業を選ぶ3つのポイント

自分に合ったベンチャー企業を選びたい場合、「事業内容やサービス」「職場の雰囲気」などが自分に合っているか確認しておくことが重要です。
ここでは自分に合ったベンチャー企業を選ぶ3つのポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

1.自分がやりたい事業内容やサービスであるか

ベンチャー企業で長く仕事を続けるためには、事業内容が魅力的であったり、商品やサービスに情熱を傾けられるものであったりする必要があります。
自分で改善策を提案したり、新しい商品やサービスのアイデアを出したりするためには、興味や熱意を持てる事業内容でなければ難しいでしょう。仕事で失敗したときにやる気を失わないためにも、重要なポイントです。

2.社内の雰囲気は自分に合っているか

ベンチャー企業の雰囲気や文化が、自分に合っているかをチェックすることも大切です。和気あいあいとしている会社もあれば、業務のスペシャリストが集まっているプロ集団のような雰囲気の会社もあります。可能であれば社内見学に行ってみたり、企業が運営するWebサイトの社員紹介などを閲覧したりして、ある程度社内の雰囲気を調べてみましょう。

3.過去数年間の業績は伸びているか

ベンチャー企業に転職する際には、企業の業績にも注目する必要があります。
現在の業績と同様に、過去数年間の業績の伸び率も重要なポイントです。伸び率が小さいベンチャー企業は、将来性に不安が残ります。また、ベンチャーキャピタルから投資を受けている企業は、今後の業績が期待できると考えられるので、成長の可能性は高くなるでしょう。安定した収入を得続けるためにも、会社の業績の調査は重要です。

さまざまな手段で企業の情報収集を行うと良い
ベンチャー企業の情報は会社のWebサイトや求人サイトだけでは不十分なので、企業の説明会が開かれる場合は積極的に参加しましょう。また、ベンチャー企業の経営者はSNSを活用しているケースも多いため、企業のアカウントがないかチェックするのも大切です。ベンチャー企業に勤めている知り合いがいれば話を聞いてみたり、就職・転職エージェントに登録して詳しい情報を得たりするのも良いでしょう。

ベンチャー企業は、他の企業と比較して成長の可能性や働き方がやや異なります。「自分が成長・活躍できる企業を探したい!」「どんな企業が自分に合っているのか分からない」という方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。
ハタラクティブでは、プロのアドバイザーがあなたの希望と適性を把握し、ぴったりの企業を紹介します。未経験者歓迎の求人も紹介可能です。サービスはすべて無料で提供していますので、お気軽にお問い合わせください。

関連タグ