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アルバイトから正社員として登用される可能性は?採用されやすい特徴とは
更新日
この記事のまとめ
- 正社員登用制度とは、非正規雇用者を正社員として登用する制度のこと
- アルバイトから正社員を目指すなら、正社員登用制度が活用できる
- 企業によって正社員登用制度の詳細や条件、活用の有無は異なる
- アルバイトから正社員になるには、これまでの実績やスキルが重視される
- アルバイトから正社員就職を考えるなら、ハローワークやエージェントも活用しよう
アルバイトから正社員就職を考えたときに、「この職場で就職できたら」と考える方も多いでしょう。企業によっては教育コストを削減するため、業務について理解があるアルバイトを採用する「正社員登用制度」が用意されています。しかし、この制度によって必ず正社員になれる訳ではありません。このコラムでは、アルバイトから正社員を目指すポイントをご紹介。正社員登用されやすい人の特徴もぜひ参考にしてください。
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正社員登用とは
正社員登用制度とは、パートやアルバイト、契約社員、派遣社員などの非正規雇用者を正社員へ雇用転換する制度です。企業側が制定しているため、制度の有無や正社員へ転換するための条件は各企業によって異なります。正社員登用制度がある企業は、求人の福利厚生欄にその旨を記載していることが多いので、制度を利用して正社員を目指したい場合はよく確認しておきましょう。
正社員登用は法律で定められていない
正社員登用は法律で定められている制度ではありません。そのため、企業側が条件を定めている場合もあります。たとえば、「登用試験に合格した人だけが正社員になれる」「一定の労働期間を超えた非正規雇用者はすべて登用している」など、正社員登用の基準は企業によってさまざまです。また、正社員登用の制度があっても実績はないという可能性もあるので、その点も留意しておきましょう。正社員登用制度については「正社員登用制度とは?読み方や必要な実績・試験について解説!」のコラムで詳しくご紹介していますので、参考にしてください。
アルバイトから正社員登用される可能性は?
アルバイト先で正社員登用されるかどうかは、勤務先の企業によって異なります。厚生労働省が実施する「労働経済動向調査(13p)」によると、正社員以外の労働者を正社員に登用する制度を設けている企業は、調査対象産業全体の75%。しかし、登用実績を見ると、「実績あり」が37%、「実績なし」が38%です。登用実績がない理由として挙げられるのは、「正社員を必要としない」が最も多く、非正規労働者が正社員を希望しても制度が活用されていないことが分かります。
参照元
厚生労働省
労働経済動向調査(令和4年2月)の概況
これまでの実績によるところが大きい
正社員登用制度、登用実績ともにある場合でも、アルバイトから正社員になるのは簡単ではありません。正社員として採用すれば、給与だけでなく手当や福利厚生といったコストがかかります。会社側が「正社員として雇用する価値」があると判断しなければ、正社員登用は難しいのが現実でしょう。アルバイトとして働くなかで自分の力で会社に大きな利益をもたらしたり、上司から大きく評価されたりといった実績があれば、正社員登用のチャンスはあります。
アルバイトから正社員登用されやすい人の4つの特徴
アルバイトから正社員として登用される際は、実績だけでなく「正社員として働くに値する人材」かどうかが判断されます。正社員登用されやすい特徴を以下にまとめました。
1.仕事で周りが納得する成果が出せる
アルバイトのなかには、仕事で周囲を納得させるだけの成果を出している人もいます。そのような人には長く働いてほしいため、会社側はアルバイトから正社員として採用したいと考えるでしょう。「新しい仕事を任せたら、さらに高い成果を出してくれそう」とポテンシャルを感じる人には、正社員を勧める可能性が高いようです。
2.円滑なコミュニケーションが取れる
正社員は顧客や取引先、他部署の社員など、さまざまな人と接しながら仕事をすることになります。そのため、仕事をこなす能力が高くても、コミュニケーション能力が低ければ成果を出すことはできません。挨拶や雑談といった日常生活のコミュニケーション能力だけではなく、必要な情報を正確にやりとりができるビジネス上でのコミュニケーション能力が求められます。また、「分からないことは聞く」「困っている人がいたら助ける」など、アルバイトで積極的に人と関わる姿勢も重要です。「会社で評価される人が持っている特徴とは?」のコラムでご紹介している、好評価を得やすい人の特徴もぜひ参考にしてください。
3.向上心がある
アルバイトから正社員に登用されるには、常に成長し続ける向上心も必要です。アルバイトから正社員に登用される=成果を出すことを期待されていることになります。しかし、アルバイトと正社員では任される仕事内容や責任の重さに違いがあるため、正社員になれば多くのスキルや経験を身に付けなければなりません。正社員はアルバイトを雇うよりもコストがかかるため、「それでも採用したい」と思わせる熱意や向上心が重要といえます。
4.信頼できる
アルバイトから正社員になると、顧客や取引先との関わりが増えるため、人としての信頼は大事なポイントになります。たとえば、アルバイト時に多かった遅刻や失敗を正社員になった際に繰り返してしまうと、仕事に大きな影響を及ぼす可能性もあるでしょう。また、仕事に対する意欲や積極性、真面目さなどが感じられないと正社員の仕事を任せられません。アルバイトから正社員として登用されるには、責任のある仕事を任せても良いと思ってもらえるくらいの信頼が必要です。
アルバイトから正社員登用するメリット・デメリット
アルバイトから正社員登用を利用するのは、必ずしも良い場合だけとは限りません。ここでは、正社員登用のメリット・デメリットについて解説するので、自分に合うかどうか判断してみましょう。
メリット
アルバイトから正社員登用を利用するメリットは、ミスマッチが起きにくいことです。通常の就活では、会社のことを深く知る機会は限られているため、「求人情報と実際の条件が違った」「思っていた仕事と違った」など、入社後にミスマッチを起こして退職になってしまう場合もあります。しかし、アルバイトとして働いていた職場であれば、会社の雰囲気や仕事内容などをある程度把握しているため、ミスマッチのリスクが軽減されるでしょう。
アルバイト経験が即戦力になることもある
パートやアルバイトから正社員になった人は、ある程度の仕事内容を理解しているため、即戦力になれる可能性が高いのもメリットの一つ。仕事を覚えるのが早ければ評価が高まり、モチベーションも上がるでしょう。デメリット
正社員登用のデメリットは、必ずしも正社員になれるとは限らないことです。先述したように、正社員登用に法的な拘束はないため、制度が機能せずアルバイトの期間が長引いてしまい、正社員になれないまま契約が満了してしまう恐れもあります。また、正社員登用の実績があったとしても厳しい条件が課せられており、正社員になれる人はごく一握りという可能性も。正社員登用という言葉だけに惑わされず、会社や周囲の職員の状況を見て判断した方が良いでしょう。
「社員登用制度を利用するメリット・デメリットは?基本的な流れも紹介!」では、正社員登用制度が多い業界をご紹介していますので、参考にしてみてください。また、アルバイトから正社員になるメリット・デメリットが知りたい方は「アルバイトから正社員になるとどんなメリットとデメリットがある?」をチェックしてみましょう。
アルバイトから正社員登用されると起こる違いは?
アルバイトと正社員では、雇用期間や給与形態、キャリアアップなどさまざまな違いがあります。以下の解説を参考に、アルバイトと正社員の違いについて把握しておきましょう。
無期雇用で働ける
アルバイトから正社員になると、雇用に制限がなくなり「無期雇用」になります。有期契約によって働いていたアルバイトと比べると、長期間安定した勤務が可能です。また、基本的に正当な理由がない限りは解雇にならないので、腰を据えて業務に貢献できるでしょう。
有給休暇はアルバイトも付与される?
有給休暇は、労働基準法で定められている休暇制度です。「入社から6ヶ月以上経過している」「所定労働日数の8割以上出勤している」といった2つの条件を満たした従業員に毎年一定の日数が付与されます。そのため、上記に当てはまれば雇用形態に関係なく有給休暇の取得が可能です。詳しくは「有給休暇とは?消化は義務?付与日数とタイミングを解説」もあわせてチェックしてみてください。退職金がもらえる場合がある
アルバイトから正社員になると、退職する際に退職金がもらえます。ただし、退職金は勤続年数によって金額が変動することが多いため、登用された時期によっては金額が少なくなる可能性があるでしょう。また、退職金の有無は法律によって義務付けられているものではなく、会社の裁量で決められています。そのため、アルバイトから正社員になっても退職金が発生しない場合もあるので注意が必要です。
キャリアアップしやすくなる
正社員は、役職やマネジメントなど経験を積む機会が増えるため、キャリアアップがしやすい傾向にあります。スキルを身につけることはアルバイトも可能であるものの、責任のあるポジションや決定権を与えられることが少なく、限られた範囲で働くことが多いようです。新しいことに挑戦したい方や仕事の幅を広げたい方は、アルバイトから正社員になることをおすすめします。
給与ベースが高くなる
仕事量や責任性などをみると、正社員の給与ベースは高くなります。会社によっては、昇給によって収入がアップしたりボーナスがあったりと、報酬が多く受け取れる機会もあるでしょう。一方で、アルバイトの給与は時給制が多く、体調不良で欠勤すると無収入になることから、収入が安定しづらいことも。また、会社がアルバイトの評価制度を設けていない場合は昇給するチャンスがなく、長く働いても給与が変化しないこともあるようです。
充実した福利厚生が得られる
法律による定めがない福利厚生は、会社が独自に設けることができます。そのため、会社によってはアルバイトから正社員になると内容に違いがあることも多いようです。たとえば、家賃補助や社員寮提供などの住宅手当は、転勤が発生しないアルバイトには適応されないことも。また、資格取得支援制度もアルバイトは対象外である場合があります。
パート・アルバイトの働く環境は法律によって整備されつつある
厚生労働省「短時間労働者及び有期雇用労働者の雇用管理の改善等に関する法律」によると、2020年4月1日の法改正から、パート・アルバイトと正社員での不合理な待遇差が禁止になりました。この法令により、正社員でないことを理由に福利厚生を制限してはいけなくなるため、今後は雇用形態に関係なく充実した福利厚生が受けられるようになるでしょう。
参照元厚生労働省
パートタイム労働者、有期雇用労働者の雇用管理の改善のために
アルバイトから正社員を目指すには
アルバイトから正社員登用制度を活用しようと思ったら、まずは実績や条件を確認しましょう。企業によっては「アルバイトとして●年以上働いたら」「上司の推薦」「規定テストの合格」など基準が設けられています。また、正社員として採用するメリットのアピールに向けて、アルバイトで実績を残すことも大切です。
事前に正社員登用の実績や条件を把握する
正社員登用制度がきちんと機能しているか確認したい場合は、1年間で実際に正社員に登用された非正規雇用者の人数を聞くのがおすすめです。何度か説明しているように、正社員登用制度はあっても活用されていない例は多いもの。しかし、正社員登用制度を適用した年間の人数が多ければ、正社員になれる可能性も高いといえるでしょう。あわせて、制度を利用する条件についても確認しておきます。勤続年数や特定のスキル、社内で定められたテストの合格、上司の推薦など利用条件は企業によってさまざまです。
正社員の待遇も確認しよう
正社員になれるかどうかだけでなく、登用後の待遇面にも目を向けることが大切です。職場のことはある程度分かっている状態とはいえ、正社員になってから「思っていたより給与が少なかった」「福利厚生に満足できなかった」とミスマッチを起こす可能性も十分に考えられます。正社員になるための実績を残す
正社員登用を目指すなら、成果につながる働きを心掛けましょう。正社員登用制度があっても、無条件で正社員になれるわけではありません。特に、正社員登用の基準を能力と定めている会社の場合は、アルバイトにも正社員と同様の仕事ぶりを求められる可能性があります。身近な正社員にアドバイスを求める、仕事に役立つ資格を取るなど、スキルアップになりそうなことは積極的に取り組みましょう。
無期転換ルールに注意する
無期転換ルールとは、雇用期間の定めがある労働者が同じ企業に5年を超えて勤務している場合、労働者からの申し出で雇用期間を無期に転換できる制度のこと。「無期転換になれば正社員になれる」と考える方も多いようですが、あくまでも雇用期間が無期になるだけで、雇用形態や仕事内容、雇用条件は基本的に変わりません。正社員になれる制度とは異なるので、注意しましょう。
参照元
厚生労働省
有期契約労働者の無期転換ポータルサイト
アルバイトから正社員になるための志望動機のポイント
アルバイトから正社員を目指す場合、正社員登用制度を利用しても履歴書や職務経歴書などの書類が必要になることがあります。企業に「採用したい」と思わせるには、会社の役に立つ人材だとアピールすることが必要です。「アルバイトから正社員になりやすい人の4つの特徴」でも解説しているように、「利益や顧客を増やしている」「業務効率化の提案と実行をしている」など、正社員として採用するメリットが十分にあると思わせるアピールが重要になります。
また、数字で成果を示すのもおすすめです。「顧客を獲得しました」「売上に貢献しました」とアピールするよりも、「顧客を月平均△人増やした」「売上が前年比20%アップ」と数字を用いたほうが、採用担当者が具体的なイメージをつかみやすくなります。志望動機の書き方については「履歴書の志望動機の書き方とは?例文とともに重要なポイントを解説」のコラムも参考になるでしょう。
アルバイトから正社員を目指すならプロの力を借りよう
正社員登用制度は、あくまで正社員就職の手段の一つとして考えるのが無難です。確実に正社員を目指したいなら、ハローワークや就職エージェントのような就職支援サービスも活用することをおすすめします。下記で解説するので、参考にしてください。
ハローワーク
ハローワークは、求職者の就職や転職を支援するために国が運営している機関です。正式名称は公共職業安定所で、全国の市区町村に拠点を展開。退職後の雇用保険手続きも対応しています。求職者として登録することで、求人紹介や窓口相談などのサービスが利用可能です。コースによって期間は異なりますが、取得したい資格やスキルに合わせて職業訓練も受講できます。また、常用雇用を前提としたトライアル雇用の求人も紹介しているため、気になる場合は職員に確認してみると良いでしょう。
参照元
厚生労働省
ハローワークインターネットサービス
就職エージェント
就職エージェントは、民間で運営している就職・転職支援サービスです。専属のアドバイザーがつき、就職・転職のために手厚い支援を行います。非正規雇用から正社員の就職を目指したい方は、利用を検討してみましょう。
就職・転職エージェントのハタラクティブは、就活相談から求人紹介、就労後のサポートまで、就活に関するすべてのサービスを無料で提供しています。仕事選びや面接対策、履歴書の書き方など、何でも相談可能です。サポートにあたるのは、何人もの求職者をサポートしてきたプロの就活アドバイザーです。実績と経験を活かし、就活の悩みに真摯に向き合います。また、未経験OKの求人も多数取り扱っており、正社員として働いた経験がない方の利用も大歓迎です。フリーターや既卒者、第二新卒など、一人ひとりの経歴や状況に合った求人を紹介しているので、ぜひ相談してみてください。
アルバイトや正社員に関するQ&A
ここでは、「アルバイトと正社員の違いは?」「正社員をしながらダブルワークはできる?」など、アルバイトや正社員に関するさまざまな悩みや疑問をQ&A方式で解決します。アルバイトから正社員を目指す方は、ぜひ参考にしてください。
アルバイトと正社員の違いは?
契約期間や給与、勤務時間、福利厚生などさまざまな違いがあります。アルバイトと正社員にはそれぞれメリット・デメリットがあるので、「パートと正社員の違いは?給料や仕事内容など自分に合った働き方を探そう!」を参考に、自分に合った働き方を選びましょう。
正社員をしながらダブルワークはできる?
法律上、問題ありません。ダブルワークをすることはキャリア形成に役立つとして、実際に行っている正社員も増えているようです。ただし、副業を禁止している企業も多いので、応募する前に就業規則の確認をしておくと良いでしょう。詳しくは「正社員がダブルワークすることは可能?メリット・デメリットや注意点を紹介」もご覧ください。
「正社員登用あり」が嘘の場合があるらしいのですが…
「正社員登用あり」と書かれていても、実際には行っていない企業があるのも事実です。嘘かどうかを見抜くためには、正社員登用制度について「逆質問」の時間に聞いてみるのがおすすめ。ポジティブな内容にすれば、好印象を与えることもできるでしょう。詳しい方法は、「正社員登用は嘘?正しい情報を見抜く方法や契約社員との違いを解説」を参考にしてください。
未経験から正社員になれますか?
未経験から正社員になることは可能です。就職を成功させるには、「未経験歓迎」の求人を探すと良いでしょう。また、IT系や介護職、サービス関係など未経験から就職しやすい職種を選ぶのもおすすめです。詳しい方法は「未経験で就職を目指すときのポイントは?」をご覧ください。効率的な就活をするには、マンツーマンのサポートが充実したハタラクティブがおすすめです。
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