アルバイトから正社員として登用される可能性は?採用される人の特徴とは

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この記事のまとめ

  • アルバイトから正社員を目指すなら、正社員登用制度が活用できる
  • 正社員登用制度とは、非正規雇用者を正社員として登用する制度のこと
  • 企業によって正社員登用制度の詳細や条件、活用の有無は異なる
  • アルバイトから正社員になるには、これまでの実績やスキルが重視される
  • アルバイトから正社員を考えるなら、ハローワークやエージェントも活用しよう

アルバイトから正社員就職を考えたときに、「アルバイト先でこのまま就職できたら」と考える方は少なくないようです。企業としても、業務について理解がある人材を採用したほうが教育コストを削減できるため、「正社員登用制度」が用意されています。しかし、この制度を使えば、どんなアルバイトでも正社員になれる訳ではありません。正社員登用されやすい人の特徴を知り、効率よく就活を進めたい方はコラムを確認しましょう。

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アルバイトから正社員登用される可能性は?

アルバイト先で正社員登用されるかどうかは、勤務先の企業によって異なります。
厚生労働省が実施する「労働経済動向調査(13p)」によると、正社員以外の労働者を正社員に登用する制度を設けている企業は、調査対象産業全体の77%。しかし、登用実績を見ると、「実績あり」が41%、「実績なし」が36%です。登用実績がない理由として挙げられるのは、「正社員を必要としない」が最も多く、非正規労働者が正社員を希望しても制度が活用されていないことが分かります。

参照
厚生労働省
労働経済動向調査

正社員登用制度とは

正社員登用制度とは、アルバイトやパート、契約社員などの非正規雇用者を正社員に登用する制度を指します。企業側が制定しているため、制度の有無や正社員へ転換するための条件は各企業によって異なるのが特徴です。正社員登用制度がある企業は求人の福利厚生欄にその旨を記載していることが多いため、制度を利用して正社員を目指したい場合はよく確認しておきましょう。
ただし、法律で定められている制度ではないため、企業側が正社員登用に条件を定めている場合もあります。たとえば、「登用試験に合格した人だけが正社員になれる」「一定の労働期間を超えた非正規雇用者はすべて登用している」など、正社員登用の基準は企業によってさまざまです。

また、冒頭で説明したように、正社員登用の制度はあるものの実績はないという可能性もあるので、その点も留意しておきましょう。正社員登用制度については「正社員登用制度とは?特徴や注意点を解説!」のコラムで詳しくご紹介していますので、参考にしてください。

これまでの実績によるところが大きい

正社員登用制度、登用実績ともにある場合でも、アルバイトから正社員になるのは簡単ではありません。正社員として採用すれば、給与だけでなく手当や福利厚生といったコストがかかります。会社側が「正社員として雇用する価値」があると判断しなければ、正社員登用は難しいのが現実でしょう。
アルバイトとして働くなかで、自分の力で会社に大きな利益をもたらしたり、上司から大きく評価されたりといった実績があれば、正社員登用のチャンスはあります。

アルバイトから正社員登用される人の4つの特徴

アルバイトから正社員として登用される際は、実績だけでなく「正社員として働くに値する人材」かどうかを判断されます。正社員登用されやすい人の特徴を以下にまとめました。

1.仕事で周りが納得する成果が出せる人

アルバイトの中には、仕事で周囲を納得させるだけの成果を出している人もいます。そのような人には長く働いてほしいため、会社側は正社員として採用したいと考えるでしょう。「新しい仕事を任せたら、さらに高い成果を出してくれそう」とポテンシャルを感じる人には、正社員を勧める可能性が高いです

2.円滑なコミュニケーションが取れる人

正社員は顧客や取引先、他部署の社員など、さまざまな人と接しながら仕事をすることになります。そのため、仕事の能力が高くても、コミュニケーション能力が低ければ成果を出すことはできません。
挨拶や雑談といった日常生活のコミュニケーション能力だけではなく、必要な情報を正確にやりとりができるビジネス上でのコミュニケーション能力が求められます。また、「分からないことは聞く」「困っている人がいたら助ける」など、積極的に人と関わる姿勢も重要です。
会社で評価される人が持っている特徴とは?」のコラムでご紹介している好評価を得やすい人の特徴も、ぜひ参考にしてください。

3.向上心がある人

アルバイトから正社員に誘われる人には、常に成長し続ける向上心も必要です。アルバイトから正社員に誘われる=成果を出すことを期待されていることになります。しかし、アルバイトと正社員では任される仕事内容や責任の重さに違いがあるため、正社員になれば多くのスキルや経験を身に付けなければなりません。正社員はアルバイトを雇うよりもコストがかかるため、「それでも採用したい」と思わせる熱意や向上心が重要といえます。

4.信頼できる人

アルバイトから正社員になると大事な顧客や取引先との関わりが増えるため、人としての信頼は大事なポイント。アルバイトでは大目にみてもらえた多少の遅刻や失敗も、正社員になると許されなくなります。また、アルバイトのなかには、仕事に対する意欲や積極性、真面目さなどが欠けている人もいますが、怠惰な人には正社員の仕事を任せられません。
アルバイトから正社員として誘われるには、責任のある仕事を任せても良いと思ってもらえるくらいの信頼が必要になります。

アルバイトから正社員登用を利用するメリット

アルバイトから正社員登用を利用するメリットは、ミスマッチが起きにくいことです
通常の就活では、その会社のことを深く知る機会は限られているため、「求人情報と実際の条件が違った」「思っていた仕事と違った」など、入社後にミスマッチを起こして退職になってしまう場合もあります。
しかし、アルバイトとして働いていた職場であれば、会社の雰囲気や仕事内容などをある程度把握している状態でスタートできるため、ミスマッチのリスクが軽減されるでしょう。

即戦力になれる
アルバイトから正社員になった人は、ある程度の仕事内容を理解しているため、即戦力になれるのもメリットの一つ。仕事を覚えるのが早ければ評価が高まり、モチベーションも上がるでしょう。

アルバイトから正社員登用を利用するデメリット

正社員登用のデメリットは、必ずしも正社員になれるとは限らないことです
先述したように正社員登用に法的な拘束はないため、制度が機能せずアルバイトの期間が長引いてしまい、正社員になれないまま契約が満了してしまう恐れもあります。また、正社員登用の実績があったとしても厳しい条件が課せられており、正社員になれる人はごく一握りという可能性もあるのです。
正社員登用という言葉だけに惑わされず、会社や周囲の職員の状況を見て判断した方が良いでしょう。「社員登用制度とは?多く取り入れている業界やメリット・デメリットを紹介」のコラムでは、正社員登用制度が多い業界をご紹介していますので、参考にしてください。また、アルバイトから正社員になるメリット・デメリットが知りたい方は「アルバイトから正社員になるとどんなメリットとデメリットがある?」をチェックしてみましょう。

アルバイトから正社員登用を目指すには

アルバイトから正社員登用制度を活用しようと思ったら、まずは実績や条件を確認しましょう。企業によっては「アルバイトとして◯年以上働いたら」「上司の推薦」「規定テストの合格」など基準が設けられています。また、正社員として採用するメリットのアピールに向けて、アルバイトで実績を残すことも大切です。

事前に正社員登用の実績や条件を把握しておく

何度か説明しているように、正社員登用制度はあっても活用されていない例は多いもの。正社員登用制度がきちんと機能しているか確認したい場合は、1年間で実際に正社員に登用された非正規雇用者の人数を聞くのがおすすめです。正社員登用制度を適用した年間の人数が多ければ、正社員になれる可能性も高いといえるでしょう。
併せて、制度を利用する条件についても確認しておきます。勤続年数や特定のスキル、社内で定められたテストの合格、上司の推薦など利用条件は企業によってさまざまです。

正社員の待遇も確認しよう
正社員になれるかどうかだけでなく、登用後の待遇面にも目を向けることが大切です。
職場のことはある程度分かっている状態とはいえ、正社員になってから「思っていたより給与が少なかった」「福利厚生に満足できなかった」とミスマッチを起こす可能性も十分考えられます。

正社員になるための実績を残す

正社員登用を目指すなら、成果に繋がる働きを心がけましょう。
正社員登用制度があっても、無条件で正社員になれるわけではありません。特に、正社員登用の基準を能力と定めている会社の場合は、アルバイトでも正社員と同様の仕事ぶりを求められる可能性があります。
身近な正社員に仕事のアドバイスを求める、仕事に役立つ資格を取るなど、スキルアップになりそうなことは積極的に取り組みましょう。

無期転換ルールに注意

無期転換ルールとは、雇用期間の定めがある労働者が同じ企業に5年を超えて勤務している場合、労働者からの申し出で雇用期間を無期に転換できる制度のこと
「無期転換になれば正社員になれる」と考える方も多いようですが、あくまでも雇用期間が無期になるだけで、雇用形態や仕事内容、雇用条件は基本的に変わりません。正社員になれる制度とは異なるので、注意しましょう。

参照
厚生労働省
有期契約労働者の無期転換ポータルサイト

アルバイトから正社員を目指す志望動機

アルバイトから正社員を目指す場合、正社員登用制度を利用しても履歴書などの書類が必要になることがあります。
企業に「採用したい」と思わせるには、会社の役に立つ人材だとアピールすることが必要。「アルバイトから正社員登用される人の4つの特徴」でも解説しているように、利益や顧客を増やしている、業務効率化の提案と実行をしているなど、正社員として採用するメリットが十分にある、正社員として採用して損がないと思わせるアピールがポイントになります。
また、数字で成果を示すのもおすすめ。「顧客を獲得しました」「売上に貢献しました」とアピールするよりも、「顧客を月平均◯人増やした」「売上が前年比20%アップ」と数字を用いたほうが、採用担当者が具体的なイメージをつかみやすくなります。志望動機の書き方については「履歴書の志望動機はどう書く?効果的な書き方やポイントを例文つきで解説」のコラムも参考になるでしょう。

確実にアルバイトから正社員を目指すならプロの力を借りるのも手

先述の正社員登用制度は、あくまで正社員就職の手段の一つとして考えるのが無難です。
確実に正社員を目指したいなら、ハローワークや就職エージェントのような就職支援サービスも活用することをおすすめします。下記で解説するので、参考にしてください。

ハローワーク

ハローワークは、求職者の就職や転職を支援するために国が運営している機関です。正式名称は公共職業安定所で、全国の市区町村に拠点を展開。退職後の雇用保険手続きも対応しています。
求職者として登録することで、求人紹介や窓口相談などのサービスが利用可能です。長期にはなりますが、取得したい資格やスキルに合わせて職業訓練も受講できます。
また、常用雇用を前提としたトライアル雇用の求人も紹介しているため、気になる場合は職員に確認してみると良いでしょう。

就職エージェント

就職エージェントは、民間で運営している就職・転職支援サービスです。専属のアドバイザーがつき、就職・転職のために手厚い支援を行います。非正規雇用から正社員の就職を目指したい方は、利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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