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結婚後に正社員はきつい?転職する人の割合や働く際の注意点も紹介
更新日
結婚の予定があり、「正社員になったほうがよいのかな」と考えています。どうしたらよいでしょうか
カフェでバイトをしている25歳のフリーターです。最近、学生時代からの彼と結婚の話が出ました。収入面を考えると共働きかなと思っているのですが、今からでも正社員になれるでしょうか。それともバイトのままがいいでしょうか。迷っています。
結婚後もフリーターとして今のバイトを続けるべきか、それとも就職して正社員になるべきか…結婚と転職のタイミングは難しいですが、今後の生活を考えると正社員として働くのは賢い選択です。なぜそういえるのか考えてみましょう。
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結婚後に正社員になるか、パートやアルバイトのままが良いのか迷う人へ。結婚後にフルタイムで働くのは「きつい」「つらい」という声もありますが、転職して活躍している人も多くいます。
このコラムでは、正社員で働くメリット・デメリットや、働きやすい仕事を紹介。結婚後に転職し、正社員もしくはパートとして働く女性の割合もお伝えします。ぜひ参考にして、結婚後も自分らしい働き方を目指しましょう。
結婚後に正社員で働くのはきつい?あり?
「きつい」という意見もあるかもしれませんが、結婚後に正社員になることを選択肢に入れるのは良いでしょう。結婚後に収入を安定させたいと考えている人には、特におすすめです。
フリーターのままでいると、雇用が不安定なので結婚後の生活や将来に向けた貯金がしづらい可能性もあります。働き方も時給制で、体調不良などで休めばそのぶん収入は下がります。
一方、正社員は無期雇用で望む限り働き続けられます。会社によっては定期的な昇給やボーナスもあり、生活が安定するでしょう。
ただし、結婚後に正社員として働く場合は、メリットだけでなくデメリットも把握しておくことが重要です。正社員でのフルタイム勤務は「きつい」と後悔しないよう、さまざまな可能性を考慮して雇用形態を選びましょう。「正社員になるべきか?雇用形態を比較して自分に合った働き方を見つけよう!」のコラムも参考にしてください。
結婚前後における女性の働き方の実態
ここでは、結婚前後での仕事の有無や、正社員・パート・アルバイトといった就業形態の変化、出産後の働き方について詳しく解説します。
結婚後に正社員として勤めている人の割合は半数以上
結婚前後における女性の就業状況を見ると、パートか正社員かを問わず多くの人が結婚後に仕事をしていることが分かります。厚生労働省の「21世紀成年者縦断調査」によると、結婚後に仕事をしている女性は全体の80.3%を占めることが分かりました。
結婚前後の変化を見ると、結婚前から仕事をしていた人の場合、全体の82.1%が結婚後も仕事を継続しているのに対し、結婚後に仕事を辞めた人は17.6%に過ぎません。
反対に、結婚前に仕事をしておらず、結婚後に仕事を始めた人は41.1%でした。結婚を機に仕事に就く人が多くいることが分かります。
結婚前の仕事の有無 | 結婚後の仕事あり | 結婚後の仕事なし |
---|---|---|
仕事あり | 82.1% | 17.6% |
仕事なし | 41.1% | 58.9% |
引用:厚生労働省「21世紀成年者縦断調査(p7)」
さらに、就業形態別に見ると、結婚後に正社員として勤めている人の割合は56.9%です。このうち、結婚前から正社員として仕事をしている人は75.2%で、結婚前に仕事をしておらず結婚後に正社員になった人は7.1%いることが分かりました。
一方、結婚前に正社員として勤めていた人のうち、結婚後に仕事を辞めた人は14.6%です。結婚してパートになる割合は5.1%です。派遣社員や契約社員、その他の就業形態を合わせると、9.5%の人が結婚後に正社員から別の就業形態を選択していることが分かりました。
結婚後に正社員を辞めたり、ほかの職業形態に変えたりする人は約10〜15%いるものの、多くの人が結婚後も正社員として働くことを選んでいるといえます
l | 結婚後の仕事:正社員 | 結婚後の仕事:アルバイト・パート | 結婚後の仕事:派遣社員 | 結婚後の仕事:契約社員 | 結婚後の仕事:その他 | 結婚後の仕事:仕事なし |
---|---|---|---|---|---|---|
全体 | 56.9% | 10.5% | 2.4% | 5.6% | 4.3% | 17.6% |
結婚前の仕事:正社員 | 75.2% | 5.1% | 0.5% | 1.9% | 2.0% | 14.6% |
結婚前の仕事:アルバイト・パート | 9.0% | 46.6% | 3.0% | 6.0% | 1.6% | 33.8% |
結婚前の仕事:派遣社員 | 7.7% | 5.1% | 41.0% | 5.1% | 5.1% | 30.8% |
結婚前の仕事:契約社員 | 14.0% | 12.0% | 6.0% | 40.0% | 5.0% | 23.0% |
結婚前の仕事:仕事なし | 7.1% | 17.9% | 3.6% | 7.1% | 5.4% | 58.9% |
引用:厚生労働省「21世紀成年者縦断調査(p7)」
結婚後の働き方については「結婚後の仕事はどうする?辞める前に自分に合う働き方を考えよう」のコラムでも詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
参照元
厚生労働省
第10回21世紀成年者縦断調査(平成24年成年者)の概況
結婚・出産後も働きたい女性は70%以上
前項でも説明したとおり、近年は結婚後における女性の就労意欲は高まっています。厚生労働省の「令和5年版男女共同参画白書(4p)」を見ると、出産後も仕事をしたい女性は年々増えていることが分かりました。
子どもができてもずっと職業を続ける方が良いと考える女性の割合
年齢 | 2000年 | 2009年 | 2019年 |
---|---|---|---|
20~29歳 | 30.3% | 52.8% | 57.7% |
30~39歳 | 36.1% | 47.0% | 68.4% |
40~49歳 | 40.2% | 52.8% | 73.7% |
参照:厚生労働省「令和5年版男女共同参画白書(4p)」
2000年度と2019年度の調査を比較すると、「子どもができてからも働く方が良い」と考える人は、全年齢で30%前後増加しています。2019年の調査で「出産後も働く方が良い」と答えた人は、20代女性の半数以上、40代女性では70%以上という結果でした。
一方、働き盛りといわれる30代後半から50代における女性の就業時間は、男性と比較して非常に低くなっています。
引用:令和5年版男女共同参画白書(5p)
週間の就業時間が49時間以上の割合は、40歳から44歳の男性が28.9%、女性は6.8%と大きな差があります。
厚生労働省が発表した「令和3年度の出生に関する統計(3p)」によると、令和元年における第一子出生時の母親の平均年齢は30.7歳です。平均年齢で出産した場合、40歳から44歳の女性は子どもが小学生から中学生と育児の真っ只中です。
出産後もキャリアを続けて働きたいという女性が多いにも関わらず、子どもが小さいうちは、正社員でなくパートやアルバイトとして働く人が多いことが推測されます。
今の仕事を辞めたら結婚後、再就職は難しい?
結婚後の再就職が必ずしも難しいとはいえません。
これまでスキルを着実に培ってきている場合や学歴によっては、子育てが一段落したあとに再び正社員を目指せることもあります。すぐに諦める必要はないでしょう。
参照元
厚生労働省
男女共同参画白書
令和3年度「出生に関する統計」の概況
結婚後に正社員で働く4つのメリット
結婚後に正社員になるべきか検討する際には、メリットとデメリットを理解したうえで決めることが大切です。正社員で働くと収入が安定したり、福利厚生を受けながら長く働きやすかったりすることが期待できるでしょう。ここでは、正社員で働く4つのメリットを具体的に紹介します。
結婚後に正社員で働くメリット
- 収入が安定しやすい
- 育休などの福利厚生を受けやすい
- キャリアを積み上げられる
- 税金や社会保険料での制限が少なくなる
1.収入が安定しやすい
アルバイトやパートとは異なり、正社員の大半は月給制なので毎月の収入が安定しやすいことがメリットです。
フリーターの場合、シフトに入る回数によって給料が大きく異なることがあります。
一方、正社員であれば毎月安定した収入を得られるため、家計の収入や支出の見通しも立ちやすいでしょう。住まいの購入を考える場合も、正社員だと審査に通りやすい傾向があります。
厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査(6) 雇用形態別にみた賃金」の結果を見ると分かるとおり、正社員と非正規社員では月額の平均賃金に大きな差があるのが現状です。
年齢 | 正社員 | 正社員以外 |
---|---|---|
20~24歳 | 22万8,700円 | 19万4,800円 |
35~29歳 | 26万3,600円 | 21万6,400円 |
30~34歳 | 29万4,100円 | 22万1,400円 |
35~39歳 | 32万7,000円 | 22万500円 |
参照:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査/第6-1表 雇用形態、性、年齢階級別賃金、対前年増減率及び雇用形態間賃金格差」
20代だと約3〜5万円、30代では約7~10万円もの違いがあるので、収入面だけを見ると正社員で働くメリットは大きいといえるでしょう。
参照元
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況
2.育休などの福利厚生を受けやすい
非正規雇用と比較すると、正社員は育休をはじめとする各種福利厚生を受けやすいこともメリットです。短時間勤務制度・所定外・時間外労働制限といった両立支援制度も活用できるので、結婚後に子どもを望む場合は、さまざまな恩恵を受けられる可能性があります。
実際、厚生労働省の「両立支援制度の利用状況に関する調査」を見ても、非正規社員より正社員のほうが多く利用している状況です。短期時間勤務制度・所定外労働の制限制度を利用中、もしくは利用したことがある人の割合は、正社員と非正規社員で大きな差があることが分かります。
年齢 | 正社員 | 正社員以外 |
---|---|---|
20~24歳 | 224,800円 | 189,800円 |
25~29歳 | 252,600円 | 206,800円 |
30~34歳 | 270,200円 | 210,500円 |
35~39歳 | 286,400円 | 207,600円 |
非正規社員の育休は2022年に取得要件が緩和されましたが、労使協定が締結している場合には、雇用期間が1年未満、週の勤務日数が2日以下などの労働者を対象外にできるのが実情です。育休の場合、子どもが1歳6ヶ月になるまで雇用が見込まれることが条件のため、場合によっては申請前に契約更新が必要になります。
勤続年数が足りなかったり契約更新が見込めなかったりすれば、「退職するしかない」というケースもあるでしょう。一方、正社員であれば無期雇用のため、育休や両立支援制度を活用して子育てと両立しやすいといえます。
参照元
厚生労働省
今後の仕事と育児・介護の両立支援に関する研究会
育児・介護休業法 令和3年(2021年)改正内容の解説
3.キャリアを積み上げられる
正社員で働くと、キャリアアップが叶いやすくなります。正社員は非正規社員よりも責任の重い仕事を任される傾向があり、実績を作りやすいでしょう。正社員として実績やスキルを積んでおけば、将来的にキャリアアップが目指せます。これまで非正規雇用で働いていた人も「今後キャリアを積みたい」と考えるなら、正社員として転職するのが良いでしょう。
もし、結婚後に正社員で働くことを検討している場合は、出産前に転職するのがおすすめです。出産後、子どもが小さいうちに転職を試みても、休みや早退が多くなることを懸念されてなかなか内定をもらえない可能性があります。
結婚後すぐに正社員としてキャリア構築を始めれば、産休育休を挟みながらもキャリアアップを目指せるでしょう。
転職のタイミングに悩んでいる方は「転職後の結婚はタイミングとして正しい?メリットとデメリットを解説」のコラムも参考にしてください。
4.税金や社会保険料での制限が少なくなる
パートの場合、夫ないしは妻の扶養に入り働くなら、配偶者控除を意識して勤務時間を調整する必要があります。
しかし、正社員であれば社会保険料を自分で納めることになり、時間調整の懸念がなくなる点もメリットです。「限度を気にせず働きたい」と考えるなら正社員はメリットが大きいでしょう。
結婚後に正社員で働くデメリット
次に、結婚後に正社員で働くデメリットを2つ紹介します。正社員はメリットが豊富ではあるものの、労働時間の長さや家事や育児との両立に悩まされ、「結婚してパートで働く人が羨ましい」と感じることもあるかもしれません。
労働時間が長い傾向がある
結婚後に正社員で働くと労働時間が長く、家事や育児とのバランスが取りにくい可能性があります。
たとえば、残業を毎日2時間すると、定時が午後5時でも残業が午後7時まであり、帰宅するのが午後9時近くになってしまいます。帰宅時間が遅くなると家族との時間を確保できず、さらに疲れが溜まってしまう恐れがあるでしょう。
月間実労働時間数 | 一般労働者 | パートタイム労働者 |
---|---|---|
総実労働時間 | 163.5時間 | 79.3時間 |
所定内労働時間 | 149.7時間 | 77.1時間 |
所定外労働時間 | 13.8時間 | 2.2時間 |
出勤日数 | 19.5日 | 13.6日 |
厚生労働省の「毎月勤労統計調査 令和5年分結果速報」を見ると、正社員とパートでは労働時間に2倍近くの差があります。正社員になると労働時間が長くなりやすいことから、プライベートでの工夫が必要といえるでしょう。
参照元
厚生労働省
毎月勤労統計調査(全国調査・地方調査)
仕事と家事・育児の両立が負担になりやすい
結婚後に正社員で働くと、パートやアルバイトで働くよりも仕事と家事育児の両立に悩むことがあるでしょう。正社員の場合、時間の融通をつけにくく残業が発生したり休日出勤したりすることもあるので、家族の協力が不可欠です。
先ほどの「毎月勤労統計調査」の結果を見ても、正社員のほうがパートより所定外労働時間が長く、出勤日数も多いことが分かります。限られた時間で家事や育児をしなければならず、家庭の事情で休日を取りにくい場合には、ストレスや負担を感じるでしょう。家族や周囲の協力が得られない場合は、勤務時間を柔軟にできるパート勤務がおすすめです。
結婚後に正社員で働くための3つのポイント
結婚後に正社員で働きたい方に向けて、職場選びで押さえておきたい3つのポイントを紹介します。結婚後のライフスタイルにあわせて働きやすい職場を探しましょう。
結婚後に正社員で働くためのポイント
長期的に無理なく働ける職場を選ぶ
自分の強みを活かせる職場を選ぶ
転職エージェントの支援を受けながら職場を探す
1.長期的に無理なく働ける職場を選ぶ
結婚後に正社員で働く場合は、「長く働ける職場か」を意識して検討しましょう。どれだけやりがいのある職場を望んでも、ライフワークバランスを保てなければ体を壊したり、家族との関係性が悪化したりする可能性があります。
まずは長期的に無理なく働ける職場を選び、物足りなさを感じたら転職するのがおすすめです。
2.自分の強みを活かせる職場を選ぶ
結婚後に正社員で働くなら、できる限り自分が得意な仕事を選んで負担を減らしましょう。結婚後すぐに転職すると、新たな結婚生活と慣れない業務を両立しなければならず、疲労感やストレスを抱える可能性があります。
たとえば、体を動かすのが好きならデスクワークよりも営業職や販売職のほうが良いでしょう。人と関わるのが苦手な場合は、経理や人事などのバックオフィス業務を中心に転職活動を行うと、強みを活かしつつ無理なく働けるはずです。
自分の強みの見つけ方は「自分の強みの見つけ方!面接時の例文やアピールできる書き方を紹介」のコラムを参考にしてください。
3.転職エージェントの支援を受けながら職場を探す
結婚後の転職先を探すときは、転職エージェントのサポートを受けながら行うと、効率的かつ自分に適した職場選びが叶うでしょう。転職エージェントでは、自分にふさわしい職場を選ぶうえで必要な自己分析や、おすすめの求人紹介をしてもらえます。これまで正社員として働いた経験がなくとも、転職エージェントを活用すれば内定を目指せるでしょう。
正社員で内定を勝ちとるためのコツ
初めて正社員を目指す人に向けて、内定を勝ちとるための取り組みを2つ紹介します。自分に適した企業に正社員として入社するには、自己分析や業界企業研究が欠かせません。
自己分析を行って自分の強み・弱みを確認する
まずは自己分析で自分の強みや弱みを確認し、どのような仕事が適しているか把握しましょう。自己分析では自分の経歴やこれまでの経験を洗い出し、仕事で活かせることや苦手なことを把握します。
強みにあわせて業界や企業を選ぶと、自分のスキルを活かせるでしょう。
自己分析については「自己分析のやり方が知りたい!ノートやツールを使って実践しよう」で詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。
関心のある業界や企業を研究し求める人材を把握する
自己分析で自分に合いそうな仕事を見つけたら、対象の業界や企業の研究を行いましょう。どれだけ働きたいと思っていても、企業が望む人物像でなければ採用を勝ちとるのは難しくなります。業界の現状と将来性、求められるスキルや人材などを把握したうえで自己PRや志望動機を作成するのがコツです。
企業研究の方法は「企業研究ってどうやるの?基本的なやり方と目的を解説」のコラムで、志望動機の作成方法は「志望理由・動機の例文を解説!書き方の流れや作成時のポイントも紹介」のコラムでそれぞれ解説しているので、転職前に確認しておきましょう。
結婚後に正社員として働きやすい仕事
結婚後も働きやすい仕事としては、時間の融通が利きやすい職種が挙げられます。自宅でも仕事ができたり、子どもが大きくなってからも働けたりする職種もおすすめです。
具体的な職種の例は、下記のとおりです。
・事務職
・製造業
・プログラマー
・接客、販売職
・介護職
それぞれの仕事について詳しく解説します。
事務職
事務職は土日が休みの企業が多く、パートナーや子どもの休みにあわせてスケジュールを立てやすいでしょう。また、ルーティン業務が多いため残業時間は少ない傾向です。子どもの送迎や学校行事が多くとも、休みが取りやすい点もおすすめの理由です。
求人では「育児と両立できる」「休みがとりやすい」といった文言を見かけることもあるでしょう。
「事務の仕事内容とは?求められるスキルや働くメリット・デメリットを解説!」では、事務職の仕事についてより詳しく解説しています。
製造業
土日休みの仕事を探すなら、製造業もおすすめです。一括りに製造業といっても、半導体や自動車部品、食品や医薬品など職種はさまざまです。毎日安定感を持って働けるため、家事育児と両立しやすいでしょう。
「製造技術の仕事」では、製造業の具体的な仕事内容をご紹介しています。
プログラマー
プログラマーの仕事はリモートワークで対応できるものが多く、自宅で業務に取り組める点がメリットです。
近年は、未経験者も応募できる求人が増えています。自分でスクールに通ったり、オンラインで学んだりしてみるのも良いでしょう。
「プログラマーの仕事内容は?種類別にわかりやすく解説」ではプログラマーの仕事について詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
接客・販売職
接客・販売職でシフトの融通が利く企業を選ぶと、家庭や子どものイベントに合わせて休みを取りやすいでしょう。土日に出勤する必要はありますが、平日に休みがあるため自分だけの時間を作りやすいメリットもあります。
「接客業とは?どんな職種がある?必要なスキルや志望動機の書き方も解説」では、接客業に必要なスキルや実際に求人応募する際のアドバイスを行っています。ぜひご一読ください。
介護職
介護職は一度資格を取得すると、正社員はもちろんパートとしても働きやすいのが強みです。子育てが一段落してから正社員に復帰しやすいのは、大きなメリットといえます。
未経験から介護職を目指すなら「未経験から介護職に転職したい!無資格でも大丈夫?志望動機の例文も紹介」のコラムもあわせてご覧ください。
結婚後の働き方はパートナーと話し合おう
結婚後に正社員として働くかどうかは、パートナーと話し合って決定しましょう。どれだけ自分が正社員で働きたいと思っていても、パートナーは「仕事は控えめにして育児を中心にしてもらいたい」「自分が生活費を稼ぐからゆとりを持って家事や育児に専念してもらいたい」と考えているかもしれません。
また、話し合いの際は「結婚後に仕事をこのまま続けるのはしんどい」「結婚したらパートになりたい」など自分の気持ちや考えを伝えるのも大切です。
仕事に対する価値観は人それぞれです。特に、出産を考える場合はあらかじめライフプランを明確にしていなければ、あとになりトラブルが起こる可能性もあります。働き方や家庭のあり方についてパートナーとじっくり話し合ったうえで、雇用形態や転職を検討しましょう。
結婚後に正社員で働くかどうかでお悩みの場合は、ハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブでは、主に20代の転職をサポートしています。「これまで正社員で働いたことがない」「正社員でキャリアアップしたい」といった人のお悩みに寄り添い、適切な支援を行うので、安心して転職活動に取り組めるでしょう。
結婚を機に働き方を大きく変えようと思っている場合、「結婚後に仕事が見つからないかも…」と一人で考えると不安がつきまといます。ハタラクティブに相談しながら、新たなライフステージでの働き方を考えてみましょう。
結婚後の働き方に関するFAQ
ここでは、結婚後の働き方に関する質問に回答します。少しでも疑問点を解消し、働きやすい職場選びに役立てましょう。
結婚後は正社員かパートかで迷っています
収入を安定させたい場合は正社員、家族との時間を多く確保したい場合はパートがおすすめです。パートナーと自分の価値観に合わせた雇用形態を選択しましょう。
パートの特徴や正社員との違いについては「パートと正社員の違いは?給料や仕事内容の差を解説」で詳しく説明していますので、あわせてご覧ください。
結婚後にパートになるのは甘えでしょうか
甘えではありません。結婚後、ライフワークバランスを保つためにパートを選択する方は多く見られます。パートの雇用形態は、正社員と比較して休みの申し出やシフトの調整がしやすく、結婚後に妊娠や出産を考えている方にとってはメリットが豊富でしょう。
結婚後にパートや契約社員での働き方を考えている方は、「契約社員とパートの違いとは?働き方やメリット・デメリットを解説」のコラムをチェックしてください。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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