志望動機書の書き方は?第二新卒や未経験から転職する場合の例文も紹介!

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この記事のまとめ

  • 志望動機書とは、就活で提出する「その企業に入りたい理由をまとめた書類」のこと
  • 企業が志望動機書を求める理由は、応募者の熱意や自社とのマッチ度を見極めるため
  • 志望動機書は、指定がないかぎり自由なフォーマットで作成して良い
  • 志望動機は結論から書き出し、最後に志望企業への貢献意欲で締めくくるのが望ましい
  • 志望動機書では「応募先企業ならでは」の特長を挙げて入社意欲をアピールしよう

就職・転職活動中に「志望動機書」の提出を求められ、作成方法に悩んでいる人も多いでしょう。志望動機書は読み手に分かりやすい書き方を工夫したり、応募先企業ごとに内容を練ったりすることが大切です。このコラムでは、志望動機書の上手な書き方を解説します。志望動機は、企業が採用を判断する重要な項目。作成のポイントを押さえ、自分の入社意欲が伝わる志望動機書を完成させましょう。

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志望動機書とは?

志望動機書とは、その企業を志望する理由をまとめた書類です。履歴書や職務経歴書に書く志望動機に比べて、「なぜその企業を選んだのか」「なぜその仕事を希望するのか」といった内容を詳しく記載します。新卒の就活よりも、転職活動で企業から提出を求められる場合が多いでしょう。

志望動機書の作成例は、このコラムの「志望動機書のテンプレート・例文」で紹介しています。ぜひご参照ください。

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志望動機書を求められる理由

志望動機書の提出を求められる理由には、「志望度の高さを確認したい」「自社とマッチした人材か見極めたい」といった企業側の考えがあるでしょう。志望動機は、就職・転職活動における応募者の入社意欲を測る判断材料として、多くの企業が重視しています。

新卒・転職者の採用で企業が重視すること

厚生労働省の調査によると、企業が新卒者・転職者を正社員として採用する際に重視した点の1~3位は以下のとおりでした。

 新規学卒者中途採用者
1位職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神
(77.9%)
職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神
(76.0%)
2位コミュニケーション能力
(71.1%)
コミュニケーション能力
(62.9%)
3位マナー・社会常識
(61.0%)
マナー・社会常識
(60.1%)

参照:厚生労働省「平成30年若年者雇用実態調査の概況 2若年労働者の採用状況(2)正社員の採用選考にあたり重視した点(7p)

多くの企業は、自社への入社を強く望み、仕事に熱意がある人材を採用したいと思うもの。企業ニーズを熟知したうえで作成した志望動機書であれば、「入社意欲や自社への志望度が高い」と判断され、採用に近づくでしょう。志望動機の書き方については、「履歴書の志望動機の書き方とは?思い浮かばないときの考え方のコツを紹介!」も参考にしてみてください。

参照元
厚生労働省
平成30年若年者雇用実態調査の概況

新卒は志望動機書を求められることが少ない

新卒の就活で志望動機書を提出する機会はそれほど多くありません。新卒採用の場合、履歴書やエントリーシートにある志望動機で選考を行う企業が大多数を占めているようです。ただし、志望動機が重要な項目であることに変わりはありません。「履歴書の志望動機の書き方とは?例文とともに重要なポイントを解説」を参考に、しっかり熱意を伝えましょう。

志望動機書のフォーマットは?

志望動機書のフォーマットは?の画像

志望動機書には、決まったフォーマットが存在しません。企業から指定がある場合を除けば、自由に作成してOKです。Web上で公開されているテンプレートをダウンロードして使う方法もあります。読みやすさや情報量を考慮し、A4用紙1枚にまとめるのが無難でしょう。

手書きとパソコンのどちらでもOK

志望動機書は手書きでもパソコン作成でも構いません。フォーマットによっては、パソコンで作成したほうがレイアウトの調整がしやすく、読みやすい書類に仕上げられるでしょう。手書きは意欲が伝わりやすい反面、見栄えや誤字脱字に注意が必要です。

メールで送るならPDF形式がおすすめ

志望動機書をメールで送る際は、PDF形式がおすすめです。PDF形式は、他者による内容変更を防止でき、印刷もしやすいのがメリット。また、異なるOSであっても閲覧可能といわれています。ExcelやWordで作成した志望動機書は、PDF形式に変換したうえでメールに添付すると良いでしょう。

職務経歴書に志望動機を記載することもある

第二新卒のような正社員経験者の場合は、職務経歴書に志望動機を記載することもあります。職務経歴書に志望動機を書く際は、5行程度で簡潔にまとめるのが一般的です。職務経歴書については、「職務とはなにを指す?職務経歴書や履歴書への書き方」をご覧ください。

志望動機書の基本の書き方

「志望動機書が書けない…」「志望動機の書き方が分からない…」という場合は、自己理解を深めたり、基本的な構成を参考にしたりしてみましょう。ここでは、志望動機書で押さえておきたい基本の書き方をご紹介します。

自分や企業への理解を深める

志望動機書が書けないと悩んでいる方は、自己分析や企業研究を行い、自分や企業への理解を深めましょう。「自分がその企業を志望した理由」を言葉にするためには、まず自分の価値観や企業の特色を知ることが大切です。自己分析と企業研究のやり方については、「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」と「企業研究ってどうやるの?基本的なやり方と目的を解説」で詳しく説明しています。

志望動機の基本構成に沿って作成する

志望動機書が書けないときは、志望動機の基本的な構成に沿って作成してみると良いでしょう。志望動機の基本構成は下記のとおりです。

1:書き出しで「結論」を述べる
2:結論を裏付ける「具体例」を述べる
3:応募先企業への「貢献意欲」を述べる

まずは結論(志望理由)から書き出し、採用担当者に「これからどういう話をするのか」を端的に伝えます。具体例を挙げて話の説得力を高めたら、最後は企業に対する貢献意欲をアピールして締めくくりましょう。「志望動機が書けない理由を解説!書き方のポイントと例文を紹介」もぜひご覧ください。

理想的な志望動機の書き出しは?

前述のとおり、志望動機の書き出しでは「結論=志望理由」を述べるのが基本といえます。以下は、志望動機の書き出しにおすすめな例文です。

・「私が貴社を志望する理由は△△だからです。」
・「貴社の△△に魅力を感じ、志望いたしました。」
・「○○の経験を貴社の△△で活かしたく、志望いたしました。」

志望理由は応募先企業のニーズに寄せると、採用担当者からの関心を高められるでしょう。「採用担当者の目に留まる志望動機!書き出し方のポイント」も参考に、志望動機書で自分なりの志望理由を率直に伝え、入社意欲を示しましょう。

志望動機書を作成する際の4つのコツ

志望動機書を作成する際の4つのコツの画像

志望動機書は読みやすく、企業側に熱意が伝わるような書き方をするのがベターです。以下の4つのポイントを押さえながら作成してみましょう。

1.応募先企業ならではの志望動機を伝える

志望動機書では、数ある企業の中から「その会社を選んだ理由」を述べてください。企業が知りたいのは「同業他社でなく、なぜ自社を選んだのか」ということ。そのため、志望動機書を使い回したり、「自社以外でも良いのでは?」と思われるような志望理由だったりすると、採用を見送られる恐れがあります。企業の風土や事業、競合他社との違いを徹底的に調べ上げ、志望動機書で「その企業ならでは」の特長を挙げることが大切です。

2.自分にしか言えない内容にする

志望動機書には、自分にしか言えない内容を書きましょう。Webサイト上に掲載されている志望動機の記入例をそのまま使用すると、ほかの応募者と中身が被ってしまうことも。また、採用担当者にありきたりな内容だと思われる可能性もあるでしょう。志望動機は実際の経験をもとにして具体的に書くのがおすすめです。自分だけの体験を盛り込むことで、ほかの応募者との差別化が図れます。例文はあくまでも参考程度にとどめ、オリジナルの表現で志望動機の作成に努めましょう。

3.「企業の求める人物像」とマッチさせる

志望動機書では、自分が企業にマッチした人材だと示すことも重要です。就職・転職活動で自分の強みやビジョンをアピールしても、企業が求めている人物像とマッチしなければ不採用になる可能性があります。そうならないためにも、前項の「自分や企業への理解を深める」で挙げた自己分析と企業研究をセットで行うと良いでしょう。自己分析と企業研究をもとに、「志望先の仕事に活かせる強み」や「自分の価値観と企業理念の共通点」などを洗い出し、志望動機に盛り込んでみてください。

4.文字数は用紙の8割を目安にする

志望動機書を作成する際は、用紙の8割以上を埋めるように心掛けましょう。空白が多過ぎると、採用担当者に「入社への熱意が乏しい」と判断される恐れがあります。特に文字数に指定がない場合は、A4用紙に800字程度で記入するのが理想です。

読み手の視点に立って作成しよう

志望動機書は、「相手にとっての読みやすさ」を意識するのがポイントです。採用担当者は多くの応募書類をチェックするため、一見して読みにくい書類だと最後まで目を通してもらえない恐れがあります。手書きの場合は字の大きさを均一にする、フォーマット指定がなければ見出しを付けてみるなど工夫してみましょう。転職活動で見やすい応募書類を作るコツを知りたい方は、「採用担当者が読みたくなる履歴書の文字の大きさとは?」もご参照ください。

志望動機書で注意したいNGポイント

志望動機書で注意したいNGポイントの画像

ここでは、志望動機書で注意すべきポイントを紹介します。志望動機書で採用担当者からの評価を下げてしまうような内容は避けたいもの。以下の3つのNGポイントを確認し、自分の志望動機と照らし合わせてみましょう。

1.志望動機が「受け身」になっている

就活での謙虚な姿勢は大切ですが、志望動機書を通して採用担当者に「受け身」と思われないよう注意しましょう。志望動機によく見られるのが「学ばせてください」という表現。一見、謙虚さや学習意欲がアピールできているように感じますが、「自発性がない」「企業頼み」と捉えられる恐れもあります。
企業側が求めているのは「事業に貢献してくれる人材」であり、研修生ではありません。「これまでの経験を活かしつつ、柔軟に貴社の技術を吸収したい」「自分の知識も周囲に伝えながら、新たな仲間と切磋琢磨していきたい」といった積極性のある表現であれば、好印象を与えられるでしょう。

2.志望動機が「待遇面のみ」になっている

「給与が良い」「福利厚生が手厚い」「残業が少ない」など、待遇面の良さを強調した志望動機は好ましくありません。目先のことばかりに気を取られている印象を与えたり、「さらに良い待遇の会社が見つかれば転職してしまうかも」と疑念を抱かせたりする恐れがあります。
待遇の良し悪しは企業選びの一つの基準になりますが、志望動機書においては前面に押し出さないのが賢明です。志望動機のNG例については、「こんな志望動機は避けるべき!3つの例」もご参照ください。

3.志望動機が「ユーザー目線」になっている

馴染みのあるサービスや食品・日用品を扱う「BtoC企業」に応募する場合は、ユーザー目線に偏った志望動機にならないよう注意しましょう。志望企業の商材を実際に使ってみるのは素晴らしいことです。ただし、「便利で愛用している」「使いやすいと感じた」というような、消費者としての意見だけを志望動機書で述べるのは望ましくありません。
なぜ良い商材だと感じたのか、他社と比較してどのような点が優れているのかなど、ビジネス視点での分析を志望動機に盛り込むと、好評価につながるでしょう。

志望動機書で「共感しました」は要注意?

志望動機書で「共感」というワードを使うときは注意が必要です。面接では共感した理由を深掘りされる場合も。なぜ共感したのかを具体的に説明できないと、「聞こえの良いことを言っておけば良いと思っているだけなのでは?」と捉えられるリスクがあります。明確な理由がない場合は、「貴社の△△に共感いたしました」といった文章を安易に使用しないほうが良いでしょう。

志望動機書のテンプレート・例文

先述のとおり、志望動機書は基本的にどのような形式で作成しても構いません。下記の例を参考に、読みやすくて、独自性のある志望動機書にしましょう。

志望動機書

20△△年△月△日
△△ △△(氏名)

この度は、貴重な機会をいただき、誠にありがとうございます。
今回、貴社の求人に応募するにあたり、志望動機をまとめさせていただきました。

【1.提案力を発揮できる環境だと感じたため】
私の強みは提案力です。貴社の営業職で活かせるスキルだと感じ、応募いたしました。
私は現在、アパレル業界で販売職に就いています。お客さまの好みをヒアリングし、それに合った商品を提案することを心掛けており、ここ数年は「△△さんにアドバイスをもらいたい」という常連のお客さまも来店されるようになりました。自分の提案にお客さまが喜ぶ姿をやりがいとし、先月は売り上げの向上にもつなげられました。
貴社の「お客さま第一」という理念、それに沿った営業スタイルにおいて、私の経験は大いに活かせると自負しております。貴社でも、顧客のニーズを引き出し、売り上げアップに貢献する所存です。

【2.「人財」でさまざまな業界に役立ちたいため】
私は「人財」を通して、前職のアパレルをはじめ、さまざまな業界を盛り上げたいと思い、貴社を志望しました。
前職では、アルバイトの採用にも携わったのですが、求人媒体の選定を誤ったり、採用者と職場とのミスマッチを起こしてしまったりと、大変苦労しました。一方で、自社にマッチした人材を採用できれば、企業にとっての財産になることも痛感し、人材業界に興味を持ちました。
貴社を志望したのは、人材業界の中でも特に幅広い業種をカバーし、担当企業数も最高レベルだからです。より多くの企業の悩みに触れ、それを解決することで、多くの業界と求職者を満足させられると考えています。

入社後はこれまでの経験を活かしつつ、新しい知識は積極的に学び取る所存です。貴社のさらなる事業拡大に貢献し、より多くの企業が適切な「人財」に出会えるよう、邁進してまいります。何卒、よろしくお願い申し上げます。

以上

<職種別>志望動機の書き方のポイント

事務職は、自分の強みが伝わるような志望動機にするのがポイントです。パソコンスキルや職務経験など、仕事で活かせるものを具体的にアピールしましょう。例文は「種類別!事務職の志望動機の例文」でご紹介しています。
システムエンジニアの場合は、ITエンジニアの職種が多数ある中で「なぜSEとして働きたいのか」を志望動機に盛り込むのがコツ。自分なりの言葉で仕事に対する思いを伝えましょう。例文は「SEの志望動機の例文」をご確認ください。

転職活動の志望動機の例文

ここでは、第二新卒や未経験といった状況別に志望動機の例文をご紹介します。以下の3つの例文を参考に、転職活動で採用担当者に響く志望動機書に仕上げましょう。

1:第二新卒で転職する場合の例文

営業職の経験を役立てる仕事がしたいと考え、貴社の営業事務職を志望いたしました。
在職中の会社では、不動産営業を5年担当しております。お客さま用の独自資料が社内で評判となり、部署の多方面から資料作成の依頼を受けるうち、新たな立場から営業担当者をバックアップしたいと思うようになりました。
貴社では、営業1人につき営業事務1人を配置する体制作りに注力されています。「営業と事務の連携」を業務方針とする点に魅力を感じました。パソコンはWordやExcel、PowerPointを使いこなせます。事務職は未経験ですが、営業職の経験を活かした適切なサポートに努め、貴社の発展に貢献したいと考えております。

志望動機のポイント

未経験の職種に転職する場合、志望動機書では「経験のない職種に就こうと思った理由」を明確に伝える必要があります。また、前職で得た経験や培ったスキルを、応募先企業でどう活かせるかも示し、自身の採用メリットをアピールしましょう。

2:未経験から転職する場合の例文

「長期のチームプロジェクトに携わりたい」という思いから、貴社のプログラマー職を志望いたしました。
現在の会社には新卒で入社し、取引先企業への出向プログラマーとして1年半従事しております。仕事は好きですが、短いスパンでの異動を繰り返すうち、最後までプロジェクトに関わりたい気持ちが強くなったため、転職を決意した次第です。
貴社では、プロジェクトメンバーの固定化を基本とされているところに魅力を感じました。長期的なプロジェクトを多く手掛けている点も理想です。大学ではソフトウェア開発を専門的に学び、JavaやC#も習得しました。現職で身につけた社会人経験やプログラミングの応用技術を駆使することで、貴社に貢献したいと考えております。

志望動機のポイント

第二新卒で転職する場合、志望動機書では、長期勤務を見据えた転職活動であることが伝わる書き方を意識しましょう。採用担当者の「自社もすぐに辞めてしまうのでは?」という不安を取り除くことが大切です。第二新卒の強みである「社会人経験」もアピールすると、採用担当者の関心をより高められる可能性があります。

3:経験のある仕事に転職する場合の例文

入居者さま一人ひとりに合ったサービスを提供したいと思い、貴社を志望いたしました。
現在の職場では介護士として3年間勤めています。介護の基本が身につき、次のステップとして各入居者さまの個性を考慮した細やかなケアがしたいと試行錯誤していますが、今の職場は1スタッフの業務量が大変多く、十分なサービスを提供するのが難しい環境です。
貴社はユニットケアを採用し、人員配置にゆとりを持たせることで、入居者さまへの個別ケアを実践しています。アセスメントに力を入れている点にも魅力を感じました。これまでに培った経験を活かし、貴社で即戦力になれるよう努めたいと考えています。介護士としてのスキルアップも図りながら、個々の入居者さまに最適なケアが提供できるよう尽力したいです。

志望動機のポイント

実務経験ありの仕事に転職する場合、志望動機では「応募先だからこそ実現できること」を明確に述べましょう。その際、なぜ前職で自分の求める働き方が叶わなかったのか、前職で課題を解決すべく努力したのかといった点も伝えると、転職理由としての説得力が増します。また、実務経験を通して身につけたスキルは評価されやすいため、志望動機書で積極的にアピールするのがポイントです。

転職理由はポジティブな伝え方をするのがコツ!

志望動機の転職理由の書き方は、できるだけネガティブな内容を避け、前向きな印象になるよう意識するのがコツです。たとえ前職を辞めた理由が会社に対する不満だったとしても、志望動機書で批判的な内容ばかり述べると、採用担当者に「自社についても悪く言うのでは」「何でも他人のせいにするのでは」と不安視されるリスクがあります。「キャリアアップを目指したいから」「より仕事の幅を広げたかったから」など、ポジティブな転職理由を述べるのが得策です。

志望動機書の書き方や内容に悩んだら

「志望動機書や職務経歴書の作成方法が分からない」「志望動機の書き方に不安がある」と悩んでいる方は、就職エージェントに相談してみるのも一つの方法です。就職エージェントでは、プロの就活アドバイザーが就職をサポートしてくれます。求人紹介はもちろん、応募書類の書き方や面接対策のアドバイスももらえるでしょう。就職エージェントについては「就職エージェントとは?活用するメリットやデメリットを知ろう」で詳しく説明しているので、チェックしてみてください。

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志望動機書にまつわるQ&A

ここでは、志望動機書にまつわる疑問やお悩みをQ&A方式で紹介します。就職・転職活動の参考にしてみてください。

志望動機書って何?

志望動機書とは、就職・転職活動で使われる「その企業を志望する理由をまとめた書類」です。基本的に決まったフォーマットはなく、企業から指定がない場合は自由に作成できます。詳しくは、このコラムの「志望動機書とは?」で解説しているので参考にしてください。

効果的な志望動機書の書き方って?

志望動機書を書くときは、志望動機の書き出しで結論を述べるのがコツです。続いて、結論に結びつく具体例を示し、最後に応募先企業への貢献意欲や入社意欲で締めくくります。志望動機書の書き方に悩んでいる方は、このコラムの「志望動機書の基本の書き方」をご覧ください。

すべての企業に「第1志望」とアピールしても良い?

志望動機書の中で、応募先企業が「第1志望」かどうかにあえて触れる必要はありません。本命でない企業に「第1志望」とアピールしてしまうと、面接で深掘りされたときに対応に困る可能性があります。面接で「当社が第1志望ですか?」と質問されたら、「強く志望しています」「御社への志望度も高いですが、実はほかにも興味のある会社があり迷っています」などと正直に受け答えするのがベターです。

職務経歴書の志望動機の書き方は?

職務経歴書の志望動機は、200~300字程度で端的にまとめるのがポイントです。限られた文章量の中でも、「その企業だからこそ」の志望理由がしっかりと伝わるような内容にしましょう。職務経歴書の記載方法については、「職務経歴書の書き方は?職種別の注意点や書くときのポイントも解説」もご参照ください。ハタラクティブでは、就職・転職活動の相談が可能です。仕事探しのお手伝いをしながら、志望動機書や職務経歴書の書き方についてもアドバイスいたします。サービスはすべて無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください!

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