給料が安いから仕事を辞めるのはあり?収入アップの方法もご紹介

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この記事のまとめ

  • 「給料が安い」という理由で仕事を辞める人は多い
  • 給料が安いと感じる背景には基本給の低さや勤務時間の短さなどがある
  • 給料が安い職場で働き続けるのはデメリットが多いので、辞めることも検討すべき
  • 仕事を辞める際には給料の低さのほか、前向きな転職理由もないか考えてみる

「給料が安いから仕事を辞めたい」と思う人もいるでしょう。実際、給料が安いことが理由で辞める人は、人間関係や労働条件が理由で辞める人と同じくらい多いようです。

このコラムでは、辞める際の判断基準や給料アップのための転職を成功させるコツをご紹介します。給料が安い仕事はスキルが身につきにくい場合もあるので、そのまま働き続けると転職の機会を失うことも。ご紹介する判断基準を参考に、早めの決断がおすすめです。

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給料が安いのは仕事を辞める理由になる?

一般的に、給料が安いことは仕事を辞める十分な理由になるようです。以下、厚生労働省の調査をもとに解説します。

退職理由として「給料が安いこと」を挙げる人は多い

「給料が安い」という事情で転職を考える人は多いようです。

厚生労働省の「令和4年雇用動向調査」を見てみると、「給料等、収入が少なかった」という退職理由は、男性が7.6%、女性が6.8%でした。

 男性女性
仕事の内容に興味を持てなかった4.5%5.9%
能力・個性・資格を生かせなかった4.0%4.3%
職場の人間関係が好ましくなかった8.3%10.4%
会社の将来が不安だった7.1%4.4%
給料等収入が少なかった7.6%6.8%
労働時間、休日等の労働条件が悪かった9.1%10.8%

※一部抜粋
引用:厚生労働省「-令和4年雇用動向調査結果の概況-3転職入職者の状況(2)転職入職者が前職を辞めた理由
この結果から、給料の安さは、人間関係や労働条件と並んで転職を考える理由になるといえるでしょう。

参照元
厚生労働省
-令和4年雇用動向調査結果の概況-

20代の平均年収

国税庁の「令和4年民間給与実態統計調査」を見てみましょう。

20~24歳男性の平均給与額は291万円、女性は253万円です。25~29歳の男性は420万円、女性は349万円。20代後半になると勤続年数が増えて給料アップするケースが多いためか、平均年収がぐっと上がっています。

ただし、これは大企業も含めた結果なので、実際はもう少し低い額の人もいるでしょう。今の給料が安いとお悩みの方は、「給料が少ない原因を解明して給与アップする対策法」のコラムも参考にしてください。

参照元
国税庁
令和4年分 民間給与実態統計調査

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仕事の給料が安いと感じる3つの理由

仕事の給料が安いと感じる要素としては、基本給や残業代の額、仕事量などが関係しているようです。以下、それぞれ見ていきましょう。

1.基本給が低い

仕事の基本給が低いと、給料が安いと感じやすいでしょう。なぜなら、基本給は給料を計算するときのもととなる金額だからです。
基本給の額が少ないとそれに伴って残業代やボーナスといった手当も少なくなるので、全体の給料も安いと感じやすくなります。

2.残業代がカットされている

残業代がカットされている場合も、給料への不満を感じやすいようです。残業したぶんの正当な金額をもらっていないので、働いているわりにはあまり給料がもらえないという意識を抱きやすいといえます。
本来もらえるはずの残業代が減っていると、自分の仕事量に給料が見合っていないと感じ、退職や転職を意識するようになるでしょう。

3.残業がなく比較的仕事が楽

そもそも残業が発生せず、仕事の負担が比較的軽い仕事は給料が安めのようです。基本給はそれほどでなくても残業代があることで給与額が上がっており、残業がなければ収入が少ないという人も多いでしょう。
仕事の負担がそれほどないことは良いものの、給料は安いという悩みを抱きやすいようです。

給料が高い仕事には理由がある!

給料が高いとされる仕事には、高い賃金が設定されるだけの理由があります。

たとえば、給料が高い仕事の代表といえる医師や弁護士は、高度なスキルや知識、難易度の高い資格が必要です。「給料が高い仕事とは?ランキング形式で紹介!」のコラムでも解説しているように、業務量が多く休みが少なかったり、国内外の転勤が多かったりすることもあるでしょう。

高い給料を得るには、相応のスキルや資格が求められることが多いようです。

給料が安いから仕事を辞める際の3つの判断基準

給料が安いから転職したいと思ったら、以下のような判断基準をもとに考えてみると良いでしょう。

1.正社員なのに基本給が安い

正社員として働いているにもかかわらず基本給があまりにも安いと感じる場合には、仕事を辞めることを検討しても良いでしょう。先述したように、基本給は給料計算のもととなる金額なので、あまりにも安いといくら働いても給料額が少ないままだからです。

正社員は仕事の責任が重いぶん、それに見合った給料をもらえるのがメリット。生活が支えられないほど基本給が安い場合は正社員のメリットを見出せないので、転職を考えるに十分な理由といえます。

2.貯金する余裕があるかどうか

今の給料で貯金する余裕があるかどうかも、転職の判断基準になるでしょう。今の給料で生活できていたとしても、毎月使い切ってしまっていては貯金ができないため、いざというときに備えられません。また、将来の資金の準備もままならず、不安を感じるようになるでしょう。

少しずつでも貯金できるかどうかは、安心して働き続けるための重要なポイントといえます。

3.転職できるようなスキルが身につきそうか

今の仕事で転職に役立つスキルが身につくかどうかも、重要な判断基準といえます。給料を上げるには転職が有効ですが、さらに給料が高い仕事に就くためにはスキルを必要とするからです。

今の給料が安くても、のちに活かせるスキルが身につくのであればしばらく働き続けるのも手です。しかし、勤続してもスキルが身につかないようなら、少しでも早く転職するほうが賢明といえるでしょう。

今の仕事を辞めるかどうか悩んでいる方には、「仕事を辞めたいのは甘え?辞めるべきかどうかの判断基準を解説」のコラムもおすすめです。

給料が安い会社で働いた場合のデメリット

給料が安くても辞めずに働き続けた場合、数々のデメリットが発生します。ここでは、主なデメリットを見ていきましょう。

1.より多くの給料がもらえる可能性をつぶす

給料が安い仕事で働き続けた場合と給料が高い仕事で働き続けた場合とでは、収入差は大きく開きます。給料が安い仕事で働き続けることは、より多くの給料をもらえる機会の損失と考えられるでしょう。

少しでも早く給料アップを図ったほうが、将来的に得られる給料額が多くなります。

2.仕事選びに関する視野が狭まる

給料が安い仕事を続けていると、仕事選びに関する視野が狭まるという見解もあるようです。「給料が高い仕事は精神的や体力的に辛いに違いない」と考える人もいるからでしょう。給料が高い仕事は業務が多かったり、特別なスキルが必要だったりすることが多いです。

しかし、会社によっては、今と同じ業務でも高い給料を支給していることもあります。「給料が高い仕事は辛い」という固定概念が強いと、給料が低いと悩みつつも転職する勇気が出なくなってしまうでしょう。給料が高い仕事が必ずしも辛いと決めつけず、視野を広げてみてください。

3.残業に見合った給料がもらえない

残業があるのに給料が安い仕事は、働きに見合った給料のもらえない仕事ともいえます。今の仕事を続けている以上、正当な報酬を得られないといえるでしょう。

努力や成果を正当に評価して報酬を支払ってくれる会社を見つけることが、給料への不満や悩みを解決するカギです。

4.スキルが身につきにくい

給料が安い仕事を続けていると、ほかの仕事でも通用するようなスキルが身につきにくいといわれています。給料が安い仕事のなかには、専門的なスキルや経験を必要としないものもあるからです。そのような仕事を続けていると、働き続けてもスキルは身につかず経験として心もとないので、転職で給料アップを図るのが難しくなるでしょう。

5.私生活における我慢が増える

給料が安い状態が続くと、私生活で我慢を強いられる場面が多くなります。日々の生活に精一杯で、潤いをもたらすための出費ができないからです。好きな食べ物や娯楽などを目にしてもお金を使えないので我慢せざるを得ず、ストレスを感じるでしょう。

6.年々辞めにくくなる可能性がある

給料が安いことに悩んでいても、その仕事を続けていると年々辞めにくくなっていきます。転職は若いうちのほうが有利で選択肢も多いので、いざ転職を決意しても転職先がないという状況になることも。

今の仕事の給料に不満があるならそのままにせず、転職を早めに検討すべきといえます。

給料が安いと感じる人が収入を上げる6つの方法

給料を上げる方法には、主に次の6つが挙げられるでしょう。以下、それぞれご紹介します。

1.会社と交渉する

自分の働きぶりに比べて給料が安いと感じるなら、会社に交渉してみるのも手。自分の働きに対する正当な評価をされていないケースがあるからです。

結果として給料が上がることもあるため、給料が自分の働きに見合っていないと感じたら検討してみると良いでしょう。

2.残業を増やす

残業が少なくて給料が安いのであれば、勤務時間を増やして残業代で稼ぐ方法もあります。残業代は就業時間の給料よりも割高なので、効率良く稼ぐことができるでしょう。

無理のない範囲で残業を増やせば、月給が上がる可能性が高いです。

3.手当の対象になる資格を取得する

手当の対象になって支給額を増やすのも良い方法です。会社によっては、指定する資格を取得すると毎月そのぶん手当がつくところもあります。

手当の対象となる資格を取得すると、月収がアップするだけでなくスキルや知識も身につき、一石二鳥です。

4.労働組合活動への参加を検討する

労働組合活動を通じて会社側に是正を要求する方法もあります。労働組合活動は毎年行われており、会社との賃金交渉が主なテーマとなっています。

労働組合活動に参加することで直接会社に働きかけられ、待遇改善への一助となれるでしょう。

5.副業を検討する

副業が禁止されている会社でなければ、空いている時間で副業を始めるのも手です。未経験から始められたり、元手がいらなかったりする仕事もあり、無理なく始められるでしょう。副業が軌道に乗れば、収入を大幅にアップさせることも可能です。

6.より給料の高い会社へ転職する

今の給料が安いのであれば、より高い給料を得られる会社への転職を考えてみても良いでしょう。年齢が若いうちに動くと、それだけ多くの選択肢を得られます。

収入を上げる方法をより詳しく知りたい方は、「今より収入を増やすには?お金の増やし方や注意点を解説」のコラムもご覧ください。

給料が安いという理由で辞めるときは前向きな言葉で回答しよう

給料が安いことが理由で辞める場合、正直に話すのは控えたほうが無難です。ここでは、面接で退職理由を述べる際のポイントを解説します。

前向きな理由を述べる

面接で退職理由を聞かれたら、「給料が安いから」「正当に評価されていないと感じるから」のようなネガティブな内容でなく、前向きに述べるのがポイントです。前向きな理由には、自分の成長や興味に関するものが挙げられるでしょう。以下、それぞれ説明します。

スキルアップしたいから

スキルアップは、前向きな退職理由として一般的です。「さらに専門的な仕事ができるようになりたい」「今の業務内容に加えて新しいスキルを身につけたい」といったものが挙げられるでしょう。

前向きな退職理由は引き止めに遭いにくいうえ、採用担当者にも好印象を与えやすいといえます。

未経験の仕事への興味が湧いたから

「未経験の仕事に興味を持った」という理由も、角の立たない退職理由といえます。未経験の仕事は、現職を続けていてはできないからです。たとえ一番の理由が給料の安さだったとしても、触れる必要はありません。

しかし、選考では興味を持った理由を明確にする必要があるので、しっかりと答えられるようにしておきましょう。

退職理由の例

ここでは、退職理由の例文をご紹介します。
「前職は販売職をしていましたが、事務の仕事をしてみたいと思ったため、転職を決意しました。お客さまの反応が直接うかがえる販売の仕事もやりがいがありましたが、続けるうちに、伝票の整理や店舗の管理等など、事務作業を楽しく感じるようになりました。もともと人のサポートをするのが好きなこともあり、事務仕事を通じてほかの方の業務を手助けしたいと思っています。」

「前職の退職理由は、新しい仕事にチャレンジしてみたいと思ったからです。今までは、従業員が5人の企業で一般事務をしていましたが、さらに専門的な事務をしてみたいと思うようになりました。小規模の企業ではあらゆる庶務を担当する必要があるうえ、専門的な業務はありませんでした。規模の大きな企業では専門別に事務が分かれており、自分のやりたい事務作業に集中できるのも、転職を考えたきっかけの一つです。」

上記の例文では、未経験の仕事をしたいと思ったことや、前職を続けていては叶わないことに触れています。退職理由は志望動機にも繋がるので、できれば一貫性を感じられるような内容にすると良いでしょう。

給料が安いと感じる人が転職を成功させるコツ

給料が安いという理由で転職を試みるのであれば、会社に対する不満を見直したり、自分の適性年収を考えたりすることなどが有効です。以下でそれぞれ詳しく解説しますので、参考にしてみてください。

1.会社に対する不満を挙げる

今は給料が安いことが主な不満であったとしても、ほかの不満が隠れていることもあります。抱いている不満は給料の安さだけなのかを、今一度見直してみる必要があるでしょう。もし、ほかにも不満があるのに給料だけに着目していた場合、転職後にまた何かしらの不満を感じる可能性が高いからです。

後悔のない転職をするためにも、今の仕事で不満な点をできる限り挙げてみてください。

2.自分はどのくらいの年収がもらえそうか考える

現職の給料が安いと感じるなら、今の自分はどのくらいの給料がもらえるのかを客観的に判断してみましょう。持っているスキルや経験を考慮して、どのくらいの給料の求人に受かりそうかを考えてみてください。

自分のスキルや経験に対する今の給料を一般的な水準と比べて安いと感じるなら、自信を持って就活に望めるでしょう。

3.実力主義の仕事を選ぶ

実力主義の仕事に転職すると、給料を上げるチャンスに恵まれやすいといえます。経験やスキル、年齢などではなく、毎月の業務の結果で給料が決まるからです。

頑張り次第で給料を上げられ、コツコツと努力を積み重ねられる人に向いています。裁量権も比較的大きく自分のペースで仕事が進められる場合が多いため、やりがいも感じやすいでしょう。

4.企業規模に捉われない

「給料が高いのは大企業」という思い込みに捉われず、中小企業も転職先の候補に入れるのが成功のポイントです。企業規模が大きいと給料が上がりやすい傾向がありますが、給料アップのための転職に必要なのは、自分のスキルやポテンシャルと合う企業かどうかという視点。

企業規模に捉われず、自分の能力を活かせる企業を選びましょう。

5.転職先を焦って決めない

「とにかく給料を上げたいから」と、転職先を焦って決めるのは避けてください。高い給料の理由が、ハードな仕事内容や労働時間の長さであるケースも考えられるからです。給料額だけを見て転職先を決めてしまうと、入社後に後悔することになるでしょう。

早く転職先を決めたいと焦る気持ちを押さえて、自分に合った仕事を検討してください。

6.転職支援サービスを活用する

転職で給料アップを図りたいなら、転職支援サービスを利用するのも良い方法です。転職支援サービスは、求人紹介だけでなく、自分に合った仕事のアドバイスや選考対策など転職に関することを全面的にサポートしてくれます。

転職支援サービスには、公営のハローワークと民営の転職エージェントがあります。以下、それぞれの主な特徴を見ていきましょう。

ハローワーク

ハローワークは全国各地にあり幅広い人を対象にしているうえ、管轄地域の求人が豊富です。働きたい地域が決まっている人に向いているといえるでしょう。無料の就職セミナーを受けられたり、キャリアカウンセリングを受けられたりするのも良い点です。

転職エージェント

転職エージェントの特徴は、運営企業ごとに支援対象や扱う業界が異なることです。特定の業界や支援対象に特化している場合が多く、自分に合ったサービスを選ぶと希望の求人に出会える可能性が上がります。
また、支援対象が限られているので、就活アドバイザーが一人ひとりの求職者と向き合いやすく、手厚いサービスを受けられる可能性が高いといえます。

転職支援サービスを利用する際には、それぞれの特徴を把握したうえで自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。

「給料が安い」という理由で仕事を辞めることを検討している方は、転職支援サービスのハタラクティブをご利用ください。ハタラクティブは、スキルや経験に不安のある20代の方に向け、ポテンシャルや人柄を重視する企業の求人をご紹介しています。

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給料が安いから仕事を辞めたいという人向けのQ&A

給料の安さから転職を考えている方に向けて、よくある質問と回答をご紹介しています。

給料が安いから仕事を辞めるのはあり?

退職理由として「給料が安いから」という内容を挙げる人は多いです。給料は実際の生活や仕事へのモチベーションに関わる大事な点なので、悩んでいるなら転職を真剣に検討すべきでしょう。
給料アップのための転職については、「転職で年収アップはできるの?職種や企業の選び方・ポイントを解説」のコラムをご覧ください。

給料を上げる方法はある?

会社との交渉や転職・副業をするなどさまざまな方法があります。そのなかから自分に合った方法を検討してみてください。今の会社で給料を上げられる手だてがあるかがポイントとなるでしょう。
今の会社で給料アップが難しそうなら、早めに転職を考えることをおすすめします。

給料が高い仕事に就くには?

給料が高い仕事は「専門知識や技術を要する」「拘束時間が長め」「転勤が多い」などの特徴を持ちますが、そのなかでも未経験で就ける仕事を探すと良いでしょう。代表的なものには、営業職やプログラマーといった仕事が挙げられます。
高収入の仕事とは?無資格・未経験も挑戦できる?良い仕事に就くには」のコラムでは高収入の仕事に就く方法をご紹介していますので、こちらもご一読ください。

給料が安い現職を辞めて良い仕事に転職する方法は?

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