転職理由は本音で答えた方が良い5つの理由!面接での伝え方も紹介

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この記事のまとめ

  • 転職理由の本音は人間関係や職場環境、待遇などへの不満であることが多い
  • 嘘をつくとばれたときに印象が悪くなるため、転職理由は本音を工夫して伝えよう
  • 転職理由の本音を伝えるときには、仕事への熱意をあわせてアピールしよう
  • 転職理由は志望動機と絡めて伝えると説得力が出る

転職活動で転職理由を聞かれた場合、本音を言って良いのか迷うという方は多いでしょう。それは、転職理由の多くは給与の低さや人間関係などネガティブな内容であるため。転職理由はネガティブなことも多く、本音で伝えるかは悩むところです。ただ、全く嘘の理由を伝えるのは、ベテラン面接官に見抜かれるリスクも。このコラムでは転職理由を本音で答えた方が良い理由と伝え方を紹介します。

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会社を辞める本音の転職理由とは

ここでは、会社を辞める本音の転職理由や、理由別の割合を紹介します。

・上司と合わない
・残業が多い
・給与、待遇に不満がある
・職場の雰囲気が嫌だ

「上司が気分屋で働きにくい」「毎日のように残業をしないといけないほどの業務量で疲れやストレスが解消できない」「給与が低く、残業をしないと生活できない。業績を上げている自分よりも、上司と仲が良い同僚の方が評価されている」「常に誰かの陰口が聞こえる。派閥がある」

どこで働いていてもある程度の不満はあるのかもしれませんが、それが自分にとって耐えられないものであれば、会社を辞めて違う環境で働きたいと考えても不思議ではありません。しかし、退職時や転職活動でその不満をそのまま伝えてしまうのはリスクが高い行為です。
事実と異なる転職理由を考える必要はありませんが、「本音と建前」という言葉があるように、伝え方を工夫したり前向きな理由を強調する方が、相手があなたに抱く印象が良くなり、自分にとっても良い結果となるのではないでしょう。

転職理由の割合

以下は、厚生労働省「令和2年雇用動向調査結果の概況」から、割合が高かった転職理由を抜粋した、男女別の割合です。

転職理由 男性 女性
職場の人間関係が好ましくない 8.8% 13.3%
結婚のため 0.4% 2.3%
出産や育児のため 0.5% 1.4%
労働時間や休日など労働条件が悪い 8.3% 11.6%
給料や年収が少ない 9.4% 8.8%
仕事の内容に興味が持てない 4.7% 5.2%
会社の将来が不安 7.1% 3.4%

引用:厚生労働省「令和2年雇用動向調査結果の概況 転職入職者が前職を辞めた理由

転職理由の本音として多かったのは、「給料や年収が少ない」、「職場の人間関係が好ましくない」「労働時間や休日など労働条件が悪い」などでした。
スキルアップや新しいことに挑戦したいという転職理由もありますが、やはり多いのは職場や労働条件の不満だということが分かるでしょう。転職理由は「転職理由はどう伝える?面接官の意図を知って転職を成功させよう」や「面接で転職理由をどう伝える?答え方や回答例を紹介!」でも紹介しているので、あわせてご覧ください。

参照元
厚生労働省
令和2年雇用動向調査結果の概要

転職理由は本音で答えた方が良い5つの理由

面接の際に転職理由を尋ねられた場合、自分を良く見せようとして嘘をついてしまう人も。しかし、転職理由は本音で答えた方が転職者にとってもメリットがあります。ここでは、転職理由を本音で答えた方が良い理由を解説していきますので、参考にしてみてください。

1.嘘がばれたとき印象が悪くなるから

面接官は数多くの応募者の面接を行い経験を積んでいるため、嘘がばれる可能性は高いでしょう。嘘をついたことが分かると面接での印象が悪くなり、合否に関しても不利に働く可能性が高いです。また、経歴に関することで嘘があれば、内定後にトラブルになる恐れもあります。

2.すぐに辞めてしまうのではないかという疑問を払拭できるから

企業が面接で転職理由を尋ねるのは、応募者が前職を辞めた理由を把握し、自社で同じような事態が起きないかを確認する意味があります。転職することになった原因が自社で発生する可能性が低く、自社との相性が良いことがわかれば、面接官の「すぐに辞めてしまうのではないか」という疑問も払拭できるのです。

3.正直に話すことで良いイメージを与えるから

転職理由が人間関係のトラブルなどの場合、正直に話すことでマイナスのイメージを与えてしまうのではないかと心配な方もいるでしょう。だからといって理由を取り繕うよりも、正直に本音を話す方が好印象に繋がるパターンも多くあります。
好印象につなげるには、転職理由をポジティブに言い換えることも大切。本音の転職理由をポジティブに伝えるには「面接ではポジティブな転職理由を伝えるべき?適切に言い換える方法とは?」「転職理由を言い換えてポジティブな印象に!伝え方や例文を紹介」を参考にしてください。

4.企業に貢献してくれる誠実な人材か見られているから

企業は責任感を持って仕事をし、企業に貢献してくれる人材を採用したいと考えています。転職理由で嘘をつく不誠実な人材に、企業は仕事を任せたいと思わないでしょう。そのため転職理由を正直に話し、だからこそ応募企業で働きたいという気持ちを伝えるようにしてください。

5.希望するような働き方をさせてもらえない可能性があるから

面接官は転職理由から、応募者の仕事に対する考え方や、どのような働き方を希望しているのかをチェックしています。そのため、転職理由を取り繕ってしまうと、採用されたとしても本来希望していたような働き方をさせてもらえない可能性も出てくるでしょう。

面接官に転職理由を伝えるときの注意点

転職理由で嘘をつく必要はありませんが、ネガティブな本音をありのまま伝えてしまうとマイナスの評価を受けてしまう可能性もあります。ここでは、面接官に転職理由を伝えるときに気を付ける点を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

新しい職場での仕事への熱意を伝える

企業は同じ程度のスキルを持つ応募者が複数いたら、より志望度が高く熱意のある人を採用します。そのため、転職理由は新しい職場や新しい仕事に対する熱意が感じられる内容にしましょう。熱意を伝えるには「入社したらやりたいこと」「志望先で叶えたいキャリアプラン」などを伝えるのがおすすめです。転職理由を面接で伝えるときのポイントは「転職理由はスキルアップ!面接での伝え方や注意点を解説」でも紹介しています。

応募企業との相性の良さを伝える

面接官は転職理由から、応募者の考え方が自社の文化に馴染めるかどうかもチェックしています。そのため、転職理由から自身の人間性も見られている点を意識し、「この人なら、うちの会社で馴染める」と判断してもらえるような転職理由を伝えるように気を付けましょう。

前職の愚痴に聞こえる転職理由は伝えない

自分では意識していなくても、前職の会社の方に落ち度があるような転職理由を伝えると、自分勝手な人だと受け取られてしまう可能性があります。そのため転職理由は、転職を人のせいにするような言い方にならないように注意しましょう。「前職を辞めた理由と転職理由が同じになってしまう…」という方は「転職理由と退職理由に違いはある?思いつかないときの対処法も解説」で退職理由と転職理由の違いを知っておくのがおすすめです。

また、転職理由の伝え方だけでなく、応募書類の書き方にお悩みの方は「転職理由の書き方にはポイントがある?避けたほうが良い内容も紹介!」をご覧ください。

転職理由の本音を伝える3つの手順

面接の際に転職理由の本音を上手く伝えるには、応募企業への志望動機を絡めて説明するのが適切です。そのためには、まずは入社動機から考えていく必要があります。ここでは、本音で転職理由を伝える手順を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1.入社の動機を考える

まずは応募企業に入社したいと思った動機を考えましょう。志望動機は競合他社でもいえる内容ではなく、応募企業の事業内容や社風を調べたうえで、応募先だからこそ志望した理由を考えてください。

2.現職の不満から前向きな転職理由を考える

「現職での残業が多い」「給与が少ない」といった不満をポジティブな内容に変換しましょう。たとえば仕事の内容が退屈だったことが転職の本音だった場合、「やりやすい業務内容だったが、より専門的な知識が求められる仕事がしたかった」という転職理由にすると良いでしょう。

3.転職理由を志望動機に絡める

「自社であれば応募者の現職の不満が解決できる」と企業に思ってもらえるように、転職理由と志望動機との関係性を明らかにしましょう。先ほどの例のように、仕事が簡単で退屈だったことが転職理由なのであれば、「より専門的な知識がもとめられ、スキルを伸ばしていける御社で働きたいと思いました」といった志望動機に結び付けられます。

ネガティブな転職理由の本音を前向きに言い換える7例

転職理由の本音はネガティブになりやすいですが、嘘をつかずにマイナス評価を受けない転職理由を伝えるには、言い方を工夫することが大切です。ここでは、面接における転職理由の本音の伝え方を紹介しますので、自身の転職理由に近いものを参考にしてみてください。

1.残業が多い場合

残業は応募企業でも発生する可能性があるため、具体的にどれくらいの残業時間だったか伝えると良いでしょう。

【例】
前職では残業が月60時間以上あり、資格取得のための時間を確保できなかったため転職を決意しました。

2.年収が不満な場合

年収が不満だった場合は、「若手でも実力で評価してほしい」といった表現にするのがおすすめです。

【例】
前職では営業部署内でも月間契約数トップを数回経験しましたが、実績ではなく勤続年数でポジションが決まる社風だったことから、より実力を評価してくれる会社に転職したいと考えました。

3.人間関係のトラブルの場合

人間関係のトラブルをそのまま転職理由として伝えるのはNGです。「チームで働きたい」といったポジティブな表現に変えましょう。

【例】
前職は個人プレー重視の職場だったため、チームで仕事ができる環境で働きたいと思い、転職を決意しました。

4.割り当てられた仕事量が厳しかった場合

仕事量やノルマが厳しかったことをそのまま伝えてしまうと、怠け癖があるのではないかと思われる可能性があります。そのため、別の視点で理由を伝えられるようにしましょう。

【例】
前職では高い数値目標が設定されていたことから、顧客一人ひとりと向き合う時間が取れないことが悩みとなっていました。そのため、よりじっくりと顧客のニーズに応えられる仕事がしたいと思い、転職を決意しました。

5.成果に見合った評価をされなかった場合

成果が評価されなかったことが理由である場合は、「応募企業であれば正当に評価してもらえると考えた」という志望動機に繋げましょう。

【例】
前職では目標の達成度に応じて従業員を評価する制度がなかったため、成果による手ごたえが得られにくい環境でした。御社は成績に応じたインセンティブ制度を設けていると募集要項にありましたので、成果に見合ったポジションを得られると考え、転職を決意しました。

6.短い期間で転職を繰り返していた場合

転職を短い期間に繰り返している場合、入社してもすぐやめてしまうのではないかと懸念されます。そのため、やむを得ず退職したことが伝わるような転職理由にしましょう。

【例】
前職はもともと営業として配属される予定でしたが、実際に配属されたのは営業事務でした。営業職のサポートに専念し、上司に配置換えを希望しましたが、異動が叶わなかったため、転職を決意しました。

7.リストラされた場合

リストラを転職理由にしてしまうと、「どの企業でも良いのでは?」と企業から不安視されるため、応募企業ならではの志望動機に繋げられるような転職理由を述べるようにしましょう。

【例】
前職は業績の悪化による整理解雇によって退職しましたが、これをキャリアチェンジの良い機会だと捉え、以前から好きだったゲームに関わる仕事がしたいと思い、御社への転職を希望しました。

転職理由の回答例は「転職理由別の例文7つ!好印象を与えるために意識するべきポイントとは」でも紹介しているので、あわせてご覧ください。

本音と建前の使い分けがコツ!退職時に転職理由を伝える方法

転職する場合は、在職中の会社に退職したい旨を伝える必要があります。円満退職したい場合、転職理由はどのように伝えればよいのでしょうか。ここでは在職中の会社に転職理由の本音を伝える方法を紹介します。

在職していては目指せない理由を伝える

退職理由は「今の職場では実現できないことにチャレンジしたい」という理由を話すのがおすすめです。現在の仕事に在職していては実現できないような理由であれば、会社も引き止めにくくなるでしょう。

本音と建前に気を付けて伝える

給与や待遇への不満、残業時間の長さなど、ネガティブな理由で転職する人は多い傾向にあります。不満をそのまま口に出してしまうと退職の際にこじれる原因になるため、本音と建前はうまく使い分けましょう。
「転職したい」と思う理由には、スキルアップなどのポジティブなものだけではなく、不満などのネガティブなものがあるのは不思議なことではありません。しかし、今の職場を辞めたいという気持ちだけで行う転職活動では、次の会社でも同じような状況になってしまう可能性があります。新しい会社でどのような仕事をしたいか、どのような環境で働きたいかといったポジティブな面を考え、失敗しない転職を目指しましょう。

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