転職理由の書き方は?人間関係やスキルアップなど理由別の例文を紹介!

転職理由の書き方は?人間関係やスキルアップなど理由別の例文を紹介!の画像

この記事のまとめ

  • 応募書類の転職理由の書き方は「一身上の都合」で問題ない
  • 転職理由について詳しくは面接で聞かれるので回答を準備しておく
  • 転職理由を考えるときは、企業が問う理由も考えるのがおすすめ

転職理由の書き方を知りたいと思っている人は多いでしょう。履歴書の職歴欄に転職理由を書く際は、定型文を使用します。また、企業からの指示がない限り、職務経歴書に転職理由を書く必要はありません。このコラムでは、応募書類への転職理由の書き方や好印象な書き方のポイント、避けるべき言い回しをまとめました。説得力のある転職理由を書いて転職を成功させるための参考にしてみてください。

こんなお悩みありませんか?
例えば
  • 向いてる仕事なんてあるのかな?
  • 避けたいことはあるけれど、
  • やりたいことが分からない・・・
私たちは「やりたいこと」から一緒に探します!
ハタラビット

ハタラクティブは
20代に特化した
就職支援サービスです

\もう学歴・経歴に困らない!/

自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう

性格でわかる
私の適職診断

さっそく診断START

転職理由の書き方

履歴書の職歴欄に転職理由を書く際は詳細を省き、定型文を使用しましょう。履歴書に転職理由を記載する際に用いられる定型文は、「一身上の都合により退職」「会社都合により退職」の2つです。

自己都合による退職の場合、履歴書の職歴欄には退職日とともに「一身上の都合により退職」と記載します。倒産やリストラなど会社が原因の場合は、「会社都合により退職」と明記しましょう。状況に応じて履歴書の書き方を工夫することが大切です。

職務経歴書には転職理由を書かない

職務経歴書に転職理由を書く必要はありません。職務経歴書の限られた文字数で正しい転職理由を伝えるのは難しく、本来求めている内容ではないものが多く記載されていることで、面接官にネガティブな印象を与えてしまう恐れがあるからです。会社側から書き方の指定がない限り、職務経歴書には転職理由を書かないほうが良いでしょう。
未経験OK多数!求人を見てみる

書き方とともに面接官が転職理由を聞く意図を把握しよう

面接官が転職理由を聞く意図

  • 同じ転職理由で辞めないかを確認するため
  • 企業との相性を見極めるため
  • 応募者の人間性を知るため
  • 志望動機と矛盾していないかの確認するため

面接で転職理由を聞かれたときは、相手が納得できる理由を伝えることがポイント。また、履歴書や職務経歴書に記載された内容とも整合性が取れているか、面接官は注視しています。相手を納得させるには質問の意図を理解する必要があります。転職理由を聞く面接官には、以下のような意図があると考えられます。

同じ転職理由で辞めないかを確認するため

企業が求めているのは、長く勤めてくれる人材。履歴書や職務経歴書に書かれた転職理由をもとに、同じ原因で早期退職してしまわないか入社前に確認する意図があるようです。

企業との相性を見極めるため

転職理由の内容から応募者の価値観や仕事への意欲などを読み取り、社風や業務内容との相性を確かめる意図もあります。たとえば、前職を「残業が多い」という理由で退職しているなら、残業が多い会社はミスマッチ。チームワークを重視する企業に「個人で活躍したい」という理由で退職した人も合わないでしょう。

応募者の人間性を知るため

転職のきっかけを聞くことで、応募者の人柄を詳しく知る意図もあるでしょう。前職を退職した理由から、「仕事で重視すること」「性格の特徴」「将来のビジョンに対する考え方」などを確認できます。

志望動機と矛盾していないか確認するため

退職理由が職務経歴書に記載したスキルや経験と合致しているかも確認されています。前職を「キャリアアップが見込めない」という理由で辞めているのに、「自分のペースで働けると感じた」といった志望動機を書いてしまうと、キャリアアップとワークライフバランス、どちらを重視した転職か分かりづらくなり、志望理由に説得力が生まれません。
退職理由が志望動機と合致していれば、仕事への意欲や熱意が伝わりやすくなるでしょう。

転職理由の書き方のほかに面接官の意図を把握しておくことは、採用されやすい応募書類を作成するのに役立ちます。面接官が転職理由を聞く意図については「転職理由の書き方を解説!面接で本音を伝えて良い?好印象を与える例文」でも解説しているので、参考にしてみてください。

転職理由を伝えるときの例文

ここでは、履歴書や職務経歴書、面接で伝える転職理由別の例文を紹介します。書き方だけでなく伝え方も意識しましょう。

人間関係で転職した場合

人間関係が原因で転職した場合、その理由をどのように伝えるのかがポイントです。他人を批判するのではなく、志望先の会社では問題が解決できると思った根拠を述べると良いでしょう。

「前職の職場文化は個の能力を重視し、チームで協力するよりも個人の結果が重視される環境でした。私はチームでの協力とコミュニケーションを大切にしたいと考えており、御社の協調性を重んじる働き方に興味を持ち、この環境で働きたいと思い志望しました。」

給与の少なさが転職理由の場合

給与の少なさが転職理由の場合、前向きな伝え方をするのがおすすめです。転職理由として「給与が少なかったから」とだけ書いてしまうと、面接官に「業務内容よりお金のことばかり考えている」という印象を与えかねません。前の会社の愚痴と受け取られるような表現は避けましょう。

「前職では勤務年数に応じた給与体系で、仕事の成果を評価してもらえる社風ではありませんでした。御社は実績に応じた報酬があると聞き、自己のスキルを評価してもらいながら成長できる場と考えております。」

労働時間の問題で転職した場合

残業時間の長さが転職理由の場合、問題解決のために努力した姿勢をアピールすることが大切です。転職理由として「残業時間が長かったから」という書き方をしてしまうと、面接官に「会社に不満があるとすぐに退職してしまう人」とマイナスの印象を与える恐れがあります。

「前職での月80時間以上の残業は、自主的な勉強時間を確保することもできず、プライベートとの両立が難しいと感じたため、転職を決意しました。御社では効率的な業務進行が評価されていると聞き、御社であれば、自我を磨き、成果を上げ、自分が望む働き方ができると思い、志望いたしました。」

仕事のモチベーションの低下が理由の場合

仕事へのモチベーションの低下が原因で転職を決意した場合は、新しい興味や目標を持ち、それに向かって進む姿勢を強調するのがポイントです。

「今後のキャリアにおいて、新しい分野に挑戦したいと思い、転職を決めました。△△分野での深い知識とスキルを御社で磨き、業界に貢献したいと考えています。」

会社の業績悪化が原因の場合

会社の業績に起因する転職の場合も、会社を批判していると思われないような伝え方をしましょう。

「現在勤務している企業の業績悪化により、事業縮小が決定し、技術職から営業職への変更が指示されました。しかし、私自身は技術職を続けたいという思いが強く、転職を決意した次第です。昨年よりIT分野に進出した御社にて、これまでのスキルを活かしながら成長したいと考え、応募いたしました」

スキルアップを目的とした転職の場合

スキルアップを目的とした転職の場合、向上を目指したい知識や技術について詳しく記述することが大切です。「提案力」や「コミュニケーション力」、「リーダーシップ」など、スキルの内容が具体的に伝わる書き方をしましょう。スキルアップが転職理由の場合の伝え方は「転職理由はスキルアップ!面接での伝え方や注意点を解説」で紹介しているので、参考にしてください。

「私は、将来的にAR/VRの技術開発の分野で活躍することを目指して、前職ではエンジニアとしてアプリ開発に携わっておりました。しかし、前職の会社にはAR/VRの技術開発を行う部署がなく、望んでいるキャリアが築けないと感じたことが転職のきっかけです。そのために、前職で培った技術と知識を活かし、御社でさらなるスキルアップを図りたいと考えています。」

転職理由を伝える際に避けたほうが良い書き方

転職理由を伝える際に避けたほうが良いのは、「望みが叶わなかった不満ばかりを主張する」や「感情的な内容を記載する」といった書き方です。

自分の望みが叶わなかったことばかりを主張する

転職理由として自分の望みが叶わなかったことばかりを主張すると、面接官に「わがまま」という印象を与えてしまいます。「前職では自分のやりたいことができなかったため、転職して希望を叶えたい」という「転職後に叶えたいこと」に重きを置いた書き方を意識しましょう。

感情的な転職理由を記載する

「直属の上司に嫌われていると感じた」のように、感情的な転職理由を書くのは避けるのが無難です。転職理由で自分の感情を伝えようとしても、必ずしも面接官に共感してもらえるとは限りません。内容によってはマイナスイメージにつながってしまう可能性があります。

好印象な転職理由の例文は「転職理由別の例文紹介!好印象を与えるためのポイントをおさえよう」で紹介しているので、書き方の参考にしてみてください。

転職理由の書き方にお悩みの方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。転職エージェントのハタラクティブでは、20代を中心とした若年層の転職活動のサポートを実施。専任のアドバイザーによる履歴書や職務経歴書の添削、志望先企業に合わせた面接対策などのサポートを受けられるので、転職活動に慣れていない方も安心です。

また、面接の日程調整をはじめとした企業とのやり取りはすべてアドバイザーが代行。在職中で忙しい方も、スムーズに転職活動を進められます。ぜひお気軽にご相談ください。

転職理由の書き方に関するFAQ

ここでは、転職理由の書き方に関するお悩みをQ&A方式で解決します。

転職理由にはどのようなものがある?

転職理由は、職場の労働条件や人間関係、会社の将来に対する不安などさまざまです。厚生労働省の「令和4年雇用動向調査結果の概況」の「転職入職者が前職を辞めた理由」では、定年や契約満了を除いた最も多い転職理由は、男女ともに「労働条件が悪かった(男性9.1%、女性10.8%)」でした。

参照元
厚生労働省
雇用動向調査

説得力のある転職理由を伝えるにはどうしたら良い?

転職理由に説得力をもたせるには自分のビジョンを明確にし、「志望先企業であれば希望を叶えられる」ことをはっきり伝えます。ネガティブな転職理由もポジティブな内容に変換したうえで、今後の展望をきちんと述べましょう。「面接で転職理由をどう伝える?答え方や回答例を紹介!」では転職理由の伝え方を例文つきで紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

後悔しない転職をするためのコツを教えてください

後悔しない転職をするには、企業研究を入念に行い、自分の希望に沿った会社に応募することが大切です。社風や仕事内容について十分な情報収集をしていないと、転職後に「思っていた会社と違った」とミスマッチを起こしてしまう可能性があります。転職でお悩みなら、ハタラクティブにご相談ください。スキルや希望に合う求人を紹介するほか、職務経歴書の添削や応募書類の作成、面接のアドバイスなどのサポートを行います。

ハタラクティブ
のサービスについて

こんな人におすすめ
  • 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
  • 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
  • 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方

ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。

※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数

この記事に関連するタグ