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転職理由の例文をご紹介!やりがいやスキルアップなどポジティブな内容に

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【このページのまとめ】

・転職理由を聞くのは前職と同理由の退職を避けたり、自社との相性を確認したりするため

・転職理由を伝えるポイントは「志望動機と一貫性を持たせる」など

・転職理由で悩んでいる方は、例文を参考に自分の状況に合うよう落とし込む

・転職理由で嘘をついたり、感情的な理由を述べたりするのは避ける

・面接で転職理由を話すときは、待遇面での不満や応募先企業に関係しそうな内容は避ける

応募先企業の書類を作成する際、転職理由をどのように書いたら良いか迷う方も多いでしょう。前職の退職理由はネガティブなものである場合も多く、説明するには工夫が必要です。そのため、このコラムでは転職理由を作成する際のポイントや、履歴書、面接の際に気をつける点について、例文とともに解説しています。転職理由は応募者の印象を決める重要なもの。前向きな内容につなげ、採用担当者に良い印象を与えましょう。

 

監修者:後藤祐介

キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

転職理由を聞く理由は?

採用担当者が転職理由を聞く理由は、前職と同じ理由で辞めないかの確認や、企業との相性を見極めるためといったものがあります。以下、詳しく見ていきましょう。

 

同じ理由で辞めないかを確認するため

採用担当者が、応募者の前職を辞めた理由を確認するのは、「同じ理由ですぐに辞めないか」をチェックするため。採用後、短期間のうちに退職されてしまうと、求人や育成にかけたコストと釣り合いが取れません。企業は当然、雇うからには長く勤めてもらいたいと考えています。もし応募者の退職理由が自社にも当てはまる内容であれば、面接官は採用の判断に慎重になるでしょう。
 

企業との相性を見極めるため

転職理由には、応募者の価値観・仕事への意欲・モチベーションなどが含まれています。こういった要素と、会社の風土・仕事内容・経営理念などを照らし合わせ、齟齬がないかを判断するのも目的の一つ。転職理由は企業と応募者の相性を見極めるためにも役立っています。

転職理由を伝える3つのポイント

転職理由を伝えるポイントとして、志望動機と一貫性を持たせる、ネガティブな理由はポジティブに変換するなどが挙げられるでしょう。以下、3つのポイントについて解説します。
 

1.志望動機と一貫性を持たせる

転職理由は志望動機と一貫性を持たせるようにしましょう。転職とは、理想の働き方や求めているキャリアを築くための手段です。
そのため、志望動機と整合性が取れていると面接官が納得しやすくなります。以下に簡単な例を挙げました。

 

志望動機

プログラミングスキルを活かしたい
 

転職理由

エンジニアになりたくてIT企業に入ったが、営業職に配属されたため、スキルを活かせなかった

上記のように、志望動機と転職理由がリンクしていると採用担当者の理解を得やすいといえるでしょう。
転職理由を考えるときは、つい前職で不満だった点に着目しがちですが、大切なのは「自分の理想を実現するために適した職場かどうか」という視点。
自分が前職で実現できなかったものとは何かを明確にし、転職理由に反映させるのがポイントです。
 

2.ネガティブな理由はポジティブに変換する

転職の理由が「有給が使えなかった」「給与が少なかった」といったネガティブな要因であっても、そのまま伝えるのは避けましょう。このような場合は、以下のようにポジティブな印象の言葉に変えるのがおすすめです。

・給与が少ない→客観的な評価のもと、成果に応じた報酬を得たい
・有給が使えない→ワークライフバランスを鑑み、効率よく働きたい

選考の場は応募者の能力だけでなく、人柄を見極めるものでもあります。ネガティブな理由を述べてしまうと、「仕事の待遇に不満ばかり持つ人物」という印象を与えてしまい、高評価には繋がりにくくなるので注意しましょう。
 

3.問題の解決に積極的な姿勢をアピールする

ビジネスでは「問題解決のため、どんなアクションを起こすか」も重要な評価ポイントです。
そのため、「転職理由に対してどのように向き合ったか」を盛り込むと、「問題やトラブルに積極的に取り組む姿勢がある」というアピールに繋がるでしょう。
結果が実っていなくとも「改善に向けて行動した」という事実が重要視されます。また、前職を辞めたことが、前職の仕事を投げ出したというイメージを抱かせるのを避けることにも役立つでしょう。

転職理由でやってはいけない3つのポイント

転職理由でやってはいけないポイントとしては、嘘をつく、感情的な理由を述べるなどが挙げられます。以下、順に確認していきましょう。
 

1.嘘をつく

印象を落としたくないからといって、嘘をついてはいけません。よく見せようと取り繕っても、多くの応募者を見ている面接官には嘘だと見抜かれるでしょう。仮に入職できたとしても、偽りの自分への評価に耐えきれず、また退職したくなってしまう可能性も。
前職や現職で何かしら不満に思う要素があったことは、面接官も承知しています。飾らず、等身大の自分を反映させるのは大前提と覚えておきましょう。
 

2.感情的な理由を述べる

転職理由に「嫌だった」「腹が立った」といった主観的な感情を含めるのは避けましょう。
どんな職場でも嫌なことや腹の立つ出来事は起こりますし、感情で物事を判断する人はビジネスの場であまり歓迎されません。
もし、パワハラやセクハラなどの影響があった場合は、誰もが「それはおかしい」と判断できる客観的な材料をもとに、事実を淡々と述べるにとどめましょう。
 

3.前職の退社理由だけしか述べていない

転職理由とは、「前職の退職理由」から「自社へ転職を決意した理由」までを指します。つまり、「なぜ前の会社を辞めたか」のみでは不十分ということ。「転職することで何が実現できるか」といった、この転職に求める背景までを説明することを意識しましょう。

転職理由の例文を5つの理由別に解説!

これまでの解説を踏まえて、転職理由の例文をご紹介します。理由別に解説しているので、自分の転職理由に近いものをチェックしてみてください。
 

1.人間関係が理由の場合

人間関係は転職理由として多く挙げられる原因です。主観による部分が大きいため、そのまま伝えると愚痴のように捉えられてしまいがちなので、注意が必要。会社の方針や上司などと考え方の違いがあったため、転職を決意したという流れが自然でしょう。
 

例文

前職の社風は個人主義的な雰囲気があり、周囲と協力することよりも個人の結果が重視される環境でした。そのため、協調性を持って仕事に取り組みたい自分の考え方とは合わず、退職を決意しました。
新しい環境では周囲とコミュニケーションを取りながら、チーム一丸となって目標に向かいたいと考えております。協調性を重んじ、一致団結して成果に繋げる御社の働き方に魅力を感じ、志望いたしました。

 

2.給与が理由の場合

給与が少ないと感じ、転職を決意する人は数多くいます。特に日本の企業は未だに年功序列制度の風潮が強く、それを不公平に感じる人も多いでしょう。
ただし、前述したとおり、そのまま伝えるのは避けたほうが無難。「自分がより活躍できる環境で働きたい」といった前向きな表現に変えて伝えるのがコツです。
 

例文

前職は年功序列制度が強い企業で、仕事の成果ではなく勤続年数のみで社員を評価するという部分がありました。こういった環境で仕事へのモチベーションを保つことが難しくなり、退職を決意しました。
年齢に関係なく成果が重視される職場に身を置き、向上心を持って働きたいという気持ちから、若手社員が数多く活躍している御社を志望いたしました。
 

3.労働時間が原因の場合

残業時間が長い、休日出勤が多い…プライベートの時間がとれないことを理由として転職を決意する方もいるでしょう。しかし、選考の場で「残業をしたくない」と伝えると、「労働意識が低い」と判断されてしまう可能性があります。
この場合、漠然と「残業が嫌だった」という気持ちを伝えるのは避けた方が無難。代わりに、具体的な残業時間を明らかにしながら、労働環境を変えたいと思う必然性を示してみてください。
 

例文

前職では残業時間が月平均○時間を超えており、日々の業務をこなすことに追われていました。興味のある分野について自主的に勉強する時間も取れない状態が続き、その環境を改善したいと考え、転職を決意しました。
今後は自分の成長のためにも、最小限の時間で最大限の力を発揮できる環境で仕事をしたいと考えております。よって、業務効率化に積極的な取り組みを行っている御社で活躍したく、志望いたしました。
 

4.仕事内容が理由の場合

「仕事にやりがいを感じられない」「簡単な仕事でつまらない」といった理由で転職を決意している人は、前向きなアピールがしやすいといえます。「今の業務よりも意欲を持って取り組みたいと感じる仕事」という点を積極的に伝えましょう。
 

例文

前職では◯◯の業務に従事していましたが、その中で✕✕の分野に触れ、興味を持ちました。
今後のキャリアにおいて✕✕の分野への理解を深めたく、実現できる環境に転職しようと決意いたしました。
✕✕分野の第一線で活躍を続ける御社にて、スキル習得を目指したいと考えております。今までの業務で築いてきた経験とスキルを活かしながら、新しい仕事に挑戦したく志望いたしました。
 

5.業績悪化などによる理由の場合

勤務先の業績が悪化し、やむを得ず退職をするケースもあるでしょう。こういった際は、「企業批判」と判断されないように注意が必要です。他責的な内容にするのではなく、「自分の判断」を強調するようにしましょう。
 

例文

現在勤めている企業で、業績悪化による事業縮小が決定しました。エンジニア職を続けたいと願いましたが、営業職に異動することが判明し、転職を決意しました。
昨年よりIT分野に進出した御社にて、これまでの培ってきた経験を活かしながら、さらなるスキルアップをしたいと考え、応募いたしました。

履歴書に書く転職理由のポイント

履歴書に転職理由を書く際には、転職理由を絞る、体系立てて書くなど、押さえておくべきポイントがあります。
 

転職理由は2つほどに絞る

いくつかの転職理由があったとしても、多くとも2つまでに絞りましょう。いくつも理由を挙げると、主張の軸がぶれてしまうからです。後に詳述しますが、転職理由は志望動機とつなげる必要があるため、理由が多いとつなげにくくなってしまいます。
 

最初に結論→理由の順で書く

転職理由を書く際には、最初に結論を端的に述べ、次に理由を説明するようにしましょう。
最初に結論を持ってくることによって、採用担当者が読む際に分かりやすい印象を与えるからです。また、採用担当者は応募者の書類を見て、論理的な思考ができる人材かどうかも同時にチェックしています。

面接で転職理由を話すときの3つのポイント

面接で転職理由を話すときには、待遇面にはできるだけ触れないなど、気をつけておきたいポイントも。以下、3つのポイントについて解説します。
 

1.待遇面の不満はできるだけ避ける

「残業代が出なかった」「有給が取れなかった」などの待遇面の不満はできるだけ触れないほうが無難でしょう。待遇面について話すと、業務よりも待遇を気にしている印象をうけてしまいます。面接は、その企業との相性はどうかというマッチングを行う場。主に仕事のやりがいや業務内容について話すのが望ましいといえます。
 

2.自信を持って話す

自信のなさそうな感じで話すと、あまり仕事ができそうな印象を受けないうえ、面接官に暗い印象を与えます。面接官がチェックする要素として、自社の社員とうまくやっていけるかというのも大事な点。自信を持ってはきはきと話すと、相手に良い印象を与えます。
 

3.応募先企業とも関係しそうな内容は避ける

前職の不満点について話す場合は、応募先企業とも関係しそうな話題は避けましょう。
たとえば、前職では「旧態依然とした社風が合わなかった」としても、応募先企業が保守的な体制の企業だった場合には、自社とマッチしないと判断される恐れがあります。そのため、話す内容については、慎重に判断しましょう。

転職活動をする理由として最も多いのは、今の職場に不満を抱いているというもの。
たとえ、転職活動をはじめた動機が「不満」であったとしても、新しい職場を探すからには現状の問題を分析し、「こうしていきたい」「こうなりたい」「こんな環境に身を置きたい」という希望を見つけ、前向きに考えることが大切です。

「転職理由がうまくまとまらない」「自分の応募書類に自信がない」といった方は、就職のプロに相談してみてはいかがでしょうか。
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