就職試験の一般常識問題には何が出題される?例題と対策方法を紹介

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この記事のまとめ

  • 就職試験の一般常識問題は、基本的な知識や教養が備わっているかどうかを問われている
  • 一般常識問題の範囲は、主要5教科のほか時事問題や文化、ビジネスマナーなどがある
  • 就職試験の一般常識問題はSPIテストとは異なる
  • 一般常識問題の知識は就職試験だけでなく、面接の対策にもなる

就職試験に一般常識問題が出題される企業の選考を受ける場合、どのような問題が出るのか予測しづらく、対策に困っている人も多いのではないでしょうか。一般常識問題では、基礎的な知識や教養があるかどうかを見極めています。出題範囲が広いので、対策方法を参考にしながら効率よく勉強しましょう。このコラムでは、時事問題・数学をはじめとする主要5教科・文化問題・ビジネスマナー、それぞれの例題を紹介します。

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就職試験で問われる一般常識とは?

就職試験で問われる一般常識問題とは、その人の潜在能力や、社会人として必要な基礎的な知識や教養が備わっているかどうかを判断するテストです。問題内容は、企業がオリジナルで作成している傾向にあります。主要5教科のみならず、時事問題やビジネスマナーも出題する企業があるなど、出題内容は幅広いようです。

中途採用の就職試験でも一般常識が出る?

中途採用でも一般常識テストを実施する企業はあります。就職試験を重要視すべきかどうかは、試験のタイミングによっても変わりますが、「転職で一般常識テストや筆記試験はある? SPIとの違いとは」のコラムで紹介しているとおり、一次選考で就職試験を受ける場合は、足切りを回避する必要があるため、重要度は高いといえるでしょう。

就職試験の一般常識問題には何が出題される?

ここでは、就職試験の一般常識問題について科目ごとに例題をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

時事問題の例題

時事問題では、社会情勢に目を向けているのかが判断されています。就職試験で一般常識問題を出題する企業は、特に時事問題の出題率が多いので、テレビや新聞などで取り扱われているトピックに注目して対策しましょう。

【例題1】
2023年に中国の人口を抜いて世界最多になると予測されている国はどこか。

【回答】
インド

【例題2】
地球温暖化の影響と思われる問題を記述しなさい。

【回答】
問題は、気候変動や生態系に大きな影響を与えている可能性があることだ。生態系への影響の事例として、ウミガメが挙げられる。今年の猛暑で、アメリカの一部の海岸でウミガメのメスが増えているという報告がされた。ウミガメは、ふ化温度で性別が変化する傾向にあり、ある一定の温度以上になるとメスとなる。そのため、猛暑により温度が上がったことでメスが増えたと考えられている。気候変動だけでなく、生態系にも影響を与えていることは問題だ。

主要5教科の例題

主要5教科(国語・数学・理科・社会・英語)では、中学・高校レベルの問題が出題され、基本的な知識が身についているか問われます。国語に関しては、敬語や謙譲語についても出題されることも。例題を教科ごとに紹介していきますので、参考にしてみてください。

【数学】
・例題1
54gの食塩で18%の食塩水を作るには何gの水が必要か回答しなさい。

・回答
246g

・例題2
サイコロを2つ同時に振るとき、2つの目が同じ数になる確率は?

・回答
6分の1

【国語】
・例題1
次の読み方を答えなさい。
1.押印 2.軋轢

・回答
1.おういん 2.あつれき

・例題2
次の語句を尊敬語に直しなさい。
1.食べる 2.見る

・回答
1.召し上がる 2.ご覧になる

【理科】
・例題1
液体から気体になるときの変化を何というか?

・回答
気化

・例題2
銀の元素記号は?

・回答
Ag

【社会】
・例題1
円安のデメリットは?

・回答
輸入製品が値上がりすることや、輸入に依存している原油などのエネルギーが高騰すること。

・例題2
少数の企業により、ある商品の市場が支配されている状態のことを何というか?

・回答
寡占

【英語】
・例題1
次の示す意味になるよう()に当てはまる単語を選び、熟語を完成させなさい。

1.~の一部
 a ( ) of
1.some
2.part
3.whole
4.one

2.次から次へと
one ( ) another
1.to
2.by
3.after
4.before

一般常識問題の出る就職試験に関して、主要5教科の問題は難易度が高いものは少ないようです。基礎的な知識が問われているので、中学レベルを中心に高校レベルまでの基本を復習しましょう。

文化問題の例題

文化問題は、「世界遺産」「絵画」「オリンピック」の問題など、一般常識問題の中でも出題範囲が広いのが特徴です。

【例題1】
安土桃山文化の時代に京都で歌舞伎踊りを始めた女性芸能者は?

【回答】
出雲の阿国

【例題2】
元禄文化の時代に俳人として活躍し、「奥の細道」を著した人物は?

【回答】
松尾芭蕉

文化問題は、一般常識問題の出る就職試験のためにすべてのジャンルを網羅することは難しいですが、有名な人物や知名度の高い作品など基本的な知識を身につけておくと良いでしょう。

ビジネスマナーの例題

ビジネスマナーは、電話の応対や言葉遣いに関する問題が出題される傾向にあります。

【例題1】
Aさんは、先輩から断りの言葉を使うとき、「」の言葉を前に添えると柔らかい表現になると教えられた。次の文の前に置く言葉として適当なものを1つ選びなさい。

今回はお断りいたします。
1.「あいにく」
2.「せっかくですが」
3.「お差し支えなければ」

【回答】
2

【例題2】
伝言の受け方として不適当なものを1つ選びなさい。

1.はじめての相手に、名前の漢字を尋ねる。
2.伝言が長いときは、内容を簡潔にまとめてもらう。
3.数や時間などは間違いがないよう、復唱して確認する。

【回答】
2(伝言が長いときは、自分で内容を簡潔にまとめるのが正しい)

ビジネスマナーの知識は、一般常識問題が出る就職試験だけでなく、面接をはじめとする就職活動時や社会に出てからも役立つ知識です。勉強して損はないので、基本的な知識は身につけておきましょう。

就職試験の1つである一般常識とSPIの違いは?

一般常識テストは、企業がオリジナルで作成する傾向にある就職試験です。主要5教科の数学・国語・理科・社会・英語に加えて、時事問題や文化問題、ビジネスマナーなど幅広い知識と教養を求められます。
一方で、SPIテストの構成は、「能力検査」と「性格検査」です。「能力検査」は、数学の問題が中心の「非言語」と国語の問題が中心の「言語」の2科目。場合によっては、英語も出題されます。「企業が転職でSPIを導入する目的は?具体的な対策や受検方法も解説」のコラムでは、転職におけるSPIの対策方法を4つ紹介しているので参考にしてみてください。

一般常識が出題される就職試験の対策方法3つ

一般常識問題が出題される就職試験の対策として、「ニュースや新聞をチェックする」「問題集を一冊解く」「アプリを有効活用する」の3つを紹介します。自分に合った対策方法を見つけてください。

1.ニュースや新聞をチェックする

一般常識試験の時事問題の対策には、ニュースや新聞をこまめにチェックする習慣をつけるのがおすすめです。新聞を取っていない人やニュースを見る習慣のない人は、信頼のできるサイトで社会情勢についての記事を読むのも良いでしょう。日々チェックしているうちに、注目されているニュースやトピックも分かってきます。それらのトピックを完結に説明できるようにしたり、自分の考えをまとめておいたりすると一般常識問題が出る就職試験に役立つでしょう。

2.問題集を一冊解く

中学・高校レベルの基礎知識や教養に不安がある人は、就職試験に関する一般常識の問題集を一冊解くのも良いでしょう。一冊で総まとめができるものや、1週間で対策が終わるものなどさまざま売られています。一般常識試験の対策にかけられる時間を考慮して、自分に合ったボリュームのものを選ぶのがおすすめです。
問題集を選ぶ際の注意点は、最新のものを購入すること。時事問題は特に最新のものでないと就職試験の対策ができないので注意しましょう。問題集を解くときのコツは、間違えた箇所や迷った箇所に印をつけ、繰り返し解くことです。まずは一冊に絞って勉強し、時間に余裕が出たら新しい問題集に進んでください。

3.アプリを有効活用する

一般常識試験の対策を効率的に行いたい人や、就職試験にあまりお金をかけたくない人はアプリを活用しましょう。有料アプリだけでなく、無料で対策できるものもあります。アプリであれば、頻繁に更新が行われるため、時事問題の対策に最適です。内容は、一般常識テストに関する問題を一問一答で対策してくれるものや、時事問題に特化したものなどさまざま。まずは、総合的に対策できるものを選び、繰り返し解きましょう。苦手分野が分かったら、科目別に試験対策ができるアプリを選ぶのもおすすめです。

一般常識の勉強してないけど大丈夫?

就職試験に関する一般常識の問題集やアプリをチェックして、問題がある程度解けると感じれば勉強をしなくても良いでしょう。しかし、難しいと感じる場合には、対策が必要です。時間がない人は、「薄い問題集で対策する」「苦手分野のみ対策する」など工夫し、少しでも問題に触れておきましょう。「社会人が勉強時間を確保する方法や勉強すべき内容とは」のコラムでは、勉強時間を確保する方法を紹介しているので、参考にしてみてください。

一般常識の知識は就職試験だけでなく面接対策にもなる

一般常識の知識や教養は、就職試験のみならず面接でも問われることがあります。特に、時事問題に関しては、面接で問う企業が一定数存在するので、日頃から対策しておくのがおすすめです。
たとえば、「現在、気になるニュースはありますか?」「環境問題について企業ができることは何だと思いますか?」などと考えを求められることもあるでしょう。面接官は、社会人として必要な言葉遣いができているかなどもチェックしているため、国語やビジネスマナーの知識も、一般常識試験だけでなく面接時にも役立てられます。

企業は、一般常識テストだけでなく、面接を含めた総合的な評価から内定を出すかどうかを決定しています。面接に不安がある人は、就職エージェントの模擬面接を利用して慣れておくと安心です。若年層向け就職・転職エージェントのハタラクティブは、本番での立ち振舞いや言葉遣いのアドバイス、企業ごとに面接対策を行うなど、サポートに力を入れています。上手に活用して、志望企業の内定を獲得しましょう。サービスはすべて無料で活用できるので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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