模擬面接とは?やり方や聞かれることを解説!オンラインでも対策できる?

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この記事のまとめ

  • 模擬面接とは、本番同様の環境で行う面接練習のこと
  • 模擬面接は面接に慣れたり自分の弱点を客観的に捉えたりするのに効果的
  • 1人で模擬面接をするなら録画するのがおすすめ
  • 第三者と模擬面接を行うときは、必ずフィードバックをもらって改善に活かす
  • ハローワークやエージェントでプロと模擬面接するのがおすすめ

模擬面接を行うことで、面接の雰囲気や回答、よくある質問への対処法などが分かります。面接はある程度慣れの要素も必要になるため、模擬面接を繰り返し行っておくと良いでしょう。このコラムでは、模擬面接を行うメリットや模擬面接の内容、転職でも行う必要があるかなどをまとめています。誰かに依頼できないときに一人で模擬面接を行う方法についてもご紹介します。

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模擬面接とは

模擬面接とは、本番の面接を想定して行う練習のこと。面接官役を配置し、雰囲気や環境もできるだけ本番に似せて行います。
模擬面接を行う最大の目的は、本番の面接で緊張せずに自分の力を出すこと。しっかりと準備をして模擬面接を行えば、本番でも緊張せず慌てたり的はずれな回答をしたりせずに済むでしょう。
また、模擬面接を行えば自分を客観視できるため、自分ではなかなか気づけない癖や課題が見つかります。模擬面接を行うメリットについては、次項で詳しく解説します。

模擬面接は本番に近い環境で行うのがベスト

模擬面接の目的を考えれば、本番に近い環境で実施するのがもっとも効果的といえます。自分の気持ちや服装、立ち居振る舞いはもちろん、面接官役の対応や部屋の雰囲気、時間帯も本番と同じように揃えるのが理想。とはいえ、自宅などでは本番のような環境に整えるのは難しいため、エージェントなども活用してみましょう。

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模擬面接を行う3つのメリット

模擬面接を行うことで、本番でも緊張せず自分らしい回答ができるようになります。また、模擬面接は何度でも行えるので、イレギュラーな面接を想定して行えば実際の面接でも焦らず対応できるでしょう。前述したように、自分を客観視できるため改善点が分かるのもメリットです。

1.本番でスムーズな受け答えができる

模擬面接は本番を想定して行うため、本番の面接でも緊張しにくくなるメリットがあります。面接は独特の雰囲気やマナーがあるため、慣れていないと過度に緊張してうまくいかないことも。模擬面接を繰り返し行うことで、「面接」そのものに慣れれば、本番でも自分らしさをアピールできるでしょう。

2.イレギュラーな面接への対応を練習できる

一般的に「面接」というと面接官1人に対して応募者も1人で行うものを想像しますが、採用面接の場合はその限りではありません。面接官もしくは応募者が複数いたり、グループ面接だったりするのは珍しくないこと。時には高圧的な態度で質問される圧迫面接や、想定外の質問をされる面接などもあるようです。イレギュラーな面接があると困惑して実力を発揮できないこともありますが、事前に模擬面接で対応を練習しておけます。

3.自分を客観視できる

模擬面接を行うことで、自分を客観視できます。1人で行う場合はスマートフォンなどで録画しておきましょう。第三者に参加してもらうときは、チェックシートなどを活用するのがおすすめ。自分では気づきにくいポイントを中心に、面接官に好印象を与えられるように改善を意識してみましょう。

模擬面接のやり方

模擬面接は面接官役も配置するため、基本的に第三者に参加してもらいます。しかし、1人でも模擬面接は行えるため、自分に合った方法で実施しましょう。

1人で模擬面接を行う

1人で模擬面接を行うときは、必ずスマートフォンなどで自分を動画撮影します。志望動機や自己PRを読むだけでは、面接の練習にはなりません。自分を客観的に捉えるためにも、映像を撮って問題点を洗い出しましょう
1人で対策をすると、どうしても気持ちが緩んだり緊張感が持てなかったりするもの。しかし、それでは模擬面接の目的を果たせないため、本番の意識を持って取り組みます。

第三者に協力してもらう

友人や先輩、家族などに面接官役になってもらい模擬面接を行う方法。自分を客観的に評価してもらえ、フィードバックを受けられるのが利点です。
しかし相手が知り合いだと恥ずかしさや既聴感からやりづらいこともあるでしょう。より本番に近い状態での模擬面接を希望するなら、ハローワークやエージェントといった支援サービスを利用するのがおすすめです。

面接官役に質問してほしいことを伝えておく

第三者に面接官役を依頼するとき、希望する質問内容や特に意識して見てほしいポイントを伝えておくのがおすすめ。ある程度面接に慣れているなら、質問内容も含めてすべてを任せても良いでしょう。本番のように質問内容が事前に分からない状態で、臨機応変に対応する力も身につきます。

模擬面接では何をチェックする?

模擬面接では、回答内容だけでなく姿勢や目線、話し方といった普段では意識しづらい点をチェックしましょう。

項目詳細
表情・目線・明るい表情になっているか
・適度に相手の目を見ているか
姿勢・背筋を伸ばしているか
・着席時の手足の位置は正しいか
話し方・声の大きさは適切か
・話すスピードは早くないか
・適切な言葉遣いか
身だしなみ・面接に合った服装か
・清潔感があるか
・ヘアメイクまで気を配れているか
回答内容・結論から話せているか
・質問の意図に沿った回答か
・端的にまとまっているか

表情や目線

面接中の表情や目線は、模擬面接を行わないと分からないもの。表情が暗ければ自信がない印象になりますし、目線が定まらないと落ち着きがない印象を与えます。笑顔は自然か、相手と目を合わせて話せているか、映像や相手からのフィードバックで確認してください。

姿勢

猫背になっていないか、立つときにフラフラしていないか、座ったときの手足の位置は正しいか、姿勢も自分ではなかなか気づけないので模擬面接で確認すべきポイントです。「面接時の印象は座り方で変わる!NGなクセは事前に確認」を参考に、好印象を与えやすい姿勢を身に着けましょう。

話し方

人は、緊張すると早口になる傾向があります。しかし面接では相手に自分の情報や意思を伝えることが重要。相手が聞き取りやすい大きさとスピードを意識します。また、言葉遣いにも注意しましょう。緊張のあまり変な言葉遣いになっていないか、間違った敬語を使用していないか、意識してみてください。

服装・身だしなみ

模擬面接でも、本番を想定した服装・身だしなみで臨むのがおすすめです。どれだけ回答が素晴らしくても、身だしなみがだらしないと採用される可能性は低くなるもの。社会人としてふさわしい服装・身だしなみを心がけましょう。「正社員の面接の服装はどうすれば良い?男女ごとに詳しく解説!」のコラムも参考にしてください。

回答内容

面接でもっとも重要といえる回答内容。短時間で相手に自分の考えなどを伝えるには、結論から話し始めるPREP法が適しています。「志望動機の作り方を解説!好印象な回答をするポイントとは」でご確認ください。
また、説明を端的にまとめて伝えること、意図に合った回答にすることも意識しましょう。

入退室もしっかり確認しよう

入退室の動作やマナーも、面接で評価される部分です。ノックは3回、後ろ手で扉を閉めない、声がかかるまで座らないなど、「面接で好印象を与える入退室!採用を勝ち取るための秘訣」を参考に、基本的なマナーと流れを確認しておきましょう。

模擬面接を積極的に行いたい人の特徴

面接の予定があれば必ず行いたい模擬面接ですが、特に緊張しやすい人や面接に慣れていない人は積極的に取り組むのがおすすめ。また、面接は経験しているものの、なかなか結果につながらない人も意識的に取り組んでみましょう。

緊張しやすい人

面接は初対面の目上の人としっかりと話をするため、どんな人でも緊張するもの。なかでも、普段から緊張しやすい人はあらかじめ模擬面接を行っておくと、本番で過度な緊張を抑えられる可能性があります。
適度な緊張は良い効果をもたらすこともありますが、過度な緊張は本来の力を発揮できずに十分にアピールできない可能性も。模擬面接を行えば、面接の独特な雰囲気や守るべきマナーを事前に確認できるので、回答に集中できるでしょう。

面接の経験が少ない人

面接を受けた経験が少ないと、どのような流れで進むのか、どんな雰囲気の中で行われるのかイメージできずに本番を迎える可能性があります。正社員の採用面接はアルバイトの面接とは全く異なるため、事前に対策しておくのがおすすめ。面接について、流れや注意点は調べれば知識は身につきますが、「思うようにできない」「このときに△△になってしまう」など、実践してみると気づく点も多いでしょう。

なかなか選考の結果が出ない人

就活で何度か面接を受けているにも関わらず、なかなか結果が出ない人も模擬面接をしっかり行いましょう。結果につながらないということは、何らかの原因があるはずです。模擬面接を行うことで、これまでやっていた対策や回答が間違っていた…と気づく可能性も。第三者と行う模擬面接はフィードバックにも期待できるため、自分では意識していなかった原因が見つかるでしょう。

模擬面接はオンラインでもできる?

模擬面接はオンラインでも実施できます。近年ではオンライン面接を行う企業も増えており、オンライン面接は対面とは異なる点も多いため、できれば行っておきましょう。
オンライン面接は表情や声の伝わり方が対面とは異なります。相手にどう見えているのか、どんな音質で伝わっているのかを面接官役に教えてもらうことで、本番で意識できるようになるはずです。

オンライン面接ならではの注意点

オンライン面接では、まずWebの接続状況を確認しましょう。面接中に途切れてしまったときの対処についても把握しておくと安心です。また、画面を通しての対話となるため、カメラの角度や背景にも気を配ります。詳しくは「Web面接ってどうやるの?守るべきマナーを確認!背景はどうする?」のコラムをご覧ください。

模擬面接を最大限活用するコツ

模擬面接は、ただ受けるだけでは大きな効果を得られません。本番と同じ意識で取り組むのはもちろん、フィードバックをもらって改善点を見つけたり、その場で回答を考えたりすると、本番も自信を持って臨めるでしょう。

必ずフィードバックを受ける

第三者と模擬面接を行う最大の魅力が、フィードバックを受けられること。自分で「できている」と思っていても改善の必要性があるなど、客観的に評価してもらうことで改善につながります。事前にポイントをまとめたフィードバックシートなどを用意しておきましょう。

フィードバックを次回に活かそう

単にフィードバックを受けて終わりでは、模擬面接を行う意味が半減します。受けたフィードバックをしっかり振り返り、次の模擬面接や本番でしっかり意識することが大切。フィードバックは「良くない点を指摘するため」に行うのではありません。改善点を可視化してブラッシュアップするために行う、と考えましょう。

前日の準備も含めて対策する

面接そのものをしっかり対策しても、前日に過度に緊張したり準備を怠って遅刻や忘れ物をしたりすると、焦りから本番がうまくいかない可能性もあります。できれば模擬面接でも、前日から本番と同じ準備や心持ちで取り組みましょう。

回答は暗記しない

面接の回答は暗記しないのが基本。もちろん要所や大筋は覚えておくべきですが、文章を丸暗記してしまうと気持ちが入らず、面接官に好印象を与えるのは難しくなります。
模擬面接でも回答は丸暗記せず、その場で準備するよう意識しましょう。面接官役の人に想定外の質問をするよう依頼するのもおすすめです。

深掘りした質問を依頼する

面接では、「志望動機はなんですか?」「◯◯です」のように、一問一答で終わることは少ないです。本番で深掘りした質問をされて困らないよう、模擬面接でも回答に対して深掘りしてもらいましょう。なぜ志望したのか、なぜ強みといえるのかなど、深掘りされることで自分の考えがまとまり、自信を持って本番に臨めるでしょう。

無料で模擬面接が受けられるサービスを活用しよう

模擬面接は、就職を支援している施設やサービスで受けられることがあります。1人での模擬面接に限界を感じたり、知り合いに頼みづらかったりするときは活用してみましょう。

ハローワーク

ハローワークは国が設置する就職支援機関のため、就職を望む人なら誰でも無料で利用できます。求人検索や紹介のほかに就職相談やセミナー、模擬面接も実施しているので利用してみましょう。「ハローワークの面接練習を活用しよう!申込方法やおすすめの服装は?」も、参考にしてください。

転職・就職エージェント

転職・就職エージェントとは、民間企業が運営を行う支援サービスのこと。ハローワークと同じようなサービスを実施していますが、民間企業なのでより寄り添った支援が期待できます。また、ハローワークに比べて紹介できる求人に幅があったり、エージェントによって得意とする業界があったりするのも特徴。土日や夜間帯も対応しているなど、ハローワークより柔軟な対応が叶うでしょう。転職エージェントを利用しての模擬面接に関しては、「模擬面接と転職エージェント活用のメリット」のコラムで詳しく紹介しています。

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