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【このページのまとめ】
・ハローワークは求人紹介だけでなく、就職セミナーや面接練習も行っている
・面接を突破するためには、練習を繰り返して慣れることが大切
・ハローワークの面接練習は予約すれば誰でも利用できる
・面接練習は平日の日中に開催される
・服装は自由だが、できるだけ面接本番を意識した服装で練習に臨もう
選考で最も大きな壁ともいえる面接。面接官は質問をとおしてあなたのコミュニケーション能力や人柄、仕事に対する情熱などを見ていますが、緊張して思うように話せなかったり、要点を上手に伝えられなかったりする方も多いようです。そんな方は、ハローワークを活用してください。面接は練習を繰り返すことが大切。就職のプロにアドバイスをもらいましょう。
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ハローワークでは、以下7つの就職支援を行っています。
担当者とマンツーマンで就職相談を実施。適性の把握や自己分析のサポート、仕事探しの方法など幅広い相談が可能です。
個別相談で提案されるほか、ハローワークに設置してある端末や、自宅のパソコンを利用して求職者自身で求人を探せます。気になる求人を見つけたら職員に伝えましょう。企業に求人詳細などを問い合わせてくれます。
企業に提出する応募書類の書き方について指導を行います。ハローワークの職員は就職のプロ。経歴やスキルを一緒に確認しながら作成しましょう。
面接練習では、職員から本番同様の質問をされたり、第一印象をアップするための立ち居振る舞いやマナーについて学んだりすることが可能です。身だしなみや企業へのアピール方法などもレクチャーしています。
複数の企業が集まって合同で開催される面接会。書類選考は省いて面接のみで合否を決めるため、効率よく就活を行えます。
1社~複数社が集まる会社説明会や、実際の勤務現場の見学・社員との意見交換ができる企業訪問を実施しています。
就活や企業研究の進め方から面接・書類対策、就職マナー講座、業界ごとのセミナー、適性検査まで就職に関する各種セミナーを開催。
いずれのサービスも、利用するにはハローワークへの登録(求職登録)が必要。また、面接練習やセミナーは事前予約制なので、最寄りのハローワークで日程などを確認しておきましょう。
特に練習をせずに選考に臨む方もいるようですが、面接の練習を行うことで以下のメリットが期待できます。
「面接は慣れが大切」といわれるとおり、面接を初めて受けるよりも、場数を踏んで面接に慣れてから臨むほうが緊張感や苦手意識を持ちにくいもの。練習を繰り返すことで、面接の雰囲気や人前で話すこと、目上の人と対峙する緊張感に慣れることができます。
練習を重ねれば本番のイメージが湧き、面接当日に緊張して「上手く話せなくなってしまう」「用意しておいた回答を忘れてしまう」といった失敗を回避できるでしょう。
模擬面接をする一番のメリットは、第三者の立場から公正な意見をもらえること。ハローワークでは元人事担当者や就職支援経験者が面接練習してくれる場合もあり、第三者の目から見た的確な助言が期待できます。話しているときのクセや言葉遣いなど、自分では気付けないことを指摘してもらえる良い機会といえるでしょう。
面接対策では、入室時の正しいノックの回数や椅子に座るタイミング、退室時の挨拶の仕方など、面接の基本的な流れを教わることが可能。実際に経験することで、文字で読むだけより身につきやすくなります。
面接練習のあとには、良かった点/改善すべき点などのフィードバックがあります。改善点を意識して取り組めますし、面接の雰囲気に慣れることで自分に自信がついて、堂々と本番に臨めるようになるでしょう。
この項では、ハローワークで開催している面接練習の特徴についてまとめています。以下の特徴を参考に、自分に合う面接練習先を探してみましょう。
ハローワークの最大の特徴が、誰でも利用できること。大学の面接練習はその学校の学生のみを対象としていますが、ハローワークは公的機関で利用に制限がないため、年齢や性別などに関わらず活用することができます。
民間の就職支援サービスは、オフィスが東京にしかなかったり、全国にあっても各地域の中心地にしか設けていなかったりするのが一般的。住んでいる場所によってはアクセスが悪いこともあるでしょう。しかし、ハローワークは47都道府県すべて、各都道府県内にも複数の地域に設置。自宅から通いやすい場所にあるのが特徴です。
ハローワークの面接練習は、面接官役となる職員を変えて複数回受けることが可能です。職員によってチェックポイントや質問内容は変わるもの。実際の面接でもイレギュラーは起こり得るため、できる限り職員を変えて練習するのがおすすめです。また、何度も練習ができるので、指摘された部分を修正してブラッシュアップしていけるでしょう。
ハローワークの開庁は、基本的に平日の日中(9時~17時)。例外もありますが、在職中の人は利用しにくいのが実情です。さらに、面接練習を事前予約制とするハローワークは多いため、スケジュールを合わせにくいという声も聞きます。
ハローワークには多くの求人が集まっています。選択肢が多い点はメリットですが、求人数が多すぎて職員が企業・求人情報を把握しきれていない可能性も。事業内容や従業員情報を質問しても、データに書いてある内容しか答えられないこともあるようです。
詳しい企業情報を知りたいなら、掲載求人の選定を行っている就職エージェントを利用してみましょう。
練習時間がなかったり、面倒くさいと感じたりして練習をせずにいきなり面接に臨む方もいるでしょう。しかし、練習なしで選考を受けるのは避けたいもの。以下に理由をまとめました。
練習をせずに面接を受ける危険性の1つに、「気づかずに行うマナー違反」「評価を落とす無意識の行動」があります。人は、自分の癖には気づけないもの。無意識に行っていた行動が原因で選考落ち…とならないよう、第三者であるハローワーク職員にチェックしてもらいましょう。
面接の練習をすれば、回答のコツやポイント、避けるべき内容を把握することができます。以下は、基本的な「面接で避けたい質問・回答」。練習の段階から内容に盛り込まないよう意識してください。
質問内容にもよりますが、回答の長さは1分程度が適切。長くても2~3分に留めましょう。回答時間が長いと、面接官から「話をまとめるのが苦手」「我が強い」と思われてしまう可能性も。回答を用意したら、読み上げながら時間を計ってみると長さが把握できます。
履歴書と同じ内容の質問をされることがありますが、その場合は履歴書に沿った内容を話しましょう。資格や職歴など基本的な情報でも履歴書と面接で相違があってはいけません。履歴書を提出する前は手元にコピーを取っておくと、回答準備に活用できるのでおすすめです。
「何か質問はありませんか?」と企業の側から質問をされる逆質問。ここで「特にありません」と答えてしまうと、仕事に対する意欲がなく志望度が低いと捉えられる可能性があります。面接では逆質問があることを想定し、企業に聞きたいことを準備しておきましょう。
給与額や休暇日数、残業量などは、就活で気になるポイントの1つです。しかし、「仕事そのものではなく待遇にしか興味がないのでは」と思われる可能性があるため、面接の場でストレートに質問するのは避けた方が良いでしょう。
どうしても待遇面について聞きたい場合は、「私と同年代の給与モデルを教えてください」「繁忙期のスケジュールはどうなっていますか」というように、別の聞き方をしてみてください。
ハローワークは仕事を探す人なら誰でも利用できますが、面接練習は事前予約制。申込方法を確認しておきましょう。
ハローワークのサービスを利用するためには、利用登録(求職登録)が必要です。利用登録は最寄りのハローワークで行いましょう。自分に関する基本情報や希望する求人の条件などを入力し、申し込みます。
ハローワークのセミナー情報は、ポスターが貼り出されていたり、パンフレットやチラシが置かれていたりするほか、公式サイトに詳細が記載されることも多くなっています。
これらの方法で見つからなかった場合は直接問い合わせてみてください。
セミナーによっては、年齢制限や参加回数制限が設けられている場合もあります。同じ管轄のハローワーク開催でもセミナーごとに参加条件は違うので、希望セミナーの資格要項をしっかり確認することが大切です。合わせて、参加申し込み方法もチェックしておきましょう。
面接練習で気になるのが服装。ハローワークを利用するときに服装の規定はありませんが、面接練習ではどうなのでしょうか。
結論から述べると、面接練習も服装や髪型の指定はありません。ただし、参加条件に服装規定がある場合は注意。従わないと、予約していても参加できないこともあり得るので気をつけてください。
服装で迷ったら、本番を想定した服装で参加するのがおすすめ。緊張感が生まれるため、面接の空気感に慣れることができます。下記ではセミナー時の服装に関する注意点をまとめました。
・スーツを着用する
・アイロンがかかったシャツを用意する
・靴は汚れのないよう磨いておく
・時計以外のアクセサリーはつけない
・ヒゲは剃って清潔感を出す
・ロングヘアーの場合は黒や茶色のゴムで1つにまとめる
・ショートカットでも無香料の整髪料を使って整える
・髪色は黒にする
実際の企業の面接を意識してみてください。身だしなみに関するマナーはインターネットや書籍で調べればすぐ分かりますが、実際にやってみると小さな疑問が出てくるものです。知識は身につけていても、本番当日に初めて身だしなみを整えてみたら不安になってしまったという例も。本番前に当日と同じ服装をしてみることで、そのようなリスクを回避できるでしょう。
職員に客観的にチェックしてもらうことで、自分ではわからなかった点に気付ける場合もあります。
「こうするともっと印象が良くなる」といった、一歩踏み込んだアドバイスをもらえる可能性もあるので、面接にふさわしいと思う服装をして行きましょう。
就職に向けて面接の練習を検討しているなら、ハローワーク以外のサービスも視野に入れてみてはいかがでしょうか。ハローワークのデメリットも確認しながら、自分に最適なサービスは何か、検討してみてください。
ハローワークの面接練習は開催回数が少ないうえに、実施しているのは平日の日中と在職者にとって厳しいスケジュールといえます。予約が取れない可能性も高く、利用しづらいと感じる方もいるでしょう。
民間のなかにも、ハローワークのように就職支援サービスを実施する企業が存在します。ハローワーク利用に不都合を感じているなら、民間の就職エージェントも活用してみてください。実施しているサービスは基本的にハローワークと同じですが、保有する求人数や企業情報が異なります。
民間就職エージェントのハタラクティブでは、就職カウンセリングを平日21時(開始は19時半)まで行っています。また、土日も不定期ですがカウンセリングを実施。自分の都合に合わせて利用できるのがポイントです。
書類の添削や面接練習といったサポートも充実。業界や企業の傾向に合わせた対策を行うので、効率よく就活を進めることができます。
扱っている求人も、スタッフが実際に取材した企業のみ。「実際に働いてみたら情報と違った」という事態を防いで、納得できる結果を手に入れましょう。
ハローワークの求職登録はどのようにすれば良いですか?
まず、求職申込書に個人情報や希望の仕事内容などを記入して「求職者登録」を行います。
求職申込書を提出し、求職者情報が登録されれば、ハローワークカードが発行され、登録完了です。
ハローワークの利用方法の詳しい内容は、こちらのコラム「ハローワークのサービス内容と利用方法について」でご確認いただけます。
ハローワークの「職業相談」では何ができるの?
ハローワークでは主に「仕事を探している人」と「人材を探している企業」とのマッチングが行われています。パソコンや冊子で条件を入力し求人を探し、気になる求人を見つけたら、相談窓口で職業相談を受けるというのが一般的な流れです。こちらのコラム「ハローワークの職業相談では何ができる?」では、そのほか職業相談でできることや職業相談をするときのポイントをご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
ハローワークでの面接練習前にしておくべきことは?A.
まずは面接練習に入る前に、質問に対する回答を用意しましょう。「自己紹介」「志望動機」「前職で身につけたスキル」「前職の退職理由」など、面接で質問されそうな内容をリストアップし、1つずつ回答を考えます。また、マナーを知っておくことも大切です。こちらのコラム「就活の面接のマナーが知りたい!服装に決まりはある?入室の流れも解説」では入室から退室までのマナーを解説しているので、一度目を通しておくことをおすすめします。
平日の日中に時間を取れない場合、どうしたら良い?
ハローワーク利用に不都合を感じているなら、民間の就職エージェントも活用してみてください。実施しているサービスは基本的にハローワークと同じですが、保有する求人数や企業情報が異なります。民間就職エージェントのハタラクティブでは、就職カウンセリングを平日21時(開始は19時半)まで行っています。また、土日も不定期ですがカウンセリングを実施。自分の都合に合わせて利用できるのがポイントです。
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