ハローワークとは?できること・使い方を初心者向けに解説
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ハローワークとは、就職・転職活動を無料でサポートしてくれる公的施設のこと
「ハローワークとは、そもそも何をする場所なのか?」と気になる方もいるでしょう。ハローワークは、国が運営する就職支援の窓口で、求人紹介から職業相談、失業保険の手続き、職業訓練までを無料で利用できます。
このコラムでは、ハローワークの利用の仕方からメリット・デメリットまでを厚生労働省の情報をもとに解説します。ハローワークの利用の仕方が気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
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ハローワークとは?
ハローワークとは、厚生労働省が運営する「無料の就職支援機関」です。仕事を探している求職者と、人材を求めている企業を仲介し、地域の雇用の安定を図る役割を担っています。
国の公的な機関であるため、年齢や経歴、現在の状況に関係なく、「仕事を探している人」なら誰でも基本的なサービスを無料で利用できるのが特徴です。
全国に500カ所以上の拠点を展開する国内最大級の就職支援ネットワークを持っており、すべての求人情報がシステム上で共有されています。そのため、都市部だけでなく地方の求人まで幅広くカバーしているほか、自宅の近くにいながら離れた地域の求人情報を調べることも可能です。
在職中の転職活動や、フリーター・未経験からの正社員就職、ブランクがある状態からの社会復帰など、さまざまな状況における最初の相談先として役立つでしょう。
ハローワークの正式名称は「公共職業安定所」
ハローワークの正式名称は「公共職業安定所」です。「職安(しょくあん)」や「ハロワ」と呼ばれることもありますが、これらはすべて同じ機関を指しています。
「ハローワーク」という呼び名は、公共職業安定所の愛称として使用されているものです。行政上の正式な文書では「公共職業安定所」と表記され、日常的な案内や求人サイトでは「ハローワーク」と表記されることが一般的です。どちらの呼び方であっても、提供されるサービスや利用方法は変わりません。
こんな人におすすめ
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監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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ハローワークの7つの利用の仕方
ハローワークで受けられる主な就職支援や各種手続きは、大きく7つの利用方法に分類されます。それぞれの窓口や機能で行えるサービス内容を事前に把握しておくことで、自身の状況に合う適切なサービスを効率的に選べるでしょう。
ここでは、ハローワークの7つの利用の仕方をそれぞれ解説します。「ハローワークでできることは何なのか?」と気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
ハローワークの利用の仕方
- 求人を探す、相談する
- 求人票の見方や求人の種類を知る
- 職業訓練で資格やスキルを身につける
- 応募書類や面接の対策をする
- 属性や状況に応じた専門窓口を利用する
- 在職中の転職活動に活用する
- 失業保険(雇用保険)の手続きをする
求人を探す、相談する
ハローワークでは、館内に設置された検索端末を使い、全国の求人情報を無料で閲覧できます。豊富な求人情報のなかから勤務地や職種、給与といった希望条件に絞って、自分に合う仕事を探すことが可能です。
また、気になる求人があれば、窓口で詳しい労働条件や応募状況などを確認できます。応募したい企業が決まったら、窓口で「紹介状」を発行してもらい、選考に進むのが一般的な流れです。
ハローワークではオンライン上でも求人の閲覧や応募が可能
ハローワークインターネットサービスで求職者登録をすれば、自宅のパソコンやスマートフォンから求人検索できるようになります。マイページ上で希望条件を登録しておけば、条件に合う新着求人を自動で受け取れるため、情報収集の手段として活用するのがおすすめです。
さらに、オンライン上で直接応募手続きを完了させられる求人もあるので、「来所する時間が取りにくい」という場合も手軽に就職活動を進められるでしょう。
参照元:ハローワークインターネットサービス「トップページ」
求人票の見方や求人の種類を知る
ハローワークで気になる求人を見つけたら、求人票の詳しい労働条件について窓口で職員に質問できます。基本給と手当の内訳や休日制度など、自分一人では分かりにくい項目をその場で詳しく解説してもらうことが可能です。また、募集職種が「正社員」なのか、「契約社員」なのかといった、雇用形態ごとの特徴や注意点についてもアドバイスを受けられます。
疑問点を窓口でしっかりと確認しておくことで、入社後のミスマッチを事前に防げるでしょう。
職業訓練で資格やスキルを身につける
ハローワークでは、新たな職種への就職に必要なスキルや資格を取得できる「職業訓練(ハロートレーニング)」の相談・申し込みが可能です。窓口では事務職向けのパソコンスキルからIT、建築、介護にいたるまで、多種多様なコースの案内や選考のアドバイスを受けられるでしょう。受講料は原則無料(テキスト代等は自己負担)となっており、要件を満たせば手当を受給しながら通える仕組みもあります。
地域によって受講できる職業訓練の内容が異なるので、気になる方は、まずはどのようなコースがあるかを窓口で確認してから検討するのも手です。
応募書類や面接の対策をする
ハローワークでは、応募書類の添削や本番を想定した模擬面接など、マンツーマンでの選考対策を受けられます。客観的な視点から自己PRの書き方や面接での受け答えのアドバイスをもらうことで、自信をもって選考に臨めるのがメリットです。
ただし、模擬面接など時間を確保して行うサポートは事前予約制としている拠点が多い一方、応募書類の添削は予約なしで随時受け付けている場合もあります。運用は拠点によって異なるため、希望する場合は事前に窓口や電話で確認・予約しておくと安心です。
属性や状況に応じた専門窓口を利用する
ハローワークの一般窓口だけでなく、利用者の現在の状況やライフステージに特化した専門の相談カウンターを活用する方法もあります。厚生労働省「公共職業安定所(ハローワーク)の主な取組と実績 ハローワークの専門支援窓口・施設(p.4)」のとおり、全国に専門の拠点が配置されており、自身の事情に合わせたより詳しい相談を行えます。窓口では新卒者や若年層、子育て中の方、障害のある方など、それぞれの環境に合わせた専門スタッフによる丁寧なサポートが用意されているのが特徴です。
まずは最寄りのハローワークにどのような専門窓口が設置されているかを確認し、自分の状況に合うカウンターで相談してみましょう。
なお、属性や状況に応じた専門窓口の種類と特徴は、後述するのでぜひチェックしてみてください。
在職中の転職活動に活用する
ハローワークはすでに退職した方だけでなく、現在会社に勤めていて転職を検討している在職中の方も利用可能です。先述したように、ハローワークインターネットサービスの「求人検索」ならオンライン上で求人を探せるほか、平日の夜間や土曜日に開庁している拠点を利用すれば、仕事を続けながらでも無理なく情報収集を進められます。
退職後の転職をスムーズに進めるために、在職中の段階で一度窓口に足を運び、今後の進め方を相談しておくのがおすすめです。
失業保険(雇用保険)の手続きをする
退職した後に次の仕事が見つかるまでの期間、生活の安定を図るための失業保険(雇用保険)の受給手続きを行えます。手続きの際は、前職の会社から発行される「離職票」などの必要書類を揃えて窓口に提出し、指定の説明会への参加や、定期的な求職活動実績の申告を行うのが一般的な流れです。
受給要件を満たすことで前職の給与などに応じた手当が支給されるため、経済的な不安を軽減しながら納得のいく仕事探しを進められるでしょう。
失業保険の給付手続きは管轄ハローワークで行う
求人検索や一般的な職業相談は全国どこのハローワークでも自由に利用可能ですが、失業保険(雇用保険)に関する手続きは、原則として「住民票の住所地を管轄するハローワーク」の窓口で行う必要があります。住民票の住所と実際に住んでいる場所が異なる場合の取り扱いは、事前にハローワークへ確認しておくと安心です。
参照元:ハローワークインターネットサービス「雇用保険の具体的な手続き」
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ハローワークの種類(専門の窓口)
先述したように、ハローワークには年齢や状況に合わせたサービスを受けられる専門の窓口があります。それぞれのハローワークの専門窓口の特徴や、どのような人におすすめかを以下にまとめました。
新卒応援ハローワーク
新卒応援ハローワークは、大学や専門学校などを卒業予定の学生や、卒業後おおむね3年以内の方を対象とした窓口です。都道府県に1カ所以上、全国56カ所に設置されています。
就職活動の始め方や応募書類の準備、面接の対策など、はじめての就職を専門の担当者にサポートしてもらえるため、学業と両立しながら安心して相談を進められるでしょう。
わかものハローワーク
わかものハローワークは、正社員就職を目指すおおむね35歳未満の若年層を対象とした窓口で、全国に21カ所設置されています。就職支援ナビゲーターによる担当者制で継続して相談できる場合が多く、就職活動の進め方に不安がある方も、じっくり相談しながら仕事を探すことが可能です。
近くにわかものハローワークがない場合は、全国のハローワーク内に設けられた「わかもの支援コーナー」「わかもの支援窓口」も利用できます。
マザーズハローワーク
マザーズハローワークは、子育てをしながら仕事を探す方を対象とした窓口で、全国23カ所のほか、同様の支援が受けられる「マザーズコーナー」が全国183カ所開設されています。キッズコーナーやベビーチェアが用意されていることが多く、子ども連れの方も相談しやすい環境が整っているのが特徴です。
仕事と家庭の両立に配慮した求人の紹介も、窓口でスムーズに受けられるでしょう。
専門援助部門(障害のある方の窓口)
専門援助部門は、障害のある方の就職を対象とした窓口で、全国の多くのハローワーク内に設置されています。障害の特性や希望に合わせた相談から就職後の職場定着まで、一貫した個別サポートを受けられるのが特徴です。
一般の窓口とはブースやフロアが分かれているケースが多く、配慮してほしい点をじっくり相談しながら仕事を探せます。
ふるさとハローワーク
ふるさとハローワークは、通常のハローワークが設置されていない市町村にお住まいの方を対象とした施設で、地元の自治体と国が共同で運営しています。身近で通いやすい場所にありながら、国の求人情報システムを使って全国の求人を検索でき、窓口で職業相談や紹介状の発行を受けられるのがメリットです。
ただし、一般のハローワークとは異なり、失業保険(雇用保険)の手続きや職業訓練の申し込みなどには原則として対応していません。そのため、求人を探したいときは近くのふるさとハローワーク、失業保険の手続きを行いたいときは通常のハローワーク、と目的に応じて使い分けるとよいでしょう。
生涯現役支援窓口(シニア向け)
生涯現役支援窓口は、おおむね60歳以上の方など、年齢を重ねてからの再就職を目指す方を対象とした窓口で、全国の主要なハローワークに設置されています。これまでの経験を活かせる仕事の紹介や、シニア世代に特化した求人の案内など、体力や希望に合わせた働き方を相談員と一緒に見つけられるでしょう。
なお、窓口の名称や設置状況は地域によって異なるため、近くのハローワークの案内を確認してみるのがおすすめです。
ハローワークを利用するメリット・デメリット
ここでは、ハローワークを利用するメリット・デメリットを紹介します。就職・転職活動で利用するべきかを検討する際の参考にしてみてください。
ハローワークのメリット
地域に密着した企業や店舗の求人を見つけやすい点がメリットです。全国各地に設置されており、地域に根差した中小企業などが集まりやすいため、特定のエリアや地元で働きたい方に適しています。また、公的な相談機関として求職者の希望に合わせた情報提供を行うスタンスであるため、応募を強く促されるようなことがなく、自分のペースで仕事を探せるでしょう。
さらに、失業保険や職業訓練にともなう公的な給付金の手続きと並行して活動できるほか、窓口の職員による職業相談や面接練習などの選考対策を受けられる点も強みです。
ハローワークのデメリットと補い方
求人票に記載される情報量は企業によってばらつきがあり、職場の雰囲気までは分かりにくい傾向があります。この場合は、気になる企業が見つかった段階で窓口の相談員へ詳細を確認したり、企業の公式ホームページを自分でチェックしたりすることで、きちんと情報を集められます。
また、自分から進んで求人を探したり窓口で質問したりしないと、仕事探しがなかなか前に進まない点もデメリットです。就職・転職活動をスムーズに進めるためにも、あらかじめ「来週応募する求人を1件見つける」「毎週△曜日に相談に行く」といった具体的な予定を決めて動くようにするとよいでしょう。
ハローワークを就職・転職活動で利用する流れ
ハローワークを就職・転職活動で利用するときは、以下のステップで応募まで進めるのが基本です。
ハローワークを利用するときの流れ
- 求職者登録をする
- 求人を探して窓口で相談する
- 紹介状を発行してもらう
- 書類を送付して面接へ進む
ハローワークを利用するときは最初に窓口やインターネットから基本情報を登録し、すべてのサービスを利用するのに必要な「ハローワーク受付票(ハローワークカード)」を受け取ります。登録が完了した後は、館内の検索端末やスマートフォンから求人を探し、希望に合う仕事を探してみましょう。
気になる求人が見つかったら、窓口の職員に相談して詳しい条件を確認して、実際の働き方を具体的にイメージして本当に自分に合う仕事なのかを見極めることが大切です。
応募を決めたら、ハローワークから応募の必須書類である「紹介状」を発行してもらいます。紹介状は、履歴書などの応募書類とあわせて企業へ送付するか、面接時に持参して担当者へ提出するのが一般的です。最初は窓口へ行くのに少し緊張するかもしれませんが、職員が一つずつ丁寧にサポートしてくれるため、焦らずに自分のペースで進めていきましょう。
ハローワークと民間の就職支援サービスの違い
ハローワークと民間の就職支援サービスの違いは、以下のとおりです。
どれか一つに絞る必要はなく、それぞれの強みを活かして複数を併用するのが効果的です。たとえば、地元の求人探しや公的な手続きはハローワークで行い、プロによる手厚い選考対策や幅広い情報の収集は民間サービスでカバーする方法もあります。
それぞれのサービスの強みを活かしながら使い分けることで、より選択肢を広げて就職・転職活動を進められるでしょう。
エージェントなら就職活動の不安や悩みをその都度相談できる
「一人での仕事探しに限界を感じる」「面接に自信がない」といった不安や悩みがある場合は、民間の就職・転職エージェントを頼ってみるのがおすすめです。エージェントでは専任のキャリアアドバイザーが付き、求人の紹介から書類選考、面接対策までマンツーマンで並走してくれます。
ハタラクティブでは、就職・転職活動を進める際の不安や疑問もその都度LINEで相談することが可能です。就職・転職自体を迷う段階からでも無料で利用できるので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
まとめ
ハローワークとは、国が運営する無料の就職支援機関です。館内での求人検索や窓口での職業相談、失業保険の手続きのほか、スキルを身につけられる職業訓練の申し込みなど、仕事探しに関する幅広いサポートをすべて無料で受けられます。
初めて利用する際は、窓口やインターネットで求職者登録を行い、ハローワークカードを受け取るところから始めましょう。
求人を調べつつ、分からないことがあれば窓口の相談員に質問しながら進めるのが、自分に合う職場を見つけてミスマッチを防ぐためのコツです。
もし「自分一人で進めるのが不安」「プロにマンツーマンでサポートしてほしい」と感じる場合は、ハタラクティブへご相談ください。ハタラクティブは、20代のフリーターや第二新卒の方を中心に支援を行っている就職・転職エージェントです。
キャリアアドバイザーがこれまでの経歴や希望の働き方を丁寧にヒアリングしたうえで、あなたに合う求人を厳選してご紹介します。応募先やあなたの強みに合わせた書類の添削、面接対策のアドバイスも受けられるので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
ハローワークに関するよくある質問
ここでは、ハローワークに関するよくある疑問の回答をQ&A形式でまとめました。
ハローワークとは何をする場所ですか?
ハローワークとは、簡単に言えば求人紹介や職業相談、失業保険の手続き、職業訓練の案内などを無料で受けられる場所です。「世間でいう職安とは何か違うの?」と思う方もいるかもしれませんが、正式名称である「公共職業安定所」や「ハロワ」もすべて同じ機関を指します。
ハローワークは国が運営する公的な窓口として、仕事を探す人と人材を求める企業をつなぐ役割を担っています。就職や転職を検討している方であれば、求人探しから応募、就職後の手続きまで一貫して相談することが可能です。
ハローワークは誰でも利用できますか?
就職や転職を考えている方であれば、誰でも無料で利用できます。在職中の方や学生、離職中の方も利用でき、年齢や雇用形態による制限はありません。特別な資格も不要で、求人検索や相談だけの利用もできます。
ハローワークの利用にお金はかかりますか?
かかりません。求人紹介や職業相談、応募書類の添削、面接の練習、職業訓練の案内など、ハローワークのサービスはすべて無料で利用可能です。国が運営する機関のため、費用の心配なく相談できます。
ハローワークの求人は自宅からも探せますか?
ハローワークインターネットサービスの求職者マイページを登録すると、自宅のパソコンやスマートフォンから求人を検索できます。気になる求人を保存しておき、窓口で相談する使い方もできるため、来所の負担を減らしながら仕事探しを進められるでしょう。
ハローワークと民間のエージェントはどちらを使うべきですか?
どちらか一方に絞る必要はなく、併用するのがおすすめです。ハローワークは地域の求人や失業保険、職業訓練など公的な支援を受けられます。一方、民間のエージェントは、幅広い求人情報や手厚い選考サポートに強みがあります。それぞれの特徴を理解し、目的に応じて使い分けると、就職・転職活動の選択肢を広げられるでしょう。
もし、自分一人で就職活動を進めるのに不安がある場合は、ハタラクティブへぜひご相談ください。就職支援のプロが専任であなたに合う仕事探しをサポートします。