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面接で言葉遣いに失敗したら落ちる?就活でよく使う敬語一覧をご紹介!
更新日
この記事のまとめ
- 言葉遣いだけで面接に落ちることはないが、選考で不利になることはある
- 謙譲語と尊敬語を使いこなせれば、面接官に「言葉遣いが丁寧」な印象を与えられる
- 「断り」や「お願い」にはクッション言葉を活用すると丁寧になる
- 言葉遣い以外に、面接では「話し方」「立ち振る舞い」「見た目」などを見られている
面接では服装やマナー、言葉遣いなどさまざまな要素をチェックされますが、その中でも「言葉遣い」は就職・転職活動を有利に進めるうえで重要なポイントです。
この記事では、面接でよく使う言葉遣いに絞ってご紹介。正しい敬語を使うことで、面接官に好印象を与えられます。「面接で好印象を与える言葉遣いが知りたい…」と悩んでいる方は、ぜひこのコラムをご一読ください。本番までに一通り使いこなせるようにしましょう。
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「言葉遣い」で面接に落ちる理由
「言葉遣い」で面接に落ちる理由は、「ビジネスマナーに欠ける」と判断されるためです。
ビジネスシーンでは敬語を使って話します。面接時に正しい言葉遣いができていないと、面接官は「この学生は入社後にきちんと働けるだろうか」「自社の社員として、お客様や取引先へ失礼のない対応ができるだろうか」と不安になってしまいます。
言葉遣いだけで合否が決まるわけではありませんが、ビジネスマナーは選考を左右する大切な要素だと覚えておきましょう。
言葉遣いのマナー「敬語編」
まずは「敬語」のマナーから学んでいきましょう。ここでは面接で頻出する敬語について、正しい使い方をまとめました。そのほか、「尊敬語と謙譲語の違い」にも触れています。それぞれチェックしていきましょう。
「私」?「御社」?面接で使う基本的な敬語をチェック
面接時の言葉遣いとして最初に押さえておきたいのは、「一人称の呼び方」と「応募先企業の呼び方」です。
一人称の呼び方は?
自分自身のことは、男女とも「私(わたくし)」と呼ぶのがベスト。「わたし」でも問題ありませんが、ビジネスシーンにおいては、より丁寧な「わたくし」を使うほうが好印象を受けやすくなります。「私(わたくし)」と言い慣れていない場合は、日頃から使うようにするとよいでしょう。
また、面接で使いがちな「僕」「自分」などの一人称は、実はフランクな間柄で使う一人称です。面接や目上の人と話をする場では、「僕」や「自分」は使わないようにしましょう。
応募企業の呼び方は?
面接では、応募先企業を「御社」と呼びます。
「こちらでは」「貴社(書類上の呼び名)では」などと言わないようにしましょう。
また、社長のことは「○○社長」と名前をつけるのが基本です。役職のある人は「○○常務」「○○部長」と呼びます。
面接官に対しては、「○○さん」「○○様」と名前をきちんと呼ぶほうが印象がよいでしょう。
ちなみに志望先が銀行なら「御行」、病院なら「御院」、学校なら「御校」といいます。人の呼び方は、会社の場合と同じように「○○院長」「○○校長」などと役職名をつけて呼びましょう。
「なので」「だから」「とても」…敬語では何という?
面接で使う敬語の中でも、言い換えに苦労するのが「なので」「だから」「とても」などの言葉です。これらは敬語ではないので、面接で使うと失礼にあたります。
「なので」「だから」を敬語にすると?
つなぎ言葉として頻繁に使用する「なので」「だから」といった言葉。面接では「ですので」「ですから」と言い換えましょう。同じ意味なのでどちらを使っても構いませんが、「ですので」のほうが若干柔らかい印象を与えます。より丁寧に受け答えをしたいなら、「ですので」を使うとよいでしょう。
「とても」「すごく」を敬語にすると?
「とても」「すごく」を使いたいときは、「非常に」「大変」などと言い換えましょう。程度の大きさを表現する「とても」や「すごく」といった言葉は丁寧なイメージがあるので、目上の人と話すときにも使ってしまいがちです。しかし敬語表現ではないため、ビジネスシーンには適しません。
そのほか、面接でよく使う「敬語」一覧
上記でご紹介した以外にも、間違えやすい敬語表現があります。ここでは、最低限覚えておきたい敬語表現をまとめています。
・このあいだ→先日
・あとで→後ほど
・もうすぐ→間もなく
・ちょっと→少々
・~といいます→~と申します
・すみません(謝罪)→申し訳ありません
・すみませんが(打診)→恐れ入りますが、恐縮ですが
・悪いのですが→申し訳ありませんが
・了解しました→承知いたしました
・~でいいですか→~でよろしいでしょうか?
・~と思っています→~と存じます
・知っています→存じております、存じ上げています
・読みました→拝読しました
・見ました→拝見しました、お見受けしました
・来ました→参りました
・~します→~いたします
・ありません→ございません
上記の表現は面接で使うことが多いので、自然に使いこなせるよう練習しましょう。
尊敬語と謙譲語の違い
ここまでで紹介した敬語表現の多くは「謙譲語」といい、「自分の動作を低めることで相手に敬意を示す」敬語表現です。面接では自分について話すことがほとんどなので、まずは先述した「謙譲語」を身に付けましょう。
一方「尊敬語」は、「相手の動作を高めることで敬意を示す」敬語表現です。面接でよく使われる尊敬語を、以下のトピックにまとめました。
面接でよく使う尊敬語
・する→なさる、される
・言う→仰る
・思う→お思いになる
・見る→ご覧になる
・読む→お読みになる
・考える→お考えになる
・行く→いらっしゃる、おいでになる
・来る→いらっしゃる、お越しになる
・いる→いらっしゃる
・帰る→お帰りになる
・知っている→ご存じ
・~してくれる→~してくださる、~くださる
・~してもらう→~していただく、~いただく
「尊敬語」が使えるようになると、面接官への逆質問や企業との電話連絡にも対応しやすくなります。謙譲語とあわせて身に付けておきましょう。
言葉遣いのマナー「表現編」
「敬語編」をクリアしたら、次は「表現編」!面接はもちろん、入社後も頻繁に使う表現ばかりですので、しっかりと身に付けましょう。
「クッション言葉」を使おう
ビジネス会話の極意の1つは「クッション言葉を使うこと」。クッション言葉とは、文章の前に入れることで、表現に柔らかさをプラスしてくれるフレーズのことです。ビジネスシーンでは、ときに相手の意見をはっきりと否定したり、相手からの誘いを断ったり、聞きづらいことを尋ねたりする場面があります。そんなとき、「恐れ入りますが」「よろしければ」といったクッション言葉を挟むことで、言われた側も受け止めやすくなり、円滑なコミュニケーションが生まれるのです。
面接でよく使う「表現」
電話連絡や面接会場に着いてからの取次のお願い、逆質問で聞きづらいことを尋ねるときなど、面接でクッション言葉が活躍するシーンは多くあります。以下に使いやすいフレーズをまとめました。
・「恐れ入りますが」「申し訳ありませんが」「大変恐縮ですが」
・「お手数をおかけしますが…」
・「お忙しいところ申し訳ございません…」
・「失礼ですが」
・「差支えなければ」
・「よろしければ」
・「せっかくのお誘いですが」
・「誠に不本意ではございますが」
・「私事で大変恐れ入りますが」
日常生活ではあまり使わないフレーズなので、面接の前に口に出して慣れておくことをおすすめします。
マナー違反!「失礼にあたる表現」
丁寧な言葉遣いとして使っているつもりでも、面接官に失礼な印象を与えてしまう表現があります。面接で使ってしまう人も多いので、チェックしておきましょう。
「一応」「なるほど」「たしかに」「参考になります」
「なるほど」「参考になります」などは、相手への共感や尊敬を示そうとして、つい使っていまいがち。へりくだっているイメージの表現ですが、実は目上の人に使うと失礼な言葉です。言い換えに使える適切な表現がないため、使用しないと覚えておくといいでしょう。
「大丈夫です」
話し言葉としてよく使う「大丈夫」ですが、これだけではYESかNOか分かりません。面接官に「今の大丈夫はどちらの意味ですか?」と聞き返す手間を掛けないためにも、「問題ございません」と言いましょう。
「勉強させていただきたい」
一見謙虚なイメージの表現ですが、「会社に育ててもらいたい」という他力本願な印象を与える恐れがあります。「勉強いたします」と言い換えるのがよいでしょう。
「成長できる仕事がしたい」
こちらも一見謙虚でやる気を感じる表現です。しかし「勉強させていただきたい」と同様に、「成長させてほしい」と会社に要求しているようにも受け取れます。「仕事を通して人間的に成長したい」と言い換えるのがよいでしょう。
面接で見ていることはほかにもある
面接でマナーや言葉遣いを見られるのは基本ですが、他にもさまざまなチェックポイントが存在します。どんな点に気をつければよいのか、詳しく見ていきましょう。
話し方のマナー
まずは「話し方のマナーが洗練されているか」です。
話し方のクセがある人は…
話はじめる前に「あの~」「えっと」「そうですね」「えー」などとつい言ってしまったり、「○○なので~」と語尾を伸ばしてしまったりするクセはありませんか?これらの話グセは、面接ではすべてNGワードと言われています。面接では「~です」「~ます」といった丁寧な語尾を使って話を締めくくると、キレイな日本語をアピールできるでしょう。話し方にクセのある人は、面接で素の言葉が出てしまわないように日頃から意識しておくことが大切です。
また面接のときだけ、使い慣れない敬語を使う人もいるでしょう。しかし、話し方の違和感や使い慣れていない雰囲気は相手に伝わりやすいものです。目上の人と話をするときに普段から意識して話すことで、本番でも違和感なく敬語を使えるでしょう。
聞き取りやすい大きさの声で話そう
面接では、聞き取りやすい大きめの声でゆっくりと話すのがベストです。声を出すことで相手に元気で明るいイメージが伝わり、好印象を持たれやすくなります。
逆に小さな声でボソボソと話していると、暗い印象を与えるばかりではなく、面接官に内容が伝わらず誤解を招くことも…。面接官と意思の疎通をしっかり図りながら、一つひとつ丁寧に答えていきましょう。
また一定の大きさの声で喋れていても、語尾が尻つぼみになるような話し方をする人もいます。語尾までしっかりと声の大きさを保つことで、自信溢れるイメージを面接官に与えましょう。
相手からの質問を最後まできちんと聞くこと
面接官が最後まで話し終える前に回答をはじめていませんか?自分に置き換えてみれば分かると思いますが、最後まで話を聞いてもらえないと、話を遮られたような印象を受け、不快な思いをすることもあります。
話をしている人の言葉に耳を傾けることは、ビジネスシーンに限らず人として大切なことです。必ず面接官が話し終わるまで待ってから答えるようにしましょう。
入退室のマナー
ドアをノックする回数や一礼のタイミングといった「入室の仕方」は、第一印象を左右する重要なポイントですので、必ず押さえておきましょう。
面接室の前に立ったら、まずはドアをノックします。
正しい回数は日本では「3回」が一般的、海外では「4回」が基本です。
海外のノック回数マナー(4回)は「プロトコールマナー」という国際基準によって定められており、世界共通のルールと言われています。
一方、日本のビジネスマナーにおいては、3回が正しい回数とされています。「面接では3回ノックする」と覚えましょう。
ちなみによくしがちな2回ノックは、「トイレの空室確認をするときに叩く回数」として認識されていることが多く、実は失礼にあたります。注意しましょう。
姿勢(立ち方、座り方など)
入室したあとに向かう場所は、椅子の横です。
集団面接ではない限り、椅子の横はスペースが空いているはず。椅子の横で背筋を伸ばし姿勢よく直立し、一礼をしてから名乗りましょう。
その後、面接官から「どうぞおかけください」という言葉がかけられるまで着席はNGです。
声をかけられたら、正しい着席方法で静かに座ります。
着席している間も気を抜かないように気をつけましょう。
姿勢を崩したり、背もたれに寄りかかったり、両足を開きすぎたりしないように気を張っておくことが大切。
また、ついついしがちな腕組みや足組みをしないことも、頭に入れておきたい注意点の一つです。
退出時は姿勢が崩れないように気をつけながら、背筋をピンと伸ばしてキレイに立ち上がりましょう。
服装マナー
面接時の服装は、就活者はリクルートスーツ、転職希望者はビジネススーツが一般的です。
バッグ・靴は黒、黒系でシンプルなデザインが無難。
ネクタイは、落ち着きあるカラー・柄を選ぶと最適です。
また清潔感も大切なチェックポイントの一つ。
袖口が汚れていないか、襟はきちんと整えられているか、シャツに染みはないかなどの身なりチェックも欠かせません。
面接前には、念には念を入れて服装チェックを行い、ベストな状態で臨むようにしましょう。
髪型のマナー
見た目の印象を左右しやすい髪型。
業種別に限らず、好感の持てるヘアスタイルがよいでしょう。はじめて会う人の第一印象は、出会ってから10秒で決まってしまう、という説もあるほど重要な部分です。
髪型一つで顔の印象まで変えられるため、面接日までに整えておきましょう。
【男性の場合】
就活生は元気なイメージがあるもの。顔の表情がきちんと見える短髪の髪型が好印象につながりやすくおすすめです。
【女性の場合】
明るく若々しさが残る就活女子。
男性と同じく、顔の表情がはっきりと見える髪型がよいでしょう。
女性の場合は、ショート・ミディアム・ロングなど、髪の長さに合った好印象のヘアスタイルを意識することをおすすめします。
どのヘアスタイルにも共通しているポイントは下記のとおりです。
・前髪が顔にかからないようにする(おでこを少し見せる)
・サイドの髪が耳に覆いかぶさらないようにする(耳にかける)
・顔がやぼったく見えないようにする
・清潔さを心がける
・ピンを使うときは、見えないところに使う
・お辞儀をしたときに髪が乱れないかがポイント
・ヘアアクセサリーは目立たないタイプを使う
清潔さを意識した面接用のヘアスタイルを考えておくとよいでしょう。
※志望企業によっては「女性のヘアスタイルが画一的である必要はない」と考えている場合もあります。その場合は上記の限りではありません。
面接の言葉遣いに関するQ&A
面接の言葉遣いについて、よくある質問をまとめました。
言葉遣いを間違えたら面接に落ちるの?
間違った言葉遣いをしても、それだけで面接に落ちることはありません。
ただし接客業など、美しい言葉遣いが求められる職種では、言葉遣いの採点が厳しいこともあります。面接後の合否が気になる人は、「面接中の合格or不合格サインとは?」を参考にしてみてください。
「~したいと思います」はNGと聞いたけど本当?
NGという訳ではありませんが、「思っているだけ」という印象を持たれることがあります。
「~したいと考えます」「~する決意です」のほうが、面接官へ自信ある印象を与えられるでしょう。面接で言わないほうがいい言葉をおさえるために、「面接対策の1つ!面接で言ってはいけないNGワード集」をチェックしてみてください。
丁寧すぎて社風とかけ離れていないか不安
面接で丁寧な言葉遣いをして損をすることはありません。
志望企業がどんな社風でも、丁寧な言葉遣いで対応しましょう。ただし、二重敬語やへりくだりすぎた言葉遣いは失礼な印象を与えるので注意してください。二重敬語について知りたい人は、「発表させていただきます、は何が間違っているのか?」を参考にしましょう。
面接官の言葉遣いが乱れていたら、どう対応する?
たとえ面接官が乱れた言葉遣いをしていても、丁寧な言葉遣いで対応してください。
場合によっては「志望者の対応力をみるために、あえて乱れた言葉遣いをする」面接もあります。心を乱されることなく、最後まで丁寧に対応しましょう。圧迫面接の乗り切り方は、「圧迫面接はこう乗り切れ!面接官の意図を理解しよう」をチェックしましょう。
面接のマナーや受け答え方に不安のある方は
常識的なマナーや言葉遣いは、その人の日常が色濃く現れるもの。入社後を想定して、就活の時点でしっかりとしたマナーと言葉遣いを身につけることが大切です。
普段から使い慣れている人は、面接のときに違和感なく使いこなせるでしょう。しかし、使い慣れていない人にとっては難しく、間違いも多くなりがちです。
正社員を目指して就活をはじめた人の中には、面接の壁に出会っている人もいることでしょう。
「どんな質問をされるのか不安」「面接のときの適切な服装を知りたい」「敬語の使い方があっているか心配」「面接対策を相談したい」などなど、たくさんの疑問点と不安があると思います。
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